221 【突発】季節の雫【忙しい人のためのRP村】
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― 回想・男子寮入口 ―
[>>3:182ぶんぶんと手を振って去って行く音上の後ろ姿を、こちらもゆるゆると手を振って見送る。 始めて会った時も、今も。 嵐のように去って行く姿が賑やかで、なんとも微笑ましい。
そして残された彼女を見やる。 彼が呼んでいた名前は―――……]
えーと…美夏、ちゃん? 音上くんと知り合いなのかな …その、落し物って…もしかして…
[別れ際、立て続けに投げ掛けられた言葉の中に>>3:181、落し物がどうとか聞こえた気がした。 期待に逸る気持ちを抑えて、出来るだけ冷静に声を掛ける。]
(0) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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「―――すみませんでした!」
[勢い良く下げられた頭と謝罪の言葉に目を瞬かせる。 悪いのはカメラを置き忘れて来た自分で、届けてくれた彼女には感謝こそすれ、怒る理由が見当たらなかった。 そして差し出されたカメラを見れば、見つかった、この手に戻って来た、という安堵でいっぱいで。]
…もう戻ってこないかもって思ってたから、すごく嬉しい ありがとう…!
[肩に手を乗せ、頭を下げて謝る彼女>>3:187の身体をそっと起こす。 感謝の言葉を告げカメラを受け取ると、彼女の罪悪感が少しでもなくなれば…と笑顔を返した。]
(1) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 23時半頃
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― 翌朝・通学路 ―
[昨日より少し早い時間。 辺りは朝と言うよりも、まだ夜に近い空気を纏っていた。 鞄の中には、無事に手元に戻ったカメラ。
このカメラを再び手にした時、次一番に撮るのは朝日にしようと決めた。 …昨日の同じ時間、あの瞬間を、なぞらえたいのかもしれない。 そうしたところでもう二度と戻らない瞬間だということは分かっているけれど。 でも無性にそうしたかった。
約束のない、どこか密会にも似た朝の屋上へ。
期待と不安が入り混じる通学路を進んで行く。]
(29) 2015/04/21(Tue) 10時頃
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[屋上への扉を開ければ飛び込んでくるのは朝日ではなく、未だ暗闇。 目を凝らして辺りを見渡すと、ぼんやりと浮かぶ人影を捉える。]
…桐谷くん?
[…ああ、今日もいた。 安堵と同時に、じんわりと心が温かくなる。]
おはよう …本当に早起きだね なんていうか、意外
[からかうように声を掛ける。 少し着崩した制服にいつでもヘッドホンを付けて歩く姿は、不良とまではいかずとも決して“真面目な生徒”に分類されるものではないだろう。 そんな彼が一昨日、今日と、自分が来るよりも早くここにいる。
もしかしたら、この時間のために…?
なんて。 自惚れた感情と、彼がここにいるという事実が、頬を緩ませた。]
(30) 2015/04/21(Tue) 10時頃
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― 回想・昨晩・男子寮―
三星さんに聞いたんだ… じゃあ、あのポスターのお陰なのかな
[>>28聞き覚えのある名前に、先日の掲示板前を思い出す。 …さすが忍者、なんて変に納得してしまったりして。]
利木伊さんが拾ってくれなかったら、悪い人に持って行かれちゃってたかもしれないし 戻ってきただけで充分 だから、本当に…気にしないで
[忘れ物を見つけたところで放ったらかすことだって出来ただろうに、彼女はそうしなかった。 真面目な性格なのだろう。 …ただ、その所為で損をしていることもありそうだな、と少し不憫で。 「気にしないで」と念を押したあと違う話題を振ろうとして浮かんだのは、先程去って行った新入生の彼のこと。]
こっちこそ、なんか話の邪魔しちゃったみたいでごめん 音上くんと仲良いんだね
(31) 2015/04/21(Tue) 13時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2015/04/21(Tue) 13時半頃
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[からかうつもりで投げた言葉は視線とともに斜め下方へと落とされ、それ以上返ってくることはなかった。 もっと何か言ってくると思っていたから、肩透かしを食らった気分で。
―――いつもと、違う…?
そう感じ取るには十分だった。]
(45) 2015/04/21(Tue) 21時半頃
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「誰かをすきになった事、ある?」
[唐突な質問は一瞬、自分の心の中の想いを咎められたと錯覚した。 そうさせたのは、きっと、この気持ちへの後ろめたさ。 まるで悪戯を見つかった子供のような、恐怖とも焦りともつかないような感情が身体を駆け巡る。]
………、
[何か言わないと。
…でも何を?
開いた口からは何も出てこなくて。
…ただ、黙って彼の話を聞いていた。]
(46) 2015/04/21(Tue) 21時半頃
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[そして告げられる「好き」の言葉。
―――眩暈がする。
閉じ込めて、気が付かない振りをして、認められずにいた感情。 それと同じものがいま、自分へと向けられている。
恐らく彼は辛い経験をしているのだろう。 でもそんな過去を聞いて、正直嬉しいと思った。 それでもなお、好きだと言ってくれる彼の言葉が、気持ちが。 …不謹慎なくらいに。
抱いてはいけないような気がしていたこの気持ちを
肯定してもいいのだろうか。
許されるだろうか。]
(47) 2015/04/21(Tue) 21時半頃
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[彼の手が前髪へと触れるようなら、嫌がることはせず。 反対の手を掴みそっと引き寄せ、彼の頬へと唇を寄せる。 …昨日、彼が自分にそうしたように。
頭の中には、“踏み込んではいけない”という警鐘と少しの罪の意識。 男同士でこんなこと、きっと間違ってる。
でも止められなかった。]
…好き、だよ………オレも…
[遠くの空から、夜が明けようとしていた。]
(49) 2015/04/21(Tue) 21時半頃
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セシルは、ケイイチに話の続きを促した。
2015/04/21(Tue) 22時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2015/04/21(Tue) 22時頃
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― 回想・朝の屋上 ―
…知ってるって、知ってたよ
[指が髪の毛を滑っていく感覚に、擽ったそうに目を細める。 握られた手を同じように握り返し。 …そして、口先だけで精一杯の強がりを。]
授業どころじゃないのはお互い様、かな… ………続きはまた今度、ね?
[顔が見えないのをいいことに、抱き締めて来る彼の背中へ手を回して、耳元で意味有り気に笑う。 …触れ合った唇がまだ熱い。 本当は、余裕なんてない癖に。]
(67) 2015/04/22(Wed) 02時頃
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[やがて明るくなってきた空に気が付けば、この手に戻ってきたカメラの存在を思い出す。]
あ、そうそう カメラ…見つかったんだ
[急いで鞄からカメラを取り出すと、屋上へと降り注ぐ光に向かってシャッターを切った。 もう、太陽は大分登ってしまったけれど。
なんでもない、でも特別な、二度とない今日という日を、写真の中へと閉じ込めるのだった。**]
(68) 2015/04/22(Wed) 02時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2015/04/22(Wed) 02時頃
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― 放課後 ―
[>>61桐谷に連れられ、1年生の教室へと来ていた。
昼休み、そして放課後と、当たり前のようにふたり同じ時間を過ごしていることがなんだか擽ったくて。 浮遊感にも似た、不思議な感覚を覚える。 (尤も、昼休みはもともと約束していたのだけれど)
自分の名前を呼ぶ彼の声が心地いい。
“恋は盲目”とは言うものの、付かず離れずの距離を歩く彼の姿が可愛らしく見えてしまうのだから、さすがに「重症だな」と心の中で笑った。]
(83) 2015/04/22(Wed) 15時頃
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[一緒に昼食を取ろうと約束していた三村は、どうやら今日から別棟に行ってしまったらしい。
…と、桐谷と女子生徒との会話で知る。
果たされなかった約束に少しの寂しさを感じながらも、「また今度行けばいい」と、再会の時へ思いを馳せた。
そういえば彼が声を掛けた生徒は先日自分が傘を貸した少女だった気がするけれど… 傘は返さなくていいと言った手前、声を掛ければ気を使わせるかもと。
彼女が気が付かないようであれば、黙って会話を見守っておくことにした。]
(84) 2015/04/22(Wed) 15時頃
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別棟でやるくらいだから…結構スパルタなのかな 寝泊りも向こうでやるって聞くし
[出来れば行きたくないな、なんて別棟補習のことを考えていれば、彼の言葉>>73で自分が持ち掛けた賭けの話を思い出す。
賭けに勝ったらどんな願い事をするか?]
…そういえば考えてなかった いろいろと忙しかったし ……、その、心…が?
[今でこそこうして穏やかにいられるものの、昨日まで…いや、今朝までは正直それどころではなかった。 その原因である彼を目の前に、少し気恥ずかしくて視線を窓の外へ泳がせる。]
…桐谷くんは? 何をお願いするか、もう決めてたの?
(85) 2015/04/22(Wed) 15時半頃
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………性格悪いよ
[頬が少し熱い。
>>89意地悪く笑う彼を、悪態ついて一瞥した。 余裕を浮かべる彼への、せめてもの抵抗のつもりで。
すべてを知られてしまっている今、そんなことをしたってなんの効果もないことは分かっているのだけれど。]
願い事、もう叶ったの? …なんだろう お昼ごはん奢って欲しかったとか
[彼にしてあげたことといえばそれくらいしか思い付かない。 真実は知る由もないけれど、彼が楽しそうだからまぁいいか…なんて。 微笑む彼につられて、同じように頬を緩めた。]
(94) 2015/04/22(Wed) 21時半頃
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写真? …いいよ、あんまり整理されてないけど それでも良ければ
[彼からの提案は、自分のことを知りたいと言われているようで嬉しくて。 誰かに見せる日が来るなのならもっと整理しておけば良かった、と心の中には少しの後悔。]
こないだのお花見の時の写真も現像しようと思ってたし 部室寄って帰っていい?
[本当は、カメラを失くしてしまったあの日に現像するはずだった写真。 …もう見ることは出来ないと思っていた。
思い出が戻ってきた喜びを改めて感じながら、桐谷とふたり写真部の部室へ向かった。]
(95) 2015/04/22(Wed) 22時頃
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― 放課後・写真部の部室 ―
[辿り着いた部室には誰もおらず、鍵を開けて中へと入る。 部屋の中は現像に使う薬品の微かな香りが漂い、至る所に雑然と写真やフィルムが置かれていた。 …誰の作品かは知れない。
元々小規模な部活で活動も各個人で自由に行っているので、この部室で他の部員と顔を合わせることは少ない。 時々、女子部員たちがお菓子なんかを広げてガールズトークを繰り広げているところに遭遇してしまうことが数回ある程度。 …そもそも幽霊部員の自分が部室に来ること自体、滅多にないのだけれど。]
すぐ終わるからちょっと待ってて
[そう言って桐谷を椅子へと促し、カメラを片手に奥へと歩いて行く。 慣れた手付きでプリンターを操作すると、写真の現像を始めた。]
(96) 2015/04/22(Wed) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2015/04/22(Wed) 22時頃
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