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イアン! 今日がお前の命日だ!
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[涼平の死を知り、袖を掴む指に力が籠る。 (2) 2014/02/19(Wed) 00時頃 |
【人】 隠れん坊 アヤワスカ これはボクの贖いなんだ。 (7) 2014/02/19(Wed) 00時半頃 |
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[言葉を続ける間、 (10) 2014/02/19(Wed) 00時半頃 |
……リッキィ、円には……
[空気を伝って、違和が流れてくる]
リッキィ?
【人】 隠れん坊 アヤワスカ ──うん。 (13) 2014/02/19(Wed) 00時半頃 |
それでこそ、私の傍に仕えるに相応しい。
[その心に痛みが走るのか、空虚が広がるのか。
それともそれ以外の想いが埋めるのか。
周を贄とし、安吾の命も奪った零瑠に。
向けるのは何処までも冷酷な笑み]
……はい。
あなたが示す道もまた、正しい…。
[一歩、また一歩、鬼に成る。
『冀望』の通り。]
【人】 隠れん坊 アヤワスカ ……これ? (16) 2014/02/19(Wed) 01時半頃 |
[それと、もうひとつ]
ごめんね――――…
全く…家畜の分際で手に負えんな。
人であった事を捨てさせても、人のままでも。
[未だ鬼の血に抗い、鬼からも異端となった周の聲が響く。
あれを飼い慣らせれば面白いだろうが、
孤独のうちに完全に狂い鬼になってしまうのも面白いだろう。
零瑠がどんな想いで彼を連れ、彼を同じ鬼へと望んだのか。
零瑠の予想と周の姿が願った通りなのかは知らないが。
あれを見る零瑠の顔を覗き込むのも愉しいだろう。
その為に少々鬼が犠牲になっても構いはしない]
己が身位、己で護れ。
[幾らか助けを求める聲も聴こえるが、
そんなもので心揺さぶられる筈も無い。
むしろ、弱者の悲鳴を嘲笑する]
私にも感じるぞ。
抗い続ける力、実に惜しいな。
人の心手放せば楽になると言うのに。
[誘いの声を掛けてはみたが、
この強固な意志の鬼は決して見失わないだろう。
純粋な迄のその想いは、例え全ての記憶を失っても
手放さないだろう、そんな確信めいた想いがあった]
私に手が届いた時は、お前が死ぬ時かもしれんな。
[周と言う鬼が死ぬのか、人が死ぬのか。
どちらにせよ、会うのを楽しみにしていると]
【人】 隠れん坊 アヤワスカ ──…、 (32) 2014/02/19(Wed) 11時頃 |
[その為には、安吾の死が必要。
何も迷うことはない。
安吾も『おまえを殺す』と、言うのだから。
それでも零れる涙は胸の内に。]
[鬼と人との残酷な現実。
それは実体験に基付くものか、それとも単に事例を見続けただけか。]
あ、りが たき、幸せ……
[分かっていたこと。この亀裂も、望んだこと。
拡がる空を新たに埋めるだけ。
それは、主の言葉。笑み。
満ちる幸せをそのままに、微笑む。
誓約。
願わくば言葉で。伝われば涙で。]
――あなたの一番の傍で共に歩み、
あなたを置いて死に逝く事もなく、
……『永久不変』で在りましょう。
やはりお前達は面白い。
[ジャニスには聴こえぬだろう、闇の嗤いが漏れた]
……リッキィ、僕が解る?
[血を通じて呼び掛ける。
解るなら、おおよその方角さえ掴めれば、
いずれは相手の場所に行き着く事が出来る。]
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[袖を引かれ歩き出す。] (68) 2014/02/19(Wed) 23時半頃 |
[恨みも憎しみも誇りも悲しみも。
此処で終わりにしようと、語る。
城の中で、まともに会話が出来たのは自分達『お気に入り』と、主とホリーぐらい。他の吸血鬼は表面だけ。
話を聞けば、皆が一笑するだろう。]
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[倉庫で飲んだ鎮痛剤は即効性のものを一列分。 (77) 2014/02/20(Thu) 00時頃 |
………、明にーさん、
[僕は霧みたいにかすれた声でにーさんの名前を呼ぶ。
僕、……だめ、だった。やりたいように、できなかった。
[目蓋を閉じた緋の世界、
己の心は悲鳴を上げたわけではない。
ただ揺らがぬ水面は千々に乱れて、
焦がれるような切望と行き場の無い諦念と、
暖かな底なし沼に沈むよう。
絶望を覚えるほどの希望は初めから無かった、
後悔を覚えるには幸福を感じすぎた。]
[父の居場所を問われた、
その黄金を手探りで探るように、
緋い闇の中にある]
[恐怖で縛ることのない『管理』であればどうだろう。
思い思いに自由に過ごせば良い。
気紛れに戯れ死んだとしても、それは鬼だけのせいではない。
人と人とでも感情のまま、或は衝動的に、殺し合うではないか。
全ての人間ではなく、人から堕ちた身なら?
主の命ひとつで、呆気なく崩れるとしても。
夢物語。絵空事。
それでも。請わずには居られない。]
……え――
[呼吸の音ですら、掻き消してしまいそうな位の小ささで、
届いた声は泣いているのか、と思う
どういう……こと?
[円の名前を言っていたから、彼女には会ったのだと。
円と何かあったのか。あるいは]
円に、何かあったの?
[ただ横に在るだけでは駄目だ。
ただ従い仕えるだけでは駄目だ――とも、思う。
時にはぐっと『負けない』で。
……居られたら。]
【人】 隠れん坊 アヤワスカ ──。 (85) 2014/02/20(Thu) 00時頃 |
……お気に召すままに。
[何を願っても。
思考の行き着く所は全て、主の為に。
[ジャニスを大人だと言う零瑠
緩やかな時の流れに生きる鬼ならば、
未だ零瑠は雛のままと言う事だろうか。
だからまだ空は何処までも青く、美しく、雲は真白で、
温かな日差しが続くと信じているのだろうか]
人と生きる生きたいと望んでも、守護部隊がある限り
それは許されぬ話だろうな。
[眷属達から首を取ったと言う聲は無い。
逃げ腰なのか、それとも零瑠同様、雛の心のまま夢や
願いとやらを叶えたいと言うのか]
聞け。私の聲の届く全ての吸血鬼よ。守護部隊を全滅させろ。
[人間が完全に屈服すると言うなら、考えてやらない事も無い。
だがその前に、
鬼の脅威となり明確に戦う意志を棄てないだろう者達の排除を。
全ての鬼に命じる聲は酷く冷たく、
強い圧迫を感じさせるものとして届くだろう]
……他の吸血鬼達は、あなたをここまで愉しませてはくれませんでした?
[書架に置かれた本達の、虫干しをしたいと申し出た時。
世話係の鬼は不思議そうな顔をしていた。
価値を語れば、不要なものと笑い飛ばされる。
他の鬼が見向きもしないものを。
銀の眼鏡をかけて読んでいた姿を思い出す。]
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[一秒ごとに、一分ごとに、 (92) 2014/02/20(Thu) 00時半頃 |
………。
[僕は明にーさん相手にすら、ありのまま起こったことを話すのをためらう。
明にーさんが絢矢と一緒にいるのは知らない。けど、ここで話したら少しでも赦されてしまう気がして]
来て。そしたら、…話せる、から。
[遠くても、途切れても、月影の見えぬ所がないように
声は意識を締め上げる。
今、ここにいる守護隊員は絢矢だけだ。それだけは、]
――――っ……
[それだけは。]
解っ、た。すぐ行く。
[応えてくれるリカルダに意識を集中する。
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[前を向く人形の視線は (101) 2014/02/20(Thu) 01時頃 |
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[──逡巡。 (102) 2014/02/20(Thu) 01時頃 |
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[明之進は言った。 (105) 2014/02/20(Thu) 01時頃 |
【人】 隠れん坊 アヤワスカ (107) 2014/02/20(Thu) 01時半頃 |
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[>>106駆け出す間際、 (110) 2014/02/20(Thu) 01時半頃 |
[――この名は鬼を刺す木であるから、尚鋭く。
自覚しろ、名は呪詛より深く身に刻まれている。
視界に姿を認めなければ、正しい矛先を自覚していれば、
例え守れなくても、せめて誤らずに済む。]
リッキィ、あと少しで。
……もう少しで行くから、待ってて。
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[小太刀を握る力は弱く (113) 2014/02/20(Thu) 01時半頃 |
守護隊なんて――…。
そんなもの、何の役にも……
[白い外套たち。
感傷も何もかも。過ぎた後に
安吾の遺体を見て思うのは、白にはやはり赤が良く映えるということ。
見回りと称しても、人の出入りに意識もせず、
助けて――と、裾握る小さな紅葉手を払い、
役に立たなかったのは―――…]
そうだな。永い事愉しませてくれたのはホリー。
次はお前達位か。
[ジャニスから飛び退いた直後、少し考えてから零瑠
ホリーと眷属達が仕えた時間の差は膨大だ。
だがその僅かな時間である眷属達が次に来ると言う位、
鬼達は始祖を恐れ諂っていただけなのだろう]
いや…一番永く愉しませてくれたのは。
[思い出す]
家畜達か。
[短い生の中、代を重ねて繁殖し、
芸術を残し抗って死んでいく]
確かに家畜は必要だ。
[呟いたそれは改めての認識だった]
[主の命が下る。広がる。
まだ3人とも生きている。
『家族』と会い、話し、何をしているのだろうか。
零瑠の刃は安吾の血で濡れたのに。
そういえば、真弓は明之進とリカルダを探していた。
会えたのだろうか――…と、ふと思う。]
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[生きてまた会えた。 (117) 2014/02/20(Thu) 02時頃 |
……待ってる。
[絢矢が来た。
明にーさんの言う「あと少し」を待ってる間に。
だからさっきも言ったことをもう一度繰り返して願いとする。
家族の何人かが久しぶりに揃ったその先に、どんなさびしい未来が待ってるとしても**]
……いつまで生き残れば、充分生きた事になると思いますか?
[答えはないと知って問う。]
僕がしているのは、甘い事と面白い事と、
どっちに見えるでしょうね。
[夜襲に煙る空を見た。これが自由の色かと思うと、晴れない]
[自覚は在るかと己に問う。
もし、リカルダが本当に、誰の願いも、幸せの最低限も、
"生きて"というだけのことも嫌だ言う時が来たら、
きっと自分は、それを赦すだろう。
――己は鬼を刺す木であって、
人と鬼とが相容れないのを知ってしまっているから]
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[絢矢は気付く。] (127) 2014/02/20(Thu) 02時半頃 |
…………時間がない。
[今からでも遅すぎるくらいだ。]
僕はあのひとの所に行くよ。
[そう言って視線を向けるのは、始祖の気配のある方へ。
これ以上、この連鎖を繰り返しては駄目だ。]
リッキィは、どうしたい?
[絢矢とキャロライナの傍にいる事だって出来る。
自分は寧ろ、そうして欲しかった――今でも本当に、
満身創痍の絢矢を戦場に戻したくない。
リカルダなら、彼女を引き留めて守ってくれるのでは、
そんな勝手な期待があったのは、否定できないけれど**]
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[キャロはどんな顔で円とニールの話をするのだろうか。 (134) 2014/02/20(Thu) 12時半頃 |
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[妻を目の前で殺され、 (135) 2014/02/20(Thu) 12時半頃 |
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[例えキャロライナが正直に (136) 2014/02/20(Thu) 13時頃 |
【人】 隠れん坊 アヤワスカ 明ちゃん── (137) 2014/02/20(Thu) 13時頃 |
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[明之進への囁きの後、 (138) 2014/02/20(Thu) 13時半頃 |
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[人の境を踏み越えて戦う姿を (139) 2014/02/20(Thu) 14時頃 |
―――…。
[そっか。“始祖様”のところに行くんだ。
僕だって分かってる。“始祖様”を殺すのが、一番、最良に近いやり方だって]
僕は、――終わらせたい。
[戦って、誰かが死ぬ、その繰り返しを。
あるいは、罪にまみれた僕の生命を―――?]
嗚呼、あなただけだ。
俺の永久は、あなただけ……
全ての支配者である名を持つ、
あなた、だけ…………
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[小さな手を握る指に力が籠る。 (152) 2014/02/20(Thu) 21時頃 |
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[──だから、それに甘えて。 (154) 2014/02/20(Thu) 21時頃 |
【人】 隠れん坊 アヤワスカ …………いかない。 (159) 2014/02/20(Thu) 21時頃 |
うん。
僕たちは、これ以上……――人に触れない方が良い。
[手を伸ばした所為で喪った、相似を知らずとも
でも、今の絢矢とキャロ君を放ってもおけない。
それにリッキィは、真弓ちゃんや零瑠君とは、
たぶん戦えない。じゃない?
……と言うより、僕は、戦って欲しくない、かな。
……心地良い憎悪だな。
[家畜から憎悪を受ける事はあっても、所詮家畜。
この身に吹き付ける風よりも意識する事は無い。
鬼であっても同じだった。
もっとも、そこまだ憎悪を向ける鬼などいなかったが]
周、聴こえるぞ。
人でも鬼でも無くなった獣のお前の聲。
[気付けば夜明け。
家畜はその光に希望を見出すと言うが、
その光に照らされた獣>>+22はどんな姿なのだろう。
ピリリと肌を刺す殺意を感じながら、
目の届かない事が残念だと嗤った*]
[血統の異なる明之進に、周の声は聞こえないままだ。
彼が今どうしているのか。零瑠と共にいるのか。
解らないけど、無事を願ってしまうのと裏腹に、
どこかで刺すような気配を感じる気がしていた]
【人】 隠れん坊 アヤワスカ ──。 (174) 2014/02/20(Thu) 23時頃 |
人に、……、そっか。
[明にーさんの言うことはもっともだと思う。
僕らの間に絆がもたらされたとしてもそれはきっと、触れれば崩れ落ちていくほどもろいもので。
でも、だからって、触れれば崩れ落ちそうな絢矢の傍にいてあげられないのは、――苦しくて]
……僕だって、
[違う、これは強さで張り合えるかの問題じゃなくて。
同じ運命を歩んだ“家族”に刃を向けられるかどうかを訊かれてるんだ。
沈黙が肯定になっちゃうって思っても、
すぐにそれしか返せなくなる]
だが、お前だけは私の傍にいて良いと決めた。
その期待裏切るな。
[ホリーの力を得た真弓に実力では敵わぬだろうからこそ。
その忠義の心を見せろと、誘う様に笑みを投げた]
【人】 隠れん坊 アヤワスカ[『あや』を止めても (185) 2014/02/20(Thu) 23時頃 |
[結局、零にーさんが何を望んでるのかは訊けずじまい。
僕の耳に届いたのは、周にーさんが吸血鬼になったという結果だけ。
生きてて良かった。
みんなも同じ場所に連れて行きたかった。
こんなワガママを、にーさんはどう思うのかな。
声を、顔を、懐かしむ。けれど、そのどちらも、届かないんだ]
[14の誕生日の日を思い出す。
乾杯したのは『新しい家族』に。
ホリーとの暮らしがどれ程長かったかは推し量ることしか出来ない。]
確かに、あなたが読んでいた本も、また家畜が――…人が、作り、形にして、継いできたものですね。
鬼にはないものを、あなたは愉しみとしてきた。
[他には心の内の。希望に絶望に後悔に反省に幸福に苦しみに哀しみに――色の変わる、心の。]
では、どうされます?
[必要と分かった家畜を。]
あぁ、……あなたに、試して頂きたいものがあります。
きっと、美味しいですよ。
[本だけではなく、久しく口にしていない菓子も。料理も。*]
えぇ、けして決して――裏切りはしません。
あなたの期待に沿いましょう。
[そう、主が零瑠に向かう笑みひとつあれば。
気力は増し、士気高まるのだ。]
……お父様、
あなたの終わる時、
それはそう遠くないのですから、
どうぞ思い出してくださいね。
わたしがあなたの終わりを祈ることを。
[姉から受けて託した死の棘、
それこそが己の父に対する祈りのかたちだ]
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