22 共犯者
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/28(Wed) 23時頃
ヒ…ヒヒッ。ハハハッ。
なんだろうな。今夜は…ひどく血が騒ぐ…。
…最近どうも腹が減るんだよな。
月のせいなのかねえ。
[そう呟くと一人の部屋で窓を開け、空を見上げた。]
今日はまだ月は満ちていない。
半分の、不完全な月だ。
[ 星の瞬く空を見上げる。
そこには上弦の、既に傾いて地に向かう月。]
しかし、人間側の祭の全容は随分変わってしまったんだな。
やりにくい。
[ 舌打ちに似た囁き。それは音声を伴わないが、確かにニュアンスを伝えていた。]
生贄がきちんと用意されていない。
まあこれは今に始まったことではないが……。
[祭の準備を間近で見ていたヘクターは、既知の事であった。]
……。
そろそろ警告すべきかね。
[しばらく無言で何か考え込んでいたが、ぼそりと呟く。]
やれやれ…文明や科学様の力ってかァ?
ケッ。おめでたいね。
[皮肉めいた嘲笑を共に広場を上から睨みつける。]
|
[世界の時が、ゆっくりと流れているのがわかる 祭の会場とは、空間が違うんじゃないかとすら思う
いいなぁ、やっぱり だんだん、眠くなって来たよ こんなとこで睡魔に負けたら、後が酷いだろうなぁ まぁいいか、いつもの…事……―――――]
むにゅ…――――
[瞼が重いや もう少し、良い風が吹いたなら 良い夢が、見られそうなのになぁ]
(27) 2010/07/28(Wed) 23時半頃
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[ くつくつと愉悦に満ちた嗤い声が聞こえる。
その艶めいた響き。]
――ガキはたっぷり食って、大きくなってもらわねえとなァ。
くくっ。
[「捕食者」の眼で立ち去るトニーの後ろ姿を追っていた。]
あーあ…いいねえ……。
[くくく、と同じように哂う声。この心地好い感覚の共有は本能的なモノだろう。]**
―祭前夜の夜―
[ 駆けて行くイアンの背に、叩きつけるように声無き哄笑が上がり、真黒の森に響き渡る。
それを聞く者は、驚きに打たれ羽ばたく夜の鳥と――
――もうひとりだけ。]
|
―― 朝 ――
[朝露が頬を伝う感覚が、私を夢から引き上げたんだ くちゅん、と小さなくしゃみが出たよ
風が、何だが嫌な香りを運んで来るの 吐き出しそうな、泣き出しそうな匂いがした やっぱ、外で寝ちゃったからかなぁ? 理由も無く悲しくて、理由も無く苦しい そんな感覚が、するんだよ
目を蔽った左腕を、ゆっくりずらし 朝の光を瞳に受けながら、私は起き上がり 意識が体に戻る時を、じぃーっと待った 戻ったら、この匂いの先に行こう]
あったま痛ぁ・・・飲みすぎた
(78) 2010/07/29(Thu) 10時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/29(Thu) 11時頃
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[金属の匂いが、風の中に混じっているような気がする 嫌な匂いだ、頭が痛い ふらりと立ち上がると、バランスが崩れそうになる
この、嫌な感じはなんだろう いつもと違う、私の空間、私の世界
足が、勝手に動く 風上に向かって、匂いの元に向かって 広場に出て、井戸を通り そこに、肉削ぎ包丁を持った男がいたの こいつが、匂いの元なのかな いや違うか、強い金属臭がしないもの]
…――――
[どうしようかな、声をかけようか]
(85) 2010/07/29(Thu) 11時半頃
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[声は出さぬまま、その男が去るのを見送った後 だんだんと強くなる匂いの中、私は歩を進めた
そういえば、横になっていた時にミッシェルが来たなぁ まったく、元気な子だよ 基本的に愛想は良くない私だから、特に何か言う事はなかった]
―― ソフィアの遺体近く ――
[嫌な匂いがする、強く強く 双子の姿が、そこにあったけど そんな事、気にならないほどにその世界は紅く
強い金属臭の正体は、血の匂いだったのね 大量の血と、無残に引き裂かれた肉片 骨と血肉のオブジェ 黒い点が、オブジェの周りをブンブンと、飛ぶ
声が出ないんだと思う 少なくとも、心の中じゃ大声を出したんだよ ただ、喉から出た音は、空気が通る音ばかり]
(87) 2010/07/29(Thu) 12時頃
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[なに、なんなのこれ 人? 動物? 動物じゃない、手足の形が動物のそれじゃない じゃぁ人だった物? 獣がやったの? いや、獣が手足を並べたりするものか 人がやったの? いや、人が人の体をあのように裂けるものか
何がなんだか、わからない ただわかる事と言ったら 双子が、死体の前で遊んでいると言う事
なんなの、あの子達 私はあんな物に、近寄る事すら出来ない 近寄ったら、吐きそう 頭がどっか、おかしいんじゃないの?]
ぁ・・・ぅあ・・・はっ・・・・・・
[声にならない声を出すのが、私のリミット あいつら、どんな頭してるの 腰が抜けて、その場から逃げる事も出来ない たすけて だれでもいいから]
(88) 2010/07/29(Thu) 12時頃
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[大丈夫か、だと? 大丈夫なはずがないじゃない、馬鹿じゃないの? こんな物見て大丈夫な人間なんか、まともじゃない 殺人狂か、異常者だよ]
だぃ・・・じょうぶだ 心配 ないから…―――――
ホリーの方に、行くといい
[近寄りたくない、少なくとも死体の前で平気な顔をする人には 走ってどこかに行きたい 体が、言う事を聞くのならば今すぐに]
(95) 2010/07/29(Thu) 13時頃
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大丈夫、だ 寄るな、触るな、だれも来るな
[長い黒髪が、私に大丈夫かと言うの 大丈夫なわきゃないじゃないか
ただ、今は貴方達に近寄る方が怖いのよ どう見たって、貴方は異常なんだもの 何平気な顔してるの、惨殺死体よ?]
顔色など、いつも悪い 私は血圧が低いんだ、朝はこんなものだ だから心配いらない
[記者さんが、大きな声をあげたよ あっちが、正しい反応だと私は思うの 少なくとも、私はそう思うの]
(104) 2010/07/29(Thu) 13時半頃
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[広場に行ったら人がいる 記者さんも、黒髪の青年も、そう言うけど 腰が抜けて立てないし、人のいっぱいいる所に行くなんて嫌 取り乱す所を見られそうだし、何より怖い
深く、人付き合いをして来なかった だからなのか、今はだれも信用出来ない気がする
助けて欲しいのに、助けられるのは怖い 我侭だな、と自分でも思うよ]
いい、私はいいから 皆に、この事を教えに行ってくれ
落ち着いたら、自分でどこかに行く 今は、私に触るな
[落ち着く事なんか、ここにいる間はきっとないのだろうけど]
(108) 2010/07/29(Thu) 13時半頃
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[ 閉められた扉の前に、冷ややかな瞳の獣がひとり。]
―祭前夜の夜 / 襲撃現場―
[イアンが立ち去るまで、木陰でじっと気配を殺しながら辺りの様子を見張る。
やがてイアンが完全に見えなくなるのを確認すると、楽しそうに動かなくなったソフィアへ近づく。]
…へぇ、ソフィアにしたのか…。
こりゃ意外だな。
アンタなら別の獲物を狙うかと思ってたぜ。
[黒衣を纏った姿で現れると同胞に話しかける。]
―祭前夜の夜 / 襲撃現場―
[ 目を細め、現れた同胞を見遣る。]
別に、誰でもさしたる違いはないだろう。
[ 気怠るげな声音。
顔に垂れ掛かった長い髪を、首を振り、面倒臭そうに振り払った。]
腹が減ると言っていたな。
喰いかけで良ければ喰うがいい。
まだ肉は残っている。
[ 足元に屈み込み、草叢からソフィアの首を取り上げる。
愛らしかった美貌は恐怖と苦痛に引き歪んで見る影もない。
彼はその頬に飛び散った血をぞろりと舐め上げた。]
|
[人の死体を見た事の無い人は、子供くらいのもの 病死や事故死をした人の遺体くらい、皆見た事あるよね 私もあるよ、流行病を患った両親の遺体 お葬式も、ちゃんとやった
だけどさ、惨殺死体を見た事のある人って 本当に、本当に少ないんじゃないかな 見るだけならさ、あるいは大丈夫な人もいるかも 写真とか、存在するんだから ただね、写真を見る事と、目の前に立つ事には大きな壁があるの
一番は匂い、ただの血の匂いじゃないんだ 汚物や、胃の中身、黒い血と赤い血が混ざってさ 地獄の匂いは、きっとこんな匂いなんだろうなと思うような 凄い匂いがするんだ
二番は音、小さな死肉を食らう生き物達の音 ハエが集る物が、好きな人はいないよね アリが集る物を、気に入る人はいないよね その姿が、頭に焼きついてどうしようもない]
(127) 2010/07/29(Thu) 18時半頃
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[ソフィアの側に膝まづくと、スカートに溜まった彼女のまだ温かい血液を両手ですくい上げ、ゆっくりと祝詞を上げる。言語こそ聞き慣れないものだったが、意味は神像への祈りと同一であった。]
『――どうか、常に我らと共にあれ』
敬愛と畏怖……我らと共に…。
[そして両手に満たされた乙女の血を一気に飲み干す。]
[ 同胞の挙動を何の感情も窺えない眼で見下ろしている。]
|
[人が集まりだしたみたい 記者さんが、呼びに行ったのかな
やっぱり、こう言う時の男の人は頼りになる というか、こういう時に頼りにならない男はだめよ いざという時に、ちゃんと行動出来る人じゃなきゃ 自分の家族だって、守れるはずないじゃない?
普段、どんな事をしてようとさ 一番きつい時に頑張れる人が、本当に良い人なんだよ
だから、私はだめな子 腰抜かしちゃうなんて、かっこ悪い 這ってでも、ここから離れなきゃ このままここにいたって、私は役にたたないもの]
(128) 2010/07/29(Thu) 19時頃
|
「狼」は序列を重んじる。アンタが上、俺は下だ。
それくらいわかってらあ。
ソフィアを選ぶのも、アンタが先に喰らうのも、当然の事だ。
[血を飲み終えると、しゃがんだままそう答える。
そして、一瞬歓喜で身を震わせたと思うとソフィアに喰らい付く。]
そうだ、そろそろアンタの真名を教えてくれよ。
そんで…俺にもアンタから真名をつけて…くれねえか?
仕事があれば言いつけな。俺はアンタに従うぜ。
[口元を拭ってそう言った。]
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/29(Thu) 19時頃
真名……ね。
[ その呟きに冷笑と――一抹の寂寞が篭っているようにも感じられる。]
前にも言ったが好きに呼べばいい。
お前も気に入った名があればそれを名乗れ。
俺には命名の権利を行使する気はない。
[ 鋭利な刃物の如き笑み、ソフィアの首を片手に掲げたまま、若い同胞を眺めやる。]
[日の光で照らされた、極彩色の肢体を見て、昨夜の「久々の恍惚」を思い出していた。
その一方で、村人の「忘却」の罪に苛立ちもしている。]
|
[ああ、遺体に縋り付く男の人がいる ソフィアの、旦那さんになるはずだった人かな それとも親御さんかな
薬指の指輪が、彼女のものだったらしい 凄いね、愛の力はさ 私、あんな所に近寄るのも嫌なのに 縋り付くのなんか、私じゃ無理
もし、私の好きな人が死んだら 私も、あんな風になるのかな 想像するのも嫌だな、そんな未来は…―――
ゆっくり、その場から逃亡しようとしながら 私は、そんな事を思ったの]
こんな事…――――
[どんな頭なら、こう言う殺し方が出来るんだろう 少なくとも、私じゃ無理だと思うな]
(131) 2010/07/29(Thu) 20時半頃
|
ヘッ、そうだな。
まぁいつも通り呼ばせて貰うわな。
[粗方喰い終わるとふぅ、と一息つき冷たく笑う彼を見上げる。]
あーあ…まだ足りねえなあ。
儀式…コレが始まりの合図か。
てめえらが何を忘れているか、思い出させてやらねえとな。
[ソフィアの頭部を苦々しく見た後、視線を上げる。]
そういえばあのよそ者だが、どうするよ。
騒がれると面倒だぜ?
悪い奴じゃねえみたいだけどよ。
それに奴の滞在先と言い、奴を呼んだ理由と言い…。
リンドクヴィスト…。気に入らねえ状況だな。
[「食事」を終えると立ちあがり、乱れた外套を再び纏うと、長髪の同胞にそう問うた。]
|
[視界から、その姿が消えたって 瞬きをする度、瞼を閉じる度、男か女かすらわからない死体が 脳裏に浮かんで、消えて、また浮かぶの]
気持ち悪い…――――
[目を閉じる事が、億劫になってきた こういうのが、トラウマになるんだろうなと思う]
なんなんだよ 幸せで幸せで、最高に幸せな時に、女は妻になるのに どんな頭してたら、こんな事出来るんだよ 人の幸せ、簡単に壊せるんだよ
[苛立ち? いや、私はそんな事思ってない ただただ不快なんだ、きもちわるいんだ]
(134) 2010/07/29(Thu) 21時頃
|
泉の神には乙女の首(こうべ)を。
聖なる樹には地の果実を。
泉に供物を捧げ終えたら、一度村に戻る。
月が沈んだら、それを聖樹に納めに行こう。
お前が手伝うと言うならその時に。
[ 同胞と大地に転がった屍骸に背を向け、森の奥に向かって悠然と歩き出した。*]
今は放っておけ。
そのうちに、な。
[ その対象が新聞記者であるのか、リンドクヴィスト家のことであるのか。
定かにはせぬまま、声は消えた。*]
|
―― 井戸 ――
[からからと、滑車の回る音がする 回すのは私、水が飲みたかったから
いや、飲まないだろうな私は 頭から、水をかぶるんだと思う 意識を、はっきりさせなくちゃいけない 自分の身は、自分で守る必要がある
か弱い女の子なら、だれか正義感を振り翳す大人が守るだろう 明るい子なら、友人が守るだろう 私は、そういう存在とは対極にいる 少なくとも、そう振舞って来た だから、自分の事は自分でやらなきゃ
苦しい時にこそ、クールな女にならなきゃいけない じゃないと、必ず悲しい想いをする]
くそ…――――
(140) 2010/07/29(Thu) 21時半頃
|
…ああ。そうだな。
彼女の魂と肉体も、我らの祝福された場所へ。
[鋭く氷を思わせるその声に少し圧倒されたか、それ以上は何も言わず、森全体が闇に包まれる時を待つ事にした。]
|
[からり、からり 紐を引くと、滑車が回る いつもの事、あたりまえの事 こんな時は、そういういつも通りがありがたい物なんだ
ばしゃり、水をかぶる やっぱり今日も、水は冷めたい 服がびしょびしょで、気持ち悪いけどさ 今は、そのくらいが一番良いんだと思うの]
はぁ…――――
[深く息を吐いたら、嫌な気持ちも出ると言うけど 嘘だね、全く楽にならないや
ただ、頭は回るようになったよ 今なら、少しはまともな事が考えられる ただ、やっぱりわかんない]
ありゃ、なんだよ…――――
(167) 2010/07/29(Thu) 22時半頃
|
[ヴァンルナール家の代々の家長は、古くから人狼を熱心に崇拝していたようだ。
(人狼と「契約」を交わしたのも、遡れば彼らの祖先に当たるのかもしれない。)
ヘクターは当然実子ではなく、「実子として」家に迎えられているに過ぎない。
対外的には、ヘクターの「祖父」が家長だが、実質的に実権を握っているのはヘクター自身であった。
――尤も、それについて知っているのは、ヴァンルナール家でもごく限られた者のみである。
ヘクターは彼らを「キツネ」と呼び、彼の命令は、対外的に「祖父が出したもの」として実行されていた。]
「約定」はやはり忘れ去られている、か。
[ 平静な声音。]
……それもそうか。
[ 小さく鼻を鳴らす。]
|
[どうやったら、あんな風に出来るんだろう 人が生き物を殺す時は、武器を使うんだ それが、人間が猿とは違う所じゃないか
なのに、あの遺体は刃で裂いた物じゃない むしろ、喰い散らかしたと言う方が正しい 肉食の獣が食い散らかした物を、人が並べた そんな感じだ、あの遺体は
知能のある犬とかが、いない以上は だれかが、そんな子供じみた事をやったんだ だれがやった? そんな事は問題じゃない
少なくとも、今この村にいるんだ 喰い散らかされた遺体で遊ぶような奴が やっぱり、信用するべきじゃない 出来るだけ、人には近寄らないようにしないと]
よし、そういう事だな あとは、記憶から消去するだけだ
(174) 2010/07/29(Thu) 22時半頃
|
お前の言った通りだ。
彼らは忘れてしまった。
[ 遠巻きにソフィアの死体を眺めながら騒ぐ人間たちを凝視し、同胞に語りかけた。]
|
ん…――――
[黒い髪が、さらり揺れながら下がるのが見えた あの双子だ、死体の側にいなかった方の あまりツンツンするのも、クールじゃないから 何も感じてない、何も思わないと 自分に暗示をかけ、手を上げるの]
よ、どうした? 水か?
[やば、水浴びちゃったからなぁ 白いシャツだと、すけないかなぁ? 大丈夫かな、ちょっと心配]
(180) 2010/07/29(Thu) 23時頃
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|
大丈夫だと、言っただろう 私は、他の奴とは作りが違うんだ
[何度も何度も、彼は水を飲む そんなに飲んだら、逆に気持ち悪くなりそう 大丈夫なのかな、この子は]
無理するな きついなら、無理に出歩く事はない
[私も似たようなものだから、気持ちがわからない事もない ただ、この子には家族があるんだから 辛い時は、家族に頼ったらいいのに 私には、出来ない事だが]
(191) 2010/07/29(Thu) 23時頃
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何が情けないものか 男だから強くなきゃいかん、と言う道理などない 一人が落ち込んだら、一人が支えたら良い そういうものだろう、家族と言うのは
[彼は笑うのか、凄いな ただ、元気がないのがまるわかり ちょっと惜しいな]
君には家族がある だから、無理する必要はない 良い物だぞ、家族は
[座り込む青年を、じぃーっと見るの 隣に座るほど、気を許したんじゃないし 無視するほど、薄情じゃないから 私と村人の距離は、こんなもの]
(216) 2010/07/29(Thu) 23時半頃
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|
[金色と銀色の長い髪が、井戸の側に来る
私は、どの人とも同じ距離を取るの 私から近寄る気は、一切無い 寂しい想いは、人一倍強いから 自分からどこかに行く事もない
中途半端な距離、ここが私のリミットなんだ 伸びた手ならば取るだろうに、私から手を伸ばす事はない]
よぉ…――――
[軽く挨拶するだけさ]
(225) 2010/07/30(Fri) 00時頃
|
|
君が泣き叫んでも、私は知らない顔をするがな 叫び声が出る分、マシだから
[気を失ったりしない限り、私がどうこうする事はないんだ 心配するほど、距離は近くないよ 近寄ろうとする人間しか、私との距離は縮まらないんだから]
救う気も、なぐさめる気もないからな
(230) 2010/07/30(Fri) 00時頃
|
ああ、そうだな…。
[苦々しい思いで吐き捨てる。
――我らを思い出す者はおらぬか?思い出しても畏れから口に出さぬだけか?]
村の年寄り共もどれだけ使えるやら。
[ヘクターを補佐する立場にある「キツネ」も、人口が増え、近代化へと向かう村に対し絶対的な力までは持っておらず、祭の形骸化を食い止めるには限界があったようだ。]
|
ミッシェル、私はいつも通りだ いや、いつも通りであろうと努力している
[こちらに向いた視線に、私はそう言うの 人を救うほど、私には余裕無いんだよ]
あんなの見た後に、人に優しくなんか出来るものか そんな事出来るような余裕がある人間は、異常だ
(235) 2010/07/30(Fri) 00時頃
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屯してたら安全、と言うわけじゃないだろう
孤立しようとしているんじゃないが 無理矢理つるむ気もないんだ、私は 私には、私の生き方がある
[仲良くしよう、なんて今更な事 私は、皆と等しく距離をとったまま生きて来た 両親が死んでから、ずっとだ 今更どうこう出来るものじゃないし、する気もない]
(246) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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心配する意味が、あまりないな 私は、ずっと一人だったが、村からは出なかったろう つまりは、そのくらいの距離が私の距離だ
何処かに一人で行くなど、出来はしないよ 私は、そんなに強い人間じゃないんだ
[心配だってさ、面白いね 人は、自分に都合が悪くなったら友人でもすてるのに そうじゃない時は、仲良しになりたがる
少なくとも、私はそう思う だから、私は自分から近寄らないと言うのに]
心配いらない 逃げたり、追い払ったりはしないよ
(257) 2010/07/30(Fri) 01時頃
|
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[やる事があるからと、何処かに行く金色を見送り 小さく振るう銀色と、苦しそうな漆黒を 私はただ見る じっと見る
私は、自分から何かをする気がないの 私との心の距離は、皆同じ 余所者だろうと村人だろうと、等しい距離
だから、だれかに肩入れしたりしない 皆等しく、じっと見るの]
ヴェス、あんまり気にするな 少なくとも、人死が起こるような村じゃなかったからさ 皆動揺して、わけわからん伝承のせいにするだけだ 怖い村だなんて、思わないでくれな
[少なくとも、真実を知る者などもう生きてはいないのだから そこらにある神話や、伝承となんら変わらない物 私は良く知らないが、そんな物なら何処の村にもあるよ]
(289) 2010/07/30(Fri) 10時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/30(Fri) 10時頃
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[さっきから、色々な人が言う 神様だの、御使いだの、頭の悪い事をずっと こうなると、村中の人間は異常者なんだろうかと言う気もするよ
もっとまともな頭をした人は、いないのかな 何かあったら、皆神様や悪魔のせいにしてさ 老人達が言うのだから本当だ、と勘違いしてる
やっぱり、こんな人達を信用するのは無理 若いのは年だけで、価値観は何百年前のままみたい]
まぁ、私にはどうでもいい事だ
[そういう勘違いしたオカルトな人達と、話をする気はない 早々に、井戸から立ち去る事にした 少なくとも、私はそんな馬鹿な話は信用しない 自分の目に映った物こそが、真実 見た事のない物を信用するほど、私は馬鹿じゃないの]
(301) 2010/07/30(Fri) 15時頃
|
[何故忘れる・・・何故・・・
こんなにも人の子は愚かだったのか?
我等が慈しみ護ってきた者らよ
幾度の潮の満ち引きと共に、汝のその英知はいずこかへ消えてしまったのか]
[ 同胞の憤りがじわりと伝わってくる。
「声」は殆どの場合において、音声による言語以上にその感情を能弁に伝える。
彼は伝わる怒りの感情を、舌の上で転がすようにじっくりと吟味した。]
|
[ジジババ連中も、若い奴等も、皆揃ってこそこそと 生贄がどうの、神様がどうの、馬鹿じゃないの
少なくとも、私が産まれてからはずっと 祭で人死なんか起こらなかった つまりは、村の人達が何をこそこそ言おうと 私からしたら絵空言
獣がソフィアを襲い、喰い残しにだれかが悪戯したんだ それ以外に何があると言うの 噂話する暇があったら、犯人探ししなさいよ
家に帰るのも怖いから、フラフラしてるけどさ 村人達の話を聞いてると、頭が痛くなる 伝説の化物よりも、殺人鬼の方が怖いじゃない]
もう、やだ…――――
(303) 2010/07/30(Fri) 19時半頃
|
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/30(Fri) 19時半頃
|
[ああ、本当に何処か遠くに行く事が出来たらいいのに 田舎は好きだが、こういう空気は大嫌いだ
なにかあったら、ジジババが古い価値観を振り翳し 陰に籠った小さな部屋の中、こそこそ密談し 話し合った事を、私達に押し付ける 学がないからと、若輩者の話など聞きもしない
ああ、私は物を知らないよ 村の中の事すら、あまり知らない だけど、秘密にするのはいつも大人じゃないか]
本当に、何処かに行こうかな
[女の身じゃ、流浪というのも難しい なかなか、心が決まらなかったけど 今度こそ、何処か遠くに…―――]
(305) 2010/07/30(Fri) 21時頃
|
|
いくら気に入らないからって、いきなり出ていくのはまずい
[痛い頭を、コツコツと叩きながら 何処に向かおうか、思案しだした
森の方は無理、獣がまだいるかもだし 井戸の方は、おばさん達が集まる時間だし 広場の方は、多分葬式ムードだろうな やっぱり、いつもの所にいこうかな あそこなら、一人で横になっても大丈夫よね]
―― →いつものサボり場所 ――
(311) 2010/07/30(Fri) 21時半頃
|
[聖なる樹、聖なる泉に捧げられし供物は、
再び人へと巡るだろう。
その肉体は人として大地に還そう。]
|
―― いつもの場所 ――
[ここは、村の端の方 樵が、切った木を積み上げておくのに作った小さな空間 枕になる樹もあるし、影になる所も多いから涼しい 何よりも、この樹の香りが好き
だから、私がサボるのはいつもここ ごろんと横になり、雲が流れるのをぼぉーっと見ながら うとうとする瞬間が、私の至福の時]
(318) 2010/07/30(Fri) 22時頃
|
|
[瞳を閉じたら、惨殺死体が目に浮かぶから いつもの場所で、いつもの自分になる事が一番良いと思うの 死者のために泣くのは、親しかった人の仕事 私は、村中のどの人ともそんなに親しくないから 泣いたり、狼狽したりする資格はないんだ]
羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹…―――
[雲が、もこもこした羊みたいだったから そんな事を、言いながら]
羊が十匹、肉屋が儲かる…―――
[嫌な想像しちゃった]
(319) 2010/07/30(Fri) 22時頃
|
|
あー、やめやめ 羊を捌く所想像しちゃったじゃないか 吐くぞ、この野郎
[手をぶんぶん、目の前で振った もっといい事を想像しよう 良い事・・・良い事・・・良い事・・・]
あー、何にも思い浮かばない
[面白い事なんか、ここ最近なかったもの いきなり思い出そうとしたって、難しいね]
(325) 2010/07/30(Fri) 22時頃
|
|
ノックの音聞こえたら 今夜は舞踏会 紅のドレスにしようか 貴方が望むなら
風の記憶追いかけて 雲の様に舞い 森の鼓動聞きながら 川の様に歌うよ 夜空に散る水晶は 紅や蒼に輝き 張り付いた女神の矢が 今日はとても眩しい
手を取り合い歌いましょう 暁が 私を 迎えに来るまで
[歌を歌うと、母さんに会えるような気がする 母さんは、人当たりの良い人だったから こんな時はきっと、広場で忙しくしていたに違いないの 私も、母さんに似たら良かったな そしたら、こんな気分にはならなかったろうに]
(331) 2010/07/30(Fri) 23時頃
|
|
[ひゅるり、ひゅるり、ひゅるり 風が色々な物にぶつかって、小さな隙間を通り音がする
大地の草花が風に揺られて、かさかさ 耳から、肌から、世界を感じる事が出来たなら 脳裏に焼きついた物も、砂上の楼閣の如く
さらさら、さらさらと音を立てていく気がする やっぱりいいな、こういう瞬間 私にはやっぱり、緩やかな時間が何よりも大事 言葉すら必要ない、至高の時
ソフィアの至高の時は、もうすぐそこだったのに 同じ女として、その時にたどり着けなかった彼女を不憫に想う]
彼女を食い殺した獣は、仕方がない 生きるために喰う、これは基本的な動物のルールだもの ただ遺体に悪戯した人間は、許せないね
(352) 2010/07/31(Sat) 00時頃
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