人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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 まぁ、がんばれや。

[自分の若い頃に似ているなぁと思うドナルドを応援した。]





  ああ、ともだち だけは いるのよね

  それは すてき …


【人】 問題児 ドナルド

― 保健室 ―

[成長限界まで達した植物が、最後に生み出した蔦は、それまでの物と様子が少し違っていた。

ぬるりぺちゃり 殺意の無い蔦は、セシルの触れたドナルドの肌、傷にその樹液を染み込ませて―――理性を奪う。]

 嗚呼……――――
 多分、これは、大丈夫だと思う、ぜ?

[じゅくり、傷が熱を持つ。
どこか心此処にあらずな様子で、呟いて。
そのまま蔦を意に介した様子なく、ベッドにセシルを降ろそうとするか。

―――……少し開いていた扉は、自動的に閉まった>>436]

(441) 2010/03/04(Thu) 23時半頃


   っ… 〜〜…!!!

 [なにか き こえた ]



 ん?送る話か?
 


先生もそろそろ、潮時だろうな。
[自分よりも亡霊らしい姿をふと思い出した。]


『まあ、がんばれ。』


[倣って置いて。]

             『そう、そろそろ。』

『時間が来るからね。』


[ラルフはともかく、ヘクターを襲った 闇 。
 忘れてない、けれど。それには 触れない。]


【人】 問題児 ドナルド

― 保健室 ―

 なんと、なく、かねぇ……―――
 俺、喧嘩慣れしてる、からさ

[本気かそうでないか。殺意があるかないか。
分かる気がすると……―――。]

 なんつーか、アシストされてるみてぇだなぁ。

[ベッドに降ろせば、セシルの手に伸びるピンクの触手。
膜を張った身体を支えている手に触れると、硬質でない感触。]

 なぁ、ほら、触れても平気だ。 

[濃紺を細めて微笑む。ドナルドもベッドに乗り上げると、セシルの頬に垂れた樹液に指を這わそうと伸ばした。]

(463) 2010/03/05(Fri) 00時頃

【人】 問題児 ドナルド

― 保健室 ―

 さぁ、なんでだろうなぁ……―――

[じわりじゅくり 傷から直接体内に樹液を含んだドナルドは、事態の異様さに気付けない。否、考えようとしない。

―――……唯、目の前の人が  欲しい  ]

 ん。なんだ?

[薄紫を見詰める濃紺は、唯、今は柔らかい。声音と同じく。
頬に触れた手。重なる手。名を呼ばれた。
親指だけ動かして、セシルの唇に樹液を塗りこめながら問う。

遠い話声は、ケイトとヘクターのものか。
それとも、下駄箱を挟んだ隣室のものか。]

(476) 2010/03/05(Fri) 00時頃



『どうするの?』

               『どうしようか?』

『辛そうな子を送ってあげる?』


[鸚鵡の声に疑問を抱く筈がない。
 それは、自分の声。自分の内の 闇 の声。]


                 『もっと呼べたらいいのにね。』

『皆 鬼 になれば 、 いいのに。』



 つらそうな子はどの子だぁ
 


【人】 問題児 ドナルド

― 保健室 ―

 そうか……―――

[なんでもないと言われれば、スイッチが完全に切り替わる。
甘く食まれた指先の感触に、眼が細まる。
チラリと覗く舌に、濃紺に優しさでない色が燈る。
三白眼は、まるで獲物を捉える肉食獣のよう。

親指を引き抜くと、噛みつくように接吻けた。
ぴちゃり ぬちゃり 舌を互いの蜜を絡ませようと。]

 お前 が 欲しい

[接吻の間に告げながら、指先がシャツの上を彷徨って。
掌全体で、蜜をなすりつける様に、背を胸を撫でる。

やがて襟元の隙間から、指先を這わせ、素肌の鎖骨をなどり、ボタンを一つ一つとはずして行く。]

(492) 2010/03/05(Fri) 00時半頃

(遠い)

  (声)

                     (誰が)
      (誰を)


          (――だれ)




   『うーん。』


『誰か、いたかな?』

         『まあ、送りたい人でも、いいんじゃない。いない?』



『あれ、……キャロライナ。』

[闇は、呼び方が、違う。]

             『気に掛けたことに ありがとうって』



寂しいのかな。

[みられない きにもとめられない それは とても ――]


問題児 ドナルドは、化学教師 スティーブンに話の続きを促した。

2010/03/05(Fri) 00時半頃





 さみし い の ?
 そう なら ともだちがいるところ いきたい かな


[嗚呼。でも]

  [キャロライナの、友達は]


         [まだ、こちら側に、いるのに。]





 わたしは盗み聞きの子、また見てるけど。
 そのまま見てていいのかな?



『そうだね、考えておこう。』
  『そろそろ、時間が迫ってるけどね。』

[闇 が 濃く ひどく、濃く。]

『ふふ、でも、盗み聞きの彼も向こうに行ってしまったら、』
          『吃驚するかなぁ、皆。』


『今日は何人向こうに行くかな。』


[くすくす、と、嗤う。]




  でもきみは ほんとうに 盗み聞きの子

  おくって いい の ?


 
『じゃあ、先生を。』

              『ちゃんと向こうにいけるように 
                 間違いがないように送ってあげようか?』





     (――先生)

         (――間違わないように、)


 (と、 闇が囁く)

 


【人】 問題児 ドナルド

― 保健室 ―

[此処ではない声は、捕食者の耳には届かない。
届くのは、獲物のあまやかな喘ぎ声だけ。
視界が捉えるのは、艶やかな痴態だけ。]

 あぁ 何が 欲しい……―――?

[互いの熱で、蜜が樹液が蒸気して行く。
唇の端に滴った銀を、舌先で舐めとって。

シャツの端を握られたなら、びくりと反った背をベッドに押し付ける。舌は顎先を伝い、鎖骨を通り、肌蹴た胸へと落ちる。
胸の間を舐めて、左の胸の飾りの周囲を悪戯に擽った。]

 セシ ル

[ドナルドがセシルを呼ぶ声も、蜜を絡めたように甘いのは、肌に塗り込めた樹液の所為か。
ボタリ、また触手から樹液が互いの身体を濡らす。]

(515) 2010/03/05(Fri) 01時頃

…そうだな。先生を。
絶ち切ってやらないとずっと迷い続けそうだ。

盗み聴きの彼も、覗き見の子も、共に深淵に近づきすぎて落ちてしまうと丁度いいかな。



           …… ど うして?

[闇 が 揺らぐ。]

『送って』いい よ。

                  『…… だって』


[そうすれば 闇 が さらに 蝕むから。]

『悪い子 は 』
            『それに 僕たちが 危ないじゃないか』


[言い聞かせるように 闇 は 塗りつぶす。]





   『鬼 だから ちゃんと』


[みつけて。]

                  『送って』


[迷い子を。]



『あげよう。』


                    [迷わないように。]





   みんなでいっしょにいくの
                 すてきだね


 
 
  ああ、本当に、素敵――…ね
 
 


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