230 【R18えろぐろ】妖虫戯曲
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─ いつかの食事の記憶と何か ─
[最初に喰らった奴の顔は忘れたが、対峙した相手から臓腑をこの身から引きちぎられたことは覚えている。
その臓腑は壷の片隅で、ひとりの赤い瞳をした蟲となり、ヤヘイの傍らにあった。
ヤヘイの牙が伸びてきたその時、置壱の臓腑から生み出された者らしく、口の中からどこか柔らかそうな大顎を出し、そうしてヤヘイの首を斬り落としていた。
赤い眼を持つ置壱を少し幼くした蟲がその場でどろりと溶けたように崩れたのは、ヤヘイの肉塊をぐちぐちゃと喰らって暫くしてからのこと。*]
(1) 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2015/07/08(Wed) 23時半頃
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[ふわりと宙を駆ける一瞬>>1:39、思い出したのは翅があると告げた時の沙耶の姿>>1:41。
くすくす笑う様を無邪気だと思いながらも、言い知れぬ警戒心を抱かせる音色だったと思いながら、置壱は余四朗との距離を真上から詰めようとする。**]
(3) 2015/07/09(Thu) 00時頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 00時頃
肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 17時半頃
肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 21時頃
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嗚、ある意味横取りだったかも、な。
[深めた余四朗の笑み>>22に吐き捨てる様に返し、決まりだと告げた余四朗の言葉を合図にしたかの様に翅を広げて置壱は宙を駆けた>>1:39。
ふわりと跳び、そうして勢いをつけて余四朗の頭のてっぺんめがけて己の口から吐き出されたみたいに伸びる大顎を、身体ごと急降下させた。
そうして──……]
お前さんがしたのは、確かに横取りだわなぁ! 俺が
(勝手に)
喰らわないでいるって決めた奴の命を横取りしたんだ。 許しゃしねぇよ──……!
[真上から余四朗の頭めがけて落下する最中、置壱は己の昏い感情を込めて、そう叫んでいた]
(26) 2015/07/09(Thu) 22時半頃
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──ちぃっ!
[右肩から生える腕を晒した余四朗が、鋏で大顎を防いできた>>25。 噛まされた感触に思わず舌打ちしながら、ぎりっと力を込めてそれを噛み砕く。 そうしている頃には、翅で浮かせた身は地に足を着けていた。
普段なら喰らいついたものは呑み込み咀嚼する性質であるが、砕いた殻はすぐに吐き出した。
喰らった蜘蛛の味がするかもしれぬと、余四朗は言っていた。
冗談じゃない。
喰らいたくないと願った者の味がするかもしれない身など、咀嚼して嚥下出来るわけがなかった]
(27) 2015/07/09(Thu) 22時半頃
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……は、これで── ──終いだ……!
[そうして噛み砕いた──正確には噛み砕かされた殻を吐き捨て、そのまま次こそ仕留めようと噛みつくようにして余四朗の首へと大顎を伸ばしたその時。
気づかぬうちに再び生えた余四朗の尾が、肩を刺した]
ぐっ──……!
[やれるとどこかで慢心して受けた痛みは、置壱の体勢を崩させるには充分。
短く呻き、余四朗の目前でその痩躯をうずくまるようにして崩した。 余四朗の好機となることを理解しながらも、暫くは体勢を持ち直すことは出来ないだろう。
じわりと、片口から滲む血が衣に染みを作り始めていた]
(28) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 23時頃
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[>>32笑いとも呼吸ともつかない吐息が、頭の上から降り落ちる。 それを耳にして湧く悔しさは、大顎を喉にずるりと仕舞った口内の奥歯をきつく噛み締めることで誤魔化そうとする。
もっとも、肩に与えられた傷を耐える意味で歯を食いしばっているというところが大きいが。
ゆったりと近寄る足音に、あまり力の入らぬ上体を上げ、余四朗を見る。 見なければ良かったと思ったのは、それからすぐのこと]
……くっ、そ
[愉悦を隠さぬ目に向ける置壱の瞳の昏い色には、どこか憔悴の色が揺らぎ。 小さく吐き捨て、そうして屈む余四朗から伸びる手が肋骨に添えられれば、わずかに身じろいだ。
けれど肩に喰らった傷がじんわりと痛み、身を竦ませ、抵抗を忘れさせる]
(35) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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──っぁ! っぅ、ぐっ……ぅ……あ゛……ッッッ!!
[開けられる大口。
余四朗の頭に片手を伸ばし引き離そうとするよりも先に、その口に腹を喰い破られた。 肩に受けた傷のせいか、思考の巡りがどうにも鈍り、判断が遅れたらしい。
皮膚を喰い破られる痛みに、伸ばしかけた右の手を余四朗の頭にやり、髪を毟るようにして掴んだ。
けれどそれは、生きたまま喰らわれる者が、痛みに縋るよすがを求める力しか入らず。 ある程度の蟲を喰らった者なら知る、捕食された者の力なきもがきだと知れるだろう]
(36) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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ぅ、ぐっ……! が、……ぁ゛……ッッッ
[黒く痩せた蟲が、苦悶と苦痛を喚かせながら、腹を喰い破られる衝撃にもがいていく。
ぐちゃりと己の腹が喰らわれる音なのか、それともそこから噴き出る血の音なのか判らない水音は、キンと痛むような耳鳴りの中で聞こえた。
余四朗の頭を毟るように掴む手に力はなく。 それでも未だ、置壱の瞳から復讐の色だけは消えずにいた。
それはもう、果たせないだろうと理解しながらも。**]
(37) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2015/07/10(Fri) 01時頃
肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2015/07/10(Fri) 06時半頃
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