人狼議事


64 色取月の神隠し

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視点:


たまこ、が?

[仁右衛門を里へ導くよりも、少し前のこと。
辰次からの知らせに、驚いたような、困ったような声音を返す]

あれ、まあ。そんな風には見えなかったけどねえ。
簪の九十九神ってのも、ずっといたのかい?気づきゃあしなかった。

でも、あんたが見たんなら、そうなんだろうね。
あきのしんが言ってた、いるけどいない、ってのはそいつのことだろうさ。

あたしらがあやかしだって知ったら、あの子は、人間はどうするのかねえ。
――追い出されただの封じられただのって話は山ほど聞くし、バレたら無事に終わるとも思えないよ。

このままおとなしく正体を隠してるか、そう、いっそ――

皆、「お友達」になっちまえばいいのかね。


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/09/16(Fri) 16時半頃


【人】 子守り 日向

―青葉村/秋月邸―

[少しののち、娘の姿は神社の石段から消え、秋月邸の門前に在った。
 考え考え立ち寄った菊屋の屋台には、親友の姿は其処に無く。
 自身に及ばぬ領域の話は、知識人に尋ねるのが先だろうと。]

 …………。

[客人の多い日だと零す女中の後ろに付いて廊下を歩く。
 なぜだろうか落ち着かず、視線は彼方此方へと向いていた。]

(13) 2011/09/16(Fri) 17時頃

【人】 子守り 日向

[お邪魔します、と口の中で呟いて、
 案内された部屋へと遠慮がちに一歩足を踏み入れる。
 書物の堆く積み上がる部屋、散らかした床。]

 …………、?

[違和感が既視感へ、やがてそれは驚きへと変わる。]

 (……………
  ………右せんせ)

[懐かしい呼び名が脳裏を過ぎった。]

(14) 2011/09/16(Fri) 17時頃

【人】 子守り 日向

 秋、月、仁、……右、衛、門。
 ね、せんせい、これは?
 
[右、という字を抑える人差し指は、年の頃五つ六つの幼子のもの。
 座れば頭が見えなくなってしまいそうな机に、身を乗り出すようにして。]

 ………よまないの? ふうん。
 なんでだろう………ここに在るのに。

[右衛門でヱモンなのだと説明されても、子供には納得が行かぬ様子。
 「右」の字を、団栗眼はじいっと見詰め]

 じゃあ、じゃあね。ひなたは右せんせって呼ぶ。

[それなら右も寂しくないでしょう、と。
 失われる前の、あどけない高い声が笑みを含んだ。]

(15) 2011/09/16(Fri) 17時頃

【人】 子守り 日向

[紐解かぬ二冊目の手記を丹念に調べたならば、
 孫娘が暇を見て村の少年に文字を教えて貰いに通っていること。
 そして同じように秋月邸に出入りする子供たちと友達になったことが、
 嬉しげに書き付けられているのを見つけることが出来るだろう。]


[先生として、兄として慕っていたことを、
 何故忘れていたのか、それすらも忘れてしまったけれど。]

(16) 2011/09/16(Fri) 17時頃

【人】 子守り 日向

[ひとの気配の無い仁右衛門の部屋に、女中は首を傾げていた。
 暫くの間押し黙って襖の前に立ち竦んでいたが、
 最後に訪れたのが志乃であったことを聞いたなら、一礼して邸を辞した。]

 “あなたの望みは……”

[其処から先にゆくことですか。
 こちらに帰ることですか―――]


[足早な下駄の音が、からころと*]

(17) 2011/09/16(Fri) 17時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2011/09/16(Fri) 17時半頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/09/16(Fri) 17時半頃


どうすっかね。

ま、本格的に対策立てられる前に、行動に移した方がいいのは確かだろうな。何をするにしろ。

俺としてはもう少し祭りを楽しみたい所だけどな。

[芙蓉に告げる。
まだ隠せたのは二人だけだ。**]

眼鏡先生は無事行けたみてえだけど、
志乃さんは体の具合、大丈夫か?


 うちは大丈夫ですよぅ?
 せやなぁ…ただじぃっとしてたら平気なんやけどね。
 無理に隠の音をこちらで聴かせたろ思うとぼぅっとしますんよ。

 簪の九十九神ですのん?
 うちも昨日たまこちゃんに逢うたときは
 気ぃつかへんかったんやけど
 龍っつぁんがそない言うなら間違いないやろね。

[妖しでも同種の気は受け止めやすい。それは九十九神たる自らがよく知っている。
けれど、昨日の彼女からは妖しの気は感じることができなかった。
ただ単に簪がその場になかったのか、それとも自身がそれだけ弱っていたのか……
正直今の自分では前者と言い切れないのが寂しくもあった]


 今やったら、龍っつぁんが言うような、
 みんなまとめて言うんも面白い思いますけどな。

 九十九の妖し纏ってるいうんやったら、たまこちゃんは理解してるんやろ?
 いっそ皆で遊びにおいで言うんもええかもやけど…嗚呼芙蓉さんの言う
 『お友達』いうんはそういうことやろか?


 せやけど、たまこちゃんらの近くに
 それが面白うない思うてる人もおるやもしれんね。
 それにこんだけ、ようけい人がおるいうても
 一片に大勢いなくなってもうたら
 流石に事が荒立つし、お祭りに水差すんは
 おもろないしねぇ。

 ゆっくりお連れするんがええ思いますんよ


うん、めがねは無事に送ってきたよ。
志乃は、あたしがついてるから、無茶はさせないさ。

ああ、そうともさ、辰次。
あたしらは、ただ祭りを楽しみたいだけだよねえ?

[小さく、笑い声]


そうだよ、志乃。
お友達になってさ、みいんな、あたしらの里へ、遊びにきてもらえばいいじゃないか。

[志乃の「ゆっくり」という提案には頷いた]

でも、そう……みんながみんな、うんと言うとは限らないからね。仲良くなれた子から、順々に、さあ。


 せやなぁ…
 うちらはお祭り楽しんで、
 気に入った子を別のお祭りにも連れて行ったろう
 思うてますんやろ?

 厄押しつけたろうとか思うえませんのやろ?
 喧々囂々しとうないいうんは、皆同じやろうしな。
 …みんなの近しいヒトが
 妖しどない思うてるか知りたいんやったら

 うちが出てってもええよぅ?

 その道沙耶には話しよう思うてるし
 センセにもお見せしたしね。

 センセも半妖やから、他の人に言うようなん
 ない思うけど、あそこのお屋敷
 センセ以外にヒトもおったしな。

 見た人おるかもしれんし。



 せやねん。せやねん
 お祭り終わって逢魔時も終わったら
 もうしばらくは仲良ぅなったヒトと遊ばれへんからね。

 こっちとあっちの時の移ろいやったら
 もう逢えへんやろうしね。

 連れていって
 帰る言うヒトは還してあげたらええんよ。

 雷門さんの子らやから、普通の子らより
 帰りやすぅはずやしな。

 せやから、永ぅお祭り楽しんで
 みんなええ子見つけてや。

 芙蓉さんはええ子おったん? 


人間にも見えるよう、姿をはっきりと現してたからなぁ、
あの簪。あそこまで現れられたら、誰でもわかる。

あやかしに成って一日とか言ってたから、まだ気配が小さくてわかり辛かったんかも。

[芙蓉と志乃に、慰めのような言葉を告げて。

…厄を押し付ける気はないけどな。
しかし、了承は別にいらんだろ。
嫌がったって自力じゃ戻れないんだ、その内諦めるしかない。

隠していくのはゆっくりでいいが、最終的には全員招いちまおうかな、って。正体ばれるのとか、色々考えてて途中で面倒になった。

[どうにも乱暴な意見である。]


そうだねえ……
めがねには、あんたの本当の姿見せたんだ?
でもあれは半妖だったから、人間がどう思うかのアテには、あんまりならないか。

やっぱり、まずはさやだろうね。


ん、あたし?
たまこはいい子だよね。ひなたも、さ。
ふたりとも、旨いもん作ってくれそうだし。

――たまこ、たまこかあ……。

[少し考え込む様子]


成ったばかり、かい。

[簪の話に、目を瞠った]

そりゃあ、辰次にしても志乃にしても、どっかで「成った」日があるんだろうけどね。
なかなか珍しいところに立ち会ったもんだ。

[面倒、と言うのには肩を竦め]

……ああ、ああ、あんたはやっぱりやんちゃだねえ。



一日? やや子なんやな。その簪
そしたら、うちが逢うた時はまだ眠っとんかもしれへんね。

龍っつぁんが気に入った子そうしたい言うんやったら、うちはええ思うよぅ?

そういう力強さも殿方の魅力いいますからねぇ。

せやけど、好きな子に嫌われんよにね。
向こうで口訊いてくれんとか寂しいやろ?

[中にはそういうのがいいとかいう、不思議なヒトもいたような気がするけれど……龍の子はそういう感じもなさそうだしねぇ……と。独りごちる]


逢魔が時の訪れも影響しているんだろう、多分な。

[一日前といえば、逢魔が時が始まったくらいの頃か。揚羽についての見解を述べた後。

……別に、好きな子ってわけじゃぁ……

[決まり悪そうな空気は伝わったか。
歯切れが悪く、ぼそぼそと呟いた**]


……ふうん?
そりゃあ、誰のことだか気になるねえ。

[いかにも面白がる気配、決まり悪げな辰次へ向ける]


女郎花の綺麗な折り方は、奴延鳥さんに訊いたらええ思いますよぅ?
龍っつぁん?

嗚呼、せやけど、気ぃつけんと奴延鳥さん……

[芙蓉のおもしろがる気にちょっと乗っかってみた。すぐさま『冗談やから怒ったら堪忍やよぅ』と付け加えて]


【人】 子守り 日向

―神社:広場―

[秋月邸から神社までの道程で志乃に追いつく事は無かった。
 うんと身体を伸ばして目を細めるが、見付からない。
 祭りに限らず、人波の中でなにかを探すのはひどく苦手だ。]

[志乃ならば沙耶と共に居るかも知れない。
 先刻の手妻師の演目は一巡しただろうかと考えながら、息を整えぬままに膝を折った。]

(33) 2011/09/16(Fri) 22時頃

【人】 子守り 日向

[と、小屋の前で芙蓉を見つけた。>>30
 小走りに走り寄って、袖をちょいと引こうと手を伸ばす。]

 “芙蓉さん”

[掻き分けた人波に埋もれながらやっとの思いで見上げたが、追いつくことは出来ただろうか。]

(38) 2011/09/16(Fri) 22時半頃

【人】 子守り 日向

 “志乃さん――ではなくて、
 沙耶さんと藤之助さん、もうここを離れたかな”

[足元の狭い空間に走り書きする。
 これほど顔を合わせてなお、これでは通じないことを知らない。謝罪の仕草で袖から手を離し、芙蓉を見詰めた。]

 !

[そうして顔を上げた先、探し人のひとりを見つけたなら、
 藤之助の佇む方向と芙蓉とを交互に見遣る。
 未だ一緒だったのだと、少々安堵の表情も見せたか。]

(44) 2011/09/16(Fri) 22時半頃

……ごめんよ。いろんな話を聞いちゃあいるんだけど、あたしは、本当には……知らない。
せいぜいが、猟師の罠で怪我をさせられたくらいさ。

そりゃ、人間よりも、皆が大事だよ。普段は互いに好き勝手やってる身だけど、仲間だもの。
あんたや皆を危ない目に遭わせるくらいなら、人を殺めても、攫ってもいいさ。


だから、だからさ、気を悪くしないでおくれよ。

[鵺の古傷、その奥底の恨みまでは、想像することしかできない。
それがわかっているから、しょんぼりと狐は答える]


【人】 子守り 日向

[二人と共に居た沙耶の不在に首を傾げていたが、芙蓉の言葉に得心したよう頷いた。>>47
 示された入り口へと顔を向けつつ、甘味の時間に邪魔して良いものかと暫し小枝を彷徨わせていると、藤之助の声。>>48]

 “さっきは碌に案内も出来ず ごめんね。
 秋月先生の邸第に用事があって先にお暇したのだけど、会えなくて。
 
 神隠し、みたいに 居なくなったようだから”

 ………

[少しだけ二人を伺い視て、下げた眉を元に戻した。]

 “さっきの穴埋めもあるし、何なら付いて行こうかと思ってたけれど、芙蓉さんは 用事、残ってるかな
 先に行った方がよければ、先に行って待とうか”

(52) 2011/09/16(Fri) 23時頃

 ……己がこうなっちまったのは、
 人の子如きに何が出来るものかと
 高を括っちまったせいもあったからなぁ。
 
 だから、二度と油断はしないと決めたのさ。  
 
[ぽつり呟いて]
 
 後な……お前さん、殺しや人喰いは不得手なんだろう?
 必要になれば、俺なり誰なり、向いた奴がやるだけのことだから
 無理をする必要はないよ。

[悄然とした様子の芙蓉を見て、向ける言葉は軟いものになる]  


恥ずかしい話だけど……「狩り」はね、あんまり。
でもさ、やっぱり皆を護れなきゃね。

[いざとなれば独断するつもりとも知らず、鵺を仲間と見込んで言う]

うん、無理はしないよ。
だから、藤も、辰次も、くれぐれも気をつけて。
志乃には、無茶するなって、何度か言ったね。違う意味で、だけど。

あきのしんは……危なくなったら、逃げるんだよ。
あんたが何なのか、あたしよくわかってないんだけど、あんまり強そうには見えないからねえ。


【人】 子守り 日向

[珍しくしどろもどろの芙蓉の様子を不思議そうに見やる。>>47
 それが彼女の言う“用事”に関連しているのか、それとも………
 並べた文字を見下ろしたのち、これがよもや彼女に通じていない?そんな可能性に思い至れば、さあと血の気が引いた]

 ―――…、〜〜。

[合わせようとしてくれている芙蓉を慮れば直接尋ねはしないが、
 仮名付きの文字で駄目ならと、身振り手振りをぎこちなく沿えて]

 “ん わかった。
 先に行って… 話してる”

[実際のところ、志乃への問いは二言三言で終わる短いものだ。
 彼女らが用事を終えるまで間を持たすことが出来るかは分からない。
 が、努めて笑顔の芙蓉を思えば、何事も無い表情で返す。]

(66) 2011/09/17(Sat) 00時頃

『荒らすつもりはない』と言ったのはお前だ。
他のもんを巻き込まないよう、血の一滴、骨の欠片も残さないように頼むぜ?

[たまこが縁の薄い者だからか、藤に告げるのは淡々とした物言いだ。
度が過ぎなければ雷門も怒りはしないだろう。

でなくば、人を襲った獣や、獣を捕る人にいちいち罰が当たることになる。真意はわからないが、龍笛はそう解釈している。]


そりゃぁ、全員に言えることだな。

いざとなったら、里へ帰れよ?
逃げるのは癪だが、あそこならまず、人の手は及ばねぇんだから。

俺は逃げるつもりはないが、気をつけるから平気だ。

[芙蓉の忠告にも、からりと笑うばかり。]


 分かってるさ。
 やるときは、朝顔のように――秋月の旦那のように
 きれいさっぱり現世から居なくなって貰うさ。

[鵺は龍笛のように雷門を知らないから
彼が内心思うように罰に関しては大して警戒していない]


【人】 子守り 日向

 “女中さんがそう言ってたの。
 身近な言葉だったから ちょっと気になったのかな”

[話してしまえば何かが分かるだろうかと。
 一瞬の逡巡に惑った枝先は、何事もないかのような言葉を刻む。>>63]

 “大食漢は、朝餉と夕餉は逃さないって聞くものね
 お弟子さんでも見つけて、連れ帰ってくるかも
 だから また訪ねてみるつもり”

[その可能性が無いことを、確信めいた感覚で判っていたけれども。
 藤之助の優しげな声色に、如何に自分が神経を張り詰めていたかを自覚すれば、言葉を噤んだ。
 これ以上引き留めても悪い。二人に会釈をして手妻師の舞台から離れた。]

(80) 2011/09/17(Sat) 00時半頃

日向は、芙蓉の着物の袖を、去り際に確認する。先刻思わず掴んでしまったから。

2011/09/17(Sat) 00時半頃


――なぁ、明之進。

一平太、連れていきたいか?
連れてく順番はいつになるかわからんが、このまま別れたら、もう二度と会えなくなるからなぁ。

[次々に一平太から出される提案に、放置しておくと面倒そうだと判断する。]


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 00時半頃


いっぺいた?

二度と会えないのやだな
遊びたいから

あそこにつれていって 驚かせたりしたい
友達だもん 一緒に行って 遊べるならいいのに

[辰次の問いかけには素直に応えた。]


みんな……
うち、沙耶を連れていくことにしたんよ?
沙耶 うちを預かってくれる言うてくれたから。
友になってくれる言うてくれたから。
一足先に向こうへ行こう思うんよぅ。

[沙耶は妖しの会話が聞こえるという。たまこの件のように禍根を生みたくない気持ちもあったけれど…初めて出来たヒトの友を奇異に晒したくもなく。ただ結果だけど伝えることにした]


そうだね、いざとなりゃ、逃げるが勝ちか。
あそこなら、そう、たとえ雷門だって手を出せやしない。

[辰次の提案に同意を向ける]

って、あんたは逃げないのかい。
全く、勇ましいのはいいけど、ほんと気をつけておくれよう。


[雷門をよく知らぬであろう同胞たちへは]

雷門……ここいらの山の神はね、そうそう細かいことじゃ目くじら立てやしないけど、村を護るように祀られてるからね。
何といっても神だし、あまり怒らせたくはないのさ。
たぶん、あれが本気になったら、あたしなんざ消し飛んじまうだろ。


そうか。うん、友だちとは遊びたいよなぁ。

[素直な明之進の言葉に、小さく笑って。]

一緒に行って、遊べるさ。
そのときには、一平太の案内してやりな。
驚かせたり笑わせたりすりゃいい。


へえ、あきのしん、随分と仲のいい友達ができたんだねえ。
いいさ、順番はわからないけど、里へ招こうじゃないか。

[素直な明之進の答えを微笑ましく聞きながら、辰次へ問う]

――その、一平太って子は、あんたから見てどうなんだい、辰次?


 ……そっか、お志乃も帰るのか。
 良い相手を見つけたようで、何よりだよ。

[男の裡を微かに過ぎった寂しさは、言葉に滲んだか]


友と言ってくれたか……そうか、良かったなぁ。
お疲れ様、志乃さん。

今すぐはちっと無理だが、後で笛の音を送るから。

[沙耶を連れていくという志乃に、異論を挟む理由はなく。]


志乃――そうかい。

帰っちまうのは寂しいけど、預かってくれる相手が見つかって、安心したよ。
さやはいい子だ。
始めはあっちに驚くかも知れないけど、志乃がついてりゃ心配要らないよね。

あたしらが戻ったら、箏を聞かせておくれ。


うん、遊びたい

どうやったら驚くかな
頑張って考える

[芙蓉の言葉には]

一平太 面白いんだ
先生に太郎って呼ばれてたけど 一平太は一平太だよ


志乃も帰るんだね
そっか 疲れた?
帰ったら 元気になるかな

[志乃が具合悪そうだったことを思い出しながら呟いて]

迷子 ならないように気をつけてね


 明之進の兄さんも、お気に入りを見つけたのか。
 辰サンも意中の相手がいるようだし

[辰次が志乃や芙蓉に冷やかされていたのは
それとなく聞いていたから、にたり、意味ありげに笑う]

 ……案外、今回の逢魔時は呆気なく終わるのかもなぁ。

[そうすれば、芙蓉や辰次が懸念するような、雷門の怒りを買うこともないだろう]


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 01時頃



こっちに永ぅいても、だんだん眠ぅなりますからねぇ。向こうなら九十九の縛りも緩ぅですから、もう少し自由にできる思いますんよぅ?

ほんまはうち、奴延鳥さんとお祭りみたい思うてましたのに…奴延鳥さん思うた以上の伊達様やったから、すれ違ったとき緊張しましたんよ。

せやけど、大妖のお姿も凛々しぅ思いましたんに、ヒトの成りされててもあないなええ男やったらうちまともにお顔拝見する自信ありませんですよぅ?

奴延鳥さんもええヒト見つけてくださいな?
太古の風情も知らぬ無作法者共から、ヒトもモノ知るようになってますから、きっといいヒト見つけられますよぅ?

せやけどが奴延鳥さんが気に入るんやったら、きっとえらい別嬪さん見つけてくるんやろうねぇ。複雑ですよぅ?

[彼の滲みを知って知らずか、名残惜しげに音を紡ぐ]


おにいさん?

[『明之進の兄さん』と聞くときょとんとした声をあげて]

おにいさんなのかなあ?
ふえるけどちがうなあ……

[変なところで悩む。]


…頭は悪くなさそうだ。
あやかしに対する対策、次々と考えてるからな。
あっさりと、俺らの存在を信じたし…

[言葉から、厄介な者だというのが伝わっただろうか。

根は悪い奴じゃなさそうだから、明之進の遊び相手にちょうどよさそうだな。あとそうだ、眼鏡先生の弟子とか言ってたっけか…


いちゅ……

[藤の言葉に絶句。

しかし、ここで言い返してもどつぼにはまりそうな予感があった為、沈黙を守る。]


 けしゃらんぱしゃらん……だっけか
 お前さんを元に増えるんなら、増えた
 けしゃらんぱしゃらんたちの、兄さんて事にしとけばいいさ。

 ……少なくとも、明の兄さんは
 毛玉たちの親父さんって風情じゃないしさ。

[男の言葉のせいで、変なところで悩む明之進に提案してみた]




 おおきに。隠世へ戻るとなぁ…現には干渉できんようにはなるけど、
 現の気は届く聞きましたんよ?

 折角うちと龍っつぁんの合奏楽しみにしてくれてたヒトもいたからね
 皆呼んで隠世で聴かせたい思いますんよ?

 龍っつぁんもはよぅあの子口説き落として連れてきてくれな。
 待ってますよぅ?


たろうでいっぺいた?
人間の名前、あたしにはまだよくわかんないよ……。

[諦めたように頭を振る
辰次の一平太評を注意深く聞いて]

そうかい。
会ったことはないけど、しっかりしてそうだねえ。

[明之進の手前、厄介そうだとはっきり言うことはしない]

めがねの弟子……じゃあ、いなくなったって知ったら、心配するだろうさ。
探したりも、するだろうねえ。



 芙蓉さんは、気ぃつこうていろいろしてくれて
 ほんまにありがとぅなぁ。

 うちが出てるときに、あないに長い時間持って貰ったこと初めてやったわ。
 ……少し恥ずかしぃ思いましたんよぅ?

 沙耶真っ直ぐな子やから、吃驚するかもやけど、すぐ分かってくれる思いますんよ。
 それに夕顔さんも朝ちゃんもセンセもおるからね。

 夕顔さんがきっと楽しいお祭り作ってくれてるやろし、
 向こうでならうちも気ぃよう跳ねられますから

 芙蓉さん来る頃にはこっちより楽しいお祭りできえてたらええなぁ
 思うてますんよ。

 うちが奏でますから、たんと踊ってくださいよぅ?


何にしても、あたしも一度会ってみたいねえ?
一平太にさ。
辰次の好きな子にも、ね。

藤のおめがねに叶うのは……

[志乃の言も受けて、じいっと、藤之助へ意識を集中し]

面食いなのかい、あんた?


確かに、親父って風情でもないけど、兄さんってのも……

[明之進をちらり]

うん、いいや。きっと、兄さんなんだろ。



 疲れは現におるからやからねぇ。
 向こうやったはよぅ動ける思いますんよ
 けしゃらんばしゃらんさんくらい速ぅないから
 おいかけっこはできへんけど

 迷子は……ヒトの道やないから
 大丈夫やと
 思います……よぅ?

[あんまり自信はないみたい]

 けしゃらんばしゃらんさんも友達連れておいでぇな。


ああ、そうだね。楽しみにしてる。
皆で、踊れるといい。

――楽しみにしてるよ。

[静かに言って、思い浮かべるように目を*閉じた*]


 お志乃みたいな別嬪にそこまで言ってもらえるなんざ
 己も果報者だよ。
 
 ……向うに帰すのが、つくづく惜しくなるな。

[あけっぴろげな好意を寄せる志乃に、韜晦するように笑う]

 沙耶みたいに淑やかな花を手折れるのなら、愛でるのもいいが、
 だが己と人の子の間に何が有ったか、お志乃は知ってるだろう。

 結局、あいつらとは獲るか獲られるかの関わりでしかないのさ。

[秋月は例外的に気に入ってはいたが
結局彼はあやかし混じりで、純然たる人の子ではない]


うん、向こうでなら沢山奏でられるだろ。
太鼓や笙もあるだろうし、聞かせてやりたいな。

なるべく早く行………

…………。

[志乃の前半の言葉にはにこやかだったが。
後半の言葉を聴いているうちに、また言葉が消えていく。

表情が見えたなら、口をへの字に結んでいる龍笛が見えたに違いない。

……わかった。


 己が面食いかって……?

[芙蓉の意識がじいっと集中されるのを感じる]
  
 そらぁ、そうさ。
 己だけじゃなくて、男は皆そうだろう?

 なぁ、辰サンだって、別嬪好みだろ?
 明の兄さんも――あぁ、きっと、綺麗な娘が良いに決まってるさ。

[悪気なく辰次に追撃の言の葉を向け、明之進にも火種を飛ばす]


古来より、生贄にされるのは綺麗で若い娘と決まっているよな。

昔から変わってないってこった。

[さりげない同意。
だから俺らは悪くないのだ。]


……何言わすんだ。


[自爆。]



 ほんまにお上手ですねぇ。

 そうやっていつとなく心そらなる恋を育てて
 富士の高嶺にかかる白雲のような気にさせるやろね?

 豊穣を運ぶ秋の風のように花を撫で
 微睡みの夢を残しますんやろ?

 奴延鳥さんに魅入られた子は切なぁに思いますよぅ?

 せやろうね。奴延鳥さんが負うたんはただの痕やないんはわかります
 永劫の輪廻を抜けて尚、癒えぬこともないんやろうね

[同じ千の刻を数えども、運命の歯車はヒトへの思いをこうまで隔てて至る。
妖しとしてと言わずとも、彼が負ったことを思えば、それ以上紡げる言葉も持てず。女は悲しくもあり……だからこそ手負いの羅刹を美しくも思えた]


 龍っつぁんは大胆やねぇ

[くすくすと鈴が揺れるような箏の音色がしばらく響く]


 ……本当になぁ。
 辰サンのお気に入りを見るのが愉しみになってきたよ。
 
[くすくうと笑う箏の音色を受けて、男もくつくつと笑う。

こんな同胞との交わりも悪くはないと思えるのは、
砕けて欠片となった男が、永き歳月に磨かれて丸く軟くなったからか――或いは志乃や芙蓉に絆されてのことか**]


……そのうち、嫌っていうほど見せてやるさ。
可愛いだけじゃなく、気立てもいいんだぞ。


[自棄になったようにぼそりと呟き、仲間たちの笑い声に耐えていた。*]


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 02時半頃


【人】 子守り 日向

―甘味処―

[教えられた店には確かにふたりの姿があったが、
 そこに口を差し挟むべきでない気配を感じればくるりと向きを変え、離れた場所に席を取る。
 頃合を見て近くにゆくつもりで。

 注文の品を待つ間、そっと巾着に触れる。
 中に櫛の存在を確かめたなら、瞳を細めた。]

(123) 2011/09/17(Sat) 05時半頃

【人】 子守り 日向

[この櫛に宿る力は、異界の路をほそい隙間から覗くようなもので。
 妖の姿を暴くことも、消えたものの名を知ることも出来はしない。

 他に力持つ者が居ることも、期せずして今日彼らが神の社に集っていたことも知らぬ娘は、
 暗中模索の中、神と妖を良く識る志乃に問おうとした。
 きのうと今日と、聞き覚えのある聲を聞いたのだと――]
 
 『冗談だと思ってくれてもいいよ。でも、どうかな』
 『迷わずに、振り返らずに行けたと思う―――?』

[問う表情はごく柔らかに、世間話のように。
 聞くことが叶っていたならば、志乃は首肯してくれただろうか。
 望まず歩む路ではなかったのだと、そう聞くことが出来れば十分だった。

 もしも彼女が自身の正体をぽろりと零すようなことがあったとしても、
 驚きも動揺もせず、手元のういろうをひとつ差し出すだけだったろう。]

(124) 2011/09/17(Sat) 05時半頃

【人】 子守り 日向

[結局、その問いは志乃へ向けられることはなかった。
 櫛から席へと視線を戻した時には、志乃と沙耶の姿は消えており。
 近くに座していた客をつついて、ふたりがいつ店から出たかを尋ねても、皆揃って首を傾げるばかり。]

 (………ああ)

[不意にあの風が吹き、背後を振り返る。
 わかるのだ、また路が開こうとしていること。 

 微かに、聲が聞こえるから―――]

(125) 2011/09/17(Sat) 05時半頃

【人】 子守り 日向

 “貴女の、 
  貴女たちの 望みは―――”

 ………、

[ふ、と眼差しが和らぐ。
 路を往くのが誰かまでは判らなくとも、問うて手を伸ばす必要の無いことは、耳に届く音で判る。 
 あんなにも幸せそうな声音に、言葉は掛けまい。無粋だから。]

 “…その先に、幸せがあるのなら。”

[好みの涼菓、葛きりの器を空へと透かし、
 目尻に滲んだ涙を隠した。**]

(126) 2011/09/17(Sat) 06時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 06時頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 06時頃


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