人狼議事


270 食人村忌譚

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視点:


 あーあ。
 やっぱりまた増えてるのか。

[盛りの家畜は増えるのが早い。
鼠よりはマシだが、と。
草を潰す音に力が籠る。

やはり早く年頃の女は潰しておかないと。

さてどうするか、と意識は明後日。
そぞろで作った調合の量が間違えていたとしても、
石動が弟を食べる日が近くなるだけだ**]


【人】 PPP イルマ

―回想:進の来訪―

 はーい?

[こんこん、と控えめに扉を叩く音>>1:294がする。
首を傾げて、扉を開けた。]

 勿論!
 一口だけなんて言わずに、食べてってよ。

 お礼?そんなのいいのに。
 ……なら、今度サツマイモをお裾分けしに行くとき
 運ぶの手伝って。私一人じゃ大変なんだよね。

[そんなことを言いつつ、進を招き入れて、
机に出したのは、牛の舌の味噌煮の椀と、
炊き立ての米をお茶碗一杯分。]

(3) 2017/11/25(Sat) 01時半頃

【人】 PPP イルマ

 おかわりもあるから、いっぱい食べて。

 ……あ、江津子おばさんに届けに行くから、
 一人分は残さないといけないけれど。

[彼が腰を落ち着けるようなら、
その向かいで頬杖をついて、彼と、食される料理たちを眺める。
良くある光景だ。

ふと、幼いころの光景を―
私と、進と、それから、ゆりとで囲んだ食卓を思い出す。
進の為に握ったおにぎりと、おまけに自分たちの分も作って。

懐かしいそれを思い出して、感傷に浸ってしまったのは、
きっと、昼の源蔵とのやり取りのせい。**]

(4) 2017/11/25(Sat) 01時半頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/25(Sat) 01時半頃


[其れは完全にススムの失態であった。

牛の舌を味わう事で
不味い人の肉など矢張り不要だと
決意も新たに先ず向かった愛理の元
その辺の農家から持ち出した鉈を手に夜着姿で
夜這いでもかけるかのようにそっと、忍び込んだ

眠る彼女へ、一振り。
峰の方で頭部を殴って目覚めぬようにし
倒れた彼女の首を刃の方で掻き切った。
すっぱりと割れた首の皮の間から、どくどくと血が流れ
床に溜まってゆく

命を奪うというのは
思ったよりもあっけない]


[彼女を吊るそうとしたところで
この家に、丁度良い縄が無い事に気が付いた。
これでは上手く解体出来ない。
出来るところまで、と足先から刃を入れ皮一枚剥ごうとしたが
肉と皮の境目を綺麗に削いでいくのは至難の業だった。
足首を超えたあたりで、下脚の肉に刃が食い込んでしまった。

皮を剥ぐのはあきらめ、一度鉈を引き抜いて
頭部を切断しようとする。
何度も何度も首に刃をふるい、漸く胴体から離れた頃には
随分体力を奪われてしまっていた。
これ程力のいる作業を、江津子はこなしていたのかと
改めて知る事実が一つ]


[満足な血抜きもしないまま、愛理の衣服を切り裂いて
内臓を取り出そうと、後肢を開き
陰部をあらわにして、鼠径部からゆっくりと力を込めて
臍へ向けて刃を入れる。
仔を孕ませる子宮から、摘出しようと思ったのだ。
腹の皮をぺろりと捲ったその向こうに
望む部位があった。
けれどススムには、其れが”そう”である確信がない。
何より灯りを付けぬ作業では、これ以上進めるのは困難だ。

知識だけを手にした初めての解体は
その時点で断念する事になる]


[僅かな落胆はあったが
これから始める殺処分の一人目を終えた事への満足感はある。
次はもっと準備をして、うまく捌いてみせよう。
失敗を糧に、成長すればいいと
反省を胸に、汚れた衣服のまま家へ戻る。
転がった頭と、下腹部を割いた胴体を放置して。

脱ぎ捨てた衣服に使った鉈を包んで、炉の中へかくしておいた。
夜着が無くなってしまったが、致し方あるまい。
次からは汚さぬように気を付けなくては

身体にこびりついた血を水で洗い清め
寒さに身を震わせながら、薄い布団に潜り込んだ。

ススムはすっかり忘れていた。
己にとっては理由のある殺人が
家畜共にとっては、禁忌に触れてしまう事を**]


【人】 PPP イルマ

―回想:深夜―

[明日>>0:238と、そう言ったから。
進が帰った後、私は慌てて家を飛び出した。
夜の顔をした村を駆ける。

程なくして辿り着いた江津子おばさんの家からは、
灯りが窓から漏れ出ている。誰かが動く音もする。
どうやら、彼女は家にいるらしい。安堵に息を吐いて
扉を叩きかけたところで。

振り向く。奇妙な音がした。
目の前の家からでなく、幾らか離れた家の中から。

そこは、確か、愛理の家だった。]

(12) 2017/11/25(Sat) 08時頃

【人】 PPP イルマ

[目は悪くない。耳もいい。
けれど、間は悪い。誰よりも。

だから、聞こえてしまった。

何かを殴るような鈍い音。
何かを引きずるような音。
非力な愛理とは結びつかない――
そう、牛舎などで時折聞くような、不快な音。]

(13) 2017/11/25(Sat) 08時頃

【人】 PPP イルマ

[脳裏を過ったのは、神社を飛び出したあの日のこと。

扉の向こうを見てしまえば、全てが変わってしまう。
見てはいけない、これ以上、聞いてはいけない。

気付けば私は、弾かれたように踵を返していた。
鍋を彼女に手渡すことなく、行きと同じく
それを抱えたまま、私は家に逃げ帰った。]

(14) 2017/11/25(Sat) 08時頃

【人】 PPP イルマ

[あの音が何だったのか、何が起こっていたのか。
朝には嫌でもそれを知ることになる。

唯一つ、私に言えるのは、江津子おばさんは、
それが起こったときに家にいたということ。
あの音の主が、彼女ではないということ。

即ち、今の私が心から信用できるのは
彼女だけということだけだった。**]

(15) 2017/11/25(Sat) 08時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/25(Sat) 08時半頃


【人】 PPP イルマ

―回想:昨夜・自宅にて―

[ひとつ、確信を得たのは
先に何かしらの対価を提示しておけば、
彼はすんなりと食事を口にしてくれるらしいこと>>6
対価なく差し出されるものに対して、
思慮深い彼はその裏側を勘繰ってしまう。

働かざるもの食うべからず。
食うのであれば、責務を果たせ。
実際、村ではその方が正しいし、
無償で得られるものなど、殆ど無いのだろう。

けれども、私が欲しいのは物ではない。
ただ、相手の喜びを得られればそれでいいのだけれど、
如何せん、それは多くにとっては理解しがたいもののようだ。]

(50) 2017/11/25(Sat) 21時半頃

【人】 PPP イルマ

 はい、お粗末様でした。

[彼と、瞬く間に無くなった白米と味噌煮を見比べて、
私はへらりと頬を緩ませる。
食べ盛りの年頃なのだから、もう少し、と勧めてはみたけれど、
置かれた箸>>7が、再び持ち上げられることはなかった。]

 今年は豊作だったから、かなり大仕事になるかも。
 頼りにしてるからね。

[手を振って、彼の背を見送る。
良くある、一日の終わり。
けれど、その日は未だ仕事が残っていた。
一回り小さな、蓋のついた鍋を手に取る。

尤も、それを届けたい相手に届けることは
出来なかったのだけれど。**]

(51) 2017/11/25(Sat) 21時半頃

[茣蓙の中身を確認しながら理由を探す。

俺が選ばれた理由。

不穏な心持を勘付かれたか、それとも
秘密裏に始末してくれると思ったのか。

どちらでも構わない。
大っぴらに家畜を処分出来る理由をくれたのだから。

出来ればいない事を願ったが、
大変覚えの良い2人の顔を見つけて思わず苦笑する]

 狙いは良かったな。

[視線が止まったのは早々に人間と家畜の違いに
気付いた人間へ。
唇だけだったがちゃんと解を出した男に
向ける視線は誇らしげで、眉間にも皺などあるはずもない]


 ま、少しばかり派手な騒ぎになったが。
 大っぴらに屠殺出来るようになったと
 前向きに考える方がいい。

[だが男たちも出てきたのは面倒だな、と
呟く中で、そうだと今更のように声を挙げた]

 これ、お前が殺った、で合ってるだろう?

[今更、今更の答えを求めて向けた視線。

少しずらして兄弟で呼び出されたその兄へも視線を向け]

 もしかしたら、願いが叶うかも、な。

[だとしたら。どうする?と目で意思を探る*]


[愛理殺害と聞いて真っ先に思い浮かんだのは昨日の教え子との会話だった。
村を滅ぼすと言っていた。
まずは孕む腹を持つ女からとも言っていた。
そしてそれに提言したのは己だ。

あの時、何気なく愛理がいいのではないかと言ったのは確かに私だ。

だから彼は愛理を殺したのだろう。
村を滅ぼすといったその言葉のままに。
何故、死体を隠さなかったのかと責めたい気持ちはある。
だが手を貸すと言ったのは嘘ではない。

どうやってここから抜け出すか。
それを考えねばなるまい。]


 

[疑われれば殺される、ならば殺したい相手へ疑いを向ければいい。]
 
 


[いかに自分から、教え子から、そして弟から疑いを逸らし。
そして集会場を脱して安全を確保すればいいか。
考えれば考える程に分が悪いこの状況を抜け出す方法。
それを考え、やり遂げなければ。

目まぐるしく脳内を思考が巡る。
最悪、自分が疑われて殺されるのならば。
その時は教え子だけでも逃さなければ。

弟は、私が死ねば死ぬ、そうでなければならない。
だから今考えるべきは教え子の安全確保*]


【人】 PPP イルマ

―朝・自宅にて―

[小さな鍋は届けられることなく、中身もそのままに、
ぽつんと台所に置かれていた。

手伝いに来てくれるらしい進へのねぎらいに、と。
蒸かしたサツマイモを調理する手も、今日はゆっくりだ。

言いようのない不安は、一晩経っても離れることはなかった。
あの音が、今も聞こえるような気がする。
微かとはいえ、身の毛がよだつような、嫌な音。

あの音が何だったのか。何が起こっていたのか。
それは、程なくして遣いの者から知らされることになる。]

(61) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 PPP イルマ

 ……愛理が?

[嘘、と、漏れ出た声が掠れる。
それなら、あの音は、あの扉の向こうでは――。

彼らに連れられ、集会所に向かいながらも、
私の頭の中では、あの音が木霊していた。]

(62) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 PPP イルマ

―集会所にて―

[愛理の亡骸は、酷い有様だった。
まだ、誰かが弔った訳ではないらしいというのに。

集会所には、見知った村人の顔が在った。
何時ぶりに顔を合わせただろう。
妹の声>>53には、愛理から視線を外さぬまま、私も頷いた。]

 私にも、弔わせてください。
 ……綺麗にしてあげなきゃ。

[調理となれば私も手伝わない理由はない。
江津子おばさん>>31と、妹>>55の後に続いて、
私も包丁を握り、捌かれた肉をつみれにするために細かく刻む。]

(64) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 PPP イルマ

[手を動かしながら、ない頭を使って考える。
下手人は、何を思ってこのような行いに出たのだろう。
ましてや、頭を切り、腹を捌き、肉を削ぐなど。

炊事場にいる顔を見回す。
江津子おばさんは、あの音の主ではない。
なら、誰があのような真似をする?出来る?

……そもそも、下手人は一人なのだろうか?]

 ……っ!

[思考を遮るように、指先に鋭い痛みが走る。
ぷつ、と、血の赤が指先に浮き出た。
包丁の先で切ってしまったらしい。]

(69) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

【人】 PPP イルマ

 最悪……。

[こんな情けない真似をするのはいつ振りか。
血の球を舐めとって、はぁ、と息を吐く。]

 ごめんなさい、手を切ってしまったので
 外で、洗ってきます。

[丁度良く、刻む作業は終わっていたから
肉を丸める作業は誰かに任せて、
自分は汚れた手を洗うため、水場へと。**]

(70) 2017/11/25(Sat) 22時半頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/25(Sat) 23時頃


[願いが叶うかもなどと。
どうしてこの状況でそんな呑気な事を言っていられるのだろう。
だから探るような問いかけるような視線には呆れたような視線で返した。]

 願いが叶う前に死んでは意味があるまい。

[迂闊に聞かれたら即座に罪人として吊し上げられてしまうだろう。
故に密やかにぽつり、と呟いた*]


[呆れた視線が飛んでくる
ぽつりと呟かれた心配事に、
この状態を好機としない慎重さに
俺の方が呆れてしまった]

 動けるときに動かないと、機会は二度と訪れない。

 願いが叶う前に死にたくないなら。
 願いを邪魔する奴を殺せばいい。

[さすがに声高に宣言まではしないが、
こんな事態を利用しない手はないのだから。
俺の声と彼の声の質が違うのは仕方ないだろう*]


[集会所に見えた男の声。
間違ってはいなかった、と僅かに瞳を細めた。
失策ではなかったのだ、と安堵した貌]

 ……理由のある殺人なのに
 死体を見ても、理解されないのは、
 彼らが人間の理屈にたどり着いていないから

 可哀そうな皆
 生かしておく価値はありませんね。

 僕の、初めての解体は失敗しました。
 でも、初めての間引きは成功しましたよ。

[問いかけに応える貌は、優等生のよう
少しばかり、周囲の人間を下に見る風も滲んだ。
先生は何故浮かない貌なのだろうと、思いもしつつ*]


 邪魔者を殺すというのなら。
 まずその邪魔者を見極めて殺さなければ。

 私としては疑われて処刑されるのは避けたい。
 ですが公然と殺せる機会でもあるので、誰かに疑いを向けたいと思います。

 誰がそれに相応しいか考えねば。
 現状私は疑わしい方に傾いているでしょうからね。


[進の目が細くなり、貌は明らかに安堵を浮かべる
人間と家畜の違いに気付いた時の様に
祝福したいが、この場で出来るわけがない。

だから満足げに頷くだけ]

 どんな殺人だって理由がある。

 ただ殺してみたかった、すら立派な理由。
 死んだ肉に群がる姿……昆虫か豚のようだ。

[初めての解体は失敗した。
江津子の刃物捌きが一層それを浮き上がらせる]


 机の上や頭の中だけで完璧に出来るわけはない。
 こればっかりは経験の差が出る。

 それよりこれで1つ。
 群れの絶滅に近付いた。

[進が認めた成功と失敗は素直に俺も認めよう。
だが彼はまだ若い。
吸収する伸び代は誰よりもあるだろう。
だから幻滅などするわけもない]


 邪魔者?
 ……この村全部、って言ったらまた頭を抱えるんだろう?

 有象無象の集まりの場合、1つ2つ支えがあると
 それに集まり結束する。

 それを崩せば蜂の巣を突いたような騒ぎになるから
 それに乗じて、と言いたいが。

 頼りにするとしたら……年長か。

[野生の群れは群れの中心の雄を殺しただけで
まとまりがなくなる]


 勘付かれて争えばこっちも怪我しそうだしな。

[刃物の扱いに慣れている江津子や丞を暗に指しながら。
逆に彼らだけを生かして若いものから屠っていけば
群れはどうなるのか、少しばかり気にはなったが
混乱を避けるように口には出さなかった]

 あんたは迂闊な事を言いやすいから気を付けな。

[昨日で十分判っただろう?と
忠告しつつ、さて俺は誰に狙いを定めようかと
眠気など吹き飛んだ頭で獲物を探す*]
 


【人】 PPP イルマ

 江津子おばさん。ありがとうございます。

[お気を強く>>82と、声をかけられて頭を下げる。
集められた面子は、皆、馴染みのある人物ばかりで、
誰かが愛理を殺したなどとは、正直結びつかない。

とはいえ、彼女は、彼女だけは
唯一、自分が潔白を知っている人間でもあった。
すとんと胸に落ちたその言葉に、強張っていた頬が緩んだ。

もし、彼女を既に疑う人間の存在>>23を知っていたなら、
大声で彼女の潔白を叫んだだろうが、
悲しいかな、今はそこまで気が回らなかったのだ。]

(111) 2017/11/26(Sun) 00時頃

 年長者、特に聡い者は厄介だろうな。
 それに当たるのは私から見れば薬師殿なわけだが。

[迂闊な事を言うな、と言われてしまえば口を噤まざるを得ない。
ちらりと多少恨みがましい視線を投げるもすぐに視線を逸らし。
同じように様子を眺めている。

皆誰を疑っているのだろう。
様子を見ている限り、誰の事も疑えずにいる、そんな感じに見受けられる。
何か一押し、事件でも起きれば状況は動くだろう。
そんな事件をどう起こそうか、それが問題だ*]


【人】 PPP イルマ

[水場へと、ぱたぱたと駆けていく。
ふと、目が合った。>>91

石動先生。
進に勉学を教えていて、ゆりが父と慕っている人。
なおかつ、錠さん―弟を大切に扱っている彼は、
立派な兄でもあって、
卑屈な姉は彼のような立派な人間になれそうもない。

母が生きていた頃は、時折神社で顔を合わせることもあったし、
その後は、錠さんに食事を届けた時にお会いすることもあった。
とはいえ、どこか遠い人のようだという気持ちは拭えない。]

(112) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 PPP イルマ

[いつだったか、知識も学もない娘は、
先生、と手を上げて彼に問うたことがある。

「子は、親と同じ才がありますか。
同じ立場に成り得ますか」と。

その問いは巫女である母、
それから、父であればと夢見る男の職を
見比べた、子供なりの素朴な疑問だった。

私も、あのような立派な人間になれたら、と
唯々夢見ていた、あの頃。]

(114) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 PPP イルマ

[その時の彼の答えがどうであれ、
それが否であったということは、
今の自分がよぅく知っているのだけれど。

我に返る。血の球が割れて、指に血が滴っていた。
案外深く切ってしまったらしい。

止まっていた足を動かして、私は水場へと駆けていく。*]

(115) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 PPP イルマ

―炊事場外・水場―

 あー、もう。

[赤く濡れていた指先が綺麗になる。
代わりに、冷たい水が沁みた。
幼い頃―料理を始めた頃以来だった。
こんな間抜けな真似をするのは。

当然だ。愛理があんな姿で殺されて、
それを行った者が、私たちの中にいるというのだから。
傷口を舐める。慣れ親しんだ、鉄の味がした。]

(116) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 PPP イルマ

 ごめんなさい、大した怪我じゃないよ。

[やってきた男―時折夢見る姿に、目を少し見開いて、
安心させるように、怪我をした左手を振って見せる。

存外深かったらしい傷口から、再び血が滲んだなら、
その傷の程度が彼にも分かっただろうか。
押し付けられた緑の塊>>89には、痛みに顔を顰めて、
けれど、抵抗するようなことはしなかった。]

 ありがと。
 これなら、明日には治っちゃうかも。

[軽口めいたことを言って、笑って見せる。

暫し流れた沈黙。少し上にある彼の顔を見上げた。]

(117) 2017/11/26(Sun) 00時頃

【人】 PPP イルマ

 ……ミナカタさん、あのね。
 私が今から言うこと、信じてくれる?疑わない?

[答えを、彼の思惑を推し量るように、
その表情を、伺う。*]

(119) 2017/11/26(Sun) 00時頃

[経験の差。
そうだ、自分は其れがまだ圧倒的に足りていない]

 ……昆虫や豚と、僕は違う。
 次はもっと、うまく出来るよ。 
 失敗の原因を考えて
 次に活かす事が出来る

[それから、こそりと教師と薬師の話を聞いた]

 年長、支えになるモノ

[なるほどと、江津子を思い浮かべた。
聡い年長者、というと後は石動とミナカタ。
後者は有り得ないと候補から即座に外した]

 じゃあ……江津子さんかなぁ


【人】 PPP イルマ

 おねしょなんかしてないよ!

[揶揄う言葉>>128に頬を膨らませる。
子供の頃、良く晴れた日に時折干されていた布団の話は
今は関係ない。また別の話だ。

とはいえ、それもすぐに真剣な表情へと戻って。
私は口を開いた。]

 ……私、昨日の夜、江津子おばさんに
 料理を届けようとして、家まで行っ、て、
 その時、おばさんは、家にいたみたいなんだけど、

[あの音を思い出して、声が震えた。
割烹着の裾を握りしめて、息を吐く。]

(131) 2017/11/26(Sun) 00時半頃

【人】 PPP イルマ

 愛理の家の方から、妙な音がしたの。
 何かを殴ったりするような、変な音。

 何の音か、その時は分からなかったけど、
 もしかしたら、その時、……愛理が。

[殺されてたのかもしれない、と、
吐き出すように呟いて、
堰を切ったように、言葉が溢れる。]

(133) 2017/11/26(Sun) 01時頃

【人】 PPP イルマ

 私、怖くなって逃げたから、その後は知らない。

 でも、その時、おばさんは家にいたの。
 灯りもついてたし、誰かが動く音もした。
 おばさんだけは絶対に下手人じゃないの。
 私も違うの。

 ……信じて、お願い。

[目頭が熱くなる。泣いたところで、叫んだところで
何かが変わるわけじゃない。

だから、泣くことだけはせずに、
縋るように、ミナカタの着物の裾を掴んで、
その顔を見上げた。*]

(134) 2017/11/26(Sun) 01時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/26(Sun) 01時頃


 やれやれ。
 目撃者がいるとは面倒だな。

 しかも江津子さんの確実な味方となれば。


 どっちも厄介だな。

[容の身を抱きしたのは、苦虫を潰した表情を見せない為。
この面倒ごとは2人に知らせなければなるまい**]


【人】 PPP イルマ

[ミナカタの言葉に、改めて痛感する。
江津子おばさんも、私も、あの時、
下手をしたら殺されていたのかもしれないのだ。

再び震えそうになる身体に、>>142温もりが染み渡る。
頭を彼の胸に預ける。
記憶にはない、けれど、何処か懐かしい気持ちになって、
私は瞼を閉じた。]

(153) 2017/11/26(Sun) 13時半頃

【人】 PPP イルマ

 こんな小娘の話、信用できないって言われそうだもん。
 ミナカタさん以外には、未だ、誰にも。

[妹――巫女様の言葉なら兎も角、私の言葉など
信用してくれる者が、一体どの位いるだろう?

怪我をしていない左の手は、未だ、彼の服の裾を握ったまま。
まるで、小さな子が、親に縋るかのように。]

 ありがと。無茶なんてしないって。
 あんな恐ろしい真似されたら堪らないよ。

 ……信じてくれて、ありがと。

[震えは収まっていた。
少し高い位置の男の顔を見上げて、私は笑った。]

(154) 2017/11/26(Sun) 13時半頃

【人】 PPP イルマ

[いつの間にやら、良い香りが漂ってきている。
既に料理は出来上がってきているようだ。]

 引き留めてごめんね。
 愛理、弔いにいかなきゃ。

[名残惜しい気持ちはあれど、私は彼から身体を離す。

薬草が良かったからだろうか。
指先の血も、もう、止まっていた。

そうして私は彼と共に
皆が集まる場所へ向かおうと、踵を返しただろう。**]

(155) 2017/11/26(Sun) 13時半頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/26(Sun) 14時頃


【人】 PPP イルマ

―集会所にて―

[戻った頃には、料理は殆ど出来上がっていた。
盛り付けなどの作業があれば、それを手伝ったのち、
おばさんから受け取った串焼き>>149を頬張った。]

 あんまり手伝えなくてすみません。
 いただきます。

[受け取りつつ、頭を下げて、
そうして、江津子おばさんだけに聞こえるような
小さな声で囁いた。]

(164) 2017/11/26(Sun) 18時頃

【人】 PPP イルマ

 私、江津子おばさんの味方だからね。
 おばさんが悪い人じゃないって、私、知ってるから。

 だから、何にも不安にならなくて、大丈夫だよ。

[引き留められたなら、信じてほしいという前置きと共に、
ミナカタに話した内容を>>131>>133>>134
彼女にも語るだろうが、そうでないなら
片手に串焼き、片手につみれ汁の椀を受け取った私は
集会所の隅で、ひとり、腰を下ろした。

手を合わせたのち、温かな料理を頬張る。
咀嚼しながら、視線を賑やかな方へと向けた。]

(165) 2017/11/26(Sun) 18時頃

【人】 PPP イルマ

[思い出すのは、ミナカタとの会話だ。
昨日、一つ間違えれば、私も、
江津子おばさんも死んでいたのかもしれない。
その事実が、重く、心にのしかかってくるような気がした。

無茶はしない。確かにそう言った。
けれど、それ以上に誰かを疑いたくもなかった。
なら、やるべきことはひとつだけだった。]

(166) 2017/11/26(Sun) 18時頃

【人】 PPP イルマ

[丁度いいじゃあないか。
巫女に成れない女など、いてもいなくても変わらない。

探そう。愛理を殺した者を。
それだけが、私にできる唯一の事だ、と。
身の程を知らない女は笑う。

守るべき相手が、同じようなこと>>157>>158
考えているなど、夢にも思わずに。**]

(167) 2017/11/26(Sun) 18時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/26(Sun) 18時頃


【人】 PPP イルマ

[食器を戻しに行く最中、
えづくような声>>175が聞こえて、私は振り向いた。]

 源蔵さん?大丈夫?

[咄嗟に男に駆け寄った私は、
饐えた臭いに、少し顔を顰めてしまって、
慌てて首を振った。
彼に手を伸ばして、子供のようなその背を摩る。

彼が落ち着いたのを見計らってから、着物の上に
着ていた割烹着を脱いで、彼の口元に差し出した。]

(182) 2017/11/26(Sun) 22時頃

【人】 PPP イルマ

 ちょっと待ってて。
 お水、汲んでくるね。

[そこまで離れた場所ではなかったのが幸いか。
程なくして、水が注がれた椀を、彼へと差し出した。]

 飲める?無理はしないで。
 ゆっくりでいいから。

[ちら、と目に入った、床に転がったもの――
食されることのなかった、愛理の命の欠片に目を伏せて、
再び、彼の狭い背へと手を伸ばす。
彼が落ち着くまで、その背を摩ろうと。*]

(183) 2017/11/26(Sun) 22時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/26(Sun) 22時頃


【人】 PPP イルマ

[地面へ吐き出されたそれらを口にするのは躊躇われる。
かと言って、どうしていいのかも分からない。
源蔵>>191のひとりごちるような言葉にも、
私は、困ったような顔のまま、何も言えず。

丁度、這い寄るようにして此方へと来てくれていた
>>193へ、視線を向けた。]

 ……私、ミナカタさん呼んでくるね。
 何か、薬、持ってるかもしれないし。

 錠さん、源蔵さんの様子、見てあげて。

[お願い、と、矢継ぎ早にそう告げて
その場を後にしただろう。まるで、逃げるかのように。*]

(197) 2017/11/26(Sun) 22時半頃

[臭い、まずい、固い。
男よりは幾分柔らかい女の肉とはいえ
完全な草食でない人肉の味など知れている。

可能な限り小さく噛み切って
舌の真ん中に乗せ、そのまま空気と一緒に丸のみにする。
そうする事で味も硬さも感じずに済む。
鼻から抜ける臭いだけは、どうしようもないから
何度も何度も手を休める。

苦痛な時間、ススムは次の得物を見定めていた*]


【人】 PPP イルマ

[ミナカタの姿はどこに在っただろう。
集会所はさほど広くはないはずだ。
その姿を見つけるまで、さほど時間はかからなかったと思う。]

 ミナカタさん!
 源蔵さんが、具合悪いみたいで、
 ……料理も、吐き出しちゃってて、
 その、私、どうすればいいのか、分からなくて、

[昼と同じように、矢継ぎ早でそう告げて、
ミナカタがそちらに向かうのであれば、
その背を見送ったと思う。]

(213) 2017/11/26(Sun) 23時頃

【人】 PPP イルマ

[――食べられたくないなんて、そんなこと。
向けた背へとかけられた軽口>>201を、
否定するのが是だったのだろう。

けれども、こうも思ってしまうのだ。
吐き出され、総てを食べられなかった愛理は、
一体どうなってしまうのだろう、と。

縁側の方へ視線を向け、けれど、そこへ戻ることはせず。
ただ、戻った大部屋の隅で、ちょこんと腰を下ろす。
周囲を見回す。何かを、探すように。*]

(215) 2017/11/26(Sun) 23時頃

 そうそう。
 自分の価値を決められないから家畜のままなんだよ。

[自分の娘とは知らないからか、
いや、知ったとしても同じことを口にするだろう。
俺は家畜を娘に持った覚えは無いのだから*]


[少しして。
ススムは困った顔で石動たちの元にゆく]

 ……今宵、江津子さんとリツさんと
 見張りに回る事になりました。

[彼らを手にかける事は、不意をつけば出来るだろう。
二人一度には無理だけれど、どちらか片方なら。
その際に、残ったひとりには確実に見つかってしまうだろう。
どうしたものかと、知恵を借りに]


[串を持って離れる時だったか、それともその後か。
進が相談にやって来た
さすが江津子さんだと感心しつつ]

 ついでに悪い情報。
 容が昨日の夜の事知ってた。

 と言うか江津子さんの家の近くを訪れて
 愛理の家から不穏な物音を聞いたらしい。

 幸い顔は見られてないみたいだが……。

[どうするか、と少し唸った後]


 いい機会じゃないか?
 容が信用している江津子さんに、リツ。
 3人で見回りしている時に、別の場所で
 誰かが死ねば、お前の身の潔白は証明される。

[ちらりと石動を見て、これなら少なくとも進の
安全は確保されるぞ?と言いたげに*]


PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/27(Mon) 00時頃


【人】 PPP イルマ

―部屋の隅にて―

[小娘などでは、と。そう言われたことを思い出す。
とはいえ、非力な女であることには変わりない。
真正面から問い詰めることなど出来やしないし、
かと言って下手人がボロを出すのを待ってはいられない。

そうであれば、取るべき手段は一つ。
一日中、誰かを見張っておく。

その途中に、もし、“何か”が起こったなら、
即ち、それは昨日の夜と同じこと。
信じられる相手が増えるということだ。]

(252) 2017/11/27(Mon) 00時頃

【人】 PPP イルマ

[そう考えていた私の耳に、男の声>>230が突き刺さる。

決して、声を荒げている訳ではない。
責め立てている調子でもない。

唯、淡々と、けれど、疑念を持った目が
――私が、唯一
心から信じられる人へ、向けられていたから。]

(254) 2017/11/27(Mon) 00時頃

【人】 PPP イルマ

 違うよ!江津子おばさんは違う!

[下手人がどこにいるか分からない。
誰彼構わずその話をするな、と。>>144
そう言われたことも忘れて。
彼女の方も>>244冷静に応対しているのも構わず、私は叫んだ。

叫んでから、視線が向けられたなら、我に返って。
けれど、取り繕うような真似はしなかった。

私が潔白を知っている人。
その人を疑わせる訳にはいかない、と。]

(255) 2017/11/27(Mon) 00時頃

【人】 PPP イルマ

 ……私、昨日の夜、江津子おばさんに
 料理を届けようとして、家まで行ったの。
 その時、おばさんは、家にいた。

[語る。ミナカタや、彼女本人に
話したこと>>133>>134と、同じことを。]

 私、下手人を突き止めてみせるから。
 だから、私を、おばさんを、信じて。
 ……お願いします。

[向けられる視線がどのようなものだったか。
それを見ることはせず、
深々と頭を下げて、私は彼らの言葉を待った。*]

(256) 2017/11/27(Mon) 00時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/11/27(Mon) 00時半頃


イルマは、エツコたちの反応を待っている。

2017/11/27(Mon) 00時半頃


 容は江津子を庇うのか、厄介だな。
 下手人を探すつもりもあるらしいし、あまり動かれると君達はやりにくくなるのではないか。

 先に容を始末した方がいいのかもしれんな。

[ぽつりと呟いた声が2人に届いたかは分からない。]


 僕の疑いが晴れるのは嬉しいですね。

 容さん……間の悪い人だ。
 江津子さんは、状況的にも頼りになる女性です。
 どちらも早めに潰しておきたいのですが

 僕は動けない
 江津子さんは殺せない
 なら、お手数ですが、先生にお任せするしかないでしょうか。

[ミナカタの言葉を経て、ススムはそう結論付ける。
石動に頼みに行く頃には、彼の中でも同じ答えが出ていたろう]


 私に動けという事ですか。
 いいでしょう、江津子さんの殺害なんとかしてみせましょう。
 どうせ彼女が死ななければ疑いは何れ私の方へ向く。

[言ってはみても気は思い。
問題は江津子をどうおびき出すか、だ。
これは一緒に見回りをするらしい教え子になんとかしてもらうしかない。]


 江津子さんは、僕らと一緒に居ます。
 出来るなら、手にかけたい処ですが……

 容さんの方が、きっと始末しやすいと思います。

[できますか、先生
と。
刃を向ける先をやんわりと訂正する*]


 容なら一人でいるだろうから。
 それなら恐らくは大丈夫。


 有難う御座います、先生。
 ……これで、僕の疑いは晴れるし
 目撃者は消えて

 女がまた一人、減る。

 良い事ばかりですね。

[食事を世話してくれた記憶を忘れているわけではない。
けれど、あれは巫女の姉だ。
家畜の群れのなかの一匹に過ぎない]


【人】 PPP イルマ

[論理的な彼の言葉に、私は何も返すことが出来ない。
愛理の家からの異音だって、
言うなれば、勝手な想像でしかないし、
私の言葉を真実だと証明するものは、
当の本人であるおばさんすら持っていないのだ。

淡々と、それでも切り上げられた>>268やり取りに、
私はうつむいたまま、へなへなとその場に座り込んでしまう。
頭を下げた江津子おばさん>>283にも、
疲れたような笑顔しか、返すことが出来無かったと思う。

愛理を弔ったその後は、どうなっただろう。
私はただ、妹のいないであろう神社に忍び込んで、
一枚の手紙を書く。万が一、何かあったときのために。]

(287) 2017/11/27(Mon) 01時頃

【人】 PPP イルマ

[とはいえ、書くことはそんなに多くない。

江津子おばさんは、下手人ではないこと。
私がこの眼で見たから、間違いないということ。

自分に何かあったときには、丞さんに
自分の頬と舌を分け与えてほしいということ。

そして、神社の巫女であるゆりには、
何があっても生きていてほしいということ。

それらをしたためて、自分の部屋の、小さな机の下へと置く。
何も無ければそれでいい。
ただ、何かヘマをしてしまったときには、
きっとゆりが―妹が、この手紙を見つけて、
おばさんを守ってくれるだろう。]

(290) 2017/11/27(Mon) 01時頃

【人】 PPP イルマ

[夜、月明かりだけが照らす夜の村は、
昼のものとは似ても似つかない。
人の声もなく、一寸先すらも見えないようなそこを、
私は歩く。
疑っているわけではない。
ただ、信じるために、その人の元へ向かう。

その場所は、――。**]

(292) 2017/11/27(Mon) 01時頃

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