人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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視点:


― 夜 ―

[静まり返る町と路地。
人々はみな眠りに就き、夜明しの人間も外の変化に気付く事はない。

時計の長針と短針が仲良く重なり合う頃、どこかでねこが、にゃあと鳴いた。]


   [ cafe & bar ]
   [  Twilight  ]

[揺れる看板には、昼間とは違う文字が現れる。
しかしそれは誰かが書き加えた物では無く、昔から刻まれていたかのような顔でそこにあった。

明かりのついた店の窓に人影が揺れても、きっと誰も気づかない。]


 ― cafe & bar ≪Twilight≫ ―

 やー、悪いね。
 休みの日だってのに来てもらっちゃって。

[カウンターの前の、背の高い椅子。
そこに陣取る店主は、今はグラス片手にすっかりだらけきっている。

先ほどまではきちんと掃除をしていた筈…だったのだが何時の間にかエプロンを外し、煽るのは何杯目かのアルコール。
店主が握っていたであろうモップは今は壁に身を預け、臨時の休憩を言い渡されて居た。
店内のイスやテーブルは隅の方に積み上げられ、床はまだ濡れたまま。
客は居ない。定休日だ。
勿論店員もそれに伴い休みを設定されていた日付だったのだが、何故かスタッフ全員、出勤を余儀なくされて居る。

店主からの緊急通達は、]

『掃除するから、汚れてもよさそうな服でテキトーに来て。』

[緊急でもなんでもないゆるい用件と、潰れた休み。
不満を投げられても、店主は何時もの調子で笑うだけ。]


 − cafe & bar ≪Twilight≫ −

[ふわふわと、ほんのりアルコールで酩酊する頭を揺らし、
けれど足取りは迷うことなく通い慣れた職場へと向かう。

呼び出しに気づいたのは、いつものように
『バー ファミリア』で飲んでいた時のこと。

どうにも性質の悪い男に絡まれ、
まじで蹴りかかる5秒前の着信はトレイルを救ってくれた。
――色んな、意味で。]

  ホレさーん、それ全然
  悪いと思ってるように聞こえなーい

[やや間延びした声を上げて、店内の惨状と店主に肩を竦める。]


[暴力沙汰を起こし、
『ファミリア』を出禁になることは免れたが
一難去ってまた一難。]

  つーか、風呂敷拡げすぎでしょ……
  これどっから手をつければいいの?

[びしょびしょの床と、
すっかりできあがってる店主へ呆れた視線を向けて。

スニーカーの踵を鳴らし近づくと、
手にしているグラスを半ば無理やり奪おうと手を伸ばす。

この半端な状況、どこから片付けようか考えて
まずは飲み足りない酒を身体に補充し、難を興に変えようかと。]*


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2015/08/03(Mon) 02時半頃


[しゅるしゅるしゅる。
 音を立てて蠢くのは、全長3m程の黒蛇である。
 尻尾の先にモップを被せ、手の届かない狭い場所に突っ込んだ。
 そのまま器用に拭いてゆく]

  あー、俺も飲むー

[頭の部分はテーブルまで伸び、ウィスキーの瓶に絡みついて、器用に蓋を開ける。
 そのままロックグラスへと注ぎ、ぴちゃぴちゃと舐める。
 酒を飲みつつ掃除もする手腕である。手は無いが]

  床組は頑張れよー

[床の惨状を見つつ、酒を舐める。
 面積が広い部分は、手が有る奴が頑張れば良いのである。
 自分も人間体になれば良いのだが、それはそれ]


【人】 採集人 ブローリン

− バー・ファミリア −

[およそ睡眠というものをとらない性質、昼寝といってもせいぜいが思考を緩めて静かにしている程度、のはずだった]


 ………っ!

[ビク、と男の姿が揺れて、
同時に猿の姿が消える。
テーブルの上でゴロゴロしていた姿勢のまま砂山が風に吹かれるように不意に崩れて、闇に溶けた]

 ……
 … ……ぁ

[ぐしゃり前髪を握った片手が、口元を覆う。
それで漸く、夢を見たらしいと理解して二回瞬いた]

(11) 2015/08/03(Mon) 02時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[時間はいくらも経っていないはずだった。
見回しても店は留守中の無人、特に何が起こったわけでもない]

 つかれたのかな


[困惑混じりの独言を聴く者もおらず。

あまり慣れない夢の余韻を払おうというように首を緩く振り、唇を手の甲で擦った。
忘れ物のせいで昼間から外を歩いたからか、
久しぶりに嫌な契約を交わしたからか。
それともあの獏と会話して、おやすみなんて言われたせいかもしれない]

 ……、エフィ

[獏の名を呼んで、腰を上げた]

(18) 2015/08/03(Mon) 03時頃

――cafe & bar ≪Twilight≫――

[掃除だの片付けだのは、力仕事で、得意分野。
 得意分野だけれど急の呼び出しは想定外で、今日も今日とて天邪鬼は若干不機嫌だ。
 というのも、今日は珍しくゲームにログインもせず買い出しなんぞに時間を割いていて、さてこれから葉野菜と根菜でも炊いて鍋いっぱいにスープでも作るかなというタイミングだった。
 小鬼は食わねば死ぬし、それで食うのがこの店の何やらというのは避けたくて、人並み程度の飯は作る。
 仕事が増えるので、店員含む関係者には一度も言ったことがないし、そのためこの地味な不機嫌をどこにもやれない。]

酒。
オレにも。

[やけとまで言わないが、飲みたい気分だ。]


【人】 採集人 ブローリン

[ああ、もう。と前髪を直す。
それからポケットから手帳を取り出して一度表紙の革を撫でた。今度は忘れていない。よし。

落し物の手帳を開かなかったホレーショーの判断はたぶん正しかった。少し覗いたくらいで人生を飲み込むほど凶悪ではないにしろ、
"良くないもの"を引き寄せる可能性はある、かもしれない]


 …んー…まだ昼間だよなぁ
 つらい

[最初から電気を点けないままの暗い店内を見回し、棚のブランデーを勝手に拝借。
景気付けに一杯干してグラスを置けば、
まるで手品のようにトン、とその隣りに現れた猿が首を傾げた]

 ききっ?

[表情豊かな猿が現れると、人間の方の表情は乏しくなる。
不満げに肩の定位置へ納まる猿を乗せて、男はバーを出た]

(20) 2015/08/03(Mon) 03時頃

[酒の一杯でも貰えたなら、それをガソリン代わりに取り敢えず床を広げる作業をしよう。
 テーブルの上に椅子を乗せたりと、まとめて片付けていく**]


【人】 採集人 ブローリン

[扉を抜けると、背後で軽い音がして元どおり鍵が閉められる。

空き巣の痕跡は、カウンターに置かれた使用済みのグラスと、その下に挟まれた代金の紙幣**]

(21) 2015/08/03(Mon) 03時半頃

 そーお?
 僕なりに精一杯謝ってるつもりなんだけどなー。

[出勤した店員に口答えをするものの、さて、その真偽は店主にしか分からぬ物として。
まさか気まぐれの通達がそんなお助けになっていたとは思いもせず、出来上がった店主はアルコールをもう一口。

昼は喫茶店店主として。しかし本業は、夜営業のバーテンダー。
酒を提供する職業の者が職場で出来上がるのもどうかと思うが、男のグラスの中身はそれなりに度数の高い物であった。
だからつまり、しょうがないよね。って感じで。

グラスを奪わんとする手には少し抵抗したものの、其れは案外あっさり取り上げられてしまっただろう。
普段と変わらぬ口調に見えて、これでもトレイル店員より酔っている。]


 だいじょーぶだいじょーぶ。
 ケーくんもコーちゃんもすっごい頑張っててくれてるし、終わるって。

[どうせちいさい店だし。
それに、ものすごく汚れて害虫害獣が出たという訳でもない。
…害獣の方は、ケイ店員に恐れを為して絶対に出ないのだが。
器用に掃除と飲酒を行う蛇を見て、あーおれも尻尾ほしーなー。なんて思いながら、心配症の声にケラケラわらった。

何やら不機嫌なコテツ店員にゆるい頭で首をかしげながら、]
 
 なに?
 コーちゃんなんかのむ?
 俺、超働いちゃう。

[酒を所望されれば自分の出番と、ふわっふわした足取りでカウンターに入って行った。
モップは壁に立てかけたまま、酔った店主はトレイル店員に更に一難与える事になっただろう。**]


【人】 採集人 ブローリン

− トワイライト −

[道中、日光にいやというほど照らされたし、
ゴム銃を持った金髪の善人>>0に狙撃されたし、尻尾も散々引っ張られたがそれはそれ]

 …

[真鍮のドアベルを鳴かせて、蔦に覆われた喫茶店へ入る。
この日二度目の昼の来訪、自分自身にもかつてない珍しい事だが、
さきほどよりも増えている店内人口に、
猿は丸い目をさらにまん丸にした]

(27) 2015/08/03(Mon) 11時半頃

【人】 採集人 ブローリン

 きっ、ちゅちゅ?

[新顔、あるいは懐かしい顔。
肩から照明器具へと飛び移り、カーテン、椅子の背と伝って猿は彼らの顔を覗き込むべく移動する。

異国の装束を纏った冷涼の主>>0:323がアイスコーヒーを飲む様子に近づけば、袖の余った布へ控えめなパンチを繰り出し。
彼の手元のグミに鼻をふすんと鳴らした*]

(28) 2015/08/03(Mon) 12時頃

【人】 採集人 ブローリン

[男の歩み寄る方は、カウンターテーブル。
その中のトレイル>>17とホレーショーへは、手帳が戻ったおかげで助かった、とあらためて謝意を小さな会釈で示す。

コーヒーのお代わりにありついた獏>>0:312の眠気は多少なり醒めたか、それともまだ舟を漕いでいたのだか、
男はその横隣に並び座ると、獣の首でも撫でるような手つきでエフの髪に触れ]


 …いやな夢をみた

[幼児のような台詞を淡と吐いた。

客と仲がいい、という音>>26が耳に入っていて、マスターと、彼へ水のグラスを差し出す若者──知った声だ──へ顔を向けた。
自分にも水が欲しい、とも言わず、注文もせず。
ただカウンターに座っただけの客は首を小さく傾ぐ**]

(29) 2015/08/03(Mon) 12時頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2015/08/03(Mon) 12時頃


[昔は、害獣も出ていた。
 出ていたのだが。

 蛇にとってはおやつにしか見えないそいつらを片端から丸呑みしていった結果
 全く出なくなったのである

 ちなみに一部の虫も丸呑みしていたので、出てこない]


[モップ尻尾がみょーんと伸び、今度は雑巾を装備。
 壁の高い部分をごしごしと拭いてゆく。

 何だかんだと全員酔っぱらいの掃除である]


  おつまみでも作ろうか?


[もう食料品店は開いてないから、食材はここの冷蔵庫の野菜を使うしかないが]


【人】 採集人 ブローリン

[長い前髪越し、
図書館の、と声を上げた青年>>30へ表情乏しく顔を向け]

 ……

[少し口元を微笑ませた]

 こんにちは

(37) 2015/08/03(Mon) 17時頃

[普段もっと美味しい物を飲み食いしている筈なのに、どうしてこの店員は拾い食いをするのだろう?
駆除用の罠や薬を置かずに済むのは有難い事だが、いつか遭遇した丸呑み現場には、正直ドン引きの店長であった。]

 じゃー、
 ケーくんは、おつまみ担当ね。

[なかなかどうして、この蛇の作る食事は美味い。
ネズミ丸呑みとかするのに。

店長から彼への任務は掃除から厨房行きへ切り替わり、掃除担当はきっとまた一人数を減らす。
終わらなかったらどうするつもりなんだと、そんな事を言われたのならこう答えるだろう。
「今日の昼は臨時休業しよっか」と。]


【人】 採集人 ブローリン

[図書館で知った顔。
日中の仕事のあいだ、実に静かに寡黙を通している男だが、この喫茶店においてはもう少し饒舌にもなろうか。

出された水のグラスの縁を指先で撫でる。
偶々かなにか、グラスハープのような柔らかな音が鳴った]


 ……
 『スカイランナーズ』、今日入荷した
 取り置きますか

[微妙な間があったのは、彼から返却された本からみた嗜好や、その中におまじないのカードがあったかどうかを思い出していたから。
数日前に新刊が発行されたベストセラーの名を口にして]

(38) 2015/08/03(Mon) 17時頃

【人】 採集人 ブローリン

[フードをとった若者の、懊悩を含んだ匂い。

大きな契約を交わした日には、人間を愛おしむ感情が強くなる。
弱さや醜さを内包して 輝く魂。
どうしようもなく惹きつけられる美しい魂が、自ら破滅を望んで悪魔へそれを明け渡してしまうのを見た後は]


 …ここにはよく来る?

[言外に、自分は昼の常連ではないことを漏らし。
水のグラスの縁を撫でた]

 少し、タイを緩めると
 少し…自由になれる。ここは

[白紙のまま残されたカードは、ブローリンの手帳に挟まれている。
ちなみにファミリアでマスターに絡み酒をしたシーンは、客席で目撃していた]

(41) 2015/08/03(Mon) 17時半頃

【人】 採集人 ブローリン

 はじめてか

[ぽつ、と呟くような声は抑制されているが、
唇はやはり綻ぶ]

 自由。本当の自分
 ……の、望みが、見えるかも

[頑張って、というマスターのウィンクに小さく頷いた。
グラスに口をつける仕草を待って、身を乗り出すように片手を伸ばす。

カウンターテーブルへ水を置く若者の手へ指を重ね、導いて、
グラスの縁をなぞらせた。
二人分の指の下で、硝子が共鳴の柔らかい音を奏でる]

 ……またおいで

(46) 2015/08/03(Mon) 18時半頃

【人】 採集人 ブローリン

 うれしい

[楽しいことがあったかと問われ>>49
少しずれた回答を返した。
走ってくればいいとエフが言うのに、首を傾ぐのと頷くのと中間くらいに頭を揺らして]

 なにか、

 …触られるのは苦手なの?
 仲良くなろう

[水のグラスを離れた若者の手がコーヒーをとり、飲み始めるなら重ねていた指もそのまま離れる。

エフによしよしされた頭>>54へ触れた。髪は然程乱れてはいない]

(62) 2015/08/03(Mon) 20時頃

【人】 採集人 ブローリン

[猿の方はといえば、
ただいま。とテッドへ言葉で返した>>57のに重ねるように、
背を撫でる手に尻尾をくるくる巻き付けて懐いていたりしたが]


 …キッ

[ぴゃっと両手で目を隠した。
それから手を動かして耳を塞ぐ。
祈りの体勢をとる店員>>31に背を向けて、ついでに尻尾で口も塞いだ。
死神よりもあるいは性質の悪い魔物、である]

(65) 2015/08/03(Mon) 20時頃

【人】 採集人 ブローリン

[物好き、という言葉>>64にはまた少し笑った]

 慣れるさ

[顎を引いて、俯くように。
それから緩慢にカウンターへ肘をつく]

 ……

[髪に触れたのと同じエフの腕>>53を引き寄せて、
それへ頭を預けた。
目を閉じたかどうかは、前髪の陰]

(66) 2015/08/03(Mon) 20時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[物好き、かもしれない。
後味の悪さを夢に見るくらいには。
ヒリついた虚無の中へ沈み込んでいくような暗い夢。
神の子であることを捨てて自ら破滅を選び取った人間達の末路。

魔と契り永劫の闇に呑まれる間際、
願いを叶えた彼らの魂は一際美しく儚く燦めく。


悪魔は囁く。
   愛している──
それは情熱と愉悦を込めたものではなく、疲れ果てて諦めきったような]



[だから、その喪失を悼まれるささやかな死を、羨む。
ほんの他愛ない願い事をカードへ記す幸福な生を、愛おしむ。
異なる世界のモノが同じ場所で共に過ごす逢魔時を、嬉しいと思う**]

(70) 2015/08/03(Mon) 21時頃

いらない。

[オレにも、と言っておきながら、働こうとする店主は止める。
 勝手知ったる(知らなきゃ困る)バータイムのグラスの配置。
 ショットをひとつ取り出して、透明な酒を自力で注いだ。
 度数の高い火酒を、一息。]

っし。

[景気づけってのはこういうものだ。
 けふ、と息ついて、掃除開始。]


食い物作れよ。

[つまみを作りに行くケイに短く釘を刺して、あとはだんまりのまま、黙々と片付けと掃除を進めていく。人出を減らして終わらなくなるなんて、そんな殊勝な心配をする頭も口も持ち合わせちゃいなかった。

 床がすっかり広がったら、トレイルに拭くよう頼んだか。
 オレ自身はその積み上げた椅子だのテーブルだのを拭いていく。]


採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2015/08/03(Mon) 22時頃


【人】 採集人 ブローリン

 っき、きーぃ♪

[テーブルを渡り歩くお猿はコミュニケーション過多。
トレイルに貰ったビスケット>>76を握りしめて、
初めて見る半分東洋の顔>>75の匂いをふんふん。

ケイが十字を切ったのには、
見なかったふり、聞かないふり、何も言わないふり>>65をしたけれど]

 きゅ?

[思いがけず謝られたものだから>>82
目を丸くして蛇を見上げ、尻尾をクエスチョンの形に揺らした。

信仰を穢す存在が、ひとを悼む心を台無しにしないようにというだけの素知らぬふり]

(95) 2015/08/03(Mon) 22時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[そのあと、ゴドウィンの膝を狙ってヒゲを引っ張ろうとしていた猿は、店員の提案>>85にえっという顔をした。
勝手に上がり込んで店を荒らして来たことも思い出したとかなんとか]

 ちちちっ…

[しばらく宙を見つめて、
とりあえず片手にあったビスケットむしゃむしゃ*]

(101) 2015/08/03(Mon) 22時半頃

  まあ、いーんだけど。慣れてるし
  休日手当、つけてくれるんでしょー?

[ホレーショーから強引に奪った酒の中身は、
思いのほか濃いアルコールが詰まっていて、ひとくちだけで
喉がかっと熱くなり。

酩酊する頭をぐらり、傾け語尾が更にだらしなく伸びる。
といっても、全長3メートルには遠く及ばない。]

  ケイってほーんと、器用だねえ

[今は文字通り、掴みどころがなくなった同僚へ向けて。
昼間、厨房でふるっていた腕がどこへ消えたのか、
ほかにも謎は多いが、謎のまま済ませている。

店主も、店員も、今や気が置けない存在で。
それだけで、トレイルには十分なのだ。]


【人】 採集人 ブローリン

 ……

[すぐ隣で鳴った欠伸の音>>96に、身を起こす。
ゆっくりとした動作は特に感情を浮かべず、前髪のカーテンの下で瞼を閉じたかどうかもわからない色]

 ……ん
 なに、俺も 見つける

[なんのことだかわかっていない口調でつぶやいた]

(103) 2015/08/03(Mon) 22時半頃

[どれだけ悪態をついても、
呼ばれれば宴の最中でも駆けつけるのはつまりそういうことで。

それはきっと、ホレーショーにだって伝わっているだろう。
届いていなくとも、それはそれで構わない。]

  おお、コテツかっけえ

[純度の高い酒を煽り、軽々と家具を移動させ広がる床に。
感嘆の息を洩らし、しぶしぶモップに手をかける。

何をどうしたって、動かなければ終わらない。
ひとまずはケイの作るつまみをニンジンに、働くとするか。

忠告は先にコテツがしてくれたから
トレイルやホレーショーの口に合うものが出てくる、はず。]


【人】 採集人 ブローリン

 ………

[消えきらない夢見は、あまり良くない。
けれども重いなにかは軽くなる]

 ありがと

[獏の耳元へ幼児のような淡い台詞を吐いて、ポケットの手帳を確かめた。
その拍子、肩から落ちそうになったバスタオルを掴んで、
もそもそとまた被る]

(108) 2015/08/03(Mon) 23時頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2015/08/03(Mon) 23時頃


【人】 採集人 ブローリン

 ………
 なにか買い出し。なら 俺も

[暫く黙った後、呟いた]

 好物とか…?


[追悼会のその場に一夜、本人を喚び出すくらいの能力があったとして、
誰も望まないのにそれを口にすることはない]

(113) 2015/08/03(Mon) 23時頃

ブローリンは、バスタオルを握りしめた。一度の親切、譲りませんよ?

2015/08/03(Mon) 23時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[二度目はないか。
経験に基づくなにか>>124にひっそりと頷いて、タオルをにぎにぎ]

 ……

[一度きりのマスターの親切に報いよう律儀は、等価であるかは別にして、悪魔の手の中に色を咲かす。

まるで手品そのものの手振りで、種も仕掛けもなく。
白いカーネーションを一輪。
それを、自分の前に置かれた水のグラスに挿して、カウンターの上へ置いた]

(131) 2015/08/03(Mon) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン

 ききっ…

[買い出しの名乗り>>113と、買い出しがまだという現状と>>128
つまり猿は上機嫌でゴドウィンの肩を止まり木にしようとするし、
男の方は立ち上がって彼の元へ歩み寄った]

 デニス
 俺も

[準備を手伝うと。
《追悼会》ならば参加はしないつもり、まだ。
けれど馴染みの店の開店準備にならば悪しきものが関わったからと、どうということはあるまい]

(136) 2015/08/04(Tue) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

 ニホンシュ

[サケは銘柄や保存状態を選ばなければこのあたりでも入手できるが、ヴェスパタインにあてがあるのなら余程、味も香りも良いものなのだろう]

 ならつまみは
 トーフと、カニカマ

[したり、と頷いた]

(145) 2015/08/04(Tue) 00時半頃

【人】 採集人 ブローリン

 俺も
 愛している

[意味のない挨拶>>140へ、空虚でさえある真摯な愛情を示して]

 ……

[ゴドウィンの肩に収まって髪への毛づくろいを始める猿の方から、ヴェスパタインへ顔を向けた]

 ひさしぶり
 …溶けてなかった

[凍らせてくれるな、と続けたのは脅しのような忠告>>129への返答]

(153) 2015/08/04(Tue) 00時半頃

【人】 採集人 ブローリン

 …
 シャーベットも買ってこよう

[なるほど猿はかけがえのない存在。
抑制された表情で、ヴェスパタインへ告げる声も低いが、
感受性を引き受けた活発な猿の方はキラキラ目を輝かせて、スポンサー付きの買い出しにご機嫌]

 ワイン…
 ……ブランデーも

(164) 2015/08/04(Tue) 01時頃

  わかったって
  ちゃんと作る

[コテツからの釘刺しにはにやにやと笑うばかり。

 害獣つまみ食いは、所謂ジャンクフードなのだ。
 高級料理ばかりでは舌が飽きる、ジャンクを食べたくなる時だってある。
 ただそれだけなのだ]


  へへ、器用だろ?

[トレイルからの言葉にもにんまりと笑う。
 蛇がうねり、とぐろを巻くと、鱗が捲れるように黒髪の人間が現れた。
 原理としては、東洋の狐が化けるのと同じである。

 さすがに料理をする時は手が欲しいので人間姿だ。
 ジャージを来ている辺りは、ちゃんと掃除を想定していたらしい]


  じゃ、マスターの指示通りってことで

[人間姿だがどことなくにょろにょろと、音もなく厨房へ]


  さーて、何があんのか……おお
  キノコ有るのか、いーじゃんいーじゃん
  貝ねーかなあ……シュリンプは居る、と


[ごそごそと冷蔵庫を漁りつつ、消費期限を確認しながら積み上げて
 メニューを考えていた]



[様々なキノコ類をフライパンに投げ込み、バターで炒める。
 ここに貝が入ると美味しいのだが、無いので諦めた。

 酒やコンソメで味を整えつつ、醤油を加えた。
 漂うバター醤油の香り。東洋の神秘の味である]


[ついでにもう一品。

 小エビをオリーブオイルで炒めて。
 みじん切りにしたアンチョビとニンニクを加えれば、香ばしい匂いが漂った。
 タマネギとプチトマトが追加され、華やかに。

 アルデンテに茹でたパスタを加え、白ワインとバジルで味を整え、完成。
 盛った後、チーズと胡椒を振りかけた。
 ボリュームの有るオイルパスタの完成である]


  出来たぜー


[キノコのバター醤油炒めと海鮮オイルパスタがテーブルに並ぶ。
 野菜類の無いメニュー構成だが
 肉食の蛇はサラダという観念が抜けがちなだけである。
 要望が有れば、冷やしてあったコールスローが出てくるだろう]


  なんか……酒のつまみどころじゃなくなったな……


[何故か完成したのは、がっつりと食事が可能なメニュー。
 単に、蛇の腹が減っていたというだけの理由であった**]


 ええー?いらないのー?

[そんなーさみしー。とか言いながらカウンター内をうろうろちょろちょろ。
まあ彼が頼まなくても、作るし。自分のを。
シェイカーもミキシンググラスも使わず手近な酒をビルドして、没収された一杯の代わりにもう一杯。

ウォッカ少々を拝借して、共に注いだのは、薬草のリキュールがほんの少し。
ロックグラスに大きめの氷を浮かべれば、仕上がったのは、氷山の名を冠すカクテルだったか。

風味がついた物の殆どロックと変わらない度数のアルコールを再び煽り、しかし誰かに取り上げられたのなら、再びすんなり没収されただろう。]


 はいはいきゅーじつてあて。
 大丈夫、ちゃんと、つけとくから。
 増しにしとくから。

[口調はどんどん溶けていく。
これでもきっちり従業員の出勤記録は付けて居て、そろそろノートパソコンでも導入してデジタル管理にでもしようかなあなんて、経営者はいろいろ大変なのだ。
勿論今日の出勤の事もきっちりノートにメモして、書いたのは酒で思考が揺れる前。
酔っぱらった日の計算は、ドンブリ勘定になりがちである。

雇用主と店員。彼らとはそれだけの関係であった。
のだが、緩すぎる店の為かどうにもそんな間柄を超えている気も、偶には、する。
するが別に悪くは思わないし信頼関係も築けているようで、

つまり、店長感激。
きょうも店員達で酒がうまい。]



[トレイル店員がここに勤めるようになったのは、さてどういった経緯だったか。
親はふっさりした耳としっぽであったにも拘らず、しかし息子の彼はつるりとした肌。
人狼の親に人間の息子とは、面白い事もある物だ。
養子と知ったのは意外とすぐに。

トワイライトの『前』の店長も人狼であったから、きっとその辺りの繋がりだっただろう。
前の店長の、知り合いか友人の、息子サン。

昔は子供だった彼と再び再会したのは、店長の称号が自分に引き継がれてから。]
 


[で、だ。]


 ケーくん、これガッツリ夜食だね?

[仕上がったアツアツの炒め物とパスタを見れば、進んでいた掃除の手はぴったりとまる。

ああ、まずい、すっごいおなかすいてきた。
自分は元々夜間営業中は数度に分けた軽食で食事を済ませる事がほとんどで、こんなガッツリした食事久しぶりっていうか、抗える筈ないじゃない?みたいな?

こうばしいバターと、あまりお世話になる機会の無いソイソースの、香り。
チーズと、ニンニク、オリーブオイルの、暴力の様な、香り。
っていうかケーくんわざと香りのいい物選んでない?ぜったいそうでしょ。

料理が出来上がる頃にはそれなりにアルコールが抜けて、今はモップ片手にきちんと床を磨いている。
居たのだが、]

 ――ワイン、開けよっか。

[だからご飯にしよっか、と。
掃除はいったん休憩で、彼の料理が冷めないうちに。

大丈夫。まだ夜は長いのだから。**]


【人】 採集人 ブローリン

− 商店街 −

[普段重いものは図書館で持ち慣れている。が言い訳になる。
荷物を担いでマーケットを歩く足取りは普段とそう変わらない。

ゴドウィンよりも余程たくさん荷運びしているのは、
彼に乗ったオマキザルがしがみついてすりすりすりすり、べったべたに甘えようとしているから。
デート気分の猿を自由にさせておいたらまともに歩くことも難しいだろう]

 ………
 あとは

[酒瓶の詰められた木箱を肩に、逆の手にはチップスやらチーズやら肴でぎゅうぎゅうの袋を提げ、
買い忘れはないかと首をかしげた。
シャーベットは最後に買うことになる]

(190) 2015/08/04(Tue) 13時頃

【人】 採集人 ブローリン

 コンドームは常備?

[ドラッグストアの前に差し掛かりながらぽつと尋ねる。
ファミリアの下階を利用することはあれ、備品に意識が向くことはあまりない。

泥酔したりしていなかったりする客に望まれて、彼らの願いと契りを交わす夜、
そうでなければほとんどの日は24時になる前にバーを出て行くブローリンは、深夜から明け方まで同じペースで杯を乾し続ける店主と飲み明かした経験はなかった。

代わりに開店前なのに堂々と侵入して、準備中を尻目にカウンターで勝手に飲み始めたりはする。
他の客にフライングを指摘されれば、デニスとはそういう契約なのだとぬけぬけ、寡黙な男は無表情に嘯いたもの**]

(192) 2015/08/04(Tue) 13時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2015/08/04(Tue) 21時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[陽は傾いていた。
子供は寝る時間、夜の住人の時間が近い]

 ………

[買い出しの終盤、太陽に照らされた教会の鐘楼を見上げ、猿はきゅうぅ、と鳴いた]

(227) 2015/08/04(Tue) 22時頃

【人】 採集人 ブローリン

 デニスは
 聞き上手だ

[ファミリアのカウンターで、店主に酒を注がれながら苦悩や本音をほろほろ、ほどけるように漏らしていく客の姿は珍しくない。
あの教会で神父が告解を聞くよりも多いのではないか]

 色々見るうち
 ……人間が、わからなくなることはないか

(235) 2015/08/04(Tue) 22時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[酒も好きだが魔物は甘党。
果物のみならずタルト台も好きだし、ビスケットも好んだし、
酒に漬けられたグミ>>129の甘露でもぺろり、頂いてヴェスパタインにありがとうの挨拶をしたほど]

 ききっ♪

[故に、アイスクリーム屋のメニューを示されて>>243、ゴドウィンの肩に乗った猿は目を輝かせた。
耳のあたりへすりすり、懐いて甘く鳴く]

(251) 2015/08/04(Tue) 22時半頃

【人】 採集人 ブローリン

 …ラムレーズン
が食べたい

[男の方は淡と呟いて、そっと笑んだ。
教会の鐘楼へと顔を向ける]

(253) 2015/08/04(Tue) 23時頃

【人】 採集人 ブローリン

 ありがとう
 好きだ…大丈夫

[荷物を持ち直して、ラムレーズンのアイスを受け取る。
ゴドウィンの買い出し手伝いの対価としては十分のそれ。猿の方はもう受け取ると同時にジェラートを舐め始めていた。


ペットにしては、話しかけたり撫でたりといったコミュニケーションを男が猿へ向けることは全くない。
猿の方も人間達に対するような懐く仕草を男へは向けず、
結局、ふたつでひとつの魂は、息のあった相棒のようであったかもしれない]

(264) 2015/08/04(Tue) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン


[自分は食べないのか、というようにアイスを傾けてみせたりし。
陽に照らされた鐘楼に惹かれたのに気づかれれば、]

 俺は
 追悼、の祈りは
 できないなと

 ………

[ゴドウィンの沈黙に沈黙を返すことしばし、やがて短く問いを向けた>>235
聞き上手の相手に誘われたよう、ふつと漏れる本音]

(266) 2015/08/04(Tue) 23時半頃

[客の連れから、ひとりの客としてここを訪れた時には、
ホレーショーは店員から店主に変わっていた。

働かせてほしいと頼んだのは、更に一年ほど後のこと。
ここにいれば、いつか。


養父が、帰ってくるかもしれないと。
そんな淡い期待を寄せてから、
間もなく両の手が塞がる年月が経つ。]


【人】 採集人 ブローリン

 俺は

[死よりも悪い末路はいくらでもある。
穏やかに神の許へ帰っていくのなら、羨む以外のどんな感情を抱けるだろう]

 ………

[ゴドウィンがアドバイスのような何かを口にする>>280のは珍しいことだ。

人間がわからなくなることはないかと、問うたそれ>>235の方への答えはなかったが。
彼も人間だから、かと。
迂闊にも晒しかけた懊悩は、抑制の下にまた沈んでいく]

(288) 2015/08/05(Wed) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[小休止の後、
名残惜しげにジェラートの殻を弄る猿の尻尾がゆらゆら揺れた。

歩く距離はさほどでもなく、
シャーベットを買い付けたら大通りの裏、地下に息衝くファミリアへ酒を運び込んでいく]

(292) 2015/08/05(Wed) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

− ファミリア −

[店内は暗い。
地下二層の静けさに、猿は小さく鳴いてぴょい、とテーブルへ]

 ……

[買い出しの荷物を広げて片付けを手伝うのも短い間、
頼まれごと>>298に無言で頷いた。

何を願われても、断ることがない性質でもあり。

また、追悼会が始まる前に抜け出す理由を探してもいた]


 下か

(302) 2015/08/05(Wed) 00時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[シャーベットのお裾分けを持って、階段へ。
いつの間にか己の肩に戻っていた猿は、料理班>>305と出会ったなら興味深そうに鼻をうごめかせた]



− 地下二階 −

[そこもやはり、暗い。
黙って酒を飲むのにも、横になって休むにもちょうど良い静けさだった]

 ……

[個室に設えられた休憩室を覗いて、
猿はベッドの上にするりと飛び移る]


きぃ

[東洋系独特の艶を備えた長い髪を、小さな指に握った]

(307) 2015/08/05(Wed) 01時頃

【人】 採集人 ブローリン

[硬いシャーベットへスプーンを刺し、
掬われた少量のそれは宙を移動する]

 ……、

[ヴェスパタインが瞼を開かないなら、ベッド傍に歩み寄った男の手によってシャーベットを鼻先に落とされることになる、
殆ど悪戯の様相のそれ]

(311) 2015/08/05(Wed) 01時頃

【人】 採集人 ブローリン

 ん…

[肌を切るような冷気。

心地よさに毛を逆立てる猿は、
シーツに片手をついた男の腕を伝って肩へと登ってき、
そのあたりで闇に交じって消えた]


 おいしー?
 おはよ

[氷の精を見下ろす黄金色の双眸。
それが緩く目尻を下げて微咲んだ]

(326) 2015/08/05(Wed) 01時半頃

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