人狼議事


49 海の見える坂道

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視点:


[ヴェスパタインの誕生日。
家にあった古い本は、誕生日の贈り物の筈だった。

けれど、今は用をなさないそれ。
彼の誕生日にできることは…まだわからない]



 酒の一つも飲まないと、やってらんないっつーの

[人の死や、別れは悲しいとは思わない
いつかそんな日が来ると、俺はいつも覚悟していて
旅に出る時は、毎回今生の別れのつもりで歩き出す
だから、ヴェスの事はショックだったが、悲しくはない
悲しいのは…―――――]


[ちらり。視線をヤニクに向けて見た。
別に意味はない。多分、知っているのだろうけれど触れられない話。小さな声で、伝えることは]

…ヤニクは帰ってきてくれてよかったよ。
うん。よかった。



 ん・・・?

[ネルも、同じ事を俺に言った
無事に帰って来て、良かったと
まったく、本当にどいつもこいつも]

 そりゃ戻ってくるさ

 ここが、俺の生まれた場所で
 ここが、俺の死に行く場所だからな

 心配しなくても、ヴェスの事ならもう聞いたよ


そう。

[ミッシェルが一緒だったことはそりゃ知ってるのだろう]

人がいなくなるのは寂しい。
それだけだよ。

[くい。一杯流し込むシェリーは、喉にとても熱かった*]



 だな、それだけの事だ

 人生の殆どの時間を、共に過ごした何かが
 気がついた時には、無くなっている

 そう言うもんだとわかっていても、寂しいもんだ
 ただ、それだけの事だ

[カラン、とグラスの中の氷が、音を立てて]


【人】 小娘 ゾーイ

うん、陽が沈むまでには帰るって言ってあるから、一緒に帰りましょう。

[サイラスお兄さんに応えて、ぴょこんと手を坂道の方に動かした]

とーさんはビールが好きなんです。

[ゾーイの前でそう言ったわけじゃないけど、たまに家に帰るといつもビールを飲んでいたからきっと、そう]

自由帰りってことは、サイラスお兄さんは自由人なんですね?
世の中の人は仕事人と自由人でおおむねわけることができるってかーさんが言ってました。

――――

[サイラスお兄さんの最後の問いには、]

何かを買いに行こうと出かけたんですが、財布を忘れたので海を見てました。

[すまし顔で答える。それはほんとうのことから少しだけずれている内容]

(17) 2011/04/11(Mon) 01時頃

【人】 小娘 ゾーイ

あたしは、―――…強いですか?

[首傾げ。
大人なネルお姉さんが言うならそうなのだろうか。わからない、けれど。
少なくとも、いい子だの手のかからない子だのと言われるよりはなんか嬉しくって。
素直に撫でられていた。海のにおいってなんか落ち着くと思いながら。

それからネルお姉さんといったん別れて、サイラスお兄さんと宿屋に戻ったのだった]

(28) 2011/04/11(Mon) 01時半頃

ゾーイは、の差し出した手をとって、坂をのぼっていった。

2011/04/11(Mon) 02時頃


ゾーイは、サイラスの差し出した手をとって、坂道をのぼっていった。

2011/04/11(Mon) 02時頃


小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2011/04/11(Mon) 02時頃


【人】 小娘 ゾーイ

― 宿屋「mer calme」 ―

[サイラスお兄さんの手で宿屋の扉が勢いよく開く。
酒場はすでに見知った顔でいっぱいで、立ち働くオスカーさんの姿も見えた]

よー、のんでるかー?

[サイラスお兄さんの真似をした問いかけに返事はあったか。
すれ違う人たちにあいさつをしながら、空いている席めざしてとことこ歩く]

お酒もいいけどたまにはジュースも悪くないですよぉ。
果汁100パーセントの!

[酒宴の雰囲気にあてられたのか、そんな言葉を上機嫌に放ちながら。

やがて眠くなりはじめたころに、そっ、と自分の部屋に戻り、寝じたくをすると眠りにつくのだった。
小脇に本を抱きしめたままで――**]

(33) 2011/04/11(Mon) 02時頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2011/04/11(Mon) 02時頃


【人】 小娘 ゾーイ

― 夜・自室 ―

[ゾーイは眠くなるのが他の人より早かった。
だから、ヤニクお兄さんがカントリーロードをうたっている時には、すでに寝じたくをすませた後。

照明は消え、星あかりのみに照らされた自分の部屋の中、そろそろ寝ようとゆる、と視線をめぐらせて、

本棚に並んだ本が目に入ると、ふと表情から笑みが消えた]

(60) 2011/04/11(Mon) 13時頃

【人】 小娘 ゾーイ

[『星の見える風景』からはじまる、宵の空を思わせる紫色の髪の子“ジェミニ”が、いろんな冒険をくりひろげながら成長していくお話。
ヴェスお兄さんに紹介されて『星の見える風景』を読んだ後、おこづかいをはたいて、坂道の本屋で続刊をあるだけ買った。

そうして、早く全部読んで、ヴェスお兄さんに追いつこうと思っていたのに。
あんなに続きを読むのを楽しみにしていたのに。
一ヶ月前からずーっと、最初のお話を読み返してばかりになってしまった]

(61) 2011/04/11(Mon) 13時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

――――――……

[遠くからギターの音や拍手の音が聞こえる。

あの遠いところにいるのはみーんな、自分よりずっと大人なのだ。
大人だからお酒を飲んで馬鹿騒ぎをすることもできるし、
何より自分より容易に前に進むことができると、そう思っている。
けれど自分は、ヴェスお兄さんのことでも両親のことでも、まだ―――]

明日はもうちょっとだけ長く起きれるといいな。

[独りつぶやくと、本棚から視線を外して、ぽふ、とベッドに体を預けた。

そうして眠る。遠くからの声を子守唄代わりに――**]

(62) 2011/04/11(Mon) 14時頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2011/04/11(Mon) 14時頃


[家を出る前に、一枚の紙にいくつかの文字を書き付けて。

それを丁寧に紙飛行機に折り畳んで自分の部屋から飛ばしてみた。


ひらりひらり。
紙飛行機は気まぐれに。
誰のもとへ飛ぶのだろう]


[薄削ぎカピスに水牛の角、色鮮やかな薄絹と、レースのようなカンティーユ。

燈る火どれも同じ色
けれど蛍火輝く虹色に。
花の如くなランタンは
まるでお城の舞踏会


そんな燭集めたら
きっとお空の天使も喜ぼう]

[童話のようなその下り、
いったい誰に届くやら]


[紙に書かれた、童話のような言葉
馬鹿らしい、と鼻で笑ったのはいつもの事]

 天使なんか、いやしねぇよ

[神や仏がいるのなら

本当に、本当に
心から祈った時に、手を差し伸べない者が神ならば
俺は神など信じやしない

一番苦しい時、悲しい時に
何もしてくれない者が仏ならば
俺は仏など必要としない]

 だが、まぁ
 やってみっかな、東の国の灯篭流しみたいに
 海辺に浮かぶランタンで、救われる魂があるとするのなら
 聖者の行進に、加わる事は出来なくても
 星に願いを、かける事くらいは出来るだろう


[青年は一つ、ランタンを持つ。
まだお互い少年だったあの頃。
初めて会った時。

母が綺麗とほめてくれた自分の翠。
だから翠が好きだといったみた。
誕生日に貰ったのは、
淡いペリドットのような小さなランタン。
時々ともすティーランプ。

少女趣味は無いけれど、
夜の灯りに丁度良く。

大事にしていたそのランタン。
火を灯さなくなったのは

命の火が消えたあの日から]


【人】 小娘 ゾーイ

― 朝・宿屋「mer calme」/ゾーイの部屋 ―

[どんどん、と。
ドアが叩かれる音に混じって聞こえるは、宿屋のおじさんの声。
なんて言ってるのか、寝起きのはっきりしない状態ではわからないけれど、]

………んー、―――もーちょっと、ねる…―――

「起きろゾーイ、お友達が来てるぞ!」

――――――――…

(89) 2011/04/11(Mon) 21時頃

【人】 小娘 ゾーイ

……ふえぇっ!?

[起き上がって壁の時計を見ると、10時を少し回った頃か。
無論毎週聴いている朝のラジオはとっくに終わった時間。

悟った。完全に寝坊した、と]

わ、わ……

[頭が真っ白になりそうになるのをなんとかこらえて、朝の支度をすませる。

今日の午前から昼にかけては「お友達」――モニカとジョージと広場で遊ぶ予定。早く支度をしなければ遊ぶ時間が減ってしまう]

(91) 2011/04/11(Mon) 21時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

[数分後、坂道には宿屋を出て仲良く並んで歩く三人の子供の姿が。
左端に位置するゾーイは、水色のリボンがついた白い帽子をかぶり、出がけに宿屋のおじさんに持たされたサンドイッチをぱくついている。
肩にかけたかばんの中では、財布やハンカチなどとともに、いつも持ってる本が陣取っている。

すれ違う顔見知りに元気にあいさつをしながら、広場に向かって歩を進める姿を見ることができるだろう]

― →広場 ―

(93) 2011/04/11(Mon) 21時半頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2011/04/11(Mon) 21時半頃


自分だけだと思うなよ。
お前、勝手に旅に出て、知らなかったからってスネてんのか?

[すれ違いざまに呟く言葉]

だったら、少しでも悼んでやろうって気持ち、ないんかよ?


小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2011/04/11(Mon) 23時頃



 だから何も、わかってないっつってんだよ
 俺がどんな人間なのか、わかってないから
 俺が何をしているのか、わかんねぇんだ

[馬鹿らしい、本当に]


最っ低な根なし草。

これで正解?


【人】 小娘 ゾーイ

― 広場 ―

[惨状。
それ以上に相応しい言葉が見つからない、とある露店の状況。

売り物が散乱し、猫が干物のかけらを取り合い、お店の人が片付けにてんやわんやの光景を見て]

「……事件?」
「犯人探し?」
「ここは僕たちの出番だよ」
「あたし達は聞き込みをするから、ゾーイちゃんは現場検証をするんだよ!」

[言うだけ言ってめいめい別の方向に走り去る友達。
この二人、探偵ごっこが大好きで、ゾーイもそれに付き合っては野良猫を尾行したり坂道の噂を探ったりしている。

さて、どうしたものか]

(126) 2011/04/11(Mon) 23時頃


 別に、それでいい奴はそれでいいよ
 その他大勢が、皆思う事だ

 流浪者、悪人、見た目や風貌だけで、皆そう思うだろう
 そっから一歩、内面に踏み込んだ奴が友人で
 踏み込まないまま、行動や格好しか見やしないなら
 友達と呼ぶには、足りねぇよ

[だからこそ、ヴェスは俺の友人だった
俺は奴の友人であろうとし、奴は俺の友人であってくれた
悼む気持ちがない? 馬鹿にしやがる、本当に]


だったら判断されるような見た目すんなよ。
判断されるような行動すんなよ。

自分から誤解されるようなことしといて
人に見る目がないってどんだけ失礼なんだお前。



 だから、言ってるだろう
 無理に仲良くしてくれなんて、頼んでねぇよ

 皆に理解してほしいなんて、一度も思った事ねぇし
 人当たり良く、皆仲良しなんて、俺のガラじゃねぇ

 わかる奴にだけ、わかりゃいいんだ
 作った自分で、100人の友人を作るより
 素のままの自分で、たった一人理解者が出来りゃそれでいい

 そんな奴は、世界中が俺の敵になったって味方してくれるし
 俺も、そんな奴の為なら体を張れる

 言っとくが、先に失礼な事言いやがったのはお前だからな
 後出しの俺に文句を言うのは、筋違いだ


【人】 小娘 ゾーイ

[とりあえずお店の人を手伝って散らばった商品を集めていると、程なくしてモニカもジョージも戻ってきた。

そうして聞き込みの結果を告げる。
くたびれた赤いフードの人が野良猫を引き連れて、店に魚の干物をばらまいていく光景があちこちで見られた、と]

………犯人、かくれる気ないね。

[しかも犯人の服装には心当たりがありすぎた]

(133) 2011/04/11(Mon) 23時半頃

先に人に迷惑をかけたのはお前だ。
ヴェスがお前の理想の親友だったとしたってもういないんだよ。

自分を見てないと思うのも好きにするがいいさ。
だけど、他人に迷惑かけんな。

お前みたいなのは迷惑だ。



 お前の店に、猫けしかけたわけじゃねぇだろう
 勝手に首突っ込んで、意味のわからない説教初めて
 挙句に迷惑だとのたまってるのは、お前じゃねぇか

 迷惑なら、首突っ込まなきゃいいんだよ

 ヴェスがそうしたからって、お前がそうする必要なんかない
 お前はヴェスの代わりにはなれないし、なる必要も特にない

 少なくとも、ヴェスは止める時に喧嘩売ったりはしない
 煽ったら俺は乗ると言うのを、知ってるからだ
 他人が迷惑してるから? 冗談にしても、笑えねぇよ
 誰か頼んだのか、お前に俺を止めるように?

 自分のやりたい事やって、失敗したから腹立ててる
 そんだけだろ、お前はさ


【人】 小娘 ゾーイ

なんでこんなことをしたのかな?
悪ガキだから?

[考える。しかしそれ以上の考えは導き出せず。
ならば直接訊くか、と、ヤニクお兄さんを探しにあてもなく駆ける。
隠れる気がない者が犯人である事件に関心が薄れてきている風の友達二人を置いて]

(139) 2011/04/11(Mon) 23時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

[走って走って、広場を一周したその後に、のみの市の喧騒からだいぶ離れたところにやってきた。

堤防の向こうに、ゆるく波打つ青い海と、波にゆられてひまそうにしている漁師さんたちの船が、見える。

果たしてそこに探している人の姿はあった]

……広場にはいなかったということは、悪ガキはすでに事件を起こすのを終えて立ち去った後。
でもどこに? それは元いた場所!

[ゾーイは広場の行きがけに友達に聞いていた。砂浜で赤いフードの人がギターを弾いているのを見た、と。

だから砂浜を目指した。
しかしヤニクお兄さんは港にいた]

何はともあれ、こんにちはー。

(144) 2011/04/12(Tue) 00時頃

…見て見ぬふりは同罪なんだよ。
俺の店じゃないならだれがどうなってもいいってか。

お前がめちゃくちゃにしたものは誰かの大事なものだ
お前が壊したものは誰かが大事に作ったものだ。
お前の憂さ晴らしに、誰かのものを壊していいなんて誰が決めた。

24にもなってガキくせぇことしてんなつってんだよ


壊すなら自分のものだけを壊せよ。
誰も見向きもしないようなものだけ壊せよ。

勝手きままにするのはいいさ。
でもその中の自分のものだけでやってけよ。



 馬鹿だな、お前は
 だから、知り合いの店だけなんだろうが

 ガキの頃から、変わらねぇ
 俺の事を知ってる奴にだけ、やってんだよ

 同罪だぁ? 何、その言い訳
 憂さ晴らしだと思ってるから、可笑しいんだよ
 俺に晴らしたい憂さなんかねぇし
 嫌な事も、特にねぇよ

 わかんないなら、首を突っ込むな
 いや、わからなくてもいい、わかろうとしないなら、だな
 想像で、勝手に俺の事決めて、勝手に怒って
 挙句に間違ってんじゃ、意味ねぇんだよ


[ヤニクの声はもう聞いていない。
多分、なにかあれば彼をさっさと見捨てるくらいなんでもない程には見限った。

ヴェスに対する感情は恐らく同じだろうけれど、
きっとそのことを面と向かっていうことはもうないだろう**]


【人】 小娘 ゾーイ

こうでもしないと他人の印象にのこらないんです。

[大真面目に言ってから、そっ、とヤニクお兄さんの隣に立つ。
手には、先ほど片づけを手伝った露店で手に入れた風鈴。
いくら暑いとはいえ夏を先取りしすぎではないのか、とか、そういうことは気にしていない]

―――見てください、店を片付けるのを手伝ったお礼にただでもらえたんです。

[汐風を受けてちり、と音を立てる風鈴]

(150) 2011/04/12(Tue) 00時半頃

[不機嫌なまま、帰路につく。
彼とは根本的に合わないとどこかでわかっていたからこそ
二人だけでの会話がなかったのだろう。

かさり。足元に雑誌のページの切れ端が。
そこに書いてあるのは奇しくも]

似てる、ねぇ…。こういうの、やってみたいなぁ…。

[ランタンが並ぶ異国の祭り。
幻想的なその写真は長く見ても見足りないが、
自分の気に入りの本にもにたような写真はある]


[芸術とも言えるランタンの数々。
それらをこういったように集められたら。

そう思いながら、またそのページを紙飛行機に折る。
「心の蘭壇(ランタン)を灯しませんか」そんなキャッチコピー。

それを、そこらの塀の上からまた飛ばした。

この間とは逆に飛ぶ飛行機は、それでも風にあおられ届く先は…まさかヤニクとは思いもせず*]


【人】 小娘 ゾーイ

ふーん……
なら、あたしはヤニクお兄さんのことを気にいったんですね。

[感心したようにうなずく。
これは世の真理というやつなのだろうか。宿屋のおじさんも「嫌な客のことはすぐ忘れられるもんだ」って言ってたし]

夏は好きです。
ところであのお店の親父さんは……ふだんは悪いところばかりなんですか?
だからネコさんがやっつけに来たんですか?

(154) 2011/04/12(Tue) 00時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

[笑うヤニクお兄さんにゾーイもにこ、と笑い返して]

へぇ、あの親父さんのことよく知ってるんですね!
あたしはこの町に来たばっかりで、まだ知らないことが多いんです。ネコさんを追いかけて道に迷いそうになったこともあるし……

[向けるまなざしは明確なる尊敬。
だって自分だったら、長いこと離れていた町の記憶なんて、すぐにぽろぽろとこぼれ落ちてしまうから]

え、っと、こらしめに来たんじゃないならなんで……

[自問自答していると、ヤニクお兄さんが話し始めた]

(165) 2011/04/12(Tue) 01時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

…………

[猫たちが伝えようとしたことは、胸に染み入るようで]

あたしも逃げてますよ。子供だけど。
だってつらいし、痛いし、―――…ヴェスお兄さんがいない町なんて認めたくないって思ったこともあるし。
今でもそうですよ。あたしのまわりもそう。
そんな人ばかりになってて、少しずつ前と変わっていってる。

[それでも夜になってまた朝は来る。
酷な話では、ある。
けれど、ゾーイにとって、それよりももっと酷なのは]

(169) 2011/04/12(Tue) 01時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

でもつらいのや痛いのより、
何も感じなくなる方が嫌なんですよ……

[事故現場を見たわけでもなければヴェスお兄さんの遺体を目にしたわけでもないけれど]

死ぬってそういうことでしょう?
ヤニクお兄さんが言ったように、回っている世界からはずれて。

[その時ゾーイの心の枷も外れて、どこかに]

なのにどうしてそんな風にさらっと死ぬってことを語れるんですか? それが大人になるってことなんですか?
あたしは―――いつか自分も死ぬってことがこわくてしかたがないのに!

(172) 2011/04/12(Tue) 02時頃

【人】 小娘 ゾーイ

[一通り思っていたことを言った後は、また、黙って話を聞く番になって]

……ヤニクお兄さんは他の誰かがやらないことをやる。
それは―――もし、ヤニクお兄さんが死ん、じゃったら、他の誰も代わりにやることのできない、そんなことですか?

[自分で言ってみた言葉はやけにスケールがでかく感じられて。
泣きそうになっていた顔にふっ、と笑顔が戻る]

……すごい。まるで物語に出てくるヒーローさんみたいだ。

[けれどそんなヒーローみたいな人も、怖い夢を見て泣いたことがある、とのことで]

へぇー……

[明確なる尊敬のまなざし、復活]

あたしのこわいものは目には見えないけど、どうやってにらみつけるんだろ…

[なかなかわかないイメージに首傾げ。
その時、遠くからゾーイを呼ぶ声がした]

(182) 2011/04/12(Tue) 02時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

ああ! モニカちゃんとジョージを置いてったのを忘れてた!
えっと、友達が呼んでるんでこれで失礼します!

[あわてて一礼すると、二人のところへ駆け戻っていった。
走るたびに手の中の風鈴がちりちりと鳴っていた。さながら一筋の光のように――**]

(183) 2011/04/12(Tue) 02時半頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2011/04/12(Tue) 02時半頃


[あの紙飛行機達はどこへ飛んでいったのだろう。
もし受け取った人がいるのなら、返事をくれたりはしないかな。ヴェスの時のように。

難しくはあろう。
便せんに印刷された気送管の住所だけでは誰の所かわからないからだ
そういった住所に返事をするには、この街ではウェーズリーに手紙を預けるしかないようだけども。
彼は職務柄、この住所が誰のものかは決して口外するまい*]


[一時期子供の間で流行った遊び。
適当な相手の所へ手紙を送り、返事が帰ってきたら文通が始まって。
顔も知らない子どもと交流が始まる。
親の気送管をつかったり、郵便局員に預けたり。

手紙をつたってその相手を探すのも楽しい。
案外それが、身近な人であったりもして。

自分もそれをしたことがある。
顔も知らない相手との悪だくみ。
子供故の、知らぬが故の楽しさと湧く想像力が、
今はとても懐かしい*]



 おう、ウェズ

[通りがかりに、郵便局員の男を引きとめて
二つの紙飛行機を、渡してみた]

 どこの誰のか、わからね?
 いやよ、俺の頭に毎回刺さるんだよ、紙飛行機が
 磁石でもくっついてんのかと思うくらいに

 犯人を探してだな、ばっちゃんの何賭けて?とか
 そんな台詞をだな…―――

[教えない、と言われてしょんぼり
そうだよな、公務員には守秘義務があるもんな]

 じゃぁよ、ウェズ
 同じように手紙書くから、そいつの頭に刺して来てくれ
 それならいいだろ、守秘義務は守ってるじゃないか


[さらさらと、買ってた便箋セットに文字を書き込んでいく
読みやすい字だと、見た者は殆ど褒めやがるが
文字を書く機会が、殆どないからな
見た事のある奴なんか、そういないだろう]

 灯篭の 己が紡ぎし 深淵に
 語る言の葉 彼岸桜と

[東洋の国にある、言葉遊びだ
一つの読みに、色々な意味を持たせる、と言う奴
旅先で見たものを、見よう見まねで作ってはみたが
どうにも、上手くない気がするな
掛けた言葉が、悪かったかな
まぁいい、気にしない事にしよう]

 ほら、こいつを刺して来い


こんちは、ウェーズリー。
今日は市が立つしね。
俺もでかけるんだよ……いてっ

[道すがら、ウェーズリーとばったり。
すこん、と悪戯のように紙飛行機を頭に刺されて、
手紙を一通、渡される
彼は楽しそうだ]

何これ?

[開いてみればそれは自分がなげた紙飛行機、そして返る手紙]

おや、まぁ。
懐かしい遊びがまたできるかもしれないよ。
嬉しいことだね

[誰から、とは聞かないのが暗黙のルール、
広げて見れば一応読める字]


何これ。
んー……

[少し首捻り、考え込む風。
けれど直ぐに鞄の中から紙とペンをとりだして]


「春香(はるのが)を惜しむ時こそ刹那たれ
桜枝(さくらえ)のおもひしずるは人間(じんかん)に」

[さらさらと書き上げるとウエーズリーへ*]
さて、お手並み拝見しようかな。


[暫くしてら、ウェズが戻ってきて
お返事だと、紙を差し出した]

 なんだぁ?
 字、余りすぎ・・・とかじゃなく
 無駄に博識な奴だな、こんなの知ってるのか

[春の歌に、春の歌で返すのはまぁ、道理だが
返歌にしては、意味が繋がってない?
うーん、わからん、まぁいいか]

 わーったよ、歌を返せばいいんだろう



 朧月 眼閉じたる 石楠花の
 奥に燃ゆるは 現世の夢

 っと、これでいいか?
 あ? 意味が難しい?

 いいんだよ、言葉遊びっつーのはそれで
 花の意味とか、言葉の意味とか
 そういう、博識さが要求されるのが、言葉遊びってもんで
 相手がどこまでわかるか、試してるんだから

[ほら、行った行った、とウェズを追い払った]


【人】 小娘 ゾーイ

― 広場 ―

[土曜日になると広場に集い、商売をするのは露天商だけではない。
道行く人に一芸を披露して楽しませる賑やかしたちも、雰囲気作りに一役買っている。

広場の隅に立っているちいさな舞台の上では、派手な衣装とメイクに身を包んだ道化師が、ボールを使ってジャグリング中]

おおー、またボールが増えたぁ!

[ゾーイとお友達はその光景に夢中になっているので、たとえ黒猫を顔面にはりつけたラルフお兄さんたちが近くにいても、きっと気づかない]

(237) 2011/04/12(Tue) 16時半頃

[道すがら、ウエーズリーは今度は鳩でこちらに送ってきた。
なんでも、彼に手紙を托す他にも鳩にも持たせられるとか。
賢い子だ、と綴られた文字にこきん、と肩を鳴らし]

…俺こっちのは苦手なんだよなー……

[返歌にもならないのは申し訳ない
しかしどうやら意思の疎通はなってなくもなさそうだ
もし考えることが同じなら]


「水国(みなとべ)は唄う宵あり
紅楼(たかどの)で現の如き夢を見て
広寒(月)に遊ぶ彼の知己
手向けるは

白菊玉鉢青蘭金壺
君の望みし人間に
百花満たして疾く贈る」

通じるかな

[手向けの花。空からでも見えるだろう満開の、星のようなそれは。

そして手紙の下に、小さく書き付けた]

「明かりを集めたい
大事な明かり」

[花に例えたランタン。
月にも見える花となろうと]



 うわっと、今度は鳩かよ
 その内、犬とか猫とかが運びだすんじゃね?
 黒山羊さんだったらシャレになんねーなー

[飛んできた鳩から、手紙を受け取りつつ
その鳩を肩に乗せ、少しばかり歩きながら
どうしたもんか、少しばかり考えて]


[ウェーズリーが鳩を出したのは多分…彼も単純に歳だから。

まぁ犬が猫くわえて運んできそうな街なので、
何が手紙を持ってきてもおかしくはなさそうな

いきなり白い大きな狼とか、黒い顔のないお化けとかが運び屋にならないことを切に祈る]



 まぁ、そんな事だろうとは思ってたが
 何処にどうするのか、わかんねぇし
 何と説明したら良いんだろうね

[例えば、灯篭を借りるとして
俺が借りに行ったんじゃ、悪戯するんだろうと言われてお終い
そんな生き方を、悔いた事など一度もないが
困る事が、一切ないというわけじゃないし]

 黄昏の 伸び行く影を 踏まずして
 思い忘れそ 雪解けたるなら

[まぁ、簡単に訳すと
こっそりやるならいいんじゃないか、と言う事だな、うん]


小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2011/04/12(Tue) 21時頃


【人】 小娘 ゾーイ

― 広場>>241

あ! ネルお姉さんこんにちは!

[肩を叩いてきた相手に元気よくあいさつする子供たち。
最初にパンに反応したのはモニカちゃん。年上らしく率先してパンを2個ずつ配っていく]

こんなにパンがたくさん。

[ほえー、と驚いてると、手持ちの分を早くも食べ終えたジョージくんが「おかわり!」と叫んだ。
なんとなく対抗心を刺激されて、ゾーイも手持ちのパンを、ぱくり]

……――おいしい!

(314) 2011/04/12(Tue) 21時半頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2011/04/12(Tue) 21時半頃


[宿屋に向かう途中、鳩に襲われた。
俺のパイが目当てなんだろうか。ふてえ鳩だ。

…と思ったら、ウェーズリーの鳩だった]

…犬はやめてもらおう。うん。

[鳩が持った手紙を見る。また少し小首かしげて]

まぁ、そういうこったよなぁ…。
好きに、か。集めて見ようかな。


【人】 小娘 ゾーイ

[もぐもぐ。
これだけたくさんのパンがあればパン屋が開けるだろうか、と思っていると、宿に泊まりに来たお姉さんがあいさつしてきた]

こんにちは!

[それからお友達に向けて、]

このお姉さんはセシルお姉さんっていって、宿屋に泊まりにきてて……えっと……
何の楽器をやってるんでしたっけ? ピアノ? トランペット?

[首を傾げるゾーイの横で、お友達がセシルお姉さんに自己紹介をはじめた]

(336) 2011/04/12(Tue) 22時頃

「零つ星 火垂る光 月の色 水面の光、空に似る」

「星集め手つだって欲しいんだ」

[それだけを紙に書いて、鳩に持たせ]


[ぱたぱたと、鳩が何処からか肩に降りてきて
鳥目のくせに、良く飛ぶなとか
そんな事を思いながら]

 本当に大事な事の邪魔は、してないよな
 何も壊してない、何も奪ってない
 誰も何も、失ってない

[帰りな、と鳩の背を叩いて]

 春の宵 馴染み成したる 白波が
 刹那語りて 興ずべきかな

[春の間、白波が立つ夏が来るまでの
短い間だけなら、遊んでやるよと
そんな手紙を、足につけたまま]


【人】 小娘 ゾーイ

「なおしてもらうもの? わかった!」

[モニカちゃんがお返事する横ではジョージ君が、]

「じゃあここの酒場でもピアノを弾くの?」

[問う。するとその問いに先に反応したのはゾーイだった]

―――っそうですよ、せっかくうちにもピアノがあるんですからなんか弾いてくださいよ!
ヤニクお兄さんと「せっしょん」するなんてのもいいんじゃないですか?

[両手を大きく広げて名案アピール]

(347) 2011/04/12(Tue) 22時半頃

「芳魂を侯み 佳人 愛しむを承くる
玉響に閲す 紅南の蔭」

[短い間であってもあの人は喜んでくれるだろう。
この季節の僅かな間であっても、きっとそれは見えるだろう

鳥目はどれくらいでこの文字を届けるかはまだ知らず]


【人】 小娘 ゾーイ

もちろん見てからでいいですよ。
バイオリンも弾けるんですね! どっちがいいかな、というかあたしとしてはどっちでもいいんですけど……

[応えながら思う。セシルお姉さんの反応はうれしそうじゃなかった、と。
せっかくのいいアイデアなのに―――]

ピアノにはいい思い出だけじゃないんですか?
最近何かいやな思いをしたんですか?

[問う。それはセシルお姉さんとヴェスお兄さんの関係までは知らないからこその。

答えがどうであれ、その意味合いについて思いをめぐらせるまでには至らず。
去っていくセシルお姉さんにぶんぶんと手を振った]

(360) 2011/04/12(Tue) 23時頃

「友人の大事な人を酷く傷つけてしまったんだよ。
その人へのお詫びも兼ねたいんだ」

[勿論、鳩が運ぶ手紙の先がヤニクだなんて知らないし、
こんな宇宙語に近い文章を操るなんてもっと知らない。
とっぴな所に相談してしまったなんて未だ気付かず]


[鳥目のくせに、頑張る伝書鳩が肩に舞い降りて
よくわからない言葉の書いた紙を差し出すから]

 もう帰れっつったのによ
 夜は、お前にはきついだろう

[誰も気がつかないし、得なんかしやしない
そんな無駄な頑張りは、誰にも感謝されたりしないのに]

 ご主人に喜んでもらえりゃいいのか?
 偉い鳩だな、お前

[こう言う、誰にも知られない、無駄な頑張りをする奴は
可愛いし、褒めてやりたいと思うよな
だから、やっぱり手紙を渡すんだ]

 宵桜 淡雪の如き 一夜にて
 人の意思すら 舞い散りし物ぞ

[簡単に言うと、明日になったら忘れてるさ、って事だな]


【人】 小娘 ゾーイ

― 坂道 ―

[たくさん遊んでお友達と別れを告げて、坂道を駆けのぼる。
海の方を見ると、日が傾きかけていた。

足を少しだけはやめた時、花屋さんから出てきた郵便屋のお兄さんを発見。元気よくあいさつした]

「ゾーイちゃんこんにちは。
ちょうどよかった。この手紙を宿屋のご主人に届けてくれないかな」

はーい!

[郵便屋のお兄さんから便箋を受け取って、ふと裏面を見ると、]

…………かーさんから?

[ちいさなつぶやきは汐風に溶けて。
やがて、便箋をかばんにしまうと再び走り出した]

(381) 2011/04/12(Tue) 23時半頃

ゾーイは、ミッシェルお姉さんたちのように大きくなるにはいっぱい食べればいいのかー、と思ったとか。

2011/04/12(Tue) 23時半頃


ゾーイは、ネルお姉さんが立ち去る時にもちゃーんと、ぶんぶん手を振っていた。

2011/04/12(Tue) 23時半頃


【人】 小娘 ゾーイ

― 宿屋「mer calme」 ―

ただいま。

[ドアを開けて、姿の見えた先客たちにちいさく手を振って、オスカーさんの方に駆け寄ると広場での出来事を話した。

手紙のことは黙ったままで]

(391) 2011/04/13(Wed) 00時頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2011/04/13(Wed) 00時頃


【人】 小娘 ゾーイ

[オスカーさんが出したジュースは一息で飲みほした。

道化師の話をしているとオスカーさんの前にどん、と紙袋が置かれて]

わぁ、パンまだこんなに残ってたんですね。
あたしもいただきます。

[2個ほど手に取ると話を再開。

だけど、本屋のお兄さんがヤニクお兄さんと喧嘩をした、と話し始めると。
急に静かになってしまった]

…………

[そうして、オスカーを神妙な目つきで見つめると]

(416) 2011/04/13(Wed) 00時頃

【人】 小娘 ゾーイ

時計台にのぼるの、やっぱりやめにする。
今行っても、笑って夕陽を見られないってわかったの。

オスカーさんにもきっとヴェスお兄さんのことを思い出させちゃう。
そうしてますますヴェスお兄さんのことをなかったことにしようとしちゃう。

だから、……えっと、ごめんなさい。

[言葉が出てこなくて、ちいさな声で謝った]

(425) 2011/04/13(Wed) 00時半頃

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