109 Soul River
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…………
[もう一度オーボエ、見る。 薄灰に戻す。文字は降る。 静かな雨脚。見つめる。]
…………わからない。 ただ……痛い、と、思った。
[あんな風。指先、古い傷の感触。 上手く弾けない、文字、思い出す。 どちらが先?わからない。 首を振る、痛くない範囲。]
(1) 2013/01/06(Sun) 00時半頃
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[屋根から落ちた、記憶のない青年は
それでも、六つの金貨より音楽が好きで
音色に惹かれて歩く。
手に持つオーボエ。
その調べが、生きる人の街へ
つなげる事も忘れたまま。]
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 00時半頃
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[持ち上がる、左手。 弦が作るタコ。見つめる。 痛かった友達。同じように痛い、なら 友達は………思考、途切れる]
弾く………意味? 考えたこと、なかった……
許されない……弾くことが、あるの?
[考えたこともなかった。 記憶にない、思考回路にもない。 驚く、瞬きひとつ。]
(5) 2013/01/06(Sun) 01時頃
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[屋根に上るのは日課。
遠く、遠く、モノクロームの街並み
その先にある、色彩、見渡せるから。
そこから、響く 音色
強い風が運ぶ、それをいつも聞いていた。]
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………………
[文字が、降り注ぐ。 床に散らばる。友達、ハープ、才能。 お金、可哀想。
…………散らばる 折り重なる文字、死骸になる前に。]
………セシルは、友達が、大好き。 友達は……?
[散らばる文字、複雑。 わかったのは、それくらい。 友達、は、どうなのだろう? 空いている手、伸ばす。 視線落ちる左手。袖。まだ湿ってる……?]
(12) 2013/01/06(Sun) 01時頃
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[乾いた手、重なる。] [重なる、文字。音、残響 拾うように。 散らばる、重なる。懸命に追う。]
ずるい、のかな……わからない。 ……あげたい、と、思ったのも、セシル。 ……沢山、練習したのも、セシル。 いろんな、思い。
どんな、音、だったのかな……セシルの、音
[文字、散らばる。文字だけでも沢山。 セシルの断片、散らばる。 いくつもの、いくつもの。 折り重なる。読めない。 重なる手、指先、辿りなぞる。]
(15) 2013/01/06(Sun) 01時半頃
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……………
[散らばる文字。見る。 なぞった指先。そっと握る。]
……未練…… 弾けない、じゃないと。
[文字、上書き。隠す、文字が、文字を。 呟く。文字、文字の上に落ちた。] [その上に 謝罪の文字。 見る。首を振る。痛くない範囲。]
……でも、それでも 弾きたくなったら、言って。 どんな、音、でも、俺は聞きたい。
[握った指、離す。 軽く 打音 聞こえる。不規則、気まぐれ。 すぐに、消える。]
(22) 2013/01/06(Sun) 02時頃
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……忘れない。 覚えていること、ないから。
[痛くない範囲、首を振る。 もう、音が何も聞こえない。 音、音……探さなくちゃ。 周囲、見渡す。]
(23) 2013/01/06(Sun) 02時頃
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[黒が揺れる。未練。多分、手に。 文字、思い出す。困っちゃう。 納得する。それでも、聞きたい。 優しい? 首を横に振る。痛くない範囲で。]
[しとしと、降る文字。 セシルの顔を見る。 勢いついた。首が痛かった。 なのに、笑った。]
ううん、歩く。
[お茶。首を振る、痛くない範囲。 お茶、より、音。ハープも。 探す。聞きたい。見つけたい。
小さく手を振る。ゆっくり、歩く。 左足、痛い。引きずりながら*]
(29) 2013/01/06(Sun) 03時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 03時頃
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― 廊下 ― [廊下、歩く。音、聞こえない。 ゆっくり、ゆっくり。 窓の外。風強い。枝が揺れる。木、ざわめく。 屋根上らない。遠く、音に耳を澄ます。日常。 今は邸内、音、あるはずだと。]
――――‥……
[リードケース。歩いたまま出す。 唇、リードの振動。細く、細く。]
(40) 2013/01/06(Sun) 11時半頃
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[リードの高い音、淡い青と滲むセピア掃く。]
[リード、湿る。一つ頷く。 オーボエにつける。 足、無意識に、止まる。
深く、深く、息を吸う。 空気、震わす。]
(41) 2013/01/06(Sun) 11時半頃
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[ゆっくりとした調は彩る。
ゆらり、蜃気楼のように。 立ち上がる、それぞれの記憶の中 懐かしい、と言える風景が。 生きていたころの記憶。 生きていたころの世界。 朧気に、微かに、それらを彩る。 セピア調の世界に淡く、淡く色を掃く。]
(42) 2013/01/06(Sun) 11時半頃
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[自分の音。何も、見えない。 音、音、音…… 他の音、見えるのに。 指、動く。見えないけれど。奏で続けた*]
(43) 2013/01/06(Sun) 11時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 12時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 15時頃
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[セシルに手を振った。少し前。 今は、音、奏でる。]
[でも、見えない。何も、見えない。 吹くのは、好き。けれど、見えない。 ……諦める。音、止める。
誰かと。過ぎる。頭を振る。首が痛い。 併せる。見える。けれど、消える。 見えたものも、併せた人も。
遠く、遠く、空に。 遠く、鮮やかな街に、還る。]
(64) 2013/01/06(Sun) 15時半頃
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[サイモン、時折、音、聴きにくる。 聞いた後、金貨、置いて行く。 いらない。いらない。
今日は来ない。 俺以外、いるから。]
(65) 2013/01/06(Sun) 15時半頃
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ベネットは、オーボエから外したリード、手持ち無沙汰に鳴らしながら、きょろきょろと歩く。
2013/01/06(Sun) 15時半頃
ベネットは、草笛に似た音、リードで鳴らしながら音を探している
2013/01/06(Sun) 18時半頃
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― 廊下 ― [リードの音、反響。 扉、見つける。開ける。何もない、閉じる。 足、引きずる。正面、角、 背の高い姿、曲がる。見た。]
――――
[錆び色の拭った人……?足、進める。早足。 歩幅、違う。追いつけるか?]
(77) 2013/01/06(Sun) 19時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 19時半頃
ベネットは、別の足音が響く、止まるべきか迷い、周囲を見た。
2013/01/06(Sun) 20時頃
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……………
[拭ってくれた人、消えた角。 曲がった。足を止めた。 後ろ、角、覗き込む。 大きくない、姿。見えた。]
(83) 2013/01/06(Sun) 20時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 20時頃
ベネットは、大きくない姿、部屋を覗き込み様子を、リード鳴らすのを止め曲がり角から見ている。
2013/01/06(Sun) 20時半頃
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[独り言、転がる。 目が合う。空白。手、上げ返す。
リード鳴る。手に持つ。]
…………友達、探しているの?
[何かを探す。大きくない、手ぶら。 彼の友達は?だから、聞いた。]
(86) 2013/01/06(Sun) 20時半頃
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…………アコーディオン? なら、まだ、俺も、見ていない。
[怪我人の言葉>>0:169、思い出す。 もう一人、いること、知らない。 だから、テッド、かと。 ヘクターのこと、思わない。]
ああ……うん。してた。 でも、見えない、からやめた……
[質問、うなずく。 手のリード、取り付けた。オーボエに。 一音、鳴らす。音、だけ 響く。]
(90) 2013/01/06(Sun) 21時頃
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[テッド、文字、粒の大きい、雨。 混じる、嘆息。きっと、寂しい。]
音。みんなの音は、見える。 色、だったり、風景だったり……
………言われる。 でも、俺にはわからない。 テッドの、昔、はどんな昔?
[この館、時折人がいる。 同様の言葉、聞く。いつも、頷く。 昔、わからない、記憶がないから? 未知のもの、尋ねた。]
(93) 2013/01/06(Sun) 21時頃
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[疑問符、零れた。頷く。 もう一つ、頷く。
続く文字。軽やかに、床板、跳ねる。 テンポ、速い。けれど、楽しそう。 広げられた、手、表情。]
………いいな……楽しそう。 楽しそうな、音も、沢山、ありそう。 俺も、見てみたいなぁ……
ああ、でも、友達……見つかってない、のか……
[ジェスチャー、今は、その手に アコーディオン、ない。 でも、見えたら、消えちゃう。 けど……無意識、空いた手、唇、触れる。]
……ここ、だと、ええと……テッド? は、寂しい?
(95) 2013/01/06(Sun) 21時半頃
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ベネットは、テッドのジェスチャーに淡く微笑む。
2013/01/06(Sun) 21時半頃
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うん……きっと、寂しがってるから、 見つけてあげて。 見つかったら、聞きたいよ、音。
[頷く。楽しそうな 昔。 ジェスチャー、表情。 きっと、テッドの音。楽しい。 楽しみに、思う。 けど、瞬く。散らばる文字。]
あっちは、沢山、人、いるのに……?
[屋根に上って、遠く眺める 鮮やかな、あちら側。 沢山の音、彩る、鮮やかな街。 首、痛くない範囲、傾げた。]
(101) 2013/01/06(Sun) 22時頃
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[笑顔、つられる。 天気の良い屋根、日差し、思い出す。]
なら…………なおさら、 探さないと、ね。
[根無し草。沢山人、街にいる。 知らない街、テッドはそう、なのだと思う。
苦笑、弾くのが好き。きっとそう。 続く>>106 首を振る。]
……見たのは、拭ってくれた。 錆色の音のチェロの人……だけ。 ヘクター、みてない。探してる?
(108) 2013/01/06(Sun) 22時頃
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[また、笑う。つられる。 気がつくと人がいる。物もある。 気にしない、何故も知らない。]
そっか……じゃあ ……ヘクターも、探してあげて。 一人、なら寂しい。
[頷く。ヘクターの理由、知らないまま。]
またね……友達、見つかったら 音、聞かせてね。
[俺も、探す。音、ハープ、アコーディオン。 友達、探して、会わせて。 そしたら、聞けるから。 また、角、向かう。]
(116) 2013/01/06(Sun) 22時半頃
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ベネットは、ヒューに話の続きを促した。
2013/01/06(Sun) 22時半頃
ベネットは、セシルに話の続きを促した。
2013/01/06(Sun) 22時半頃
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…………出来るよ、セッション
[セッション。文字、転がる。 眉、下がる。楽しいと思う。 でも、消える。音も、テッドも。
けど、テッドは弾き足りない。 足、痛い。けれど、足早に。 文字、落とす、角、曲がった。
戸、背後にして、しゃがむ。 今、人、いる。音、探せる。 けれど、すぐに居なくなる。 皆、居なくなる。
抱えた、オーボエ。]
―――大丈夫。
(124) 2013/01/06(Sun) 23時頃
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痛たたた……
[しゃがんだ、だから立つ。 背中、肩、足首、痛い。 曲がった、角。 この先サンルーム。 ………楽器……いつもは、ない。 あまり、いかない。人の気配。 拭ってくれた人?近づく。 戸、動かす。蝶番、鳴った]
(129) 2013/01/06(Sun) 23時頃
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― サンルーム ― [白と黒、床板。風が開けた戸、通りぬけ。 黒が揺れた。寒い。 人影、二つ。先の後姿、拭った人。 それと、セシル。 拭った人、唇動く。文字、落ちなかった。]
――ううん……ここには……ないよね。 アコーディオンも、ないよね……
[セシルは文字、降らす。 見つかっていない。ハープも、音も 風、寒い、くしゃみ一つ]
(136) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
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[殆どこない、サンルーム。 暖かいはず、でも、今は寒い。 窓、開いていた。納得。
セシルの文字。頷く。 探す。でも、暖める。 ミルクティー 楽しみ。]
――――イアン?ありがと
[知らない文字。拭った人、見た。 窓、閉める音。風、止んだ。 脇、通る姿、お礼一つ。]
(141) 2013/01/06(Sun) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/06(Sun) 23時半頃
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………? どうか、したの?
[上は見られない。首が痛い。 上、荷置きがあったはず。 あまりこない、此処、思い出す。 セシルに、首、傾げる。]
(147) 2013/01/07(Mon) 00時頃
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…………
[誰も、知らない。 納得、と 落胆。誰も俺を知らない。 俺も、俺を知らない、しょうがない。 白と黒、床、視界に入る。 提案、考える。]
お前、や、黒いの、でわかるよ。 オーボエの、とか。
[お前、はサイモン。黒いの、オーボエのは 此処にきて、居なくなった人達。 それで、困らない。視線、戻す。 首、戻るセシル]
(152) 2013/01/07(Mon) 00時頃
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…………?
[セシルの文字、白と黒、床板の上 ぽつり、ぽつり、降る。
知らない文字、転がる。]
………アル? ふふ、名前みたいだ。 ああ…………でも
[名前みたい。だから、嬉しいと 思ったけれど、きっと、すぐ、呼ばれなくなる。 セシルがいなくなって、 文字だけ、残る。それは、寂しい。 きっと、いつもより、寂しい]
……お前、や、黒いの、がいいな…… 名前、みたいだと、 セシルが、居なくなった後、寂しい
(156) 2013/01/07(Mon) 00時半頃
|
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うん………皆、いなくなったよ。 還るんだ、あっち、に そのままか、そうじゃないか、差はあるけど。
[文字、此処に来る人、よく、こぼす文字。 いつもと同じに、 鮮やかな、屋根から見ている街 ある方角、指差す。壁を指す。]
…………わからない。 どっちも、考えた。けど、わからない。 ただ、何度も、皆、いなくなっても 俺は、此処に。
[オーボエと、自分と。ずっと、かわらず、ここに。]
ごめんね……考えてくれた、のに
[風が吹き込まない、サンルーム。 日差し、暖め始める。]
(160) 2013/01/07(Mon) 00時半頃
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|
[通行人、頷く。あっちに還って、 此処を、どう思うか、知らない。 泡沫の夢、かはわからない。
セシルは、どっちだろう。 そのまま、か、変わるのか。 なぞる仕草、見ていた。]
………しょうがない、我慢する。 どうにも、ならないから…… すごく、寂しくならないように、する。
[床板、古い、ささくれている。 足の裏、痛い。 でも、どうも出来ない。]
それに、いろんな音、聞けるから、いい。 友達も、居るし。
[だから、オーボエ、抱える。そのまま、笑った。]
(166) 2013/01/07(Mon) 01時頃
|
|
……………友達、探さなきゃ、ね。
[セシルの音、奏でるために。 そのまま、還りたいなら、なおさら。 鸚鵡のような、セシルに笑う。 少ない、文字、読みやすい。 でも、逆に、それが…… 文字、降らせて、塗りつぶす。
セシルの様子見るのも。左足首、軋む、痛い。 けど、背を向ける、戸側を向いた。]
(175) 2013/01/07(Mon) 01時半頃
|
|
……此処、以外 何も 覚えてない。 此処に来てからも……あんまり。 ただ、音は、覚えてる。此処で聴いた音。
[音から見える風景、思い出す。]
…………わからない。 ただ、音は、見せてくれる。 此処に、ないもの、沢山。 それを、見たいのは……寂しい、のかな
[背を向けたまま、文字、漣のよう。 床板、傷のある足、見えた。]
(177) 2013/01/07(Mon) 01時半頃
|
|
……………うん
[文字が、しとり、しとり。 背に暖かな日差し、文字、降り注ぐ。 いくつか、降らす文字、過ぎって、 過ぎる文字、その中で矛盾起きる、口に出来ない。 小さな、返事一つ。廊下に戻る戸、 蝶番鳴いた。 床板に色、知らないまま、振り返れない そのまま、廊下に、左足、引きずり*消えた*]
(182) 2013/01/07(Mon) 01時半頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 02時頃
|
― →屋根裏部屋 ― [足、引きずる。そのまま、階段、上がりきる。 屋根裏部屋。屋根に出られる窓。 寝台、脇台、明日の着替え。 それだけ。リード、しまう。 オーボエ、脇台の上。 着ているもの、寝台の隅。 シーツ被る。丸くなる。]
……………慣れない
[痛い。痛い、には休息。 だから、目を閉じた。 *暫くまどろむ*]
(194) 2013/01/07(Mon) 10時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 10時頃
|
[音が聞こえた。]
(204) 2013/01/07(Mon) 21時半頃
|
|
…………………
[雨が降る。雨。部屋の中。 身を起こす。手を翳した。 衣擦れ、息遣い、雨が吸い取る。 灰色、けれど、青みがかっている。]
[その光景、掻き消える。 いつもの屋根裏。呆然と壁見ていた]
(206) 2013/01/07(Mon) 21時半頃
|
|
…………音。
[寝台、服、ズボン、慌てて履く。 上着、節々痛い。シーツ、代用で良しとする。 オーボエ、つかむ。
ピアノ、ある部屋まで、 左足、引きずり。]
(207) 2013/01/07(Mon) 21時半頃
|
ベネットは、びっこを引きながら、向かう
2013/01/07(Mon) 21時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/01/07(Mon) 21時半頃
|
― 2F 広間:ピアノがある部屋 ―
…………音。
[足、痛い。けれど急いだ。 広間、覗く。 ピアノ、だから、怪我人、いるはず。
いた。何か、している。 ピアノ、挟んで、よく見えない。 近づく、床、何か落ちている。 包帯の端。何故?]
(209) 2013/01/07(Mon) 21時半頃
|
|
[何?近づききる前、風景、変わる。 陽気な日差し。春? 建物、たくさん。石畳、信号。 人も、車も……街?]
あ…………ここ、何処……?
[雑踏、真ん中、ピアノ、そこにいた怪我人 振り向いた。人、よけなくても 通り過ぎる、けれど、つい避けながら、 ピアノ、近づいた]
(212) 2013/01/07(Mon) 22時頃
|
|
うん、オーボエの。
[頷く。シーツ、引っかからないよう オーボエ、持った手で引きながら。 続いた言葉、うなづく。]
……併せ、られなくても 見えるから、楽しい。
……それ、とったら、だめ? 右手も、縫い目たくさんでも 動いてる。
[白い塊、埋没する左手。 そのまま、じゃ 確かに 動かないと思う。 右手、包帯ない。縫い目があった。]
(215) 2013/01/07(Mon) 22時頃
|
ベネットは、見知った広間に戻って、目を瞬かせた。
2013/01/07(Mon) 22時頃
|
そう、なんだけど…… 車と、人と、石畳と、信号と……
[見えている。頷く。見えたもの口にする。 ……文字の集中豪雨。ダンス、ワルツ ピアノ、教本、嫌。 たくさんの文字、転げ落ちる。 目、忙しく拾う。 ]
此処、の部屋、目的、知らない。 ……弾きたいと思う曲、弾く。 誰も、止める人、いない。 のこぎり
………… ……
(220) 2013/01/07(Mon) 22時頃
|
|
………… ……
ごめんなさい、会話、早い、文、長い。 全部読みきれない……
[次から次、文字、たくさん。 お手上げ。のこぎり、ギプスもう、 読み上げるだけ]
(221) 2013/01/07(Mon) 22時頃
|
|
[>>225、首を慌てて振る。慌てたから痛い。]
……文字も、見えてるから…… ゆっくり、だったら、がんばる
…… 怪我人が弾きたい曲……
[どんな、だろう?顔見る、首、かしげる。 ところで、のこぎり、とは一体。
そう思う、もうひとつ、文字、転がった。 この文字、セシル。笑顔作る。笑えたかな?]
(227) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
|
|
音、聞かないの?
[セシル、見る。同じように、接する。 文字、見た後、笑う。
見知らぬ、文字、転がる。]
ヒュー……バート。 もう、怪我大丈夫なの……でも、右手 縫い目……
あ、そっか、のこぎり、ギプス 切るもの?かな? …………サンルーム、の中二階、に あるかも……。枝きり、の。
[怪我人じゃない?ならギプス。 そう思って、少し前、文、つながる、考える。 枝きり用の、のこぎり。口にする。]
(231) 2013/01/07(Mon) 22時半頃
|
|
[文字、転がる。 転がる、明るい色調、壁紙、素朴 地方領主、絵、朴訥。田園風景。
シーツごと、握る、オーボエ、うずうずする。 ヒューがそのままか、変わるか。 考えてないから、だめ、と 考えている間も、文字、降り積もる。]
割る……石、ぶつける? ……縫い目も、大丈夫なら、 きっと、その中も大丈夫。 そしたら、ヒューの弾きたいよう、弾ける
[文字、重なって、最初、読めなかった。 ただ、切る、駄目? 割れれば、きっと、怪我人、じゃない ヒューの、ひきたい音聞ける。楽しみ]
(238) 2013/01/07(Mon) 23時頃
|
|
……探さないと、友達、寂しがってる。
[セシルの文字、 探しちゃ駄目?そんなことない 探して、みつけないと………。]
いやなもの……そっか うん、弾きたいとき、弾けばいい。
[蓋を閉じる様子。 頷く。聞きたい、けど、聞くこと先 それまで、きっとヒューいる。 笑顔、に笑顔、むけた]
(241) 2013/01/07(Mon) 23時頃
|
|
うん……石、危ないね。
[二人の文字。同じ意味。 ヒューが暫くいる、はっきりして 嬉しい、だから、おかしく感じて。笑う。]
……ん……吹いても、いいんだけど 俺には、何も見えないから……
[他の音、見たくて、人、いるときは それほど吹かない。 併せれば、見えるけど、 そうしたら併せた相手、いなくなる。]
……吹いてる間、ピアノ、弾かないでね?
[付け加える。リード、取り出し、少し鳴らす。]
(246) 2013/01/07(Mon) 23時頃
|
|
[セシルの文字、リード、鳴らしながら頷く。 友達、探して、弾くとき、併せよう。 変わらず、還って……人間の友達とも。 ……………… ………]
[鳴らし終えた、リード オーボエに取り付ける。 耳を澄ます。他の音と合わさって 知らぬ間、還さぬよう]
(247) 2013/01/07(Mon) 23時頃
|
|
[―――Air on a G String]
[旋律、だけ。それでも、伸びやかに唄える曲。 何も見えない。ただ、音だけ。]
(252) 2013/01/07(Mon) 23時半頃
|
|
[是、返った。その後、奏でた。 短い曲。独奏。何も見えない。 ヒュー、吹く前、納得していた。 みんなも、そういうもの? 違い、取り残される、自分。 少し、同じ気がした。嬉しかった。]
――――
[最後の音、唄い終える。 ピアノの横、ヒューにひとつお辞儀。]
(262) 2013/01/08(Tue) 00時頃
|
|
[ヒューの文字。照れる。同時に 何も見えない音、綺麗なだけ、に思う。
続けて振る文字。ああ、素敵だ、と思う。 だから頷いた。]
セシルと、ヒュー 二人の曲 聞きたいな……… きっと、素敵な音、見える。 セシルの友達、見つかるといいな……
[セシル、気がつくといなかった。 かすか、気配、それも不確か。]
(275) 2013/01/08(Tue) 00時半頃
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