114 bloody's evil Kingdom
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おや……声が聞こえる。
[されど人の身である自分に答える術はなく――]
ムーンチャイルド……宮廷魔術師様と……団長かな。
[紙片に短く言葉を綴り、「ヒュー――」音なき口笛で小鳥を呼び寄せると細い足に結びつけた]
ほら、いっといで。
[数分後、二人の元に小鳥が辿り着くことだろう]
『俺はそんな魔術は使えませんよ』
[書かれていたのは、ただそれだけ――]
そう、意外ねえ。
[普段の騎士団長の顔とは違う事は分かっていたけれど。
それでも、下級モンスターも見習い騎士のように大切に扱うかと思っていたが案外とそうでも無かったようだった。
やがて、小鳥から手紙を貰えば。
コリーンに魔術を使ったのは姫君かそれとも他の誰かとまでは特定できたのだった。]
意外?
[アホかと言わんばかりに溜息を漏らして]
自分を慕ってくれるなら、人間兵だって可愛がりはするさ。
下級モンスターは俺を舐めてかかってきたから殺した。
信頼を得る為にも必要なことだしな。
元々、清廉潔白な騎士様なんてのは、俺らしくないんだよ。
[役に立たない、特に以前の騎士団長の方を慕うような騎士には、既に種を埋めてあるところだが。]
ああ、そう言う事ね。
大変ねえ、上に立つような立場だと。
[基本的に一匹狼の自分にその辺の機微は分からない。
殺したくないと言った同じ口で、自分や自分の可愛がってる相手に下級モンスターが手を出せば魔術を詠唱して殺すのだから。]
そういう命令だったからな。
これが終わったら、しばらくのんびりと家畜を飼って、静かに暮らしたい。
[ここでいう家畜は当然ながら人間の事だが。]
…とりあえず、いい加減食事にありつきたいな。
昨日から淫靡な気配があちこちに漂いすぎて、俺の鼻を刺激する…。
[そう言いながらも、表情は変わらず。
騎士団長として場内の警備を見回って…。]
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― 一日目 ―
[妻を娶ったのはいつの頃だったか覚えていない。 妻との馴れ初めは覚えていない。
それでも記憶の残滓には、自分には妻がいた事を覚えている。覚えている。 脳裏には妻の笑顔がこびり付いている。笑っていた。
彼女は笑っていた]
ここ、は……。
[気がつけば城内の廊下にいた。午前中、ユリシーズと名乗った貴族との約束はどうなったか。話したのか覚えていない。あまりよく覚えていない。時間の経過もわからない]
ああ。
[幸い、周囲に人は居ない。不幸にも人影もない。見回せば、遠く届いた軍馬の嘶き。音の方、遠く厩舎に向かうのは当然で自然な歩み。どこにあるかもわからない足取り]
(413) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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(戦が近い。鎧を着なくては。)
[傍に従者がいない。近くに槍と剣を持った従卒がいない。誰もいない。妻が一人いる。外壁から外を覗けば、眼帯の騎士が一隊を率いて、街に繰り出す様が覗く。隊長と呼ぶ相手。眼帯。黒い孔。何か]
(ああ、妻に会わなくては。出かける前に)
[休暇。出征からの帰還。どっちだったか。いつだったか。妻はいたのか。いた。妻には家族がいた。セプテント領侯爵家。国の中でも指折りの高級貴族。自分の家とのつり合いはとれなくもない。けれども自分とのつり合いはとれてもいない。手柄。略奪。報酬。なんだったか覚えていない。ただ、妻はいた。それほどは似ていない妹もいた。中庭の白いベンチの醜態。あれは誰だったか。ひどく草臥れた肉体。ああ、止めを刺さなくては。剣はどこにやったか。盛る仔鬼はどこに消えたか。見えない。聴かない。どこにもいない。はじめからいない。鳥。空を飛ぶ鳥。鳥。鳥。騒がしい黒い空]
(414) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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(城は嫌いだ。剣は嫌いだ。王も貴族も父も兄達も嫌いだ。だからこんな処にはいたくはない。茶色の小屋。丸太を削って組み上げた簡素な小屋。流れる銀髪。水に塗れたような長い髪。着痩せする肢体。誘っていた。彼女は誘っていた。この自分を、この自分を、この自分を)
[目を伏せる。感情を流す。いつものように。通り過ぎる他人。見覚えのある顔。同僚。嘗ての戦友。冗句と生死と酒を交わした仲間。他人。無感情、無表情。こちらを見ていない。見ていない。見ていない。過ぎていない。彼の頭上。見下ろす相手は見回りの兵。彼は見回り。だから他人]
(415) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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― 城内 ―
[あれからどれだけの時間が過ぎたか。...は見咎められる機会もないまま、廊下の隅にいた。目は虚ろで、覗き込もうともその瞳には何も映し出してはいなかった。嘗て騎士として過ごした彼の今は、亡者のような有体を晒している。彼は今の城内を見ていない。無限に広がっていく妄想と、捏造改竄された回想と、僅かばかりの過去の記憶が混ざり合い、あった事もなかった事もごちゃまざに、今と昔に振り分けた妄想の住人になっていた。]
(あの日、落としたものは、どこに失くしたままなのだろう。)
[騎士だった。妻がいた。妻を亡くした。騎士を捨て、僧籍に走った。 それだけが確実な事実。彼の家族は彼との関わりをなくし、彼の妻の家とも葬儀後の交流は途絶えていた*]
(416) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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[鼻腔を擽る花の蜜の香り。それは果たして花であったのか]
(そうか。 花を撒こう。小さな丘の上の教会で。 村の子供達が摘んだ花を。色とりどりの花を。)
[誰もが敬う上級騎士として、敵将の首を獲った褒章として得た領地。目指した地位。届かなかった栄誉。賞賛賛美。酒場で奏でられる英雄伝。叙事詩。小競り合い程度の戦。父も兄も近寄れない自分の土地。金一封。感状一枚。現実。夢。妻だけがいる。笑う妻。ウェディングドレス。こちらを見て笑う妻。笑っている。赤い紅が白い肌を走る妻。笑っている。足跡のついた白いドレスを小脇に抱えて逃げる豚。笑っている。汚物に塗れて。脳漿を撒き散らして。ありふれた農婦。小麦色の肌。草臥れた乳房。千切れた乳首。ああ、あんなにも綻んで、花瓶が倒れている。割れている。指が数本転がっている。妻の実家から、義父から祝いだと頂いた花瓶。挨拶の時、くすねた花瓶。泥棒には死を。ゼリー状の水が飛び散っている。倒れている人間。妻。女。メード。メードの女。カチューシャだけをつけ、衣服を裂いた女。誘っているのか。ゼリー。長く伸びる透明の蛇、肌を這う蛇]
(421) 2013/02/18(Mon) 02時頃
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泥棒には死を。
[小部屋でメイドを襲っていた半透明色の蛇。恐らくは捕らえた獲物の体内に潜り込む為に長く細められた身体を握り締め、引き千切る。据わった眼で、ただ無造作に]
(422) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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主よ、我らをお救い下さいませ
[教会で聞いた司祭の声。幾度となく繰り返された、そして...の心に届く事がついぞなかった言葉を口にしていた]
我らの心が平穏である様に
[千切り、また千切り、細切れにしていく]
我らが困難に襲われぬ様に
[そして足元に落としたソレを靴で踏み潰していく]
我らをお救い下さいませ
[全てを終えた時にはドロリとした液体が床に溜まっていった]
(425) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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ああ、ただいま。
[それからどれだけの時間が経ったか。正気を取り戻したメイドが、彼に縋る。恐怖に身を竦めながら、突如その身に降り掛かった災難を口にし、不幸を訴える。...は彼女を視る。破れているように見えた衣服は溶けていた。下着が覗き、白い肌が剥き出しになっていた]
ただいま。
[笑顔もなく、ただ繰り返す。抱きつく彼女は気づかない。聞こえていない。足元のゼリー状の液体に怯えを見せる]
(427) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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君は、誰だい。
[抱きついたまま覗き込む顔を見て、尋ねた。口を動かそうとした彼女の、その顔を掴んだ。くぐもった悲鳴も気にせずに、そのまま傍の壁に、その女の即頭部を打ち付けた。そして手を放すとすぐに後ろで結わわれた髪を掴み、彼女の顔面を壁に打ち付ける]
ただいま。
[何度も、何度も、力を込めて打ち付ける。悲鳴が呻き声に変わる。鼻が折れ、前歯が砕ける。飛び散る血。髪を握り締める腕に食い込んだ女の爪が割れ、力なく腕が垂れ下がる。打ち付ける。打ち付ける。何度も、何度も]
(428) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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(嗚呼。やっと帰ってこれた)
ただいま。
[真っ赤に染まった砕けた顔面を見て、その身体を愛しそうに強く抱きしめる。似ぬ体躯。彼女の身体はこんなに細くない。胸が乏しくない。こんな使用人が着る衣服など着ている筈がない。それでも、真っ赤な顔は紛れもなく彼女だから、彼女だから、彼女がいるから笑った。嬉しいから。強張った顔の筋肉が痛い。痛い。とても痛い。張り付いた顔の皮が上手く動かないような錯覚。笑っている。だから笑って欲しい。真っ赤になって。汚濁に塗れてはいないけれど。敵国の村の農婦ではないけれど。妻だから。心から求めた妻だから。妻だから]
愛してる。
[抱きしめる。死んでいないメイドの身体を]
(430) 2013/02/18(Mon) 02時半頃
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[破れかけていた白と黒のウェディングドレスを脱がす。フリルのブーケも脱がした。似つかわしくない。舞踏会のドレスは赤だったか紫だったか。青。違ったか。黒と白のドレスは似合っていない。誰かがワインを零した。赤い液体が撒き散らかしている。城の使用人は何をしているんだ。結婚式なのに。大事な日。過ぎ去った日。繰り返される日]
誘っているのかい。 誘ったのはこっちなのに。
[カードの賭け。どっちが口説くかと言い合った相手。門兵。顔を合わせて話した他人。覚えていない。忘れていない。蔑んだ眼も、同情するような見下した目もなく、映っていなかった。彼は。こっちは。白いレースの下着。染みている。感じているのか、はしたない妻。口付けをする。誓いのキス。永遠の愛を、此処に愛を]
(ジュル… ジュルル…)
[尿の臭いのキス。豚の臭いがする。略奪をしたのは怪物達だったか、傭兵達だったか。吸う。父母の死体の隣で。粗末な木のテーブルに載せる。存在しない。床に寝かす。首がない。転がっている筈の首がない]
(435) 2013/02/18(Mon) 03時頃
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チッ。
[晴れ舞台に参列者がいない。見物人がいない。花が足りない。子供達が蜜パンを。パンは朝食に用意しよう。いい釜を作る職人を知っている。濃い恥毛。手入れが足りない。指で掴み、千切る。ビクンと撥ねる身体。声。破けた声]
聞こえない。
(聞こえている)
[届く。愛の誓い。交わした約束。病める時も健やかなる時も]
ああ、あああ。
[痛い。痛い痛い痛い。これ以上なく隆起した陰茎が、下着の中で膨れている。剣を用いなくては。獲物を。得物に。獲物へ。得物を。片手で革紐を引き千切る。黒い衣服が割れる。白く泡立った陰茎。床に塗れたゼリー。先客。踏み躙った他人]
はっ… はっ… はっ…
[千切り残った陰毛と腫れた肌。赤く広がる女陰。閉じられていない門。先客。鉄兜。荒い息。転がる死体]
(436) 2013/02/18(Mon) 03時頃
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ビシャッ、ビチャッ
[下腹部そのものが膨れ上がるような錯覚。遡る衝動が陰囊を襲い、陰茎を伝って果てる]
うぁっ、ぁっ、ぁっ!
[口から情けない声が漏れる。慌てて剣を突き立てる。いない。死体はない。剣もない。手が虚空を切る。目の前には陰裂が、赤い生殖器が、眼帯の底から、黒い孔を覗かせている。誘っている。白い汚濁は、穴からは流れ出ず、周囲に撒き散らかされている。ありえない。先客がいた。いなかった。ここには先客は、蛇が。ゼリーがあった。泥棒が。泥棒が]
(438) 2013/02/18(Mon) 03時頃
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うああああああああああああああ あああああああああああああああ
[突き立てる。あるべきものをあるべき場所へ。いきり立ったままの陰茎を、亀頭の口から流れ落ちる精子の残滓を、孔へと。あるべき穴へと。押し込む。突き入れる。何度も、何度も。摩擦が痛い。かすり傷]
あああああああああああああああああ。
[真っ赤な顔。覗く乱杭歯。唇を押し付ける。吸う。血の味。舌先を口内に伸ばす。痛覚。折れた歯が舌先に触る。舐める。迸らせた唾液を擦り付けるように舌を這わす。震える身体。冷たい身体。寒い。熱い]
(439) 2013/02/18(Mon) 03時頃
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ぷはっ。
[口が離れた時、唾液の割れる音がした。倒れる身体。抱きしめていた身体。首のある身体。真っ赤な顔。恥ずかしい顔。染まった顔。外れる結合部。いつしか果てていた]
はぁ… はぁ… はぁ…
[手で顔を拭う。赤い。血がついていた。違う。キスをする妻は血を纏ってはいない。キスをした首は、眼窩から目が零れ出ていた。だから違う]
おま、お前は…
[荒れた息。見回す。見覚えのない部屋。知らない部屋。散らばった衣服の残骸。フリルカチューシャ。歯の欠片。肢体。誰かの肢体。視た。転がった肢体]
(441) 2013/02/18(Mon) 03時半頃
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誰、だ。
[知らない人間。だから]
何故、邪魔をする。 妻を、妻を…。
[転がったままの顔面に踵を押し付けて、力を込めた**]
(442) 2013/02/18(Mon) 03時半頃
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そこに、誰か、いるの、か。
[妻を捜す男は、視線を感じればそこに顔を向けた。]
ムパムピスは、衣服を整ええて、部屋を出ようとする。**
2013/02/18(Mon) 03時半頃
ムパムピスは、ピッパとは知己だったかも知れない。
2013/02/18(Mon) 03時半頃
あれ、殺しちゃっても良いのかな。
『さぁねぇ』
どうしようねー。
[この距離なら必中させる自信があり、こちらに注意を払っていない……内側を警戒している彼らに避ける術はないだろう]
[その視線はロゼに向けるそれ、そのまま。
斬られた刃に塗った麻薬が、彼女をロゼと認識させるように魅せていた。]
ロゼ……。
[小さく呟く言葉は、彼女には聞こえないだろう。
傷口の再生は難しくない。
もう……食事を堪える必要はないのだから…。
清廉潔白な騎士様は、いくら堕ちても構わないのだ。
堕ちきる頃には、この国は既にモンスターが蹂躙する楽園となるのだから…。]
それに……これであの娘の言葉は騎士の言葉ではなく…ただの村娘の言葉に堕ちた。
騎士の誇りを失えば、別の誰かに優しくされるだけで、薬の効果も相成って、容易に堕ちるだろうさ。
[空腹はあれども、昨夜のロゼとの交わりである程度は満たされた。
彼女のために、自分の欲求は後回しするだけなのだから…。]
何か言っているのかしら。
せっかくのお城の生活で晴れ晴れとした気分なのに。
気持ち悪いわ。
[顔を向けられたとしても、直ぐに顔を背けた。]
―道中にて―
なぁ、あの辺なぶよぶよしたのって殺したらダメなんだろうな。
『ダメなんじゃない?』
こっちに向かってるんだけど、ダメかな。
『ダメでしょう?』
じゃあ、逃げようか。
『正面突破すれば?』
俺掴んで飛んでくれれば良いのに。
『面倒くさい』
なんだよー、どうせジョークにしか取られないって
『あいつにはジョークかもしれないけど、
あたしにとっちゃホントなんだよ!』
それはそうだ。ってか乙女って。
『心はいつでも乙女なのさ。文句あるかい?』
いいえ、ありませんよ。
[くすり、くすり]
さてと………
[真っ黒な笑みを浮かべれば、周囲に自らの肉片だった触手をばら撒いて……。]
起きろ…下級モンスターども…。
人間のまま、死んだまま、それで満足する人生を遅れた奴なんて、そう多くないだろう?
[肉片は腐肉や遺体と重なって、結ばれて、連なって…。
ぐちょり…ぐちゃり……べた…べた……
壮観な風景に、緩い笑みを浮かべる。]
さて…と…暴れていいぞ。
オークども。
[あっさり笑って見せれば、静かに指示を出して…。]
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