人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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【人】 落胤 明之進

[足を止めたのは、戦場を駆ける髪が見えたから。>>167
 倒された吸血鬼の死体に足場が悪い隘路。

 名を呼ぶまでもなく、互いの敵を倒していけば、
 自ずとその姿が互いの前に立ち現れる筈だ。]

(191) 2014/02/15(Sat) 03時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 03時半頃


【人】 落胤 明之進

 ……来ないでって、言ったのに。

[今度は互いに、武器を携えている。>>193

 金平糖、食べたよ。……嬉しかった。ありがと。

[他愛ない世間話のようだが、戦の緊張は緩めずにいた]

(194) 2014/02/15(Sat) 04時頃

 ……うん。
 きっと、美味しかったんじゃないかな……

[少なくとも、涼平は喜んでいたように思う。]


【人】 落胤 明之進

 そうだね。

[味を問われて頷くように視線を伏した。>>195
 そして再び持ち上げる]

 ……僕も、訊きたい事があるよ。

 本当に――直円君を殺したの?

(199) 2014/02/15(Sat) 04時頃

【人】 落胤 明之進

[質問の理由は、尋ねられても答えない。>>200
 再度の肯定に、銀の刺剣を持つ指が少し揺れた]

 そっか。

 どんな気分だった?

(201) 2014/02/15(Sat) 04時半頃

【人】 落胤 明之進

[一瞬、虚を突かれた顔をした。>>202

 思考の空白。]

 そうなんだ……

[そして、スティレットを握り締める。
 ぐ、と身を撓める一瞬の予備動作から、切っ先を突き出す。
 初撃を苦無で受けさせて、また動きを止めた]

 ――僕も殺した。

[道に迷ったような、顔をしていた]

 これは忘れられるものなの?

 だとしたら、どうして。

(203) 2014/02/15(Sat) 04時半頃

【人】 落胤 明之進

 うん。

[呆然とした表情を見返して頷く。>>204
 周の名乗りがここまで届けば、帰結はいずれ明白。

 キャロライナは自分を置いて行かなかった。
 間違えた道のまま、間違え続けて孤児院に帰るまで、
 正しさに引っかかって歩みの遅い自分を、
 置いては行かなかった。

 自分が躓く場所を、誰かが上手に跳び越えて行くのを]

(205) 2014/02/15(Sat) 05時頃

 吸血鬼が人間と一緒に居ちゃいけないの?
 家族と一緒に暮らすのがそんなに悪いこと?
 生きて、もう一度会いたいと思う事すら歪なの?

 僕たちは……僕は、


【人】 落胤 明之進

[呑み込んで]

 お願いを変えるよ。

 一緒に来て、もう一度家族になって。
 それが嫌なら君の事も殺す。

[もう、正しくなくて良い**]

(206) 2014/02/15(Sat) 05時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 05時頃


後悔?どうだろう…。
もう、自分で決めたことに後悔はしたくないけどね。

お前とサミィが死んだら多分凄く後悔する。

[だから死なないでほしいとは伝わってほしいものだ。
きつく縛られた包帯に思わず声が出た]

って、痛ぇ……いたい、真弓。

[昔周と殴り合いして、こんな風にお小言貰って包帯巻かれたこともあったな、とふと思い出した]


─真弓が退出した後
「しょうがないこと」
(それは都合の良い言い訳だ)

「おまーが好きだった」
(あぁ、俺もお前が大好きだよ)

[置き去りにされた折鶴、手にして見つめる。
友人が興味を示す真弓にすら、一度は嫉妬したくらいだった。
サミィが蹴り上げた腹のあざは持ち前の回復力で既に治っていたが血だけが止まらない。

真弓が部屋を辞してから暫くたった頃、
久しぶりに泣いた。声を殺して。

あの頃に戻りたい。
いつ?いつでもいい。後悔しないで済む頃に。

潰れそうな心中は始祖が始める遊戯への前菜程度にはなっただろうか*]


    − 回想・出陣前 −

[ホリーが戯れから戻って来た際、血の匂いを嗅ぎ取れば
珍しいと彼女を視線だけを向ける。
だがこの場に来たと言う事は参戦すると言う意志。
彼女は傷を上回る働きを見せてくれるのだろうと
何も言わなかった]

マユミ。
褒美はまだ良いのか?

[視線はホリーからマユミに。
褒美の内容からすればまだ手に入れていないのは明白だが。
のんびりとしている様にも機を狙っている様にも見え、
まだ手に入れようとする意志があるかを確認するだけの問い]


お前への褒美が、お前の役に立つ事を祈っておこう。

[いつか祈りと言うものを知っているかと尋ねられた時の事を
思い出して『祈り』と言う言葉を口にする。

祈りとは願望を飾り立てたもの。

それ以上に違いがあるとは思いもしないからこそ。
出陣の前に、ふと訊いた*]

マユミ、お前が今祈るのは何だ?


零にーさん、
何を、……望んでるの。

[届かないとしてもささやかな問いを投げることしかできず]


   − 回想 −

[血の匂いをさせる吸血鬼はもう1人いた。眷属の理依。
唯一抗える言葉を駆使する吸血鬼。
全てを拒否している様で、全てを大切に想っているのだろう。

数え鬼の時から変わっていないと思っているその気質は、
彼が反抗的な言葉を吐けば吐く程、
その裏を思えて笑いが漏れた。

止まらぬ血は、理依の心が流す血でもあろう。

押し込めた嗚咽は耳に届かずとも。
その心が吐く血反吐は、血の絆からか、
訳も無く父の胸を躍らせていた]

理依。お前の活躍も楽しみにしているぞ。

[理依を見れば無性に愉しく口元に笑みが浮かぶ。
その心のまま、掛ける言葉は残酷な戦いへの期待*]


【人】 落胤 明之進

 なんで、理由を訊くの?

[直円を殺した筈のキャロライナが。>>208
 少し訝しげに眉を寄せる。

 だが、次に続けられた言葉には微笑む。
 痛みを抑え込む笑みだった]

 ありがとう。

 でも、僕はそっちに帰れない。人間には戻れない。
 それに、主がひとこと「殺せ」と命じるだけで、
 周りの人間すべてを殺してしまうよ?

[家族をこの手に掛けたのは、それが理由ではないけれど]

(251) 2014/02/15(Sat) 21時半頃

【人】 落胤 明之進

 ……人間と、吸血鬼に分かれても、
 一緒に居られるって、思ってたかった

[あるいは、例え間違いだらけの道でも、
 一緒にいることを選んで欲しかった。

 甘かった。
 誰も何も、――涼平ですら、それを許してくれなかった]

 でも駄目だった。
 だから、僕はもう、同じ道に引いて行く事しか出来ない。

[間違いだらけの道でも、最後は一緒にいるために]

(252) 2014/02/15(Sat) 21時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 21時半頃


―回想・出陣前―

時を待っております。
……正攻法でなければだめだ、
などと仰られるのではないでしょう?

[ 正々堂々、などという手段では、
叶うはずもないのだから、機を伺うのは当然だ。
多少、回り道をしたとしても。

 父の口にする祈りは「よかれ」以上の意味は無いだろう。
しかし、その単語を耳にして小さく瞬いた。
何を祈るのか、幸いでもない平穏でもない、癒しも救いも遠く、
ならば、せめてもの]

祈りは、誰の傍らにも寄り添うもの。
……だから、それはさみしい魂への、慰めです。




……いつかその時が来たら、
お父様のためにも祈りましょう。

[わたしの為に、祈ると言ってくださったから、と*]


   − 回想・マユミと −

[正攻法でホリーを斃せる等露程思っていない。
だから機を待つと言う答えは予想していたもの。
では正攻法以外でどんな方法を取ろうとするのか。
そちらの方が興味が合ったが、種明かしばかりでは
面白くないと、それは尋ねる事は無かった]

寄り添って何になる?
寒さをしのぐと言う意味なら理解は出来るな。
そう言う物理的な温もりを求めているなら判るが。
慰め等………何になる?

[今生きる命や心にも想いを馳せる事が無いのだ。
消え去った魂に何故思う事があるのか。
不可解極まると首を傾げたが]


そんな時は永遠に訪れぬ。

[祈りを奉げると言ったマユミを一笑する。
それは己の死を夢にも思わぬ傲慢さを体現した笑みだった*]


真弓。

[声は労りを載せる]

あいつには会えた?

[どんなタイミングだったかは知らない。
ただ、彼女とサミィの選択にどうか先があるようにと
どこか願って]


【人】 落胤 明之進

 ……それこそ、僕がキャロ君を殺す事になる。

[息をするように人を斬る、純血の黒百合は。>>254
 己が血の主なのだ。
 心臓に巣食う従属は主が喪われる事を良しとしない。

 それに、武器を握る手が震える優しい人に、
 彼女を殺す事はきっと、できない]

[――涼平はどんな気持ちだったのかと、少しだけ>>255

 ごめんね。

[体勢を崩そうと、苦無と競り合う短剣を振り上げる。
 素手の左拳で胴を狙った。]

(259) 2014/02/15(Sat) 22時半頃

……貯水場の近くで。

[問われてもいないのに場所を返した。
――囁く声は、より死んだようなそれ。
まだ痛みを感じることが出来た心を、もっと殺そうとして]

……理衣くんごめんね。
みつからなかった。

[祈ってくれた幸せの行方など、どこにも]


[そして、囁く声は、ホリーに向けて。
常よりもより無感情な声音が姉の元へ響く]

……お姉様、
わたし困っております。

お父様に捧げるよい首が見つからないのです。
そちらによい獲物はおりませんか?


【人】 落胤 明之進

 ――――っ!

[本当は]

[こちらも無理のある姿勢から打撃を放っている。>>263
 当たりの浅さにか、歯を噛んで表情を歪めるも]

 だったら、もう言葉だけでは足りないよ。

[本当は殺したくは]

[死にたくなければ殺す気で来ることだと。
 切っ先を構え直す。]

(274) 2014/02/15(Sat) 23時頃

ありがとう、こっちにもちょうど得物が居るわ。

[そう告げていた]


【人】 落胤 明之進

 !

[振り下ろされる腕に予期した切断、は来ない。>>278
 代わりに苦無の握りが、手を引き戻し損ねた左肩を打った]

 ……っく、

[返す刀で腕めがけて剣を突き出す。

 暗い鳥籠の中で、何に届けと訳も知らぬまま磨いてきた刃。
 家族に向ける筈ではなかった切っ先は、
 その名が示すためか、どこかに鈍さを孕むよう]

(287) 2014/02/15(Sat) 23時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 23時半頃


【人】 落胤 明之進

[武器を持つ手の無力化を図った刺突は空を切る。>>297
 身体能力に差がある代わりに、体格にも逆の差があった。
 いまだ細さの残る少年の胴には重い衝撃だ]

 ――げほ、ッ!

[蹈鞴を踏む。僅かでも退き、態勢を整える事は叶うか。]

(306) 2014/02/16(Sun) 00時頃

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