人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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視点:


リー! 今日がお前の命日だ!


落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 00時頃


【人】 落胤 明之進

[安吾と絢矢の姿に、彼らが黒百合を倒したのだと思った。
 だが、始祖との打ち合いの隙間に微かに流れて来た声に、
 驚いて目を瞬く。>>0

 『可愛い娘』が意味するところはリカルダではあるまい。
 つまり、真弓が黒百合を殺した事になる。
 ――今は、考えている暇はない。

 放っておけば人間達が討たれるだけだ。
 特に絢矢は見るからに深手を負っている。
 なすべきは、かの始祖から絢矢を引き離す事と定めた]

(6) 2014/02/17(Mon) 00時半頃

[消えた命は同じ眷属ならば、真弓や零瑠は気付くだろうか]

家族が増え、また減った。
これ以上減らしたくないなら、守護部隊を倒せ。

ホリーや私がレア吸血鬼なら。
ここにもレアな守護部隊はいるぞ。

[自由を得たホリーの眷属達がどう動くのか。
今まで想像もしなかった現実故に、当然命に従うもの。
その考えしか持っていなかった]


【人】 落胤 明之進

 やっぱり――もう、居ないんだね。

[空の懐を撫でる。
 父と娘を称して歩いていた背中の片方は、もうない。
 父と呼ばれた者は、そこに家族の思いを抱くのだろうか。

 注視するのは安吾と共にいる絢矢の動向。>>8
 彼女が始祖に切りかかるようなら、間に割って入り
 その刃を止めるつもりで、戦場に踏み込んだ]

(12) 2014/02/17(Mon) 00時半頃

―周を背負いながら―

[首に声と息が届いても、肝心の牙だけが届かない。零瑠は苦笑いをひとつ。]

 単なる食事だよ。えねるぎー摂取。
 だから、負けるとか勝つとか関係ない……。

 周が、死ぬことになるよ?
 もしくは――周が血を飲むまで、他の人の血が流され続ける。要らないのでしょうと、赤子の鳴き声も消されてしまうんだ。


[語るのは過去の話。どんなにハンガーストライキを決行しても、目の前に死体が積み重なれば取り止まなければならない。そうやって、口を常より赤くさせてきた。

 そうして、悔やみ、適応しようとする。
 零瑠の我儘の為に死んだ彼等へと懺悔しながら、明之進の助言に頼って。]

……あま、ね。

[背から降ろして周のシャツを脱がせる。そうして、、主の言葉通り確かに回復の遅い傷口ごと胴体に巻き付けて縛った。
色の変わった双眸を覗き込む。
どんな紅に変わったのか。知る。]


……じゃあ、方法を変えようか。

[目の前で己の掌に牙を立てた。
視線は周から移さず。

そうして、吸い上げた血を舌先に垂らして彼の肩を掴み、水を含ませるべく唇を寄せた。これ以上辛くないようにとの配慮は、彼の餓えを辛さを助長するだけだとしても。*]


【人】 落胤 明之進

[始祖の狙いが安吾に定まっている、今しかない>>15

 キャロ君ッ。

[傍らに掛けられる声は名前だけ。
 この一瞬だけは、置き去りにする速度を出すしかない。

 切っ先を交える二人を回り込んで、飛ぶが如くの力を
 小柄な体に込めようとする矢を――

 肩に手を伸ばし、掴んで、攫う>>16

(19) 2014/02/17(Mon) 01時頃

明之進は、キャロライナへと次に視線が示すのは、退路。

2014/02/17(Mon) 01時頃


【人】 落胤 明之進

 ……くっ――

[突き飛ばされた勢いも借りて、退くように受け止める。>>20
 どんなに小柄だろうが重いは重い。

 かの始祖には、こちらの姿が見えていてもおかしくない。
 殺気の出端を挫かれた少女を捕え、連れ去ろうとする姿が]

(25) 2014/02/17(Mon) 01時頃

お前は何を選んだ?

[ホリーが守護部隊を助けろとでも命じたか。
浮かんだ疑問は直ぐに己の中で否定される。
そこは信用を置いていた。
だからこれは柊の選択だろうと]


【人】 落胤 明之進

 ――――……

[かかる声に振り返る。>>27
 瞼を伏しがちにする表情は静穏で]

 代わりがあるものを、僕は、家族とは呼びません。

[暗赤色の眼は、名に言霊を負う通り、意思を刺す、視線。]

[気付くだろうか。
 畏怖に声も発しなかった、今は亡き"娘"の眷属が。]

(32) 2014/02/17(Mon) 01時頃

[かの将は、世に受け入れられない者の代弁に努めたという。
 けれど。
 この絶対的な暴君はどうであろう。

 お気に入りの玩具だから、か。
 それとも零瑠だけに見せた変化、か。*]


 この子は、この戦いにはお邪魔でしょう。

[嘯いた。

 ……一言で説明するのは難しいです。

 けれど、あの方は、どうしたら良いのか解らない、
 と言った僕をも、許して下さいました。


【人】 落胤 明之進

[縋る手は血の気を失って蒼白になっていても、
 少なくとも自分よりは温かいように思えた。>>33
 姿形の歳は、昔より随分近付いた気がする]

 ……もう痛くないよ。

[そして、憤りを宿す。
 こんな風になるまで、絢矢を止めなかった者達へと]

(37) 2014/02/17(Mon) 01時半頃

[難しいと言いながらホリーを語る柊
ククッと喉が震えた]

ホリーらしい。
あれは私よりは優しいからな。

[始祖の前で派重圧に耐えられぬように無言を貫いた
柊が何かを思うほどホリーは、柊に何かを残したのだろう]

ホリーがお前に何を残し、お前が何を成そうと言うのか。
面白い、見せて見ろ。

[その結末に口を挟むつもりは無かった]


【人】 落胤 明之進

[始祖の声が明かす涼平の死に、一度は目を伏せる。>>36
 だが、それだけだ。
 キャロライナの行く先が退路を示しているから、
 絢矢を抱いたままでそちらに向けて跳び、走った。

 ――涼平と同じように絢矢をも殺すか。

 安吾やジャニスには、あるいはキャロライナにも、
 そう取られてもおかしくはない動きだった]

(38) 2014/02/17(Mon) 01時半頃

― たぶんちょっと前 ―

…、わからないんだ。

[遠く聞こえた声の主探しは置いといて、僕は明にーさんと同じことを言う。]

そりゃあ、あんな奴の言ったことだし、もうあっちが消えたのに守ることもない、……って思うけど。

[僕が“お姉様”をそう、呼ぶのは、それだけ僕が子供じゃなくなったってことだ、って自分では思ってる。
“家族”の前だとあんまり、呼ばなくなるけど。
今ならかつて、あえて名前を呼ばなかった人参やピーマンだって、――ほら、呼べた!]


―部隊後方―

ホリー様……理依?
違う、ここじゃあなくて――…

[零瑠以外の者に命じる声と、謝罪の声が聞こえる。何が起きているのか、彼等の居場所が分からない。]

………どうかしたか?

[血の匂いを探して辿り着いたのは部隊後方の。問うのは息も絶え絶えな。]


………は? あまね、が………?


[累々とあるのは吸血鬼の死体。
 これでは駒が減ってしまう。
 身を探ったが、どこにも吸血の痕はない。つまり。乾いたままの獣めいた咆哮が聞こえた気がして、零瑠は肩を抱く。]

 ………あぁ。

[こうして呪に苦しむ声を聞けば聞くほどに、零瑠は『人』の心に傷を受ける。

 それも望んで居たのに。
 何かを吐き出そうとして、何もなかった。**]


僕は家族に、
お母さんに「生きろ」って言われて、どうにか生きてきたから。
なんか、そう言われると「やだ」って言えなくなりそうで……。

[そう言ったのが“お姉様”でなくとも、僕は生きることを望みそうな気がしてた。
その言葉がもう――僕を縛りつける役目しか持たなくなってるとしても*]


 勿体無いお言葉です。

[去り際、孤にして万軍の将を見返る

 ……願わくば、あなたの満ち足りた先に、安寧のあるように。*


はい、お父様。
お姉様は、わたしを祝福して下さいました。
でも本当に望むものには、まだ遠い。

[ 響いた父の声に、返す囁き。
身に余る褒美をねだり、堂々と姉に刃を向けた。
この従順は少なくとも、人の言う美徳ではない。

――だが、父を騙しているとは思っていない。

その美徳ではない従順さの下にあるものは、きっと父を愉しませる、ものだ]

そういえば、お父様は慰めについてお尋ねにたられましたね。
何にもなりませんが、空白をあるいは空虚を埋めるものです。
――もう戻らない者に、何かを感じたことはありませんでしたか?

[己の手の中には、ニルヴァーナの銘持つ短剣*]


 そっか。リッキィも解らないんだ。

[素朴に同意する。
 例えばこれが、黒百合のような放任主義の主でなくて、
 思いも魂も縛り上げる縄を、死しても残すような者であれば
 また違ったのかも知れないが。

 "姉"と呼びつつ『あんな奴』とは、思わず苦笑しそうになる]

 リッキィは……『生きろ』に『やだ』って言ってみたい?

[明之進の中には、余りそうした発想はなかったが]

 僕も、リッキィには生きて欲しいけど……


【人】 落胤 明之進

―退路へ―

[キャロライナの誘導で、開けた戦場から退却する。>>41
 基地内には火が放たれた建物も少なくないが、
 まだ無事な建物、恐らくは倉庫か何かに入った。

 意識を失い、縋る力も失った体はより重く。>>40
 その身を横たえると、しばらく整息に時間を費やした]

 ……本当の事だよ。

[それは、去り際に告げられた涼平の死について]

 始祖様や、主様に命令されたからでもない。

[出陣前に黒百合が携えていた刀は躊躇なく折られた。>>36
 これで、彼女の形見は何も残らないように思える]

(48) 2014/02/17(Mon) 02時頃

理依? どうした?
お前では、ないの?

[ホリーが誰かに託して落ちたというのなら、
 それは護衛を命じられた彼だろうと。

 けれど、何度名を呼んでも。
 応えるものはなし。**]


【人】 落胤 明之進

 "こっち"を選んで欲しいのも…………
 きっと、どこかで本心なんだ。

[人と鬼に分かれたままでは共にいられないと知り。

 そして、どれだけの苦しみを伴うかを知りながら、
 それでも、一緒に居ることを選んでくれる期待を。]

 それで、恨まれたって良いんだ。
 きっと恨む方が辛いけど……

 そうじゃなかったら、忘れられたって良いから、
 傷つかないで、笑ってくれたら、それで。

(51) 2014/02/17(Mon) 02時半頃

【人】 落胤 明之進

[眠っている間だけは、痛みが遠のくだろうか。
 いつかのように、絢矢の額に掌を置いた。>>44

 ――これが絢矢の意志だとしても、
 こんな風になる前に、どうして誰も止めないの。

[それが許せない。
 まるで勝つために使い潰すみたいで許せない。

 この基地を攻めるために嗾けられた捨て駒の吸血鬼達。
 明之進はその真相を知らなかったが、少なくとも
 もう、あの白い外套を彼女に纏わせてはいけないと、強く**]

(52) 2014/02/17(Mon) 02時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 02時半頃


[ホリーレベルに匹敵し兼ねない迅さが気に掛かる。
この数日で何があったか]

零瑠。来い。

[この迅さは少し面倒だと、後で来ると自由にさせた零瑠を呼ぶ。
ただ最初に思い付いた名が彼だっただけ。

真弓が守護部隊を放置していた理由は知らないが、
ここから去ったのならもっと優先すべき事が
あるのだろうと判断していた**]


[ホリー・ニルヴァーナは消えた。
自身がそれと同等の者に成り代わることによって。

だが父は――始祖は。
考える、直円ならばまた時勢を見ろ、というのだろうか。
けれど、その時の至るのはいつか、
全ての砂の零れ落ちた後とはならないか。

そも、己では物の役にも立たないではないか。
父による血の呪縛が支配があるのであれば、
独りで為る策は無い、それは直円の言葉だ。
――過ぎる思考に首を振る。

自由になってほしい二人に、
父を討つことを願うのは、あまりにも勝手ではないかと]


落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 18時半頃


―――…、だって、僕、が。
僕の思った通りに生きられて、おまけに誰にも迷惑かけない場所なんて、あるの?

[僕は次の問いにもわからないって答えるつもりだったのに、気がついたら思ったことをそのまま言葉にしてた。
これじゃあ肯定してるのとあんまり変わんない気がする。


そんな場所はこの世のどこにもない。
あえて言うなら、“始祖様”が全てのニンゲンを“家畜”にし終えた後の帝都が、それに一番近くなりそうだけど―――、そんなの、見たくもない]


………ありがとう。
明にーさんがそう言うなら、僕、頑張る。
みんなを置いていったりはしない、から。


 ……――そっか。

[答えに眉を下げて、しかし笑むような気配がある]

 ねえ、リッキィ……もし僕達がこんな風じゃなかったら、
 誰にも迷惑かけずに生きられたのかな。

 生き方ひとつも取り上げられて、どうしようもないのに、
 それでも誰かに迷惑だから、生きてるのが悪いみたいに
 思わなくちゃいけないのかな。

[本当に願うことは]

 幸せに、って思うのの最低限の事も、できないのかな。


[誰かの幸せを願うには、奪ったものが重すぎる。]

 ……本当に、誰のお願いも聞くのが嫌だって思ったら。

 帰っておいで。

[せめて自分は、叶う限りを許そう。]


    ― in the distant past ―

[黒衣の少女を招いた茶会に、
城主は終始機嫌良く笑みを絶やさずにいた。
城の内装はその時の時流に合わせて気儘に変える。
時に家畜に任せた事もあった。
文学や絵画、音楽、彫刻等の面では家畜にも価値を見出せると
感じさせたものだ]

何もかも変わらぬ世界に、色彩も失なったと。
交流のあった者が眠ったがな。

[殺されないか、自ら死を選ばない限り生き続ける。
己の生そのものにも興味を失せた吸血鬼が眠りに付いたと
聞いたのはつい先日]

退屈だからこそ、先に何があるか知りたいではないか?

[永遠に変わらぬと思われぬ先を見ようとする目は、
ホリーの背後を抜けた闇に向けられていた]


[そして彼の代わりのように、増えた眷属]

……周、

[名を呼ぶ響きは、それ以上の言葉もなく]

ごめんなさい。

[零瑠を留めたあの時に、本当は彼を逃がしたかったのだ]


    ― in the distant past ―

[初対面の少女がまさか同意を示すとは思わなかった。
しかも媚びたものではない、単純に興味だけの声色]

お前も随分面白い。
部下達は私に気に入られようと躍起でいるのが見え見えだが。
お前も退屈だから、更に退屈そうな私を暇潰しに
見に来たのだろう?

その度胸も気に入った。
飽きる迄、城に留まると良い。

[黒衣の少女は仕えると言ったが、部下として迎え入れた
わけでは無かった。
飽きたと言って出て行くなら止める事の無い、
永い永い客人として迎えたのが始まりだった]


【人】 落胤 明之進

 ……それはやめてよ。
 そんな事をするために、生き残ったんじゃない。

[共に死ぬかと言われれば、苦笑して否定する。>>74
 自分だって、5年、忘れられなかった。]

 ……それが理由?

 ――あんな目に遭ったのに、その上こんな場所まで来て。
 本当に……

[名を呼ぶ声は、吸血鬼の耳には微かに届く。>>78
 不意に、入口に顔を向けた。]

(79) 2014/02/17(Mon) 22時半頃

ホリー、東の端にある『日本』と言う国があるのを知っているか?

[ホリーが客人から、城にいるのが当たり前になってから
どれだけ経った頃か。
全くの未開の地。
他の鬼達はあまりに離れた地へと食指はなかなか向かぬ様で]

全く我等を知らぬ国は、どんな歓迎をしてくれるだろうな?

[まだ他の力ある鬼が手を出していない地。
始祖と呼ばれる最上位の鬼が眠りに就いたと言う報せもあった]


ふん。
愉しみを探す事を止めた枯れ木は朽ち果てると良い。

その国を最初に落すのは私だ。

[そうして渡った異国は、退屈を暫し忘れさせた。
戦い方を知らぬのに挑み、消えて行く命。
始祖を追い掛けて、この国の戦士に鬼と戦う術を教えた
戦士達との激闘。
そして文化と全て物珍しく高揚させた]


ホリー、まだ死ぬ理由を私は持たぬな。

[左腕を落した戦いの中、命のやり取りに昂揚し嗤いながら
ホリーに告げた言葉をまだ覚えている]


【人】 落胤 明之進

 ふっ。

[冗談に、つい笑ってしまう。
 その裏側で、ちゃんと解っている。
 まともなあの世になんて、行ける訳じゃない事]

 ……誰か、呼んでる。

(82) 2014/02/17(Mon) 23時頃

【人】 落胤 明之進

 ……っ、?

[呼ぶ声は真弓のもの――だった、筈だ。>>81
 一瞬、感覚が狂う。

 そして、思い巡らせるのは、彼女の主の存在、
 己の主の討たれた事、傍らの家族。
 一度、キャロライナを見遣って意思を問う。

 つと立ち上がると入口まで近付いた。姿を紛う事はない]

 …………。真弓、ちゃん?

[だが、その気配に、問いたげな声が漏れるのは致し方ない。]

(86) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

いいの、かな。明にーさん。

円を連れてかないで、帰って来ても。

[迷う。
どの道が円にとって幸せなのか。

だってこんな、吸血鬼とニンゲンの戦いに乗り込まないで、平和に暮らすのが、
僕の考える幸せの中では最良の形だから]


【人】 落胤 明之進

[藤色か何かだったと思しき女学生の装いは血に染まり、
 破れた袖や腹部が戦闘の激しさを物語っている。>>87
 その腰に見慣れぬ短剣があった。

 主の死は誰に言われるでもなく悟ったこと、
 その行い手は既に始祖によって明かされたこと。

 問いには、]

 ……――うん。

[明確な肯定。]

 でも、何故。

(88) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

あなたを逃がせなかった。

[>>+8 それだけの理由を告げて、続く言葉はない]


[名を、呼ぶ声がした。
 零瑠だけを呼ぶ声が。

 現状をふと冷静に考えて見れば、そもそも零瑠の一択しかない。]

は。

[応じたのは、まだ視界に真弓の背があった頃。]


【人】 落胤 明之進

 …………。

 あ、いや。――驚いた。

 そんな事を考えていたの?

[流石に、これには舌を巻く。>>96
 唖然として、その口を落ち着くまで手で覆った。]

 でも、そう……抗うつもりで、いたんだ。

[反抗的な態度を取っていたのは理依だけだと思っていたから、
 それが酷く意外だった。
 キャロライナが背後で動いているらしいのは感じていたが、
 絢矢を案じている声に、止めるつもりはない]

 納得した。一瞬、あのひとに呼ばれたのかと。

(99) 2014/02/18(Tue) 00時頃

[暫く掴んだままの理依の手を右の方向へ放ると、守護隊の一員が悲鳴を上げた。彼の顔を打った腕が地に落ちきる前に、軍服を更なる赤に染め上げた。

駆けながら、主に報告を。]


―――真弓が、あなたに弓を。
反逆の意を示しました。


 ……良いんじゃないかな。

[5年ぶりの我儘。

 リッキィの、やりたいようにやってごらん。

[自分の我儘にも重なっていた。
 自分が手を伸ばさなければ助かっていた人がいたことに、
 それは通じている。]


[指の先までも支配する絶対的な命。
感情も意志も捩じ伏せられる――のは、自分だけなのか。周の様に、拒絶出来ずに居るのは。
同じ命は今も真弓を縛っているはずなのに。
それとも、ホリーを討ったから楔は消えたのか。]

……

[あぁ、どんな表情をされるのか。
 直接見れないのが残念だ。

 此もまた、喜びなのか。
 愉しいと笑うのか。

 主を想えばこそ、何が最善であるのか、迷う。]


 ……ホリー様の剣を前に、芽を潰す事が出来ませんでした。

 申し訳ありません。


[随分と言い訳めいている。
 仕方がない。

 真弓に武器を向けた守護隊員しか、殺して居ないのは事実なのだから。]


真弓が?

[反旗を翻したと零瑠が報せる
続いて止める事が出来なかったと詫びる聲

思えば真弓は感情の操りが上手かった。
常に分厚い氷の上の姿しか見せず、凍えた水の下で
動き続ける感情を隠し続けていた。

あからさまに反抗を見せていた理依。
静かに静かに『機』を狙っていた真弓。
従順に仕え続けた零瑠。

最も、零瑠の心の内も本当は知ってはいないのだろうが]

なかなかに面白いな。

[それぞれの違いが面白い]


【人】 落胤 明之進

[ずっと抗う機会を窺っていた、と言うような弁を、
 しばらく黙って聞いていた。>>104

 力を奪えば、って言ったのは……そう言う事でしょう?

[直円の名前を聞いて浮かぶ笑みには寂しさが宿る。
 明之進に"思い"を教えたように、
 真弓には"道"が与えられていたのだと。]

[キャロライナが横を通ろうとするのには、
 どこへ向かうのかと、一言だけ問うた。>>106
 手当の方法を求めての事と知れば、頷いて送り出す。]

(111) 2014/02/18(Tue) 00時半頃

[雛がここまで育つとは想定外だが、だからこそ面白い。
だからこそ、まだ。

人間は全滅させるには惜しい。

餌と言う意味だけでなく]

私を愉しませるのに、やはり必要だな。

[その意味を理解出来るとすれば、永い永い時を生きた
鬼だけだろうが]

ホリーと並ぶだけの鬼が横にいないのは残念だな。

……零瑠、お前はどちらの横に並ぶ?
真弓か、私か。好きに選べ。

[寂しいと言う感情は未だ知らず。
ただ、誰も横にいないのも退屈だと。
少しだけ思った。それだけだ]


【人】 落胤 明之進

 !

[表の戦火に照らされ、暗い赤の双眸は逆光にも光る。>>112
 意識を戻した絢矢に振り向く]

 まだ、動かないで。無理に動くと傷が……

[余りに平坦な声に返すのは問いへの答えではなく、
 キャロライナが戻るまではその動きを留めようとするもの]

(114) 2014/02/18(Tue) 00時半頃

――……、ありがとう。

[僕は相変わらずうまく笑えないままだけど、明にーさんにそう言われて気が軽くなった。]


頑張れると、いいけど。……にーさんの分まで。

[さっきの口ぶりはまるで、誰かの幸せを願うことさえ、誰かの迷惑になるって思ってるみたいだった。

僕がここでうまくやれれば、明にーさんは誰かの幸せを願えるようになるのかな]


【人】 落胤 明之進

[薄くつけられ、消えない傷。刃が放つ気配。
 黒百合から託されたものだという短剣の性質を知った。
 来歴は不明。銘は、主の名乗りそのもの>>118

 ……真弓ちゃん――

[彼女は、言っている意味が解っている、筈だ。
 かの始祖は自分以外の命の使い方を知っている、
 最も愉悦と苦悶を引き出す方法で。

 例えば、主の死により自由になった吸血鬼が、
 鬼狩りの刃を向けた時、その前に立つのは――

 始祖より前に、立ちはだかるのは誰なのか。]

(122) 2014/02/18(Tue) 01時頃

【人】 落胤 明之進

 僕は、良い。でも……

[真弓に答えきる前に、絢矢の覚醒を迎え。>>117
 再度の質問を、一歩傍に寄り、膝をつく事で受けた。]

 ……キャロ君が戻って来るのを、待ってる。

[絢矢の体に掛けられていた軍服の上着を見遣って]

 絢矢の手当をするために、戻って来る。

(124) 2014/02/18(Tue) 01時頃

[記憶の欠片。
『漣桜様と――お父様と、愛した結晶がこの子なの』

 『贄』は『子』になった。
 
 つまり、愛が実った事になる。






 ……いや、この理論は飛躍し過ぎている。

 仲睦まじい『両親』と、それを主と自分に重ねて――例えば、主の私室で過ごした穏やかな時間がずっと続けば――とも、想う。]


[反旗を翻した真弓がどれ程抵抗出来るのだろう。
零瑠に問い掛けた後、呼び掛けは真弓へと]

真弓、よく耐えたな。大したものだ。
褒めてやろう。
だがどうせならもっと抗って貰おうか。

吸血鬼以外、目に収めた命は全て殺せ。
その力で。

[ホリーの血が何処まで抗う力になるのか、知らないが。
今まで明確にしていなかった命令を彼女に告げた]


[浮かんでは留まり消える、紅鬱金の瞳。
 面白いと言うのなら、
 そう望むなら、


 あなたの額に鏑矢を――…]


……なに、が

[何が必要と? 分からず問いを落とし


っ!


【人】 落胤 明之進

 ……――

[一瞬、喉から出かかった声を飲んだ。>>125
 代わりに細長く息を吐いた。]

 うん。……僕とリッキィの血の主は死んだ。

[血に縛られる事はもうないだろう。
 真弓の声に引き寄せられる事はあるかも知れないが、
 恐らく黒百合の本人よりもずっと弱い糸]

 真弓ちゃんの事も、そう。

 でもね、絢矢、

 ――それじゃあ駄目でしょう。

[そして、怒る。傷だらけの身を顧みない家族に怒って見せる]

(127) 2014/02/18(Tue) 01時頃

【人】 落胤 明之進

 ……今まで沢山、我慢したでしょう。

[血塗れの顔、肩から背にかけて。
 小さな傷なら枚挙に暇がないだろう。
 置き去りにした痛みは体だけではない。
 己の痛みを忘れたら、誰かの痛みも響かない。]

 絢矢、

[手を伸べる。
 今度は取ってくれないと思っているから、自分から重ねる]

 ――頂戴。

[凍てつかせた菫色を、伏した瞳が覗いて、
 請う言葉を差し出して目を閉じた。]

(132) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

 どうして?

 ……君は自分の痛みを、自分だけのものだと
 思っているようだけど。

[置き去りにする痛みなら、捨てていく心なら、
 そのままこの手にくれれば良い。>>142
 敷かれた道を斃れるまでゆくだけの筈だった身に。

 けれど、その答えも得る前に、響かない嘆きを聞いた>>130

 真弓ちゃん。

[預かった刃が掌に在る。>>126

 ――――覚悟は出来ている?

[答えを知っていて問うのは、己が退かないためだ。]

(147) 2014/02/18(Tue) 02時頃

零瑠。私の横に並ぶ技量があるか。示して見せろ。

[浮かぶ笑みは無慈悲に告げる。
選んだのなら、その覚悟を、能力を見せ付けろと**]


【人】 落胤 明之進

[動いたのは上体を起こしたところまでで、>>152
 それ以上は目を伏せる絢矢の姿に、
 驚きではなく、ゆっくりと瞬きをする。

 差し出した手に、返る言葉はやはり応えではなかった>>153

 ……ありがとう。
 でも、僕は涼平君を置いて行けないから。

[それはこの場に、という単純な意味ではなくて、
 あそこに残して来てしまった者だ。]

(156) 2014/02/18(Tue) 02時半頃

【人】 落胤 明之進

[――それに、今、こうして居る家族以上に、
 誰かが理解してくれる事を望めない。

 共に生きられるなんて言うのは甘いんだと思い知って、
 もし、その甘さを預かってくれるものがあるとすれば]

 ――僕の罪を取り上げないで。

[結論は結局、互いの手には届かないか。

 ゆるり立ち上がると、目を閉じる真弓に相対する。>>136
 だが、鞘から抜いた短剣がその心臓に届く前に>>109

 ……うん。

[誰よりも速く、それを押し留める者がある筈だ**]

(157) 2014/02/18(Tue) 03時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 03時頃


【人】 落胤 明之進

[絡み付くような九節鞭の唸る音に反射的に身を捻る。>>161
 剣を振るうには不自然な方向から強く掛けられた力が
 短剣の切っ先を弾き、腕が伸びて衝撃が伝った。
 ニルヴァーナの短剣を握った右腕をだらりと下げる]

 ……サミュエル……

[何をしているか、は目に見える通りだ。>>162
 青年となった相手の名前を呼ぶ。
 とても追い付けないくらい足が速くて、同じ歳の筈で、
 土に触るいただきますとごちそうさまの背中の。

 護る、その言葉に、形だけではない意味があるか、
 真弓が護ろうとしたもののかたちがあるか、どうか]

(169) 2014/02/18(Tue) 09時半頃

【人】 落胤 明之進

 ちゃんと、後ろを見てっ!

[真弓が護ろうとしたものを、真弓に裂かせてはいけない。
 だから警告を発するのはサミュエルに向けてだ。
 彼女は常から鋭い指甲套を着ける事が多かったし、
 例え武器を持たずとも、鬼の爪は凶器だ。]

(170) 2014/02/18(Tue) 09時半頃

明之進は、真弓がサミュエルへと、どう動くのか**

2014/02/18(Tue) 09時半頃


 ………ねぇ、あまね。

 おれは、家族を、うらぎってるの?


[遠く問い掛ける声は、弱く震え、縋るよう。*]


 ……真弓を選ぶとでも、お思いでした?

[返事を期待せずに問いを聲に乗せ。]


選んでも裏切ったとは思わなぬな。

[零瑠が投げかけた問い>>*に笑みは深まる。
どちらを選ぶか、苦悩する過程が大事で、
結果は気にはしていなかった。
斃す相手が増えたと思う位だったが]

だがホリー以外が側にいるのも悪くは無い。

[ホリー並みの能力の鬼で無ければ、ただの邪魔であった。
今の零瑠がホリーに匹敵するかと問われれば、等記号で
結ぶ事は難しい。
しかしそのレベルで無くとも、側にいる事を許容は出来る]


私の傍にいるのは1人で良い。
零瑠、お前が選んだと言うなら人の心捨て、
仲間の首を持って見せて見ろ。

そうすれば常に私の一番傍に置いてやろう。

[毒を注ぐように零瑠に言葉を注ぐ。
人と鬼の合い間を溺れながらも泳ぎ続ける様を
面白いと眺めていた。
だがもうそれも終わりだろう。
ならば人を棄てて鬼となって見せろと、最後の決断を
誘惑と共に零瑠へ投げた**]



――……、

[>>+9 気に病む必要は無い、
その言葉には、すると言葉が滑り落ちた]

そうね、
最初からもっと、
死に物狂いで抵抗してくれたらよかったのに。


……ばか。

[喧嘩傷を諌めたような、
そんな物言いと似て、けれど確実に違う言葉*]


 ……そうでしょう。何も裏切ってはいない。

寧ろ、あなたの命に逆らいながらも刃を向けた方が―――…

[息を吐く。]

俺は、あなたの機嫌ばかり窺っている。
どうすれば歓びに為るかと。そんなこと、を。


 それ、は……

[どういう意味だろうか。
 もしやと期待に胸が踊る半分、ただの自意識過剰だと胸が痛む。

 誰のことを言おうとしている?
 死んだ理依を忍んでか。
 弓引く真弓か。
 獣の周か。

 それとも、それとも……。
 その、一人とは…………。

 安吾やジャニスの見えぬところで眉が寄る。]


[……あぁ。嗚呼。

 甘い毒が零れ、耳から滑りこんでくる。
 望む名を呼ばれた。一番の傍にと――。]

……あなたこそが、『冀望』


落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 23時半頃


そうだ。お前は正しい。

[零瑠が歩み出そうとする足元を隠す様に、毒はその背を押す]

人間と共に歩めると思うな。
人間は、お前達を置いて死んで逝く。
どれだけ悲しもうが望もうが。

お前達と心通わせた人間がいたとしても。
すぐに死に、残るのはお前達を敵とみなした者達だけだ。
そして共に生きようとした人間達は、裏切り者と
鬼の私達より更に鬼と見られるのだろうな。

[後に続く呪詛は、恐らく自ら動き出そうとしている鬼達に。
現実を残酷に突き付ける]


【人】 落胤 明之進

 真弓ちゃん、サミュエル……っ!

[二人の願いを引き留められなかった。
 でも、あのままではいずれ、血への抵抗は折れると思えた]

[託された。]

 すぅ――――……

 はあ。

[もう一度。
 そして、立ち上がろうとして失敗した様子の絢矢に、
 袖を引かれて振り向き、膝をつく]

 ……うん。

(227) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

 ――……ッ

[呪詛は強かに胸中を巡る。
 喉の奥の呻きは、事実としてそれを知るからだ。]


【人】 落胤 明之進

 ……そうだったんだ。

[キャロライナに謝る事が増えた。>>229

 僕もだ。

[涼平の死を告げる。
 自分を助けてくれた人を手に掛けたのだから尚悪い。
 その事も含めて]

 ……それが理由じゃないけど、それでも変わらないよ。

(238) 2014/02/19(Wed) 00時頃

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