54 CERが降り続く戦場
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― って、だからあ! どういう意味なのようっ! ―
[>>276発進の合図を告げたそのままのノリで、声は響いてしまったかもしれない。
瞳は虹色に染まったまま、輝きのみは落ち着くだろう。]
さて
[しかし中身は兎のままだ。さらっとそのまま会話を続ける。 制御をするのはヒイラギだろうか?]
ロビーには聞きたい事もあったんだけど …まあおきてからでもいっかな
(282) 2011/06/09(Thu) 03時頃
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まったくう…
[その声すらあってしまったのをしっているのは、ミスティアとアックだけだったでしょう。それ以外の人にもしられたら、とても恥ずかしいわ。]
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……
[ドゥオール山脈が小さくなっていくのが見える。]
うん… そうだね ……
[>>283休めと言われて生返事を返す。]
………
(285) 2011/06/09(Thu) 03時頃
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ねえ ごめん
[少し眉を寄せて、パッとヒイラギへと顔を向けた。]
僕やっぱりちょっと、寄り道してくる。
大丈夫、バイロン山に行くんだよね? 場所は知ってるし、この船も動力源もヒイラギとホーライ・プレカーリーが居れば問題はないだろうし
どこにいても、ミスティアと僕らは繋がってるからね! 彼女を通してくれたら合流もすぐにできるからっ
[そう言って船を出ようとしたけれど、タバサの時とは違い、引き止める余裕はあるだろう。]
(286) 2011/06/09(Thu) 03時頃
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うん、そう 忘れ物 僕 ――― ホポホオーラの里に、行かなくちゃ!
……おねがい
[切なる瞳で語りかけるのは、どちらか。それとも両方か。]
(291) 2011/06/09(Thu) 03時頃
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アリスは、虹色の瞳で見つめた後、承諾を得られたなら、 *虹の羽衣を纏い船をでるだろう*
2011/06/09(Thu) 03時頃
アリスは、ヒイラギに、ありがとう! と虹のような笑顔を零して、 解ってるー! と勢いよく、*船を出る*
2011/06/09(Thu) 03時半頃
ふたりとも、だって
[ふふっと笑う声を、私は響かせた。]
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[スウッ――
天虹天陽《ソーリス・ア・ルクス》から離れた虹色は、その霊峰の頂へと吸い込まれるように向かう。]
…
[向かう兎の表情は、真剣そのものだった。]
(314) 2011/06/09(Thu) 12時半頃
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― ドゥオール山脈・頂の隠里 ― ― 綺羅虹の民『ホポホオーラ族』の里 ―
[ドゥオール山脈の一番高い場所にひっそりとあるその里は、 数多の霊水が湧き出でて、聖なる気《アウラ》に溢れている。
一般人からは見つかりにくいように、それは霧の様相をして。 《Front》の人間が思う、桃源郷のような場所であった。
この里の民は、基本的に外界とは関わらない。(天狼は除くが) ホポホオーラ語が喪われし言語と呼ばれるのもその為だ。
ここではさかさま。 いくつもの事柄が、さかさま。
桃は水に出来、魚は空を飛ぶ。 …もっとも。 基本が草食である民たちにとって、魚は食料ではないけれど。]
(315) 2011/06/09(Thu) 12時半頃
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[そんなに広くはないこの土地で作る作物は、少し変わっている。
作る者が、気《アウラ》を込めて、一つずつ丹精に育てるのだ。 "正"の気を込めた作物は熾気を高め、 "負"の気を込めた作物は堕気を高める。
だからこそ、食糧に対する意識は非常に高い。>>2:509
普段なら漂う霧に陽が反射して、キラキラとそこら中に小さな虹がかかっているはずだけれど―――…]
(316) 2011/06/09(Thu) 12時半頃
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オェッロ!!(*1)
[*1訳:皆!!
叫びながら辺りを見回す。 元から住民が少ないこの里だが、一人も見当たらないのは変だった。空飛ぶ魚の一匹すらも見られない。
そして、虹の欠片すらも。どこにも。
湧き出でる水の一粒一粒も、静止していた。]
… ボグコイェ ガペ ト ガオーグギイゥ…(*2)
ロッヴィ?(*3)
[*2訳:…やっぱり時が止まってる… *3訳:何で?
それはいいことなのか、悪い事なのか。今の兎に判断は出来なかった。]
(317) 2011/06/09(Thu) 12時半頃
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〜〜…
[兎はとても寂しそうな表情をした。 ただ一人きりの桃源郷…。アリスの声が聞こえる。]
(318) 2011/06/09(Thu) 12時半頃
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(アック…)
[その声色は、とても心配そうだったと思う。]
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……大丈夫、ありがとう アリスにとっても辛い事なんだよ、これは
[綺羅虹の女神《ディーウァ・アルクス》を崇める民の消失。これは何を意味するものだったのか。 作られた作物も、今はなぜか、一つもない。]
(319) 2011/06/09(Thu) 12時半頃
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…うん
[そう、何かに頷いた後、兎は中央の湧き水傍に居を構える小さな家へと向かう。]
アホ…(*4)
[*4訳:長…
そこは民の長の家だった。そして、アックアッツォーネが、2000年前に暮らしていた所―――…]
[口元を結んだ後、中へと入り。そこで一つの《道具》を持ち出し、握り締めた。]
(320) 2011/06/09(Thu) 12時半頃
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[その時!]
何っ!?
[>>309>>310>>311天《ソラ》へと上がる、陽《ヒ》の光《チカラ》!]
あの力は――― ヒイラギ?いや、……アキラ?
[嫌な予感がする。 とっ、 家を出、数歩の助走後に、天《ソラ》へと飛び出す。
彼のいる場所まで、さて*たどり着けるだろうか*]
(321) 2011/06/09(Thu) 12時半頃
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[虹の去った、里の一部―― >>311陽の光を受けて、小さな虹が出来ていた事に、 直ぐに飛び去った兎には、気付けないままだった*]
(323) 2011/06/09(Thu) 12時半頃
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[けれど私は振り返る。
見えたのは虹―――…。]
…みなみちゃん?
[小さく呟いて、その虹を、この目に焼き付けたの。]
[オスカーの言葉に微笑むアリスの気配につられて、ミスティアも小さく笑みを浮かべる]
えぇ、アリス…どうか無事でね。
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― 虹の力 ―
[虹の力。 ホリーとミスティアに渡したそれ。 虹の力。 彼女たちを、ほんの少しだけ寒さから守ってくれたかもしれない。 虹の力。 その気《アウラ》は彼女たちに力を与えてくれるかもしれない。
虹の力。 それは、<モードチェンジ>を使える可能性! 彼女たちが望めば頭の中に呪文が自然と浮かんでくるだろう!]
(385) 2011/06/09(Thu) 22時頃
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[とにかく、その光を受け取ろうとしたが、それには手が触れられなかった。]
…拒絶、されちゃったか。
ま、仕方ないわよね。
[諦めてはいたので、小さくため息を漏らした。]
思ったより…退屈だな。
[ドナルドをからかうのは店主のマスターとしては楽しかったが、《獣》を満たすにはとても足りない]
どうだ?
楽しんでいるか?
[ふあっと混沌の気配を見せる2人を遠目で見ながら戯れに呼び掛けた]
世界を再生させるアイテム…。
そんなもの必要ないのに…。
パパ、神の霊峰パイロンに、栄光の花弁とか言うのがあるんだって。
やっぱり、そろそろ邪魔した方がいいかな?
[狼の姿のままだが、創世≪ハジマリ≫の杖は持ってきている。
湯を出せば、問題なく人型に戻れるが…。]
お兄ちゃんを殺して奪うのは、気が引けちゃうなぁ。
[耳に届いたのは『栄光《グロリア》の『花弁《ティアーズ》』
その単語に、思わず感心の声をあげる]
ほお、栄光《グロリア》
余程この世界が、ヒトが大切だったらしいな。
[躊躇いが聞こえれば、また声は緩み]
殺したくないなら、花弁だけ奪えばいい。
もしくは花弁を破壊するか。
[獣の声に反応して、少しだけ考えてみせて]
使命がなければ、そこそこに楽しかったかもしれないけど。
でも、使命の事を考えると少しね…。
[なんとも言えない。そんな感情だったが]
しょうがないわ。それが世界の選択。
私は世界の選択を実行するだけだもん。
奪う…かぁ。どうやろうかなぁ。
[そう考えていると、不意に渡されるそれに、一瞬だけ目を丸くした。]
パパ、なんの労力もなく奪えちゃった。
[何の緊張感もなく、あっけに取られた声が届く。
その内容に思わず声を出して笑いかけて押さえるのに必死だった]
そうか。
それは良かったな。
つまりそう言う事だ。
お前が《裁く》事を許されたんだ。
[開いた眼に宿るモノは破滅の闇の色]
花弁がお前に渡った。
つまり世界はお前を選んだ。
それが世界が望んだ結論だ。
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