22 共犯者
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[銃声と叫び声とが交錯する中、村長夫人が倒れ、撃った当人はがっくりと膝をつくのが見えた。
妙に頭が冷めていて現実味がない。 一度に色々起こりすぎて脳がついていけていないのかも。 幕が閉じて他の人達はそれぞれに目的の場所へと向かい散っていく。]
結局、「ミツカイサマ」からの返事はなし。 紛れてるのだから見てなかったってことはないですよね。
皆の前に堂々と姿を見せちゃいけないルールでもあるのかもしれませんけど…。 そちらの考えも示してほしいな。
[人の姿のなくなった現場で誰に聞かせるでもなく呟いて。 葉っぱを取りに森の奥へと入って行きました。**]
(45) 2010/08/02(Mon) 12時頃
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「獲物」は一人離れて森の中を歩いている金髪の少年。
『忘却の罪には罰を。
我らは森に女と男の一対を捧げ。』
今回は俺のやり方で、儀式を遂行するぜ。
[そう同胞へ告げて、森へ入って行く。]
『罰』……か。
[ 音にはならない呟き。
森に入っていく同胞は追わず、離れた場所でその声を聞く。]
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[微かに聞こえた声の方へ足を踏み入れると柊の木が見えた。 声の主は白と黒の2人。月明かりの下、木の根元に立つふたりは幻想的にも見えたのだけど。]
生憎、そんな気分でもないんですよね。
[2人に軽く手を振って葉っぱを1枚手に取り。 マーゴの誘いには、まだ少しやることがあるからと断ってペンダントだけを受け取っておきます。
「ミツカイサマ」は毎晩1人を狙うはず… マーゴが狙われた様子はない。なら他に誰かが?]
(62) 2010/08/02(Mon) 16時半頃
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[マーゴ達と別れ森の中を暫く歩いてると >>57 聞こえてきた叫び声。 1日前に聞いたそれと同種のものだとすぐにわかった。 反射的にそちらに向かって走り出し…。 見えた灯りに飛び込むとトニーの姿が見えた。]
ミッシェルです。 今の声… 何かあったんですか…?
[聞かなくても何が起こっていたかは想像がつく。 このタイミング、森で起こることなんて1つしか――… それでも聞かずにはいられなかったのは違う答えが返ってくるのを期待したからかもしれない。]
(63) 2010/08/02(Mon) 17時頃
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[松明の灯りの中、地面に見慣れた顔が見える。 目の前のトニーよりも遥かに低くなってしまった彼。]
ノ・・・ックス・・・・?
[今度は首だけ。 誰かは予想できなかったが、何があるかは想像できた。 そのせいだろうかソフィアの時ほどのショックはない。]
こういうことも慣れてしまうものなのかな…。
[だとすれば、じじばば達はすでに麻痺しきっているのだろう。]
何て言うのかな。こういうとき。 お疲れ様って言うんでしょうか…?
[それでも口を閉じたらどうにかなりそうだ。 無意味なことを口にしながら、ノックスだったモノに近づいて。]
(67) 2010/08/02(Mon) 17時頃
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[ヘクターは最後に森に入ると、褐色の毛並みを持った大きな獣に姿を変えた。
狙うは大地への感謝と畏れを忘れた、あの少年――!
夜の闇に混じり、音を立てずにノックスへ近づくと、獣道から少年の身体を森の奥へ突き飛ばす。
そこで再び人の形に戻ると、ノックスに話しかけた。]
よォ。
…俺がどうしてお前をここへ連れて来たか、わかるか?
お前が何を忘れてしまっていたか、思い出したか?
[彼は状況を理解したか否か。こくこく、と頷いただろうか。]
んでよ、この儀式な、俺にとっても試練なんだよ。
[ノックスに向かってパピヨンを撃った銃を、引き金に一人差し指を引っかけたまま、手のひらを広げて見せる。
そして彼の目の前で、たった今空いたばかりの薬莢を取り弾を装填すると、ノックスに投げて渡す。]
――お前には抵抗の権利がある。
俺を倒す事ができれば、お前には至高の名誉が与えられるだろう。
銃の使い方はわかるだろ?
遠慮せずに使うといい。別に銃じゃなくてもいいぜ。
躊躇している暇はねえぞ。その間に俺がお前を殺す。
俺にとっては始めの獲物だからよ、こうやって堂々と命のやりとりをしたくてなァ。
[そう楽しそうに言うと、闘いの合図はこれから投げる木の枝が地面に付いた時だと伝え、枝を強く放り投げる。
枝が空中を舞う長い間に、距離を取り、じっと獲物を見据えて身構える。]
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[上着を脱いで包むようにして抱き上げる。 他の部位を探すつもりにはなれなかったが、せめてこれくらいは。]
「祭」も滞りなく進行中、ですね。 パピヨンさんの話は聞いていなかったのかコレが答えなのか…。
やっぱり性格歪んでるよ。ミツカイサマ?
[聞こえるわけでもないだろうが、森の奥へと声をかけておいた。]
さて。戻りましょう。 もう森に居ても何も起こらないはずですし…。
[トニーに手を差し伸べて帰ろうと促してみます。 断られなければ一緒に村へ戻り教会へ届けるくらいまではするはず。]
(71) 2010/08/02(Mon) 17時半頃
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[一瞬で静寂は訪れた。
銃弾が放たれる前に、距離を詰め、ノックスの手首を捻り、体を密着させ、喉骨をえぐり出す。
そのまま手を返し、人間ではあり得ぬほどの鋭い爪で頸動脈をねじ切る。
少年は声を出す事ができぬまま自分の手を首に当て、それでも勢いよく噴き出す自らの鮮血を見ただろう。
血飛沫が掛かる前にノックスの手から銃を取り上げると、獣の姿に戻り、ソフィアにしたようにノックスの生き血を啜り、肉を喰らう。]
…おっと、アンタの分も残しておかなきゃな。
[「狩り」を終え満足した笑みを浮かべるが、また直ぐに挑むような表情に戻る。これは始まりに過ぎない。]
ノックス…汝の魂は、我らが祝福された地へ運ばれるだろう。
汝の血肉は我らが森に。
汝の血肉は我らと共に。
[ノックスに対し祝福の祝詞を上げ、聖なる地へ感謝を捧げる]**
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[ノックスなのかと聞かれて言葉に詰まった。 少し迷った後でこくりと頷いて肯定する。 戻ろうとした刹那、トニーの口から出た名前に眉を顰める。 もう見ることのない人のはずだ…。]
どうしたの…?
[手を伸ばす様子は自分には見えない何かを見ているようにも見えた。]
・・・わかるの?
[村長夫人は助からない。それは現場を見ていれば誰にでも想像できたことだろう。 しかしトニーはその場にいなかったはずだ。]
もしかしたら、それが志願した理由…?
[寂しげに呟くトニーの頭を撫でてあげて。 村へと向かいました**]
(81) 2010/08/02(Mon) 18時半頃
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[祭壇へ柊の葉を添え、教会へと向かおうとした途中で呼び止められ足を止める。]
想像されてるとおりのものです。 今度は首だけ… せめて皆と一緒に村には帰ってきたいんじゃないかなって。
生贄は女だって聞いたんですけどね。男性でした、今回は。 ノックス… 面識ありましたっけ。 森に入る前に全員の顔は見てますよね。ハニーブロンドの彼です。
[淡々とそれだけを説明し返事を聞く気もないのか、背をむけると教会の方向へと歩み去りました**]
(87) 2010/08/02(Mon) 19時頃
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― 広場 ― [教会にノックスを安置してその足で広場まで戻ってくる。 いつも静かなこの村も今は喧騒がやみそうにない。]
ヘクターがあそこまで思い詰めるタイプだとは思いませんでしたね。 それだけ彼にとっても家が重いってことか…。
何処までが本当で何処までが嘘なのかわかんなくなりそうですよ。
[誰なら本当のことを確実に知っているのだろう? マーゴやホリー、オスカーにヘクター。そしてパピヨンさん。 長老の家に連なる人達ですら事の真相の全てを知りうるわけでもないらしい。]
やっぱり「ミツカイサマ」に聞くしかなさそうです。 マーゴに期待しておきましょう…。
(101) 2010/08/02(Mon) 22時頃
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[ 同胞がノックスと決闘まがいの仕留めたことは、映像こそ見えないものの、声とイメージから大体のことは読み取れた。]
……無茶をする。
[ 咎めるような声音ではないが、平坦ながらもそれなりに同胞を案じている響きが混じっている。]
安心しろ。
祝福されしノックス・ブラウン。
お前の家族は、我らが護るだろう。
[ふ…、と不敵な嗤いを返す。
同胞から不意にかけられた自分を案ずる囁きに驚いたのか、声色には嬉しさが薄らと混じっているようだ。]
─夜の森─
[ 巡礼たちの列を追って移動しているために、同胞とはそれなりに距離がある。]
このまま現場不在証明(アリバイ)という奴を作っておく。
そこに行けるのはかなり後になるだろう。
[ 淡々と声が伝える。]
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>>129 [暫く供物台を眺めながら考え事をしていると葉っぱについての声が聞こえて何とはなしに返事を返す。]
2人還ったわけですから、そうなりますね。 取材に来た記者さんのご感想としては如何ですか? この村の「祭」の様子は。
(132) 2010/08/02(Mon) 23時半頃
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ああ、そうしてくれ。
俺もそれが良いと思う。
アンタ自身の安全も重要だからな。
首だけ、例の聖地へ安置しておこう。
好きにやるといいさ。
[「血」の強さはヴェスパタインの方が格上だ。初めての邂逅で、彼は本能的にこの銀の同胞の力を理解していたのであった。]
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>>135
村の人間だって消化できてないです。 小さいころ頃からずっと変わらないこの村で両手で数えるほどしかいない同年代の友人が――…
―― 突然意味不明に死んだりしたら、ね。
[羨ましい、あんな風になりたい。 そんなことをピッパと言いあっていたのも随分昔な気がしてしまう。 あの子は永遠に幸せなままなんだろうと思っていたのに。]
ただ見てろって言われても、それで納得はできないとは思いますけど… 無理に意味を付加することもないです。
考えすぎですよ。イアンさんには関係ないこと…。 村の事親身になって心配してくれるのは嬉しいです。 でも、ご自分の身を第一に考えた方がいいと思います。 余計なことに口出しすれば無事では済まないかもしれない。 最初に来た時もそれは言いましたよね。
(143) 2010/08/02(Mon) 23時半頃
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[ 既にイアンに接触した事はおくびにも出さない。
素知らぬふりで警告を伝える。]
気をつけろ。
村長の妻を殺したことで、注目を浴びている。
無理はするなよ。
先代様、始まったぜ。
アンタは「人の子を信じろ」と言ったが…。
この村の有様を見たら、始めざるを得なかった。
アイツも俺も、人の子らに怒りを示すしかないんだよ。
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>>140 今の状況を合わせると… 儀式のことを歌ってるように聞こえますね。
・・・最後は4人。そこまで儀式は終わらないということ?
[あと6人。あと3回。あんな夜を過ごさなければ儀式は終わらないとするなら。]
戻ってきてもおかしくなってそうですよ…。
(146) 2010/08/02(Mon) 23時半頃
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>>145 トニー、おはよう。ちゃんと休めた? 今日の夜も遅くなるから無理して朝から起きていることはないと思いますよ。
[自分がほとんど寝ていないことは言わない。]
(148) 2010/08/02(Mon) 23時半頃
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おう、ありがとよ。
[ヴェスパタインが自分の身を案じてくれる事に素直に感謝する。
しかし、しばしの沈黙の後、儀式の後感じた違和感を同胞に伝えた。]
一瞬だが、ラトルの力を感じた。
もしかしたら、「視られた」かもしれねえ。
…ヘッ、なかなか簡単にいかねえもんだなァ。
[脳裏には以前「視る者」に告発され、人の子によって屠られた隻眼の古き同胞らの姿が浮かんでいた。]
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>>149 [妙に実感の籠った言葉に小首を傾げ。]
他所者だからわからないって良く言うのに、そこだけ妙に自分のこととして捉えてますよね。
誰かそうなったら困る人でも居るんですか?
[イアンに向けて始めてかもしれない興味の色を瞳に浮かべて聞いてみます。]
無用な心配だとは思うんですけど。プロの記者さんなんですし。 ただ・・・ 何か・・・ 入れ込みすぎ? そんな気がしてしまうの。 夜もわざわざ森に入ってきたりとか… 「ミツカイサマ」が傍観者を認めてくれるかもわからないんですよ?
(154) 2010/08/03(Tue) 00時頃
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ラトルの力。ラトルの血筋……
[ 同胞の言葉を反芻する。]
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>>152 月に儀式は関係があるんですかね…。 あんまりそれは聞いたことがなかったです。
[マーゴと話した時もそんな話はでなかった。 パピヨンさんや村長さんしか知らない内容なのだろうか。]
満月になった時、儀式は終わるという意味なの…? 人数の減り方は変えられない…? もう少しお話したかったよ、パピヨンさん。
[台の方へ視線を移してぽつりと呟く。]
(156) 2010/08/03(Tue) 00時頃
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>>158
恋人がいたんだ!?
[たぶんかなり遠慮のない大声で叫んだと思うの。]
じゃあ、余計ですよ。 危ない橋渡ってる場合じゃないじゃないですか。 本当にしょーがないですね、男って。 目先のことしか考えないんだから。
[大きく溜息をついてマーゴから返してもらったペンダントを手に取った。]
(169) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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[ラトルの娘が近づいてくる。
やはり、俺を「視た」のだろうか。
一瞬だが、心臓が締めつけられたような気がした。]
まだ、月が昇ってねえ。
こんな人の目の付く所で、この娘を消す訳にもいかない。
先代様…立ち向かう力を。
[土中に眠る、かつての御使い様である老狼に、そう呟いた。]
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>>166 [歯切れの悪い返事に不思議そうに。]
どうしたんですか? 何か司祭様を怒らせるようなことでもしちゃったとか…。
[唐突に話を逸らすように振られた話題に目を瞬かせ。 次の瞬間には盛大に噴出した。]
おじさ…。ちょっと酷いですね…。 そのあたりは大人の事情なのでトニーは気にしないでおいてください…。
(172) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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>>175 えー。だって顔に僕は男の方が…
[けふんけふんとわざとらしく咳き込む。]
まあ、関係ないですけどぉ。 そういう言い方しなくてもいいじゃないですか。
そうですよね。仕事なんでした。 宮仕えは大変ですね。 イアンさんが無事に帰れるようにコレを貸してあげますよ。
こんなことで泣く人を増やしたくないですし… どうせなら「ミツカイサマ」を取材してきてください。
[はい、とペンダントを差し出してみるんだ。]
(182) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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>>178 >>181
そんな準備してくれてたんですね。 折角のご厚意ですし受けて構わないんじゃないでしょうか。 イアンさんだって一晩中歩いてたのは変わらないです。
此処でずっと喋ってると怖い人に睨まれそうだし場所を変えるのもいいかなって。
[広場の真ん中。供物台の近くで件の記者と喋ってれば、じじばば達の視線はキツいだろう。]
(184) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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このまま誰も通らなければ……。
奥の茂みに投げ込んで、第二の生贄にするのもアリか?
[相手の真意が読めないまま、慎重に応対していた。
アイツが見たらなんと思うだろうか。
…まあ冷たく嗤われるだけかもしれんよな。]
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こんにちは。今日も元気ですね。
[声に振り向いて。すぐに服装が違うのには気づきます。]
どうしたんですか、その服…。 休まないってわけじゃないですけど、色々と気になることが多いから。 これから教会まで移動しようかなって話してたところです。 パンやお茶を用意してくれてるみたい。
(191) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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>>189 それを持ってね、根元に白い石の置いてある木の傍に居れば「ミツカイサマ」は貴方に触れることもできなくなる。
ウチに伝わってるのはそれなの。 村の人はイアンさんを生贄にしようとは言わないでしょうから、それさえ持っていれば無事に村からは出れますよ。きっと。 ついでに「ミツカイサマ」の取材もしてきてくれると期待してます。
[効果は確かめたことないけどね、と笑いながら言う。]
(196) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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[肌が触れた瞬間、ラトルの娘の中から湧きあがる強烈な力を感じた。]
しまっ―――!!
[何やってんだ俺は!
あの娘の雰囲気に呑まれたか、
完全に視られてしまったかもしれない。]
……いや、あの娘は俺を信用している?
[ラトルの血を我らの味方にできるなら、これ以上に心強い事は無いだろう。]
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>>198 は? 村役を引き継いだ…?
[突然の話に目を瞬かせて。]
色々食い違いが出てますから、儀式や祭に。 どれが本当なものか知りたかったんです。
昨日の慰労のようですから、ホリーが来ても大丈夫じゃないかな。
(200) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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ああ、そうさ、
俺は、変わんねえよ。
変わっちまったのは、お前たちの方だ。
[この少女に俺を告発する力はあるだろうか。
なんとか制御できるといいんだがな。]
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>>201 「ミツカイサマ」が区別してるのか良く分からないから。 ソフィアは全然関係ないですし。
森に入るのは同じなんだから用心くらいはしておくべきよ。
[持っていたらとの言葉には肩を竦め]
自分には効果ないの、それ。 わたしが誰かを護ろうって考えていると効果を発揮するらしくて…。 だから、わたしが死んじゃっても効果はなくなるから。
(204) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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詳しい原理とかはわからないから聞かないで。 「ミツカイサマ」にもらったなんて話もあるけど、どうなんでしょうね。
[殺し合いが望みなのかとも思わなくはない。]
とりあえず、場所変えましょう?
[ホリーまで現れて一層じじばばの視線が痛くなった気がして、他の人を急かすことにしました。 拒まれなければそのまま教会へ向かうことになるでしょう*]
(207) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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[ なるべく生贄たちの前に姿を見せ、ノックスを襲う時間がないことを印象付ける。
そんなことをしつつ、彼がノックスが襲われた場所に辿り着いたのは、どれほど経ってからだろうか。明け方近くなってからだろうか。
屍の傍らに跪き、泉に口をつけるように傷口に溜まった血を啜る。
冷えて固まりつつあるそれは、まだ命のある獲物から熱い血潮を貪る時のような酩酊は生まなかったが、彼にひとつのことを伝えてくれた。
すなわち、]
これは血族か。
[ 同属の血統に連なる人間。人狼の末裔。
いずれかの同属が、かつてこの村の人間と交わったのだろう。その血がノックスの上にはっきりと現れていた。
しかし、今はただの屍骸に過ぎず、これはただの肉だ。]
[ 通常彼は時間が経って冷たくなった死肉は食べないが、彼のためにと残してくれた同胞のために少量を摂った。
屍の匂いが残らぬよう、気をつけて身仕舞をし、その場を後にした。
聖樹の下に残されたノックスの遺体はやがて虫達によって大地に還るだろう。
それを妨げる、無粋な人間たちが森に分け入って来ない限りは。*]
[ 音声に拠らない会話は、言葉よりも多くの情報を的確に素早く伝達してくれるが、相手が心を鎧い言語以外のイメージを送らなかった場合や、伝えたいイメージを絞らず雑多な感情をそのまま流した場合はその限りではない。
だから、彼に伝わったのは、同胞の焦りの感情だけであった。]
どうした?
何かあったか。
今宵の生贄は俺が選んでもいいのか。
それともまたお前が選ぶか?
[ 短い問い掛けだけを投げる。]
おう、アンタが撰べばいいと思うぜ。
俺も次の獲物を見てるが、まだ決まってねえしよ。
[候補は種々。
我等に反するものか、力を持つものか。
それとも只、本能のままに襲うのか。]**
……そうか。
ならばこちらも勝手に選ばせて貰おう。
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― 教会・夕方頃 ― [教会に用意されてたのはパンにスープ、お茶にお菓子。 素朴なものだが質はそれほど悪くない。
気がつくとすでに日は陰り夜の帳が下りようとしている時間だった。 半分寝ていたのかもしれない。]
もうこんな時間。次は8人ってことになるのかな…。
[いつ来るかわからない自分の番を待つ自分と何も知らないまま襲われてしまった彼女のどっちがマシだろうと考えてしまう。]
「ミツカイサマ」を倒すって選択もあるらしいけど…。 誰かすらわからないですし…。
[そもそも生贄に紛れてる誰も「ミツカイサマ」に見えないのだ。]
(256) 2010/08/03(Tue) 20時半頃
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>>254 他の村とかの神像と違うってことですか?
[正直、あまり考えたこともなかった。]
他を見たことがあるわけではないので何とも言えないですねー…。 でもイアンさんがそう思うならそうなのかも。 「ミツカイサマ」はこの村でしか祭ってないのは事実でしょうから。
ヘクターが言っていたけどさ、アレは信仰なのかな? 儀式をしないと村が滅ぶ… 神を信じないと世界が滅ぶって言う神父様はいないわけじゃないけど、天罰で死んだ人って聞いたことはない。
[でもこの村では本当に人が死ぬんだ。 パピヨンさんの演説からすると村を護ってもらったのも本当と考えて良いらしい。]
此処のは狭苦しい割に直接的すぎて怖いね…。
(257) 2010/08/03(Tue) 20時半頃
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― 教会・夕方 ―
そろそろ時間です、ね。 教会に何時までも籠ってると逃げたって言われちゃうかもしれませんし、そろそろ出ませんか?
[イアンとトニーに声をかけ席を立つ。 2人がそのまま移動するなら一緒に。何か別の用件があるのなら先へ広場へ向かうだろう。]
(264) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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飾り職 ミッシェルは、記者 イアンに話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 21時半頃
飾り職 ミッシェルは、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 21時半頃
飾り職 ミッシェルは、若者 テッドに話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 21時半頃
飾り職 ミッシェルは、漂白工 ピッパに話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 21時半頃
そうしてくれ。
ただ、決めた相手は教えてくれよ。
アンタの考えてる事を…知りたくてよ。
わりぃな。
ホントはもっとアンタと話してえんだ。
[俺だったら、今夜はオスカーかミッシェル辺りだろうか、と考えていた。]
|
― 広場 ―
こんばんは。ニールさん。
[挨拶はしてみたが次に言葉が続かない。 頑張ろうと言うのもおかしいし、何て言えばいいの。]
えーと――… き、今日は全員無事に戻れるといいですね。
(268) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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―ヴェスパタインの工房・日中―
[テッドが工房に招かれる前か後だったか。
今宵の獲物に付いて、同胞と話す前――
珍しく「ヘクター」が彼の工房に現れた。]
…よォ。
すまねえな、こんな昼間から。
さっきラトルの娘に会った。
俺は、どうやら「視られ」ちまったようだ……。
[ 少しの間の後に答えが返ってくる。]
知りたいのなら。
俺はオスカーの姉妹を狙うつもりだ。
守りたいものを喪った、あれがどう変わるか見たい。
なるほど?
ならば、ラトルの娘の口を塞ぐか。
この先余計な力は使われたくない。
[ 淡々と声は宣告する。]
もしかしたら、俺は、最後まで
アンタの側に居られねえかもしれねえ。
ラトルの娘を一応は手なづけて置いたから、
今すぐ俺が狙われる事は無いと思うが…。
……あーあ、ドジっちまったよなあ。
なんだかよ、急に、
アンタの声が聞きたくなったのか、
アンタの匂いが嗅ぎたくなったのかわからねえが…。
気が付いたら、ここへ来ちまってた。
|
ノックスを見つけたのは… トニーです。 森の中で声が聞こえたので行ってみたら… ノックスが…。
[最初の時ほどショックはなかったが、やはり思いだしたいことではない。 “死体”という単語を口にするのもまだ抵抗があった。]
教会まで運んだのはわたしです…。
(271) 2010/08/03(Tue) 22時頃
|
─昼間・工房にて─
[ 既に身支度を整えた彼は、じっと同胞を見詰める。]
何を気弱なことを……
[ 一笑に付したが、眸はそれ程笑ってはいない。]
[話している場で、ノックスが狼の血を引く者だったと言う話を聞いただろうか]
そうか、アイツが……。
[確かに、思い当たる節は有る。]
俺と対峙した時のあの少年の目。
覚悟を決めたあの眼は、
獣のごとき鋭さと気高さを確かに持っていた。
|
何、難しい顔してるの? テッド。
[こんなことに参加しているのだから当たり前かもしれない。 でも見たことのないくらい真剣な顔で考え込んでいるらしきテッドを見てやや心配の念がもたげたのです。 あえて軽い口調で話しかけてみます。]
(274) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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飾り職 ミッシェルは、ランタン職人 ヴェスパタインを見て、何故此処に? と首を傾げた
2010/08/03(Tue) 22時頃
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いえ。いいんです。最初からわかっていたことですから。 続くと慣れるものなんでしょうか。こういうこと。
[老人達はもう慣れてしまったのか。それは昨日も感じた疑問。]
トニーは、完全には状況を理解していなかったみたいでしたけど…。
[説明もしようとは思わなかった。このまま彼だけでも無事で済めばいいとは思う…。]
違う… とは…?
(276) 2010/08/03(Tue) 22時頃
|
オスカーの姉妹?
「ホリー」か……。
俺はあの娘こそ
我らの血を引く者かと思っていたが。
確かに方割れを喪った少年が、
どの様に豹変するか、見てみたくはある…。
[マーゴを狙うかと告げる同胞の言葉を
じっと考えているようだ。
マーゴへの、一種言語化し難い感情が
ヘクターの中で無意識に揺れ動いて居るのかも知れない。
同胞の身を護るには…それも止む無し、
と言うのは理解してはいるが。]
|
>>277 そお? 珍しく難しい顔して考え込んでるなって思ったんですけど。 またピッパにでもいじめられたの?
[テッドの印象はそんなものらしいです。]
儀式… は… 満月の夜… ってことになるのかな? それとも… 4人になった時…。
[歌からするとそんな感じに思えた。正確なところはミッシェル自身もわからないのだ。]
(283) 2010/08/03(Tue) 22時頃
|
[ 同胞の考え込んでいる様子を観察した後、]
──ならば一日猶予しよう。
お前の決心が付くように。
だが思い出せ。
儀式を完遂するには、あの娘も手に掛けねばならない、と言うことを。
[ それは事実であり、冷酷な宣言だ。]
|
>>278
こんばんは。 若しかして… 参加したんですか…?
[籤の会場にはいなかったはずだ。生贄のリストなど碌に確認していなかったし、他所者扱いを受けてる彼が参加することなどないと思っていた。]
(284) 2010/08/03(Tue) 22時頃
|
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>>285 [何の話かと問われて思わずニールの顔を見てから]
…昨日のことと言えばそうですね。 ノックスを見つけた時の話。
(288) 2010/08/03(Tue) 22時頃
|
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>>286 こんばんは。オスカー。 ホリーが挨拶回りって正装してたけど、あれって…?
[ホリーの話だと何処まで信用していいものかわからない。 確認してみようとは思ってたんです。]
(291) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
|
[一笑する同胞に近づき、心を落ち着ける。
そして真剣な顔で真っ直ぐに彼を見つめると、口を開く。]
俺にもし何かあった時は、「キツネ」を頼れ。
アンタの命令なら、喜んで命を投げ出すような奴らばかりさ。
表向きには出来なくても、色々と今以上に援助できるだろう。
[ヘクターが墓地でマーゴに話した伝承は大筋事実であった。
実際、彼の家の人間をマーゴが視たならば、濃さの程度はあれ、同じような違和感を感じ取っていただろう。
中には、ヘクターの子を宿した女も何人か居るかもしれない。]
|
>>287 あはは。ごめんなさい。 そういうの似合わない気がして。
[正直な感想なのですけどフォローにもなっていない気はする。]
・・・多分、まだ減ると思います。
[交渉の余地もないほど強行的に進める姿勢はきっと、此方の知らない事情がまだあるのだと思えるから。 そもそも歌を信じるなら所詮はまだ序盤に過ぎないのだ。]
(294) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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>>292 そんなことって… ありなんですか…? ヴェスパタインさんには――
[―関係ないのに。そう続けようとして言葉を途切れさせる。]
(298) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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>>297 その話は本当なんですね…。
[何だか思っていたよりもずっと裏がこの「祭」にはあるんだろうか? 今年は本当に色々起こりすぎる… これから村はどうなるんだろう。]
(302) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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[ 同胞の瞳の奥の真剣な色を読み取り、
それを真正面から受け止める。]
──ああ。
[ 短い応(いら)え。
だが彼はどこまで同胞の言葉を守る気であったか。]
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>>299 村の人にとってはね…。 でも、「ミツカイサマ」は満足してないんでしょう…。
[行動から考えれば殺すこと… 自らの手を下すことに意義を覚えているようにも思えなくはない。 彼らにとっても「祭」は神事であるのか―― 狂っているのかのどちらかだ。
どちらであっても終わる兆候も見えはしない。]
(303) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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[同胞に、万一自分が先に還った時の事を伝える。
それは杞憂かもしれない。だが―――。]
ヴェスパタイン…。
アンタの肌に、ちょっとだけ、触れてもいいか?
俺は、きっと、たぶん、
アンタより先に………。
[それ以上は言葉にならなかった。]
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>>304
・・・ごめんなさい。 ヴェスパタインさんにそんなこと言ってみても仕方がないですよね。
[オスカーではないけど、村のあり方に疑問を覚えざるをえないところだ。]
(306) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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[ 同胞を見詰める宵月の瞳は揺らがない。
だが。
無言で腕を開き、愛しいものを呼ぶように誘(いざな)った。]
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>>315 イアンさんはわたしが護ってあげてるから、大丈夫ですよ。
[ヴェスパタインへ渡そうかとも思ったけれど、今更返してくれとも言いにくい。 それに散々嫌っていた彼に護ってあげるなどと言うのも変だろう。]
だから取材の方に集中してください。 「祭」に関して知らないことが、村の人でも少なすぎます。 あえて隠している人が多いのはわかりますけど… 死ぬかもしれないモノに参加するなら真実を知っておきたいと思うし知る権利はあると思うから。
[全てを教えてもらえるなら死んでもいいかなと思わなくもない。 ミツカイサマに会うことがあるなら聞いてみよう。]
(321) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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>>326 これが、わたしの役目だから。 「ミツカイサマ」なんてわけわからないモノに対抗するには、性別なんて関係ないよ。 こっちも変なモノに頼るしかないんです。
[せめて誰か1人くらいは助けたいものだけど… と口の中で呟く。]
遠慮なく頼ってくれていいですよ。 泣く人は1人でも少ない方がいいに決まってるんだから…。
(332) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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[ホリーと手を繋いで森に入って行くオスカーを見てちょっと思案する。 言っておこうと思ったのだけど、何だか入れない雰囲気な気もする。 サラサラっとメモに用件だけを書きつけるとオスカーの高等部めがけて紙飛行機を飛ばしておきました。
『マーゴがミツカイサマを見つけられるらしいよ?』
風次第で森の奥へと飛んでいってしまうかもしれませんけど。]
(340) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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[始めに腕に触れ、肩に触れ、長い髪の懸かった背に手を伸ばす。
やがて彼に抱かれるよう懐に入る。人の子とは違った感覚。
自分の心が落ち着き、また同時に湧き立つのを感じていた。]
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>>342 マーゴの家に伝わってる話によれば人に似ていて人でなく獣でもなく… って感じらしいですけど。
[今まで起きたこと。聞いたことを思い出し、自分なりにまとめて言葉に出してみます。]
少なくとも人間とは何か違うんじゃないですか。 パピヨンさんが言ってました。爆弾や銃火器には対処できないだろうって。もう村を護ることができないのでは、と。
そこから考えれば人間とは違う異質なモノなのだと思えます。 人間は知恵をつけすぎて森の神様なんてモノでは頼れなくなってしまったってところでしょうか?
(352) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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オスカー、ホリー、オスカー……。
[夜の森で一人呟く。]
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>>345 [テッドの呟きを聞きつけて。]
居ることは皆知ってるよ… じじばば達は信じてると思う…。 儀式に従うなら、この中に紛れてるのを見つけ出して…。
[殺せばいい、とは言いづらい。]
森に還しても終わるはず… ねえ、聞いていいかなあ? この中で、テッドは誰が『ミツカイサマ』だと思う?
(354) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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[ 広い背に腕を回し、近付いて来た肉体を抱き取る。
腕の中、招き入れた赤毛の同胞は彼よりも大きく、圧倒的な存在感を持っているのに、包み込むのは同胞ではなく、彼、なのだった。
そのまま、静かに腕の中の同胞に身を委ねる。
仰のいて、祝福を与えるように額に口接けた。]
[ 彼が望めば、そのまま抱かれることもしただろう。
触れ合った同胞の汗の匂い、呼吸と鼓動の音に包まれ、『かれ』は宥めるように背を撫で続けた。]
[マーゴ・ラトル…
我らが宿敵の「視る者」の一族。
我らの敵、只の贄の筈なのに、
あの娘に覚えるこの感情はなんだ?
―――俺は、人に混じり過ぎたのか?
自分でも制御できない感情に戸惑っていた。]
ホリー・アレクサンデル…。
あの少女、何か恐怖を察知しているようだ。
我らの眼に気付いたか、それとも「人の手」が怖いのか――。
片割れが邪魔だ。襲う際に上手く引き離せると良いが。
[彼の眼は同時に樵の少年や白いシャツの女へも向けられていた。]
[ オスカーには、闇をも見通す捕食者の眼が彼の姉を見据えているなど、知る由もない。]
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>>355 ヘクターもそう言っていた。 そして、儀式を取り辞めれば村が滅ぶと…。
[だとすれば生贄は彼らにとってとても重要なモノであるのだろう。]
頼れなくなったから一方的に契約は打ち切り、相手を闇に葬ってしまうのだとしたら人間の方が質は悪いことに…
・・・・・月?
[言われて見上げると木々の合間に半月よりも丸みを増した月が見えた。 彼の視線の先にヴェスパタインが居ることには気づいていない。]
突然、どうしたんですか? 月は確かに関係あるみたいではるですけど。
(368) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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>>359 わかる人も居るみたいなんだけどね。
[誰がとは言わない。]
そうだよね、ずっと前から知ってる人が犯人だとは思いたくもないし… でもね、誰かはきっとそうなんだよ。
[記者を睨むテッドとイアンの間に入って]
イアンさんを怒っても仕方がないよ。 これは村の人が答えを出さないといけないんだから…。
[自分でもわかったところで対処できるかは不鮮明ではあるのだけど。]
(370) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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