人狼議事


68 Trick or Treat? ― Battle or Die ―

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[宙に散る赤]

ああ きれい だ

[目を細めて胸中呟く。
耳をつんざくような歓声が聞こえる。]


【人】 歌い手 コリーン

--------------------
ヤニクさんへ

昨夜広場で眠っていた貴方を私の家まで運びました。
今置かれている状況は私にもよくわかりませんが、お互いに無事に帰れる事を祈ります。
私は昨夜貴方が話をしていたであろうモニカのところに向かいます。

もし、合流する気がありましたら、下記に道順を記しておきまので、後から来て下さい。
まだちゃんとお話をしたことがないので向こうでお話をしましょう。

追伸:チェストは開けたら怒りますからね。

コリーン・コールリッジ

[孤児院までの地図]
--------------------

(92) 2011/10/20(Thu) 12時頃

[孤児院へと走りながら、彼女はある考えを抱いていた。

そういえば、あの、お化け、お菓子を、持っていなかったわ。
持っているお化けと、持っていない、お化けが、いるの?

お菓子、集めなければ。
集めて、お菓子を、食べ――]

シュキィ?
(食べたい?)

[自分の考えに驚く。
この世界から逃げ出すために、必要なのでは。
甘い、甘い、お菓子。
それははるか昔に味わったことのあるような。
恐ろしい、麻薬のような味。

彼女は思い出してしまった。

幼い頃から忘れられなかった、血の味を]


[歯列に舌を這わせる。
獣の血がいまだ口腔内に残って、甘い。]

……これより、あれが。
……――ほしいよなぁ

[酔ったような声音で、間延びした声で。
思い浮かべるのは甘いお菓子。
呟く脳裏にノイズ混じりの音が入るのに、感情をのぞかせない瞳は瞬いた**]


ホウ……。
(ほう……。)

[と、ため息一つ。

彼女は病気だったのだ。
医者は、血が足りない、と放り投げた。
心配した両親は怪しげな宗教家の言うことを信じ、彼女に血を飲ませた。

最初は、スープに混ぜて。赤い肉と共に。
そのうち、血でソースを作り。パンの生地の練りこんで。
やがて、そのまま飲めるように。

気付けば病は治っていた。
何の血だったかは言うまでもない。

10歳の時に彼女の両親が逮捕され、彼女は友人の両親に引き取られた。
それ以来、血など飲むことはできず、彼女はすっかりそれを忘れてしまった]


[懐かしい味。
歓喜の味。
ずっと飢えていた味。

どのお菓子も、こんな味がする。
その感覚は、なぜか確信に近いものだった。

お菓子を持ったお化けを殺せ。
殺して、お菓子を、食べる。

ただただその衝動に駆られ、当初の目的も忘れ、彼女は孤児院へと向かっていた]


【人】 歌い手 コリーン

[ヤニクの側に手紙を置いて、外に出ようとすると何か>>188:につまずいて転びかける]

 え……へ、へクターさん!?

[玄関先で倒れているヘクターに慌てて近寄り、手を翳して呼吸の有無を確かめる]

 よかった、寝ているだけなのね……。
 もう、こんなところで寝てしまうくらいなら言ってくれればいいのに。

[昨夜何かを言いかけたヘクターを思い出して一人むくれる。
ヘクターをこのままにしておくわけにもいかず玄関先まで引っ張り込むと自分の使っていた毛布をかける。

ヤニクに比べるとかなり重く、ヘクターをそれ以上運ぶ事が出来なかった]

(109) 2011/10/20(Thu) 14時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[ヘクターの側にもお菓子は置いていなかった、やはりあの夢を見たのは自分だけなのだろうかと、ポケットの中のクッキーに触れる。
とりあえずヘクターにも運び込んだ旨を伝えようとダイニングに向かうと、ダイニングの窓に朝見かけた白い物がふわふわと漂いながら近づいて来るのが見える]

(シーツ?)

[漂う物の正体を見極めようと窓に近づくと、ふわふわと風に乗って飛んでいたように見えたソレが猛スピードで窓に張り付き、シーツ越しに人の顔が浮かんでゲラゲラと笑い声をあげながら窓を激しく叩く]

 ひゃ……。

[間抜けな声を漏らしてその場に腰砕けに座り込む、浮かんだ人の顔は座り込んだ自分をジロリと睨んで、再び窓ガラスを激しく叩く]

 い、いや!
 来ないで!

[座り込んだまま後退りをして、慌ててポケットの中のお菓子を取り出す]

(111) 2011/10/20(Thu) 15時頃

[もしかしたら、お菓子を持ったお化けいるだろうか?
そう考えた瞬間、逡巡は吹き飛んだ。

お化けは、殺す。
殺して、あの、甘い、お菓子を……]

ホウ……。
(ほう……。)

[と恍惚のため息を一つ。
彼女は寝室に踏み込んだ]


【人】 歌い手 コリーン

[その時、顔がニタリと笑った]

[まるで手の中にあるそれを寄越せと言わんばかりに、シーツの幽霊が一層激しく窓を叩く――否、殴っていた。

お化けから身を守るお菓子、という女の言葉を思い出して、意を決してクッキーを口に放り込む。

それと同時に窓ガラスがけたたましい音と共に砕けてシーツが襲い掛かってくる]
 ――――ッ!
(来ないでっ!)

[目を伏せ、手を前に突き出す。
すると掌から大量のダーツの矢が飛び出して瞬く間にシーツをボロ切れに変えてゆく]

 ―、――――……。
(な、なにこれ……。)

[周りがこの声を聞いてもヒュウヒュウと風が吹く様な音にしかならないだろう呟きを漏らして、自分の掌を見る。

飛び散った血が独りでに蠢いて掌に戻る様が周囲には見えるだろう]

(116) 2011/10/20(Thu) 15時半頃

[この猫は、お菓子を、持っているかしら?

直感が持っていると告げる。
ためらうことはない。
殺すのだ。
どうやって?
武器も何もないのに。

私は、ただの、女よ。
せめて、包丁一つ、あれば……]


コリーンは、へクターにはあたかもコリーンの血を吸血しているように見えるだろう。

2011/10/20(Thu) 16時頃


[一体、何が起こっているのだろう。
彼女は混乱の極みにあった。

今分かるのは、黒猫が逃げてしまったということ。
目の前のカボチャもお菓子を持っているということ。

けれど、見えない攻撃に彼女はおびえていた。
きっと他のお化けもお菓子を狙っているのだ。

突如吹っ飛んだ黒猫を思い出し、彼女は戦慄した。

どうしたら、戦えるの。
お守り、何かの、役に立ってるのかしら!?]


/*
方針確認の為中の人で失礼します。

・赤COについて
・サイモン襲撃について
・襲撃セットについて
以上三点、ご意見お聞かせ下さい。

当方、キリングと同時に首無COの方向で考えております。サイモンキリングは可能であれば希望します。
また、襲撃は各自セットで通ったら描写、処刑者に関しては都度相談、と考えておりますが如何でしょうか?


/*
・赤COについて
えーと、ローズマリーはまだ自分の力に気付いてません。
気付くと同時に赤COしたいなとか希望しておきます。
その時、誰かを殺すわけですが……特に相手はまだ決めてません。流れ次第でサイモンでもいいかと考えていました。

・サイモン襲撃について
ザックが希望して言えるようなので、お任せします。

・襲撃セットについて
処刑者相手にキリング描写はありなのでしょうか?
のであれば、ザックの提案で問題ないです。
そうでないと、襲撃が通らなかった場合いつまでも覚醒できないので><

そんな感じです。
よろしくお願いします。


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 17時頃


【人】 歌い手 コリーン

[シーツお化けをやっつけてから茫然としていると、唐突に不気味な声が響いて現れたのを目にする。
ローブを着た老人のお化けは自分の目には枯れ木の様な色をしたやせ細った顔の半分が露出して、まるで割れた柘榴の様に見えた。
その容貌からも生きている人間ではないと判断するには十分で、手に乗せた骸骨が何かを耳打ちしているようにも見える]

 ――――――――――!
(次から次になんなのよ!)

[内心はお化けが怖くて仕方ないけれど、シーツお化けに気を取られている様子にさっと割れた窓ガラスの方へ飛び退いて、逃げる事を意識すれば身体がワイヤーで引っ張られるかの様に空へと浮き上がる感覚。

ヘクターの目には蝙蝠の翼を広げて割れた窓から逃げてゆくように見えるでしょう]

(131) 2011/10/20(Thu) 17時頃

【人】 歌い手 コリーン

― 回想・逃げる直前 ―

[割れた窓ガラスから巨大な蝙蝠が乱入して、老人のお化けに向かって行くのが見える。
あまり蝙蝠は好きではないけれど、この場合は仲間割れをしてくれるならありがたいとばかりに飛び出せば、後から倒したはずのシーツお化けが追ってきて掌をシーツお化けに向ける]

 ―――、―――……。
(ええと、ええと……。)

[さっき攻撃した時のイメージを頑張って思い出そうとする、慌てているからかなかなか上手くいかないけれど、とにかくどこかに行けと強く念じれば今度は複数の蝙蝠がシーツお化けに向かって飛んで行き、噛みついて引き裂き、今度こそ復活を遂げられない程にしてしまう事だろう。

血の色をした蝙蝠が掌から放たれるのを老人が見れば、巨大蝙蝠すらこちらが使役しているように思われてしまうかもしれない]

(132) 2011/10/20(Thu) 17時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 17時半頃


/*
・赤coについて
割と早死にする予定なので、今日ではないですが、co するつもりでした。
方法は考えてなかったので適当に対応します。
行動面で赤と村側の違いが襲撃以降でないと見えにくいかな?と思いつつ。

・サイモン襲撃について
希望者にどうぞ。お譲り体勢。

・襲撃セット
各自でいいと思いますよ。逆に私は相談させていただくかもしれません。
赤相談が嫌いな方がいらしたら教えてくださいね。
処刑者に関しては村側の見せ所、とも思うので村側の動向を見てから考えたいですね。村側で積極的に希望者がいない、キャラが動けないなら引き受けてもいいと思います。

数日ですがよろしくお願いしますね。


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 18時半頃


【人】 歌い手 コリーン

― 異世界・広場 ―

[自宅から逃げて飛び回ってみると、外にもお化けが湧いている。
脳裏を過る夢の内容、悪戯を解くためのお菓子をはお化けを倒さなければ手に入らない。

しかしお菓子を持っていないお化けもいるようだ、先ほどの柘榴老人はシーツのお化けを探っていたようだったが、お菓子は出てきたのだろうか。
自分の見ていた限りでは老人はお菓子を手に持ってはいなかった]

(でもなんであんな不味いお菓子欲しがるのかしら?)

[十字架のクッキーの味は最低だった。
なんであんなお菓子を集めなければならないのだろうかと首をひねりながらも、今はとにかくこの悪戯を終わらせる為に力を使いこなそうと地上に降りてお化けと戦う事を決意した**]

(143) 2011/10/20(Thu) 19時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 19時頃


くそっ……

[本当ならば皮を剥いでやるつもりだったのに。
滴る血を、甘い菓子を、隠すようなら全て剥ごうと思ったのに。

思考に従わない体に向ける苛立。]


[あの、カボチャを、殺すために、武器を。
武器を、見つけなきゃ!

ナイフ一本でもどうにか倒し、お菓子を奪うのだ。

彼女の思考はそれのみに支配されていた。

ナイフを手に、恍惚の吐息]

ホウ……。
(ほう……。)


【人】 歌い手 コリーン

― 異世界・広場 ―

[広場に降り立ってから暫く後、傍目には血の海が築かれていた。
小鬼が大量に湧いていて、それらを相手に力の使い分けを練習した結果である。

一度身体から放たれた血はそのままでは使う事が出来ず、一度身体に戻る事が必要になるらしい。
本人には目の前に転がっているダーツの矢や蝙蝠が消えるというラグを要するように見えているのだが、実際は掌から放たれた血が身体に戻る手順が必要だった。

人間は体内の血液の1/3程を失えば死に至る、血液を武器にするというのはつまり相応のリスクを伴う]

(おかしい……身体が重い……。)

[脚がガクガクと震え、頭が重い、大量の小鬼を相手にただ漠然と血の矢や血蝙蝠を使った代償、貧血症状だ。
倒しても倒してもまったく減る気配のない相手に上手く血液の循環が行われずにその場に跪く。
けれど、小鬼達はまだワラワラと集まってくる、まるでお菓子をねだる子供の群れのように、辺りを取り囲まれる]

(185) 2011/10/20(Thu) 22時頃

【人】 歌い手 コリーン

(どうしよう、逃げなくちゃ……。)

[思う様に身体は動かない、傍から見れば全身血塗れだがその全てが自分の血である。
小鬼に取り囲まれ、彼らが手にした武器で身体を傷つけられれば腕を振るって反撃する。

鋭く尖った爪が赤い軌跡を残して小鬼を綺麗に輪切りにする様に驚いて自分の手を見る。
自分の目にはいつの間にか大型肉食獣を彷彿とさせるクロウナイフが握られている]

(こ、こんな事まで出来るの?)

[近接攻撃はこのナイフでやれと言う事なのだろう、傍目には鋭く伸びた爪で引き裂いているのだが、本人は気付く事はない。

とは言え、現状は多勢に無勢、いくら切れ味鋭い爪で倒せると言っても前後左右どこからでも小鬼達は襲ってくる]

(これは、強いけど……大勢を相手にするのは向かないわ)

[どうにかしてまた空を飛べたらと思う、がそのためには隙を作る必要があった。
逃げたいとさらに強く願うと全身の傷口から血の霧が噴き出して小鬼達の目を眩ませる事が出来た、本人の目にはテレビで見るような白いスモークが噴き出した様に見えているが、とにかくチャンスとばかりに再び空へ舞う]

(190) 2011/10/20(Thu) 22時頃

【人】 歌い手 コリーン

[しかし、空を飛ぶと言っても地上に残っている自分の血液が足枷の様になり高く飛べない、小鬼達の攻撃は届かなくなった様に見えた、が。
彼らは石を投げつけたり、足元に落ちている仲間の死骸から武器を奪い取るとそれを投擲し始めた]

(えええ、ちょ、ちょっと。)
(なんで高く飛べないのよ!?)

[地面から伸びる血液が掌に戻っていくために、傍目には血の鎖に繋がれているようにも見えるだろう。
本人には自分を吊るしてくれる見えないワイヤーがガクンと急に止まった感覚だ。

小鬼達の攻撃をその状態で避けるのもかなり難しい、時間が経てば血液は戻るのだが、時間が稼げない]

(ど、どうしたらいいの……。)

[彼らの狙いも良く分からない、元はと言えば地上に降りた時から回りを囲まれてしまったのだから当然だが。
ギリ、と歯を噛み鳴らすと再び手に武器を持った小鬼が襲いかかってくる]

(195) 2011/10/20(Thu) 22時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 22時頃


【人】 歌い手 コリーン

[脚を掴まれ地に引き摺り降ろされると頭を強く殴られ、血が目に入り視界も悪くなる]

(もう駄目……かな……。)

[目が見えづらくなり痛みから目を閉じると、不意に頭の中に妙なイメージが湧いた。
小鬼達は全て皮だけのハリボテ、その奥にギッシリと中身の詰まった小鬼が居るのだ]

(あれをやっつければいいのかしら……。)

[最後の力を振り絞って、駄目元で血の矢を放ち中身の詰まったそれの頭を貫く。
すると、小鬼達の動きがピタリと止んで糸の切れたマリオネットの様にパタパタと倒れるイメージが頭に浮かび、それまで行われていた身体への暴力が収まった]

(え……? ほ、本当に今ので良かったの?)

[額を流れてくる血を拭い、辺りを見るとそこにはもう何もなかった、お菓子すらも。
小鬼達は外れだったのだ]

(あれだけ苦労したのに……)

[がっかりと肩を落としつつ、少しだけ力の使い方が理解出来たような気がして傷だらけの重い身体を引き摺り壁に寄りかかって座り込む]

(201) 2011/10/20(Thu) 22時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[壁に寄りかかって改めて辺りを見ると、小さなカボチャのお化けが手伝ってくれていたらしい事>>1:199に気が付く]

 ――――、―?
(アナタは、誰?)

[助けてくれるお化けには初めて出会った気がする、どこか可愛らしい容貌のカボチャのお化けは何者なのだろうかと、声を掛けてみた。
けれど、やっぱり自分にはまともに聞こえる声も、他者には風の音としか届く事はないだろう]

(203) 2011/10/20(Thu) 22時半頃

コリーンは、ゾーイと言う名の少女が目の前のカボチャお化けだとは気付かない。

2011/10/20(Thu) 22時半頃


【人】 歌い手 コリーン

[いまだ傍目には血塗れのまま、じっと真っ赤な目をカボチャお化けに向ける。
何か怯えられているような気がするが、何故なのかが理解できない]

 ―、―――……――――――――、―――?
 ―――――、――――――――――……。
(え、ええと……私の言っている事、分かる?)
(ありがとう、って言いたいんだけど……。)

[ゆるゆると手を差しのべながら感謝の気持ちを言葉にしてみる、けれどどうにもカボチャお化けには伝わらなくて。
ならば、と自分の頭から流れてきた血で文字を描こうとするが、思った事が勝手に文字となって空中に浮かぶ。
傍目にはやはり傷口からしゅるしゅると血が伸びて空中に浮かんでいるのだが

文字は数秒空中で浮かんだ後に、地面に落ちてべしゃりと消える]

(214) 2011/10/20(Thu) 23時頃

[寝室から玄関まで続く血痕。
先程まで叫んでいたカボチャのお化けも姿を見せない。

もうこの孤児院にはいない。
どこかに逃げたのだろう。

理由は分からないが、お化けも傷を負っている。
殺して、お菓子を、奪い取って……。

モニカを探し求める想いと、お菓子に喰らいつきたい思い。
それらが相克していた。

目的が定まらないまま、彼女は、広場へと、向かう]


【人】 歌い手 コリーン

『ごめんなさい、アナタが何を言いたいのか、私には聴き取れないの。』

[文字を見たカボチャお化けは少し反応が良かったように思えて、もう一度文字でコミュニケーションを取ろうと同様の行為を試してみる。
そうこうしている内に大分広場に飛び散った血が体内に戻ってきて、貧血の症状が軽くなってくる。
しかし、切り傷はともかく打撲だけはどうしようもなく、殴られた頭はまだズキズキと痛む。

多少まだよろけるものの、立ち上がる事は出来るぐらいにはなり、全身に纏っていた血も大分引いて青白い肌を晒す程度には範囲は狭まった。
戦い方を覚えるという事に関してはほんの少しだけ前進出来た気がするが、肝心のお菓子が得られない]

『聞きたい事があるの。』
『アナタは、お菓子を持っているの?』

[カボチャお化けが何かのヒントになるかもしれないと、思った事を尋ねてみた]

(223) 2011/10/20(Thu) 23時頃

コリーンは、ヤニクをお化けの居る家に置き去りにしたけれど大丈夫だったか心配になった。

2011/10/20(Thu) 23時半頃


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 23時半頃


【人】 歌い手 コリーン

[カボチャのお化けがお菓子を差し出す様には驚いて]

 ―!?
(え!?)

[つい文字のコミュニケーションを忘れて声を出す、残念ながらあまり街を歩く暇のなかった自分には初めて見る品になったが、お菓子を持っているお化けも居るらしい事は分かった、だがさっきまでの小鬼とこのカボチャお化けの違いが良く分からない]

(強いて言うなら、助けてくれたかどうか?)

[小鬼は即座に襲いかかってきたが、このカボチャお化けには愛嬌というか、助けるという人間味があるような気がした]

(だからってそれが違いにはならないけど。)

[人間味というのは傍目で見ただけでは良く分からないものだと首を左右に振った、カボチャお化けにはその様はそれは要らないというジェスチャーになってしまうだろうか]

(234) 2011/10/20(Thu) 23時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[カボチャのお化けがクッキーを仕舞う様子を見て、本当にこのお化けをやっつけなければいけないのだろうかと苦悶する。
少なくとも自分の事を助けようとしてくれた事は確かだし、このお化けのやる事は本当にイタズラレベルで済みそうな気がした。

お化け達が持っているのではないか、と夢の中の女は言っていた気がする。
複数形ならばこのカボチャ以外にもお菓子を持っているお化けはいるのではないかと思う]

『アナタは、夢の中の女にお菓子を集めろと言われなかったの?』

[腕組みをして首を傾げているカボチャは何を考えているのか分からないが、あっさりとお菓子を差し出した事が気になってそんな事を聞いてみる]

(246) 2011/10/21(Fri) 00時頃

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コリーン
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