人狼議事


84 戀文村

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視点:


[ポケっとに手を入れる。手にした小型通信機で話しかける]

聞こえますか…――

[答えが返るかどうかわからないが、呼びかける]


【人】 女主人 ダーラ

 毎回お肉を出せたらいいんだけど。

[仕方なさそうに肩を竦める、事情は言わずもがな]

 あら?知らなかったかしらぁ。
 なんてね、通ってくれるだけでアタシは嬉しいから。

[子供のように振る舞うホレーショーに頭を撫でる仕草]

 野菜はね、まだ。
 そんなこと言って、村じゅう口説いてるんでしょ。
 胃袋だけでも握りしめて置かないとだわ。

[軽い応酬は続く、最も気楽で、そして……

 落ち込んでしまうヤニクにも笑顔を向けた
 こういうところがまだ可愛い、と思う]

(4) 2012/03/24(Sat) 00時頃

  − 回想 分隊長宿舎 −

[その知らせが齎されたのは何時だったか。
いつも陽気な表情が冷たい無機質な軍人のものになる]

俺達じゃなく、村人に死ねと言うのか?

[赤紙を届けに来た伝令部隊の若者に冷たい視線を投げる。
戦場を駆け抜けて来た男の視線に若者はどもりながらも、
自分には判りません、とだけ何とか口にした]

あぁ、そうだな。お前さんに詰め寄っても仕方ない。
悪かった、お勤め御苦労さん。

[確かに彼に言ってもどうにもならない、と
苦虫を潰した表情のまま若者を労い、送り返した]

くそったれ。

[1人になった部屋に机を叩く音だけが響いた]


―回想―
[日々舞い込む赤紙、そして、死亡届。戦場から遺体が戻ることはまずない。遺族に届くのは遺髪、もしくはドッグタグのみ]

いい加減にしてよ。なんで…なんでっ!

[自宅に戻ってやるせなさを募らせるだけの日々。
せめて、この村で安らかに眠らせることができれば…
まだ、いいのにと思っていた]


―回想・数年前の夜―

 母さん、ごめんね。
 ううんアタシが弱いってだけ。
 もうこれ以上弱る母さんを見てられないから、サ。

[ベッドに伏せる母、父は生まれた頃から居なかった
 二人きりの家族だった、ずっと]

 先、行って待っててくれないかな。
 いるんでしょ、向こうに父さんが。
 いーよ、そんなだと思ってたよ。

 だから、ごめん。

[死んで、くれる?]


[――翌日、ヨーランダの所へ向かう女の姿
 そしてその夜は葬儀となった**]


女主人 ダーラは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 00時半頃


【人】 女主人 ダーラ

―回想・開店前―

 ああ、そろそろかな。

[それはヤニクがまだ帰ってくる前だった
 いつもの本屋へそろそろ酒を届ける頃合いだろう

 特別連絡を貰うわけでもない
 適当な時期に顔を出すのはいつからだったか]

 ベネット、居るかい?

[予告も無く本屋を訪ね、いくつか言葉を交わしたか
 たまには店にも来てよと少しだけ寂しそうな笑顔
 気づかれる前に店へと足早に戻っていった]

(8) 2012/03/24(Sat) 00時半頃

【人】 女主人 ダーラ

 そうねえ。
 なら明日は魚にしようかしら?

[ともすれば大きな犬のようなその顔に釣られて笑みを浮かべる]

 そーいって貰えるとここで待ってる甲斐があるわ。
 ……ほんとに、ネ。

 やだぁ、素面で口説いてよ。

[ヤニクの奏でる音をBGMに店内には自分の靴音が響く
 グラスを受け取るとお代りを作り
 ブローリンも飲むならそれも用意
 ヤニクの分はソフトドリンクを作って
 今夜は自分も飲んでしまおうか]

(12) 2012/03/24(Sat) 00時半頃

  − 回想 戦火の中 −

[男は兵士として、指揮官としては優秀だった。
だが戦火の中、人間でありすぎた]

もう…あいつら死んじまってるんですよ? そこまでしなくても。

[思わず上官に立て付いたのは、敵兵達の遺体を見せしめとして
焼却しろと言う命令が下ったから。
先程まで交戦していた年若い少年兵達の顔は覚えている]

焼いてしまったら…遺族の元に戻してやれないじゃないですか。

[死の際に大事な人の名を呼び続けた仲間の声が耳に残っている。
彼らの遺体も形見も持って帰る事が許されない、出来ない
自分の不甲斐無さに何度悔し涙を流した事か。
それが敵兵であろうとなかろうと関係なかった。
彼らが帰りたいと願った地に、
帰りを待っているだろう人の所に、返してやる事も出来ず。
出来た事は焼け爛れた彼らに酒を掛けてやる事だけだった]


[そして敵兵の遺体を焼く事を拒んだ事を理由に降格処分となった。
さっさと一番苛烈な前線に送り込めばいいものを、なまじ
身分のある家柄の出身の為に生かされてしまったと言うべきか]

前線に立てば、もう何も残らない。
生きて帰ってくる事も、欠片となって帰って来る事も。

それならいっそ……嘆き悲しまれるかもしれないが…。
大好きな場所で、大好きな人達のいる場所で死んだ方が…。

[他の軍人たちの前では口にしなかったが、
同じ想いを抱えた者をこの村で見つけたのは偶然だったのか]


[一人殺してしまえば
 二人三人と手をかけてももう心は痛まなかった

 何より、招集されたらもう帰ってくる見込みは低い
 それよりは、と――時折常連客が減ったのはその所為]

 遠くの地で死ぬより、此処に居なさいよ。
 ……アタシを置いて行かないで。

[女の顔は変わること無く、いつでも店では笑顔のまま]


―自宅―

[誰もいない家にただ一人、もちろん家事はひと通りこなせるし、不自由をしているわけではない。時折来る父親からの手紙が唯一の慰めである。
しかし、父は、生きてここに戻れると思ってはいないようで。]

『せめて、この村で死ねたらと思う』

[手紙に、事あるごとに書いてあるのを見て、切なくなる。]

そうだよね…ここで、ここに骨を埋めたいよね…

[手紙の文字をなぞりつつ、溜息をつく]


[それを知らされたのは、上司のハワードが徴兵された時、村長のアルフレッドから直々に聞かされた]

『君を信頼して、君に託そうと思う』

[酒場の女主人が、徴兵されるくらいなら、この手でと言って人を殺めていること、そして、ハワードはそれを事故、病死として書類を改竄しているのだということを。]

『これからは、君はその役割を担ってくれないか』

[父からの手紙のこともあり、快諾したのである。さらに、自らも、もともと病弱だった母に手をかけたのだ、もちろん、病死として処理をした。]


【人】 女主人 ダーラ

[寡黙なブローリンにも慣れたもので
 こういう楽しみ方もいいものだと思う
 自分とホレーショーのやり取りが邪魔になってなければいいが]

 ほんと、此処へ来る前は何をしていたのかしら。
 うちで良かったわ、ヤニクを拾えて。

[まだ仔犬だと思っている―狼かもしれないが目をつぶる―彼の音
 曲名については、何も言わないが過去はあるだろう]

 うふふ、腕によりをかけるから。

[本当に来ても、来なくても
 いつもどおり店を開いて待っているだけ
 それだけしかできないのだから、追求はしない]

 振られると思いながら口説くのかい?
 もっと堂々とおし、そのほうが格好いいよ。

(23) 2012/03/24(Sat) 01時頃

[かなり無理をしているのは承知の上でこの酒場に足を運ぶ。
そのほうがいろいろと都合がいいからである。]

“仕事”は順調ですか?

[一人暮らしで咎められることもないのが幸いしているのかもしれない。それと、駐留している軍の人の顔を覚えるにも好都合である。]


【人】 女主人 ダーラ

 あら、セレス。いらっしゃい、温かいのにする?

[一瞬別の常連に見えたか、コート姿に驚いて
 しかし直ぐ笑顔に戻る
 同じように母を亡くした娘同士、よく墓場で出会ったりして
 ヤニクが弟ならセレストは妹というところか]

(26) 2012/03/24(Sat) 01時頃

[同じ思いを抱いていたからだろうか
 年齢差はあまり感じないまま打ち解けた
 というよりは、――知られていた]

 ええ、そこそこに。
 貴女も、大丈夫?

[頬を撫でようと手を伸ばし、そっと触れる
 ちら、とホレーショーにも視線を送り
 癖のように肩を竦めた]


[姿を見せたセレストと彼女を労わる様に伸ばしたダーラの手を見遣る。

あの細い手はどれだけの哀しみを散らしたのだろう。
どれだけ涙を拭ったのだろう。
どれだけの哀しみを見送ったのだろう、あの2人は。

だが口には出さず一瞬だけ目を瞬かせて合図を送った]


こちらは、大丈夫ですよ。

[頬に触れたぬくもりを感じ、笑顔で応えた。
ダーラの視線を追って、ホレーショーを見、笑顔のまま会釈する]


【人】 女主人 ダーラ

[ヤニクをちらりと見て、でも何も言わず
 きっと余計なことまで口走りそうだ、視線を落とす]

 ふふ、じゃあアタシも本気で返さないと。
 ちょっと重い愛を注ぐわよ、覚悟なさい。

[少しだけ乗り出して、でも線は超えない
 絶妙なやりとりをブローリンはセレストはどう見るか]

 そうねえ、ホット・バタード・ラム・カウかしら。
 アタシ今ラムがブームなのよ。

[暖かくてほっとする、せめて此処に居る間だけでも
 独りじゃないと、互いに寄り添えたら良い]

(38) 2012/03/24(Sat) 01時半頃

ダーラは、ブローリンの前と、ホレーショーにも新しいグラスを。

2012/03/24(Sat) 01時半頃


 そう、ならいいけれど。
 泊まっていってもいいのよ?

[笑顔のセレストに心配そうな顔は髪を揺らした]

 ……もちろん、ホレーショーも。


歩けなくなったら、お言葉に甘えちゃうかも

[ちょっと舌を出して、照れ笑い。
お酒は実は弱くないのだが、寂しさのあまり宿に泊めてもらうこともある。]


あ、でも、お邪魔ならちゃんと帰りますよ〜?

[チラリとホレーショーの方を見て、ニッコリ微笑んだ]


【人】 女主人 ダーラ

 セレス、仕事しすぎじゃぁない?
 無理したらだめよ?

[カウンター越しでなければそれこそむぎゅっと抱きしめていてた
 妹が居たことはないが、きっとこんな感情なのだろう]

 それに、寂しかったら泊まればいいんだから。
 アタシが一緒に居て欲しいのよ。ネ。

[ウインクをぱちんとひとつ]

(50) 2012/03/24(Sat) 02時頃

 やーだ、毎日でもいいわよ。ホント。
 ……ホレーショーは別料金ネ。

[黒髪を思い切りわしゃわしゃと撫でる]


俺は美女2人で両手に華なら何時でも歓迎だぜ。

別料金って金取るのかよ。

[差別だ差別だと小声でぶつぶつと。
だが宿を借りるつもりではいた。
新しく届いた赤紙の存在。
もうこれ以上見ていられないと。
この村に彼らを残す為に2人と話し合う事が必要だろうと
思っているのは確かだから]


わふっ

[頭を撫でられて咽そうになる]

もう、せっかくのカクテルこぼしちゃう…

[不満気な声を出しつつ、顔は満面の笑みである。嬉しくてたまらないのに、照れ隠しで文句を言っているのだ]


【人】 女主人 ダーラ

 ………………。

[酔っぱらいの振りなのか、ほんとうに酔ったのか
 セレストだけでなく注意はホレーショーにも
 もちろんブローリンにも向けられていたから]

[ここから出てゆくなんて、だめよ。]

 ブローリンは本当に強いわよね、いつも。
 もう負けちゃった?

[情けない声を出すホレーショーへやれやれと
 別のグラスを差し出した]

 あーら頼もしい言葉。
 そうね、アタシの愛を目一杯受け取ってもらおうかしら。

(53) 2012/03/24(Sat) 02時頃

 あーったり前じゃない。
 二食付きなだけいいと思って頂戴。

[他に宿泊しているのはヤニクだけで
 全くの無償で貸し出すのは、少々痛手で]


 ……ヤニクには、気付かれないようにしたいわ。
 あの子本当にいい子だから。


 あーん!セレス可愛いッ。

[照れ隠しもいつもどおり、これだから甘やかしたくなる
 小皿に軽いつまみも出してまたぽふんと撫でた]


あーなんだか…やっぱりお言葉に甘えて泊まらせてもらおうかな。

もちろん宿代は払いますよ?

[役所勤めゆえに一応給料は入る身である。]


[勿論ブローリンまではいかないが、これ位で酔う筈も無い。
千鳥足でベッドに着けば直ぐに素面に戻って音を立てずに
抜け出す]

人殺しは俺の仕事だ。
あんたたちがこれ以上哀しみを増やす必要はない。
今迄辛い思いさせたな。
俺に召集令状が届かない限り、俺がやるから。

[女主人にそう告げた顔は真剣そのもので、けれど瞳は
労わりに満ちたものになっていただろう**]


女に生まれりゃ良かったな。

[じゃれあう様に見えるダーラとセレストを羨ましそうに見つめて
ぽつりと呟いた**]


【人】 女主人 ダーラ

[彼女もまた、辛い立場なのだろう
 詳しいことはよくわからないが辛くない人など居ない]

 ええ、セレスなら住んでくれてもいいのよ。
 なんてね。

[笑顔にほっとした、あまり重いものを抱えてないと良い
 自分はいいから、セレストには、幸せに]

 ……はぁい、仕方ないわねぇ。
 ヤニク、空いてる部屋に案内してあげて。

[本当に酔っ払ってしまった様子のホレーショーに
 手をひらひらと振って見送った]

(57) 2012/03/24(Sat) 02時半頃

 あら。セレスは本当にいいのよ?
 ホレーショーがたっぷり置いてってくれるみたいだから。

[くすくすと、しかしどうしてもというのなら
 負担にならない程度に]


やっぱ女怖いわ。男は弱い生き物だな。

[ダーラに男女差別だと口を尖らせるが、口で適う筈も無く
財布を抱きしめて泣き真似位はしただろう**]


[飲んでいた時とは違う真剣そのものの顔で戻ってくる姿に
 驚きは浮かべどこちらも真剣な顔になる]

 ……ありがたいけれど。
 アタシがやりたくて勝手してきたのよ。
 全部をアンタに背負わすなんて甘えたことだめよ。

 ――共犯者、それがいいわ。

[誰が召集されるかわからない今
 ホレーショーだけに頼る訳にもゆかない

 何より自分で決めて始めたことだ
 その決意は彼が思うもの以上だろう]


ダーラは、ホレーショーはなんとなくひっぱたかれればいいと思った。

2012/03/24(Sat) 02時半頃


そうなんだ〜ホレーショーさんに甘えていいのかな?

[首をかしげる。それでも、少しは払う心算である。]


【人】 女主人 ダーラ

 アタシが一人なのを寂しいのよ。
 なんてねー。ふふ。優しいこ。

[仕事中故少々飲んでもそう酔うことは無いからか
 酔って口調が幼くなる様子に頬を綻ばせ
 泊まるならホレーショーのところから一番遠く
 自室になるかな、なんて笑顔**]

(61) 2012/03/24(Sat) 02時半頃

女主人 ダーラは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 02時半頃


ホレーショーさん、泣かないで。
私もちゃんとお金だすから。ね?

[泣きまねするホレーショーの頭を撫でてみたりして。
ホレーショーがダーラに話す言葉を耳にすれば]

ダーラさんがやってることはバレませんよ。
まぁ、私たちのやってることを見ぬく人はいるかもしれないけど。
証拠は、残しませんから。

[上手く処理をするのが役場側にいるセレストの仕事だから]


[カウンター越しとは違う真剣なダーラの返答に表情を緩める]

やっぱ最終的には女の方が強いな。

[崩れない強い意志に口角だけでなく両手を挙げて降参とおどけ]

もうすぐ総力戦になる。
年齢も性別も関係なく国は無差別に招集する気だ。

宜しく。

[最後の宜しくは、共犯者と言う事にか、殺人に対してか、
セレストの言葉にか、それとも全てにか。
少しだけ悲しそうに目尻を下げてそう告げた**]


【人】 女主人 ダーラ

─夜─

[ブローリンは強いのを知っているから、いくつか話をして
 帰るという背中を見送り店の明かりを落とした]

 セレス、ほら寝るなら上にあがる。
 ヤニクもありがと、今日はおやすみ。
 明日は買い出しに行きたいから約束無ければ付き合って?

[そんな風に二人に声をかけ女も二階へ上がる
 セレストと部屋で話を出来たか
 隠しこんでいた秘蔵のお酒も出たかもしれない
 珍しく客が沢山居ることを喜びながら眠りについた]

(71) 2012/03/24(Sat) 13時半頃

 アタシも色々見たからね。
 今更戻れないのよ、強くないから余計に。

 伝言があればこの部屋か、カウンターにお願い。
 私は余り出歩かないし、お酒位なら提供するわ。

[料金は、半ば冗談としても宿屋が機能するのは
 純粋に喜ばしい事だ、独り身としても]


【人】 女主人 ダーラ

─翌朝─

[セレストはまだ寝ていただろうか、いつもの時間に目を覚まし
 一階で朝食の用意を始める
 四人分なら、少しだけ贅沢にしてみようか
 多分沢山食べる男性陣二人も居ることだし、と
 四人にしては多めの支度が出来上がる]

 買い出しと、ちょっとベネットのところに。
 帰りに寄れたら母さんの墓参りもしたいわ。

[誰かが起きてくればそんな話をする顔は嬉しそうなもの
 まだ朝だから、濃い化粧もない素のままのもの**]

(72) 2012/03/24(Sat) 13時半頃

女主人 ダーラは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 13時半頃


[サイモンが泣きわめきつつ]

『この村に、骨も埋められないなんて、嫌だ!!!』

[と言ったのを、聞き逃すことは…できなかった。]


―回想―
[母に手をかけたのは、母からの願いだった。すでに父は徴兵され、母一人娘一人で何とか暮らしていた時に、国が女子供も徴兵をすると決定した。
その決定を受けて、自分を殺してくれと、頼んできたのだ。

もちろん、はじめは泣いて拒否したが、
病気のために、起きることもできなくなっていた母は、

『もしあなたが徴兵された時、私が気がかりで動きが鈍くなってはいけない。
それになにより、これは親孝行なのだ』と強調してきた。
次第に、母の強い願いなのだということを理解して]

これが…母さんの、願いなんだね?

[何度も念を押した、そして、そのたびに母は頷いた。

母の顔は安らかだった。苦しみから解放された、そんな顔だった。
この顛末を知るのは、相談した村長と上司のハワードだけだった。]


―回想―
[その顛末を知った村長の計らいで、いまの職を得ているのである。
ダーラの事を教えられても、不思議はなく、ハワードの後任としても、もってこいの人材…だった]


[またやってきてしまった赤紙。
自分にはどうしようもない。やるせなさに唇を噛む]

ここで…ここでサイモンさんを殺すことはできないの?

[それは許されないのだろう。赤紙が来てしまってからでは。]


―回想―
[母に強く請われたとはいえ、手をかけた事実に変わりはない。

そして…]

自分が…楽になりたかった…のは…否定出来ない…のよね。

[自分が徴兵された時に思い残すことがないように、
未練を残さないために。
母がそう願ったと思いたかった。
でも、やはり、自分が願ってしまった――…弱さから。]


[だから、時折依頼される“改竄”に、なんの躊躇いもなく加担できたし、ダーラに共感してもいたのだ。]


[そして、目の前でうろたえる同僚を見て、いっそこの手で…
そう思ってしまうのである。

今は書類の改竄だけだろう。しかし、もし自分が実行役をすることになっても、躊躇いは…ない。]


女主人 ダーラは、メモを貼った。

2012/03/24(Sat) 22時頃


【人】 女主人 ダーラ

[皆の朝食が終われば後片付けをして
 無人になった酒場に鍵をかけて外出する

 市場に顔を出して馴染みの魚屋へ
 いくつか購入し、店に届けてもらうことにして
 また別の店へと皆に顔を見せ軽い会話をしてゆく

 一通り必要なものが揃うと、足は本屋へと向けて]

(123) 2012/03/24(Sat) 22時半頃

   ー 昨夜 −
いや、ダーラ。
あんたは、いや覚悟を決めた女がこの世で一番強いって
親父も言ってたぜ。

[同じ軍人でもある父の言葉。
息子も息子なら父も奇異な軍人であった。
人を殺した数より殺さずに攻め落とした数を誇る。
息子が軍に志願した時は喜びでは無く哀しみで頬を濡らした]

「ホレーショー、この時勢で軍に入ると言う事は、
誰かの命を奪う事だ。
誰かの希望を、願いを、想いを踏み躙る事だ。
どれだけ罪深い事か、拭う事の出来ない罪を背負う事になる。
その罪を真正面から受け止め、逃げない覚悟が無いなら止めろ」

[そう言って酒を寄越した父に、へらっと笑って盃を返した]

「でも俺が出れば、他の誰かは行かなくて済むだろ?」
[そう軽く返した言葉に父は馬鹿だと一言だけ告げた]


親父も強かったけど、その親父が強いって言ったんだから
女は強いよ。

[父の声が耳に蘇り、へらっと笑いながらもう一度口にした]

ま、力仕事が必要なら言ってくれ。
あ、そういやセレスト、通信機、あれ役場のか?
それともお前のか? 
俺も一応仕事柄通信機持ってて拾ったんだが。
周波数がちょっとずれててはっきり聞こえなかったんだ。
後でちゃんと合わせさせてくれ。

[何となくセレストの声ではあるとは思ったので、
通信機について確認を取ると、
ダーラとの連絡方法も了解する]

OK、ラブレターと一緒に届けるわ。

[そう言って笑う顔はいつもの顔]


―昨夜―

[通信機について聞かれる]

父が技師でね。これは、父が残してくれたもの。
今日は、ダーラさんに渡したくて、もうひとつ持ってきたの。

[もう一つの通信機を取り出す。]

でも、いつ壊れるか分からないし、手紙のやりとりもありだと思う。

[渡すタイミングが見つからなかったので、酔ったフリして二人になるタイミングをはかった。
ダーラが断らなければそれを渡し、周波数を合わせた。
それは軍隊も使わない周波数]


―昨夜―
手紙…
私も、何かあったら、…間違えてはいけないことは、手紙にしていいからしら?

[通信機は聞き間違いも多いためである]


  − 宿舎 −

[宿舎に戻ると早速不幸のメッセージの件を知る事になる]

なんで兵隊呼ばねえんだろうな。

[ぼそっと呟いた言葉に誰も答える者はいなかった。

部屋でセレストから預かった通信機を手にして回線を開く]

赤紙……村人に出ろだとよ。

[機械を通じても少し疲れた様な声は聞き取れただろうか]


[通信機の声は聞こえてきた。が、今まさに赤紙をもらって頭を抱えている人物を目の前にしている状態では]

サイモンさん…辛いわよね…赤紙がきて…

[呟くように状況を知らることしかできなかった]


【人】 女主人 ダーラ

―本屋へゆく道―

[歩いていると向かいからエリアスの姿
 同じように手を振り返し笑みを見せた]

 おはよ。
 いいわよ、なーに?

[手にはひとつ紙袋を持っているだけの格好
 急ぐ用事も特にないと快諾し]

 ここでいいのかしら。どこか、カフェでも?

(147) 2012/03/25(Sun) 00時半頃

サイモン……。

[通信機から届いた囁きに混じって慟哭が聞こえた…気がした]

サンクス。

[死にたくないっ!と叫んだ敵兵を思い出す。
お母さん、と泣きながら逝った部下の声が離れない。
返してやりたかった。
愛する者、大切な者の傍に残してやりたかった。
戦場で積もった慟哭が心を揺する。
絞り出す様に漸く通信機に一言だけ呟いた]


―昨夜―

 ええ、手紙で残っていた方が……
 残せないものは、この機械で。

 ……大丈夫だと思うわ。

[使い慣れない通信機なる機械をそっと撫でた]

 わからなかったら、うん、二人を呼ぶことにするわ。


【人】 女主人 ダーラ


[エリアスと年が一緒だったか、少し先の細い青年とは
 あまり親しいとも深い仲でもないけれど]

 はぁい。
 なに、恋の相談?

[くすくす笑いながら、カフェへの道を歩いて
 店番をしているソフィアに手を振った
 あまり顔を出せないが、紅茶葉を買いに来ることもある
 なんとなく温かいお茶を注文して
 エリアスに改めて向き合った]

 春にね。
 春の魚はワンダに聞いてちょうだい。
 あとは、どうしても葉野菜が多くなるわね。
 しまったわ、メモがあったほうがいいわよねぇ?

[指折りいくつか食材を上げるが
 今それを全部覚えて帰るのだろうか?]

(165) 2012/03/25(Sun) 01時半頃

前線に消える前に彼らをこの地に残して遣る事……。


【人】 女主人 ダーラ

[できた一覧に、ペンを借りて注釈を入れる
 魚、野菜、果物、簡単な調理法、それに合わせる酒まで]

 ホレーショー、良く飲むしお酒は多めでもいいかも。
 あとはええと。
 エリアスの家でなら、人数多いわよね。

 ……そのぐらいかしら。

(171) 2012/03/25(Sun) 01時半頃

【人】 女主人 ダーラ

[恋の話じゃないのは少し残念だけども。
 まさか年下のエリアスをつついて喋らせるのも
 趣味が悪いと笑われてしまいそうで]

 春まで時間はあるわ、エリアスが手作りするの?
 それなら……ウチへ習いに来ない?

 なんて、ネ。

[二人が仲良しなのは少し不思議な感じもするが
 昨日もホレーショーはブローリンと一緒で
 つまり誰とでも上手く付き合える器用な男ということだ]

(173) 2012/03/25(Sun) 01時半頃

[しかし、ダーラのほうがより大切な存在であることは、
紛れも無い真実なのだが
それは、…その真意は、村人には悟られてはいけないと思っていた。]


【人】 女主人 ダーラ

 昨日も飲んでへろんへろんだったわ。
 ちょっとお茶目というか、面白い男よね。

 またわかんなかったらおいでなさいな。
 いつでも店は開いてるし。

[少しだけ残念そうにしながら、それでも宣伝も忘れない
 ぬるくなったお茶を口へ運びつつ
 彼もまた身体は強くない、病に伏せた母を思い出し
 しかし家族に囲まれていることを思い小さくため息をもらした]

 ああ、アタシもエリアスの手料理食べたいわ。

(178) 2012/03/25(Sun) 02時頃

ダーラは、お茶を飲み終えたら、エリアスの頭を撫でて席を立つだろう**

2012/03/25(Sun) 02時頃


女主人 ダーラは、メモを貼った。

2012/03/25(Sun) 02時頃


今夜教会の裏のモミの木の下に俺はいる。

[それだけを彼に伝えた。
来なければ明日彼を戦士として見送る。
来たのなら……この村で……]


[1人になって通信機の回線を開き、サイモンとのやり取りを話す]

……サイモンが望むなら…俺はあいつを眠らせてやりたい。
部外者の俺じゃダメだってならともかく、どうかな。

[許されない行為だと判っていても衝き動かされたのだ。
調子の良いいつもの声では無く
少し泣き出しそうな弱々しい声で、共犯者達に問うた**]


[回線を開いたままの通信機から届くのは途切れ途切れの声]

…なぁ…サイモン…特攻だってよ。
あいつだけじゃなく…この村に届く赤紙の先。

皆…もう…生きて帰れないんだとよ…。

なんで俺達じゃねえんだろうな。


同じ死ぬなら……この村で死ぬ方が…幸せかな。

[サイモンを励ます言葉も慰めの言葉も判らない。
ただ彼が望むものが一番幸せの様な気がした。

答えを求めているのか、いないのか。
自答するように声は暫く続いていた**]


【人】 女主人 ダーラ

 ううん、役立てて良かったわ。
 またねエリアス。

[素直に奢られてしまおうか、また今度返せるのだから。
 
 カフェを後にゆったりと歩き始めると、
 途中赤い手紙の話を聞いた

 サイモン……
 最初に徴兵されない弱者までもが無差別に対象となる
 その意味は本当に在るのだろうか

 憤りを感じるが、それを面には出す事なく
 靴音を響かせて本屋へと急いだ**]

(221) 2012/03/25(Sun) 17時頃

女主人 ダーラは、メモを貼った。

2012/03/25(Sun) 17時頃


[軍にいるホレーショーとつながっているおかげで情報は早く得ることができる]

…特攻…戦地ではもっと前からあったみたいね。
父からの手紙にあったわ。

[そうした情報は通信士として招集された父から、いち早く伝えてくれていた。暗号を使って。
しかし、それを口外することはとてもできない。
父からの手紙は即焼却して証拠を隠していた。
表向き軍需工場への出向ということで招集された女性も特攻で散っていることも…。]


[母に手をかけた自分に泣く資格なんてないはずなのに、
それすら許してもらっているような…不思議な気持ちで]


[自分は、とても幸せ者だ。心配してくれる姉が二人もいる。
…でも、だからこそ、……二人に不幸になってもらいたくない。

特に、赤紙での出征は……認めたく…ない。]


[ヨーランダを欺いていることに、良心の呵責がないといえば嘘になる。
生きている限り、自分はあちらこちらで欺き続けて生きてゆくのだろう。

それも、自業自得なのかもしれない]


[母親の墓前で、ヨーランダとミッシェルを見遣る]

……もし、………

[口にだすのは躊躇われた。

『この村で、愛する人の隣で眠ることができるならば…
その道を選びますか』

という問い]


女主人 ダーラは、メモを貼った。

2012/03/25(Sun) 22時頃


【人】 女主人 ダーラ

─→本屋へ─

[手には一つの紙袋、持ったまま本屋の扉をノックする]

 ベネットいるわよね?
 さみしんぼのアンタにオヤツのデリバリーよ。

[本当は昼食にしようと思っていたパンをいくつか
 お気に入りのジャムとチーズも一緒のそれは
 午前中に市場で買ったもの

 袋鳴らして店内に足を踏み入れると
 まだ誰か居ただろうか、それとも彼だけか]

(263) 2012/03/25(Sun) 22時頃

【人】 女主人 ダーラ

 そうよ、だってベネットは……
 会いにこないと顔見えないもの。

[事情はわかる故、そう言って笑顔にした]

 ええ、まだ時間は平気よ。
 お茶を入れて貰える?

[昔のままでなくなったのはいつ頃からか、母の死もあって
 明確には覚えていないけれど、その距離感が少しせつない
 
 袋を手渡すと勝手知ったる、と席につこうとしてか
 呼ばれた気がして振り返る]

 ヨーランダ、どうかした?

(271) 2012/03/25(Sun) 22時半頃

女主人 ダーラは、メモを貼った。

2012/03/25(Sun) 22時半頃


【人】 女主人 ダーラ

 そうよ、ヨーランダも一所におやつしましょう。
 ホントはこの後行こうかと思っていたのだけれども。

[調度良いわ、とベネットを見て]

 あら、ご苦労さまよ、ベネット。

[青年に合わせるように大仰に頷いて席に着く
 綺麗に盛りつけられて本当にディナーのようだ]

 ほんと、センスいいわ。

 ……そうね。お店はいつもどおり、なのだけど。

[通りすがりに聞いた話を、二人は耳にしたのだろうか]

(281) 2012/03/25(Sun) 22時半頃

【人】 女主人 ダーラ

 ……ヴァイオレットと、ハワードさんも。

[ヨーランダに届いたのなら、予想される結果は……

 カップに手を伸ばし温かいそれで心を落ち着ける
 聞いた話は到底落ち着けそうに無いものだったけれど]

 ええ。私もまださっき聞いたばかりだったけれど。
 サイモンに赤紙が届いて召集されるようだわ。
 役場に話があったって、言っていたもの。

(294) 2012/03/25(Sun) 23時頃

【人】 女主人 ダーラ

[ヨーランダの養父は女もよく覚えている
 自身に父が居なかったのも関係しているだろうか
 無論ベネットの父や、祖父もまた同じく]

 ……軍人でなく、サイモンがっていうのが。
 どういう訳なのかしらね。

 何が、始まるのか……もう手がないのか。

(303) 2012/03/25(Sun) 23時頃

 ほんとうに、男女も年齢も関係なく召集されるのなら。


 される前に、……この手で。
 この村に、皆で残るのよ。

[小さい呟きは二人には届かない大きさ]


どうせ汚れるなら、…いや、私が汚れることで皆が少しでも、幸せになれば、安堵できれば…


…この手で……

[母を殺めえたこの手は、決して清められることはない。
ならばいっそ、皆を…と、思ってしまうのだ。

そんなつぶやきは、誰の耳にも届かないだろうが]


【人】 女主人 ダーラ

 ………………。

 それは、「ほんとう」なのね。
 ……本当に、そう、無差別に。

[カップを持つ手が震える、そうして脳裏に浮かぶのは
 ――戦争が始まる前の、平和だった日々]

 こんな事、言えやしないわ。
 もちろん黙っておく。

(309) 2012/03/25(Sun) 23時半頃

[通信機を開く、ホレーショーの言葉は聞こえていたが
簡単に答えられる状況でなかった]

…本人が望むなら、叶えてあげて欲しい。

[自分の言葉の後に付け加えたのは短い言葉。
それに、全く嘘偽りは…ない。]


 ほんとうに、それがほんとうなら。

 アタシはもう、誰も失いたくないわ。

 母さんと同じように、もう誰も。

 残されたくないのよ……!


【人】 女主人 ダーラ

 そう、なのだけど。
 いつかは知ることなのかもしれないけれど。

 ……この村には来ないかもしれない希望も、まだ持ちたいの。

[笑みの消えた青年の顔に、それでも無理に微笑もうとして
 くしゃりと歪んだ顔になる
 客の前に立ってもう何年経つのか
 その経験すら役に立たたない、笑顔が作れない]

 でなければ、この戦争。
 …………こんな戦争が、皆を苦しめて。

 ああ。

(315) 2012/03/25(Sun) 23時半頃

 厭よ、厭だわ。

 これ以上この村から、誰も出てゆかせはしないわ。
 だから、ねえ。

 ……私の手で。また、母さんのときみたいに。
 そして、―――や――のように。


【人】 女主人 ダーラ

 でもヨーランダ、教えてくれてありがとう。
 覚悟を決める準備は、できたかもしれない。


 ――……上手くは出来ないかもしれないけれど。

[自分まで揺れたら、ヨーランダもベネットもぶれてしまいそうで
 無理にでも笑顔を作ろうとする

 ヨーランダの手に、手を触れようと伸ばし]

(321) 2012/03/25(Sun) 23時半頃

ダーラは、手が伸びたのは、同時だったろうか。ぎゅ、と握り合い。

2012/03/25(Sun) 23時半頃


【人】 女主人 ダーラ

[ヨーランダの手を、その暖かさを握りようやく本当の落ち着きを感じた

 独りではないと、思える]

 アタシに来たら店は閉めてくれ。
 食料と酒は使ってくれて構わない。
 ――ヤニクには悪いが彼には残せないから。

[反対の手をベネットにも伸ばした
 弟のような、そうでないような不思議な存在]

 ……墓を。守るよ。
 ギリアンさんの分も、ヨーランダの分まで。

 あそこには母さんもいる、当たり前じゃないか。

(334) 2012/03/26(Mon) 00時頃

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