64 色取月の神隠し
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二人を――いや、三人だね。
送ってきたよ。
[報告の後、日向と鵺を、見比べるようにして]
ふふ。
ほんとうに、面白い子じゃあないか。
面白い――いや、己には日向が恐ろしく見えてきたよ。
どうしてあいつは、己を恐れないんだ?
分からない、な。
さあて。
あるいはあの子、鵺より怖い、大妖かも知れないねえ。
見ようによっちゃあ、ね。
……そうさ、それもさ。
何だって己の裡に、選りにも選って人の子なんぞ見出すんだ。
人の子なんか、己には仇か獲物でしかないというのに。
くそう。余裕綽々で団子なぞ食いやがって。
ああ、これ、旨いよう。
あんたも食べれば……って、今は無理か。
さっきはちゃんと、あたしの分も頼んでくれてありがとね。
たまこが包んでくれる前に、こんなことになったけど。
――難しく考えるこたあ、ないんじゃないのかねえ。
あの子に馴染みのあるあんたの姿が、人の形をしてるってだけで。
結局、あたしの好きなようにさせてもらっちまったねえ。
でも、きっとこれで、里はもっと楽しくなるだろうさ。
綺麗どころも、増えるし、ねえ?
自分の好きなようにするのは、あやかしの本分だろう?
里が楽しく、か。
己は綺麗どころが揃えば、それで良いさ。
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