62 あの、夏の日
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…メアリー?
[頭の中に響いて来ていた、彼女の声が聞こえない。
そして――その姿も、消えてしまった]
……目覚めて、しまったのか?
[確かに目の前に居た彼女が消えた。
それは、現実での彼女が目覚めたのと同義で]
……は、
はは……っ
…結局、俺だけが残ってしまったのか。
[男の渇いた笑いには、もう誰も答えない]
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[なにかが、変だ。 護衛します、と言ってくれた子がいたはずなのに。 小柄な背中と、指で作るマル。確か、彼女は――――……、]
わあああああああああっっっ!?!
[思考を遮ったのは、突然太鼓のように響いたノックの音>>2。 思わずその場にずっこけてしまう。]
(6) 2011/08/30(Tue) 00時半頃
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[本気で現実から逃げようとしていたのは、男ただ一人だけだったのだろうか?
その答えは、誰も答えてはくれない]
……
[どんなに酷い現実逃避でも、いつも優しく同意してくれていた彼女の声は…もう無い]
…………
[男は、談話室に置かれた燭台を見つめる。
彼女が持っていた物は残っているのに、彼女は――]
[男は、暗い天井を見上げ]
――現実から逃げ続ける卑怯者は
俺だけで良いじゃないか――
[声は、暗闇に吸い寄せられ]
……何も、彼女まで巻き込む事は無かっただろうに。
[呟く「ごめんな」の言葉も。
吐き出す息と一緒に、空に掻き消えて行った――**]
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[怖がるホリーやマリアの姿を見る。いつもは冷静なディーンすら、驚いているようで。 なにかが変で、なにか嫌な予感がする。どんどん誰かが消えて行っているような。なにかが食い違っているような―――。]
――――……ヨシ。
[ぐっとひとつ、ファイティングポーズ。 ベネットとユリシーズが部屋に戻ってくれば、床から立ち上がった]
ボク、マエに行くヨ。 ちょっと、テツ、さがすてくるヨ!
[にこっと微笑んで、そのまま談話室を出た**]
(10) 2011/08/30(Tue) 01時頃
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― 寮・中庭 ―
[戻ってこないテツを心配して(少年は彼が驚かし役であることを知らない)、違和感の元を探して、もしくはペア作りへの若干の気遣いもあって、傘も差さずに建物をひとり出た。 向かった先は寮の中庭、すべての違和感のはじまり。]
ダレかー! いるー!?
[怒鳴るけれど、当然返事は帰って来ない。 回収しそびれていた、ずぶ濡れになった服>>2:130だけ発見し、そのまま寮の裏庭へと回る。]
(19) 2011/08/30(Tue) 10時半頃
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― 寮・裏庭 ―
ダレかー。ダレかー!
[声を掛けながら裏庭に回るけれど、誰の返事もない。ずぶ濡れになったリキシTシャツが身体に貼りついて不快感をもたらしていた。]
ふぅむ……。
[捜索をいったん断念して、裏庭の大樹――「集いの縁樹」と呼ばれている――の下で雨宿りをすることにした。 適当な枝に真っ赤なパーカーと小豆色Tシャツ、それに脱いだリキシTシャツを引っかけようとした、が。
木がガサガサと揺れる音に混じり、聞こえてきたのはみゃーみゃーという小さな鳴き声。]
(20) 2011/08/30(Tue) 10時半頃
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………un chaton?
[木の裏を覗けば、どこから迷い込んだのか、小さな子猫が一匹。あわてて駆け寄り、雨に濡れて衰弱しきっている様子の子猫を抱きしめた。]
(※以下フランス語でお楽しみください)
『こんな所で何しているんだ、君は……、 わあ……ひどく弱っているじゃないか! どうしよう、早く温めないと。 でもしまったな! 寮の中に連れ込んだら、 ディーンやケイト、は今いないんだっけ、に確実に怒られる。 温かいものを飲ませるにも、レンジが使えないし、 ええと……コンビニも営業していないよね。 そもそも戻ったらみんなの邪魔になるし、 ええとええと、どうしよう!』
[死角になる木の陰で、ぶつぶつとひとり問いかけるのであった。 正面から見えるのは、風に吹かれ幹にべったりくっついた赤いパーカーと、ふよふよと揺れるリキシだけ。**]
(21) 2011/08/30(Tue) 10時半頃
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― 裏庭・樹の陰 ―
[談話室で起こっている騒動など露知らず、樹に寄りかかり子猫を抱き上げて、ぶつぶつと独り言(?)継続中。 弱っているように見えた子猫は抱きしめて温めていると元気を取り戻したようで、腕の中でにゃーにゃー騒いでいる。 その手先でちょいちょい、と遊びながら、はぁっと溜息ついて。]
『声掛けられて無視とかさ、ほんと、ね。 僕だってさぁ、感じ悪いのは分かってるんだよ? でもさあ……身体が勝手に避けちゃうんだよ。 なんかもう気まずくてどうしよう、って、 ねえ、子猫さん……、
ってぎゃー!ひっかくなー!!』
[こねこのこうげき! ヤニクに60(0..100)x1のダメージ! 頬から血がだらだらと流れ出したのであった]
(41) 2011/08/30(Tue) 20時頃
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[廊下に伸びる影はとても薄く、男が此処に居るのを嗤っている様にも見えた]
……分かってる!
[そう、ずっとこの夢の中に居ても。
大人になった皆が本来の時間を重い出し、夢を徐々に壊していくのだ]
分かってるさ…!!
[夢を保とうとして、それらを除外すれば。
結局は「そして誰もいなくなった」と言う状況になる]
ヤニクは、こねこの鼻をつついてみた。
2011/08/30(Tue) 20時半頃
ヤニクは、またしてもこねこにひっかかれた。
2011/08/30(Tue) 20時半頃
ヤニクは、傷が増えた。外見はなんかもうドロドロスプラッタ。
2011/08/30(Tue) 20時半頃
[きっと、そんな事になって]
[そんな言葉を言う羽目になるのは]
[――男自身なのだ]
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…………は、 え?
[突然名前を呼ばれ、ぎくっと身を強張らせた。 声の主は明らかだ。しかも明らかに怒っている。]
『まずい。これはまずい。どうしよう子猫ちゃん……! 何怒ってるか分からないけれど、 とりあえず、君の存在がバレたらまずい!』
[状況証拠はばっちりでモロバレなのだが、尚もまだ観念してお縄につく気はさらさらない。 木の陰から顔だけ出して覗いてみた。 引っかかれた傷で血まみれのその顔、グログロスプラッタ。]
(55) 2011/08/30(Tue) 20時半頃
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ヤニクは、目が合ったなら、ぎょっとした顔で再び木の裏に隠れるつもりで。
2011/08/30(Tue) 21時頃
[誰も居ない、夏の寮]
[人声の無い、学校]
[そんなものは――]
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[ぽかんと、その場に立ち尽くすこと5秒。 猫を抱き、樹の裏からゆっくりと身体を出して]
―――――Oui. (うん。)
[迷子の子どものような顔をしてディーンを見た。]
(64) 2011/08/30(Tue) 21時頃
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……どうして。 君はだって、あの時――――。
(この子を救うことを拒否したはずじゃ、)
[言いかけて―――はっと、口を噤む。 視界がくらり、歪む感覚。]
(67) 2011/08/30(Tue) 21時半頃
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[夜の帷の下、強い雨に打たれながら]
……あの時。
[メアリーが、男の言葉に対して。
一度言葉を詰まらせていたのを思い出す]
…お前は、現実でも良いと思っていたんだろうな。
[その答えを、男が知る術も無く]
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[視界がくらくらと揺れる。 ディーンから掛けられる言葉の、いつもなら分からないはずの意味が、揺れる頭にすうっと入ってきて。]
分かっているヨ……、モウフと、ミルクを、
(だってあの時、あんなに後悔したのだから)
[少し低い場所にあるその顔をぼうっと見遣った。 けれどすぐに目を反らす。子猫を抱く背中を押されて、前に進みながら]
―――――10年程度じゃ、変わらない。 だってこんなに、僕たちは……、
[うわ言のように言葉が漏れて。 けれどそれしき口を噤み、寮の中への道を歩いた]
(75) 2011/08/30(Tue) 21時半頃
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――それが、一番良い選択…か。
[男は、ヤニクの背後で苦笑する]
……独り善がりの下らん夢語りなど、同意してくれる者が居なければ
――所詮、妄想に過ぎん。
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[いったい自分は何を話していたのだろうと、問いかける意識すら消えている。ふらふら、くらくら。熱に浮かされたような心地で、談話室までの道を歩いた。 けれど。]
ディーン……?
[変わらないものもある、と。 呟いたその姿>>82がどこかに消えてしまいそうな気がして、名前を呼んで腕を伸ばした。]
(84) 2011/08/30(Tue) 22時頃
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ヤニクは、伸ばした手はディーンの腕を掴めるだろうか。
2011/08/30(Tue) 22時頃
[そろそろ、現実の迎えが来る頃なのかもしれない。
それは今か、はたまた明日か。それは分からないけれど]
……なあ、メアリー。
[何度、この世界で彼女の名を呼んだだろうか]
独りで抱える妄想は、実に淋しいものだな。
[彼女に届くか分からない声を、絞り出して]
夢を見るなら、皆一緒が…良いな。
[その意味では]
なら、現実も――悪くないのかもしれないな。
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[その腕を掴んで、振り返った顔を見下ろして。 ゆらり、くらり。意識は過去に向かう。
―――――あの日も同じ、台風の夜だった。]
(92) 2011/08/30(Tue) 22時半頃
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[子猫を見つけておきながら、説得する言葉を何も持たなかった。 そのまま、子猫は死んで。 後悔のまま何日も引き篭もって、 仲間と距離を取ることを覚えたのは、それ以来だ。
自分は所詮、留学生なのだから。 「ヘンなガイジン」なのだから。 同じ心を持っていると思っちゃいけない。 仲良くなれるなんて、思っちゃいけない。
そう思ったまま、留学を終えた。
……けれど。]
(93) 2011/08/30(Tue) 22時半頃
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[けれど、悔しくて、悔しくて。 分かり合うことを、諦めきれなかったのだ。
だから、たくさんたくさん勉強をした。 蛍の光、窓の雪。文読む月日、重ねつつ。 辛い夜も仲間の顔を、思い浮かべて、
そうしていつか、言葉を覚えたら。 いつかたくさんの、伝えられなかった言葉を――――。]
(94) 2011/08/30(Tue) 22時半頃
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僕は君と、仲良しになりたかった。
君が僕を心配してくれるように、 僕も……君を心配したかったんだよ、ディーン。
「いま」、君は。 ――――― …… 無理を、していない?
[問いかける。 その腕を離さないように、しっかりと掴んだまま。]
(95) 2011/08/30(Tue) 22時半頃
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[微笑んで、ほっと溜息を吐く。]
なら……よかった。
君はいつも誰かの為に、 無理していたように見えていたから。
[掴んだ腕を離し、その手を伸ばして。 届いたならば、ぽんぽん、と頭を撫でた。]
(104) 2011/08/30(Tue) 23時頃
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[談話室への促しには、ゆるゆると首を振って。]
僕はね、伝えたかったこと伝えられたから。 もう……、行かなきゃ。
[夢から醒めた「大人」の顔で、にっこりと笑う。]
君はもう少し―――――、ここで休んでて?
[そう残して、子猫を抱き直して。 踵を返して、反対側の方へ背を向けた**]
(105) 2011/08/30(Tue) 23時頃
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