104 路地裏の因果律
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―― 墓地 ――
……なんで
[ころしたの]
……なんで
[はなしてくれなかったの]
……
[女性への問いかけは言葉にならない。 次第に鼓膜が機能を失っていく。 肩に置いた手に彼女は反応しただろうか。 視線が合うならば
さよなら、
声にならない別れの言葉。]
(0) bloody 2012/10/24(Wed) 18時半頃
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[肩から首筋へ手を滑らせ 両手できつく締め上げる。
条件反射の様に震える身体に、 のしかかって床に彼女の顔を押し付け 首をひたすら締め続けた。 彼女が漏らす声はもう聞こえない。 苦しみか、悲しみか、――絶望か。 静寂の世界では全てが非現実に行われていく事象。]
(1) bloody 2012/10/24(Wed) 18時半頃
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[力を込めて ただ無心に 抵抗する身体は小柄で きつくきつく締めれば びくん、と仰け反るように、女性の意識を奪う。
それは一時間か二時間か、 だけれどほんの一瞬のことのような 或いは何日間もかけたかのような 曖昧な時間感覚を伴って
やがて手から力を緩めると、 床に押し付けた衝撃で彼女の鼻から血が滴っていたし 自分の手はぴりぴりと痺れて感覚がない。 殺した、という現実は 酷く曖昧に だけれどじわじわと確かに、事実として己に染み込んでくる]
(2) bloody 2012/10/24(Wed) 19時頃
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……ごめんな、さ いね。
[困ったように微笑んだ。 告げた自分の声すら鼓膜を震わせずに脳内に響かない。]
メリッサと ともだちに なっ
[言葉を紡ぎかけて、嗚呼――その狡い自我に気づく。 私はまだ生きようとしている。 殺人という罪を犯しても、 世界が静寂に包まれても それでも尚、生きようとしている――]
……
[ゆらり、紫水晶をはためかせ その場でへたりこんで 茫と二つになった屍体を眺めた]
(3) bloody 2012/10/24(Wed) 19時頃
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[警察に行こうか、とも思ったけれど 恐怖の方が勝る。
一層、このまま遠くへ逃げてしまえたら。 でも聴覚の不自由さを持った儘 一人で生きていけるだろうか。
目を瞑って考えた後、 ゆらり立ち上がり墓地を後にする。 裏路地へと紛れる姿は、 今までの歌姫とは違う 焦燥に満ちた逃亡者。]
(4) bloody 2012/10/24(Wed) 19時頃
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[自宅に戻って荷物を纏める。 ばたん、と鞄を閉じる音がいつも以上に大きくて 傍から聞けば奇異に思えるであろうことも気づかない。
少しの金と鞄と、親友の写真の入ったロケット。 それだけを手に路地裏から表通りへと向かう姿は 最早ピースサインで笑う写真の頃には戻れない 背徳を負った背中だった。
賑やかな街の中でも、女一人、静寂に孤立して――**]
(5) bloody 2012/10/24(Wed) 19時半頃
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