89 春の風邪村
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病人 エリアスは、メモを貼った。
wallace 2012/05/08(Tue) 00時頃
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―4時間目 途中―
[よろよろ、と保健室に辿り着けば 先客がいた。 じとぉ、と幼馴染を見るけど]
う゛ ェほ。
[喉から出る咳は、痰も絡んで変につまる。]
りーな、… 帰るの?
……じゃあ、 私は 頑張る わ。
でも、先生、 この時間は ベッドで休ませて下さい。**
(1) wallace 2012/05/08(Tue) 01時頃
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エリアスは、オスカーの目標に、へー。と呟いておこう。寝なさい、はい。**
wallace 2012/05/08(Tue) 01時半頃
エリアスは、じゃあ、少しログ作りに潜る ぶーくぶーく
wallace 2012/05/08(Tue) 09時半頃
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―4時間目 保健室―
[喉の奥が少しだけひりひりした。 久しぶりに喘息が酷かったせいだ。
真っ白い清潔なシーツが引いてある 保健室の少し固めのベッドに横たわる。]
[息を吐こうとしたが ゼェー、ゼェー、と喉から音がした。]
んッ
[咳払いをしてつばを飲み込んで喉を潤す。 あんまり効果ないのは知っているけど。]
(2) wallace 2012/05/08(Tue) 10時頃
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[ころ、と寝返りを打つとポケットが震えた。 遅いメールの返信がきたせいだ。
ぱち、と携帯を開くと顔だけ明るくなる。]
敢えてとか 嘘くさぁ…
[口で返信して]
えー。 おばさんいないのかぁ。
残念。
(3) wallace 2012/05/08(Tue) 10時頃
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[うつるから、と心配されてるのが 解る文面には幼馴染らしさを感じた。
そして>>4:+29 このメールも 今一緒に見ることとなる。]
ぷっ。
[その流れで>>4:-31のメールも見る。 授業中だけど気にせずかちかちと返信をする。
「まあ、一馬はかっこよくなったよね。」
…と、打った文章は暫し考えてから消して]
(4) wallace 2012/05/08(Tue) 10時頃
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宛 先:安井 一馬 件 名:今メール2つ見た
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一馬、鏡見た事ある?
あ、冗談いえるくらいは 元気ってことかな。
じゃあ、玄関先にでもゼ リー買ってかけとくよ。
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(5) wallace 2012/05/08(Tue) 10時頃
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[ぴ、と送信した。 それから、ゼロゼロとした音を喉から 出しながら、ため息を吐いた。 少し休もうと目を閉じると]
「自分で考えるから。」
[ノートでの筆談を思い出して 寝つきはとても悪い。 というか寝れない。]
…、… えふっ
[しかもまだ咳が残るから尚更だ。 こうやってぐだぐだしているうちに 4時間目の授業は終わることとなる。]
(6) wallace 2012/05/08(Tue) 10時頃
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― 昼休み ―
[体育から着替え終わった生徒が 教室に戻ったり購買や食堂に向かう中、 着替え終えた双葉を教室の前で待つ。]
ちょっといい?
[逃げる素振りとか 誤魔化す素振りをしたとしたら 腕を掴んででも話を聞かせるつもりで]
あのさ、
[変な冷や汗と動悸が激しい。]
昨日は ごめん。
(7) wallace 2012/05/08(Tue) 10時頃
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私も少し悪乗りしすぎてた。
それから、… えと、ごめん。
[ふたつ目の謝罪は、告白の返事。]
気持ちは嬉しかったけど …双葉をそういう風な対象として 見たこと なかった。
話は、それだけ。 じゃあね。
[そこまで言えば、ふらふらと席に戻り ひと仕事を終えたとばかりに 机の上に両手を伸ばして突っ伏した。 ぐたぁぁ、という擬音語が似合う格好だ。]
(8) wallace 2012/05/08(Tue) 10時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
wallace 2012/05/08(Tue) 10時頃
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― 午後 ―
[理伊奈は早退か、それとも午後までは頑張るのか。 どちらにしても体調が悪いなら授業はまともに 受けられるわけないよな、と思えば自分がしっかり しなきゃ!と変な責任感と連帯感を持つ。]
…げほ、 けほ
[まだ後引く咳をしながら、 なんとか午後の授業を乗り切る。 ノートはそれなりにちゃんと取るけど 内容が頭に入ったかと言われると微妙だ。
ちなみに5時間目の後にも一馬へのメールは忘れてない。]
(13) wallace 2012/05/08(Tue) 10時半頃
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宛 先:安井 一馬 件 名:今更だけど
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一馬の風邪、りーなからかも。 りーな、ずっと体調悪そうだ ったんだよね。
ハナからってのも可能性はあ りだね。
あと、1時間で終わりだー!
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(14) wallace 2012/05/08(Tue) 10時半頃
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[授業が終れば、財布の中の金額を確認した後しまって 他の道具も黒い革製の鞄へと押し込んでいく。
ハナにゼリーを買ったコンビニに立ち寄れば 大容量じゃない方の、みかんともものゼリー、 それからポカリの500mlを籠に入れてレジへ向かう。]
よーし。
(15) wallace 2012/05/08(Tue) 10時半頃
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[体調を崩す幼馴染たち。
心配される事が多いから、 こっちから心配をするのはやはりどこか新鮮さを感じる。
いつもと逆だなぁ、と思いながら 一馬の家の前に辿り着けば、 玄関ドアのノブにコンビニの袋をかけておいた。
幼馴染とあって家も近い。 というか帰り道の途中のちょっとした寄り道だ。
この家にも昔はよく来てたけど、 随分と遊びに来てなかったかも。 そんな事を思いながら一馬の家を後にする。**]
(16) wallace 2012/05/08(Tue) 10時半頃
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― 夜・自宅 ― [――― そして、帰宅後。 一応、母親には喘息出たー、と報告すると 病院にまた行って薬貰わないとね、と返答された。]
はぁ゛い。
[あれ? と、喉に違和感。
喘息のせいかな、きっとそうだよね。 と、自分に言い聞かせる。
念の為、うがいをして、手を洗った。]
…早めに寝よ。
[明日の用意をして、理伊奈へメールをして シャワーを浴びれば予習を適当に切り上げて 布団へと潜り込んだ。夜11時ごろの事だった。]
(21) wallace 2012/05/08(Tue) 11時頃
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[さむい。 しかも、だるい。 明らかに夜中、という時間に目を覚ます。
すごく不機嫌そうな顔のまま ベッドの上にある目覚ましに手を伸ばして 時間を確認すると、2時14分と表示された。]
…、びみょ
[ぎし、と身体の節々が痛い。だるい。 経験者は悟る。 これは熱が出る前兆だと。]
(22) wallace 2012/05/08(Tue) 11時頃
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[とうとう うつされた。]
[簡単な結論に辿り着く。だるい。 寝返りを打つのもしんどいし、寒い。
まだ冬物の羽毛布団をしまわず 羽織って寝ていたからあついはずなのに さむい。]
くすり、
[そろ、と布団から足を出すと外気が いつもより冷たく感じた。 それはきっと自分の体温が高いから。 解っているからこそ、やばいと思う。]
(23) wallace 2012/05/08(Tue) 11時頃
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[よろ、と怠くて重くて寒気のする身体を起こし 立ち上がろうとしたら]
うっ、 きもち わる。
[込み上げてくるものがある。 喉の奥あたりまで急に強い酸味を感じた。 胃液だ、と頭では理解していた。 口を閉じて喉に力を込めて何とか押し返す。]
(24) wallace 2012/05/08(Tue) 11時頃
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はーー……
[壁に手をついて、裸足のまま冷たい廊下を ぺたぺたと歩けば暗い居間に辿り着く。 救急箱の位置を手探りで探し当てて そこから風邪薬を取り出す。 瓶から錠剤を3粒手に落す。 15歳以上なので3粒だ。
なんか暗い中でこんなことをしていると 泥棒みたいにしか思えないが、 今はそんなこと考えられなかった。
手に薬を握って、今度は台所へ向かう。 真っ直ぐに歩けてない辺り、かなりよくない。 洗い終わった食器の山から、硝子のコップを取り 水道水を注ぎ込み、薬を口に含んでから水を飲む。
手のひらに、薬特有の臭いが残った。]
(25) wallace 2012/05/08(Tue) 11時頃
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…ねなおそ。
[コップを洗わず流しにおきっぱにして、 来た道をよろよろと覚束ない足取りで帰る。 部屋に戻ればすぐに布団に向かって 潜り込めば布団が冷えていて寒さが増した。]
しん、ど
[それでも、治さなきゃと。 必死で思い目を閉じた。**]
(26) wallace 2012/05/08(Tue) 11時頃
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― 翌日 ―
[朝方、5時36分。 寒気が酷くて寝つきが悪いまま 再び朝方に目を覚ます。 とても不機嫌だ。眠いし、だるい。 しかも喉の奥がいがいがしている。
どうして2時頃に目が覚めた時 冷蔵庫から飲み物を部屋に持って こなかったのかを後悔。]
はー…
[喉を傷めないように息だけを吐き出す。 喉の奥が窮屈な感覚がした。
扁桃腺やられた。 と、頭は理解する。 熱もそこからかな、と寝ぼけた頭で考える。]
(84) wallace 2012/05/09(Wed) 10時半頃
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[もぞ、と布団が動くのは5時52分のこと。 間接の節々が痛くて仕方ない。 水分を諦めようかと思ったけれど こういう時の水分補給の大切さは 身を持って経験している。]
てて、
[痛くて声がついつい出てしまったけれど 声を出したらそれはそれで痛かった。]
[まだ早い時間なので、両親を起こさないよう 足取りはゆっくりで、尚且つ足音を消す気遣い。 部屋の扉を閉める時もドアノブを回したまま 閉めて、それからノブを元の位置に戻す。]
(85) wallace 2012/05/09(Wed) 10時半頃
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[再び台所に戻れば、台所に置いたままの硝子のコップ。 面倒だからそれを手に取って持ち、 冷蔵庫から麦茶を取り出して 冷蔵庫の平らな部分でコップに注いだ。]
う゛〜…
[こく、と麦茶を飲む。 喉を動かすだけで 痛かった。
少し頭もくらくらしている。]
(86) wallace 2012/05/09(Wed) 10時半頃
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[それからまたふらふらと部屋に戻る。 部屋に常備してある体温計は耳で計るもの。 あっという間に計れる優れものだ。
ピッ
耳に入れてスイッチを押すと計測終了。]
……、……。
[38.8℃。]
……、……。
(87) wallace 2012/05/09(Wed) 10時半頃
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[ピッ、
無言でもう一度計測する。]
[38.7℃。]
〜〜〜〜〜〜。
[0.1℃下がったところで たいした実感がないのは解ってる。 むしろ、自分の体温を知ったことで 本格的に風邪だと認識した上に 絶望感がその身を襲った。]
(88) wallace 2012/05/09(Wed) 10時半頃
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はーー…
[体温計を元の位置に戻して ベッドの傍に麦茶の入ったコップを置いた。
頭がものすごく重い。 身体も気怠い。だるい。
何ともやりきれない思いが身を襲う。]
(89) wallace 2012/05/09(Wed) 10時半頃
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[それでも、 まだ少し寝れば楽になるかもしれない。
8時まで寝れば、もしかしたら。 そう思って、布団の中へと戻っていく。]
ぁ
[携帯の受信ランプがついていた。 見ようか迷う、けど この時間に返信する方が悪いし
今は、とにかく 熱を下げたい一心で 目覚ましが鳴る時間までまた寝ようと。**]
(90) wallace 2012/05/09(Wed) 10時半頃
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―翌日 朝―
[朝7時55分。 普段なら起きてないと危ない時間だ。 布団を握って寒気と格闘するも 頭はぼんやりするし、寒いし 身体が重いし、だるいしで
全然 良くなってなかった。]
(終わった)
[声を出すと痛いので心の中で呟く。]
[母親が居間で呼ぶ声がするけれど 呻き声を上げるしか返事が出来ない。 しかも声は小さいから届く事もない。]
(93) wallace 2012/05/09(Wed) 11時半頃
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はー…
[8時にセットした目覚ましを 1分前で止める無駄な作業を済ませ のったのたとパジャマのまま居間へ向かう。
「あらっ、えりあ。顔赤くない?熱?」
身体の弱い娘を一番傍で見ていたのは母親で。 慣れたような口調で問われる。 ありがたいけれど、複雑な心境だ。]
のど、いだい゛ ねつ あ゛る
[病状を説明する娘に、母親は「あらあら。」 と朝の作業を中断してこちらへやってくる。]
(94) wallace 2012/05/09(Wed) 11時半頃
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「じゃあ、病院行かなきゃね。 いつもの所今日やってたかしら。 んーー。熱いわね。」
[額に母親の手が添えられた。 朝食を作り終えて水作業をしていた母の手。 ひんやりと冷たくて気持ち良い。]
り゛−なも がずまも がぜ びいだ みだい
「あらっ。りぃちゃんと、かずちゃんも? あんたたち、そんなところも仲いいわねー。 えりあは身体弱いからね。 もらっちゃった?
昔っから、あんたはそう。 どっちかが風邪ひくと、もらってきてね。 まあ、1人のときも多かったけどねー。」
(95) wallace 2012/05/09(Wed) 11時半頃
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[いそいそと病院の診察券と保険証を用意する母。 懐かしい話を懐かしむ余裕は、あんまりないまま]
「おとぉーーさぁん! えりあを病院に連れていきますからー。
朝ご飯用意しておきますから。 後はお願いしますねーー。」
[トイレに入って籠っている父に母の声が響く。]
(96) wallace 2012/05/09(Wed) 11時半頃
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「えりあ。 服着替えていらっしゃい。 その間に学校に連絡しておくから。
診察は9時からだから 早めに行って一番に見てもらいましょ。」
…うん。
[否定を赦さぬ母親の言葉たち。 返事をすると、また自分の部屋へと戻っていった。**]
(97) wallace 2012/05/09(Wed) 11時半頃
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[洗濯が終った服のタワー。 その上から上着とスカートを取り のたのたとパジャマを脱いで 面倒くさそうに下着をつけてから 服をもそもそと着はじめる。 寒気が酷いので紺のカーディガンも羽織る。
途中、無意識に うー、とか あー、と唸っている。]
あ゛−
[部屋に戻るとようやくメール、と思う。 理伊奈へ朝のメールも出来てない。
ぱ か っ。 携帯を開く速度もいつもの2分の1くらいだ。]
(98) wallace 2012/05/09(Wed) 19時頃
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バナだ… がずまも
[日付を見ると昨日の日付で、2人に 申し訳ない気持ちでいっぱいになる。]
[かち、かちっ かち。 指の力も上手く入らなくて 短いメールを返し始める。>>@13]
(99) wallace 2012/05/09(Wed) 19時頃
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宛 先:乙飼 花菜 件 名:Re:えりいなー! ------------
りいな わたし かぜ
今日学校むりかも ノートごめん
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(100) wallace 2012/05/09(Wed) 19時頃
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[ぴ、と送れば次に理伊奈へ朝メールをする。 彼女の携帯の電池がどうなってしまっているか …もちろん知らないままなので。]
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宛 先:新妻 理伊奈 件 名:無題 ------------
体調どう? ごめん、わたし 風邪ひいた
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(101) wallace 2012/05/09(Wed) 19時頃
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[そこまで打てば、
「えりあーっ!行くわよー!!」
と、母親の声がする。 ぱこっ、と携帯を閉じてポケットへ仕舞う。 ハンカチとティッシュを入れた小さな鞄を持ち よたりよたりと居間へと向かう。 なんかいつもより身体が重くて 床につく靴下の網目が鮮明に解る気がした。]
「ほら。車乗って。 なに?大丈夫?立てるの?」
…、だいじょうぶ
(102) wallace 2012/05/09(Wed) 19時頃
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[玄関で靴を履いて外に出、車の後部座席に乗る。 母親は運転席に乗ればすぐに出発する。 車内での会話は特になく、また携帯を取り出す。 返事を出してない相手への返事。>>68>>78
またこれは、心配かけたなぁ、と 解る文面を再度読み直す作業。
かちかちとメールをする指が遅いのは 風邪のせいだけではない。]
(103) wallace 2012/05/09(Wed) 19時頃
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宛 先:安井 一馬 件 名:Re:Re:今更だけど ------------ ごめんね。
りーなわからないけど多分、今 日休むんじゃないかな。
ゼリーはごはんじゃありませー ん。 おばさんにたまごがゆ作っても らいな。
わたしこれから病院ー。 多分、りーなのうつった。
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(104) wallace 2012/05/09(Wed) 19時頃
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[最後に「ごめんね。」ともう一度 書いたけど最初に書いたしと消した。
送信後、自然と溜息が出た。
後、体調が悪い中 車内でメールを 打ったせいで 酔った。具合が悪い。 頭もくらくらしているし、 寒いし、だるいし、最悪だ。]
[車で10分程度走った所にある病院は 小さい頃から通っていた行きつけの病院。]
(105) wallace 2012/05/09(Wed) 19時頃
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[母親に受付を任せて、自分はトイレは駆け込む。 便座を上げて淵を両手で握る。 迷うことなく顔をトイレへと向けて]
ぅぉえ。 ッ 、ゲッ
ぉえっ。
[喉の奥に何か詰まった気がするが 多分、それは喉が腫れているせい。
だが朝食を食べたわけでもないし ただの車酔い状態なので、声だけの嗚咽となる。]
ばー…
[吐くに吐けないこの感覚。 頭を下に向けたせいで血がのぼり 尚更ふらふらする。]
(106) wallace 2012/05/09(Wed) 19時頃
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[待合室に戻ると母親が席を確保していた。 隣に座って熱を計り終えて間もなく、名前を呼ばれた。 ちなみに「38.8℃」と変わっていなかった。 主治医の先生とも顔見知りだ。
「えりあちゃん、今日はどうしたんだい?」
マイマイ先生、というあだ名で呼ばれている先生。 すっかり頭も薄くなってきてた。 けれど、いつもの笑顔で迎え入れてくれると どこかホッとしてしまう。]
朝方がら 喉いだぐっで つばのんでも いだいでず
熱も あがっでぎで… 鼻は まだでず
(107) wallace 2012/05/09(Wed) 19時頃
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[聞かれる前に症状を説明する、病院慣れの姿。 その後は、喉の奥を見せてと言われたので 口を開いて、 あ゛−− と声を出す。 舌の上に冷たい鉄のヘラみたいのが乗る。
「これは痛いでしょう。どれどれ。」
先生に喉の奥に薬を塗られた時に、 また おえっ、となってしまった。
それから心音を聞くねと言われれば服を捲る。 こればっかりはいつになっても、少し恥ずかしい。 胸元にひやっと冷たい聴診器があたる。 その流れで背中も捲って深呼吸をしていた。]
(108) wallace 2012/05/09(Wed) 19時頃
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「じゃあ、薬出しておくね。 症状変わったりしたらすぐおいで。」
…ばぁい゛。 ありがどうございまじだ。
[だみ声で返事をすると、マイマイ先生に 軽くお辞儀をしてから診察室を後にした。]
(109) wallace 2012/05/09(Wed) 19時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
wallace 2012/05/09(Wed) 20時頃
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[家に戻れば、父親は既に仕事に出ていって 朝食を済ませた食器が机の上に置きっぱなしだった。 母親がすぐにお粥を作ってくれた。 その間にパジャマに着替えて、居間に戻った。 ボタンを掛け違えて着替えるのは少し時間がかかった。]
だる、 じんど。
[熱が高いせいもあり、椅子に座ると立ち上がりたくない。 背凭れに寄しかかり暫く何もせずにぐったりする時間。 喋ると辛いので喋らないが、つばを飲むと喉が痛い。]
(110) wallace 2012/05/09(Wed) 22時頃
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[程好い塩加減のお粥が出来上がる。 上には梅干しがひとつ乗っかっている。 レンゲでお粥をすくって、ふーーー、と息をかける。
あちっ、と言いながらまずはひと口食べる。 喉の奥を柔らかな米粒が通っても喉の奥が痛かった。 それでも食べて薬を飲まなくては。 その一心で、お粥を口に運び続けた。
が、それも序盤だけ。 後半になるに従い、食欲は減退していった。 梅干しをれんげで潰して時間を稼ぐ。]
うう゛…
[最後、と決めて少し多めにレンゲにすくって口に運ぶ。 お椀の底に残ったお粥は、冷えはじめ膜が覆っていた。]
(111) wallace 2012/05/09(Wed) 22時頃
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ごちそーざま
[申し訳なさそうに母親へお礼を言ってから 貰ったばかりの薬を取り出す。 粉薬がひと袋と、錠剤が結構だされた。 粉の袋の中に錠剤を混ぜて入れて、 さ湯と一緒に薬を飲み干した。 ざらっとした粉が喉を通った違和感に眉を寄せた。 苦い後味だけが喉に残った。]
ねる…
[薬を飲む仕事を終えれば、後は寝て治す。 そうするしかないと解っているし そうしなければよくならないとも解っている。
高熱に気付けば慣れてきた身体で 自室へ戻れば布団の中へともぞもぞと入っていった。
(112) wallace 2012/05/09(Wed) 22時頃
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[身体が自分のものじゃないみたいに うまく動かなくて鈍い心地。 ずぅん、と重たい頭を布団に埋め込む。]
[時計を見ると既に1時間目は終わっている時刻。 時間を再確認をすると自分が休んでしまったのだと 再認識してしまって、凹む。]
う゛ぇほッ
[横になったせいか咳が出始めた。 とても女子高生らしからぬ咳だ。 咳をするとまた喉が痛い。 扁桃腺が右も左も腫れていて喉が熱い。]
(113) wallace 2012/05/09(Wed) 22時頃
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ぐぇほっッ!
[おっさんくさい。 自分で突っ込みをいれつつも、 まだ冷たい布団をかぶって 目を閉じた。**]
(114) wallace 2012/05/09(Wed) 22時頃
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[こういう時に一番見たくないのが、嫌な夢だ。
でも、こういう時に見てしまうのも、嫌な夢だ。
「あの身体で早く走れるとでもおもってんのかなあ」
ほらきた。
「見てて恥ずかしくなってくるよねー」
「安井くんとよく一緒にいるけど何?」
「幼馴染ってきーた」
「幼馴染(笑) ゲーはずかしくないの」
「高校生にもなってって事?一緒にいるのがって事?」
「両方両方」「そりゃそうか(笑)」
「(笑)」「(笑)」「(笑)」
更衣室で話してないでよね聞かせるつもりアリアリなのまじうざい。誰と仲良かろうがいいじゃんやっかみこそはずかしくないの。
ああほら一緒にいた友達がひいてるし、ごめん私何もうまくいえない。このまま突入して何事もなかったように着替えるとかも出来るほど強くないし、ごめん、いいから先着替えてて、私もうちょっと時間つぶしてくる。ごめん。
でもなんで私が謝らなくちゃいけないの。
グラウンド傍のトイレは校舎内のトイレと比べてちょっとにおいがきつかったのを、よく覚えている。
もれてくるのは夕日。物悲しさを助長して、悔しいんだか悲しいんだか腹立たしいんだか、よく解らない涙がこぼれた。]
[過去にあった、色んなパターンを、走馬灯のように脳裏は数度繰り返す。
陰口や睨まれるのは日常茶飯時、片づけを押し付けられたりもあったし、 言い返して口論になりかけた時、ちょっと憧れてた先輩があいつらの味方についた事もあった。]
[カズマと幼馴染なのが悪いの?とも思い始めたのは結構すぐにだった。
中学の時からモテてはいたけど高校に入って更に助長した気がする。
小さい頃から一緒な身としてはカズマの格好良さは解らない、というより意識した事がない。
改めて言われると確かに顔は整っているし性格もとっつきやすいし、なるほどとは思うけど。今更そういう対象には見れない事はかわらなかったし向こうもそうだろうと思っているし。
むしろ幼馴染でなければ私が一番近付きたくないタイプなんじゃないだろうかとすら思う。 それなのに。
よく言えば人好きのする性格の幼馴染は、あの陸上部の三人組と笑って会話してたのも見たことある。
正直うざいというレベルではなくなってきた。何あいつらカズマと仲良くしたいだけなら私とばっちりじゃない?
とばっちりで文句言われなきゃいけないの?見た目の事まで?
正直ないわ。なさすぎる。
カズマもそんなやつらと楽しそうにしてないでよむかつく。
でも言わずに溜め込んでいたから、何も伝わるはずはないし、私の思っている事は理不尽も含まれてるのも解っていた。 自己嫌悪する。]
[いらついて、自己嫌悪して、でも何も言わずにまたいらつく。
たまりにたまった鬱憤は、簡単に爆発をしてしまって、あの時は盛大に迷惑をかけてしまった事は黒歴史である。]
|
―翌日 昼ごろ―
[熱が薬を飲んでも全然下がらない。 冷えぴたの強力な方をわざわざ買ったのに 既にぬるくなってしまっている。
風邪の引き始めは案外そんなもので 薬が効き始めるのは明日以降だろうと思う。 だからこそ、風邪を引いた初日は 個人的にはひとつのヤマ場ではないかと思っている。 最初にして最大の関門だ。]
(128) wallace 2012/05/10(Thu) 21時頃
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[熱にうなされていると自然と変な呻き声が出る。]
う゛−
あ゛ぁ゛…ッ げほぉッ ごぇっ
[熱も下がらなくて必死で目を閉じても眠れず 咳が次から次へと出てくる始末だ。 痰も絡んで、喉の中にべったりと粘着質な ものが付着している何ともいえない違和感が嫌だ。]
(129) wallace 2012/05/10(Thu) 21時頃
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|
も゛
む゛りでず
[ギブアップ宣言を一人ごちる。 だからよくなるのかと言われると、良くならない。]
(130) wallace 2012/05/10(Thu) 21時頃
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[諦めたように天井を見上げる。 動いていないはずなのに、世界が動いている。 脳味噌がぐらぐらと揺れている。 熱が高いとよくある症状だなぁ、と思いながら ぼぉんやりと焦点を合わせない視線。]
あ゛ー
ばぁ…
ぶー
[口からは特に意味のない呻きしか出てこない。]
(131) wallace 2012/05/10(Thu) 21時頃
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も、 ぼんど づ …ら
っつ――
げぇほっ! ぅぉえェッ。 ガっ、ゲッ
[詰まった痰を出そうと喉に力を込める。 ベッドの傍に置いてあるティッシュに手を伸ばし口にあてる。 ゲル状の痰を出せば色も見ないで包んで捨てる。 が、ごみ箱が遠くてベッドからやや身体がはみ出た。]
はーー…
[ベッドの端で貞子状態で項垂れる。 額に張った冷えぴたのはしっこが乾いて 少しだけ剥れ始めてきていた。]
(132) wallace 2012/05/10(Thu) 21時頃
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|
(りーな、大丈夫かな。 一馬も…、無理して学校行ってないかな。
ハナはそろそろ学校来れたかな。)
[ベッドから出たことで、寝汗を結構かいていた事が解る。 めんどっくさいけどここでパジャマを変えるのは得策だと 自分がよく解っている事なので、のったのたと着替え始める。 着ていたパジャマは床にそのまま脱ぎ捨てた。 下着までしんなりしている気がしたのでそれも変えた。
新しく着替えると、さらっとした繊維質を感じる。 べたつかなーい。]
(133) wallace 2012/05/10(Thu) 21時頃
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「えりあーっ。 お昼食べれるのぉー?」
[居間から母親の声が聞こえる。 正直食欲はない。けれど、食べないとやばい。 というのは解っている。薬も飲まないといけない。]
[脱ぎ散らかしたばかりのパジャマと下着を持って 居間へと向かう。床がひんやりと冷たい。]
(134) wallace 2012/05/10(Thu) 21時頃
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「おうどんにするけど食べれる?」
…ばんぶん なら
[多分。と曖昧な返事をしてから パジャマを洗濯機の横のカゴヘ投下する。 それから自分の席につけば、テレビでは お昼どきの番組が流れていた。
長期休みの時しか見れない番組。 こういう時に見れるのはちょっと得した気分。]
(135) wallace 2012/05/10(Thu) 21時頃
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[温かいうどんが出来上がれば箸で ゆっくりと口に運んで飲み込む。
やっぱり喉を通る際は違和感がまだあった。
ずずっ、と鼻を時折すすりながら 半玉のうどんの半分まで食べる頃には うどんはすっかりと伸びきってしまっていた。]
……
[ぶちん。ぼちゃん。 挟んでは落ちていくうどん。 つゆのなかで浮かぶ白い麺たちを悲しげに見下す。]
(136) wallace 2012/05/10(Thu) 21時頃
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ごちそ さま。
[結局、たいして食べれないまま食事を終える。 母親には「もういいの?」と案の定聞かれたが それは決まり文句みたいなものなので 返事を待たれることなく、水と薬が出てきた。]
[粉薬の中に、錠剤を一緒に入れて 水と一緒に飲み込む。 やっぱり 苦かった。]
(137) wallace 2012/05/10(Thu) 21時頃
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「買い物行くけど 食べたいものある?」
アロエヨーグルト…
「他には?」
…、杏仁豆腐
[白くて甘いもの気分だった。
それから、暫くお昼の番組をのんびり見る時間。 部屋に戻っても寝るしかないので、 異が落ち着くまでの間 居間で時間を潰した。
そういえば、誰かからメール来てないかな、と 携帯をぱかっと*開いた。*]
(138) wallace 2012/05/10(Thu) 21時頃
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[ぱかりと開くとメールが案の定着ていた。>>145>>146]
がずまだ。
[文面を目で追って、追って下まで見終える。]
…、… そっか。
[どちらかの風邪をもらうことはあっても 3人一緒で風邪は初めてかもしれない。
そして、一馬をお見舞いしたのも初めてのこと。 結構一緒にいてもこんなにはじめてが あるんだなと思うと、口元がにんまりした。
テレビを横目に、かちかち、と返事をする。]
(148) wallace 2012/05/10(Thu) 23時頃
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宛 先:安井 一馬 件 名:ふふふ
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おばさん、かずまが風邪ひいたら たまごがゆだが定番だって言って たんだよー
え ずるやすみずるい。
(149) wallace 2012/05/10(Thu) 23時頃
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そういえばはじめてだね。 貴重だけどもういいよ。 2人とも心配は大変。
はい。 頑張ってなおします。
熱下がらん!><
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(150) wallace 2012/05/10(Thu) 23時頃
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[そこまで打てば、 はーー、と溜息を吐いてから視線を上げた。]
結局、 心配かけたなー。
[ひっそりと囁く声だと喉を傷めずに喋れると 長年の経験から知っている。
ぱち、と一度携帯を閉じればまた自分の部屋へと**]
(151) wallace 2012/05/10(Thu) 23時頃
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[部屋に戻って、もう一度一馬からのメールを読み返す。
ついでにその前にきたメールとかも遡っていた。]
…、…。
[そういえば、かずちゃんから一馬に呼び方を変えたのは
いつからだったっけ、と
ぼんやりとした頭で 思い出してみたり。**]
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ぅ゛ぇほ。 ゲホッ!!
[部屋で携帯をベッドの上でいじっていると 咳が出て痰が絡む。 喉の奥がいがー、いがー、としてて不快だ。]
[風邪で学校を休むと暇な時間が急に出来るのに 漫画を一気に読み直したりとか そういった事ができないのがつらい。 考え事をしてもいいけど深くは考えきれない 熱にうなされた残念な頭。
なので、ぼぉー、っとするという事が多くなる。 とはいえ今は仮にもテスト前。]
(164) wallace 2012/05/11(Fri) 00時頃
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ばー…
[またわけのわからない呻き声を出しつつ 鞄の中から世界史の教科書を取り出す。 ベッドの上で仰向けで教科書を眺める。 眺める。 眺め、…
教科書を持ち上げている腕が痛くなって 寝返りを打ち横向きになる。
だが、これでも徐々に片腕だけ痛くなり 今度は反対側の横向きになる。]
いのんけんてぃうす
[間違った人名を唱える。 正しくは、インノケンティウスだ。 世界史はこれだから大変だ。]
(165) wallace 2012/05/11(Fri) 00時頃
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[オルゴールの音の着信音が鳴る。]
へんじ?
[教科書を置いてメールを開く。>>155]
わ。
え? くるの?
[跳ねた髪を手櫛でなおしながらメールを見てしまっていたり。**]
(166) wallace 2012/05/11(Fri) 00時頃
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