221 【突発】季節の雫【忙しい人のためのRP村】
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/04/18(Sat) 23時頃
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―回想・職員室前のこと―
[名前はわからないが、黒髪にヘッドフォンを首にかけた男の先輩。彼は揶揄うつもりだったのか、本気で忍者と思ったのか……いやどう考えても前者だろうけど。 そんな彼が去った後のこと。]
……ん?
[職員室の中の会話が、わずかに聞こえてしまった。 「試験の結果ですが」 「ええ、白国君と白夜さんですね」 「サポート役の子達がちゃんとやってくれているかな」 教師同士の会話の中で、試験で低い点数をとった……つまり、別棟行の人を知ってしまった。しかしそれよりも。『サポート役の子達』という言葉が引っかかって。
サポート役がいるのなら、早く言って欲しいものだが、そう公言出来る立場ではないのだろうな。一先ず]
白国先輩?って、俺しらねーけど その人はサポート役ではないんじゃねーかなぁ……。
[ただの男の勘。しかし、それが嫌に当たるのだ。 変な鋭さがこの少年にはあったのだった。]
(2) 2015/04/18(Sat) 23時頃
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―回想・職員室前盗み聞きの少し前>>1―
ニンジャ四天王。
[復唱して、そして出た名前は予想通りだった。]
残りの三人も見つけたらいいんすかね。 しかし我ら四天王の中でも三星は最弱……とか言う人がいたらこえーっすよ。
[あの三星先輩が最弱だったら残りはどんなニンジャだという話になる。ともあれ、百人斬りの状況を聞かれれば、一人っす、と苦笑した。]
へ?じゃあ先輩も切られてくれるんですね! やった!!
[そうしてLINEの登録をさせてもらい、桐谷圭一という名前も教えてもらった。]
俺は音上九零っす。圭一先輩、よろしく!
[いい人ばかりだ、本当にこの学園は。新しく連絡先が増えたスマホをなで、また!と圭一先輩を見送った*]
(5) 2015/04/18(Sat) 23時半頃
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from:sakura-sakura@――――
件名:ありがとうございます
―――――――――――――――――――――――
短文にて失礼します。
とても驚くけど、幸せなことでした。
また、お話聞いてください。
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[ちなみに帰りは、めっちゃ走った。 少年が天気予報なんて見ているわけがなかった。 傘も当然、ない。
帰りがけに悠々傘をさして歩く香菜を見かければ>>6]
こいつー!抜けがけしおってー!
[友達らしいフランクさで、そばを駆け抜けざま吠える。 今は歩調を合わせて一緒に帰ろうとは言えなかった。 自分が風邪をひいてしまうから。
そうして寮に戻ればシャワーと思ったが、 案の定、雨にふられた男子でごった返していたのだった*]
(7) 2015/04/18(Sat) 23時半頃
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―回想・職員室前>>9―
[不意に掛けられた声、 とても愛らしい女性に、どきっとしたが 視線は彼女が抱える小さな猫へうつり。]
……ぬれちゃってる。
[咄嗟に頭のタオルを外したが、一日少年の頭を覆っていた汚いだろうそれを彼女が受け取るかはわからない。]
サポート役が気にならないっつったら、嘘になるっす。 でも別にその人らが、悪いことしてるとは思いません。 あの……先輩、ですよね。 同室が誰なのかは、気になるんすけど いう気がないなら別に、俺も深くは聞きません。
[そう、そこまで深刻な色は浮かべずに告げ、少年の瞳は猫に釘付け。ちちち、と指先を左右に振ってみたりして。]
(13) 2015/04/19(Sun) 00時頃
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―回想・職員室前>>15>>16―
いきなり降ったっすもんね。
[男が頭に巻いていたタオルを気にせず受け取る女性に、少し笑みを浮かべて。雨音は強くなっていき、帰りは濡れ鼠を覚悟せざるを得なかった。 不思議な女性。ただ猫好きに悪い人はいないという言葉を少年は信じている。仔猫がタオルで拭われる様を見つつ]
そっすね、俺も頼まれたら断れなかった気がするから。 ただ、もし別棟関係の手伝い役がいなくなったら、別棟で補習受けてる人らもこっちでやるかもしれなくて。それは俺、嬉しいです。先生たちの独断で別棟に行かされるなんて、いやですもん。
[雪子先輩の名を出す女性――女性と相部屋なら、もうこの人が女性以外のなんだというのだ。雪子先輩が手伝い役と聞けば、そっすか。と短く答え、軽く頭を掻いて]
本末転倒?手伝い役も向こう、行くんですね。
(18) 2015/04/19(Sun) 00時半頃
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……あの、先輩の名前聞いていいですか? 俺、音上九零って言います。
雪子先輩には飯作ってもらったり、色々感謝してるんです。だから雪子先輩に会えない間は、せめて相部屋の先輩に……感謝するってのも変ですけど。 別に綺麗な人だから名前聞きたいとかじゃ、なくて。 ……猫好きな人に悪い人、いない、から。
[なんだか名前を聞くだけでえらい理由をつけてしまった。 だけどこうして声をかけてくれた人に、名乗らず名を聞かずというのも、なんだか寂しい気がしたのだ。]
(19) 2015/04/19(Sun) 00時半頃
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―回想・職員室前―
な、なるほど。職員室入れるんすね。
[どういう権限なのかはわからないが、彼女が入るといえば入るのだろう。少し先だが、それを拒む教師もいないようだった。]
雪子先輩は本当に優しいっす。 ええと、瑛智先輩。先輩は俺よりずっと雪子先輩のこと、知ってるんすよね。事情がわかったら教えて欲しいかも知れないです。 無理にとは言いませんし、勿論点数の話かもしれねっすけど。
[瑛智。少し珍しい名前だなとは思ったけれど、ただそれだけ。性別に関しては見たままの印象を疑うことはない。]
(34) 2015/04/19(Sun) 01時半頃
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そっす。先生たちが忙しいんなら、こっちで補習受けさせろって話です。だから、俺は雪子先輩とか、会ったことはないけど白国先輩とか、そんなすくない人数で過ごしてたらやっぱさみしいかなって。
[にゃあ。と鳴く猫に表情が綻ぶが]
い!?か、かか、かわいいとか 男に言うもんじゃありませんっっ!!
[思わず赤くなってぶんぶんと首を振るが、猫を頼まれれば、はいっ。と頷いてそっと手を差し出した。 そうして瑛智先輩が職員室に入るのを見送って]
(35) 2015/04/19(Sun) 01時半頃
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[瑛智先輩を待っている間、猫を抱いて喉を撫でる。]
おまえ、名前なんていうんだ? んー……答えねぇか。
[だよな。とふわりと笑って、 喉を鳴らす猫を優しく抱いたまま]
俺、家にも猫いるんだよ。 お前よりずっとでーっかい、パンダみたいなやつ。
[なんて猫に話しかけつつも、外の雨音に小さな胸騒ぎ。 別になにが起こるわけじゃないだろう。 ただ、雨音はどこか、不安を誘う奏でで**]
(36) 2015/04/19(Sun) 01時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/04/19(Sun) 01時半頃
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―朝―
[いつものように死にそうになりながら目覚ましを止め スマホを見ると圭一先輩からLINEが来ていた>>29]
ぷっ
[先輩も100人もいないらしい。そうだよなって笑う。 100人なんて志の問題で 本当は何人かだけ心を許せる人がいればいい。 ただそれすらもまだ。
昨日のことを思い出す。瑛智先輩と一緒に猫の仮設の小さな家を作ってやったんだ。>>57 しらたまという名前もその時に聞いた。ダンボールの中できょろきょろ見回すしらたまを、抱きかかえる瑛智先輩。 彼女は傘があるようだし、相合傘なんて勇気は出ないから、「それじゃ!」と一言置いて、寮へ駆け出したのだった。]
(62) 2015/04/19(Sun) 16時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 00時半頃
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―朝・寮を出ようとしたとき―
今日も一日がんばる、ぞ……!
[制服に着替え、頭にタオルを巻いて いざ出発―――しようとした。 けれど、なんだろう。 目眩のような立ち眩みのようなものに ふわ、と身体のコントロールが効かなくなって ずしゃっ、とその場に崩れ落ちた。]
(……いて、ぇ)
[身体が酷く重い。起き上がれない。 衝撃で頭がぐわんぐわんとかき混ぜられるようだ。
「音上?」
クラスメイトの声にわずかに視線だけを向ける。]
(100) 2015/04/20(Mon) 01時頃
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[クラスメイトは慌てて寮母さんを呼びに行った。 曰く、高い熱があるとのこと。 昨日の雨に降られて、シャワーまでだいぶ待たされた。 そのせいだろう。]
……や、だなぁ
[寮母さんに肩を借りて自室に戻る。 先生には連絡を入れておくからゆっくり休みなさいと。 そう告げられベッドに身を横たえた。
この部屋は。俺以外に誰もいない部屋。 静寂の中で、熱のせいなのか涙腺が緩んでしまう。]
なんで、 ?
[なんで、泣く? クラスの賑わいも、優しい先輩たちも 少年の中でかけがえのない存在になっていることは 心の中で燻る寂寥感が、教えてくれていた**]
(101) 2015/04/20(Mon) 01時頃
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―夕刻・寮自室―
[燻る体温。 うだるような感覚は昼下がりから少しだけ楽になった。
明るくなろうと思って、実家の洗面所でブリーチした髪。親父に苦笑混じりのゲンコツを一個もらっただけで済んだ。親も自分が明るくなろうとしている、そんな小さな努力を知っていたのかもしれない。 普段頭に巻いたタオルは、今はそんな茶色の髪が乱れた額に乗っかって。体温を奪っては、気化していく水分。 タオルを替えようと起き上がってスマホを見ると、LINEの通知があったのだった>>143]
……香菜が?
[圭一先輩の伝言に、瞬いて。 急いでスマホの画面に指を這わせる]
(146) 2015/04/20(Mon) 17時半頃
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[らいん>とーく>桐谷圭一]
『少し楽になりました。心配ありがとうございます!』
『見舞い歓迎ですって香菜に伝えられますか?』
『男子寮はまずいから、談話室います!』
[ハイハイハイと頭を振る鳥のスタンプ]
(147) 2015/04/20(Mon) 17時半頃
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[そんな折か、寮母さんが部屋の扉をノックする]
はい!
[少しだけ咳で掠れてはいたが、いつもと同じくらいの声量で返事出来たと思う。寮母さんは扉を開けると、体温計とビニール袋を持って、だいじょうぶ?と心配そうに笑んでくれた。]
あ、ありがとうございます。 これ……は?
[体温計を脇に挟みつつ、ビニール袋に小首を傾ぐと、利木伊さんからの差し入れだと伝えられた。]
へ?利木伊?
[意外な名前に驚く。隣の席のあいつが、殆ど言葉も交わしたことのない利木伊が、自分を気にかけてくれたなんて。]
優しいんだ……。
[でも隣の席とはいえ、全く興味のない相手にこんなことしてくれるだろうか。少し所在無げに視線を彷徨わせ、なんだかちょっとだけ勘違いしてしまいそうで、熱が上がるのを理性で押し込めた。]
(148) 2015/04/20(Mon) 17時半頃
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[ピピっと鳴る体温計が示す数字は微熱。これなら明日は学校に行けるだろう、でも油断しないように。と釘をさして、体温計を持って戻っていく寮母さんに改めて礼を告げた。
それから、汗を吸ったスウェットからジャージに着替え、ビニール袋をぶら下げて談話室へ向かおうと。 共用部の談話室へ向かうには、下駄箱のそばも通る。その時、ふと見えた明るい色の髪は、もしかして――>>139]
利木伊?
[自分への見舞いの品はこうして確かに受け取ったので、誰かに用事なら邪魔はしないでおこうと思ったが、せめて直接礼は告げたくて]
あの、えと。ありがとな。これ。――すげー嬉しい。
[ビニール袋に入った見舞いの品を示しては、少しだけ言いためらってから彼女に言葉を向ける。見舞いなんてされたことがないから、どう紡げばいいかわからない。だけど素直に、嬉しさを伝えた。へへ、と鼻をこすって]
バカは風邪ひかないって、迷信だったんだなー。
(149) 2015/04/20(Mon) 18時頃
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グレッグは、ケイイチ先輩は風邪ひくのかなーどうかなーとちらっと思いつつ。
2015/04/20(Mon) 18時頃
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 18時頃
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っていうかさ、あのな……
[自分は靴を脱いでいて、スリッパでぺたりとしている。 利木伊はちゃんと靴を履いているだろう、とは言え校則でヒールの高いものは禁止されているし、そういう靴に見えないから]
利木伊って、背高いな。
[座高だとそう思わなかったけれど、 10cmくらい違うんじゃないか、これは。]
俺がチビなのか!
[屈辱の161cm男子であった。*]
(150) 2015/04/20(Mon) 18時頃
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昨日、雨降ったろ? あれでシャワー行列できて、この有様よ……。 でも一日休めばこんな感じ!
[げんきげんき。と笑ってみせる。>>151]
落し物かぁ。本人に渡しにきたん? なんつーか利木伊ってさ。思ってたより、律儀なんだな。 ごめん、悪い言い方だけどあんまり周りに興味ないのかと思ってた。けどそれは誤解だったな。 俺のことまで心配してくれるし、すげーいいやつ。
[隣の席なのにこうして向かい合うのも、ちゃんと彼女の顔を真っ直ぐ見るのも初めてな気がする。そして向けられた笑みは柔らかで、つられるように表情が緩む]
―――本当、ありがと。
あのさ。 利木伊って下の名前、なんていうの?
[名簿では見たことがあるけれど、なんとなく、なんとなく。彼女自身から聞きたかったんだ。その名前。]
(157) 2015/04/20(Mon) 19時頃
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牛乳か!
[なるほど。背が高い人の言葉は説得力がある。]
40cm!?すげー! 俺も今から牛乳飲んだら40cm伸びるかな!
[人間って三年間でそんなに成長できるものなんだ、と素で感心している様子。]
俺と利木伊がこうして並ぶと、周りからどう見えるんだろ。 姉弟?
[なんて少し笑って。だけど―――]
(158) 2015/04/20(Mon) 19時半頃
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でも見た目なんて関係ないよな。俺がチビで童顔で、利木伊はちょいお姉さんぽいけどさ。同い年だもん。同じ年数生きて、同じテレビ見たり、同じ音楽聞いたり、同じ時を生きてんだもん。
予想だけど。利木伊って本当は不器用なんじゃね?
[いきなりこんなこというのはどうかと思わないでもない。ただ、ちょっとだけ近づいた距離が、そんな言葉を紡がせていた。]
俺たちの歳って器用・不器用はあるけど、本当は皆さ、周りと仲良くなりてーって気持ちは同じな気がしてさ。
……あ。なんかべらべら喋って、ごめん。
[少し申し訳ないように眉を下げて、失礼じゃなかったかと相手の表情を窺う。]
(159) 2015/04/20(Mon) 19時半頃
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へぇ。女子校って面倒なんだな。 でもさ、それでここに来ようって思ったの、えらいよ。 自分を変えたかったわけじゃん?
[に、と笑って、彼女が名乗ればそれを復唱する>>166]
美夏、か。……美夏っち?
[どう呼ぼうかな、と頭を掻いた]
2メートル……あ、それはでかすぎるわ。 はは、俺が2メートルあったら、それはそれで色々アイデンテテーみたいなやつが崩れそうだし。
[一緒に吹き出して、ひとしきり笑った]
(180) 2015/04/20(Mon) 21時半頃
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あのさ、俺もね。距離感とか、すげー苦手なんだ。 だから、逆に俺はこうやって手探りでも馴れ馴れしく接そうとしてるし、それが相手に失礼かもしれん、って色々考えてる。 一緒だな。不器用仲間。
[不器用な彼女。不器用な少年。 だから気づいていた。不意に九零という名前を呼んでくれたこと。>>176 少しだけ照れくさそうに視線を彷徨わせれば、ふと先日会った先輩の姿が目に映る>>175]
ん。もしかして待ち人かも。 ありがとうな、"美夏"。
[意識的なのがばればれな感じで、名前を呼んでくすぐったそうに微笑んで。]
水瀬先輩!ちっす! 先輩、もしかして落し物しました?
[美夏と水瀬先輩を交互に見て、もしそうならこいつが届けに、と伝えるつもりで。]
(181) 2015/04/20(Mon) 21時半頃
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覚えていますか。
かつんと響く、乾いた音。
真っ赤に染まった夕焼けの空。
大きく響く、数を数える音。
笑い声と、土埃の匂い。
覚えていますか。
一人二人と減っていく人影。
遠くから聞こえる、大きな時計の鐘。
かえるが鳴くからかーえろ。
知っていますか。
最後に残るのは、いつも僕。
残った缶を、蹴っ飛ばしても。
もう、鬼はいないのです。
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[水瀬先輩と美夏が目的の人物同士とわかれば 自分は談話室に行くと圭一先輩にも伝えているし そちらへ向かおう。]
じゃあ、俺は行きま……って、俺! 水瀬先輩に道案内のお礼してねえ! 今度、飯でもご一緒しましょう!
[昼ご飯の購買のパンくらいであればおごれるはず。 きっと!]
美夏はまた明日な!
[ぶんぶん、二人に手を振って、寮の談話室へと向かった*]
(182) 2015/04/20(Mon) 22時頃
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長く伸びた影が、闇に溶ける頃。
僕のお迎えは、やってきます。
共働きで、中流家庭の僕の家は。
父も母も、帰りが遅いのです。
僕はひとりが嫌いです。
だって、いつも一人になるんだもの。
置いていかれるのは嫌いです。
だって、いつも置いていかれるんだもの。
ある日僕は、君に言ったことがあります。
もう少し、一緒に遊ぼうって。
君は聞いてくれたでしょうか。
君は聞いてくれなかったでしょうか。
どちらにしても、やっぱり僕は一人になるのです。
当たり前です。
ずっと君はいてくれません。
ずっと友達はいてくれません。
いつか、自分の居場所に帰るのです。
どれだけ我儘を言ってみても。
どれだけ駄々をこねてみても。
君は知っているでしょうか。
僕がとても、寂しがりだという事を。
君は覚えているでしょうか。
僕がとても甘えんぼだという事を。
古くからの友達です。
きっと知ってはいるのでしょう。
覚えているかは、君次第だけれど。
覚えていますか。
かつんと響く、乾いた音。
真っ赤に染まった夕焼けの空。
大きく響く、数を数える音。
笑い声と、土埃の匂い。
覚えていますか。
一人二人と減っていく人影。
遠くから聞こえる、大きな時計の鐘。
かえるが鳴くからかーえろ。
今日も僕は一人になります。
お部屋に帰れば、誰もいません。
僕の心の中のおうちには、誰も帰ってはこないのですから。
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―寮・談話室―
[談話室に入って椅子に座り、ほどなくして、小さな足音。 なんだか危なっかしい声も少しだけ聞こえた>>188]
よっ。
[こんにちはとこんばんはの境界くらいの時間だろうか。 入ってきた香菜はお盆に何やら乗せている。>>189 自分は美夏からの差し入れのビニール袋を机に置いていた。]
見舞い来てくれるって圭一先輩づてに聞いたからさ 俺も、今ここ来たばっかだけど。 ありがとな!
[言っても、少年は然程病人っぽく見えないだろう。いつもの制服でなく、少しだぼっとしたジャージもまぁ普段着レベル。]
……それ、香菜の晩飯?
[机をあけようと、隣の椅子に美夏の差し入れの袋を置き、香菜には正面の椅子を勧める。]
(190) 2015/04/20(Mon) 22時半頃
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え、残念ってなんだよー! 元気はいいことじゃん?
[と口を尖らせながら香菜が置くお盆を見れば、 そこには美味しそうなお粥が!]
ま、待った!! ちょっと体調悪くなってきたかもー? あ、なんか熱が上がったかもー?
[わざとらしく言う。自分のために作ってくれたのだと思えば、やっぱり食べたいものだ。]
香菜さま!どうか頂かせて下さい!
[ぱん、と手を合わせて拝んだ。]
(192) 2015/04/20(Mon) 22時半頃
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グレッグは、ミームに話の続きを促した。
2015/04/20(Mon) 22時半頃
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[体調が悪かったら香菜の対応も変わったのだろうか?まさか口調が変わる……いやそんなことはないだろうけど]
やったー。感謝します!ありがとう!
[差し出されたお盆を少し引き寄せ、ふわふわと湯気ののぼるお粥に笑みが浮かぶ。 ……箸置き? そういえば紙で箸置きまで作るなんて丁寧な、と思ったのも一瞬。連絡のプリントと聞けば]
おいっ、香菜、おいっ そんな大事な紙をこんなに小さく折っちゃいけません!
[汚れた箸を置いたらアウトじゃないか、これ。 プリントを開けば、遠足の事項が書いてある。]
とりあえずいただきまーす!
[食事に手をつけつつ、プリントを眺めた。]
遠足かぁ。おやつは300円までって小学生だよな。
(197) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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