人狼議事


158 雪の夜に

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視点:


 "逃げろ"……ねぇ。

[ゆらと青鉄を細める。]

 どういう意味なんだか?


……それは、
言葉どうりの意味ではなくて?

でも、気狂いの戯言では、片付けられないわ。

[人狼という言葉の一瞬でもたらした静寂、
この町には確かにまだ残っているのだろう。
かつての、記憶が]


 あん? ……どういう意味だ?

[同席している船乗りや町娘は、昔話の存在程度にしか
 その存在を認めていない。
 ならば、いかにも妄言で片付けられるものではないか]


それは、

……この町には昔人狼がいて、
そしてその正体を暴く者がいたからよ。

それを知る者も、
大分老いたけれどまだ生きている。


 つまり、――野放しにはしておけない、って事か。

[暴く者が今も町に留まっているなら。
 否、叫んだ男こそがそうだという可能性も低くない。]

 厄介だな。

[町に入って早々、あんな風に騒がれては。
 まるで、今しがた寄港した船が人喰いの怪物を運んできた、
 そう取られてもおかしくない。
 口を封じても、封じなくても。]

[ただ、問題は]

 ヒトが腹空かしてる時に。


[船旅は飢えとの戦いだ。
 航海中に人を喰らえば逃げ場のない騒ぎになる。
 今回だって彼女の――僅かな、しかし肝心な助けがなければ
 この町までの海を越えては来られなかったと思う。

 それが、船に根を下ろす心算などさらさらない事の本音]

 着いてすぐは疑われるから、避けたい所だったが。



……、あの男を?

[問いかけは低く短い。
己の抱く懸念は無論、彼も考えたことだろう。
それでもそうするというのなら]

……私に何か、手伝えることは、ある?

[最初に告げたと同じ言葉を囁くだけだ]


 あぁ。

[低く短い懸念を吹き払うように、軽い首肯。]

 いや、今回は良い。上手くやるさ。


 ……俺の席からは、男の姿形は見えなかった。
 叫びを聞いた後で、見ようとして見た以外にはな。

[言い換えると、男が逃げろと叫んだ時点では、
 己の存在は知られていなかったのだと思われるのだ。

 ――ならば、男は何故人狼と言ったのか?

 それを考えている。]


[夜も更けに更け――
 しかし、白銀がぼんやりと僅かな光を浮かべる雪明り。
 青鉄の眼が、裏路地を彷徨う人間を捉える。]

 ……すぅ

[冷えて冴える空気を吸い込んだ。
 仕込みも何もない、]

[獲物に掛ける声もなく、その爪牙にかける。]

[すみやかに命を刈り取る襲撃を受けてなお、
 まともに物を見る余裕が、かの痩せた男にあればだが。

 最後にその目に映ったものは、
 砂金の毛皮に鮮紅の瞳の獣の姿だっただろう。]


……駄目ね、
私ではあの男の行方もわからない。

[人としても獣としても、
この身は酷く中途半端だ。
そして彼の言わんとすることに瞑目する。]

……そうね、
あの男がただの気狂いだとしても、
何を切欠にあんなことを言い始めたのか。


[目蓋を閉じても、伝わるような。
しんと冷えた夜の空気と、息遣い。
雪が導く無音の静寂]


……気をつけて。

[案じるは今現在ではない、その先だ*]


 気が触れてるんだとしても、だよ。
 普段からああいう事を言ってるんじゃなければ、
 あの男にとっては何かがあった、って事なんだよな。

[そして町人の反応から想像すると、
 恐らくあれは、男の常の言動ではない。]

 もし、俺に気付いてたんだったら、俺を指差すよな?

 例えば、単なる気の迷いじゃなかったとすると、
 誰かまでは解らないが、人狼がいる事だけが解ったのか。

 ……それとも、俺以外にも……とか?


[案じる声を受ける背は、どこかくすぐったい。]



 ……――っはあ

[さして鍛えた所のない痩せた獲物ではあったが、
 久々に得る、遠慮なく肉を食い裂き、本能を満たす行為が
 己の隅々に充足を与えてくる。

 うっとりと、喉を鳴らした**]


雑貨屋 ティモシーは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 09時頃


【人】 雑貨屋 ティモシー

― 雑貨屋 ―

[店から集会所に向かった時の時間はとうに鐘の音の聞こえない時だった。
 遅くなってしまったのは、聖鏡をつい思いついて研磨剤で磨いてしまったからであり、磨いたのは、それを教会に戻そうと考えたからである。

ともかくも、柔らかい布に包んだあと、箱に収め、雑嚢にいれて店を出た]

(31) 2013/12/22(Sun) 09時半頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

― 集会場 ―

[そこについた時は、酔って上機嫌になっているものも多く、
 雑貨屋という手前愛想悪くするわけにもいかない。

 自然と話すものも多く、船員にもそれなりに一年ぶりの常連もいた]

 ――・・・ほう、あの船はそんな都も回るようになったかい。

[耳にしたことしかない、美の都の名を聞いて、目を細めた。
 ひそかに雑貨屋の客がいない時間にイーゼルにぼそぼそと鉛筆画を描いていることはソフィアも知るだろう。
 それは雑誌や本でみた風景画の模写が多かったが、たまにソフィアや、どこか若い娘のものもある。
 年寄りになれば、恥ずかしがることもないが、人に見せびらかすようなこともしなかった]

(32) 2013/12/22(Sun) 09時半頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

[喪服の女がヒューとやりとりした時間はそれよりはずっと前だっただろう。
 ただ、船員から美の都からのやけに金持ちの女も乗っているときいて、世間話として、頷いておいた。

 人狼の話をきいたのは、宴が終わる前のこと。
 思わす、眉をしかめ、バッグをちらと眺めた*]

(33) 2013/12/22(Sun) 09時半頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

 誰がそんなことを言っていたのかわかるかね?

[それだけ尋ねるとサイモンだという。
 少し、引きこもりがちの、でも、嘘を吹聴してまわる男ではない。

 老人は、やや厳しい顔をする。

 ちなみに、ソフィアの姿はいつのまにかなかった。
 きっといろいろ話し込んでいるのをみて、先に帰ったのだろう。
 まぁ、おそらく、あの船乗りの男と一緒だろう。
 ホレーショーのことも、ソフィアが仲良くなってからは知っている。
 老人はそれを咎めることはとくにない。
 ソフィアが泣けば別だが]

(34) 2013/12/22(Sun) 13時頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

 とりあえず
 人狼などないとは思うが。

[それから、宴の後片付けは翌朝にとなり、場は解散となる。
 老人も素直に、帰途についた]

(35) 2013/12/22(Sun) 13時頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

― 雑貨屋 ―

 ソフィア、帰っているかい?

[孫娘は家にいただろうか。
 いないのならば、探しに出かけ、いるのであれば、そのまま家からは出ないように言った]

 サイモンという男が集会所で騒いでいたそうだね。
 人狼か。

 とにかく、お前は今晩、そして、明日の朝もひとりで家を出るのではないよ。

[夜は遅い、それから彼女からの話があれば、きいて、とにかく、はやくおやすみと、ホットミルクを飲ませるつもり。

 怖い夢などみないように*]

(36) 2013/12/22(Sun) 13時頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

― 翌朝・雑貨屋 ―

[朝から戸を叩く音がする。
 開けると、町長の使いだった]

 サイモンが殺された?
 人狼?

[使いは頷いた。裏通りに噛み殺されたサイモンの遺体があったという。
 老人は痛ましげに眉を寄せ、頭を自ら撫でてから、口を塞いだまま、使いにのちほど町長のところにいくと告げる。

 そのとき、孫娘はもう目を覚ましていただろうか]

 ソフィア、今から教会にいくよ。
 お前も来なさい。

[朝食をすませると支度をして、店の看板はクローズで出かけようとするだろう*]

(37) 2013/12/22(Sun) 14時頃


……あなた以外に、

まさか。

[届く声は彼一人、
それでも彼以外の人狼、
その言葉に蘇るのは、ありえぬ感傷だ。

小さなため息、そして]



[宴の場で異質であった、
あの怪我を負った青年を思う]


……ああ、でもそうね、あの子は何か、


[人狼という言葉へ見せたあの反応、
憶測は憶測に過ぎないけれど―――、

怯えや畏れのようなもの、
それが己自身に向いていることも、
あるいはありえるのかも、しれない]




けれど、
声は聞こえなかったわ。

[どこか寂しげにも、呟きは零れて]




――ねえ、


“それ”は、気持ちいいの?


[肉食獣が喉を鳴らすような、
甘くも聞こえるようなそんな呻きに、
女の囁きには薄い笑みのような気配がのった]


【人】 雑貨屋 ティモシー

― 教会へ向かう途中 ―

[裏通りのほうを人がすぎていく。
 野次馬もあるか。だが、もちろん、孫娘には見せたいものではない。
 もうこの町に人狼騒動など、起きないと思っていたのに。

 あの若い時の思い出がよみがえる。

 ジェリーの弟を人狼だと見抜いた司祭の横で、彼は呆然とするしかなかった]

 ソフィア
 ああ、何か獣が出たらしい。

 いいから、おいで。

[聖鏡を教会へ。
 まずはそれが仕事だと思われた]

(39) 2013/12/22(Sun) 15時頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

[教会に忙しく行こうとしたのは、孫娘に無残な遺体など見せないためだったが、そのせいで、少し早足になってしまったらしい。

 孫娘は誰かとぶつかりそうになり、はっとそちらを向く。

 そこにいるのは喪服のような服の女。
 一瞬眉を寄せた。]

(41) 2013/12/22(Sun) 15時半頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

 失礼、ご婦人。
 うちの孫娘がご無礼を。
 このようなところに朝からひとりでいると、あまりよくないでしょう。

 見れば、船旅の方のようだ。

 宿に帰るなり、されたほうがいい。

[帽子が影になってよく顔は見えない。
 ただ、ひどく、昔にみたで誰かを瞬間思い出し、瞬いたあと、そう告げて恭しく礼をする]

(42) 2013/12/22(Sun) 15時半頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

 宿はお近くではないのか。

[そのまま放って歩き出すのは簡単だったが、
 きっとそれをすぐにしなかったのは、

 女の声があまりにもジェリーに似ていたからだ]

(44) 2013/12/22(Sun) 16時頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

 船が出るのはだいぶ先ですな。
 そのほかは、
 
 この町は、美しいところですが、
 船が来るときにはいつもましろになってしまう。
 だけれども、その景色を楽しむ散策も普段なら勧めているのじゃが、

 いまはやはり、屋内で暖をとられたほうがいいでしょう。

[女をじっとみやり]

(45) 2013/12/22(Sun) 16時頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

 ――・・・・・・教会に今から参りますが、
 あすこなら、人もいるし、貴方も落ち着かれるかもしれませんね。

[婦人に、教会への道をさす]

(46) 2013/12/22(Sun) 16時頃

 そうだな、まさかだけど。
 ありえないと思える事だって、案外起きる。

[あの子、というのが何をどう指すのかは知れないが、
 言う通り、声は己と女のものしか聞こえて来ない。]

 耳が遠いのか、話す気がないのかは知らないけどな。

[事ここに至って話す気がないのだとしたら余程の世捨人か。]


 ……うん?

[気持ちいいのか、と問われた。
 食事に対してなかなか斬新な質問だ。]

 そりゃな。

 人間だって、好きな物食って腹一杯になれば気分良いだろ。
 それと同じじゃねぇのかな。

[飢えが満たされる事。
 狩りをする衝動が満たされる、事。]

 それ位ならあんたも解るだろ?

[それは己の生と性が充足する時間だ。]

 えーと、何っつったっけな。
 カタル……何とかって奴じゃないか?


ティモシーは、じゃ、ご一緒しましょうと婦人につげた。**

2013/12/22(Sun) 17時頃


雑貨屋 ティモシーは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 17時頃


カタルシス?

……ふふ、ごめんなさいね。
随分と気持ちよさそうに聞こえたものだから。
人を裂くのに、どんな快楽が伴うのかしら、って。

[肌をざわつかせるような、
甘く喉奥を疼かせるような
そんな感覚を、その声に覚えたのは確かだ。

――確かに己の中にも、
その血は流れていると理解する]


ありえないこと、
そうね、何かわかったら教えるわ。

[不確かな憶測と、
――人狼を暴く術と]

そういえば、
まだ、聞いていなかったわね。

あなたがどこから来て、どこへ行くのか。
……昔話は、寝物語の方がいいかしら?

[教会へいたる雪道、
眼下に静かな海を見やりながら囁きを]


 そうそれ。

[こんなやり取りでさえ――]

 ……どうだろうな。まぁ、気持ち良いけど。

 人間も野山に入って猟をするけど、
 あんたはそういうのもやった事なさそうだしなぁ。

[箱入りの、いかにも良い所のご婦人といった風情の女だ。

 今、囁き交わす声が少し浮き立っているようなのが、
 記憶と少しだけ違う。]

 ん、あぁ。気になるっつってたっけ。
 そんな大した話じゃねぇし―― っと。

[急に荷物を振られた旅人はそちらに意識を向けつつも]

 別に、いつでも良いぜ。


[そうして、旅人はぽつぽつと話し始めた。
 自分がどこから来たのか。]

 元は行商の……と言うか、
 それに扮した移動性の群れの生まれでな。

 うんと小さい頃は母体の事があるから、
 確か、少しの間は定住してたと思うけど。

 ほとんどずっと、今みたいな暮らしだったな。

[旅が塒とは、よく言ったものだろう。]


ティモシーは、ヒューの傷の原因は知らない。

2013/12/22(Sun) 20時頃


ティモシーは、>>57言われて海を眺め

2013/12/22(Sun) 20時半頃


【人】 雑貨屋 ティモシー

― 教会へ至る坂道 ―

[ましろが覆う教会への道を、滑らないように踏みしめて歩く。
 その時、ソフィアの様子はどうだっただろう。

 ただ、婦人が坂から船を見下ろし、述べた感想に頷いた]

 あの船がここから見える景色がこの町の本当の景色に思えます。
 一年に一度しかつかない船ですが、それほどまでに船を皆待ち遠しく思うのです。


[その船に乗って、兄もジェリーも行ってしまった。
 町を出ず、ただ、この町でゆるやかに生きてきたことに後悔はない]

 教会についたら、神父様にお茶をお願いしておきます。
 もし、よろしければ、わしの孫が話し相手にでもなりましょう。

[そして、進める歩み。
 ジェリーに似た声は、この年になると、痛みではなく、懐かしさだけが膨らみ、とても心地がよい]

(74) 2013/12/22(Sun) 20時半頃

雑貨屋 ティモシーは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 20時半頃


【人】 雑貨屋 ティモシー

 ――……ええ、ずっとここです。
 兄や、幾人かの知人は町を出てしまいましたが、自分は出ることはありませんでした。
 ずっと船を迎えてこの年ですよ。

 きっと、死ぬまでこの町を離れることはないでしょうな。

[出なかった理由はいくつかある。
 けれど、そのひとつが、ジェリーに言った言葉だ。

 ここが君の故郷だと、
 帰ってきたときに言ってあげたいと思って、毎年船を迎え、
 そして、とうの昔にあきらめたのだけれども。

 今度は、兄の娘がこの町にやってきて、兄の死とともに、今度は彼女を励ますことが仕事となった。
 それでも細かった命が途切れたとき、残されたソフィアはもう、自分の孫と同じ存在だったから]

(79) 2013/12/22(Sun) 21時半頃


……猟はしたことないけれど、
こう見えて、山歩きは得意だったわ。

[ほんの少しすねたように口にするのは、
まだ少女と呼べる年の頃の昔の話だ]

あら、そう?
いつでもいいなんて……、
少しくらい焦らしてくれても、いいのよ。

[そんな無邪気だった面影はもうない、
頼る者も無いまま、一人故郷を離れなければならなかった。

利用できるものは利用した、
結果、悪女と呼ばれたけれど、
後悔も懺悔もない、少しばかりの憐憫があるだけ]



群れというのは……、
家族のようなものかしらね。

[行商というのは理に適っている。
人を襲う以上ひとところに留まり続けるのは危険だ。
それはよく知っている、その結果を見たのだから]

――そう、
その口ぶりでは、故郷の記憶はないの?
ご両親とか、兄弟とか。

……会いたい誰か、とか。

[ぽつりぽつりと、途切れるような囁き]


[あの男が警告した人狼なる存在が己でない別人だとしたら。]


[己は同族喰いの嗜好を持たない。

 よって、妨害が入った際など、いくつかの例外はあるものの、
 極論、"喰おうとして喰えなかった奴"が、
 話しかけて来ない同族であるとは言える。]


【人】 雑貨屋 ティモシー

 私は神父に用事がありまして。
 ええ、返し物をするだけです。

[ジェリーに似た声が、やはりひどく懐かしい。
 彼女はこの町には戻ってこなかった。そう、あのとき、本当は自分も船に乗るべきだったのかもしれない。

 あとにも先にも船に乗るタイミングはあの一度だったのだろう]

 礼拝堂で、孫の相手をしてくださるのなら、助かります。
 私では、本当は女の子のことなど、よくはわからんのです。

[それは嘘ではない]

(84) 2013/12/22(Sun) 21時半頃

 へぇ? 意外だな。

[あるいは、例え良家の令嬢というやつであっても、
 誰しも幼い頃はお転婆な少女だったのかも知れない。]

 そうだな、人間で言う所の家族か、集落か。

 ……故郷の土地っていうのはなかったけど、
 小さい頃に住んでた所は、暖かかったな。
 多分、春だったんだと思う。

[両親、兄弟、その言葉に左手をポケットに突っ込む。]


 ――

[子供が少し口をとがらせたような、
 何故か決まり悪そうな小声が零れた。]

 ……狩りも出来ねー位よぼよぼの爺さんになったら、また来る。

 つった所なら、あるけど。


[拗ねたような口ぶりが、
かわいらしいと言ったら彼は不本意だろうから、
零れたのは小さな忍び笑いだけ]

そう、故郷の土地はなくても。

あなたには、
……ちゃんと帰る場所があるのね。


 ……多分、そういうんじゃねぇよ。

[人の間で人を喰い殺す狼が、
 そんなに長くを生きられるとも思っていないし、]

 そいつらの仲間になれる訳じゃないしな。

[きっとそれは叶える心算のない約束なのだ。]

 旅から旅への根無し草だよ、俺は。


【人】 雑貨屋 ティモシー

>>89

[この町を愛している、そんな言葉に苦笑いを零す]

 ――……この町を愛している。
 そうなんでしょうね。

[それは当たり前のことであるけれど]

 少し、違うかもしれません。
 そうですね。あの船をこの町が歓迎するのは、
 一年たっても、いえ、幾年たっても、

 この町は、変わらず、待っている、と、
 ただ、

 そんなところです。

(95) 2013/12/22(Sun) 22時半頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

>>91

 はい、これでも町の爺ですから。

[聖鏡のことを思い出して、小さくため息をつく]

 ええ、是非お願いいたします。
 この子は物心着く前に母親たる人をなくしてしまいましてな。

[赤ん坊の面倒を、いきなり年配の男がみることになったのだ。
 その苦労は定かではない。
 と、いっても、もう、若いものは知らぬ事実だ]

 でも、もう、いまは、立派な乙女のようで。
 の?

[ホレーショーとの仲は多分、そのような仲なのだろうと老人は、思っていたが、実際は、よくわかっていない]

(97) 2013/12/22(Sun) 22時半頃

ティモシーは、この時ばかりはソフィアをちらと眺め、目を細めた。

2013/12/22(Sun) 22時半頃


いいじゃないの。

いつか帰るかもしれない、
そんな場所があると思うくらいは、きっと

……生きる理由に、なるでしょう?

[それは酷く人間らしい思考だと己自身そう思った]


【人】 雑貨屋 ティモシー

>>102

[婦人の様子がやや、変わったので、首をゆるく傾げる]

 優しいだけだと言われました。

[ジェリーが行ってのち、もちろん、縁談の話がなかったわけではない。ただ、付き合ってみても、面白みのない彼は、若い頃はてんで、だったというだけだ]

(105) 2013/12/22(Sun) 23時頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

>>103

 ええ、わしにはもう、この孫娘しかおりませんですがの。

[雑貨屋の店の中、泣き声はいつも背中の上に。
 それから大きくなって、大変だとわかると、自然に家事をこなすようになった孫娘。

 そう、感謝している。彼女がいなければ、老人の人生は本当に寂しいものだっただろう]

 じゃ、わしは神父様のところに行ってくるよ。
 ああ、ご婦人、失礼しました。

 ティモシーと申します。こちらはソフィア。
 貴女のお名前は?

[そして、名を尋ねた**]

(108) 2013/12/22(Sun) 23時頃

雑貨屋 ティモシーは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 23時半頃


ティモシーは、パピヨンの名のりをきけたかどうか。ともかく神父の部屋へ。

2013/12/23(Mon) 00時頃


 生きるのに理由が必要か?

[解らない、と言いたげに声は囁いた。]

 ……しかもそれだと、まるであんたの方が、
 帰る場所がないみたいに聞こえるぜ。

[都の方で、絵なんかを売り買いする商売だと聞いていた。
 そちらは帰るべき場所ではないのだろうか。]


【人】 雑貨屋 ティモシー

― 教会・神父の部屋 ―

[婦人とソフィアは礼拝堂に向かっただろう。
 老人は、神父に会いにいく。

 いつのまにかこの何十年かで、司祭ではなく、神父とみなこの教会の主を言うようになった。
 もちろん、老人が過去、ジェリーの弟を告発した時の者と同じではなく、だから、老人よりも神父はずうっと若かった]

 ――…その昔、人狼がこの町に入り込んだことがあります。
 その時、司祭様が使った聖鏡です。

[老人は鏡を神父の部屋のテーブルに置く]

 昔、司祭が使っていたように、我が孫を今朝映してみました。
 もう古い記憶ですが、人狼であれば、魔物であれば、その鏡は姿を映しません。
 ソフィアはそのまま、映りました。
 その鏡によれば、彼女は人狼ではありません。

[神父は神妙な面持ちになる。
 そして、過去の司祭の記録、日記を取り出し、老人と一緒に照会をはじめるだろう]

(125) 2013/12/23(Mon) 00時半頃

ティモシーは、>>122の問いにはソフィアの手前、答えることはなく

2013/12/23(Mon) 00時半頃


【人】 雑貨屋 ティモシー

>>124

[ローズという名前に、微かに笑む。
 声が似ていて、名前も似ている。
 老人は幸せな気持ちになった]

 ああ、貴女がかの美の都からのご婦人ですか。
 マダム・ローズ。

[美術という言葉にも反応を示す]

 雑貨屋をやっておりますが、
 きっと貴女の扱う美術品は、桁違いなのでしょうな。

[そこには至極残念そうに、
 そして神父の部屋に向かったのだった]

(127) 2013/12/23(Mon) 00時半頃

【人】 雑貨屋 ティモシー


[その少し、幸せそうな老人をソフィアをどう見ていただろう。
 もし、そのことを尋ねられたのならば、
 そっと、耳元に囁くのは、



 このご婦人はかつての初恋の人に似ているのだと、
 老人は、孫娘に柔和な笑顔を見せることだろう]

(128) 2013/12/23(Mon) 00時半頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

― 教会・神父の部屋 ―
>>125

[そのかつての記録を記した司祭の日記を神父と目を通したあと、
 老人は、新たな事実を聞かされる。

 それは、鏡が人狼を区別していたのではない。
 その時の若者、つまりはティモシー自身にそういった能力が潜んでいたということ。
 もちろん、聖鏡はその大切な道具となる、ということ]

 ――……なんと

[神父と老人は目を合わせて、老人は、やや動揺して頭を掻いた。
 ただ、そのあと、老人、ティモシーにその能力があるのであれば、その孫娘も聖鏡により見分けをつかせる能力があるかもしれないと、神父が述べたとき、
 老人は、ああ、とやや項垂れて、神父様には話しておくべきでしょう、と、ソフィアが本当は実の孫ではないことを伝えることとなった]

(130) 2013/12/23(Mon) 01時頃

[単純な答えは予期されたもの、
けれどそれは、今は好ましいものだ]

……そうね、

[そしてゆるやかな肯定]

優しい人を大事にしなかったから、
きっと罰があたったのね。

[珍しく自嘲のようなものが溢れて]


つまらないことを聞かせたわね、

ごめんなさい。


【人】 雑貨屋 ティモシー

 ですが、本当に知りませんでした。
 自分にそのような能力があったとは。

 司祭様はいつ見抜かれていたのでしょうか。

[ティモシーはそう頭を傾げるが、もう、司祭は生きてはいない。
 聖鏡を携え、かつてのティモシー青年と町を探索した司祭ブルーノは、やはり只者ではなかったのだろう、ということしかわからない]

 そして、でも、今また人狼が現れたというのであれば、
 それは自分の仕事がまだあるということですな。

[サイモンのこと、神父が知らぬわけはなく、
 人狼がまた現れたという事実はもう、確定に近いもののようだ]

 はい、気をつけます。
 また、人狼探しをする羽目になるとは思いませんでした。

[老人は厳しい顔で神父に頷き、
 話終えると、礼拝堂のほうへ戻っていく*]

(133) 2013/12/23(Mon) 01時頃

雑貨屋 ティモシーは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 01時頃


 ……ふうん。

[返す相槌は、少し気のないものになった。
 人間にとっての、その罰が当たる、という感覚も、
 あまり実感が伴わない、知識の上の言葉だ。]

[ただ、血が薄れて人間になってしまったのに、
 こうして声だけがする女の性質は、やはり、
 己の目からは中途半端なものに思えて――
 生きにくいだろうな、と思ってしまう。]


……こういう時に、
慰めの言葉のひとつでもさらりと言えると、
もてるのよ?

[返る相槌にそんなことを言ったのは、
あまり引きずりたくない感情だったせいだ]

それに私の話より、
あなたのこと、でしょう?

[そんな一言も添えて*]


 そりゃぁ、失礼?

[冗談めかして言われる"もてる"との弁も、
 女と己では意味合いが変わってしまうのだが。

 とは言え、そうした文句が使える価値はあるだろうから、
 次からは何か考えておこう、と思う程度]

 つっても、あぁ……どこまで話したっけ。
 ほとんど話は終わったみたいなもんだしなぁ。

[生まれた群れについて。
 そして、いつか再び訪れるかも知れない先について。]

 別に、先なんて決まってないしな。
 どこまでだって行くし――どこに着く事もない。

[終着がある旅ではない。狩り場を求めて流れるだけだ。]


 ……意外と、人狼の仕業ってのは信憑性ないみたいだな。
 この分なら俺、必要な食事の分だけで良いのかね。

[他の獣が血の匂いに誘われなければだが。]

 お上が人狼の仕業って言ったらまた変わるだろうけどな。
 あの男の言う事を本気にしそうな人間、他にいるかな……


雑貨屋 ティモシーは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 23時頃


【人】 雑貨屋 ティモシー

― 礼拝堂 ―

[礼拝堂にもどる時、そういえばお茶のことを忘れていたと思い出し、彼女らのために教会の給湯所でレモンを拝借し、蜜と一緒に湯を注いだものをマグに用意して運んだ]

 お待たせしました。
 あたたかい飲み物をどうぞ。

[腰掛けて話す貴婦人と孫娘におなじくカップを差し出す]

(200) 2013/12/23(Mon) 23時頃

……私の弟はね、
この町の教会の司祭様に、
正体を暴かれたのよ。

[ぽつりと零して]

……知らせは聞いた?
しばらくはこの町を離れるのは難しそうね。


【人】 雑貨屋 ティモシー

 お話は弾みましたかな.
 申し遅れましたが、この町で雑貨屋をしております。

 マダムは、宿までお送りしましょう。

[教会を去る時、そう申し出るが、パピヨンとソフィアは同返事をしただろうか]

(205) 2013/12/23(Mon) 23時頃

 あぁ、こっちも聞いた。

[予想の範囲内ではあるので、そちらは殊更驚かないが。]

 そっか。

 そんな事があっても、この町に来るんだな。

[彼女にとっては予定外の寄港だったのかも知れない、が、
 その事は己には解らない。

 何の為にか。
 例えば故郷は、ただ故郷というだけで訪れる価値があるのか。
 あるいは――生きる意味に関わるのか。]


【人】 雑貨屋 ティモシー

― 海に面した坂道 ―

[降りる景色は老人にはもう、見慣れすぎているものだ。
 だが、幾度見ても美しい海の果て。

 海に出る理由ができたのはあの一回だけ。
 それを逃してしまって、もう、老人にはそれを眺める側となり、町も彼を離す理由がなかった]

 おや

[朝凪亭の前に止まれば、ここが止まり宿かと思う。
 ダーラと朝凪亭も上得意であるのは間違いない]

(213) 2013/12/23(Mon) 23時半頃

ティモシーは、懐には聖鏡を忍ばせている。

2013/12/23(Mon) 23時半頃


……この町に来たのは、ただの偶然だわ。
乗るはずだった船に事故があっただけ。

あなたはでも、
私があの船に乗っていて有難かったでしょう?
メイドの客室もあけてあげたのだし。


 まあな。

[メイド用とは言え良い部屋だった。
 あんまり良い部屋過ぎて居慣れなかった結果、
 ほっつき歩いてホレーショーのような
 船乗りの知己が出来た訳だけれど、そこはそれだ。

 寝心地は良かったです。]


雑貨屋 ティモシーは、メモを貼った。

2013/12/24(Tue) 00時頃


【人】 雑貨屋 ティモシー

>>219>>222

[ハナという少女も見かけたことはある。
 彼女ラの話す言葉を黙ってきき、

 ただ、パピヨンがこちらを向いた時、

 煽られた帽子。
 その帽子の奥に見えた眸の色、そして、瞬間見えた顔。

 思わず、こちらも目を見開く]

(224) 2013/12/24(Tue) 00時頃

【人】 雑貨屋 ティモシー



[海とも空と違う、ジェリーの眸の色がそこにあった。
 まくろな髪が続いて海風に凪ぐ。



 老人は、口を半開きに彼女が帽子を追いかける様子を見つめ、
 そのあと、微かに笑む]

(225) 2013/12/24(Tue) 00時頃

【人】 雑貨屋 ティモシー

[間違いない。ローズという名前。
 似た声、そして、ジェリーの眸の色。
 あの頃と変わらぬ黒髪。


 ああ、ジェリーもどこかの町で、誰かに愛され、
 そして、子を宿したのだ。



 その美しい貴婦人に、次には眉を垂らして]

 大丈夫ですか?
 ここは風がつよいですから。

[彼女はこの町を出て幸せになったのだろうと、思えば、
 それは酷く嬉しく、そして酷く寂しかったが]

(229) 2013/12/24(Tue) 00時頃

ティモシーは、赤いフードの男に会釈をして

2013/12/24(Tue) 00時頃


【人】 雑貨屋 ティモシー

>>228

 了解しました。マダム
 いえ、美しい方。

[ジェリーの娘であろうパピヨンに、また恭しく礼をして、
 踵を返す。

 このままだと、きっと彼女にその母のことを聞きたくなってしまうだろう。
 だが、この町を出て、彼女が幸せになった軌跡をきいてどうなるというのか。



 ひとつだけ、確かなことは、
 もう、彼女はここには帰ってこなかったということだけだ。]

(231) 2013/12/24(Tue) 00時頃

 ……――どうした?


【人】 雑貨屋 ティモシー



 では、お気をつけて


[そして、老人は、自身の店のほうへと帰っていく**]

(234) 2013/12/24(Tue) 00時半頃



……昔の知り合いに会っただけよ。
でも、私がわからなかったみたい。


私は人狼ではないから、
あの子の身代わりにもなれなかったのに。

こんなことで、
人間でもないなんて思い知らされるなんて、
………馬鹿ね。

[震えるような声音の囁き]


 へぇ。あの爺さんが。

[己の事を、子か孫のような歳と言う位だから、
 確かに、老人と知り合いであっても不思議はない。]

[そして人狼は、]

 ――それは、本当に解らなかったのか?

[あくまで人狼。]

 見えない所で密告する可能性があるんじゃないのか。




嘘をつけるような人じゃ、ないの。
それに、私は……別にいいのよ。

ただ、あなたの無事は祈っているわ。


 ……。

 なら、良いけどな。

 気をつけな。


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