78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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狼
墓
少
霊
全
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[――それ>>4>>5と、同じくして]
(8) 2012/01/29(Sun) 00時半頃
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[ パ ァ ン! ]
(9) 2012/01/29(Sun) 00時半頃
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今度こそ。 お前達(すべて)に安ら静謐なる死を―――
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[そして、星命流動《ティケイ・ストーム》の要所>>0:206に鎮座していた 氷塊は、金の焔と共に爆ぜる。]
[それは、北極星《シメオン》墜ちる金色の光にも似た金。]
(14) 2012/01/29(Sun) 01時頃
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『我は世界に真なる宙《そら》を齎す者―――』
[うつむいた少女の、鏡のような床に映る顔だけが、口元が笑みに歪む。
少女の顔は、哀しげなままだというのに]
『あは、あはははははははっ
…運命は変わらない。
ラヴァ、いくら貴方が望んでも、貴方が拒否した仕事《終焉》は我《貴方》が遂行する。
運命は、変えられない―――その体、貰う』
[けたたましく笑う声に、少女は、ラディス、とつぶやいてぽたりと涙をこぼした。]
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― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―
[氷塊が金の焔と共に爆ぜる。 強い風と共に広がったそれは、周囲の者たちを気にかけなどしない。 巻き込まれてしまった不運な者>>30もいたかもしれない。]
[土煙と金火の粉が舞う中心、つまりは、不敵な笑み>>37が 向けられた先。 そこに佇む影は――]
(49) 2012/01/29(Sun) 01時頃
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―――― は?
[訳がわからない、といったように呆然としていた。]
……は?
[疑問符を重ねる。]
……どこ、ここ。 ……何処よここ。
(50) 2012/01/29(Sun) 01時頃
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――…って、ちょ! 熱ぅ!? ……熱っ!
[《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》と伝えられていた娘は、 火の粉が頬に触れて熱がっていた。]
な……んなのよ、もう。なんなのよもう。 って… うわ。何コレ……
[辺りの植物が燃えていたり、怪我人らしき者たちが周りに いたり……何か、ちょっとした事故現場のようだった。 口許に手を当てる。少し考えた後、]
……ちょっと、ちょっと整理させてもらいたいのだけど。 ここ、新川県の御嶽市内であってるのかしら。
[この世界にはあり得ない地名を告げた。]
(69) 2012/01/29(Sun) 01時半頃
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――― は? ……え?
[どうやら自分に向けられているらしい言葉>>57に、再度の疑問。]
……セイクリッド…なに? なんて? 私は、帝舎 斉花(ていしゃ せいか)――ですけど。
……、……
――あ、高校三年生です。
[その反応はまさに、『ごく普通の少女の様』だった。]
(71) 2012/01/29(Sun) 01時半頃
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[《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》の伝説>>0:2―― 長い時を経て語られる内に、元の形を失っていて もはや元となる逸話を辿るのも難しいと言われるが、 細分化されたどの話にも共通する点が、ひとつ。]
[『かつて世界の危機に於いて、突如として現れ、』 ――つまり、その出自については『不明』とされていた。]
(78) 2012/01/29(Sun) 01時半頃
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『さあ、終末《ハルマゲドン》を始めようか―――』
[それは隕石がヒトガタに変じる少し前。
どこからか顕在した7つの災いの匣が、少女の周囲をくるくると周回する。
その中の一つ―――第三の匣《BOX》は、隕石《ニガヨモギ》を鍵として開放されるものだった。]
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[どうやら男二人は年下らしかった。>>77>>85 告げられた地名に、]
イェル=ゥラ……いぇるぅら、自治区。 何その言い難い名前。
[眉を寄せる。二人を見る目付きは険しかった。]
……、……
[どちらにせよ、自分の望む答えは返ってこなかった。 年上らしい女性からも、同様。>>83]
………、
(106) 2012/01/29(Sun) 02時頃
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――失礼します ッ。
[その場の面々に背を向けて走り出した。 まるで、不審者たちに遭遇した女子高生の反応である。]
[ちなみに、あまり早くなかった。]
(107) 2012/01/29(Sun) 02時頃
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始まったか、終末《ハルマゲドン》が、安ら静謐なる死の宴が――――
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[逃げる『勇者』の足は、ヒールを履いた女性にたやすく 追い抜かれるほどに遅い。 しかも――]
…っは、 ゼイ、 は ぁっ…
[三分ほど全力で駆けた頃には息を切らしていた。 ようやく広い公園から抜けることだけできたが。]
なん…なの。なんなのよ……
[そもそも、なぜ自分は見知らぬ場所にいるのか。記憶を辿る――]
(143) 2012/01/29(Sun) 02時半頃
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――――痛 っ、
[頭蓋の奥が、灼けるように痛んだ。 忘れている、ではなく 記憶がない、のでもなく まるで――何か、封をされているかのような。 思い出す事を、『許されていない』――そんな痛み。]
[勇者の制限-リミテッド・ブレイブ-……封印は、未だ解けず。]
[目覚めただけの、「ただの女子高生」は、道端にへたりと崩れた。]
(145) 2012/01/29(Sun) 02時半頃
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……第三の匣《BOX》を貫いたな?
この私が、終末《ハルマゲドン》へ導くその匣の解放に気付かぬ訳がないだろう。
それはどちらかと言えば、私の"領分"だ。
[聖苑の中、空高く浮かぶ紅い月を見上げ、語り掛ける。
今はまだ、その声が彼女に届くことは無いだろう。
だから、その言葉に特に意味は無かった]
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[そんな彼女の元に、腐った人間>>140の足音が迫るのはすぐだった。]
……は? え?
[本日何度目だろう。呆然とした声を漏らす。 目の前の現実に、理解が追いつかない。]
(146) 2012/01/29(Sun) 02時半頃
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[未だ同じく禍を成す者の声は聞こえない。
遠く―――遠くその存在を感じるのみ]
『創造主《おとうさま》。
貴方の望み通り我は世界を破壊する。
世界の一部たる貴方もまた―――破壊せねばなるまい?』
[いまはまだ表にでる時ではない。ただそう、囁く思念は、破壊を望む者には感じ取れたかもしれない]
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……あの。 イェル=ゥラ自治区、だったかしら。
[視線は、異形に向けられたまま。 追いかけてきたらしい少年>>153に尋ねる。]
……もしかして、テーマパークか何かなの?
(158) 2012/01/29(Sun) 02時半頃
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太陽《サイモン》の末裔がこんな形で妾の手元に転がりこんでくるとはな……
妾の費やした『運』、強ち悪い選択ではございませぬでしたわね……
[ドロシーは不敵な笑みを浮かべ、飛雲とセレストを追いかけている]
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さっきから。 全然…ぜんっぜん、思う通りの答えが返ってこないんだけど。
[聞いた地名も違えば、テーマパークでもないらしい。>>162]
じゃあ、夢――でもないのよね。さっき、火、熱かったし。
[自分でも意外だが、状況が分からないなりに冷静でいられた。 まるで――危機に直面する事が初めてではないかのように。 息は未だ整っていないが、身体に鞭打って立ち上がる。]
……逃げる。逃げよう。アテは?
[知らない土地だ。任せるしかない。]
(173) 2012/01/29(Sun) 03時頃
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[先ほどリョウと名乗っていた(一応聞き届けていた)少年が 後から息を切らしながら追いついてきた。>>174]
……仮面の人って、
[先ほどの女性だろうか。 最も不審者然としてたので、信じるのもどうかと思ったが、]
どうするの?
[こーちゃん、と呼ばれた少年に尋ねる。 ゾンビへの警戒は解かぬまま。]
(175) 2012/01/29(Sun) 03時頃
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星命《テュケー》を断たれ、星が餓えている。
腐りきった人間……。
まるでこの世界の象徴の様ではないか。
だからこそ、世界に再生を齎さなければならない。
零《カオス》に還した世界から、新たな華を咲かせる為に。
全ては、終末《ハルマゲドン》から繋がる黎明(はな)の為に。
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……想像力豊かね。豊かだわ。 もしかして授業中、教室にテロリストが入ってきた時の撃退法とか 考えちゃってるタイプかしら。 後で恥ずかしくなるからやめた方が良いよ。 私は四年前でそういうの卒業した。
[別の世界と言われ>>176、眉根を寄せる。 四年……体感だ。 もしそうなら、自分は「この世界」の記憶が無い。]
……否定する理由が思いつかない自分の想像力の無さが厭ね。
[そこからは、落ち着ける所に行ってからというのに同意した。]
(189) 2012/01/29(Sun) 03時半頃
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……入ってこない、わね。入ってこない。 実証、と言うにはサンプル数が心許ないけれど。
[しかし、彼らの言うとおり、このまま敷地の外に出るよりは 中にいた方が安心できるように思える。]
……わかった、戻りましょう。 せいえん…? 聖苑、って公園みたいなもので良いのかしら、ここ。
(190) 2012/01/29(Sun) 03時半頃
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……そうかも。そうなのかもしれないわね。
[用心は必要。備えあれば憂いなし。 よほど仲が良いのだろうか、それぞれの口から出た言葉には、 この状況だと頷ける部分もあった。 ――この二人も、比較的落ち着いているように見える。 普段の妄想の賜物なのだろうか。 こういう有事の際には彼らみたいなタイプが強いのかもしれない。 ……と、思うと何か残念な気持ちにならざるを得ないが。]
(201) 2012/01/29(Sun) 04時頃
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――……?
[痺れ>>196>>198は、セイカの側には伝わらなかったようだ。 二人の様子に小首を傾げている。]
行きましょう。話さなきゃ……話して、整理したいの。 そう、それ。《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》……だったかしら? 一体何なの、それ。 あの仮面の人も言ってたから、貴方達の妄想でもなさそうだし。 ……そもそも、あの人もやっぱり変。変だわ。 なんで、ここが安全だって知ってるのよ。 後は、これからどうするかも考えなきゃ。
[聖苑の中央に向かいながら、「議題」を並べる。 「ごく普通の女子高生」帝舎斉花は、《聖火の勇者》に似合わず、 いわゆる、クールな委員長タイプの少女だった。]
(202) 2012/01/29(Sun) 04時頃
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あと……どう言う訳か眼鏡も無くて、良く見えないんだけど、
[空を見上げる。言葉の通りあまり眼が良くないのか、 目を凝らす様は半ば睨み付けているかのよう。]
……私の知ってる月は、ああいう形じゃなかったわね。違った。 これ関しては、是非とも認識がずれてていて欲しいとこだわ。
[見上げる虚空(そら)には砕けた紅い月が輝いている。 どういう訳か、心がざわついた。]
[かつての敵>>171の気配を感じての物とは未だ知らず――**]
(203) 2012/01/29(Sun) 04時頃
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レティーシャは、キリシマに話の続きを促した。
2012/01/29(Sun) 04時頃
レティーシャは、ヴェスパタインに話の続きを促した。
2012/01/29(Sun) 04時頃
レティーシャは、二人と言葉を交わしながら聖苑の中央へ――**
2012/01/29(Sun) 04時頃
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― イェル=ゥラ自治区 / 『英雄の聖苑』 ―
レジスタンス…レジスタンス『雫ノ華』、ね。 やっぱり、聞き覚えは無い。無いわ。 それだけならあなた達の妄想って線を先に疑うのだけど……
[ゾンビ。砕けた月。それらは目の当たりにしている現実で。]
更に。更に言えば……その自販機も。
[あまり良くない眼で、睨むように自動販売機を観察した。]
――どれも知らないパッケージね。メーカーも。 ご当地飲料……って感じもしないし。
……悪いけど、本当に悪いんだけど。おごってくれるかしら。 ケータイも財布も無いのよ。
[あったとして、使えたとも最早思えないのだが。 弾かれた硬貨>>210を確かめる気にもなれない。]
(225) 2012/01/29(Sun) 13時半頃
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――……、
[『振ってぷるるんゼリー(くらげ味)』とラベルされた缶を 時折口に運びながら、《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》の伝説が 呟かれる>>211のを聞いていた。]
それ。 こっちの――『この世界』の人たちは、みんな知ってるの? わからない……ますますわからないわね。 どうして私がその『勇者』とやらなのか。
[仮面の女―― 『雫ノ華』の頭領は、確かに自分を見て『勇者』と言った。>>37]
自慢じゃないけど。自慢にもならないけど。 体育はサボりなしで評価2よ。
[そういう問題でも無いのかも知れないが、やはり実感は持てない。]
(226) 2012/01/29(Sun) 13時半頃
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武器……武器ね。 公園にショットガンやロケットランチャーが落ちてるとも思えないけど、 棒切れだけでも持っておく方がマシかしらね。
[言いながら、まるで持った剣でも振るかのように、 一度だけ腕を翻す。 何気なくしたその動作だけは、妙に身体に馴染む気がした。]
[されど、今、《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》の手に剣は無い。]
[金炎爆ぜる幻想ノ刃《パンタシア》―― かつての『相棒』の行方も今は知れず。]
(227) 2012/01/29(Sun) 13時半頃
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[白コートにどうも焦げたような緑マフラーといった妙な 出で立ちの割に、小銭入れだけはおしゃれだった。>>229 良平からもらった小銭は、妙なジュース>>226に変わる。]
――……味がしない。味がしないわ。
[好奇心に負けてつい選んでしまった飲料はハズレだったようだ。]
空に星……そっちは私、見てないのだけれど。 要するに、こっちの世界の常識に照らし合わせても、異常事態なのね?
[確認するように呟き、少しだけ俯き気味に、]
ねえ、もしも。もしもよ。 私が本当にその勇者だか何だかだったとして。
(233) 2012/01/29(Sun) 14時頃
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――……私が、これ、何とかしなきゃいけないのかしらね?
[尋ねる声には、不安が滲んでいた。]
……って言っても。言ってもね。 何とかできる気なんて全くしないんだけど。 それ以前に、元いた場所に帰りたいし。
[不安を振り払うように、首を振った。]
――あ、そうだ。ごめん、まだ言ってなかったけど。 りょうちゃんと、こーちゃん。だっけ? 二人とも……ありがとう。ありがとうね。 私だけだったらもっと怖かったと思うから……そこはお礼しとく。
[満面の、とはいかないが、二人に向けてようやく笑みを見せた。]
(234) 2012/01/29(Sun) 14時頃
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五段階で良かったわ。 ちなみに……ちなみにだけど、地理と世界史は学年一位の座を 明け渡した事はないわね。
[この世界で役に立つとも思えないが。 そもそも、こんな自分が一体どうして『勇者』と呼ばれるに 至ったのか、想像も付かなかった。]
でも、うん……うん、そっか。
[何とかできる>>246、その言葉には確かに心が震えた気がした。]
(249) 2012/01/29(Sun) 16時頃
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――そういえば。 『この世界』で私の知る常識が通用しないのがわかったから、 一応聞いとこうと思うんだけど。
貴方たち、実は妄想じゃなくて本当に何かすごい事できたりするの?
[未知なる力>>228だとか、時<伝説>が動き出した>>244だとか。 先程からこの二人、この状況にありながら堂々としている。 むしろ、この日を待ち望んでいたかのようにすら。 ただの妄想癖ではないのではないか―― 僅かばかりの期待を込めて尋ねてみた。]
(250) 2012/01/29(Sun) 16時頃
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!?
[その時、近付いてきたのは――]
……コウ。リョウ。あれ、知り合い?
[剣を背負った、女。>>248 突然の闖入者に、警戒の色濃く眉を寄せる。]
[けれど――なぜだろう。 その女がまとう雰囲気は、なぜか、懐かしさを一瞬感じた。]
(251) 2012/01/29(Sun) 16時頃
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つまり、何もできないのね。何もできないのよね。
[二人への期待は無為だったらしい。>>252>>255 そちらは残酷な言葉で切り捨てた。]
(259) 2012/01/29(Sun) 17時頃
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……?
[何か理不尽な敵意を向けられた>>256気がした。 ちなみに、こちらからはほぼ睨むようにして彼女を見ている。 警戒しているのもあるが、眼鏡が無いので目を細めないと 彼女の顔も良く見えないのだ。]
ずいぶん乱暴な答えよね……乱暴。 でも、飛べば……飛ぶ事ができるなら、確かに。
[ゾンビの群れに阻まれる事もなく来れるはずだ…… と、考えが及ぶ時点で、だいぶ異常事態に慣れたのかもしれない。]
――……うん、筋が通ってる。通ってるわ。面白い妄想ね。
[でも結局は、傍の男子高校生二人と『同類』だと判断した。]
(260) 2012/01/29(Sun) 17時頃
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セイクリッド・レティーシャ……
[知らないと、そう言いたい。実際、知らないのだから。 だが、光一が答えを返していた。>>263]
……私のこと、らしいけど。どうも。
[僅かな躊躇いを覚えつつ、素直に認めた。 これ見よがしに大剣を背負った『不審者』相手に、 下手な嘘を言って逆上されるのを警戒した結果だ。]
何か御用かしら。御用だとしても。 ……きっと、ご期待には添えないと思うけれど。
(265) 2012/01/29(Sun) 17時頃
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……そう。
[酷い負け惜しみ>>261>>264だった。そっとしておこう。]
(267) 2012/01/29(Sun) 17時頃
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そう言われてもね……
[本当に>>271、と問われても。何せ、自分自身の記憶が無い。]
? 貴女が何…何、ってそんな、初対面で何を――…
[覗き込んでくるのに、思わず身を引きそうになる――が、]
―――……、 ッ、 ……?
[トクン、と心臓が跳ねた。 自分の中の何か――言うなれば、『熱』が、反応する。 目の前の存在に呼応するかのように。]
(275) 2012/01/29(Sun) 17時半頃
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――――、 ……斬れそう。 『よく斬れそう』 ね。
[半ば無意識に紡がれた言葉、それが応えだ。]
(276) 2012/01/29(Sun) 17時半頃
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レティーシャは、少しの間を置いて、瞬いた。自分が口走った言葉に戸惑っている様子で。
2012/01/29(Sun) 18時頃
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[自分の言った事に理解が追いつかなくて。 何か代わる言葉があったのでは、と理性で考え始める。]
……キレやすそう。
[ニュアンスが歪んでしまった。]
――……一人で納得しているところ、悪いのだけれど、
[目の前の女が表情を緩めても、こちらはと言えば未だ警戒したまま。]
そういう貴女は、貴女は結局、何者なのよ。 もうこっちの番――で良いんじゃないの?
[特に順番制としているわけではないが、「番」>>257を主張する。 まだ――彼女の名乗りすら聞いていない。]
(281) 2012/01/29(Sun) 18時頃
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……賞金首。バウンティハンター。
[自分が知る『常識』にはやはりそぐわない素性だが、 そこに疑問は差し挟まない事にした。 意味が分かる単語であるだけ、むしろありがたい。が、]
別に、別にね、疚しい事はしてないんだけど。 ……緊張してしまうのは何でなのかしらね。
[警察を見ると何故か避けたくなる感情にも似ていた。 自分より、男子高校生二人の方がよっぽど疚しい活動を している立場なのは生憎と知らない。 それはさておき、口許に手を添えて思考し――口を開く。]
同時期に。同時期に異変が起きてるって言ったよね、今。 ねえ、ペラジーさん。もう一つ訊いても良い? 良いかしら?
(284) 2012/01/29(Sun) 18時半頃
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『零ノ華』、だっけ。その統領……捜す事はできない?
[『零ノ華』はテロリストだと光一、良平から聞いている。 『バウンティハンター』なら何か知ってはいないか―― そう考えての問いだ。]
私が『目覚めた』とき、あの仮面の女もこの場にいた。いたの。 どうやら今はもうどこかへ行ってしまったみたいだけれど……
ここの二人と違って、どうにも、何かを知っている様子だった。 この公園を囲むゾンビの事も承知してた節がある。
――重なった異変が偶然でないと言うなら、怪しく見えるわ。
(285) 2012/01/29(Sun) 18時半頃
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――……ああ。こういう展開好きそう。好きそうよね、貴方たち。
[大はしゃぎの様子>>287を見て、呆れたように呟く。]
けど。けれど、確かにコウの言う事ももっともね……
[何をするにせよ、この公園から出なくては始まらない。 目の前の賞金稼ぎがゾンビを何とかしてくれるのなら、 それは願ってもいないことだ。]
(289) 2012/01/29(Sun) 18時半頃
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|
運動は苦手……苦手だわ。
[なんで戦えない、と言われてもそう応えるしかない。]
初めに言った通り――そういう期待には、ちょっと。
[『勇者』として求められる事などできはしないのだ。だから、]
『勇者』でいた時の事を、思い出せないの。 セイクリッド・レティーシャ? ……知らない。 セイカ……帝舎、斉花。それが私の名前。
[今の自分の境遇を、包み隠さず告白した。]
(293) 2012/01/29(Sun) 19時頃
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……でも。 だからこそ、私は失われた記憶を取り戻したいの。 何せ、自分の記憶がぽっかり欠けてるなんて気持ち悪いし、それに ――多分、そうしなきゃいけない。いけないの。 そんな気が、するから。
[自身の心を整理し確かめるように、言葉を紡いだ後。 肩を竦めて。]
……だけどやっぱり、戦えないから。 強そうな貴女が仲間になってくれなかったら、死ぬわ。死ぬわね。 いくらここが安全って言っても、ずっと平気な保証もないし。 そもそもずっとなんて暮らせないし。 いずれのたれ死んでしまうでしょうね。この二人と一緒に。
……貴女が仲間になってくれないなら。仕方ないわね。
(294) 2012/01/29(Sun) 19時半頃
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宛て? ……宛て、ね。
――無いわね。無いわ。
[きっぱりと言い放った。]
安全……安全な場所、は。 ゾンビが入ってこれない「らしい」ココが、安全と言えるかしら。 さっきも言った通り、確たる保証も無いけれど。 仮面の女に関しては、まったく、これっぽっちも。 いつの間にかいなくなっていたし。
[お手上げである。]
……賞金稼ぎでしょ? 何か無いの、目当ての人物を探し出す技術とか、ツテとか。
(302) 2012/01/29(Sun) 20時頃
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レティーシャは、ペラジーが大剣を抜き、男子二人に短剣を渡すのを見て、眼を瞬かせる。
2012/01/29(Sun) 20時半頃
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バカに刃物渡して良いのかしら……
[自分が持つよりはマシだろうが。]
……力より記憶を取り戻したいんだけど。 まあ、記憶とまでは言えなくても、記録を調べられれば重畳かしら。
[とりあえず、図書館行きには同意した。 目的地が既に安全地帯でない事は、今この時点で知る由も無い。 剣を振るうペラジーと、道を知る男子二人に先導を任せ、 頼りない脚力で後を付いて行く。**]
(310) 2012/01/29(Sun) 20時半頃
|
[金色の輝きを宿す北極星《シメオン》ではない。
その傍ら。まるで闇の様な黒髪の少年の姿を見て。
隠せない愕然が表情に張り付く]
………嗚呼、運命≪Lachisis≫。
我は見出したり。素敵な理想郷の可能性を。
[そして微かな間だけ。
仮面越しにすら笑みを感じ取れる声が響き]
『運命は書換えられない。
たとえどんなに拒否しようと、足掻こうと
あらゆる手段を尽くして回避を試みようとも、
あらゆる手段を用いてその運命は遂行される。
黙示録《アポカリュプス》の執行を拒絶した使徒《人形》に
厳正不抗たる運命の具現《ラキシス》として我が生み出されたように
普く”存在するもの”はその運命から逃れられない。』
[声を 響かせる。
この星に災禍を齎す者たちへと向けて]
『故に―――災禍を撒く存在《モノ》がこの時空に集うは必然。
―――…汝らに問う。
太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》は誰ぞ』
|
― 図書館前 ―
――、 ……ッ ッ、 …… っ は
[体力の無い身、ここまで走ってくるだけでも精一杯だった。 脳に酸素が行き回らない。]
、ぇ な
[なに、とすら満足に発声できない。 中に、と言われるまま>>374に、ふらふらとした足取りで なんとか図書館の中へ。 ――周りで何が起きているのかを伺う余裕すらなかった。]
(386) 2012/01/29(Sun) 23時半頃
|
|
― 図書館内部 ―
……ぁ、 あれ……? あれ?
[ようやく息も整ってきたところで、周囲を見る。 ……自分ひとりだった。]
………どうしよう。どうしようかしら。
[中に、と言われたから必死に中まで転がり込んだのだが。 あまりに必死すぎて、周り三人が何かに注目して足を止めていた 事になど、まるで気が付かなかった。]
……、………
[どうしようかと、少し考えて。]
(423) 2012/01/30(Mon) 00時頃
|
|
……三人は。ペラジーいるし大丈夫、よね。
[そして。 見たところ、外と違ってこの図書館の中にゾンビの姿は無かった。 ――見える範囲では、だが。]
……行こう。
[危険な外に自分が戻っても、ただ迷惑をかける可能性が高いと 考え、意を決して独り図書館の奥へと進んだ。]
自分の事だし……自分で調べなきゃ……
[この世界の文字が、読めれば良いのだが。]
(424) 2012/01/30(Mon) 00時頃
|
[少年が奮う、虚想ノ拳《メンタシム》の破壊。
零へと還る死体の死体達を見て、小さく笑いながら。
ガントレットから漏れる物ではない。更に遠くへと。
言う所の、『災禍を撒く存在《モノ》』へ届ける様に]
『災禍を撒く?
ふふふ、相変わらず失礼な奴め。
この世界をより素敵にする為に。
太陽《サイモン》ごと、総てを零に還すだけの事だ』
[女は、心底から心外だと眉を顰めて]
『………。
それも総て。運命《おまえ》の裁定次第だ。
死と生。再生と破戒を別つ裁定は運命《おまえ》自身も勿論。
そして、安ら静謐なる死をこの手に奮う、私自身すらも抗えない。
故に、問おう。
私と共に、太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》は誰ぞ。と』
|
― イェル=ゥラ自治区 / 図書館内 ―
[幸いにして、迷う事はなかった。 館内の案内は、知らない言語で書かれていたのだが…… どういうわけか、理解する事ができた。 覚えていないだけで、その言語を習得した事があるかのよう。]
……本格的に頭が痛くなってくるわね。頭痛い。
[ともあれ、案内に従って向かうのは、『伝説 / 勇者』のコーナー。 ……冗談みたいなコーナーがある物だが、ここが『聖苑』のある 土地に建っている図書館だからだろうか。]
(442) 2012/01/30(Mon) 00時半頃
|
|
[たどり着いたそこで目にしたのは、]
……、……
[先客だろうか。児童書や紙芝居を広げる男の姿。>>426 黒スーツを着こなすようないい歳した大人が子供用のそれらを 広げているのに若干ヒいたので、こちらから声はかけなかった。]
(443) 2012/01/30(Mon) 00時半頃
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……ええ、まあ。おかまいなく。
[声をかけられた>>449ので、それだけ応える。 ここに来るまで、図書館の職員や一般客の姿を見てなかったが、 まだ平穏な館内に人がいた事にはそれ程驚きはしなかった。]
……、………
[ざっと本棚を眺め、『勇者』の事が書いてありそうな本 ――児童書や紙芝居では無いものを適当に取って読む。]
――――、……
[ぺらり、ぺらり……ページを捲る音はかなり早い。 帝舎斉花。特技は速読術。文系女子の面目躍如である。 『勇者』の特技としてはかなり地味だが。]
(461) 2012/01/30(Mon) 01時頃
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『素敵にか。
ふふ…失礼。素敵に、とは良い言葉《オト》だ。
同じ風景を見ていても誰一人として同じ認識などしていないのだ、表現の違いも生じるものなのだろうな』
[女の声にそう応える]
『―――共に、太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》
目的を同じとするのならば、同じ路を往くもまた運命。
安ら静謐なる死を奮う、零呼ぶ華《Call ZERO》よ』
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冷たく…冷たく振舞っていた方が、変なヤツ寄って来ないもんで。 ……本当に変な、変すぎるヤツはそれでも寄ってきますけど。
[今みたいに、と呟きながら差し出されたページへ一瞬視線を向け、 すぐに手元の本に視線を戻した。 成る程。自分の肖像画など見せられるのは初めてだが、 モデルとしては描き手を平手で引っ叩きたくもなる酷さだ。 ――いや、それよりも、]
……結構、顔知られちゃってるのかしら?
[さりげなく言われた「本物は」という言葉に、活字を追いながら 眉根が寄った。]
(476) 2012/01/30(Mon) 01時半頃
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レティーシャは、くに、と首を回した。ここ数年(体感)、肩凝りに悩まされている。
2012/01/30(Mon) 01時半頃
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男の人はもう少し重みがあった方がカッコイイかもね。 変な上に軽い。軽いったら。
……寝顔をずっと、不特定多数に見られてたと思うとゾッとするわね。 と言うかそれならもっとマシな絵を描きなさいよ……
[先程の肖像画は余程お気に召さなかったようだ。]
私、文系ではあるけどこっちの…この世界の政治経済には疎いのよ。 そして今、私は私の都合でここにいる。それは確か。
[本から顔を上げ、男へと視線を向ける。]
……生で動く有名人を前にしながら。 驚く様子が一切無い貴方は何者かしら? 何なの?
(496) 2012/01/30(Mon) 02時頃
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少なくとも、図書館には似つかわしくないバランスね。
[男が笑みを浮かべても、にこりともしない。]
……体育は苦手ね。 救ったときの事、覚えてないんだけど。 頭脳労働だったんじゃないかしら、もしかして。
[棒読みで驚いたなどという男から、本へ視線を戻す。]
冷静でいないメリットが無いもの。無いわ。 冷たい態度で変人を遠ざけるのと違わない。利益を求めた結果よ。 どっちであろうと目覚めている以上、取り乱すのも時間の無駄ね。
17年目にして何故か到来したモテ期の理由はこれから調べるわ。
……結局、何者なのか明かさないのは別に良い。良いけど。 図書館ではお静かに。
[鳴らされた口笛には、鬱陶しげに眉を寄せた。]
(516) 2012/01/30(Mon) 02時半頃
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折角あったらしい一度目を忘れちゃってる事を悔やむべき?
[他に人がいないことは知っている。 遠まわしに「黙れ」と言ったつもりだったのは、気付かれなかったか 無視されたようだ。]
……地下? 地下、ね。 急に言われても、不審者の言葉を素直に信じる趣味は無いわね。
[けど、と続けながら読んでいた本を閉じる。 片手間に男と会話を繰り広げているうちに、既に数冊の 本を読み終えていたが―― どれもこれも、この世界の『一般的』であろう英雄譚どまり。 いくつかの共通点は見出せど、内容定まらぬそれらから 失った記憶についてヒントを得られる事も無かった。]
……貴方が。貴方がそれを私に伝えて、どうさせたいのか。 それが多少なりとも見えれば、一考の余地はあるかもね?
[男の意図を探るように、睨むような視線を向けた。**]
(527) 2012/01/30(Mon) 02時半頃
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あのような代物に頼らずとも、妾の力を使えば、最高の悦楽《ハピネス》が得られるというのにな。
[桃茜は無の境地に向かい囁く。]
本当に奇怪なモノよ。
[そして浮かべる、面白い代物を見るかのような、笑い。]
太陽《サイモン》は堕ち、この世界は遊戯《ゲーム》の火蓋が落とされることとなる――――
|
― イェル=ゥラ自治区 / 図書館内 ―
……その2度目が、割と希望とかから縁遠いように思う。思うわ。
[終始軽い口調>>531の男に、終始冷たい口調で何だかんだと 話し込んでいた。]
好奇心。好奇心ね。 ……下手に擦り寄ってくるような事は、言ってこなかったわね。
[即物的な詐欺師の類では、なさそうだ。 詐欺師だとしても「溜め」を作るタイプと判断した。]
今は信じておきましょうか。どうせ、どうせアテも無かったし。
[女性の味方>>533、は意図的にスルーした。 何かの本を読み始めたらしい男からは視線を外して、 そのコーナーで読み終えた本を丁寧に本棚に戻す。 『地下』とやらを捜しに行く気になったのだ。]
(655) 2012/01/31(Tue) 00時頃
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[本を戻し終えたところで、届いた声。>>634 とてとて、とそちらへ歩く。]
ペラジー。無事、無事だったのね――……お疲れ様。
[何となく、ではあったが。 以前彼女に対して『よく斬れそう』と思った感覚を 先程も感じた。>>545 具体的に何かを指してではないが、彼女の活躍を労う。]
(656) 2012/01/31(Tue) 00時頃
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……?
[僅か言いよどむ様子>>661を訝しみながらも、]
あんまり。あんまり捗ってないわ。 14(0..100)x1冊ほど簡単に目を通して…… おかげで、私もようやく一般的な《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》の伝説を 識る事はできたけど、あまりピンとは来なかったわね。
[今取り戻したいのは、あくまで自分の失われた記憶だ。 著者や解釈によって内容すら定まらない伝説が目当てではない。]
(670) 2012/01/31(Tue) 00時半頃
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|
あ。生きてた。リョウも生きてた。
[光一は別行動>>665、らしいが。 ちなみにオスカーとやらの名は知らない。]
……弟子、取ったの?
[酔狂だなあ、という眼でペラジーを見た。]
(671) 2012/01/31(Tue) 00時半頃
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うん……、
[でしょ?>>685と言われたので口許に手を遣り考える。]
うん……?
[しれっと言われたので流してしまうところだったが、]
なんで私まで含まれているような言い口なのかしら……
[自分が身体を鍛えると言う発想が全く無いインドア系。]
あの女……『零ノ華』の統領のこと? ……そちらの話も聞きたかったのだけれど。 過ぎてしまった事は仕方ない。仕方ないか。
(704) 2012/01/31(Tue) 01時頃
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まだ何も判ってないからね、文献は漁るわ。 でもその辺りのは多分あんまり役に立たないわね。 そこで本読んで寛いでる男の話だと、地下とやらがあるらしいから、 とりあえず試しにそこに行ってみようかと思うの。
[ちらり、フィリップの方へと一度視線を遣り、]
でも、『地下』って一体どこから行けばいいのかしら。 案内板にもそれらしき場所、無かったと思うんだけど――
[もう一度、男に尋ねようかと思った、その時だった。]
(705) 2012/01/31(Tue) 01時頃
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|
『『『 ドォォォォ ――ン ッ !! 』』』
[足元が――否、地が揺れた。]
[それは、隕石《ニガヨモギ》による破壊の後遺症>>637か]
[それとも、そこから伝播して近隣の地が揺さぶられた結果か]
[世界が――堪えかねたようにあげる悲鳴。]
(706) 2012/01/31(Tue) 01時頃
|
/*
業務連絡。
クラリスがオフっているのでコミットは今夜は揃わないと思うけれど、そろそろダミー襲撃についてを。
わたしは一度会いに行きますが、ダミー殺害についてはやりたい人がいればお任せしたいと思っております。
/*
業務連絡応答。
ダミー襲撃は、赤ログの通り、私がパァン出来る。
ラディスか桃乐茜がパァンしたい場合、脇でパァン見物に徹するつもりだ。
/*
業務連絡応答感謝。
わたしは襲撃方法特に考えてないので、桃乐茜が希望なければ零の華にお任せで。
現場で見ていようと思う予定です。
|
きゃ っ…… ―――〜〜、……
[鍛えられているペラジーのようにバランスを取る事など できるはずもなく。 お尻から床に転び、痛そうに眉を寄せる。]
……揺れたわね。揺れたわ。
[どこかの脂肪の話>>715ではなく。]
(729) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
|
レティーシャは、地が揺れたとき、局地的な震度においてペラジーよりもだいぶ上だった。
2012/01/31(Tue) 01時半頃
[太陽を、見上げる]
『創造主《おとうさま》
我は運命の忠実なる使徒。
貴方の使徒《人形》ではないと気づいた貴方は我を封じた。
だが、何者も運命から逃れることはできない
―――例え神であろうともな』
[口元を歪ませ、神の兵器は哂った]
|
……心もとない面子なりに、さすがに危機感は覚えるわね。
[上等、と言えるペラジー程の気概は無いが、何かできるならば それに越した事はないとも思う。]
……けれどまあ、見た通り。 自分で言うのもなんだけど、見込みあまり無いと思うわよ?
[ペラジーの手を借り、お尻をさすりながらゆっくり起き上がる。]
正直、人がいないからと言って図書館を破壊するのにはあまり 賛成したくなかったんだけど―― のんびりしてるうちに、それこそ潰れかねないわね。
……ペラジー、やれる? やっちゃえる?
[床を指差して。壊せ、と眼で訴えた。]
(735) 2012/01/31(Tue) 02時頃
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いや、揺れたわよ。揺れたわ。
……なんでそんな怖い顔をするのよ。
(738) 2012/01/31(Tue) 02時頃
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――……?
なんか、暑くない?
[鳳が鳴く>>733のと同時、胸の奥底が熱を感じたのは―― 《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》にとって、偶然か必然か。]
(757) 2012/01/31(Tue) 02時半頃
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[どうしようかなーと、わざとらしい声>>754が聞こえれば、]
……好奇心、って言ってたわよね。 別に、来ても良いけど。気にしないけれど。
変な事したら叩き斬るけど。
[ペラジーが。]
(758) 2012/01/31(Tue) 02時半頃
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[ペラジーの手で開かれた穴の下を覗き込む。]
……確実に捻挫するわね。捻挫。
[自分の運動神経と高度から、冷静に分析した。 ペラジーの言うとおり、受け止めてもらうしかないのだが。]
……、……
[なんで、こんな不安を覚えるのだろう。>>747]
――受け止めてよ? 受け止めなさいよ!?
[念押ししながら、ぴょん、と飛び降りた。]
(759) 2012/01/31(Tue) 02時半頃
|
|
……ありがとう。
[何だかんだで、ちゃんと受け止めてくれた。>>763 ペラジー自身の言葉通り>>747、どこも揺れないくらいに 勢いを上手く殺しながら。]
……なんだかなあ。
[向けられた笑みに、こちらは苦笑が漏れた。]
(776) 2012/01/31(Tue) 03時頃
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――……なにやってんのよ。
[みっともなく落ちて来た良平に、呆れ顔だ。 ――ここからでは、上の階層に突き立った大鎌《サイス》は見えない。]
(777) 2012/01/31(Tue) 03時頃
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|
[男二人のやり取りを他所に、地下の階層の壁などを観察している。 良平の力の発現>>781も見逃していた。]
……成る程。成る程ね。 こっちは造りが旧くなっているのね。旧い。 地上の建物はそこそこ新しそうだったけど…… もともと「こっち」があった上に増築、もしくは改築したのかしら。
――かつての要所、だったかしら。だったわよね。 それなりの説得力は出てきたわね。
[セイクリッド・レティーシャの時代の、遺産。>>519 そこの空気はどこか、心地良い。]
(798) 2012/01/31(Tue) 03時半頃
|
|
[やがて。一行は辿り着くのだろう。]
[先程の地響きにも関わらず、まるで何かに護られているかのように 家具や丁度類、そして大量の書物が整然と備えられた、 ――『英雄の書斎』へと。]
[そこは、民衆のための『聖苑』とは異なり…… 《聖火の勇者》――セイクリッド・レティーシャのためだけの部屋。**]
(801) 2012/01/31(Tue) 04時頃
|
― 太陽への罅の中 ―
[大陸を横断するよりも、世界の宙(そら)高くに輝く太陽への空間の罅には、微かなトンネルの様な道が存在した。
常人なら、既に骨も残さず蕩けてしまうその道。
仮面の女は、表情こそ窺う事は出来ない物の、涼しげと断じれる所作で太陽へ至る路を渡る]
『私は一足先に向かっている。
なに、あいつを還す前に積もる話もあると言うだけさ。
お前もすぐに来ると良い。
共にあいつの神棺《カンオケ》に零ノ華《Call Zero》を添えてやろうじゃあないか』
[親しげにその言葉を投げかけるのは、太陽を目指し羽ばたく、終末の使命負う運命への物。
気負う様子もないまま、そして、最後の一歩を*踏み出す*]
|
― 英雄の書斎 / 刃ノ間 ―
[幻想の刃たる彼女がその考え>>820に至っているのなら。]
[既に、その空間の『意思』のようなものを感じ取れるだろう。]
[即ち、]
[*『――その刃、見定めさせよ』、と。*]
(824) 2012/01/31(Tue) 09時半頃
|
ぴーぴーと五月蠅い人形は黙らせた。
さて、美しき華よ゛素敵゛なショウをはじめようか
[そこには歪んだ笑みを浮かべた人形がいた**]
―――ひとつ。
[太陽《サイモン》を封じ込める外宇宙《そら》の温度の冷気。
それが、太陽《サイモン》の力を着実に削ぎ落とすのを見物しながら、黒曜の剣に視線を送る]
ひとつ。質問がある
訊かせてもらおうじゃあないか。
お前は知っているか?
私達、二人が揃った中で唯一。
銀河の縦糸と横糸を紡ぐ者-カミ-の。
総ての星命を司る一柱。
総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫が、今、何処に居るかを。
あいつはこの世界の行く末をどう捉えていた。
その結末が再生であれ、破滅であれ。
同じく、現在のこの澱んだ世界を還さんと想うか。
それとも。
私達と、この袂を分かつ想いを抱いているか。
しかし、私はあいつの姿をもう長い事見て居ない。
――知らないだろうか。
あいつが、今、どこでどうなっているのかを。
総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫か。
久しく耳にしていなかった名だな。
期待に応えることができず残念だが、居場所は知らぬ。
何せ太陽《サイモン》に道連れに月に閉じ込められていたのだ、容赦されたい。
―――だが。
どうであろうな。
あれは生命《イノチ》の声を聴く存在《モノ》であったから。
我らの見ている世界とは、違うものを見ているのやもしれぬ。
|
― イェル=ゥラ自治区 / 図書館 / 『英雄の書斎』 ―
……、良い部屋ね。良い部屋だわ。 ここを管理していた人間のセンスが伺えるわね。
[図書館の地下を進むと、やがて一つの部屋に辿りついた。 大量の書架を納めたそこは、小奇麗で、静謐で、実用的だ。 本棚の配置により定められた動線の一つ一つにすら気を 払われている事が、一見で知れた。 動く事の労力とストレスを最小に抑え、いつまでも居たくなる部屋。 ――インドア女子の夢が、そこにあった。]
(910) 2012/01/31(Tue) 22時半頃
|
|
……二、三日ここでゆっくりと読書に耽りたい物だけど。 そんな暇も無いって言うのは酷ね。酷だわ。 残念だけれど、有用そうな本にアタリを付けてピックアップしないと……
[呟きながら、いつもよりも早足で本棚に囲まれた書斎を歩き回る。 それなりに広いが、本の背表紙を眺めながら歩くのも苦にならない。 ――実は、テンションが上がっていたのかもしれない。]
(911) 2012/01/31(Tue) 22時半頃
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[そんな状態でいたものだから、気付くのは遅かった。]
え、なに? なに?
[良平の騒がしい声>>903に、振り返る。 彼の背の向こうには、外套が脱げ、服も破け乱れたペラジーの姿。]
……ちょっと。ちょっと。 こんなとこでいかがわしいコトに及んだりしないでよね。
[落ち着く書斎にそぐわない光景に眉が寄った。]
(912) 2012/01/31(Tue) 22時半頃
|
……そうだった。
私と違い、お前は"無理矢理"だったな。
全く。
こうして考えてみるとつくづくとんでもない奴め。
[軽く、太陽《サイモン》を睥睨してみせるフリ。
監督者足る彼女にも向けられたフレアの塊には反応すらしない。
造作も無かろうと判断したからだ]
だとすると。
あいつ《クローソー》が外宇宙《そと》で傍観に徹している筈がない。
必ず、何かの形で私達の前に立ちはだかるだろうな。
そう言う子さ。あいつは。
意見の相違が妥結点を見なかったからな。
ふふ…とんでもない、か。
この世には善いも悪いも存在しない。
あるのは厳然たる事象そのものだけだ。
そういう概念は相対的な評価が必要なイキモノにだけ必要なモノサシに過ぎん。
つまりは、そういう運命だったというわけだ。
[当然のごとくフレアでダメージを受けるような楽な身体はしていない]
そうだな。
滅ぼそうという存在がいて、また相対する存在がいて、世界は成り立っているのだから。
我も汝も、そう楽にはいくまいよ。
だが―――我は我の往くべき路を進のみ。
|
……こんな僅かな時間で。
[消耗しきった様子で服を乱して転がっているペラジーを見て、]
見直した。ちょっと見直したわ、リョウ。 貴方なんだかんだでやる時はやる男だったのね。
[何故か、今までで一番穏やかな笑みを浮かべた。何故か。 きっと壮大な勘違いをしている。]
(928) 2012/01/31(Tue) 23時頃
|
|
まあ、それはさておき。
[さておいた。]
リョウ。貴方が今手に持ってるそれ。その本。 ちょっと読みたいのだけど。 ――……何か、感じるの。ソレ。
[良平が手にしている本>>903を、指差した。]
(929) 2012/01/31(Tue) 23時頃
|
|
[誤解からなる評価は、さておき]
――良平。お手柄。本当に……お手柄だわ。
[渡された本の表紙を、そっと指でなぞる。 時を経てなお残る、その書物は――]
(966) 2012/01/31(Tue) 23時半頃
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|
『 Blaze Note -聖火の書- 』 / 著: Sacred = Letitia
(967) 2012/01/31(Tue) 23時半頃
|
おや?
とんでもない奴、と言うのは。
私はひとつの事象だと思うのだよ?
つまり、善悪の関係なく。
あいつの愚直さも大胆さも、死んでも直るまいさ。
[それが余程可笑しい事なのか。
外宇宙《そら》の冷気を孕み、力の大部分を封印された太陽を見て、くつりとまた笑う]
……何せ。
自身に安ら静謐なる死を与える存在である、この私を。
娶ったくらいだからなぁ?
ふぅむ、そういう考え方もあるか。
[納得したような、遣り取りを楽しむような声]
ほう―――…それは知らなんだ。
結婚報告でも呉れれば良いものを、水臭いことだ。
[くすりくすりと笑って冗談を言う]
汝を娶るとは、それはまた怖いもの知らずにも程があるな。
こちとら無理矢理、監禁されていたもので良い印象はないが。
そうとすると―――良いのか?
その手で夫を殺すのか?
|
見えるほど『無い』じゃない。
[顔を赤くして吼えるペラジーに投げる言葉は、いつも以上に 容赦も遠慮も気遣いも切り捨てたものだった。 それ程までに、手元の書に注意が向いている。]
……本物が書いた、とは限らないけれどね。
[言いながら、ぺらりとページを捲る。]
[ぺらり]
[ぺらり]
[速読の斉花らしからぬゆっくりとした音が、規則的に刻まれる。]
(977) 2012/02/01(Wed) 00時頃
|
それは失礼。ごく最近な物でな。
では、こうしよう。
この星そのものが、ウェディングケーキだ。
[薄く笑いながら冗談に応える。
だがその言葉には、いささか程の迷いも感じられない]
最初からこいつもそれを承知の事だ。
こいつは、例え罪に濡れ、銀河の因果が歪んでも、この星を選んだ。
私は、総てを零に還し、新たな素敵な世界へと再生させる。
ただ、それだけの事さ。
|
――……変ね。
[ぽつり、呟く。]
読めないわ。いえ……読めるのだけれど、何か、
[違和感を感じる。 「何故か読める」文字を追う感覚もそう。 内容についても、意味が通らなくはないが、地上のフロアで見たような 逸話を継ぎ接ぎしたような変哲も無い物。
身体が、脳が――失われたはずの記憶が、「そうではない」 と自分に訴えかけてくる。]
(984) 2012/02/01(Wed) 00時頃
|
レティーシャは、本を逆さまにして見た。
2012/02/01(Wed) 00時頃
レティーシャは、本を離して遠目に見てみた。
2012/02/01(Wed) 00時頃
レティーシャは、本を一度閉じ、表紙等に変な所が無いか確かめてみた。
2012/02/01(Wed) 00時頃
華やかなケーキカットを期待しておくとしよう。
ふふ…ははは…っ
そうか、そういうことか…
因果律を歪ませてまで夢見て突き進んだ”素敵な世界”とやら―――面白い。
もしも運命≪Lachisis≫に抗うことができるのなら…
[言いかけて、言葉を途切れさせる]
―――ありえないか。
[必死に運命に抗おうとしている自分の入れ物。
変わらぬ運命を見続けてきた諦観にも似た響きだった]
|
[色々してみたが、それでどう変わる物ではなく。 筆跡も改めて見てみたが、本は慣れたシャーペンやボールペンではなく 少し滲むインク、しかもこちらの言語で書かれているから 自分の書いた文字かも判別できない。]
……暗号、とかだったらお手上げ――――、
[と、言ったところだ。一つの可能性に思い当たる。]
……まさか、
………まさか!?
え、なに。もしかして もしかしてそういうコト!?
[思いついた事を、試してみて――]
(991) 2012/02/01(Wed) 00時頃
|
|
―――ぷ はは あははははははははは はは あははっっ!!!
[突如、大爆笑した。]
(992) 2012/02/01(Wed) 00時頃
|
|
っはあ 、あはは …… はあ、 はああ……
[向こう一年分は笑ったのではないかとすら思える。 未だ息は整わなかったが、ちらりと一目、良平を見て。]
い、いえ ちょっと。ちょっとね。
―――私も。『セイクリッド・レティーシャ』も。 ……貴方たちと、立派に同類だった……同類だったのよ。
[何が、四年前に卒業した>>189、だ。 1000飛んで4年ぶりにこんな物を見る事になろうとは。
この『聖火の書』正しい読み方は――]
(1001) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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――……セイカ語だ。
[妄想がちだった頃の少女が考案した、『自分だけの言語』 ……を、文法・法則はそのままにこの世界の言語に合わせて 進化させた言葉で書かれた手記。 それがこの『Sayka's Diary -斉花の書-』の真の姿。
気付いた瞬間、「読める」内容ががらりとかわる。 カモフラージュが解かれたのだ。]
(1017) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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