144 ロマンチックメイカー
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[銃声は、オスカーの元からだった。
シニカルに笑うリクは、どこまでも優しくて
そして、どこまでもシリカの事を愛していたのだろう―
涙はもう止まっていた。
血の色に似た赤い姿。
リクは、生きろといった。]
わたしには、あいなんて
[君が無理して笑っていたのは、わかっていたよ――。]
もう、届かない…
[花を添えた少女は、リクに花を添えた]
違う場所で出会っていたら…
[もっと仲良くなれただろうか]
もっと早く出会っていれば…
[お互いを理解し合えただろうか]
もう、お話できないのね。
さびしい人格があって
百度の夜がありました
ぼうぼうたる空気の底で君を愛していた、と
それは静寂を掻き消すように
カタチの悪い君を砕いて
あの時に居る…
[少女は詠う。
それは死んだ彼のような詩だった]
真昼の正体 それは溢れる黒さ
憂秋でも問わず 踏み滲む
陽にすら情意は耐えれず
花びらを燃やしている
[少女は詠う]
溺れるあの退屈も
無感動な静寂も
青白い手で塗り潰した
迷いなく
歩きなさい
囁いた風は消えた
息吹は無く
夜は平静 黒い光
ここは 月の宵を讃えるこの世の果てだ
昼が割れると 肺が痛い
亡びるような ふりもいらない
歩く月が向こうへと動く
夜が 白い
[彼は生きろといった。
本当に生き延びれるかどうかは判らない。だけども、精一杯…応えようと誓う。私は見殺したのだから…]
(ヨーランダ…)
愛を欲していた女性を思い出す
[ローズマリーと結ばれたのだろう。
あの瞬間、ヨーランダの顔には光がともっていた。
赤橙に燃えたあの景色が、今尚、少女は鮮明に覚えていた。]
貴女はもう、幸せを見つけた。愛を見つけた。
203個目の愛で、あなたは永遠を手に入れるの。
それはとてもとても、美しい最期。
(にこり)
[ケモノはワラウ
茨が揺れるように。
鉄錆匂う秋に物狂い、ウタウ]
真っ赤な真っ赤な、薔薇が咲いたよ
ローズマリー。
貴女にあげるよ…
真っ赤な薔薇…
[灰になった遠吠え犬
目に光るのは、黒い星の瞳。]
リク…
感傷を嫌った高踏の日々。
君の背伸びを、追っているよ。
愛喰らう、物狂いのように。
感情は無い
感情は無い
感情などは無い
獣が奔る
部屋の隅で明日待つ銀の華奢猫には
今日が或りました
夜が或りました
有情な 歌がありました
青が 発酵する 空
左目から 右耳へ
弱月が流れ出す
青色に 群青に 緋色に
空が 疾患している
嘶いては、嘶いている
あの為に体は呟いていたんだろう
一瞬だけ見えた猫は嘲笑ったようだった
嗚呼 無頼一閃
今は亡きリク
私の声はもう届かないかもしれないけれど
やっぱり、私は
普通の女の子のように、生きていたかった…
きっと今日は私の番
でも、後悔はない
私の幸せは、きっと其処にあるから…
もし来世(あした)があるのなら、普通の恋をして、友達と彼の悪口で談笑するの。
鏡の前で笑顔の練習をしよう。
紅茶をもっと上手にいれれるようになろう。
きっと、楽しい人生が、其処にあるから。
リクみたいにシニカルに笑う人も魅力的かもね…
私にも、きっと…
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