162 絶望と後悔と懺悔と
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[父の居場所を問われた、
その黄金を手探りで探るように、
緋い闇の中にある]
[恐怖で縛ることのない『管理』であればどうだろう。
思い思いに自由に過ごせば良い。
気紛れに戯れ死んだとしても、それは鬼だけのせいではない。
人と人とでも感情のまま、或は衝動的に、殺し合うではないか。
全ての人間ではなく、人から堕ちた身なら?
主の命ひとつで、呆気なく崩れるとしても。
夢物語。絵空事。
それでも。請わずには居られない。]
……え――
[呼吸の音ですら、掻き消してしまいそうな位の小ささで、
届いた声は泣いているのか、と思う]
どういう……こと?
[円の名前を言っていたから、彼女には会ったのだと。
円と何かあったのか。あるいは]
円に、何かあったの?
[ただ横に在るだけでは駄目だ。
ただ従い仕えるだけでは駄目だ――とも、思う。
時にはぐっと『負けない』で。
……居られたら。]
……お気に召すままに。
[何を願っても。
思考の行き着く所は全て、主の為に。]
[ジャニスを大人だと言う零瑠の聲を聴く。
緩やかな時の流れに生きる鬼ならば、
未だ零瑠は雛のままと言う事だろうか。
だからまだ空は何処までも青く、美しく、雲は真白で、
温かな日差しが続くと信じているのだろうか]
人と生きる生きたいと望んでも、守護部隊がある限り
それは許されぬ話だろうな。
[眷属達から首を取ったと言う聲は無い。
逃げ腰なのか、それとも零瑠同様、雛の心のまま夢や
願いとやらを叶えたいと言うのか]
聞け。私の聲の届く全ての吸血鬼よ。守護部隊を全滅させろ。
[人間が完全に屈服すると言うなら、考えてやらない事も無い。
だがその前に、
鬼の脅威となり明確に戦う意志を棄てないだろう者達の排除を。
全ての鬼に命じる聲は酷く冷たく、
強い圧迫を感じさせるものとして届くだろう]
……他の吸血鬼達は、あなたをここまで愉しませてはくれませんでした?
[書架に置かれた本達の、虫干しをしたいと申し出た時。
世話係の鬼は不思議そうな顔をしていた。
価値を語れば、不要なものと笑い飛ばされる。
他の鬼が見向きもしないものを。
銀の眼鏡をかけて読んでいた姿を思い出す。]
………。
[僕は明にーさん相手にすら、ありのまま起こったことを話すのをためらう。
明にーさんが絢矢と一緒にいるのは知らない。けど、ここで話したら少しでも赦されてしまう気がして]
来て。そしたら、…話せる、から。
[遠くても、途切れても、月影の見えぬ所がないように
声は意識を締め上げる。
今、ここにいる守護隊員は絢矢だけだ。それだけは、]
――――っ……
[それだけは。]
解っ、た。すぐ行く。
[応えてくれるリカルダに意識を集中する。]
[――この名は鬼を刺す木であるから、尚鋭く。
自覚しろ、名は呪詛より深く身に刻まれている。
視界に姿を認めなければ、正しい矛先を自覚していれば、
例え守れなくても、せめて誤らずに済む。]
リッキィ、あと少しで。
……もう少しで行くから、待ってて。
守護隊なんて――…。
そんなもの、何の役にも……
[白い外套たち。
感傷も何もかも。過ぎた後に
安吾の遺体を見て思うのは、白にはやはり赤が良く映えるということ。
見回りと称しても、人の出入りに意識もせず、
助けて――と、裾握る小さな紅葉手を払い、
役に立たなかったのは―――…]
そうだな。永い事愉しませてくれたのはホリー。
次はお前達位か。
[ジャニスから飛び退いた直後、少し考えてから零瑠に返す。
ホリーと眷属達が仕えた時間の差は膨大だ。
だがその僅かな時間である眷属達が次に来ると言う位、
鬼達は始祖を恐れ諂っていただけなのだろう]
いや…一番永く愉しませてくれたのは。
[思い出す]
家畜達か。
[短い生の中、代を重ねて繁殖し、
芸術を残し抗って死んでいく]
確かに家畜は必要だ。
[呟いたそれは改めての認識だった]
[主の命が下る。広がる。
まだ3人とも生きている。
『家族』と会い、話し、何をしているのだろうか。
零瑠の刃は安吾の血で濡れたのに。
そういえば、真弓は明之進とリカルダを探していた。
会えたのだろうか――…と、ふと思う。]
……待ってる。
[絢矢が来た。
明にーさんの言う「あと少し」を待ってる間に。
だからさっきも言ったことをもう一度繰り返して願いとする。
家族の何人かが久しぶりに揃ったその先に、どんなさびしい未来が待ってるとしても**]
……いつまで生き残れば、充分生きた事になると思いますか?
[答えはないと知って問う。]
僕がしているのは、甘い事と面白い事と、
どっちに見えるでしょうね。
[夜襲に煙る空を見た。これが自由の色かと思うと、晴れない]
[自覚は在るかと己に問う。
もし、リカルダが本当に、誰の願いも、幸せの最低限も、
"生きて"というだけのことも嫌だ言う時が来たら、
きっと自分は、それを赦すだろう。
――己は鬼を刺す木であって、
人と鬼とが相容れないのを知ってしまっているから]
…………時間がない。
[今からでも遅すぎるくらいだ。]
僕はあのひとの所に行くよ。
[そう言って視線を向けるのは、始祖の気配のある方へ。
これ以上、この連鎖を繰り返しては駄目だ。]
リッキィは、どうしたい?
[絢矢とキャロライナの傍にいる事だって出来る。
自分は寧ろ、そうして欲しかった――今でも本当に、
満身創痍の絢矢を戦場に戻したくない。
リカルダなら、彼女を引き留めて守ってくれるのでは、
そんな勝手な期待があったのは、否定できないけれど**]
―――…。
[そっか。“始祖様”のところに行くんだ。
僕だって分かってる。“始祖様”を殺すのが、一番、最良に近いやり方だって]
僕は、――終わらせたい。
[戦って、誰かが死ぬ、その繰り返しを。
あるいは、罪にまみれた僕の生命を―――?]
嗚呼、あなただけだ。
俺の永久は、あなただけ……
全ての支配者である名を持つ、
あなた、だけ…………
うん。
僕たちは、これ以上……――人に触れない方が良い。
[手を伸ばした所為で喪った、相似を知らずとも]
でも、今の絢矢とキャロ君を放ってもおけない。
それにリッキィは、真弓ちゃんや零瑠君とは、
たぶん戦えない。じゃない?
……と言うより、僕は、戦って欲しくない、かな。
……心地良い憎悪だな。
[家畜から憎悪を受ける事はあっても、所詮家畜。
この身に吹き付ける風よりも意識する事は無い。
鬼であっても同じだった。
もっとも、そこまだ憎悪を向ける鬼などいなかったが]
周、聴こえるぞ。
人でも鬼でも無くなった獣のお前の聲。
[気付けば夜明け。
家畜はその光に希望を見出すと言うが、
その光に照らされた獣>>+22はどんな姿なのだろう。
ピリリと肌を刺す殺意を感じながら、
目の届かない事が残念だと嗤った*]
[血統の異なる明之進に、周の声は聞こえないままだ。
彼が今どうしているのか。零瑠と共にいるのか。
解らないけど、無事を願ってしまうのと裏腹に、
どこかで刺すような気配を感じる気がしていた]
人に、……、そっか。
[明にーさんの言うことはもっともだと思う。
僕らの間に絆がもたらされたとしてもそれはきっと、触れれば崩れ落ちていくほどもろいもので。
でも、だからって、触れれば崩れ落ちそうな絢矢の傍にいてあげられないのは、――苦しくて]
……僕だって、
[違う、これは強さで張り合えるかの問題じゃなくて。
同じ運命を歩んだ“家族”に刃を向けられるかどうかを訊かれてるんだ。
沈黙が肯定になっちゃうって思っても、
すぐにそれしか返せなくなる]
だが、お前だけは私の傍にいて良いと決めた。
その期待裏切るな。
[ホリーの力を得た真弓に実力では敵わぬだろうからこそ。
その忠義の心を見せろと、誘う様に笑みを投げた]
[結局、零にーさんが何を望んでるのかは訊けずじまい。
僕の耳に届いたのは、周にーさんが吸血鬼になったという結果だけ。
生きてて良かった。
みんなも同じ場所に連れて行きたかった。
こんなワガママを、にーさんはどう思うのかな。
声を、顔を、懐かしむ。けれど、そのどちらも、届かないんだ]
[14の誕生日の日を思い出す。
乾杯したのは『新しい家族』に。
ホリーとの暮らしがどれ程長かったかは推し量ることしか出来ない。]
確かに、あなたが読んでいた本も、また家畜が――…人が、作り、形にして、継いできたものですね。
鬼にはないものを、あなたは愉しみとしてきた。
[他には心の内の。希望に絶望に後悔に反省に幸福に苦しみに哀しみに――色の変わる、心の。]
では、どうされます?
[必要と分かった家畜を。]
あぁ、……あなたに、試して頂きたいものがあります。
きっと、美味しいですよ。
[本だけではなく、久しく口にしていない菓子も。料理も。*]
えぇ、けして決して――裏切りはしません。
あなたの期待に沿いましょう。
[そう、主が零瑠に向かう笑みひとつあれば。
気力は増し、士気高まるのだ。]
……お父様、
あなたの終わる時、
それはそう遠くないのですから、
どうぞ思い出してくださいね。
わたしがあなたの終わりを祈ることを。
[姉から受けて託した死の棘、
それこそが己の父に対する祈りのかたちだ]
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