238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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[三黒が綴る仰代麗亞の報告書に目立った変化は出る事は無く、 警戒を張って居た筈の他家からも何時の間にか気も緩み、 三黒の家の者は完全に彼女の存在に馴染む始末。 むしろ彼女が来てからはやりたい放題たっだ当主がきちんと家に居ると有難がる者さえ居たのだが、それは今はどうでもいい。
硝煙と紫煙。 変わらぬ二つの香を漂わせ、上着や武器は廊下の途中で使用人に剥がされた。 軽装であるスタンドカラーの白いシャツと、黒のスラックスを身に纏い、 火傷の滲む手はそのままに、手袋は、先ほどのコートと共に使用人の手の中に。
廊下を歩く黒の足音は、きっと客人にも聞こえていただろう。 片側に庭の覗く木製の長い廊下を踏みしめて、 足音は、部屋の前で止まったか。
火傷の手が、ゆるりと古い障子戸を撫でる。
一枚隔てた向こうから香る料理の香と、人の気配に眉をひそめて。 僅かな木の摩擦抵抗と共に軽い扉を横に引けば、目が合ったのは見覚えのある青い瞳。]
(226) mzsn 2015/09/25(Fri) 02時頃
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幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。
simotuki 2015/09/25(Fri) 02時半頃
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……!!?
[>>55>>56抱き締められて、耳元で低く囁かれた言葉に、 はくはくと口を開けるが驚きすぎて声が出ずに硬直する。]
(227) kosake 2015/09/25(Fri) 02時半頃
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いい一緒にいたいって、それは、あの、 〜〜〜〜――!
[ねえ待ちなさい冷静になりなさい蝶野玉露。あのイツキが恋愛感情でこんなこと言うと思ってるの? あの頃、学校が違ってもバレンタインに予定訊いて当日にチョコを渡し続けたのに、素直になれなくて口に付いた「義理よ」を信じこまれてたのを忘れたの? どう考えても幼馴染としてよ。 というより私死んでしまったし、いえイツキもだけど。
頭が沸騰しそうになっている。抱きしめられているから見えてないだろうけど、きっと耳まで真っ赤だ]
(228) kosake 2015/09/25(Fri) 02時半頃
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私だって、一緒にいたい
[ぎゅう、と隙間を無くすように抱き締め返した背中は、想像していたよりも広かった。 私は正式に当主を継いだ時、前へ進む為にその恋を紅いイヤリングに詰め込んで忘れようとしたけど]
(229) kosake 2015/09/25(Fri) 03時半頃
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けど、幼馴染としてじゃないの! 貴方は知らないかもしれないけど私は貴方のことが――
[素直に言葉にするのが怖いけど、アヤメちゃんと交わした会話に、包みこんでくれる腕に。勇気を貰って。 その時も、最期の時も、冷静に蝶野として立つ為に全部必要だったと思ってるわ。けど、それでも、私は]
(230) kosake 2015/09/25(Fri) 03時半頃
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――好きよ
(231) kosake 2015/09/25(Fri) 03時半頃
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[また貴方に恋をしてしまうのよ。 最後はやっぱり恥ずかしくて囁くような小ささになってしまったけれど、声は届いた筈*]
(232) kosake 2015/09/25(Fri) 03時半頃
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[目が合い>>226、合ったにもかかわらず、]
…は、
[スパァン!と良い音を立て、和紙を張った障子を勢いよく閉めた。
なんっで、あいつが、居るんだ…!? 混乱の中たっぷり63(0..100)x1秒程の時間をぐるぐる部屋の前で考えて、手は障子戸に触れたまま。部屋の中身を外に解き放ってはならぬと、閉じ込めるかのように押さえつけていただろう。]
(233) mzsn 2015/09/25(Fri) 04時半頃
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[ ス パァ―――― ンッッ!! ]
[そして再び開いた障子は、高い音を響かせて。 古いから壊れる?知った事か。
さて、彼は座ったままか立っていたか扉の前か。 そのどれにせよズカズカ大股で畳を踏みしめて、白の前に仁王立ちになるのに変わりは無く。]
お、…まえなぁ! 誰に許可得て、俺の家に上がりこんでやがる!
[そもそも三黒の家は対して誰の立ち入りも制限して居ないし、見られて困る物は何もない。 土御門の様に開発中の何かがある訳でも無く、幸々戸の様な家宝もなし。三黒の家の秘密は全て当主の身の内に。それ以外は普通の屋敷と、別な当主も部外者も好きに上げろと言い渡してある。 家に上げた犯人は機嫌の良すぎる麗亞という事は容易に想像がつく物の、こっちはそんな事知ったこっちゃないわけで。
というか、言うべき事はそれでは無い。 それでは無いのだが、口を突いたのは残念ながらそれだけで、 何時帰ってきた今までどうしていた急に何で等の疑問の数々と押し寄せた感情を、全て不法侵入の文句に当てていただろう。
不法侵入でも無いのだが。]
(234) mzsn 2015/09/25(Fri) 04時半頃
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― 数年後 ―
[血にまみれた褐色のコートを脱ぎ捨てれば。 中から現れたのは、制服姿の少女。]
……セーラー服、だからと。 侮るから、こーなる。
[馬鹿めが。 と、天に吊るした死体に、凍えた眼差しを向けて。 少女は、路地裏を後にした。]
(235) yuo 2015/09/25(Fri) 12時頃
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[あの戦いから数年。
又従姉の身柄を、三黒に任せ。 後始末と言う名の他家との腹探りに奔走して。 少なくとも、少女の目の前で麗亞の件を強く語る者は居なくなった頃。]
……しかし。
制服とは、窮屈だな。 麗亞ねぇは、よくもまあ、隙無くぴちりと、着こなしていた物だ。
[麗亞が学校へ通い始めた姿を、何やら鼻を伸ばして(それは常ならば『嬉しそう』と言われるべき表情だったのだが)見つめる三黒の姿に、暫し不貞腐れていた少女は。仕事の合間、学校へと通うようになっていた。 但し。麗亞の通っていた学校ではなく、偏差値はともかく格はもう少し落ちる共学の公立校。 早弁、女子トーク、校舎裏の悲喜こもごも。存外学ぶ物の多い学校生活は、つまらなくも退屈でもない物となっていた。
まあ、その分滞る仕事は、こうやって。効率よく、片付けて。]
(236) yuo 2015/09/25(Fri) 12時頃
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で。 昼間、何か動きはあったか? 急ぎの書面は?
[控えさせていた“草”が音も無く現れ、少女に書面を渡す。 歩きながら、数枚。ペンを手に名を書き片付けると、今度はファイルを渡される。 後は、何処かの喫茶店でこれに目を通せばいい。]
……解った、下がれ。
[今日はどうしよう、エフは空いているか……等と考えかけて、苦笑する。
自分はいつまでも、【親離れ】が出来ないらしい、と。
少女がそれに思い至ったのも、学校の恩恵だった。 あの日聖堂で放った、炎の烏。 あの男と似た力に、何かの奇跡かと思っていた事象。
明確に繋ぐ答えなど、一つしかなかった。]
(237) yuo 2015/09/25(Fri) 12時半頃
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[――――緩やかに衰えていく、聖痕の力。
何処かの覗き魔が勝手に聖痕を消した余波か、或いは血の薄さ故か。 あの日からこちら、ゆっくりと消えていく聖痕の力に。こっそり、考えていた事があった。
それを口実に、百舌鳥の事を誰かに引き継がせて。 あの男の元へ押しかけ、既成事実でも作ってしまおうか、と。
割と大真面目に計画を練っていたそれが、事実の元に木っ端微塵に打ち砕かれ。 呆気なく散った初恋に、何も言わず男を蹴りつけケーキをたらふく要求したのは。中学に入って、少しの頃。]
(238) yuo 2015/09/25(Fri) 12時半頃
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[きちんと調べてはいない、が。 どうやら母へは捻くれた片恋であったらしい書面上の父が、日に日に母に似る自分に、妙な眼差しを向けてくる辺りからしても。 まあ、確定なのだろう。
極力家に居る時間を減らしながらも、未だに当主業などやっているのは。 好きになれずとも、腫れ物扱いされようと。結局、百洲を“家族”とは思っているからでもあるのだが。 >>226三黒が大人しくなったと思いきや、今度は百洲か。影ではそう言われている事にも、目を瞑り。 それでも疲れた時には、まあ。 ケーキをたかりに、某家に電撃訪問などしてみたり。
麗亞や神威、最近目覚めたらしい幸々戸の護り手の事も気にはかけながら。 概ね、そんな数年だった。]
(239) yuo 2015/09/25(Fri) 12時半頃
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[などと追想していた最中。 いつまでも“草”の気配が消えぬ事に、首をかしげて。]
……どうした? 報告は、終わったのだろう?
[問いかければ。 もう1枚、書面を渡されて。]
(240) yuo 2015/09/25(Fri) 12時半頃
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…………?
!!!
[>>217三黒の屋敷に、神威らしき姿を連れた麗亞が戻った。 その報に目を見開いた少女は、ファイルを慌ただしく仕舞う。]
(241) yuo 2015/09/25(Fri) 12時半頃
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……何買っていこう。
ケーキ? シュークリーム? ああでも、エフ、甘いの苦手。シフォンケーキの方が、いい?
[そこまでは知らない、と言いたげな苦笑と共に姿を消した“草”を尻目に。 浮き立つ思考を、他の事で抑えながら。少女はスカートを翻し、傷の癒えた街を駆け出した**]
(242) yuo 2015/09/25(Fri) 12時半頃
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一緒にいたいってそれは勿論…ーーーー、
[そのままの意味で。 何故、一緒にいたいのかと問われたならば。 それは、そこに一つの感情があるからで。 それを自覚したのは彼女をこの手にかけ、失くしてからなわけだけども。
答えるよりも前に抱き締め返されて。 ああ、死んだ身体でもくっ付けばこんなに暖かいのかと思う。 それは直に触れる温もりではなかったかもしれない。 きっと暖かいのは心の内側で。]
家も何もない、お前だからこそ。
[玉露の囁きは小さかったけど、それが聞こえるくらいに二人の距離は近い。]
(243) laetitia 2015/09/25(Fri) 16時頃
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好きだ、玉露。
[心臓が早鐘を打つ。 耳の辺りがじん、と痺れるように熱くて。
昔は二人は当主だという思いがまずあって。 だから無意識のうちに玉露をそういった対象から除外していた。 そういった目で見ては駄目だと、そう思っていた。
でも一度自覚してしまえば違う。 除外しようとしても、そこに在るのが当たり前の存在。 ずっと近くにいた存在を意識してしまえば。
きっと、自分はずっと玉露に恋をしていたのだと分かってしまう。]
(244) laetitia 2015/09/25(Fri) 16時頃
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[恋を自覚すれば過去の所業が色々と、そう色々と頭を駆け巡る。 バレンタインの事とか、それはもう色々と。]
…すまなかった。
[思わず謝った。 それでも腕の中の存在を離さないのは。 自覚した恋に浮かれていたせい。]
(245) laetitia 2015/09/25(Fri) 16時頃
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[玉露の顔を覗き込み、瞼に口付けを一つ落とし。 それから。]
帰ろう、玉露。
[唇にも一つ口付けを。
死ねばそれまでだと思っていた。 潔く死ぬまでだと思っていたのに。 生き返りたいと欲が出て、未練があるのはそこに玉露がいるから。 彼女と一緒に歩いていけるのなら。 共に生きていたいと、そう強く願った*]
(246) laetitia 2015/09/25(Fri) 16時頃
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―目覚めてから数か月後―
[人の群れが見下ろせる高いビルの上。 赤いコートをはためかせ、式鬼紙使いは杖を片手に立つ。]
『マイクてす、マイクてす。 リッキィ、神威さん、準備いいかな?
今回は僕が審判をするよ。』
[傍らの式から幸々戸の当主の声が響く。]
(247) simotuki 2015/09/25(Fri) 20時頃
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久々の『勝負』だから、腕が鳴るな。
[初めは松葉杖じゃなくなっておめでとうの食事会だった筈だ。 それが話の流れで友との雌雄を決する事となった。
ちなみに弟も参加したがったが、それは全力阻止した結果の審判役だ。]
(248) simotuki 2015/09/25(Fri) 20時頃
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一重折り
二重折り
三折り 魂(たま)折り込めて
血が主は幸々戸理岐なり。
[今日の日の為に用意した特別性の紙が淡い光を纏い、浮き上がり。]
(249) simotuki 2015/09/25(Fri) 20時頃
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――式鬼紙《シキガミ》 海つ………ごふっ!
[突如、術者は吐血して倒れた。]
『リッキィぃぃぃっ!!!?』
[審判が大慌てでビルを飛び越え駆け寄って、すぐにその背へと手を当て、治癒の力を使う。]
(250) simotuki 2015/09/25(Fri) 20時頃
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[しばらくお待ちください。]
(251) simotuki 2015/09/25(Fri) 20時頃
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[――ボクは奴らを赦せんよ。
以前、礼を言いに会いに行った三黒にだけ話したことがある。
リハビリの経過はいいこと。 日常生活は問題なく送れるようになること。 けれど、無理はもう利かない身体になること。
以前と変わらず、痣無しと侮るような彼に話したのは、幾分か声に感じた暖かさ>>223と、自分の死んだ身体を捨てる事無く運んできたと聞いていたからか。 その時に一緒に伝えた、赦さないと。]
(252) simotuki 2015/09/25(Fri) 20時頃
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『ボクは『護り手』だからな。
当主様が融和路線とるならそれはいい。 ボクは異論を挟む気も、妨害する気もない。 でも信用はしない。
一度やらかした奴は、理由さえ出来ればまたやると思う。』
(253) simotuki 2015/09/25(Fri) 20時頃
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『……理央もアイツもなんだかんだお人好しだ。
今のボクに出来るのは、良い眼で警戒するくらいだし。 だから、また手を借りるかもしれないので。
その時はよろしくお願いします、三黒の当主殿。』
[そう言ってもう一度頭を下げたのは、遠いがはっきりと残っている記憶。 あれからなにかと煩い長老達から盾になるように努め。 随分とでかくなっていて驚いた日向とも喧嘩をしないように――再会時にうっかりチビガキ呼ばわりした上に、身長計ろうと頭に手を置こうとした件を除いて――して来た。]
(254) simotuki 2015/09/25(Fri) 20時頃
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……改めて、行くぞ!カムイ!
[先程のハプニングから無事生還した式鬼紙《シキガミ》使いの周囲に浮かぶ、ノーマル式鬼紙《シキガミ》が7体。]
手加減したらもう二度と『勝負』してやらんからな。
……記念すべき200戦目だ。 勝って先に100勝するのはボクだけどな。
[先程まで倒れていたとは思えぬよう、にっと不敵に笑う。 あの時、神門の魔女に見せられた友と弟の居る景色。 それは今、伊達眼鏡越しでも眩くもはっきりと、理眼-リガン-に映し出されていた。**]
(255) simotuki 2015/09/25(Fri) 20時頃
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