24 明日の夜明け
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[>>181のアイリスの言葉に、はじめてズリエルの傷に気づく]
……あ。わたし、シーツなら持ってるんでした。
[言いながら、カバンからシーツを出す。後、持ち歩いていたはさみ。端のほうを適当な長さで切って]
…でも、消毒を洗剤で、はさすがにダメですよね。
[言いながら、ズリエルが楽器を直した後、拒まれなければその傷に元シーツの布を巻こうとする]
(205) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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あっはははははっははははは
きゃははっははっはははっははは
うふふふふふふふふふふふふふふふふ
[夜空に、いいや、空間に響き渡る甲高い幼女の声。
上から、横から、次々と降り注ぐ]
[ぬ、と。
渦巻きから真っ黒な革靴と真っ白なタイツを吐いたプラスチックの巨大な足がグラウンドに突き出された。
はじめは1本。次いで、もう1本]
[巨大な足は、水色のワンピースと白いエプロン、金の長い髪と白のヘアバンドを伴っている。
校舎がドールハウスに感じられる大きさの、巨大な人形。
動かない表情、冷たく見開かれたままのガラスの瞳]
[有名な童話の幼女を象られて作られた人形は、口すら動かさず、けらけらけらけら笑い声を響かせながら、グラウンドに座り込んだ]
[そこに誰がいるか、全く頓着もせず]
(#8) 2010/08/07(Sat) 00時頃
[ぱしん]
[幼女はグラウンドに手をついた]
[身をかがめて、校舎を覗き込む。グラウンドを見る。
<<受付 アイリス>>を、巨大なガラス球が捉えた]
(#9) 2010/08/07(Sat) 00時頃
ううん。良かった。
[聞こえた声に、にこり微笑みながら言った]
きゃははははははははははは
[笑い声が大きくなる。
人形は、校舎を両手でよいしょ、とつかむ]
[かぱり]
[校舎は、まるで ドールハウス みたいに、4階が外れた]
[……もっとも、それは、人形の目標が達せられればきちんと元に戻されるのだが]
(#10) 2010/08/07(Sat) 00時頃
カルヴィナ先輩は…。何かを、知ったんだろうね。
わたし達とは、違う方法で。
でも……それがどういうことであるかを、敵に知られると、ダメだということまでは、知らないんだと、思う。
…わたし達には、隠し通し、否定するしかできない…かもって思うと。
寂しい、かも、ですね。
/*
今日の「敵」は、巨大な幼女人形です。
狼達とは違い、すぐにPCを害そうとはしません。
持ち上げて、まじまじと眺めたり。
別のところに運んだり。
着せ替えごっこしたり。
勝手にカップリングしてみたり。
まあ、つまり遊ぼうとします。
でも、巨大な幼女人形にとっての「人形」(=PC)があまり暴れると、幼女ならではの残酷さを存分に発揮することでしょう。
というわけで、こちらもここから先はセルフサービスでお願いします。校舎や施設もかぱかぱ外して、元に戻していってください。あんまり位置を入れ替えてしまうと混乱するので、入れ替えた人はメモに明記するといいでしょう。
(#11) 2010/08/07(Sat) 00時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 00時頃
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[マーゴがシーツの布を巻こうとするなら、おとなしく巻かれて。 そっぽを向いた先、伝説の樹が視線に入れば、また樹の根元でタオルに包まったソフィアが見えたような気がして。
彼女に届いたのだろうか、とほんの少しだけ、やさしい表情ができたところで――それが、*やってきた*]
(206) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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/*
なお、本日[[ omikuji ]]で大吉を出すと、彼女は帰りはしませんが、一回り小さくなります。ついでに、しばらくわんわん泣き喚いてそれ以上の行動をやめようとします。
では、何か質問がありましたらいつでもどうぞ。
(#12) 2010/08/07(Sat) 00時頃
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はぁ
[いっきにしゃべった後で大きく息を吸う]
ホリー 信じているから!
[そういい残すと屋上から階段を飛び降りていった。 ひとりきりになるとやっと気持ちが緩んで…自分でも気づかぬうちに自分の頬を涙がつたって落ちていたのを知った。]
…っ いつのまにか 赤い!
[頭上をみあげると信じられないものがそこに立っていた]
(207) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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─伝説の樹─
……え? な、なんだ?
[ふと、感じたのは空気の震え。 次いで、響く足音と──]
……っだあ、るっせぇ! 一体、なんだよっ……。
[文字通り、降り注ぐような笑い声に声を上げて空を見上げた時。 それが、目に入った。 いや、入らない訳ない、というべきか]
(208) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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― 音楽室 ― [携帯を持って居ないのかと問われればポケットからそれを取り出して見せる]
一応、持ってるんだけど、さっきは繋がらなかったからもしかしたらまたダメかなって。
[マーゴがズリエルの手当てをしようとする様子を見ながら困ったような笑みをズリエルに見せて、外を見る。
――青い光が、赤に変わる――
ビクリと身が竦む、今度の『敵』はまたグラウンドに来るのではないか、と思い急いで音楽準備室へ走りグラウンドを見る]
狼が‥‥‥居ない?
[凄まじい勢いで大きな何かがグラウンドに降る様が見える、グラウンドに居た皆は無事のように見えて、胸をなでおろした瞬間。
――赤い光が降り注ぐ]
え‥‥‥な‥‥‥?
[ぎこちない動きで振り返るように上を見上げると、そこには巨大なフランス人形のような女の子の人形、そのガラス玉の生気を伴わない瞳と眼が合った]
(209) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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ぶーーーーーーーーーーーーーーーーー!
[赤い月と共に現れた">>#8それ"に、吹いた。怖い以前に、吹いた。]
うっわあ、きもっ!
[さささーっと、近くの樹の傍に隠れた。自分の顔の色は月に赤く染められただけではない。]
これなら…
(210) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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[『ずずずずずず』と床が震えて。それはどんどん大きくなり。 やがて聞こえる甲高い声]
(……私が一番、苦手なものじゃ、ない……)
[幽霊とか、お化けとか、呪いの○○とか。 ホラー映画に出てきそうなそれ]
(あはは。フィルと離れた時に限って。 タイミングばっちりだね)
[恐すぎて、むしろ笑ってしまいそうだった]
(211) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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[ズリエルの手の傷は、小さなものだったが、丁寧に布をまきつけて]
…おしまい。…楽器、弾く人だったんだね。 …そういえば、いつかソフィアちゃんが言ってたっけ。 手、大事にしてね。
[そこまで言った所で――大きな目が、アイリスを見ていた>>#9]
(212) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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え?
[だが、きゃっきゃしながら>>#10校舎をまるでおもちゃのように取り外したすがたを見て、背筋が凍りついた。]
ひいいいいいいいい。
[無邪気に遊ぶようなそれに。 嫌な予感と、頭に浮かぶその姿。
ばらばらの。]
(213) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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……え?
[その状況を理解する間も無く。かぱ、と変な音がして]
え。ええーーーーー?!
[天井が無くなって、巨大な人形が見えている事には、驚く以外ほかなかった]
(214) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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[揺れる地面。謎の声に辺りを見渡す。それがどこから響くのかも分からない。]
っと。
……え?
[突如グラウンドに何かが落ちた。巨大な棒? 見上げる。]
……。
[それが何か、巨大すぎて一瞬認識できなかった。ばん、とまた地面が揺れ、何かが降りてくる。空が見えない。それから、こちらを見る。]
……ヒト?
[四階が外れる。あまりの戦慄に、身動きが取れない。]
(215) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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[呆気に取られている間に、かぱ、という軽い音が響いて]
て、ちょ、まっ……!
[4階が外れた]
……いやいやいや。 ねぇだろ、それって。
[余りと言えばあまりの光景に、逆に素の突っ込みが口をついた]
(216) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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― 音楽準備室 ― こ、こんなのに、どうやって対処しろって‥‥‥。
[口元が引きつる、手にした液体洗剤はなんの意味も持たない無用の長物と化した事を悟った、しかし人形はじっと...を見ているだけで何かをするでもない様子で、暫く見つめられた後に開けられた校舎の上階が再び戻される]
こ、この学校、取り外し可能だったんだ‥‥‥。
[やっと出た言葉は最早意味不明だった、音楽室に居るであろうズリエルとマーゴの元に駆ける]
あんなのから逃げるなんて無茶だけど、私、見られた! 近くに居た二人も見られたかもしれない、逃げましょう!
[カチカチと歯が鳴る、ホラー系の映画などではお馴染みな光景だが実際に目の当たりにするとその恐怖は尋常ではなかった]
(217) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 00時半頃
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……って、突っ込んでる場合か、オレ!
[今の所は校舎の方に興味があるようだが、いつこちらに向かってくるかもわからないわけで]
……っと、会長さん、だいじょーぶっすかっ!? 取りあえず、ここにいると目だって色々ヤバそーだし、今の内だけでもどっか、隠れないとっ!
[校舎に隠れるのは、何となく無駄っぽい気もするが。 それでも、見通しのいい所で見つかるよりは、と動けなくなっているらしきルーカスの腕を引っ張った]
(218) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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[あの手にもってるのは、4階だと見えて]
……そ、そんな簡単にはずれる建物だった……っけ? あそこ、今誰も居ないといいんだけど…!
[だが、そんなことより。アイリスを見て、それから屋根を外したという事は]
……ッ! アイリスさん、逃げてッ!
(219) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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―― 校舎2F廊下 ――
[1Fをざっと見る。 階段をかけあがったところで、電話がとられた]
[自分の方に、ノイズは聞こえない。 無事なことにとりあえずの安堵を覚えるけれど、居場所を告げるのは、拒否された]
おい、ひみつって、あぶなっ メアリー? メアリー!!
[ぶち、と嫌な音で電話が切れた。 すぐ近くにいるとも知らず、叫ぶ]
[いやな地響きに、少しバランスを崩したのはそんな時。 3−Cの教室に駆け込んで、窓の外を見る]
[月が、赤い]
(220) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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―校舎二階―
[携帯を手にアイリスの姿を探す。 電話を掛けようとして、逆に彼女からメールが届いた。 校舎に鳴る、アメイジング・グレイスを]
ん、…………!?
[更に掻き消す地鳴りのような足音。
靴だ。最初に見えたのは。
唖然として。
ばしん! と校庭に手をつく振動に踏鞴を踏む]
(221) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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[それは、アイリスの逃げよう、という言葉と同時だったろうか。なら、それには大きく頷いて]
はい!
[逃げながらも、つい、何度か振り返ってしまう。ズリエルも一緒に走り出すだろうか]
(222) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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…これって。
[唖然として動きがとれずつったったまま、最悪の状況が目に浮ぶ]
あの樹が潰されちゃったらどうしたらいいんだ
[とりあえず身を隠す場所を捜して、大きな人形の様子を探る]
(223) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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[体育座りのまま。泣きそうになりながら、小刻みに震える]
(恐い、恐い恐い、恐い……)
[すると突如]
[パカッ。……それは、4階が外れたすぐ後だろうか。 2階が、外された]
――……ッ……!!
[首筋に風を感じて頭を上げると、ガラスの瞳と目が合った]
〜〜〜〜〜ッ!!!
[恐すぎて、ボロボロ涙が零れる。動転して声が出ない。けれど。 伸びてきた指。塩酸の瓶を投げた]
(224) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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え、ええっ。
[テッドに腕を引っ張られるも、どこに逃げていいのか、途方にくれる。それに]
四階、って。
[先ほど屋上にホリー達がいたはずだ。足は動かない。校舎を見上げる。>>217その下を覗く為だったのか、やがて四階部分は戻され、我に返る。]
(225) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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良家の息子 ルーカスは、テッドの手がまだあれば、そちらへと駆け出す。
2010/08/07(Sat) 00時半頃
…二人とも、大丈夫、ですか…!!
て、敵って狼だけじゃなかった、んですね!
これはそれにしても…どうすればいいの!!
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―二階 3-A―
[窓枠に掴まって外を見る。 最初巨人かと思ったが違う、模造の関節]
人形? ……って、ちょっ、おいおい……
[その手に持っているのは、四角い建造物。 逃げ場以前の問題だ。 ありえない。
四階が戻り、次に外される下階部分。 二階が屋外の空気に晒されて、埃と風が舞う。
『敵』が近過ぎて、月は見えない]
(226) 2010/08/07(Sat) 00時半頃
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