人狼議事


42 廃棄人形ーeverlasting love marionetteー

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【人】 奇跡の子 カリュクス


 あ。
 ………お父さま。

[其処へ父の手が、優しく頭部に触れた。
 大きな掌が柔く、愛しむように撫ぜていく。]

 誕生日?
 …………もう。

 そんな歳でもありませんよ、お父さま。

[そして、父が漏らした言葉に少し苦笑いをする。
 明日、カリュクスは21歳の誕生日を迎える。
 その誕生日プレゼントは何が良いかとの問いだった。]

(203) 2011/01/14(Fri) 18時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[目的地は大学。
昨晩電話で教授に公演につれていけとごねてみたものの、結局適当にあしらわれてしまったから。
今度は修士やら博士の先輩にたかろうという心算]

…ん。

[けれどその前に。
通りがかったクレープ屋の香りに足が止まる]

(204) 2011/01/14(Fri) 18時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


 ――――。

[娘が幾つになっても誕生日は誕生日だと主張して止まない父。
 カリュクスは父を見つめ、ふ、と仄かに微笑んだ。]

 じゃあ。
 …………ジャンのおやつを。

 ほねっこ。

[ぽつり、呟けば。
 父は、なんだか微妙な面持ちで小さく頷いた。]

(205) 2011/01/14(Fri) 18時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/01/14(Fri) 18時半頃


【人】 役者 鏡花

―芝居小屋・昼の部―
[――人間よりも人間らしく。女性より女性らしく。

只逸れを極める為だけに舞い続ける人形の鏡花の本日の舞台はそれは素晴らしい出来だったという。

幸運にも居合わせた客席の興奮は幕が降りてからも醒めることなく、また本人や他の役者の興奮も落ち着く事無く芝居小屋全体がざわめいていた]


……鏡花が、降りてきた。俺はやっと鏡花になれた。

[楽屋で着替えもせずに魂が抜けるように呟いたこの人形、先代の女形役者鏡花が急死してから作られ動き始めてからまだ一年足らずにも関わらず元の鏡花と同じだけの―少なくとも観客に見分けられるものは居ない―演技力を身に付けた天才ではあるが「舞台を降りた鏡花」の演技はまだ不十分で素の部分を覗かせていた]

(206) 2011/01/14(Fri) 18時半頃

カリュクスは、サイラスがクレープ屋さんの前に居る事は知らないが、傍に居たならどんな顔をしたろうか。

2011/01/14(Fri) 18時半頃


【人】 役者 鏡花

時雨さんは見にきたかな。

[昨夜慶三郎に渡したチケットの一席は先代の鏡花の為。もう一席は鏡花になれなかった兄弟人形「飛鳥」のもの。
海外公演にまで全ての回で座席を確保するという暴挙を許した座長に感謝しつつ、夜の部までに体力を回復させようと立ったまま目を閉じた。

おそらく夜の部も光臨した鏡花を纏うこの舞台は大成功となるだろう**]

(207) 2011/01/14(Fri) 18時半頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2011/01/14(Fri) 18時半頃


[クレープ屋が面した通りを、ひゅうと一枚のチラシが飛んでいく。
派手な色彩と独特のデザイン。
内容は見なくてもわかる。先日隣町に行った際、これと同じものが沢山撒かれているのを見たから]

――これも人工生命排除運動の一環か。
全く、過激派はやることがえげつない。

[忘れもしない。徹底的に破壊された人形が横たわる姿。
その上に降り注ぐあのチラシ――モノに心は、魂はいらぬと。
そう主張する紙切れが、何百枚と風に吹かれていた]


[そのチラシを撒いたのが隣町の襲撃犯と同一なのか、便乗なのかまではわからない。
自分にとってそんな細かいことはどうでも良かった]

あの時の人形は……

[事件現場の凄惨な光景が、ずっと頭から離れない。
そして、あれを見た時の不思議な高揚感も、なかなか忘れられなかった]

あの女に似てた、な。

[狂気に満ちたチラシが舞い散る中で、己は静かに笑っていたのだ]


【人】 浪人 慶三郎

[多くのファンがワイワイと群がっていたため、楽屋の場所はすぐに分かった]

ちょっと……失敬!

[人混みを掻き分け、かなり強引に前へ進むが、楽屋前にはロープが張られ、警備員が5人立っていた]

すまんが……どうかお目通し叶わんか!

「規則ですから、できません」

いや儂は、鏡花殿に一言礼を……!

「その気持ちは皆さん同じですから」

だからそうではなく……!

[暫くは、人混みの中でこんな押し問答を繰り返し、警備員にさぞかし煩わしがられる事だろう]

(208) 2011/01/14(Fri) 18時半頃

[頭ではわかっているのだ。
自分は父親が入れ込んでいる人形の女が気にくわないだけで、人形そのものに辛く当たるのは間違っていると。

それでも、心の中にはずっと…
人工生命など最初から存在しなければ良かったのにと、そう思う自分が居た。]


カリュクスは、慶三郎の事は知らないが、傍に居たのならくすくすと笑うだろうか。

2011/01/14(Fri) 19時頃


カリュクスは、芙蓉が薬剤師だという事をどこかで知る日が来るかもしれない。

2011/01/14(Fri) 19時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス


 今日は、

[ふい、と眸を空へ投げる。]

 風が気持ちいいです。

[薄っすら微笑みながら
 庭先にて父との一時に身を*沈める*]

(209) 2011/01/14(Fri) 19時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2011/01/14(Fri) 19時頃


【人】 浪人 慶三郎

……だから、何度も言ってるだろう。
このように素晴らしい舞台を観せてくれた鏡花殿に、一言礼がしたいだけだと!

「ですから、何度も無理だと言っているじゃないですか」

だー!
頭の固い奴だな!

[しかし、ここで強行突破できないあたり、微妙にヘタレ**]

(210) 2011/01/14(Fri) 19時頃

[好きになろうという努力はした。
元々の人形史という専攻を生かして、理解しようとした。

しかし、心の中に芽生えた暗い感情は完全には消えなかった。
研究に没頭して、昔よりずっと深い人形の知識を得ても]

…やっぱ、無理なもんは無理なんだよな…。

[あの光景が、自分が苦心してしまいこんだその感情を一瞬で呼び起こしてしまったのだ]


浪人 慶三郎は、メモを貼った。

2011/01/14(Fri) 19時頃


【人】 読書家 ケイト

[慶三郎にお礼を言って分かれた後に考え始める。
彼が特に目をかけていたあの女形……佐村鏡花といったか。
見事な演技だったが……]

……あの人も、人形なんだろうか……

[化粧もしていたし、衣装も着ていたため
見た目からでは全く分からなかった]

……少し、お腹空いた。

[朝昼兼用の食事をしてから何も食べていない。
そんな時、ふとクレープの臭いを感じてそちらへ目を向ける]

(211) 2011/01/14(Fri) 19時頃

【人】 読書家 ケイト

>>204
……あれは……

[目を向けたクレープ屋の前で足を止める青年を見つけて、
近づいて声をかける]

……サイラス。
……サイラスも買い食い?

[甘い臭いを漂わせる店に目を向ける。
空腹を感じていなくてもついつい寄ってしまいそうだ]

(212) 2011/01/14(Fri) 19時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2011/01/14(Fri) 19時頃


【人】 薬屋 サイラス

[先ほど小ぶりとはいえ3つもプリンを食べたというのに、
甘い誘惑にあっさり負けた青年は鼻歌まじりにクレープ屋に吸い寄せられた]

チョコバナナクレープ、生クリームダブルで。

[しかも結構なボリュームである。
焼き上がりを待つ間も楽しげに鼻歌を歌っていると、後ろからよく知った声が聞こえた]

んぁ、誰かと思えばケイトじゃん。
そーそ、ここのクレープの匂いについつい釣られちまってさ。
さっきウチでデザート食べてきたのに。

(213) 2011/01/14(Fri) 19時頃

【人】 読書家 ケイト

>>213
甘いものは別腹、とも言うし気にしなくても大丈夫だと思う。
……でも結局どんな図解を見ても
「別腹」がどこなのか分からなかったけれど……
……あ、私はストロベリークレープでお願いします。

[人間とはやはり不思議なものなのかもしれない。
注文を店員に告げて焼き上がりを待つ]

……もう、知っているかもしれないけれど、
昨日ラルフがサイラスを探していた。
……いくら親戚の店とはいえ、
代金を払わないのは誉められたことじゃないと思う。

[そう言いつつも、あまり真剣に咎める気はない。
少し苦笑気味に笑顔を浮かべた]

(214) 2011/01/14(Fri) 19時半頃

【人】 役者 鏡花

―楽屋―
[ぼんやりと余韻を噛み締めていると招待客が挨拶しに来た様だ、人が増えて賑やかになってくるのと同時に意識を鏡花に切り替えて応えてゆく。

入れ替わり囲まれて興奮している客たちの対応をする、このあたりはどこの国でも似たような感じで流石に慣れたものだ。
廊下から慶三郎の声が聞こえたら、スタッフに言付けて中に入って貰おうか**]

(215) 2011/01/14(Fri) 19時半頃

【人】 薬屋 サイラス

図解見て別腹探すって…
はは、載ってる資料があったら俺にも見せてくれよ。

[にやにや笑いながらそう言うと、出来上がったクレープを受け取ってぱくりと一口。]

なんだ、ラルフの奴ケイトにまでちくってたのか。
酷いよなあ、人のちょっとした悪事をふれ回ったりしてさ。な?

[同意を求めるように零したら、ケイトはどんな反応をするだろう]

まあ今日はちゃんと払ったし?
たまにはいいじゃん。まかないだよまかない。多分。

(216) 2011/01/14(Fri) 19時半頃

【人】 読書家 ケイト

>>216
……? 分かった。見つかったらサイラスにも見せる。

[何か自分はおかしなことを言っただろうか。
分からずに首を傾げる]

ふふ。サイラスも相変わらず調子がいい。
その様子だと、もうラルフには会って
しぼられたみたいだから、私から改めて言うこともなさそう。

[おかしそうに笑顔を浮かべた後に、
同じように出来上がったクレープを受け取って食べつつ]

……そういえば、最近卒業論文で
忙しそうにしているようだったけれど、そっちは順調?

(217) 2011/01/14(Fri) 19時半頃

【人】 薬屋 サイラス

おう、まー楽しみに待ってるさ。
きっと大発見になるぞ?

[ケイトのこんな調子には既に慣れているのか、
ツッコミもせず人の悪い笑顔を浮かべるばかり]

さすがケイトちゃん、やっさしー!
今度お兄さんがこっそりケーキをおごってあげよう。

[調子よくそう言ってから、財布の中身が少々不安になってきた。
なにせ三色プリンとこのクレープでだいぶ散財したのだ]

ん、そっちはまあまあかな。
思ったより資料が見つからなくて最初は苦労したけど、イイ場所見つけたから。

(218) 2011/01/14(Fri) 20時頃

【人】 双子 夕顔

―朝・お屋敷―
・・・おはようございます、ご主人様。
・・・・・・お芝居、ですか?

[早朝、何時ものように主人の部屋に向かうと、芝居のポスターとチケットを手にした主人が着物姿で待ち受けていた]

・・・・・・はい。かしこまりました。すぐに支度いたします。

[昨日街でポスターを見たのだろう。主人の気まぐれはいつもの事なので、淡々と頷いて部屋を出る。まずは主人の娘。瓜二つの人形に着物を着せなくてはならない。主人は何事も形から入る人なのだ]

(219) 2011/01/14(Fri) 20時頃

【人】 読書家 ケイト

>>218
またまた見栄を張って……
最近アルバイトにも出れていない金欠のサイラスに
奢ってもらうほど落ちぶれていない。

[そう言いつつも悪い気はしない。
どことなく表情に喜色が浮かぶ]

……そう。
……何か、私に手伝えることがあれば、言って。
私の家にも人工生命に関する文献はかなりあるし……

[そこで小さく一呼吸ついて]

……それに、私も人形だから。
最も、有機型の私だと少し研究内容から外れるかもしれないけど……

(220) 2011/01/14(Fri) 20時頃

【人】 薬屋 サイラス

む。悪かったな見栄っ張りで。
自慢じゃないが俺の50%は見栄でできてんだ。
今度バイト代が入ったらいいもん食わしちゃるから待ってろ。

[かっこ悪い決め台詞を言って、内心ほっと胸をなで下ろした]

ん。そだな、また今度お邪魔するよ。

[へらり、と笑ってそう言うと、続く言葉には唇に人差し指を立てて]

外では、あんまそういうこと言うなよ。
知ってるだろ?最近の事件。どこで誰が聞いてるかわかんねーんだから。

[気持ちはありがたいけどな、とそこだけは明るく告げて。
クレープをもしゃもしゃと口の中に押し込んだ]

(221) 2011/01/14(Fri) 20時頃

…嫌なタイミングで嫌な奴に会っちまったなあ…

[クレープをほおばりながらぼやいた言葉は、
周囲からはもごもご行儀の悪い音にしか聞こえなかっただろう]


【人】 読書家 ケイト

>>221
ふふ……じゃあ、奢ってもらうのも
サイラスが家に来るのも気長に待ってる。

[そう言ってわずかに微笑みながら]

……ごめんなさい。
……でも、ちょっと気になって。
人間のことも、人形のことも……
サイラスの研究を手伝えば、少しは何か分かるかな、って……

(222) 2011/01/14(Fri) 20時半頃

【人】 双子 夕顔

―朝・お屋敷―
ご主人様、準備が整いました。

『お父様、ねえ見て!着物似合う?』

[朝顔柄の着物に着替えた娘を連れて部屋へ戻ってくると、娘は父親に見せるようにくるりと回る。]

良くお似合いですよ。

[相変らず淡々と娘を褒める。着物に着替えた娘の姿はますます...と瓜二つだった。]

(223) 2011/01/14(Fri) 20時半頃

【人】 薬屋 サイラス

おう、楽しみにしてろ。
おにーさんのかっこいいところを見せてやるぜ。

[に、とかっこつけて笑った顔は、クレープの食べかすがついていて台無しだった。
食べ終わったクレープの包みを丸め、お行儀よく「ごちそうさん」と屋台に手を合わせる]

あー…。いや気持ちは嬉しいし、ぜひそうしてくれたら助かるけど。
…少なくとも、知らないやつに自分のことを知られないように。気をつけてほしいんだよ。

[言い方がまずかったかな、と自分の頭をがしがしかきながら。
言葉を探すように宙を見る]

ケイトが危ない目にあったら、みんな悲しむだろ。

(224) 2011/01/14(Fri) 20時半頃

良くお似合いですよ。

[心にもない言葉。着物姿の人形を見ているとまるで鏡でも見ているようで、けれど自分とは全然違う人形の態度に酷く不快感を覚えた。]


【人】 読書家 ケイト

>>224
……うん、分かった。ごめんなさい。
心配してくれて、ありがとう。
……外では、出来るだけ言わないようにする。

[申し訳無さそうに目を伏せた後、
相手の顔を見て、クスリと笑う]

……クリーム、ついてる。

[そう呟いてクレープを持たない手を
そっと相手の顔に伸ばしてクリームを拭おうとする。
口元に触れればその手は冷たく感じられるだろう]

(225) 2011/01/14(Fri) 20時半頃

【人】 双子 夕顔

―お屋敷→芝居小屋―
[道中、並んで歩く親子のすぐ後ろに付き添い、二人の背中を見つめる。]

・・・凄い人出ですね。

[芝居小屋の前に着くと、人の多さに素直な感想を漏らした]

(226) 2011/01/14(Fri) 20時半頃

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