298 終わらない僕らの夏休み!
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― 神社 ―
………昨日颯成が転んで、 颯成は、レモン味で、 じゃんけん勝ったから飴もらって。 かたぬきはあたしは全滅。 颯成は飛行機……
………おかしいのは
[震える声で颯成の言葉をなぞる。 カレンダー、とつられて言いかける。 ブレーキのかかった颯成が「俺も夏休みが終わんなければって」という一言を聞き終えるまでに、少し考えてみた。]
ふ…………
[あまりにも荒唐無稽だ。(>>155)]
(163) 2019/09/03(Tue) 01時半頃
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……やっぱりあたしたち『も』 おかしい気がするけどね……
だって、あたしたちだけでしょ……? あたし友達にこの事言ったら「夢」って言われたし。
[これがおかしくなくてなんだろうと、気味の悪さについていけずに自嘲気味にわらってしまった。 ぶよぶよした謎のなかにぽつんと放り出されているようだ
それでも、強烈な孤独感を感じている今、あの制服姿を追いかけるのには大いに賛成だった。(>>161)**]
(164) 2019/09/03(Tue) 02時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/03(Tue) 02時頃
[己の身の内を焦がし燻り続ける炎を押し宥めながら祭りに浮かれた人いきれや石畳を行き交う下駄の立てる音に耳を傾けていた。
社の何処からか響くくぐもった水音…と言うには濁り切たノイズのように届いたそれにゆるりと眼を向ける。
生者の体に流れる血潮や息吹の持つ熱には程遠いただひたすらに冷たい何かが其処にあって。
嗚呼……これは、と焼け付いている癖に酷く冷えた心に一つ刻んだ。
此処には自分と同じようなものがいるんだ。
もう一つ、それに寄り添うような これは生者の気配に思える。
だって命の炎が暖かく周囲を照らしているように見えるもの。
たまたま、同じ社に足を踏み入れて距離が近付いた事でこの邂逅を察する事が出来たのだろう。
ノイズの内容までは耳にする事が出来なかった。]
ハ、ッハハハハ、ハハ!!なあんだよろしくやってんじゃん
素敵だね、ああ素敵ィ……いいねえ、そう言うのウラヤマ。
[死が二人を分かつまで、と言うけれど。
その死すらも乗り越える絆ってやつ。
私も欲したら手に入るだろうか?とクツクツと笑みを零した。
否、零れたものは笑みなどと言う柔らかなものではない、ただ煮えたぎるような何か。
自分の領分を侵さぬのであればあれは自分の預かり知らぬ事だ、と思っておけばいいのだろうか。
漏らした溜息が神聖な筈の境内の風を焦がす。
きっと屋台や何かの煙に紛れてしまうだろうけれど暫く焼け焦げたような匂いが風に混じっただろう。]
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─ 図書館 ─
[最新式の設備とは言えない図書館の扉をギギ、と音を立てて押し開いた。 それだけで内部を冷やし続けている空調の風が頬を凪いで思わず心地よさに脱力する。 暑い。とにかく蒸し暑い。 外を歩いている内に、抱いていた会堂の腕も離してしまった。
だって汗ばんだ手でしがみ付いているのも何だか悪い気がして]
ねェ会長あいつめっちゃ9月1日生きてたね。
[先程神社で見つけて後を追った同級生や、その前後に見かけた顔見知りに尋ねてみるも 皆揃いも揃って今日は間違いなく9月1日、夏休みの最終日だと答えるのだ]
(165) 2019/09/03(Tue) 02時頃
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[先程神社で見つけて後を追った同級生や、その前後に見かけた顔見知りに尋ねてみるも 皆揃いも揃って今日は間違いなく9月1日、夏休みの最終日だと答えるのだ]
[これ私達の頭がおかしくなっちゃったんじゃないよねェ……と柔らかい髪をくしゃくしゃかき混ぜていれば、割と手近なあたりから『カキーン』とやけに爽やかな着信音。
ぎょっとして書架の間を覗けば、その先の閲覧スペースに見知った姿があった]
出口!
(166) 2019/09/03(Tue) 02時半頃
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[思わず指さして呼んでしまった。放課後の教室でもないのに自習や読書に励む真面目な善男善女の集中を搔き乱す程度の音量だったが、それを気にしている場合でもなく。ちょ、ちょ!と同程度の音程で漏らしながらぱたぱたと駆け寄った]
[確か一年だか二年の時同じクラスだったし、何ならウチら大体同中だ。 いつからか知らないけど野球頑張ってて、こいつの試合うちらめっちゃ応援したし。 この前の試合も観に行った。……エミちゃん達エースくんが目当てだったけど。 出口超活躍してたし。
本人を目の前にしてしまったら、あの試合のが思い出されてどう声をかけていいのかちょっと良くわからなくなって、…何せあの後特に言葉を掛ける時間もなかったからこれが初対面だ。
チッス……と呟いた。お勉強?だろうか。『昨日』お祭り行った?それとも『今日』行くの。 どう訊こうか逡巡して、ここまで突撃して来たくせにヘルプを求める視線で会長いるかな、とチラチラ後ろを振り向いたり **]
(167) 2019/09/03(Tue) 02時半頃
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[その声がきこえたとき、あたしは一番最初に『怒っている』のだと判断した。
つぎに感じたのは、焦げ付くような熱さだ。
わらっているような音なのに、溶かした鉄みたいだった。
沸騰した金属のようなくせ、どうしようもなくひえている。
あんなにぐつぐつとはなすのに
その誰かは、とっくにもう手の施しようなく死んでいる。
新聞に死んだひとの名前が書かれる。
あの灰色の一覧をあたしは思い浮かべた。
あの笑う誰かは、いつ死んだのだろう。
熱した鉄はいつか冷えるもののように思っていたから
あのひとも、もしかして
つい最近、死んでしまったのだろうか?]
鄒ィ縺セ縺励>……?
[分厚い濁った音があたしから発しているとも気づかないで、あたしはただ耳が聞こえにくいせいだと思いながら「うらやましい」と言われたことを上手く理解できなくて、音だけは鸚鵡返しになぞろうとしていた。
あたしの人生には、誰かを見てはそう思うことばかりがくっきり刻まれてきた。
秋山先輩を好きになってからは、いっそう深くなって、いたいほどだった。
もう終わった短い一生ながら、自分がどう、なんかより、誰かより劣るばかりの一生だ。
すこし童顔なところが可愛い先輩。頭がよくて泳ぎの上手い先輩。野球のうまい先輩。我慢せずに嫌いなものに悪態をつける人もきさくで明るい人も、こうと決めたらまっすぐに覚悟をきめて飛んでいけるあの子も。みんなみんな、あたしにとってはうらやましいものだった。]
[欲しいことがあるらしいことは分かるのに、その燃える鉄がどんなものを欲しがっているものが、じゃあどんな形の何なのか、あたしにはいまひとつ想像することができなかった。
あたしという未練ばかりの水たまりは、あの燃える鉄のように「あたらしくほしいもの」を思わない。
ここにあるのは、
「かつてほしかったもの」ばかりなのだから。**]
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[根岸に叱咤されながら、俺は何とか歩いていた。 ここは何処だろうか。灯台のように浮かび上がる根岸の後ろ姿以外、おれにはなんだかすべてがぼやけて見えていた。だから先輩が俺の前に回り込んできたときも、咄嗟に止まれなくてぶつかってしまった(>>160)。
精神的にちょっとアレだった俺は、制服の袖を引く感触にもただ目を見開いてしまうくらいしか出来ないでいる。]
大丈夫っス!
[俺は我に返ったように、差し出された紙片を手にして、慌てふためいて自分のスマホを取り出した。アドレス交換ってどうやるんだっけ?どうしたらいいんだ!そうだ。いっそスマホごと先輩に渡しちゃえば…。]
(168) 2019/09/03(Tue) 08時頃
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[意味ないだろ(>>168)。 ようやくまともに考えられるようになったころ、 先輩の姿はもうなかった。]
根岸…俺…
[とんでもない子を好きになったな。あれは魔性の女だ。 俺の中の一番冷静な俺が心の片隅でそう囁いた。だけど俺はそんな俺の言葉には耳を貸さず、貰った紙片を胸に抱くようにしながら、しゃがみこんでしまった根岸の傍で(>>157)、棒立ちで泣いていた。**]
(169) 2019/09/03(Tue) 08時頃
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──神社──
[ ぼうっとしてた千早の視界に入ったのは──、]
あれっ、澪先輩? それに、大須賀ってば、 何してんの? 中学校は?
[ 野球部の大先輩でもクラスメートでもなく、 同じ塾に通う1つ上の先輩>>164であって、 千早は驚いたような声を上げてしまう。
それも、弟の友達──というか、 中学時代の後輩>>161と一緒なんだから、 驚きもひとしおというやつで。
驚いた拍子に、 先ほどまでの不思議な状況が、 すっかりすっ飛んでってしまった。]
(170) 2019/09/03(Tue) 10時半頃
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[ 弟と同い年ということもあって、 つい同じように指摘をしてから、 ──あっ! と咄嗟に口を覆った。
そうだ。今は世にも奇妙な9月1日。 ……らしい。ので。
澪先輩にまで、 頭のヘンなやつと思われてはかなわない。]
……えっと、なんていうかですね、 学校って今日からでしょ同盟みたいなものが、 ある……というか、いや同盟ってほどじゃなくて。
[ 少し前、かの生徒会長の心の中では、 もっとスマートな名の同盟が結成されてたなんて、 千早が知る由もないことであった。>>125]
(171) 2019/09/03(Tue) 10時半頃
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[ とにもかくにもしどろもどろになりつつも、 千早はごまかすような言葉を吐いた後、 ううん。と呻って、はあ〜っと息を吐いて、 それから、いたって真剣な顔をして、 15cmほどの身長差をぐっと見上げた。
澪先輩に相談したいことがあって。 ──って、いつか言ったときと同じくらい、 真剣さを声音に込めて、怖がられがちな目で。]
……そもそも、私、 今日は本来9月2日だと思うんです。
[ そのまま視線を大須賀に移す。]
絶対、私は昨日9月1日を過ごしたはずなの。
[ 迎合してたまるかって具合に言い切ったのだ。**]
(172) 2019/09/03(Tue) 10時半頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/03(Tue) 10時半頃
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― 神社への途上 ―
それなら友達の家のご飯を頂いたと言っても良いわけですね。 それは初めてのことかも、ご馳走さまでした。
[ポテサラ、ナス、トマト。 忘れないように頭の中で復唱する。 数式や英単語といった類のもの以外が脳に染み込むのは久しぶりの感覚だ。 あと、名字は明加で。憶えました。 とはいえ、今更名字呼びに切り替えるほどに人の心が無いわけではない。 ヒナコサンで通させていただこう]
[そして、知り合いを見つけたようで神社には向かわず一度離脱する様子の二人(>>138)(>>159)を小さく手を振って見送った]
(173) 2019/09/03(Tue) 11時半頃
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― 神社 ―
[神社へと向かった組としては一番最後に辿り着いた。 『二回目の9月1日』として動く、などと宣言してみたもののまだまだ半信半疑ではあり。 が、神社へと向かうにつれ制服へと向けられる視線も増えるし、浴衣姿の人間も増えるわ祭り囃子なんかも聞こえてくるわで、これでもかと現実として叩きつけられる。 いやいや、実は『8月31日』なのではないか……いや、それはないか。 もしそんなことになれば『9月2日』を迎えることができず、『8月31日』に戻ったのに、世間様は『9月1日』と誤認しているという、無意味に複雑すぎる事態で、責任者に問いただす必要がある。責任者はどこか。 そういえば、あれもループ……いや、並行世界モノだったか。 何はともあれ、尋常ならざる事態に陥っているか、集団幻覚を見ているのかの二択が有力か。 未だ『9月1日』と『9月2日』の間の夢の中な可能性もあるか。 今のところ夢の中でこれは夢であると気づいた経験はない。 いずれにせよ、世間一般では『一回目の9月1日』だというのがマジョリティのようだ」
(174) 2019/09/03(Tue) 11時半頃
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[追いついたは良いものの、何故か小さくしゃがみこんでいる後輩(>>157)が一人。 膝に手をつき、その顔をのぞき込む。 熱中症などではないように見える、少し疲れてしまったのだろうか。 その要因はいろいろと思いつくが、これと定めることはできまい。 『私』は『彼』の事を良く知らないのだから。 大丈夫か、などと問いかけることもせず、上へと体を伸ばす。 知らない女からそんな気遣いをされても煩わしいだけだろう。 そういう時に返ってくる言葉なんて大抵が決まり切っているものだし。 本音などそうそう聞けるものでもあるまい]
(175) 2019/09/03(Tue) 11時半頃
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[良く知らないくせに決めつけるものだ。 でもしょうがないでしょう、指針が『私』しかないのだから。 最後に頼りになるのは自分だけとも言う。 だから、どんどん決めつけで動いていこう。 このような場合は気心の知れた友人と二人にした方が楽だろう。 待ち合わせもあるし。 ということで、『9月1日』とか『9月2日』だとかそんな位置には心非ず、といった様子で立ちつくしてる方の後輩(>>169)に待ち合わせ場所に移動することを告げて、集団とも言えなくなった集まりから離れる事とした。 一度振り返り、遠巻きに眺めてあの二人を二人きりにしても大丈夫なものかと思いつつ]
(176) 2019/09/03(Tue) 11時半頃
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― 神社・鳥居前 ―
[あの二人にのみ託すのは不安だったので、先ほど知ったばかりの連絡先に一旦離脱の旨を報告する。 朝はまだ穏やかだった日差しは、やはり厳しさを増して前日同様に悩ませてくれる。 そして、悩ませてくれるのはそれだけで終わらず。 相変わらず制服に奇異の視線を向けられるが、見られるだけならば問題はない。 荒ぶるハロウエルアマガエルのポーズで威嚇できれば一発で追い払えるのだが、そういうわけにもいかず対話で丁重にお引き取りいただく。 あんまりしつこい場合はやはり、荒ぶるハロウエルアマガエルのポーズで一発だった]
(177) 2019/09/03(Tue) 12時頃
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[しかし、待ち合わせの時間を過ぎても姿が見えないのは如何なることであろうか。 遅刻などあの子にしては珍しい事であるが。 〜ガエルって天使の名前っぽいなとか、ハロウエルとアマガエルでエルが被っているなとか思いを馳せていると、スマートフォンが振動する。 メッセージを確認すれば『ごめん!弟が熱出しちゃって、行けなくなっちゃった……。ごめん、ほんごめん……』。 年の離れた弟を溺愛している超絶ブラコンである彼女だからして、来れないのは仕方があるまい。 むしろ、前日お断りした罪悪感が消えてなくなったのでありがたく思うことにしよう。 しかし、これは……*そういうことなのだろうか*]
(178) 2019/09/03(Tue) 12時頃
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─学校から離れて─
[雛子が愛海と食べ物の話をするのを横で聞いて、普段の教室でエミ達とかと話している内容(盗み聞きではない…聞こえしまったやつだぞ)とは結構違って、こーゆー話もするんだな、って思う。雛子の家庭的な部分を随分と垣間見る経験をしている気がする。 そんな雛子から秋山の名を出され>>162]
……あー……忘れてた、翔。 ま、今日の翔はうまくやるだろう。
[そのうち俺も神社にも行くだろうし、と。自己完結した。細かな時間なんてメッセージには勿論入れてないから大丈夫だ。]
(179) 2019/09/03(Tue) 12時半頃
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─図書館─
[捕まえたクラスメイトと話せば、 え?なに?付き合ってんの??マジ?? と、開口1番に聞かれて否定する所からのスタートとなったが、やはり昨日の9日1日の記憶を持っている知り合いは、いなかった。 それから学校の生徒を見つけるたびに声を掛けてみるも、返事は大して変わりはなかった。>>165
そんな事をしていると、暑さで俺の体力ゲージが赤ランプを点灯し始めるのがわかった。これはどこかで涼まなければ、神社の階段途中にて息絶えてしまう…。 なんとか上手い事を言って雛子と図書館へ向かい、涼しい室内の空気を浴びると、じとりと濡れた汗に冷風があたり一気に冷却されていく。]
……、天国……
[ああ、ついでに冷たいお茶下さい。な、気分になった。]
(180) 2019/09/03(Tue) 12時半頃
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[「出口!」 経験したことはないが、ボールを打つ音が聞こえて、雛子が指を指しながら声を発した。]
ちょ、ま、ここ、図書館……
[静かにしないと!と、思わず注意してしまったが]
まて、そっちは出口じゃな──
[人の言葉も聞かず、すたすたと言ってしまう雛子の背を目で追って、やれやれと遅れて歩いていけば、野球部の出口陸の姿があった。
そっちの出口か!!! 俺は心の中で、俺に突っ込んだ。]
(181) 2019/09/03(Tue) 12時半頃
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[しかも名を呼んで近づいた割に、チッスと挨拶するだけの雛子がいた。
まて?それで終いか?? あんなに、あ!見つけた!みたいに近付いておいて、それで終いなのかァァ?!
さっきから俺の心の中で、お笑いでいう突っ込みがノンストップだぞ。おい。]
……、……
[雛子の視線を感じて…]
よ、出口。
[一緒に野球をやったりは出来なかったが(まずキャッチボールが成立しないためである)、同じクラスになると体育祭で頼りにさせて貰った経験が大きい。俺からすると球技が上手い人間は、自分より遥か上の存在のようにすら思える事がある。]
変な事聞くけどさ、 …今日ってマジで…9月1日…?
[さっきまでの経験から、またきっと…と、思う気持ちがある。けれど、今出来る事はこれくらいしか思い付かないから。]**
(182) 2019/09/03(Tue) 12時半頃
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― 神社(>>170)(>>171)(>>172) ―
[あたしと颯成は一緒に、制服姿の女の子の所へ向かった。 近づいてみるとやっぱり、塾が同じで一つ年下の、岸千早ちゃんだった。 颯成と千早ちゃんも友達……というほどかは知らないけど、それなり親しみあるようだった。]
おはよ、千早ちゃん。
[心臓がどくどく鳴って無暗に心配を伝えてくるのを押し込めようとしながら、出来るだけ普通であるよう心がけて挨拶をした。]
制服じゃん。
……、 千早ちゃんも登校日もしかして一日まちがった? いやね、あたしも朝起きて今日だと……
[彼女もあたし達と同じなのじゃないかとどうしても期待を込めてしまいながら、あたしは颯成にしたのと同じに今朝のことを笑い話として話そうとする。 笑い話のていだというのに、あたしの表情はきっと強張ってしまっていたことだろう。]
(183) 2019/09/03(Tue) 12時半頃
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……?
学校て今日からでしょ同盟…………? 今日からだと思ってたやつ、いっぱいいるの?
[あたしはやや長いその名前を聞いて、まずは登校日間違って学校来ちゃった生徒たちが己のうっかりを正当化しようとしている光景を思い浮かべる。
その次に、もしもそれが『昨日も9月1日だった』と思っている人達で、あたしたちだけではなかったと思わせてくれないかと……そういう……ああもう、嫌だな、どうしたって無茶苦茶なことをつい願ってしまうのだ。
あたしは彼女の話の続きを待った。]
(184) 2019/09/03(Tue) 12時半頃
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[千早ちゃんは、ううん、と唸って、覚悟を決めたような溜息の後――彼女はぐっとこちらを見上げていた。
以前塾の教室で二人きりになったとき、相談したいことがあると彼女に言われたことを、とても良く覚えている。
その時も彼女は大真面目で、ちょっとこわいくらい真剣にみえる目で、まっすぐ此方を見ていた。
……とはいえ、その時聞かされたことは恐ろしい内容でもなんでもない。彼女の恋の相談だ。
以来あたしは彼女を羨ましく思っている。 覚悟を決めてまっしぐらにすっ飛んでいく。 バットが思い切り打ち上げた白球みたいで眩しくて、あたしと正反対だからだ。
その時、あたしも好きな人がいることを聞いてもらった上で、ずっと言えずにいるものだから、千早ちゃんはそうならないよう頑張ってほしいことを考えつつ言葉を選んだと思う。 相談されておきながら、あたしは彼女にいっそ憧れているところさえあった。
ともあれ、それがよみがえってくるくらい。 彼女は真剣そのものだった。]
(185) 2019/09/03(Tue) 13時頃
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[しどろもどろをスッパリやめた彼女はいう。 あの日に相談をうけたあたしは知っている。]
――……
[彼女はきっと9月2日を間違わない。 だって彼女は、その日をこの夏休みの間ずっと待っていた。]
じつは。
[颯成の顔を一度見てから]
あたしたちも。**
(186) 2019/09/03(Tue) 13時頃
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[会堂と出歩く最中行き会った知り合いの顔の一つ一つを思い浮かべる。 『付き合っているのか?』男子と行動していれば必ず聞かれるお決まりの言葉だ。 え、それ会長みたいな子と一緒でも言います?
──そんなわけないじゃん、私みたいなタイプと付き合ったりしないよこの子は。 きっと、もっとずっと品行方正で清純で黒髪の、……うん多分見た目的には安住さんとかマネージャーちゃんみたいな、さァ。
呆れちゃってまともに取り合う気にもならない。 会長は丁寧に否定して回ってたけど、自分はそれを横目に送られてきた連絡(>>177)に秒で『りょ!』と返信しておいた。]
(187) 2019/09/03(Tue) 14時半頃
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