人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[血塗れた服は洗いもせずに部屋に丸めて置いてある。
洗うか捨てると言うのを、少女が拒んだからだった。

代わりに支給された服は、
動きやすい綿のズボンと上着。

それでも痩せぎすの少女にはぶかぶかすぎるそれを
ベルトでかなりウエストを絞って履いていた。

円はまだ病室にいて、
怪我の治療に専念している。
けれどそろそろ、
こちらの部屋に移って来るだろうとも聞いていた。]

(294) 2014/02/09(Sun) 03時頃

[零れた涙が頬をぬらす、
嗚咽交じりに喉が震えれば、尚乾く。

どうして縋るようにその黄金を見つめてしまうのだろう、
その一筋の緋色が酷く優しいものに思えてくる、
惧れも嫌悪も抱く必要などない気がしてくる。

――ちがう、

行動はけれど裏腹だった、
細い指はその緋色をなぞる、
また腕に巻かれたままの包帯まで伝い汚れた。

涙は止まらないのに、
うっとりと陶酔するように微笑んでしまう。
もたらされる高揚は、悲しいほどなのに]


[慈悲を請う様に縋りついて、口唇を寄せる。
差し出された小さな舌はその緋色の筋をなぞりあげた。
夢中になってその血を吸い上げたあと、残るものは――]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[病室の看護師から聞いた、隊員の部屋の前。
少女は笑まぬ瞳を扉に据え、
身長に見合った随分低い位置を、拳で二度叩いた。

そこは──ジャニス・ハイムゼートの部屋だった。]

(296) 2014/02/09(Sun) 03時頃




  [誕生日祝いに。花を――…。]


 


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 わた……、ボクを、隊員にしてください。

[中に招かれ、問うような瞳を向けるジャニスに
開口一番少女は言った。

菫色は怒りも悲しみも顕にはしていなかったが、
真っ直ぐにジャニスを見上げる眼差しだけは
何を問われても揺らぐことなく
頑なに、同じ言葉を繰り返した。]

 ボクを守護部隊の仲間に加えて下さい。

[少女に守護部隊の話をしたのは病室にいた看護師の一人。
円も、理解出来たかはわからないが、
少女と共に、話だけは聞いていただろう。

望めば、部隊員として鍛えてくれるという話。
詳しい話は、隊員に直接聞け──と。]

(297) 2014/02/09(Sun) 03時頃

涙を零す程嬉しいのか?

[やはり嬉しくて意識を手放した雛鳥をちらり見遣ってから]

私の祝杯を受取るが良い。
そうやって喉を鳴らして獲物を屠れ。

[涙と嗚咽の意味を少女が望まぬ方に捻じ曲げ笑う。
悲しげに笑う少女を美しいと目を細め、雛と同じく落涙に
指を伸ばして拭ってやった]


[始祖による誕生日祝いは、零瑠に鮮血の花を齎した。

 次に目を覚ましたとき、鏡に映る瞳から革色が消えていた。
 腹が減っても用意されるのはパンでも白米でもなく、血。

 目前で人間の首から採取される様を見て、零瑠はまた気を失った。]

嫌だ!

[首を振り、頑なに食事を拒んだ時もあった。
 あんなに血がだめだったのに。
 今ではそれが『生きる』為に必要だなんて。]


さて、後はどうする。仲間達の餌にでもなるか?

[ホリーが直円を眷属に変えた事を確かめ、喉を潤した
少女が我に返った頃、残る3人に問い掛ける。
選択肢が無いのは判り切っているからこそ、余裕の体で
1つしかない道を選ぶのを待っていた**]


[直円を「仲間入り」させた後。
その落差に少しだけ苦笑を見せていた。

人の姿としては、こんな事はいくらでもあるのだろうけれど。]

……そうね、こちら側でのしあがるのを楽しみにしているわ。


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[安吾でなくジャニスを選んだのは。

安吾は──優しい安吾は、自分の願いを断るかもしれない。
そう、幼心に考えたからだった。

少女の決意は変わらない。
力を蓄え、二度と大切な人の手を離さないために──]

 何でもする。
 強くなれるならボクは───…、

              何にでも、なる。**

(299) 2014/02/09(Sun) 03時半頃

[―――なら、死んだ方が良い!

 ……とは言えなかった。
 吸血鬼たちを、人間たちを見たら、そんなこと。]


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 03時半頃


刺だから駄目って、なに?
明に触ったら駄目なの?

……どうして、明は、前みたいに俺の頭を撫でなくなったんだ?

[新しく生まれ変わった日の事を、後日明之進に問うことは出来ただろうか。
 あの雨の日、傘は手離さなかったが、彼の手はそのままだった。気を失ってからの事を、見ていた子がこそりと教えてくれたのだ。]


 …………家族に

[悠然と投げかけられた声に、遅く反応した。
 傷ついた口の中に、気持ち悪い味がしている。

 永遠という言葉を聞いた時、
 ――斃れるまで敷かれた道をゆくだけの景色は
 脳裏に結ばれていたのだから]

 家族にさわれないのは、――いやです。

[そして、頭を垂れた。
 従属の証とは少し違う。体力の限界を超えたのだった。]


[ハンガーストライキも長くはもたない。
 そんな時は、家族に、あるいは始祖に頼る事になる。

 ゆるゆると時が流れていくうちに、
 流血で倒れる事は無くなった。**]


[涙を拭う指の感触に目を細める、
始祖――わが身を支配する絶対的なこの血の源、
漆黒の少女が彼女を父と呼ぶ理由がわかる。
己にとっても、新たなる父に相違なかった。

その指に安堵する、
その指に嫌悪する、

そして矛盾し相反する敬愛と憎悪とを、
少女は内に飼い続けることに、なる]


[トルドヴィンの言葉を聞くと。
一度待つ体勢になっていた。

自分達から道を選ばせようとする父のやり方に、改めて感服するようにしながら。
残った3人のうち、誰をこちら側に引き込めと言われてもいつでも動けるようにはしていたのだった。]


[一連の有様を目の当たりにした時、
何もできなかった自分に眩暈がした。
何のために自分からここに来たんだ。
もうあんな思いをしたくないからだ]

選択肢…ありそうでないもんを聞くんだね、アンタ達は。卑怯者。
生きるか死ぬかなら、生きるほうを選ぶに決まってる。
そういうのが面白いなら、いつか同じ目にあえばいいんだ。
その時、俺が逆に笑ってやるから。生きていれば、だけどね

[ホリーのほうを睨んで静かな声で言う]

俺は生きるほうを選ぶよ。だけど、あんたたちが俺を殺したほうがいいって思うなら殺せばいいよ。
俺は裏切るかもしれないからね!

[吸血鬼の掟とかは知らない。裏切れるのかもしらない。
だけど目的も合わせればそれしか選択肢はなかった*]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[与えられた聖水銀の最初の一杯に
少女は躊躇なく手を伸ばした。

細い、棒きれのような手には
大きすぎるくらいのコップを顔の前まで掲げ]

 “     ”

[唇を微かに動かし
いつかの──目指す『その日』を思い浮かべ
咲き初める桜のような、淡い笑みを浮かべた。


息を詰めて、満たされた液体を飲み干す。
雫の一滴さえ残さぬように。


これが──少女の見せた、最後の笑み。]

(326) 2014/02/09(Sun) 10時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 現在・帝都守護部隊隊員養成所 ─

[夜明けを待つ訓練場。
地平線は藍から東雲へと色を変えつつある。

他に人のいない、ガランとした空間に
響く──規則的な風切り音。

空気はまだ蒼い。
吐く息の白さごと空間を真横に切り裂くのは
刃のない訓練用の模擬刀。

それを握る腕は、五年前と較べ、
細くとも靭に伸びた少女の右腕だった。]

(330) 2014/02/09(Sun) 12時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[左の腕には模擬刀を収めていた白鞘を握り、
規則正しく、淡々と、澄んだ樋鳴りを重ねてゆく。

纏う装束は膝上まで裾を断った小袖。
色は烏羽。

死者を悼む黒に近く──しかし決定的なそれを否定した色合い。

小袖の袖を翻し、少女は只管に空を刻む。]

(331) 2014/02/09(Sun) 12時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[『聖水銀の試練』の日より、
少女は着物を好んで身に付けるようになった。

あの日──全身を千々に裂かれるような痛みの中で、
少女は幾つかの消し去りたい記憶を取り戻した。

家を出た父の末路。
母の乱心。

────己の犯した、その罪を。


紅に嘗め尽くされ崩れ落ちた孤児院とは違い
あの桜と菖蒲の咲き乱れる不可侵の庭園は
今も何処かで穏やかに朽ちているのだろうか。

幼さ故に、断片的な記憶には謎も多いけれど。

少女は──父と母の名と貌と、
兄になる筈だった人の名前を思い出した。]

(332) 2014/02/09(Sun) 12時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[試練に耐える夜、痛みを感じたのは躰のみならず。
真に引き裂かれそうだったのは心。

四と十一の歳、
己の頬を叩いた血飛沫の温かさが
忘れようにも忘れ得ぬ血汐の腥さが
何度も、繰り返し少女を責め立てた。

同室の少女は、側にいただろうか。
深夜、縋る相手を求めて彷徨い出す手を
少女は己の肩に爪を立てて留め、
枕に顔を埋めて声を殺した。

くぐもった呻き声は時折数名の名を成し
夜明けを前に、遂に震える腕が虚空へ伸びた。

その手は最後、誰かに掴まれたように一度震え、
不意に脱力し、寝台に落ちた。]

(333) 2014/02/09(Sun) 12時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[この日、枕に吸わせた雫を最後に、

          少女の眼から──涙は涸れた。**]

(334) 2014/02/09(Sun) 12時半頃

優しく弱い雛だな。確かに家族は大切だ。

[巣の雛達に強い意識を持つ言葉を聞くと
大袈裟なほど感動した声を上げて雛の前に立ち、
髪を掴み上げる]

祝福を受ければ全てがお前達の家族となる。

[絶対的な壁は崩れないが]

私の寵愛を受けている間は、多少の我儘は許してやろう。
例えば外で見掛けた家畜を家族にしたいと言うのなら。
お前達の頼み方次第では叶えてやるかもな。

[行方の絶えた巣の雛達と再会したなら。
生きていれば憎悪に燃えているだろう雛達を
更に屈辱の世界に引き込む事も叶えてやろうと]


家族を求めて血に塗れると良い。

[ホリーの傍ならば積極的に狩りに向かい、全身を、
心を紅く染め続けるだろう。
どこまで耐え、どう変わるか楽しみだと控えている
ホリーと視線を交わす]

お前もしっかり学ぶと良い。

[眷属となった少女に庇われていた少女は何と答えたか。

死にたくない

それははっきりと届いていて。
後から何を言おうとも、それを盾にするだろう]


お前も成長が楽しみだな。
外の世界を見て、多くを学ぶと良い。
優しい兄の事も心配だろう?
助けてやると良い。

[人殺しの]

[残酷な笑みと共に、少女から離れれば彼女もまた
項垂れた少年と共にホリーの眷属となる事が決定したのだ]


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 13時頃


アヤワスカは、イアン(安吾)の訓練の最中も、表情を変えることはない。

2014/02/09(Sun) 13時頃


[そして最後に最初の切欠を生んだ雛鳥へと向かう。
最初の時も今も。
全て灰塵と化すと判っていても足掻く様に悪態を吐く様子が
たまらなく愉快だった]

元気の良い者は嫌いでは無い。
ただ頭の悪い者は好みでは無いな。
私が斃れる時が来るとでも思っているのか?
有り得んな。
それこそ天から樹が生え、地から雷が沸き上がる程有り得ぬ話。

[戯言を笑みと共に一蹴すると、金に変えた瞳で雛を覗き込む。
本来なら2人に祝福を与えた所で残りはホリーにやるつもりだった。
だが1つ思い立った事に、自らそれを破る事にしたのだ]


勝負に勝ったお前に敬意を表して。
お前と言う家畜は今日死ぬのだ。
そして新たに絶対に殺されない地位を与えてやろう。

[宣言と共に首筋に牙を立てる。

眷属となった者は父が斃れない限り、命に背く事は出来ない。
その上で彼に命じる。

ホリーに付き従い、命に逆らわず仕える事。
ホリーに危害を加える者が現れれば真っ先に守り、戦う事。
そして万一ホリーが斃れたら。

その相手をその手で葬る事。

ホリーの眷属であればホリーが斃れれば支配下から逃れられる。
だが父が違う以上、呪縛は続く]


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