16 『Honey come come! II』
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[物音が気になってはいたけれど、ぺたぺたと浴衣にスリッパで向かうのは食堂。]
喉が渇いた。カルピスが呼んでいる。
[徘徊老人のような足取りで、冷蔵庫から目当てのブツを取り出すと、まずはコップに一杯その場でガブ飲み。 二杯目は適当な席に着いてから、ちびちびとやっている。お酒は飲めない未成年。]
(150) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
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[別に、ホリーに話しかけたのがサイラスだということは、さほど問題ではない。彼女がサイラスを怖い怖いと言っていたのは気になるが、自分はサイラスに対して悪印象も持っていないのだし。 ……単に、話しかけたのが誰であっても気になるのである]
……スタッフさんかな。 ありがたく使わせてもらおうっと。
[玄関口に用意された濡れタオルを手に取ると、ホリーに向き直って]
両手見せて。その次は膝。
[と、擦りむいた可能性の高いそれぞれを見せるよう要求。 拒まれなければ、タオルで両手と膝を拭いて、その場所や他に擦り傷がないか確かめたい]
(151) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
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――食堂――
バーベキューの時のアレ、美味しかったな。 今度プリシラに作り方教わろう。
[カラン、と角の取れた氷が涼やかな音をたてる。 バーベキューで使った団扇で自身を扇ぐと、大分熱帯夜も緩和されて。 ふと、赤黒く焼けた手を見下ろす。]
自分に満足、か……宿題なんかより余程難題だ。
(152) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
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[しゃあない、とばかりにパンと自分の頬を叩き気合を入れると こちらを見ているケイトをちょいちょいと手招きする。 流石にさっきの叫び声でケイトも何があるか予測がつくはずだ。]
あのさぁ、わかんないって言ってただろう? それって自分の気持ちが分からないってことだよなぁ? ケイトの。
分かるようになるまで、いや寧ろ分からせてやるよ? ということでお試しで俺と付き合ってみない?
まあ、返事は今すぐに、とは言わないけどさ。ゆっくり待ってるから。
[とばかりに軽い口調で物は試しに貝殻のブレスレットを差し出してみる。 もっとも顔は真面目だ。目がじっと見つめている 全くどう見ても玉砕コースだっての]
課題がいやだから付き合うなんて考える必要はないからな。うん。
[内心の緊張をごまかすための軽口も出るが。 それでもゆっくりとケイトの返事を待っている。]
(153) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 22時半頃
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[玄関から中へ入る。 ペラジーとホリーが玄関にいたころよりも少し後の時間。
潮風にあたった所為でべたべたする、と又浴室へと向かう事にした]
(154) 2010/06/21(Mon) 23時頃
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― 玄関口 ―
[みつばち荘へ辿り着くと、玄関に入って直ぐの所にタオルと籠が用意されていた。 先程サイラスに言われた事を思い出しながらタオルを手に取ろうと腕を伸ばしたけれど、それよりも先にペラジーがタオルを向けて来て]
……え。 い、いいよ自分で出来る……
[出来るから、と続けようとした言葉は途中で呑み込んだ。 何やら拒み難い雰囲気だったから]
……なんだかペラジーくんもサイラスさんも、お兄ちゃんみたい。
[両手を差し出し拭われるままに任せ。 任せたようでいて、タオル越しに触れられる度に瞳には狼狽の色が浮かぶ]
(155) 2010/06/21(Mon) 23時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 23時頃
博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 23時頃
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[蓮華の間を出ると、二度目のお風呂に行き、今度はさっと体を流す程度にした。 今更かよと突っ込まれるかもしれないが、寝巻き代わりに浴衣もいいなと、薄紫と蝶が飛ぶ様を模した浴衣を着る。 玄関にあった使ったタオルを一部片付けようと籠を持って向かうと、ホリーとペラジーを見つけた]
あれ?ホリー転んじゃったの 大丈夫?
[様子を見て声をかけた]
(156) 2010/06/21(Mon) 23時頃
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まさかのドジっ子属性だったの?
[それは違う。
なんとなく様子が変な気がしたので、ホリーに変なことをいってみたのであった]
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 23時頃
双生児 ホリーは、踊り手 フランシスカに声を掛けられ、其方に視線を移す。
2010/06/21(Mon) 23時頃
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お兄ちゃん、か。 それはある意味、信頼してもらってると思っていいのかな? サイラスさんへの印象、ずいぶん変わったんだねぇ。
[男を見るたびに怯えがちだった当初を思うと、ホリーにもこの合宿で変化が起きているのだろうかと思いながら。
タオルごしに触れる手。手の平に擦り傷はないようだが、ふと、彼女の表情に兆した狼狽に顔を上げる]
ん……、ホリー、 俺がこうやって触れてても、平気?
[怖いか、とは尋ねずに。タオル越しに手を触れさせたまま、微かに、その手を包むように]
(157) 2010/06/21(Mon) 23時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 23時頃
流浪者 ペラジーは、フランシスカの声に振り返るも、ホリーの手は離さぬまま。
2010/06/21(Mon) 23時頃
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……う、うん。 ちょっと急いでたら、転んじゃって。
[両手を他人に預けたままの頼りない姿で振り替えれば、しっとりした浴衣姿の少女が一人。 浅黒い肌に艶やかな深紫が良く映える]
……っ、いた。
[砂塗れ埃塗れの自分とは大違いだなと思う。 少し落ち込んていたら、タオルの水気が肌に染みた]
(158) 2010/06/21(Mon) 23時頃
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…………その呼び方は、いや。
[身長的に脚が短い為か、他人と歩調を合わせようとすると良く転ぶ。
良く転びはするけれど、その呼称は御免願いたい。あとこの状況は割と恥ずかしい]
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……信頼?
[どうだろう、と首を傾げて。 信頼とは何かが違う気がしたけれど、言葉には成らず]
さっき転んだ時に、タオルの事とか救急箱の事とか教えてくれたから。 怖いけど、悪い人じゃないのかもしれない。
[そうサイラスへの印象を語って。 包まれる掌の感触に、一度問い掛けるよう向けられる瞳に視線を重ね、逸らす]
平気じゃないけど、怖くは無い。と、思う。
(159) 2010/06/21(Mon) 23時半頃
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流浪者 ペラジーは、双生児 ホリーの「いた」という声にハッとして
2010/06/21(Mon) 23時半頃
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救急箱が必要になるね 持ってくる、って言いたいところだけれど
このままここに居ると冷えるし場所移動する?
[立てる?とホリーに確認する]
(160) 2010/06/21(Mon) 23時半頃
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はーい
それじゃあ、手当てしましょうね
いたしみる薬をつけちゃおうっかなー
[何故]
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[時間戻って、玄関にたどり着いたが人の気配に中には入らずに。
サイラスやプリシラのいる階段とは反対側のスロープで、夜風に当たっている]
可愛いとか、大事に思うとか。 そういうのだけじゃ、ないんだよな。
昔はもっと、ちゃんと恋愛してたはずなんだが。
[ぼそりと呟きながら、息を吐いた]
(161) 2010/06/21(Mon) 23時半頃
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双生児 ホリーは、踊り手 フランシスカの言葉に、ふるふると頭を振る。
2010/06/21(Mon) 23時半頃
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わたし、砂だらけだから。 入る前にちゃんと落とさないと。
[ふるふる振った髪からも、僅かに砂が零れる。 切実に早くお風呂に入りたい]
冷えないうちに部屋に戻るつもり。
[こっそり囁かれた言葉には「意地悪……!」と囁き返す]
(162) 2010/06/21(Mon) 23時半頃
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立てませんか、だったら…
いち、私がお姫様だっこして移動
に、私が足、ペラジーさんに頭を持ってもらって運搬
さん、このままここで羞恥プレイしながら手当て
どれがいいですかー?
[にっこりしつつ聞く]
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 23時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 23時半頃
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[首を傾げるホリーには、敢えて問い詰めるようなことはせず。明らかに変わったらしいサイラスの印象を聞くと目を細める。
痛い、という声が聞こえると]
どこ?
[咄嗟にタオルを外し、指先で直に彼女の手に触れる。傷のありかを探るように触れた指。感じる体温。 しまった、と思った時には遅いが、今さら手も引っ込められないし引っ込めたくない]
……これから俺が言うこと聞いても、怖い、にならないでくれるといいなぁ。
[ぽつりと呟いて、空を見上げる。 意を決すると、ちらりと一度『ごめん』とフランシスカに目で合図してから]
(163) 2010/06/21(Mon) 23時半頃
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……ホリー。 俺ね、ホリーのことが好き。 言っとくけど、友達とか仲間とかいう意味で言ってるんじゃないよ?
好きです。 ホリーに何があったのか、一度は聞くのを躊躇ったけど。 それを聞くことを許される位置で、俺はこれからもホリーと一緒にいたい。
[そう言って、ポケットから差し出したのは貝殻のブレスレット]
(164) 2010/06/21(Mon) 23時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 23時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 23時半頃
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――食堂――
ぁふ……。
[大口を開けて欠伸をする。 食卓に頬杖をついたまま転寝をしていたらしく、顔に変な型がついていた上、腕が痺れている。]
もう寝ようか。
[底に薄く温くのこった乳白色の液体を飲み干して、口元を拭う。]
(165) 2010/06/22(Tue) 00時頃
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執事見習い ロビンは、菩提樹の間に上がると布団を敷いて、ごろりと転がった。
2010/06/22(Tue) 00時頃
…
[...は黙る。これはペラジーさんが、真剣に話しているのだから、と口を挟まずに、口を閉じる]
[お風呂場で身体を温めながら、呟いた――]
ん――…。
無理だけはしない、で。
伝えたい人がいるのなら、無理にする事はないから――。
[露天風呂から、遠くの銀の円盤を見詰めつつ――**]
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[直に触れた指の熱に、触れられていない筈の頬に熱が移るのを感じる。 髪に伏せようとした顔は、変わる声音に引き上げられて]
――――。
[ぱち、と一度、瞳を瞬く]
[ふいに浮かんだのは、食堂でのヤニクとの会話。 ケイトとの内緒話]
……私、恋ってよく分からないの。 ペラジーくんが好きかどうか、よく分からない。
[差し出された貝殻に瞳を落とす]
でも、一緒に居たい気持ちが恋なら。 …………私はペラジーくんが好きなんだと思うわ。
[触れて良い?と差し出した指先が向かう先は、ブレスレットを掠めて彼の指先。 拒まれなければ重ねたまま、ブレスレットを指へと絡め取る]
(166) 2010/06/22(Tue) 00時頃
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――菩提樹の間――
[先客が居たなら口頭で、見当たらない面子にはメールでお知らせ。]
title:明日の予定
========
海水浴に行きませんか?
[相変わらず、最低限の連絡事項のみの内容だった。]
さすらい人 ヤニクは、外でぼんやりと夜の闇を見つめている
2010/06/22(Tue) 00時頃
さすらい人 ヤニクは、携帯の着信がなって、取り出し確認する
2010/06/22(Tue) 00時頃
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――それでも、いい?
[そう尋ねて応が帰って来ても、ブレスレットを腕に通すのは入浴の後]
[フランシスカの視線が気になったし。 何より其れを、彼の気持ちの象徴を、汚したくは無かったから*]
(167) 2010/06/22(Tue) 00時頃
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[不意に携帯がバイブでメールの着信を知らせてくる。ちらりと画面を開いて 確認すると差し出していた貝殻のブレスレットをしまい、ケイトに向かって]
明日、海水浴に行かないかだってさ。 皆で行けば楽しいと思うよ、まあ、ゆっくりと考えてくれたらいいから
ごめんな…
[最後は小さく囁いてケイトの頭をまたくしゃくしゃと撫でたら 先立ってみつばち荘へと歩き出す]
(168) 2010/06/22(Tue) 00時頃
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