204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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――…え。
ルーツにライバル扱いされるとか
なんか、微妙な気分になるな、それ。
髪染めンのも面倒だし
背縮めることも出来ねぇし
なかなか懐いて貰えそうにねぇなぁ。
フィリップの相棒、なんだろ?
なら、少しは仲良くしてーとは思うンだけどな。
ホレーショーも ずっとそうだった
でも 楽しそうだったよ
…………だから 雪が止むまででは難しいね
鳥 扱いしないと
少し機嫌がいいのだけれど
|
――…なら、そのまま言えばいい。 回りくどい言い方ばっかしてると 大事なこと伝えそびれることもあるンだからさ。
フランシスを悲しませる事、か。 俺にさせたくないのは、なんでだろうね。
[ノックスが案じるのは己ではないと感じる。 だが、それを確かめる心算もなく、小さく息吐いた。 動きを制限するための白布をノックスの首に巻き その動きにならうように階段をおりてゆく。]
(519) 2014/11/24(Mon) 02時半頃
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――…そっか。
[保護者の話をするフィリップ。
その言葉から垣間見える光景は幸せな一幕にも思え]
雪が止むまでで無理なら
雪が止んで此処を出てからも。
気長に付き合ってけば少しは慣れてくれるかもしれねぇし。
居間に戻ろうーーーフランシスが
心配するから
[階段を上がりながら そうと
ドナルドの思考聞きながら思っていた
が]
ーーーーーーーはい?
[いまなんて?]
|
[フィリップの言葉>>521に フィリップとトレイル、そしてノックスを順にみて 少し考えたのち、頷いた。
ノックスの首に巻いた白布を緩め片側を離し する、と滑らせ解いて、手をおろす。]
――――……。
[ラルフ、と唇のみで綴る名。 吹雪がおさまれば一緒に山小屋を出る未来の為に 己が身を分け与えようとした大事な、同行者。]
(528) 2014/11/24(Mon) 03時頃
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ああ、そうだな。
頭冷やすにしちゃ、
ちぃと時間掛かりすぎか。
[そんな言い訳して出てきたことを思い出し]
ん?
そう言って でてきたんだ
[らしい言い訳に ふっとはにかむ]
………………雪が止んだらって
けど………………
というか……なんで………
|
[階段をのぼるフィリップをちらと見る。 ノックスの意識はトレイルへと注がれるか。 それを確認するようにそちらに視線向けながら 警戒も解ききらぬままフィリップの後に続く。 階段を上がりきった所で、フィリップの声>>531が届いた。]
――ア? ほんとだ。 けど、――…
[フランシスのとは違う、と言う前に彼が駆け出す。]
(536) 2014/11/24(Mon) 03時頃
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あんま心配させたくねぇから。
――…まあ、それでも心配するんだろうけど。
[はにかむ気配が伝い、目許が和む。]
雪が止んだら、いや、止んでも
一緒にいればいい。
……いやか?
過保護な保護者って 大変なんだね
[放任主義の 保護者しか知らないから
ドナルドとラルフの大変そうな過去を
想像して くすくすと笑う
……トレイルを殺しても 罪悪感なく]
い いやじゃない
いやじゃない けど
獣で人殺し……なんだよっ?
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―― 居間 ――
[フィリップに少し遅れて居間の扉を潜る。 胸元のサラシの一部は解かれたまま 白布は下衣のポケットに突っこんで。]
――…、
[フランシスを探し彷徨う視線。 けれど噎せ返るような血のにおいがして 声発せぬまま鼻を手の甲で押さえ においを少しでも遠ざけようとする。]
(543) 2014/11/24(Mon) 03時頃
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|
―― 居間 ――
[駆け寄り、つんのめりそうな様子のフランシス>>544を 支えるように、両の手を伸ばす。 たちこめるにおいにくらりと眩暈がしそうになるけれど 眉顰めるのみでそれを堪えた。]
――…と、大丈夫か? あァ、……血のにおいがきついのは、フランシスも、だろ。
[過保護でまた自分のことを後回し。 大事にされているのだとわかるけれど それはそれで心配にもなる。]
……一階も、血のにおいがする。 トレイルが、階段から、落ちて――… ノックスがついてる、けど
[どうなったか、見届けてはいないから言葉は途切れ]
(546) 2014/11/24(Mon) 03時半頃
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過保護は大変だけど嬉しくもあった、
[笑う声に少しだけ安堵する。]
いやじゃねぇならいいじゃねぇか。
獣なのは俺も一緒だし
それを言うなら俺も共犯だ。
俺と一緒にいればいい。
ひとりで運ぶのはつらいだろ。
俺も手伝う。
……三階の使われてない部屋に運ぼう。
窓、少し開けて温度下げとけば――…
や、階段あるから俺ひとりで運んだ方がいいか。
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おいてく、なんて、言ってねぇよ。
[フィリップの声>>545に声を返す。 フランシスが大丈夫そうであれば 軽くなったラルフを抱えるは吝かでなく 運び込むなら三階の空いている個室か、と考えて。**]
(550) 2014/11/24(Mon) 03時半頃
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ーーーそうなんだ
[かすか安堵 感じると
こう言うところも ラルフと似てる と思う]
フ フランシス に きいてから ね?
[簡単に一緒に旅することが決まって行き
心の持ち用が見つからず
あわててそうと考える
話はそこからだ と]
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