人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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……っ、ぅ。

[僕のいる場所からではレイにーさんの眼の色が変わっているのを見て取れない。
でもにーさんは「生きてる」って言った。
だいじょうぶ? 僕は「よかった」って言っていいの?

僕は何が起こっているのか理解が追い付かない。
だからにーさんやねーさんに助けを求める。
リーにーさん。マユミねーさん。それから直にーさんと順々に。
直にーさんはさっきから金髪のあいつと難しい話をしているけどもしかして……]

めっそうも、…?

[やっぱりなんのことか分からない。
地面に手をついてるにしては声の調子は元気そうだし]


[トルドヴィンの視線を受け。
目の前の相手を自分の方へと引き寄せるようにした。

そして口の端からは牙が覗いていたのだった。]

お父様の祝福ではなく。
このあたしが祝福を与えるとしましょうか。


土下座などおよしなさい?

貴方はこれから、搾取し喰らう側に回るのだから。

[土下座した相手を無理矢理引き起こして自分の近くに引き寄せる。]

それとも、見苦しいからってさっさと殺して欲しい?


[明之進の背に回した指先が、服に染みた何かを捉える。
 僅かに紅色に染まった中指。

 牙は痛くないわけではなかった。だから正直に]

……始めだけ

[と告げる。春風に乗って届く桜花よりも甘い香りがした。
 唇が触れ合い、牙の先が僅かに刺さる。

 息を吸う様に細管を通り口内に広がる味は――血で。
 一層の渇きを招くだけ。]


[――平気だよ、と、優しい声が欲しかった。

 部屋に降る雨はそこに有りて無き希望の]

 ――ッう!

[僅かだが、唇を噛み刺された。
 傷という単純な刺激には、単純に生物としての苦痛を示す。

 駄目だ。もう――駄目なんだ。

 ようやく、手に拒むための力を、未練がましい弱さを込めた。
 背に回った指が傷に圧を掛ける。]


[零瑠が明乃進を捕らえる、
漆黒の少女が直円を捕らえる。

何が起こるかは、わかってしまった。
 しゃがみこんだままのリカルダと視線が合う]

リカちゃん……、

[彼女の傍に歩み寄る、
適うのなら抱きしめてその目にこれから映るものを、
どうにか見ずに済ませてあげたかった。]


ふふ、普通に殺してくれ、と言って。
それを素直に受け入れてくれる、そんな手合いには
どう転んでも。僕には見えない。

[引き起こされて、諦めのまなざしをホリーに向ける。
零瑠の様子を見てだ。完全に「屈服した」のだ。
もう抵抗も何もない。]

マユミくん……これはもう逆らえないよ。
無理だ。話せばわかる相手でも、僕たちの力が及ぶ相手でもないよ。

ごめんな、僕はもう「すべてを受け入れる」ことにするよ。
孤児院を襲ったこと、僕は決して許せないけれど。

まず  「死にたくない」 んだ。

[唖然としたように見るマユミに。]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ いつかの、庭園 ─

  『屋敷の外に出てはいけないよ菖蒲。

    外には人を喰らう鬼が──棲んでいるのだからね。』


[艶のある低い声のその人は、
着物よりも洋装を好む幼子を膝の上に座らせ、
皐月から文月に掛けての数ヶ月間
庭園のそちこちを彩る菖蒲を見ながら、
童女の髪を撫でてそんなことを言った。

物心つく前から言い聞かせられて来た文句は
考えるより先に身に沁みて。

故に──。
童女は生まれてこの方一歩も屋敷の外へ出たことはなく、
それを疑問に思うことさえなかった。]

(257) 2014/02/09(Sun) 01時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[実際──。
屋敷のあった場所は、その当時既に吸血鬼の支配下にあり
屋敷の外で、人はみな吸血鬼に怯えながら
家畜同然の暮らしに甘んじていた。

そんな区域にあって、広い庭園を抱えるお屋敷だけは、
まるでそこが異空間であるかのように、
主と、その妻と、使用人達だけを竹垣の内側に抱え、
外の惨状から彼らを遠く隔てて在った。

童女が産まれた時、お屋敷に他の児童は住んでおらず、
かつて住んでいた胡桃色の髪の少年の話は、
時折父の口から断片的に語られるのを聞くのみ。

童女にとって『兄』とは、
現実味の伴わないお話の中の存在であると同時に、
淡く──それでいて尽きることのない、
幼い憧憬の対象でもあった。*]

(258) 2014/02/09(Sun) 01時半頃

[口付けの様に突き刺さった牙と、喉の動き
拍手を送るべきかと迷ったが、今更片腕が無い事を思い出し
忌々しげに息を吐いた]

初の食事の感想を聞きたいところだが。
今はまだ完全ではない。
今のお前の喉を潤すのは、これだけだ。

[まだ乾きを訴えているだろうその鼻先に、
紅の雫を纏わせた中指を差し出した]

これを呑んでからもう一度喰らうと良い。
世界が変わる。


[――今も。

 明之進の問うた意味の、どれ程が零瑠に伝わっていたかは分からない。
 未だ人と鬼の狭間に居る雛に、刺さる棘の傷みは『始めだけ』。

 こうして家族に牙を見せても。

 リカルダの、引き留めるような声に振り向けずに居るのも。

 ―――抗えずに居るのも。]


[目視に入る赤雫は、夢の続きを見ている様。
 親から餌を与えられるまま、その中指を口に含む。

 金平糖よりも羊羮よりも。
 甘いあまい、味がした。

 強く吸い、傷口へと舌を這わせ。]

 ―――も、足り…


[水を飲んでも、生えた牙が血を啜っても、この渇きを満たしてはくれなかったのに。
 どうかしてる! 叫ぶような理性すら注ぎ込まれた力が捩じ伏せようとする。]

とる……とる、ど……さ

[縋る様に囀り、指の先を辿って左の肩口に噛み付いた。
 腋下から腕を回して縋り付き、渇きを潤す甘美な味に伏せた睫毛と喉を震わせる。]


なにするつもり…?

[黒い髪したあいつの仲間(だろう)が直にーさんに危害を加えようとしている……?
慌てても何しても大声なんて出なくて、僕の声は僕自身でも分かるくらいに薄っぺらで頼りない]

マユミねーさん、僕たち……、どうなっちゃうの…

[僕はマユミねーさんにぐったりと寄りかかる。

少なくとも死ぬことはないって、それだけはわかってた。
だけど死ななくても何か大事なものを失えばもう駄目になるって、
その時の僕は分かってなかったんだろうね。

死にたくないという“願い”にすがるだけじゃ、僕はみんなの“希望”にはなれなかったってことを]




―――… 僕だって、…死にたくない。


[僕はただ生きることを望んだ。
それが、生かされることを望む返事と同じ意味になるなんて考えもしないで**]


[飴玉を頬張る様に指を舐める雛
まさに親鳥の様に見つめていると、雛は囀りながら
牙を向けた]

たっぷりと呑むと良い。
お前の初めての食事だ。

[早々無いが肌を刺す牙と奪われる体液に昂揚してくる。
新しく生まれた同胞の存在に細胞の一片まで
喜んでいるようだった]

ようこそ、支配者の世界へ。

[どれだけ雛は啜っていたか。
満たされた様子を見せれば、その頭を撫でながら
身体を引き離す。
まだ雛達は残っている]


……直くん!

[寄りかかるリカルダを抱きしめながら、
 その諦めた宣言のような言葉を聞いた。
どうして、と眉根を寄せる。

死にたくない、という言葉、
もちろんその意味はわかる、けれど]

直くん……、直くんは、
みんなのためにえらくなりたかったんじゃ、なかったの……

[それは単純な自己保身に聞こえて、
だからそうだと信じていた彼の姿を問う。
土下座なんて、そんな姿を見たくなかったのだ]


[明之進の背の、傷口に沈まんとする指は止まっていた。

 自ら離せないのは、世界を変える為ではない。

 迷子にならないように。居なくならないように。
 安心出来るように。

 繋いだ手を、触れた指を離さないのは―――…
 零瑠にとっての『日常』だからだ。]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 『とうさま、どうしても──お外へゆくの?』

[童女が四歳になって間もなく、
『父』は急に屋敷を出ると言い出して、
童女と、使用人達を驚かせた。

座敷で出立の支度を整える父の背に、
童女が投げた問い。

父は答えた。]

 『待っておいで。 あや、お前に兄を連れて来てやる』

[童女は不安げに菫色を揺らし、
しかし何処かしら期待の篭った眼差しで、
一振りの刀を携えて屋敷を出てゆく父の背を見送った。

そして──。
それきり二度と、父が屋敷に戻って来ることはなかった。*]

(275) 2014/02/09(Sun) 02時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

 『お前のせいね──あや』

[父が旅立ってひと月あまりが経った頃、
戻らぬ父を待って母と庭を眺める童女に、母が言った。

紅の引かれた美しい朱唇から、
零れ落ちる言の葉は毒花のように芳しく、
童女の髪を梳る母の細い指先が柔肌に甘く爪を立てても、
童女は小さく──痛いよかあさま、と溢すのみで、
その行いに、何らの疑心も芽生えることはなかった。

───母が屋敷から姿を消したのは、その数日後。

それから季節を三つ跨いだ春の夜。
母は、父の首を携えて屋敷へと帰る。

その日まで、
童女は二人の親がいっぺんに離れて行ってしまった悲しみに
泣き濡れて過ごす日々を送ることになる。*]

(276) 2014/02/09(Sun) 02時頃

[とりあえずは……直円もいろいろあって
「仲間入り」を果たしたのであろう。ともかくも。]

はぁっ……はぁっ………えっ、何これ。
かか、身体が。身体が嘘のように滾っている!?

はっは!嘘みたい!これすごぃぃぃぃい!!
これが「第二の生」の幕開けなのか!?

[零瑠とは対照的に。身体能力が今までとは段違い、
あくまでも「人間」比で桁違いに良くなっていることに、
充実感を思わせる驚きを見せている。だが、やはり―]

ああ、僕も同じだ。僕も―……乾く!

[牙をのぞかせた。マユミの方を眺めながら。]

死んだら、偉くも何もないじゃあないかマユミくん。
逃れられないなら、「こっち」でのし上がればいい。
許し難いことだけど 僕は  「強く」 はないんだ…。


[そして次に牙を向けたのは幼子の目を隠す少女の背]

優しく気丈な振舞い。
そこの小賢しい雛とは違うお前が、あれよりもえらくなると良い。

[土下座をする雛の姿に声をあげる少女
そのまま抱きしめる様に右腕で捕えて、
最初の雛と同じように牙を立てた]


ん…ン――

[全身に始祖の血が巡る悦に、脳が焼かれそうだ。初めての食事は最高の食事でもあった。]

…ぷ、は ――――― ぁ

[頭を撫でる手に、肌から離れた唇が満足げに幸せそうに弧を描く。

 引き離されたことで牙が肉から抜かれた。
 
 夢中で求めていたせいで、赤子の様にトルドヴィンの肌と己の口元を、そして白の服の胸元を紅く汚して居たことに気付いたのは、二つ穴から新しい血が溢れて零れるのを見た後で。

 視界に入る紅色。
 同時に零瑠は意識を手離した。*]


[雛が牙を立てた首筋からは固まり切らぬまま血が流れ
力を注がれた少女を誘う]

お前が持ってきた水で癒えるかどうか試すと良い。

[雛を見れば、その喉の渇きを癒す方法は知れるだろう。
何より理性を越えた餓えが身体を動かす衝動となる。

衝動を止めた時に変わった己を自覚した少女は何を思うのか。

そして自分を守る様に傍にいてくれた姉の様な少女の変化を
間近で見る事になる少女もまた何を思うのだろうか。

嘆いても蔑んでも、辿る道は同じなのだが]


[離れた零瑠が始祖の吸血鬼に取り縋り、
 あれほど忌避した血を貪る様を見ているしか出来ず、
 直円とリカルダの心が折れる音も聞いた。

 真弓ちゃ……

[始祖が少女達の元に向かう。
 振り返って、もう動くだけの気力がなかった。

 傍らの家族は手を離さない。

 ……零瑠君。 とげだから、駄目だよ。

[自分で告げて、使途不明の笑みに涙が滲んだ。
 絵本で見た、笠や蓑に吹き付ける雪を払うように、
 小さく体を揺すった]


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/09(Sun) 02時半頃


[切欠となった残る雛鳥に噛み付いても良かった。
だがあれはホリーと対峙していた1羽と縁がありそうだった。
それならば、もし再会する機会があるのなら。
ホリーと眷属として再会させてやろうと考えていた。

名を知らずとも本能で、鬼を祓う柊を避けたのかもしれなかった。
それと同時に、弱々しく見えるこの男と、
守られる幼子を前線に送りだしたかった。
火力としては不足に見える2人に無様に殺される家畜達は
見物だろう。

何処までも家畜からすれば、吸血鬼は悪趣味な思考しか
持ち得なかった]


[どうなるのかというリカルダの問いに、答えることはできなかった。出来なかった姿こそがもっとも雄弁な答えになったかもしれない。

 その優美な影に抗うことも出来なかった。
――リカルダを守らなければ、
思ったときにはもうその腕に捕らわれていた。
咄嗟にのけぞる様に逃げようとしてしまったのは、
その青く脈の浮かぶ喉首を簡単に差し出す結果になっただけ。

――喉の薄い皮膚の上を、黄金が擽っていく。
感じたのは冷たい熱、痛みよりも激しく鋭く貫かれるような、
仰ぎ見た天井、灰色の眼差しにうつるそれが曇る]

……いやっ、っ、 ぁ 、

[震えて、跳ねたからだが冷えていく。
流れ出していくものはなんだったのだろう]


[ぐずぐずと手の甲で涙を拭く。
 零瑠はやはり血を見た所為か倒れてしまった。
 手を伸ばしかけ、踏み止まる。触れてはいけない。]

 ……、……

[家族に手が届かないことが、
 この短い日にちで何度あっただろうか――]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

─ 帝都守護部隊隊員養成所・寝室 ─

[目覚めた少女の胸を占めるのは、哀痛と悔恨。
夢現に入り交じる喪失感に、
天井を見上げる少女の瞳は脆く揺れた。

けれど──少女は奥歯を噛み締め、
濡れた瞳が乾くまでそうしていると、
やがて立ち上がり、寝台を下りて部屋を出た。]

(288) 2014/02/09(Sun) 02時半頃

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