127 おまっ彼女できたんだって、おい木村
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―回想:数日前―
初めて写真を交換したとき。 ネットで音声のやり取りをしているとき。 彼女はずっと感じていた。どこかで会ったことがある。
それは思い出の中の「お兄ちゃん」ととても酷似していた。 ただの偶然だと思っていた、今までは。 だがサイモンの一言は彼女に「もしかして」という思いを抱かせるのには十分だった。
平静を保ちながら、震える手でPCの画面を起動させる。 検索するのは、先ほど得た、彼の住所。 それによって画面にうつし出される風景は、彼女にとって見覚えのある景色だった。
(間違いない)
確信した。
(彼は…サイモンは。あの記憶の中の「お兄ちゃん」だ)
(147) 2013/06/19(Wed) 01時頃
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(緊張してるんだろうな、そりゃそうだ。) ん?
[淡々とした口調とは裏腹に、その姿が震えていることに気付く――、 と、それ以上考える間もなく、腕をカリュクスの肩に伸ばしていた。
両の手のひらで、小さな身体をそっと押さえる。]
(148) 2013/06/19(Wed) 01時頃
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―回想:数日前―
そうなると、私は…。 私と、サイモンは……。 動揺する彼女は、そのまま何も言うことはできず、無意識のうちにPCの電源を落とす。
「まあ、その子は遠縁の親戚の子を、その子の両親が海外出張の間預かっていただけで、別に兄妹ってわけじゃないんだけど。あれ。カリュクス?どうしたの。……寝落ち?」
彼の最後の一言を、聞かないまま。
(149) 2013/06/19(Wed) 01時頃
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[男は焦っていた。]
(結構…残るのね )
[暗闇のなか割りとみんなおにぎりおにぎり言ってなかったか?と首を捻りつつ、ミスターTの元で微笑む真琴を見つめる]
(あークソッ…可愛いな)
[恐らく自分は今、相当締まりのない顔をしているだろう。自覚してしまうと恋心というのは恐ろしい。 世界が180度変わって見えるのだから。 男は口元を手で隠しながら、再度真琴を見る。側にいるカリュクスとミスターTを挟んでにこやかに談笑していた。その姿に安心するも、彼女がどういう決断をカリュクスとサイモンに下すのかが気になった。自分の想いが、さらに彼女を苦しめることにならないか…]
(…いつ、伝えようか)
(150) 2013/06/19(Wed) 01時頃
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ライトニングは、カリュクスの口にグラスを添えた(喉促し**
2013/06/19(Wed) 01時頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2013/06/19(Wed) 01時頃
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しかし、流石ですぅ!
トレイル様の見つけた【塩ラーメン小豆クリーム風味】!!
…美味しそう(ジュルリ
では、17個買って行きましょう♪
(151) 2013/06/19(Wed) 01時半頃
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ありがとう…。
[カミサマはそっと手を伸ばし、彼女を支えてくれる。その暖かさに、今更ながら彼女は自分の体が緊張で冷え切っていたことに気づいた。さらに差し出されたグラスに、涙が溢れそうになる]
行かないと。 行きたくない。 行かないと。 行きたくない。
[相反する思いが、彼女の足の動きを拒んでいた。]
(152) 2013/06/19(Wed) 01時半頃
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クラリッサは、(やった!いっぱいw)
2013/06/19(Wed) 01時半頃
カリュクスは、 ! 飴煮うどんリクエストが通った気がする!**
2013/06/19(Wed) 01時半頃
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[トレイルが選んでくれた飲み物 コーラ、ポカリ、紅茶華伝、オーイお茶などを合わせ]
では、お会計ですね(ニコ)
[規模的観測…しめて56円也ー]
(153) 2013/06/19(Wed) 01時半頃
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[>>1:48ちょっと悔しいが]
ここのコンビニお安いですね…(汗)
でも、助かりますね。
あぁ!お荷物ー!!
[トレイルはひょいと荷物を軽々と持ってスタスタと。 細身の身体の何処にそんな力があるのか、とトレイルの後をついて行った。]
(154) 2013/06/19(Wed) 02時頃
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ミナカタは、ライトニングに話の続きを促した。
2013/06/19(Wed) 02時半頃
ミナカタは、クラリッサに話の続きを促した。
2013/06/19(Wed) 02時半頃
クラリッサは、ミナカタに話の続きを促した。
2013/06/19(Wed) 03時頃
クラリッサは、飴ちゃんご馳走さまです!
2013/06/19(Wed) 03時頃
ミナカタは、あー…俺に飴くれるのは凄く嬉しいんだが、俺結構貰ってるから、大丈夫だぜ
2013/06/19(Wed) 03時頃
クラリッサは、>>153間違い…希望的です。…愚図_| ̄|○
2013/06/19(Wed) 03時頃
ミナカタは、ありがとう。ほら、そんなに貰っちゃうと俺ずーっと真琴さんについて惚気るぞ?
2013/06/19(Wed) 03時頃
ミナカタは、クラリッサに、いやいや、こちらこそありがとう[にこり]
2013/06/19(Wed) 03時頃
クラリッサは、すみません、今度から確認してからに…します。愚図…
2013/06/19(Wed) 03時頃
クラリッサは、ミナカタ様に、見たいような、見たくないような…
2013/06/19(Wed) 03時頃
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[コンビニ組が出て行って、カイルがミスターTを抱きかかえたのを見計らって]
(…よし)
[真琴の側へと歩み寄った。自分が近づいてくるのに気がついた彼女は、顔をあげてこちらを向き、目が合うと困ったように俯いた。屈んでいる彼女の目線の高さに合わせて「真琴さん」と声を掛ければ、びくっと少し肩を震わせて、頬をほのかに染めながらおずおずとこちらを見上げてくる。]
(…ああ、クソ!)
[なんだこの生き物は。どうしてこんなにも可愛いんだ。男は胸を掻き毟られる思いで真琴を見つめる。声を掛けておいて黙ってしまった男に対して、彼女は小首をかしげて不思議そうにこちらを見つめ返した。]
(155) 2013/06/19(Wed) 04時頃
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[以前レジュメをサイモンと仕上げることになった時、木村家で作業することになってお邪魔したら、木村母にお茶会に誘われたことがある。ぐいぐい誘ってくる木村母に根負けして、結局一杯だけ紅茶を頂いたのだが、その際通されたのが三階のテラスだった。広い庭を一望できるその場所は、夜には満点の星空を楽しむことができるのだと、カイルが自慢げに話してくれた。]
(そこならゆっくり話せるだろうか)
[幸い、先ほどまで窓を叩いていた風の音も、雨の音も今は聞こえない。誰かに聞き耳立てられる心配もないだろう]
真琴さん、ちょっといいかな
[ふっと柔らかく微笑んで、彼女の前に手を差し出す。彼女も男のことを考えてくれていたら、手を取ってくれるだろう。]
(156) 2013/06/19(Wed) 04時半頃
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彼女がそっと手を取るのを、男は幸せな気持ちで眺めていた。すぐさまぎゅっと握りしめて、彼女を引き上げる。勢いがつきすぎてよろける彼女の肩を支えてやれば、思いの外二人の距離が縮まって。「ごめん」と耳元で囁けば、またびくっと肩が跳ねた。俯いたまま顔を上げない彼女に苦笑しつつ、]
カイル、テラス借りるわ
[声を掛けられた当人は、一瞬なんで?という表情をしていたが、すぐに「変なことに使わないでよ!」といつものように軽口を叩いてきた。男はハイハイとそれを聞き流して、真琴とともに居間をあとにした。]
(157) 2013/06/19(Wed) 04時半頃
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[階段を上ってる間、彼女は始終無言だった。ただ、繋いだ手を振りほどかれはしなかったので、少なくとも自分のことを拒んでいるわけではなさそうだ。真琴の指先は、緊張からか驚くほど冷えていた。]
(繋いだ指先から、少しでも体温が移っていくといい)
[そう願いながら男が握る手に力を込めると、背中で小さく息をのむ音がした。]
[客間の一室からテラスへ抜ける、細工の施された扉をくぐると、満天の星空が二人を迎えてくれた。 あまりの迫力に、男も真琴もしばし言葉を失った。]
[眼前に広がる一面の星空。 その真ん中で、満月が煌々と下界を照らしている。]
[ちら、と隣で空を仰ぐ彼女を盗み見れば、先ほどまでの緊張が嘘のように、本当に嬉しそうに星を眺めている。その真っ黒な瞳の中には、キラキラと夜空の星が反射していて。]
好きだ
[気が付いたら、彼女の美しい横顔に、そう告げていた。]
(158) 2013/06/19(Wed) 05時半頃
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ミナカタは、/*おっさん無双一旦終了**
2013/06/19(Wed) 05時半頃
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[決心が着かずにいるカリュクス>>152に、]
う…………ん。 これ、積極的に勧められるようなことでもないし…決して後押ししてるわけでもないんだ、けどさ、あとサイモンの考えもあるだろうし……でも、
バカバカしいと思ってるなら…思うなら、兄妹でもいいんじゃねーかと、思うんだよね。
[さらっと問題発言。]
えーと……じゃあ、頑張って。
[照れたように言うと、支えていた手をそっと離す。 彼女の葛藤も不安も、彼の慰めも期待も、空振りに終わることは、知らないまま。]**
(159) 2013/06/19(Wed) 11時頃
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ライトニングは、ミナカタ/*お疲れ〜飴ちゃんありがと!
2013/06/19(Wed) 11時頃
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―兄妹でもいいんじゃねーかと、思うんだよね。―
[告げられた言葉に、目を丸くする。人の気も知らないで!と、この家に来たばかりの頃は激怒したかもしれない。 今は知っている]
(この人はとても優しい人だ)
[何の関係もない自分を心配し、応援し、励ましてくれた人。彼は軽々しく、その場しのぎで発言するような人ではない。きっとこの言葉も、真剣に考えて、向き合って彼女に与えてくれた言葉だろう] (しかしそれにしても兄妹でもいいとは…さらりととんでもないことを言う)
[しかしそういわれると単純なもので。そんな気がしてこないでもないのは、おそらく、]
(きっと、彼は)
[気が付くと、足の震えは止まっていた。]
(160) 2013/06/19(Wed) 16時頃
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[怖い?当然だ。 辛い?当然だ。 悲しい?当然だ。
それでも、どうやら彼の部屋に行く決心はついたようだ。 とても些細だが、彼女にとっては大切な一歩。]
(一人だったら、ここまで来れなかった)
[勢い余って家を訪ねたものの、きっと彼に出会うことなく、そのまま逃げ帰ってしまっただろう。そしてそのまま逃げだし続けただろう]
(だが今はそうではない。私は、サイモンに会う)
[彼女がそう思えたのは、このにいる人たちのおかげだった。そして誰よりも。]
ありがとう。 やはりあなたは、…神様だ。
[鎧をまとった聖なる騎士をまっすぐに見据えると、彼女は涙を浮かべ、微笑んだ]
(161) 2013/06/19(Wed) 16時頃
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ー木村家・到着ー
只今、戻りましたー!
[元気良く居間へ入ると、部屋は静まり返っていた]
(何だか、空気が重い様なのは…気のせいでしょうか?)
[と考えていると、いつもの元気がないライトが座っていた。
おかえり〜と返してはくれるが、明らかにコンビニに出る前とは感じが違う。周りを見渡すと、ミナカタ、真琴、そしてカリュクスが居ない。]
(これは…ミナカタ様は真琴様を。カリュクスは、サイモン様の元へ参られたのかしら。)
(162) 2013/06/19(Wed) 16時半頃
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[カリュクスがサイモンの所へ行ったのは、きっとライトが彼女の背中を押してあげたのかな?と思った。でも、それならどうして、こんなにも淋しそうな背中をしているのだろう。]
ライト様…大丈夫ですか?
[クラリッサは何か声を掛けたかったが、そんな言葉しか思いつかず、自分の言葉の乏しさを嘆いた]
(163) 2013/06/19(Wed) 17時頃
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[コンビニで買ったものをあらためながら、
そういや結局本題のおにぎりって買ったっけ?だとか おかっぱ青年は前回一体どんな買い物の仕方したんだ>>131とか
冗談で言ったらクラリッサがいたくお気に召してしまったらしい大量の「塩ラーメン小豆クリーム風味」が嵩張って仕方ない…だとか
総額>>153見て、もしかしなくてもあの店コンビニじゃなくてゲテモノ処分用のディスカウント店なんじゃね?とか
突っ込みたいことは大いにあったが言ったら負けな気がした。]
あ、普通に掃除したのか。掃除ロボは無いのな。 兄ちゃんささやかに親近感…ってか人数減ったー?
…んー、とりまアイス片付けとくかー。
[冷凍庫借りるぜ、とカイルに一声かけて台所へ。]
(164) 2013/06/19(Wed) 17時半頃
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トレイルは、クラリッサに話の続きを促した。
2013/06/19(Wed) 17時半頃
トレイルは、クラリッサ、買い物付き合ってくれてサーンキュ!ご苦労さん!
2013/06/19(Wed) 17時半頃
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――回想――
それなら良かった。
[華山の元気な返事にふふっと笑う。>>88 その後の神聖.カイル.ミスターTのやりとりにはくすくすと声をあげたりもして。
時々、カリュクスを見る。 彼女も同じように、こういった他愛のないやりとりに少しでも癒されていてくれたらと思った。 同じひとを好きになった者同士だからなのか、あの時、彼女の苦しみが悲鳴が、心に滝のように流れて溢れるようだった。 彼女がどれだけサイモンを想っているのか。 どうしようもない現実に必死に向き合おうとしている彼女を想うと胸が痛んだ。
―――幸せになってほしい。二人とも。
心から、そう思った。]
(165) 2013/06/19(Wed) 18時頃
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[ミナカタに声をかけられたのは花山達が出掛けた後だった。 彼の足音。 気配を感じるだけで身体が緊張し、強張る。 抱きしめられた時のことが脳裏に浮かんで、顔が紅潮した。 まともに顔が見られなかった。
「ちょっといいかな。」
差し出された手を見つめる。 一瞬躊躇して、彼を見た。]
…
[瞳に映る優しい微笑。 吸い寄せられるように自然と手を重ねていた。]
(166) 2013/06/19(Wed) 18時頃
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――3階:テラス――
…すごい…
[辺りを見回しながら、感嘆する。]
こんなお部屋があるなんて…
[闇の中に光る星々と満月に一瞬で心を奪われた。 月が照らす自分を見て、ミナカタを見て、微笑んで。 宇宙を見上げる。 幸せだと、思ったその時、聞こえてきた言葉。]
……え。
[思わず彼に視線を向ける。]
(167) 2013/06/19(Wed) 18時頃
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……っ
[飛び込んできたのは真直ぐに自分を見つめる彼の顔。 その真摯な瞳に戸惑って、眼差しを受け止められず目を逸らす。 ぎゅっと手摺を握りしめた。]
…何、言って…
[消え入りそうな声で伝える。 胸がじんじんして、苦しい。]
(168) 2013/06/19(Wed) 18時頃
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忘れてって…
[言ったくせに。 自分が誰を好きか、好きだったか気付いているくせに。
抑えようとしても声が震える。
そんな簡単に気持ちを切り替えられない。 自分は未だ、サイモンを想っていて。 それなのに。]
(169) 2013/06/19(Wed) 18時頃
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(―――――言わないで。)
[音にはならない、引き裂かれそうな心が懇願する。
今の自分には選択肢はひとつしかない。 受け入れられない。 拒むことしかできない。 だから。
拒みたくないから。 失いたくないから。]
(170) 2013/06/19(Wed) 18時頃
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私は…
[なんて人間なんだろう。
今日までずっと好きなひとが居たくせに。 他に好きなひとが居るくせに。
この彼のことも―――――…
けれど、今、はっきりと気付いたもうひとつの想いは口にすることは許されない。]
からかわないで……下さい…
(171) 2013/06/19(Wed) 18時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/06/19(Wed) 18時頃
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[男の告白を聞いた真琴の瞳が、まっすぐとこちらを射抜く。だが程無くしてその目は伏せられてしまった。]
(ああ、やはり)
[叶わないことは承知で告げた想いだ。後悔はしない。優しい彼女のことだ、断りの言葉を探しているのだろう。届くか届かないかくらいの声で何やら呟いている。かろうじて聞き取れたのは「忘れてって…」という言葉だった。ああ、それもちゃんと話さなくてはと、口を開きかけたところで、男は後頭部を殴られたような衝撃を受けた。]
「からかわないで、ください」
[何も伝わってない。いやむしろ間違って伝わっている。男は深呼吸をひとつして、腹をくくった。ちゃんと彼女に伝えなくては。]
(172) 2013/06/19(Wed) 19時頃
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君が、サイモンのことを好きなのは知ってる
[口のなかに広がる苦い味。否定してほしいと願ってやまない言葉。だが彼女は男の言葉にハッと顔をあげ、恥じらいから来るものだろう、夜目にも判るほど顔を赤く染めていた。]
(畜生)
[なんでそんな顔をさせるのが俺じゃないんだ!と男の心は嫉妬でおかしくなりそうだった。こうなりゃ恥も外聞もない。ただただ自分の想いが伝わることだけを願って、真琴を再度正面から見据えた。]
だけど、俺は諦める気は毛頭ない
あいつのような男が好きだってんなら、 タバコもやめる。他の女の頭も撫でない。ゲームやらパソコンにも強くなる。髪も伸ばす。眉間の皺もなんとかのばす。
それでも駄目なら、君のなかのサイモンごと愛すから
だから
俺じゃだめか
[真琴の瞳から、涙が一粒こぼれるように、二人の遥か頭上で星がひとつ、流れた。]
(173) 2013/06/19(Wed) 19時頃
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ミナカタは、露蝶に話の続きを促した。
2013/06/19(Wed) 19時半頃
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ひっくちゅ!!★
[目から星を飛ばして、盛大にくしゃみをする]
いけない!クリス、エアコンで寝冷えしちゃった!
[カチカチと何やら衣服をまさぐって]
ぴかー★
[たこやきのような装飾に電灯が灯る。 何故停電の時にこれをしなかったのかは謎だ。]
あったかーい。
(174) 2013/06/19(Wed) 20時頃
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おかえりー★
[イルミネーションに合わせてくるくる回りながら クラリッサ達をにこやかに迎える]
アイスー★ あっ、アイスだめだった! 冷えちゃうし溶けちゃう!★
[残念そうにお茶を貰って、こくこく。]
(175) 2013/06/19(Wed) 20時頃
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…っ!
[ミナカタの口からサイモンの名前が告げられる。 反射的にびくりとして、心臓が跳ねた。 気付かれていることが解っていても、ずっと思い続けてきた人の名前に顔が赤くなるのが解った。 手摺を見つめたままでも、彼が自分を真直ぐに見据えて居るのが解った。]
……
[諦めないと彼は言う。 サイモンを好きな気持ちごと受け止めると言う。]
(ああ……どうか。)
[身体の力が抜けていく。 耳を塞ぎたい。 聞きたいけど、聞きたくない。]
(176) 2013/06/19(Wed) 20時頃
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