194 花籠遊里
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……? 先の…ああ、花と蝶は寄り添えるかってやつかい。 それが、どうかしたの。
[瞳の中。秋風が絹糸の様に繊細で綺麗な射干玉の髪を揺らしているだろう、其の中で。 自分も少しだけ肌寒さを感じながら、先の明るい様子とは違い、花頭を地へと向けるそのさまに小首を傾げる。 ゆうらゆうら、花頭の飾りは風に踊り。 長い髪はその表情を覗くことを拒んでいる様で、唯焦燥感のみを感じる]
――もしかして、聞いちゃダメなことだったかな。
[ふと。花の先、廊下の向こうに見えた影には眉間を歪めてみたけれど。ちいさく犬歯を魅せたならば、今一度ちいさな花を視界に収め。
「ここ、寒いから、中入ろうか」 なんて。 せめてもの余裕を見せようとした言葉は――宵闇の中、その薄い唇から紡がれた言葉の数々>>103->>106に、堰き止められる。]
(109) 2014/09/18(Thu) 01時頃
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…ゆ、…め。
[まるで何か言い聞かせている様だと、ごちた言葉は自身に届かず。 ただ胸中に刺さる痛みを何として吐き出そうかと、眉を下げては、情けなくも震えを帯びる黒衣の手にて口元を抑え。
――嗚呼、宴の夢に溺れていたのは、蜜に翅を奪われたのは、自分だったのだろうか、
困惑か。憤怒か。はたまた、ただの嘲笑じみた自虐か。 何が愉快いわけでもないのに、ゆうるり弧を描く唇はまるで三日月。 宵闇に混ざり行く自分の姿を見下ろしては、その目元に黒衣を移し。]
はは…、――うん。……解ってた。
[伏せる瞼に合わせる様に、また自分もひとつ。瞬きを。 三日月の口元とは相対して、眉は情けなく泣いて居たけれど、俯く花にも、自分にも、それはきっと分からない。 ただ虚しさを帯びてきりきり悲鳴を押し堪えるこころを服上から抑えたのなら、秋風を肺に送り込んで。]
(110) 2014/09/18(Thu) 01時頃
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……夢物語は、いつとハッピーエンドな筈なんだけどなァ…。
[ちいさく紡いだ言葉は、誰に言うでも無く、ただ宵闇に融けた。]
…ね。夢物語、キミは嫌い?
[そうして震えを抑えた聲は、ちいさな花へと。 花頭より垂れる髪を耳に掛け遣り、その手を掬い上げたならば。 「…ちょっと、今夜、俺とずっと話してようよ。」そんな誘い言葉を花に与えた。]
(111) 2014/09/18(Thu) 01時頃
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─自室─
[自室に戻るや否や、慣れた仕草で纏っていた着物を寛げ手早く白を身に纏う。
衿元を正しながら裾を引き上げる過程が慣れたばかりであるのは、昨日行われた閨での記憶がまだ真新しい為か。
戯れに揺らめく魚を鉢上から指を伸ばすのは何時ものこと。 ぷくぷくと泡を膨らましては割れる絵は常と同じく愛らしい様であるというのに。
硝子に映る自分の顔は血の気の失せたみすぼらしいもの。]
──……ッ、
[まだ生温かい唇の質感が残る手に爪を立てれば食い込ませ、嫌々をするように銀糸を垂らす様は駄々を捏ねる稚児。
自覚しつつも水面にて雫が一滴落ちれば波紋を作り、泡と同時に呆気なく弾けていく。]
(112) 2014/09/18(Thu) 01時頃
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─好いてなど、夢を見てなど…決して、ない。
[何度も否と呟きながら目尻を擦り付けて濡れた甲を乱雑に拭い取れば、霞む視界にて見える金月。
誘われるまま、ふらふらと窓辺に近づけば、月下蝶の香り>>42を色濃く感じた気がして。
覗かせた場所は中庭。月下の元櫻の傍に佇む蝶の姿を視界に入れる>>106>>111]
……ええ、判っています。判ってる。…わかってた。
[ぶつぶつと一人部屋にて呟く独り言。 血が滲むことなど構わず、爪を立てた掌はそのままに、一度硬く瞼下ろしては息を吐く。
間も無く濡れた睫毛が上がれば窓辺には一瞥も暮れずに背を向けて。 身を裂くような冷たき牢へと*足を踏み入れた*]
(113) 2014/09/18(Thu) 01時頃
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藤之助は、亀吉に話の続きを促した。
2014/09/18(Thu) 01時半頃
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[「聞いちゃダメなことだったかな。」>>109 そういわれた時、口を噤めばよかったと何度思ったか知れません。 僕の言葉に、同じく間を置く「夢」の一文字>>110
傷付いておられるのでしょう。 とても判りやすい御方です。 寄り添いたいと願っているのでしょう。 淡藤揺らす、彼の『花』と。
だからこそ、紡がなくてはならない言の葉でありました。 言い聞かせるように、落ちる言葉は 一体誰を、言い聞かせるためのものだったのでしょうか。]
ごめん、な さい。
[謝罪が零れ落ちました。 俯いた僕には、彼の表情は見えません。 僕の表情もまた、彼に知られることはないでしょう。]
(114) 2014/09/18(Thu) 01時半頃
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[微笑むことなんて、今は出来そうにありませんでした。]
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─地下牢─
[そして今夜も繰り返されるは享楽の宴。
足を踏み入れた先、木で出来た格子の中に踏み入れれば布団の近くへと歩み寄り。
蝶の姿が見えれば首を傾げてゆぅるりと微笑みかけただろう。
咲いて散る花の如く、翳りある貌で。]**
(115) 2014/09/18(Thu) 01時半頃
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[早く散ってしまえば良い。
未だ散れぬというのならば、咲いて咲いて咲いて。
毟り取られてしまえば良い。
胸に救う種も何もかも。
痕を残さぬように全て。
全て 全て 夢であれば良かったのに。]**
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 01時半頃
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[宵闇に融ける囁き>>111に、まだ顔を上げられず。 ペティンガーさまの指先が僕の髪を、手を救い上げた頃 漸く面を上げて、眉を下げた表情で なんとか微笑んで見せたのでございます。]
夢物語は、大好きですよ。
[幸せで終わる、嘘ですから。 誘いの言葉を受けたなら、少しの間逡巡した後。]
地下に行かれますか? それとも、もう少し静かな場所にでも。
[お話だけなら、何も地下へ向かうことはないでしょう。 どちらにいかれますかと、微笑みました。]
(116) 2014/09/18(Thu) 01時半頃
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── 追憶の一片 ──
[それは歳を遡ることいくつの事であったでしょう。
ある日、新しい花見習いが来ると告げられることも無いままに
突如この廓にやってきた一輪がありました
何も知らず、何も判らぬまま
髪を乱し乱されやってきた花は
銀月の色を有した、淡藤の一輪でございます。
僕には彼が、怯えているように見えたのです。
何も知らぬ世界につれて来られ、困惑しているように見えたのです。
眸が触れ合った気がしました。
ですから僕は、安心させるようにと
彼へ微笑んだ事を覚えています。]
「大丈夫ですよ。」
[そういって、手をとり。
小さな身体で彼を庇い立ち。
『花』には『花』になるための規則があると教育係を買って出ました。
『花』は美しくなければならないと
ですから乱暴に扱わないでくださいと
連れてこられた御方のその手を、無理やりに剥がしたことを覚えています。]
[――額に僅に浮き立った青筋を、黒の花はきっと見ていなかったことと願う。
秋風揺蕩う中庭にて。
気紛れに、偶然に花と共に添っていたならば、その先に見得た「影」に――何の意味が込められてか、下げられたその蝶頭には唯無性に熱を抱え。
彼が――そう、気儘な彼が、何の理由も無く自分へと”挨拶”をする筈が無いことなど、短い間に既に質など視え。
まさか実はとても真面目な性格でした、そんな事さえあり得ない。
ならばならばと思考の障害を取り除き、視えた其の先解った其の意味。
――あれは「挨拶」ではあるけれど、あくまで「挑発」の挨拶だと。]
〜…本当に、遊び癖が酷いんだ…?
[巷に聴いたかの噂。派手な風貌派手な戯れ。
犬歯を魅せた唇は、軈て吐き捨てるように言葉を形作っては透明の声へ成る。
そうして遊び人の事実を遠回しに識り、頭に浮かべた朧の銀月。空の花籠。
じとりと服を滲ませた雫は、一体どんな意味を持ってか。
ただ月を追う理由を作る為にと――黒の花を誘い上げた。
そうして、夢物語でも、良いと。
夢の中だけでも、其の月を手中に入れられたのなら。其れだけで、自分は満足し得るのだろう。]
―――
[せめて月の代わりに自分が翅を差し出したならば。…否、されとてそれも、毒蝶を喜ばせるだけになるだろうか]
[その『花』が、手折られてしまうかもしれないのです。
きっとそれを、花主さまは許しなどしないでしょう
昨夜も一人、『花』が姿を消しておりました
行方など、知れません。
亀吉さんがそうならぬ為にも、お伝えしなくてはなりませんでした。
もしもまだ、『夢物語』に終わらせられるのならと。
余計なお世話を、焼いたのでございます。
そこに、自戒を含めながら。
僕自身へと、言い聞かせながら。]
[其の度にあの呪詛が
『丁』の涙が
中庭に植えた秋櫻が
心を締め付けていくようでありました。]
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[ペティンガーさまはどちらをお望みになられたでしょう。 どちらにせよ僕は、大きな軍手を外して仕舞い 『蝶』の掌をとったのです。
淡藤が睫毛を濡らしていることも>>113 その手を傷つけていることも、知らぬままに**]
(117) 2014/09/18(Thu) 02時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 02時半頃
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 02時半頃
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…良いよ、別に…、…謝らなくて。
[紡がれた負の言葉>>114には、ただ無機質に笑み返し紡ぎ返し。 秋風を肺に誘い先よりかは落ち着いた頭は、ただ星色の蝶と、目前の花の交わりを思い浮かべて。
――夢物語なら良かったと。果たして誰が思うだろうか。
然し花の心中を尋ねる不粋な真似は到底出来ず、漸く上げられた花の表情にはただ三日月を。 わかりやすいのは、どっちだと。そんな文句を綴る事さえ憚られ。]
(118) 2014/09/18(Thu) 02時半頃
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…――地下、かなァ。
[問われた場所には、ぼんやり空に咲く月を見上げて囁いた。 その近くにまた銀月が咲き、あの儚い瞳に薄膜が張っていることなどついには知らず。 ただ刹那の銀月を追う心をままに、低く掠れた声色は、何の色も覗かせずに。
「…ちょっと、気になることがあるんだよね」
其れは正しく、”夢物語”の頁に亀裂を入れることにさえなり得るだろうけれど。ただ空の花籠を想い出しなから、庭花を愛でる花には其の本意を伝えぬ様、曖昧に暈しては追及されぬようにと笑みを硬くし。]
嗚呼、でも。着替えるのが面倒なら、どこでも。
[――申し訳程度に尾鰭を付けた言葉には、印象誘導をかける様に美麗なそこに苦笑を滲ませ謀ってみたり。 そうして何れとも返事を貰えたならば、土に濡れた軍手を除かせ、自分の手に乗ったちいさな手を引き廊へと足先を乗せ、また同じ場所に花の体を引き上げてみせただろうか。]**
(119) 2014/09/18(Thu) 02時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 02時半頃
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 02時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 09時半頃
─追憶の一片─
[生まれてこのかた外にあまり出たことのない青年は、一目見た瞬間桜の美しさに見惚れてしまっていた
手を取られながら向けられた言葉と笑み
困惑するより先に自身より頭二つ分は下の身体を見下ろして。
呆然と彼が自分の教育係を受けようと名乗り出てくれる様子を耳にしながらも双眸はただ射干玉色を捉え釘付けに。]
…アンタの名前は?
[敬う言葉を知らない世間知らずは、状況よりも先にその日見た花の名を請うて、取られた手に僅かばかり力を加えた。
それは、青年が花となる前の話。]
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 10時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 10時半頃
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…、はい。
[「謝らなくていい」>>118 そう謂われてしまえば、僕からはもうなにも紡げませんでした。
僕は此処にしか咲けぬ『花』であり、『蝶』を惑わす櫻にございます。 この枝葉に止まる御方を、癒し、満たすことだけが、僕に許されたことなのです。 甘過ぎる程の夜、昨夜の内は『誠』であっても 忘れぬと約束した言葉に嘘はなくとも。
───夢物語なので、ございます。
この籠には在るのは『蝶』と『花』。 『おうじさま』でも『おひめさま』でもないのです。 それでも偽りの夢物語だからこそ、艶やかに咲き誇ることができるのです。]
(120) 2014/09/18(Thu) 11時頃
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[哀しげに、判りやすい表情をしていた僕へと 『蝶』のお誘いが降り注ぎました。 その言葉に拒否することを、僕たちは出来るはずがないのです。 ひとひらの秋色が無意識の裡を通りすぎていきました。 僕はふるりと頭を振り、やわらかな微笑みを浮かべます。]
顔も洗わなければと思っておりましたから 面倒だなんて、思いません。 今宵、選んでいただき…光栄です。
[裡に秘めたる想いを覗くほど、不粋な『花』ではありません。 今宵の夢物語に選ばれた僕は、それこそ『しあわせ』でありましょう。 ベルさまとはまた違う、美麗な顔に苦笑が見てとれたなら 重ねた手に、そっと力を込めるのです。 黒蝶が導くままに、僕は足を進めたでしょう。]
(121) 2014/09/18(Thu) 11時頃
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── 地下牢 ──
[手早く身を清め、色を知らぬ着物に袖を通します。 土で汚れた手も顔もさっぱりとさせたなら、櫻色から真白なリボンへと変えて 項へと、練り香水を少量施します。 まだ少し濡れたままの射干玉を結いて、僕は地下牢へと足を向けるのです。
中庭から廊下に上がるとき、この小さな身体を引き上げてくださった御方です。 今宵は、優しくして下さいますでしょうか。
どこかの牢へと辿り着いたのならば、僕はペティンガーさまを見詰め 緩やかに微笑んでみせるのでした**]
(122) 2014/09/18(Thu) 11時頃
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じゃあ、手繋いで行こうか。 花主さまのところへ。
[丁助がどのような返答をしたとしても、 僕は笑顔で隣にあるその手を握っただろう。 廊下から応接室へまでの距離では物足りない。
丁助がもしもその手を振りほどかないのであれば、僕は仲良く二人並んで歩き、辿り着いた先花主へと「今宵は此の花を買い付けに参りました」と云うだろうか。]
(123) 2014/09/18(Thu) 11時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 11時半頃
[ふわりと首筋から香る櫻は、あの時も香っていたでしょう。
小さな身体を見下ろす、二つの眸。
呆然としたような表情には、射干玉の眸を向けました。]
僕は櫻子と申します。
櫻の子と書いて、おうじです。
[力の加わった手に、そうともう片方の手を乗せました。
体格が違えば、手の大きさも違うでしょう。
片手では溢れてしまう彼の手を、両手でしっかりと包み込んだのです。]
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 11時半頃
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[花が着飾る間を待ちながら、足早に花主の方へと向かう。 揺り籠に沈むその姿には又ひとつ、瞼を伏せ。 ちいさく花買いの言葉を唱えたことだろう。――今宵は昨晩の様に、快楽に任せた事を強いるつもりは毛頭無いけれど。
其れから手土産にと――銀月に添えるつもりだったマカロンは、箱の取っ手に片黒衣を結び付け、花を待つ差中銀の住まう花籠へと置いて行く。]
(124) 2014/09/18(Thu) 15時半頃
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― → 地下牢 ―
[相も変わらず空気は静かに震え、秋風よりも幾許か温く感じられる風が頬を撫で。擽ったさに、手袋の外された手は頬を二三擦る。
地下からでは丸窓から見える月もあるのだろうか。ただ慣れない視界にて、別所の丸渕を見れば、――視界に止まった淡藤>>115には、睫毛が数度揺らぎに揺らぎ。
――されとて地下籠に。自分とは異なる籠へと収められた花を、出す術は知らず。 変わらぬ歩幅で、別所の冷たな牢へと翅を落ち着けた]
…それ、風邪引かないの。
[暫くの後に姿を見せた射干玉の花は、その頭を僅かに湿らせて>>122切なに咲む。 黒に咲く白の髪飾、そうして躯を包む真白の其れには、矢張り夜に似つかわぬとゆるり眉下げ笑い。 布団の上に落ち着けた腰をズラしながら、並べられた玩具を余所に、また白いタオルを手に取ったならば。 宵闇に微笑む花へと顔を向け、空いた手にてぽんぽんと自分の足の間を叩いた。]
おいでよ。
[瞼を伏せ、蝶は花へと唄い始める。**]
(125) 2014/09/18(Thu) 15時半頃
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[僕が地下牢に訪れた時の事にございます。 丸く切り離された月のような窓辺のひとつに 淡藤の銀花が、咲こうとしていたことでしょう。 視線は今宵射止めた『蝶』を捉えます。
お判りやすい御方のように 射干玉が揺らぐことなどありません。
すう、と伏せる視線。 すとんと、微笑みの落ちた顔。 僕の足は迷うことなく、今宵の『蝶』を探すのです。]
長い髪は、乾きにくくていけませんね。
[辿り着いた先、最初に掛けられた声はそのようなものでした>>125 眉を下げて笑われるお顔には、困ったように申し上げます。 ペティンガーさまがタオルを手に、僕の居場所を作ってくださり 「おいでよ」と唄われて、される動作。 僕は一度二度と瞬きをして射干玉をまあるくさせました。]
(126) 2014/09/18(Thu) 16時半頃
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…──ふふっ、はい。
[柔らかなお布団を叩く手に、黒手袋がなかった事に目を留めながら 僕は耐え切れずほんの少しだけ、微笑みを零してしまいました。 勿論、袖にて口許は隠しましたが 笑った事を隠すつもりなど、僕にはさっぱりとなかったのでございます。
性欲だけが、心や身体を満たすではありません。 きっとこの御方は僕に、身体の快楽を求めているのではないのでしょう。
ならばと僕は空けられた彼の足の狭間へ そうっと腰を落ち着ける事にいたしましょう。]
何をなさるのですか?
[ほんの少しだけ、意地悪がしたくなってしまいました。 判っていると背を向けて座る事はせず 判らぬふりで面を向き合わせ 小首を傾げて、上目遣いに見上げましょう。]
(127) 2014/09/18(Thu) 16時半頃
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