112 燐火硝子に人狼の影.
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厄介な変化があれば――…
その時に、狩れば良い。
余所者に疑いの目を向けて呉れるのを期待しているのだが
どう転ぶだろうね。
[ミドルの聲にゆると己の考えを添える]
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――広間――
[辿り着いたのは、丁度オスカー>>103が紅茶を手に部屋に入った後。 その幼い後ろ姿の後から入り、広間の面々を見渡した。 見えたのはヴェスパタインにルーカス、メアリー、他にも誰か居たろうか。]
……ん、と。オレも頂こうかな。 ありがと、な。オスカー。
[何処か硬い顔に見えた少年からカップを受け取る男もまた、未だ芳しからぬ顔色。 ルーカスの近くに居るメアリーの姿を見た時、少しだけその目は瞬き。そのまま、近い席へと腰を下ろす。]
(107) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
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―広間―
[オスカーの訪れに、ピクと片眉が持ち上がる。 彼の手元から漂うのは紅茶の香り]
……キミが淹れてくれたのかい?
[表情かたいままの少年に頸を傾ぐ]
丁度喉が渇いていたんだ。 ありがたく頂くよ。
[彼の持ってきたカップを一つ受け取り感謝の言葉を向ける]
(108) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
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[シーシャの声が聞こえ、ふとそちらに顔を向けた。 アイリスの部屋近くで会った時と変わらず その顔色は芳しからぬ様子]
大丈夫かい? 気分が優れないなら無理せず休むのだよ。
[軽く声を掛けてから アイリスの名を口にしたランタン持つ男>>85へと眼差しを移した]
(109) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/02/05(Tue) 23時半頃
少し、気が急いていたようです。
そうですね、うまく誘導してくれるといいのですが。
[リヒトの意見に静かな声を返し。
メアリーについても、サリスの望みは聞こえていたので。]
優しい人ですしね。
ええ、私達の邪魔をしない限りは。
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[繰り返される言葉>>106にうー、と困ったように唸るけれど。嫌な訳ではない。様は、照れ隠し。 同行を快く受けてくれた彼へ、ほっとした様に微笑む]
良かった。ありがとうございますね、
[そういった所で、やってきたオスカー>>103とシーシャ>>107の姿に気付いて。一瞬シーシャに不思議な視線を向けられた気もして首を傾げるも、彼が近くの席に座れば自分もその近くへと。 どこか、居心地悪そうにしているオスカーも手招いて]
ありがとうございます。 君も良かったら、ご一緒しましょ。 皆といる方、きっといいですよ。
(110) 2013/02/05(Tue) 23時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/05(Tue) 23時半頃
ミドル。
キミの懸念も分からなくもない。
面倒な事になるようなら責任をもって私が処理しよう。
[静かな同胞の聲に似た響きを返した]
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― 自室 ―
[ベッドの端に腰掛け、窓の無い壁を見上げている。 薄闇の中、光を満たさぬ黒い瞳を伏せ、シーツの上についた自らの手を見る。 銀製の細い造りの指輪をはめた左手。 褐色の肌色に浮かぶ白いライン。
徐に顔の前へ上げると。 確かめるように指先で、掌をなぞる。
そして、暫くの間。 祈るように静かに目を閉じた。*]
(111) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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[リヒトの見解に、そして此処で挙がったメアリーの名に、ぱちりと瞬く。
今目の前に居るふたりの姿。丁度ここで聞き出したところだったのかもしれない、と思う。]
………メアリーちゃんが、か。
[その後のミドルの見解、リヒトとのやり取りを聞きながら。
何処か納得したように、零すこえ。]
そっか。まァ、確かに厄介なトコがある訳でもねェし。
………あのでかいおっさんと、フランシスカさん、かねェ。余所者は。
ま。そっちに疑いが向くなら、……。
[ぽつり、ぽつり。あっさりとリヒトへの是が――「余所者」の人間の命を軽んじるこえが零れていたことに気付く。
気付きながらも、人狼に囚われたサリスは、言葉を取り下げることもしないまま、で]
あ。
…………サリス、も。付け加えてくれねェ、かな。
[リヒトのその言葉で、自分よりもメアリーを優先していたのだ、と気づかされる。
悪戯な響きの前、声色は何処か弱々しい。]
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[夢でなど、あるはずもなく。]
……戻ろうかな。
[オスカーが紅茶を淹れてくれたであろうし、 広間に行けば人も多くいるだろう。 広間へ戻る途中、突き当たりの部屋から物音がしたならば。>>87 足を止め、そちらを見ただろう。
誰何の声があれば名乗っただろうし、 何もなければ、足を再び広間へと向けて動かしたはずだ。]
(112) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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[メアリーを中心に和やかな空気を感じる。 その場で紅茶を含み、一息吐いた]
――…嗚呼。
[落ち着くあたたかさに癒されるのも束の間。 自警団員が動く気配がした]
待ちきれなくなったか? 見極める者も居ない今、決めかねる、など…… そんな理由に引き下がってはくれぬのだろうね。
[溜息混じりの言葉を漏らし 処刑を促す為に来た自警団員を一瞥する]
(113) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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――自室――
[青年は部屋に閉じこもり、出ようとしない。 仮に誰かが廊下から声をかけたとしても、 「うるさい」 「黙れ」 「人殺しの言う事なんか信じるもんか」 そんな、悲鳴に近い罵倒が返るだけだ]
畜生、誰が、一体誰が……
[包丁を握ったまま何度も繰り返す。 昨日から何も口にしていないが、 既に空腹感など感じている余裕もありはしない]
(114) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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大丈夫、大丈夫だ…… ここから、出なけりゃ……
[少なくとも自分の身は安全だ。 嗚呼、あとはあのムカつく自警団が仕事をすればいい。 早く。早く終われこんな悪夢]
[扉は封鎖した。 簡易なものとはいえ一人では破るのに手間取るだろう。 その隙に、逆に殺してしまえばいい]
[――……ただし、手間取るのは。 相手が人間であれば、なのだが……]
(115) 2013/02/06(Wed) 00時頃
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