103 善と悪の果実
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[瞳の奥に揺らぐ動揺や、ムキになって睨み付けてくる眼差し。 それらが実に面白い、とすっかり玩具扱いだ。]
ああ、そうさなぁ。 俺の辞書は落丁だらけでね。
遠慮ってェのも、いくら手繰っても見つからねーんサ。
[こんな奴が手にすれば何をするか分からない。 うっかり台無しにし兼ねない。 そんな評価はおそらく正解だ。]
(106) 2012/09/27(Thu) 10時半頃
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[夕闇伯は声を荒げることはないが、 眼は口ほどにものを言う。 低く抑えた声は苛立ち混じりだ。 玩具扱いをはっきり感じ取れば烈火のごとく怒るだろう。 男の胸の辺りを指差しながら]
見た目通りの粗雑さか。 ならその愚かな空白に 血文字でもって書き付けてやろうか……。
[ある種眼を離してはならぬとも感じる。 猛獣のようなものだ――と。この場に居る者たちの中にも同等か、それ以上の獣が潜んでは居ようが、今は。]
(107) 2012/09/27(Thu) 10時半頃
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[白く長い指が差すのは、胸元を彩る呪術が如き刺青。 心の臓を容易に止めぬ呪い(まじない)とも、 楽には死ねぬ呪い(のろい)とも聞いた。
がっしりとした体躯は、確かに危険な猛獣を思わせる。]
さぁてね。 アンタの細腕程度で、俺に刻めるとでも?
[向けられた白い手を握りに行けば、 太い手首の黒瑪瑙が揺れた。]
(108) 2012/09/27(Thu) 11時頃
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[宴の時とは違い使用人たちはもはや我関せず、だ。
刻まれた文様は見事なもので、 冷静であれば蒐集家として仔細確かめようとしただろうが、 今は少々気が立っていた。――林檎を目にして以来、感情を抑える術が少しずつ剥がれていっているようだ。]
何も刻むのは力ばかりではないぞ?
[例えば皮膚を焼く薬品というものもある、と 腕を掴まれ思考が途切れた。 退くのが僅かばかり遅かったのだ。 ゆれる目のさえも忌々しい。 長い前髪の合間から睨みつける。]
――っ、……触るなと 謂った
(109) 2012/09/27(Thu) 11時頃
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[禁断の果実は、自らは虚飾を纏うというのに、 見る者たちの心の仮面を否応なく剥がしていく。
黄金の林檎が姿を消したことで、 それぞれのうちに秘めたそれは、 御しがたい渇望へと変わりつつあっただろう。]
あぁ、そういや確かに謂ってたっけなァ……
けどよ。 俺は、判ったとは一言も謂ってねぇぜ?
[自分の体温よりも僅かにひんやりした細い手首。 ギリリと少し力を込めて握り、こちらへと引き寄せる。]
(110) 2012/09/27(Thu) 11時半頃
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[夕闇伯は歯噛みした。 調子が狂っている、と思うのにうまく歯止めが利かないのだ。 横暴な物言いに文句を言う前に]
っつ、……!
[温度のある無骨な手に強く手首を掴まれ、 不本意ながら苦悶の声が毀れた。 そのまま、引き寄せられたのは予想外である。 目をかすか、見開いた。]
――っ、…!? 貴様、悪ふざけも大概にしろ……っ
(111) 2012/09/27(Thu) 11時半頃
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あァ? 悪ふざけェ?
悪ふざけってぇのは、こういう事かィ?
[痛みに漏れた声、動揺するさま。 それを楽しんで弄ぶのは、満腹の獅子のようか。
歯止めの聞かぬ欲望。 灰色の脳細胞は相手の嫌がりそうなことを的確に弾きだした。]
[引き寄せた彼の白い顎に無骨な指添えて、 無精髭だらけの口元を寄せる。
雑食で悪食な暴君に、そのへんの躊躇は無かった。]
[舌先噛み切られたとて、驚きはせぬ。]
(112) 2012/09/27(Thu) 12時頃
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―― な……!?
[驚く間もない。 近すぎる距離に、気に食わぬ男の顔が在る。 無遠慮な舌が触れ、びくりと身を振るわせた。 見開いた目は刃物のような鋭さで眼を睨み、]
ん…―― ッ
[抵抗示すように 男の舌をきつく歯を立て噛み付いた。 血の味が口内に広がる。]
(113) 2012/09/27(Thu) 13時頃
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[生ぬるい感触の次には、舌先に鋭い痛み]
[反射的に腹に膝一撃入れて離れる]
……ってェな、オイ。 [手の甲で口元拭いつつ、またニタニタ笑いを作った]
これでもまだ、抑えてる方、なんだぜ?
(114) 2012/09/27(Thu) 13時頃
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――!! ァ、ぐ、……ッ
[腹への一撃を強かに受けて、 呻き、片手で庇うように押さえた。黒髪の流れが乱れる。 膝をつかなかったのは、意地であろう。 口元を覆っていた手をきつく握り。射殺さんばかりの眼光で男を見た。]
貴様、……ッ!
[口惜しさも滲ませながら眼を眇める。 周りが見えない程に感情を逆撫でされた様子だった。]
は、……下衆めが っ
(115) 2012/09/27(Thu) 13時半頃
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あぁン? こんな下衆如きにムキになっちゃう訳ェ?
それとも、まさか初めて、だったかァ?
[大袈裟に戯けた挑発。 刃傷沙汰になりかければ、流石に周りも止めるだろうか?**]
(116) 2012/09/27(Thu) 13時半頃
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ッ……!
[余りの怒りに目元を赤くする。 無論初めてではない――ただ、気に食わぬ男の舌が触れたと思うだけで屈辱に震えるのだ]
――その下品な口を引き裂いてくれる……!
[辛うじて抑えた声ながら、剣幕が滲み出る。 男の態度はあからさまな挑発だ、 普段ならば此処まで拗らせてしまうことはないだろうに、今は、どうしたことか勝手が違った。
衝動のまま、踏み込む。 腹に当てていた手に、護身用として隠し持っていたらしき銀の細い刃が握られていた。黒髪が翻る。]
(117) 2012/09/27(Thu) 14時頃
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[場慣れしている男のことだ、 感情に任せた動きなど簡単に読めるだろう。
刃は口を裂くことなく、 無精髭の生えた頬に一筋赤い傷を刻んだのみ。]
ち、……ッ!
[また互いに至近距離、 睨みつける夕闇伯の双眸は紫に燃え上がるようであった。 男はやはりまだ笑っているか。 “楽園”にあるまじき、 刃の突きつけあいのようなやり取り。
小さく悲鳴が何処からか上がった。 我関せずの態度をさすがに続けていられなくなった様子だ。騒ぎは波紋の様に広がり他の客にも伝わろう。]
(118) 2012/09/27(Thu) 14時頃
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―栄光の消えた寝室―
……………。
[階下の騒ぎはまだ届かない。 僕が向かうのは女主人の寝室。 そこにあったのはシーツにくるまれた赤だった。
変わり果てた姿をその目に焼き付ける。 命の終わりと噎せ返るような、香りを。
ガラクタと変わり果てた彼女にかける言葉はない。 濡れた烏の眸を向けて、無表情に見下ろしていた。]
(119) 2012/09/27(Thu) 14時半頃
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[刃を振るった腕は 簡単に捕らえられ反撃をするは容易である。
客人の中に止めるものがあったかどうかは定かでないが、 明らかに異様な空気が満ちていただろう。
――黄金の林檎の齎す酔いは覚めぬもの。 ――狂え、狂えと姿見えぬのに人々にささやきかけるようだ。
夕闇伯の唇の端には先ほどの名残で僅かに血が付着しており、 白と黒ばかりの中で奇妙に鮮やかにいろを添える。 艶やかな黒髪の間から覗く眼は、 刃などよりも余程鋭く、男を射抜いていた**]
(120) 2012/09/27(Thu) 14時半頃
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誰が殺したんでしょうね。 禁断の果実が欲しくてか、彼女が憎くてか。
[ゆっくりと浮かべるのは、笑み。 似つかわしくない大人の表情。]
まあいい。 余計な真似さえしてくれなければ。
[ポツリと呟いた声が誰かの耳に入ることがあったかどうか…**]
(121) 2012/09/27(Thu) 14時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2012/09/27(Thu) 15時頃
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――回想:それは昨晩のこと――
[敵意と熱情を混ぜた、複雑な色を点した目が 壇上の果実を映していたときにことだ。 口唇を抑えたハンカチから空ろに毒を漏らして 収束に向かいつつある広場の喧騒に、耳に、声が遠退く。
―――使用人ではない、掛けられたのは女性の声で。 視線が斜め下に移ろい、見開かれ、笑うよう細められた。]
あ、ああ………そういえば、咽喉が渇いたな。 一杯頂いても。
[今日は咽喉が渇き通しだ。 シャンパンも、水も、舌を湿らせるだけで潤いを与えてくれない。 差し伸べられた手を――この時は甘んじて受け留め、水の一杯でも恵んで貰ったのだろう。それでも、咽喉の渇きは癒えなかったが。]
(122) 2012/09/27(Thu) 15時半頃
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失礼。 申し遅れましたが、俺は………あー…ジョセフと。
貴女も、あの主人のお知り合いで?
[一心地さえ付けば、名乗る余裕も出来た。 あの女主人とも違う彩を添える女性>>35の素性を求め ほんのひと時の談笑に。 焦り、逸る心を慰められてから、その場を後にしたのが。昨晩の話。]
(123) 2012/09/27(Thu) 16時頃
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――大広間――
[夕闇伯>>65の態度はひどく、落ち着いている。 その奥に激情を抱いていたとして、それを表に出さない術を心得ているようだ。]
………、貴方は恐ろしくはないのですか。
それとも、既に犯人の目星でも?
[ペーパーナイフを隠した胸元の凹凸を 己を落ち着かせる為に、指でなぞりながら、男は尋ねる。 果たして答えはあったか如何か。
何せ、その後、粗野な男と二人。 睦み合いなどととても呼べない、触れ合い>>113を始めたのだから。]
あ、ああ………
["楽園"とはとても呼べぬ、血の色は、まだ見ぬ女主人の散らかした赤と。同じ色だろうか。 想像するなり恐怖心が沸き、視線が泳ぐ。]
(124) 2012/09/27(Thu) 17時頃
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[血走った目に、向けられた冷たい人差し指>>87
暗く澱んだ青を見開き、奥歯を鳴らす。 ああ、止めろ、止めろ止めろ止めろ!]
はッ、―――…!?
寝癖………、そんな馬鹿な、昨日は一度も…
[あの柔らかなベッドに、身を預けていない。 前髪を掻き上げ、にたりと笑う口唇に、拍子抜けする言葉に。少年に揶揄られ、からかわれたのだと思い知る。]
(125) 2012/09/27(Thu) 17時頃
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[気付いた瞬間、男に渦巻いた感情は一言で形容し難い。
焦燥、怒り、妬み、殺意、全ては衝動。 あの女から招待状を掠め取ったのと同じ、それ以上の衝動。
色黒の、あの小鳥が居る限り、無事"楽園"を出ることなど叶わないのではないか。 妄信が辿り着いたそれが――…結論だった。 大広間を、小さな背中が離れてゆく。
その背中を映す目にはもう、少年の細い首しか、映していない。それは、余りにも、男には細く。頼りなく、圧し折れるように見えて**]
(126) 2012/09/27(Thu) 17時頃
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[感情を掻き乱され、斯様な状況になる前の話だ。
青白い顔の男は問うた。>>124 恐ろしくはないのかと。 犯人の目星はついているのかと。
その時はまだ、余裕があった。 恐ろしいとも、と嘯きもした。
「さて、どうだろう……だが、衝動的な犯行に見えるゆえ 調べれば襤褸も出るだろうよ」
等と、敢えて周りに聞こえるように 揺さぶりをかけるように答えたのだ。
主が失せたならあの林檎は誰のものでもない。 ならば己が手中にと思うが故に “誰の後につく”べきか、強かにも、見定めようとしていた。――感情の蓋が、剥がれていくのを感じながら、である。だが刺青の男を切欠として脆くも蓋は崩れ去り、刃さえ抜き放った、今**]
(127) 2012/09/27(Thu) 17時半頃
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─回想・廊下にて─
[すれ違い様、再度向けられるからかいの声。 出会う相手に何か弱味でも見当たれば、その傷口に指を入れずには居られない。 そんな男なのかも知れない。 薄い笑みを浮かべる刺青の髭面を一瞥した後。]
── あんたが死んでくれりゃ少しは楽になるんだがな。
[冷ややかに言い捨ててから直ぐ、自分の言い草に驚く。 よほど頭に血が登ると、見境がつかなくなる事もありはしたが。
今、自分は落ち着いていたはずだ。 どんなに疎ましく思う相手であろうと、そんな言葉を吐きかけたりする事は── 、いや。
俺は、いつものままだ。 変わってなんかいやしない。
胸に過ぎった言い知れない不安を掻き消すように否定しながら。 逃げるようにその場を離れた。]
(128) 2012/09/27(Thu) 19時半頃
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─自室─
[広間から追いかけてきたのだろうか。 煙草の火を点けて間もなくしてから、男の部屋を訪れた少年。
第一声掛けてきた言葉には、肩越しに振り向き苦笑いした。]
すまんな。吸いたくない煙ばかり吸わせて。
[先程の刺青とのやり取りでざわついていた胸内は、見知った幼い子供の姿を前にすると、幾らか落ち着いたようだった。
テラスで彼に構う事なく煙草をふかしていた事を思い出しつつ詫びる。 煙草を手元の灰皿に押し付けて消した。]
(129) 2012/09/27(Thu) 19時半頃
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…探したところで、自分のものになる訳でも無いからな。
[肺に残る煙を吐き出しながら、一つ目の問いかけには答え。 二つ目の問いかけには、怪訝に眉を顰めた。
窓を向いていた身体を返し、少年の顔を見詰める。]
…事故?
[問い返す男の脳裏に、蘇る遠い記憶。 あれほど、大規模で凄惨な事故は、前にも後にも無かった。 事故で死者の数さえ確かにはならず、その後の事故処理がどういう経緯を辿ったかまでは、覚えてはいない。
その頃、男は未だ警察官になったばかりだった。
実地検証のために駆り出され、向かった先で見た焼け焦げた瓦礫の山。 そこに散らばる、人間の身体の一部だったもの。 すでに人だとは判別すら難しい遺体も少なくは無かったが。
引きちぎられたように瓦礫の中に転がっていた片足だけを目にした時、当時新米だった自分はその場で嘔吐するのを堪えきれず、他の警官にどやされた覚えがある。]
(130) 2012/09/27(Thu) 19時半頃
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[あの研究所の名称は、今、少年が口にしたものだったろうか。]
十年前か。 大きな爆発事故があったのは覚えているが…、それがどうかしたのか?
[男の問いかけに、少年が答えたかどうか。
林檎を探しに行くと部屋を後にする細い足首に揺れるプレート。 テラスでも、一度目にしたそれ。
だが、その時の男は、プレートに気付く事はなく。 遠い過去に見た記憶が、それ以上蘇る事もないまま。
出て行く小さな後ろ姿を見送った。**]
(131) 2012/09/27(Thu) 19時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/27(Thu) 19時半頃
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[>>91空の台座に気を取られつつの返答に、 トニーが笑ったようだった。
……私は今、どんな表情をしているのだろうか。
落ち着いた様子の少年を見て、 幼い筈の子どもが何故こうも 冷静でいられるのかと不思議に思う。
初めて会った時から年不相応な感覚を抱いていたが、 その印象は、更に募っていく。]
(132) 2012/09/27(Thu) 20時頃
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―グロリアの居室―
[>>75ニヤニヤと笑う男を、不快感も顕に見据える。 昨晩、壇上で口上を述べていた姿を見たばかりなのに たった一晩の内に変わり果てた栄光の姿を前にしても 尚楽しげな様子の男。 この場に居て欲しくないと感じても仕方が無いだろう。]
………………
[男の姿が見えなくなるまで、 おどけたように肩を竦める背中を睨み付けたまま動かなかった。]
(133) 2012/09/27(Thu) 20時頃
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―グロリアの居室―
[>>89”姉様”を見詰めていたポーチュラカは、しばらく動けないでいるようだった。 おそらくショックだったのだろう。無理もない、と思う。 斯く言う私も、自分の震えを抑えるだけで手一杯なのだから。
この時、ポーチュラカが本当はどんな表情をしていたかなんて 考えもしなかった。
気持ちを落ち着かせるためだろうか、 目を閉じ、開いて、やっと彼女からの返事が返ってきた。
―やはり、酷い顔をしているようだ……]
そう、ですわね……戻りましょう。
(134) 2012/09/27(Thu) 20時半頃
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[刺青の男が去った後、 裾を引く少女に視線を戻して、繋ぐように伸ばされた手を取る。 その手は小さく、暖かく感じられた。
見えないようにとの計らいで、 紅に侵蝕される白いシーツによって 栄光の表情は隠されたが…
日常から大きくかけ離れた光景は、 明らかに異質な雰囲気を纏っている。]
(135) 2012/09/27(Thu) 20時半頃
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