270 食人村忌譚
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[義務感は、徐々に薄れて行った。 用意されたお弁当を届ける仕事は、 いつからか、自分が、或いは妹が 彼の為に作った食事を届ける行為になっていったと思う。
そうして、巫女と成り損なった今でも、 私は彼にお節介の食事を届け続けている。
やっぱり、責務などではない。 彼の言葉を借りるなら、唯の打算なのだろう。
食事を欲している者。食事を褒めてほしい者。 それで関係性としては十分じゃあないか。]
(114) 2017/11/23(Thu) 23時頃
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[けれども、いつか、叶うことなら。 水面のような彼の瞳が、此方を向いたなら――。]
(115) 2017/11/23(Thu) 23時頃
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[いや、やめよう。首を横に振って、 思考をサツマイモたちへ戻す。 何かを夢見たところで、虚しくなるだけだ。]
いつまでもー いつまでもー
[聞こえてくる、いつもの歌>>#2を 鸚鵡返しに口ずさみつつ、収穫の作業へと。
数刻後、かごから溢れんばかりの赤紫色の 幾らかを抱えた私は、それらを調理すべく 上機嫌に台所へと飛び込むのだった。*]
(116) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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嗚呼、それとも。
[お前が咎人にでもなって彼に喰われるか?
なんていつにもなく狂気が顔を出すのはどうしてか。
ミナカタを継ぎたいと草の束を持って帰った娘のせいか。
もうこの村に、ミナカタは不要だと告げたら。
どんな顔を見せるだろう、なんて。
愉快な事を考えたからだろうか*]
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―― 回想 / 姉と、進と、 ――
[いつも姉の後ろをついて回っていた私は、 誰からも妹扱いされていた。
明朗な姉の容。引っ込み思案の妹の私。 あの頃。私たちは、ふたりでひとつだった。
昔は姉に連れられ、よく進の家を訪ねたものだ。
ふたりで作った握り飯。>>28 姉の作ったものは、整った形。 私の作ったものは、崩れそうなほどに歪で。 握り飯を見れば、すぐに誰が作ったものか判別はついた]
(117) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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進くん、ごめんね。 いつか姉さんみたいに 美味しそうに作れるようになるから。
[それでも進は、喜んで受け取ってくれたように思う。 いつも妹扱いされる私が、進の前では“ゆり姉”になれる。 進と接するとき、私はすこし大人になれた気がしたものだ]
(118) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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[本当に私が「大人の女」になったとき、 私と進の関係が壊れるとは思っていなかった]
(119) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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[巫女が代替わりしてしばらくの間は、 どれ新しい巫女の具合を確かめてやろうと 村の衆たちが入れ代わり立ち代わり神社に出入りした。 その中に、進の姿はなかった。
代替わりに関わる様々な神事をこなし 夜な夜な神社を訪れる男たちの汚れを祓う。 多忙な日々に忙殺されて――…… いや、なくした家族たちから目を背けていた私は 進の家から足が遠ざかっていた。
あそこは、姉と共に訪れる場所であった]
(120) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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……進くん。 あなたは神社にお清めにいらっしゃらないの?
[巫女になってから一度、 そう彼に尋ねたことはあっただろう。
自分を抱く気はないのかと。 巫女として不足があるのかと。
進が村人たちから“種馬”として 重宝がられているのは知っている。>>28>>64
決して、彼がその手の行為を忌避しているわけではない。 というのに、神社に彼が訪れることはない。
……進に、避けられている。 どこかで歯車が狂ってしまったのだろう。 巫女になる前と、後。同じ関係ではいられない]
(121) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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[それは私と姉も同じだ。 あの頃。私たちは、ふたりでひとつだった。 歯車はすでに狂ってしまった。
また、私たちがひとつになるためには、きっと――……]
(122) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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[食い、食われるしかないのだろう*]
(123) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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イルマは、ゆりに話の続きを促した。
2017/11/23(Thu) 23時半頃
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[がた、ぎしぎし。 古びた車椅子の動きは、悪い。 そのうえ車輪が噛んだ枯れ草が、余計に動きを悪くしている。]
あぁ、もう。 まいったな……!
[愚痴ったところで、どうにもならないのは承知だが。 声に出さなければやっていられない時もある。
そうして、普通の人の倍以上の時間をかけて、ようやっとリツの家の前までたどり着いた。]
(124) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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[望まれれば。食われれば。 今世で、食うを厭われるような悪さをしでかしたわけでなし、 食われれば戻ってくるだろう。 そのときこそは、生きる時間のすべて五体満足かもしれないではないか。
そうとまでは口にしない、 それは当たり前のように村にはびこる因習で、教えだからだ。
育たなかった両の腕を組んで、年齢相当の言葉の調子で男は言う。 言葉裏、先代の薬師の“教え”>>0:135>>0:136を携えて*]
(125) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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ゆりは、イルマに話の続きを促した。
2017/11/23(Thu) 23時半頃
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― リツの家の前 ―
おぉい、リツ! リツー!
[呼ぶ声は、だいぶ離れたところから。]
椅子の調子が悪くてさー! ちょっと、みてもらえないかなー!
[声は彼のもとまで届いてくれたろうか。*]
(126) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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あれが魔女か、似合と言えば似合だ。
[視界の端にいる薬師へと視線を向ける>>94 源蔵が手を振る様子を眺め、こちらは小さく会釈をした。]
兄離れ、弟離れが薬で出来るものならば私も悩まんよ。 だがまあ、錠の脚が治ればいいのだから薬が必要なのは確かなんだけどね。
家族思いが悪いわけじゃなあない。 そうだろう、私も錠も何も悪くはない。 だが心配しているのは私死んだ後の事なんだ。
その前に、一人で生きていけるようになってくれればと。
[そう願わずにはいられない。]
(127) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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はーい。 わかった!
[進の忠告に片手を真っ直ぐ上げる、返事ばかりは元気良く強かに。ただ、それが真っ当に――その身がいよいよ重くなるまでは――果たされるはなかなか難しい事は、知れたところか]
ううん。猫さんは、もういいの。 私、ごはん、食べたい。 おなかすいた。
[ふるふると首を横に振り、零す。旺盛な食欲ばかりは、身重らしいと言えたか。と、新たに現れた姿に]
えつおばさん! おはよ……あっ! 猫さん!
[たたた、と嬉しそうに駆け寄っていった]
(128) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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[食われれば戻ってくるだろう。 だが、そこに情が絡めばどうなるのか。
人には言えない、誰にも言った事はない。
男は大事な弟を、娘と思う女を食うのならば。 その時は誰にも肉の一片も渡さず余すことなく己のモノにしたいなどと。 そんな欲を抱えているのだ。
村の因習から考えれば奇異な思考であろう。 口に出した瞬間、罪人として裁かれる可能性すらある。 だから誰にも言わないし、言えないでいる腹に抱えた重い秘密*]
(129) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/11/23(Thu) 23時半頃
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――>>96>>97――
・・・ご無沙汰してました。
[志乃を見るや散らかった落ち葉の舞いに悪い気がしてペコリと頭を下げていく。 駆け寄られ優しく持ち上げられた掌と明るい声にまずはほっと安心を覚える]
う。うん
[言われるままに後をついていく志乃の表情はまだ硬い、弾む声に少しの照れと戸惑いを覚えながら神社へとあがっていくと食事と聞かれてつい ハハ…と乾いた笑いが漏れてしまう。]
ううん、まだ落ち着いてないからご飯は食べてないけど…… でもなんだか悪いよ。 今日はお礼に来たのに……
[一日一食の生活だなんて彼女に言ったら心配させてしまうかな。 食べたい欲はよぎるけれど、それが目的と思われるのも何だか気が進まなくて遠慮の声をあげる。*]
(130) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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私が咎人として死ぬのならば、この肉は錠にだけ食べてほしい。
他の誰の口にも入れさせたくはないのだよ。
[だから素直に咎人として裁かれ殺されるわけにはいかない。]
願わくばお互いを食いながら死ねたら、それが一番幸せだろう。
そのような事が可能ならば、だけどね。
[お互いの目玉を食べて、唇を食い千切り、腹を裂いて。
どれくらい生きていられるのだろう。
ゆっくりと味わいながら弟を体内に取り込みながら、弟に食べられて彼と一つになっていく。
それは甘美で素晴らしい考え。
嗚呼、それが叶うのならばなんでもするのに。]
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[家へ向かう道すがら、薬師の姿が見えれば>>94さて、と干し柿を見下ろした。ミナカタには夏に随分と世話になった。 今年は不思議と虫害が酷く、駄目で元々、と相談したのだが、どうにかこうにか土に撒いてみるといい、と薬を用意してくれたのだった。 天然由来の香草がどうとか…詳細は忘れたし、面倒なことを頼んだという自覚はあるが、薬師の内心はどうあれ、その薬はよく効いた。理由が別のところにあったとしても、虫害が減ったという結果が全てだ。
その例に干し柿でもくれようか、と思ったのだが、 いかんせんこれはまだ未完成品。 くれてやってから、渋かったらむしろ嫌がらせである、と考え込んだ次第である。
ともあれ、挨拶程度はしておこう。 干し柿はまだ、掘っ立て小屋にいくらでもあるのだから]
(131) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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はは。 ああやってるとなんか昔に戻るな。
[近寄る気はなかったが、2人の返し>>111>>127は それぞれらしいもの。 魔女呼ばわりされているとはさすがに届かないが。
何も考えずに遊んでいた子供の時分を 思い出せたのだから届かなくて正解だろう。
源蔵が心に何を携えているかも知らぬまま]
(132) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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真剣師 鬼丞は、メモを貼った。
2017/11/23(Thu) 23時半頃
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具合はどうだ。
[1つ歩み寄る。 具合はそれぞれが抱えたものへ。]
咳止め、熱冷まし、痛み止め。 持っていくつもりだったから、今渡しておくか?
[さてそれはどう取られたか*]
(133) 2017/11/23(Thu) 23時半頃
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よし、こんなもんでいいかな
[丞さんの椅子が一段落した頃、名前を呼ばれ其方へと視線を投げる>>126]
錠さん!こんな所までご苦労様だね。どうかしたのかい?
[錠さんの姿を見つけると、駆け寄って声をかける]
そうかい、椅子が 了解、ちょっと見てみようか
[椅子の調子が悪いと聞けば、ひとまず車椅子を押して家へと戻り]
とりあえず、見てみるから縁側で待っててくれるかい
[必要ならば錠さんを一度縁側へと運んで、そのまま車椅子の調子をみる]
(134) 2017/11/24(Fri) 00時頃
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[近寄る前に、痩せた姿が目に留まる>>131 彼が育てる農作物も、研ぐ刃物にも大層世話になっている。
今年の夏は特に虫が酷かった。 生意気にも虫にも美味い不味いが判るらしい。
しかし虫の害は一所に収まらない。 香草は役に立っただろうが、丞さんや容ちゃんを 始めとした農作業に従事する者たちの手入れの賜物だろう]
どうも丞さん。 無事に夏は乗り切れたようで良かったですね。
[独り立ちした時分には、作物を育てる知識も 多少なりとも世話になった。 彼に関しては掛け値なしに恩師の1人。 損得抜きで笑顔を向けるのは当然だろう]
(135) 2017/11/24(Fri) 00時頃
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今度は鼠の害に気を付けてください。 猫いらずなら用意はしてますんで。
[ぺこりと頭を下げて離れはするが、 用があるなら後で寄っても良いかもと*]
(136) 2017/11/24(Fri) 00時頃
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―― 神社 / 応接間>>130 ――
悪くなんかないわ。 食材は余すところなく食さなければ可哀そう。 ……そうでしょう?
[朝ごはんの食材が何であるかは敢えて告げなかった。 有無を言わさず、卓袱台に朝ごはんを並べる]
たくさん食べなければ 良くなるものも、治りが遅くなるわ。
心配で心配で。 ミナカタさんから、志乃のことはよく聞いていたのよ。
[巫女としての仮面を外して、友人として言う*]
(137) 2017/11/24(Fri) 00時頃
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―木材置き場―
江津子さん……おはようございます。 朝から凄い恰好ですね。
[思わず小さく息を零す。 >>112会釈をした彼女が猫を連れてきた事で >>128櫻子の表情が明るくなるのを見る。 腹が減った、と言ったのは何処へ行ったのか。 実際、胎児の分も腹は減っているだろう ススムは食料を持たぬ故に 助けを求めるように、江津子に視線を流す]
櫻子さん、今朝のごはんは未だみたいですよ。
[容が居れば、頼めたのに。 無意識に頼りそうになって、 これではいけないと、思考を止める*]
(138) 2017/11/24(Fri) 00時頃
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[一つ歩み寄ってきた薬師の問いに手をひらり、と振っていらないと拒否をした。] 今日、弟に貴方の処に行くように言っている。 その時に体調を診て処方してやってください。
[流感が流行りそうならばそれらに効く薬を。 寒い時は喉をやられやすいから喉の薬を。 後は頭痛に効く薬を。 錠がきっと伝えて貰ってくるだろうから今は必要ない**]
(139) 2017/11/24(Fri) 00時頃
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[>>127懸念のありどころへ軽く首を傾げ]
弟離れもできてないのに 自分の死んだあとも生きて別離を長くしてほしいとはまた、こじらせてるぜお兄ちゃん
後追うように死んでほしい、離れずに、 後の世もまた後の世も 兄弟縁の続く限りに幾度でも、 と素直に思えばいいのになあ
[とは口で言うものの、掘り下げる腹積もりもない調子。 「教師石動殿の四角四面の生真面目な優しさだ」などと軽口にし、 ふうと息を吐き出し、けぶる白に視界を埋めた。
弟離れできないほどに可愛いのならば、悪くないと思うのならば、。 可愛げある弟を飼い殺ししたとてさほど悪いことには思わないが、 当人、あるいは当人たちにとっては、そうではないのだろう。]
(140) 2017/11/24(Fri) 00時頃
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ススムは、ミナカタに話の続きを促した。
2017/11/24(Fri) 00時頃
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