193 古参がゆるゆるRPする村
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― 廊下 ―
[開口一番、告げられた言葉。>>133 その声にすら聞き覚えがあるのは、 夢にでも見たんだろうか。
どういう意味かを問う前に、何でもないと言われたので、 その事については聞かぬまま。]
いや? 構わないけど ――― はじめまして、かなあ?
君もここの患者かい? 俺もなんだけどねえ、まだ、なれてなくて
[そう言って、 少し情けないような笑みを浮かべ、軽く頬をかいた。 動けない様子に、そちらに一歩。]
(136) 2014/09/06(Sat) 00時頃
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ああグロリアさん。 IDできたら持ってきてくださいね。 ありがとうございましたまたお越しくださいませ♪
(137) 2014/09/06(Sat) 00時頃
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[エリーゼの姿が見えれば、IDを聞き、アイリスに伝える。 望の名前を聞けたならば、微笑み、名を呼び、挨拶をするとその場を辞するだろう**]
(138) 2014/09/06(Sat) 00時頃
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飲むだけ、飲むだけね。 ほんとは飲めてんのかもわかんないけど、なくなるから飲めてんのかな。
[喉が渇くというわけでもなくて、スリルを味わっているような。 生前の行動を繰り返しているだけなのかもしれない。]
名前。名前ね。えーと、グロリアね。 望、ってんだけど。楠木望。 ノゾム、クスノキとか言ったほうがいいやつ?
(139) 2014/09/06(Sat) 00時頃
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― 廊下 ―>>136
[自分の部屋の扉の前で一歩たりとも動けないまま、 こちらへと近付いてくるパーカー姿の男。]
……はじめ、まして の、はずよ。
[たぶん。と心の内で付け足す。 不思議とそうじゃない気分になるけど、なぜかは解らないまま。]
そう。…私もここに、入院してるわ。 …、…わたしも、 そんなに慣れては
[情けない笑みを浮かべて一歩、歩み寄られる。 それでも、やっぱり動けない。]
…あの、…お名前は?
(140) 2014/09/06(Sat) 00時頃
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ノックスは、部屋へ戻る、というグロリアを手を振って見送った。
2014/09/06(Sat) 00時頃
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望さん。と、呼ばせて頂きます。
[くすりと笑って]
合わせて頂いてありがとう。また、お会いしましょう。
[微笑んで自室に戻る。自分の姓を誰にも名乗って居ない事に、誰か気付く人は居たろうか**]
(141) 2014/09/06(Sat) 00時頃
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―――?
[グロリアは一体誰と話しているんだろう、と 不思議そうに見ていると 望、という懐かしい名前]
望くん……?
[彼は亡くなったはず。 まさか幽霊でも見えているのかと思ったが バカバカしいと首を振る。 そのまさか、なのだったのだが。]
(142) 2014/09/06(Sat) 00時頃
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― 廊下 ―
[近づいても彼女は動かない。>>140 それがなぜだかすこしだけ面白くてまた近づく。]
そうなんだ
[はじめましてを肯定されても、 ただそういう感想が出てくるだけだ。 ―― もしかして’知って’いる? でも、そのような感覚はあまりなかった。 傍まで来て、緩く首を傾いだ。笑みは変わらぬまま。]
名前、… ヤニクっていうんだ 君は?
(143) 2014/09/06(Sat) 00時頃
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はぁいー。
[呼ばれて顔を上げて。]
噂をすれば影、みるひーさん! グロリアさんのIDって、いつできます? できたら今飲まれた紅茶の分、つけときたくて。
[彼女が自分の名前を言いにくそうなのには、気づいていたが、理由は聞いた事がない。 言われない、事は深く追求しないのだ。 近づきすぎて失敗した『船』の二の舞にならないように。]
サイラスせんせーですか。 じゃ、ニルギリ淹れますね、ちょっと待っててください。
(144) 2014/09/06(Sat) 00時頃
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― 廊下 ―>>143
[震えるわけでもなく、不動のまま距離が縮まる。]
…、…
[この声。この態度。 ほんとうに、 はじめまして? 答えの無い自問自答がぐるぐるとしながら、 緩く笑うその顔を見れば
――― ほんとうに?って また、思えてしまう。]
……、メアリー。
[ヤニク、すとんと名前が胸に落ちついて、少し俯きがちになりながら自分の名前を名乗れば、さらりと二つに結んだ髪が肩から前に流れ落ちた。]
(145) 2014/09/06(Sat) 00時頃
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[ニルギリは飲み易い紅茶である。 茶葉にこだわりがなく「紅茶」と言う客には、ニルギリかディンブラを淹れるのが間違いないだろう。 湯を沸かし、陶器製の丸いフォルムのポットを温める。 その湯をカップに注いで、カップも温める。 茶葉を入れて、高い位置から湯を注ぐ。 トレイに湯を捨てたカップとポット、冷蔵庫から取り出した小さな容器入りミルク、角砂糖、スプーン、小さな砂時計を置いた。 ポットは茶こしつきなので茶こしは置かない。]
お待たせしました♪
(146) 2014/09/06(Sat) 00時頃
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噂?されてたの、私。
[グロリアのIDと言われれば、ああ。と軽く相槌を打って]
新患さんもその日には出来るから。 今日中には出来るよ。
あとでID教えるね。
[じ、とアイリスを見つめては、やっぱり 不思議な気持ちになる。理由は思い出せない。 記憶の奥底に"彼女"はきっと いるのだろうけれど。]
ん、お願い。
[待ちながら、ニルギリってどんな紅茶だろうと彼女の淹れる手つきを眺める。化粧といった化けの皮は強固だが、中身の女子力はあまりないのだった。]
(147) 2014/09/06(Sat) 00時頃
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― 廊下 ―
…… メアリー
[名乗る名前を聞いて、ふうんと思う>>145 ―――、…、――… 少しだけ眉を寄せ、目を眇める。
何か、何か。 燻る何かがある。
さらりと落ちた髪に、触れようと左手を伸ばした。]
(148) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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[やがてアイリスが入れてくれた紅茶を受け取り、トレイに乗せて]
ありがと。 このまま持ってっていい? 食器は後で返却に来るから。
[お仕事ご苦労様。と労いの言葉を投げて トレイを手に診察室に向かった。]
(149) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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― 廊下 ―>>148
……、……
[その声で名前を呼ばれる、不思議な気分になる。 気付けば距離は縮んていて、俯いた視界に伸びる手。
たいせつな髪に ――― と思えば、 一歩後退しようとするがそこは扉で、]
っ、や めて。 この… にやにや男ッ!
[けれど静止は声だけで、その手を振り払う事はしない。 自然と出た拒絶の言葉。すごく自然と出た。]
(150) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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――診察室――
[サイラスはまだいただろうか。 ノックして、その手で扉を開け]
紅茶のお届けでーす。 しっかり目覚まして、お仕事がんばってくださいね。
看護師が楽できるように。
[最後は小声で悪戯めかして告げ、 そのあとはサイラスのいる診察室の奥で 書類の整理などしつつ、呼ばれればすぐ応えるつもり**]
(151) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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― 廊下 ―
[大声の拒絶に、ふつふつと沸いてくるのは>>150 ――― ふっ、と 笑みが漏れた。
手がふり払われる事がなかったから。 その髪をすくって、さらりとなぞり、手をはなす。
―― ああ、だめだ。 だめだだめだ。]
やっぱりどこかで、 あってない?
[囁くように小さな声。]
(152) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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―カフェテリア―
ア?何だってオイ。
[>>131 擽るような笑いに、 どうも自分には似合わないような単語が混ざっていた気がする。 優雅な動作で去っていくグロリアは答えぬままであった]
ッチ……
[面白くなさそうに舌打ち。 グラスをカウンターに置いて、自身も歩き始めるのであった。 ニルギリ、なんて聞いたこともないなあと思いながらだ。]
(153) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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はーい。
[呼ばれた>>142ので、返事する。 とはいえ今まで感知されたことのない看護師に、今更この声が聞こえるはずもない。 カフェテラスのカウンター脇に座り込んで、いつものように空を見上げている。 そういえばさっき屋上にいた彼女はどうしているだろう。]
(154) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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峻厳の管、整然の鍵盤
腕の中の重みと、
……ぱしゃり、ぱしゃりと
水の音がする。
(155) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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― サナトリウム付近 海岸 ―
[凪いだ浜に珍しい大型の漂着物は、一言で表せば『生物』だ。 波が寄せると微かな音と共にそれを濡らし、引いていく。
動かない。]
(156) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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― 廊下 ―>>152
[拒絶したのにかえってくるのは、笑い顔。 綺麗に洗った髪が、ヤニクの手に触れられる。]
…、…っ
[その瞬間だけ思わず、ぎゅっと目を閉じた。
その直後、小さな囁き声に>>152 ぱちりと目を開いて顔を見上げる。]
(157) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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…… どこで、
[すぐに否定できないものを、自分も感じていたから。 思わずそう返してしまうけれど、 なんだろ、頭が痛い。]
おもいだせない。けど、… うん。
[うん、と同時にこくりと頭を縦に振った。 耳の奥で、――― 歌が きこえる気がした。**]
(158) 2014/09/06(Sat) 00時半頃
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トレイごとどうぞー。
[にっこり微笑んでエリーゼを見送る。 程なくしてドナルドも辞して。]
あふ。
[また、あくび。**]
(159) 2014/09/06(Sat) 01時頃
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─ サナトリウムの一室 ─
[女は──窓の外を見ていた。 視点はぼんやりと、遠くの──森を向いている。]
(160) 2014/09/06(Sat) 01時頃
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[いや──実際に、そこに森はないのかもしれない。 しかし、女の目の前にははっきりと 深く、陽を遮る薄暗い森が広がっている。]
(161) 2014/09/06(Sat) 01時頃
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― 廊下 ―
[見覚えのある顔。 見覚えのある名前。 見覚えるのある声。 見覚えのある反応。
胸の奥で疼くものがある。 なんだろう、なんだろう? 楽しさと同時に沸いて出てくるのは、不快感だ。 説明のしようがない、言語化ができない。 どうして、なぜ。 なんだ?
何かが、何かが。 燻り、 耳の裏で、歌が聞こえる。 恐らく聞こえるその歌は、彼女が聞こえた歌と同じ。]
(162) 2014/09/06(Sat) 01時頃
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… …、 Who ―― …、 …
[繰り返される歌の、最初の最初。 それを口に出しただけで、どうしてだか。 焼けつくような何かを感じて。]
――… 、…
[どん、と、 メアリーの後ろにある扉に、握りこぶしを置いて。 酷く顔を顰めた。
そうして、少しして。彼女から離れ。]
水を、 …みずをのんでくる、…
[そうぽつりと言い残し、ゆらりとこの場を立ち去った。]
(163) 2014/09/06(Sat) 01時頃
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