54 CERが降り続く戦場
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――やだっ……
やだ、僕もここに――っ……!
[絶望と言う嘆きは、少年の身体から噴き出す堕気を荒れ狂わせる。 迫りくる黄昏。 決壊する様な心が噴き出す堕闇《サデニア》に、助かる見込みは限りなく無い。
―― 世界《Front》も 《栄光》も ]
(1477) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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そうか、エフィちゃんが言うなら間違いないか。
[何故かドヤ顔で糸を見せるが、弱まる力に関しては]
そりゃ嫌でも判る。 でも非常事態なんだろうな、こんな場所の「俺」にまで糸絡ませて来たんだから。
[気付けば欠片を飲みほした若者は意識を失っているのか>>1462 けれどその腕にも糸が絡んでいるのだろう。
弱まる《奇跡》がこの若者に、エフィにどう働くかは判らない。
判っているのは]
俺の意志が無いと俺には《奇跡》も起きんのだが。
[暫し首を捻って悩んでみた]
(1478) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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うぁっぁぁぁああああああああああぁあああ!!!!!
[少年の慟哭《ディスペア》が暗黒の世界に高鳴る。 《栄光》の欠片を抱きしめて哭く少年の≪闇≫が世界を包む。
最期に送り出される花の力は 少年を―――――]
(1479) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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[ ―― カ ア ァ ッ ! ! ―― ]
(1480) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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―酒場―
[ガバッと顔をあげると、そこは「さっき」の酒場だった。 重い身体を引きずりながらなんとか立ち上がろうとして]
むぎゅっ。
[服で縺れて上手く立ち上がれずに、私はもう一度地面に倒れこんだ]
もう、ヤニク…ちゃんと服は調整しておいてよ…!
[文句を「彼」に言ってみる。けど、彼の反応が無い。 …コレは、過去に何度か経験したことがある。 彼が、完全に『眠って』しまっているのだ]
(…どうしよう…私の力では『眠り』にはつけないし…なんとかして…)
[『記憶』から情報を引き出し、打開策を立てようと試みる。 けれど…]
(1481) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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(え…なに、これ…)
[まるで記憶にフィルターがかかったように、私の中に積もった記憶…その、一定よりも『強い』記憶が『思い出せない』 こんなことは初めてで、私は途方にくれてしまった]
(1482) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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[ この表世界《Front》を観測した者は語る――
超上位種《エルダーロード》、ビッパ・ザ・シュートザムーンの手により惑星名『sector:β25-XVItus22589』の破壊は完了した。 然し、崩壊はそれだけに留まらなかった。 直前、当該惑星『sector:β25-XVItus22589』より時空歪《クロノノイズ》クラス142.73と言う超異常規模の力を観測した。
まず最初に太陽と月が急速な移動を開始し、惑星『sector:β25-XVItus22589』の至近距離を円周する様に異常速度で廻り始めた。 次いで、火星から金星に及ぶ、『sector:β25-XVItus22589』付近に認められる惑星が一様に同じ様な異常軌道を開始し、『sector:β25-XVItus22589』の周囲を周回し始めた。 そして最期に、惑星『sector:β6-XVItus52736』から惑星『sector:β75-XVItus903688』に及ぶその全ての惑星が異常軌道を開始。
その光景は惑星『sector:β25-XVItus22589』に銀河すべての惑星が引き寄せられるかの様な様相を呈し――
(1483) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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く、そう。 結局俺は弱い……。
こうやって倒れる事しか、で、き、な、い。
[意識はそこで途切れた。 結局自分自身の弱さを思い知らされるだけの結果だった。 悔しさに涙しながら体力の回復に努めざるをえなかった]
*to be continued*
(1484) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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―― 約327.326474秒後から崩壊が開始し。
表世界《Front》の三次宇宙は超爆発《ビッグ・バン》を起こし。
表世界《Front》は全世界と全歴史より、跡形もなく消滅した――
.......To be Continued......** ]
(1485) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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オウィス・アグヌス・アリエース・オウィス…
――絶望に立ち向かう者への一片の虹《カリダ・フリーギダ・ルーメン》――
[闇色に染まった世界が、一度だけ虹色に染まる。 これは世界の崩壊をとめるものではなく、ただ、いきとしいけるものが゛希望゛を喪わないように―――…。 きっと、彼らの成す事への手助けとなるだろう。
アリスは再び目を閉じて―――――]
→TO BE NEXT…
(1486) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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[花びらが浮かんで舞う。
――送り届ける。誰も居なくなって ――世界《セレ・シェイナ》が なくなってしまうまで
ほんの僅かな時間 星の中心に少女ひとり。]
(1487) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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[糸をさすりながら、これを絡めた少女を想っていると、また紅い物体が空間から現れる>>1481]
…リピーター率高いな。 いらっしゃい。
[よ、と軽く手を挙げて迎え入れる]
(1488) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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―少し時は遡る―
[ヤニクの意識が飛ぶ刹那。 転移の光のせいなのか、ヤニクは、『自身』が…長くはないにしても、『眠り』につくことを悟っていた。 『彼女』に戦う力は無い。 そして、彼女は…そこが彼女のいいところなのだとしても、如何せん無警戒に自分のこと、『記憶』のことをしゃべりすぎる。 故に、ヤニクは必要最低限の『記憶』以外を、自分が眠りについている間のみ、ブロックするように仕組んだ。 万に一つ、彼女<記憶>が更なる崩壊の引き金にならないように。
…そうして、ヤニクと同じく肌は褐色だが、彼に比べると大分小柄で、髪を肩よりも幾分伸ばした「少女」が転移先で目覚めるのは、他の面々が転移したのよりは大分後の話**]
(1489) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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ええ、間違いなく。
[ドヤ顔のゴドウィンを流すようにさらっと言った後]
そう―――非常事態ね。 この糸に繋がる者が、世界を変える。 尤もFrontは……、だけど。
まだ何とかなるわ。 根拠なんて無いけれどね。
奇跡を起こす気がない? 傍観者を望むということかしら。
[せっせと残りの汚れの掃除をするアメーリアの肩を叩きつつ]
(1490) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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[転移直後、店主に話しかけられる>>1488も、『彼女』は気を失っている。 衣服のサイズが変わらず、マントのため、服装の印象だけでは別人とはわからないだろう。 尤も、顔や体つきを見れば明らかに別人であることがわかるだろうが…。 そんな彼女が目覚める>>1481のは、これから5時間後のこと]
(1491) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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[生まれた世界の終わりを知らぬまま 記憶の奔流に飲まれて、少年は眠る
脆弱なる人間《ヒト》の身体で受け止めるには膨大で 本当に取り戻すには、まだ時間が必要
英雄《ヒーロー》と呼ばれながら、訪れた崩壊へ 何も為すことなく 何も助くことなく
少年へ与えられた運命《フォルトゥナ》は 一体何を求めているのか
か細く輝く糸の導く先にこそ――― ]
→ Next rain ... **
(1492) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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―少女のみた夢―
[少女は自分を抱くように。 耳に残る慟哭。願いたくした者たち。
《救って》
と 願う声は うたかたのように浮いて、きえて。
けれど、少女自身の ささやかな願いは――]
(1493) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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――わたし まだ
助けてくれてありがとうって
あなたに
謂ってない。
ドナルド。
(1494) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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[傍観者を望むのかと問われれば、うーんと首を傾げる]
いや。 別にもうすぐここから好きな場所に動けるようになるからな。
敢えて今動かなくても会いに行こうと思えば動ける。
それとも世界を再生させたいとかそんな奇跡の方か?
[ここは全ての世界の欠片を集めた場所《蝕》 消滅した表の世界の欠片も残っている。
これを基に再建させろと言うのか、と真意を目で問う]
(1495) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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ヤニクは、5時間後に目が覚めるまで>>1488は、何があっても起きなかっただろう。
2011/06/06(Mon) 02時頃
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うーん、死んだか?
[紅いフードに見覚えはあったが、その体は声を掛けてもピクリとも動かない。
ここで死ぬ可能性は無いだろうから起きるまでソファに寝かせておいた方がいいか、と気遣うが、その体に触れるまで彼女の存在には気付かないだろう]
(1496) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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成程。
[動けるようになる、と謂うゴドウィンに 矢張り世界の――宇宙の理がずれて来ていることを思う。 彼は此処に居て、彼だったのが当たり前だった。 そんな彼が、動き出す―――]
世界を再生はどうかしらね。 一度滅んだものをすぐに再生させても、 また同じことが起こるでしょう。
貴方にとっての奇跡とは何なのかしらね―――
[魔女にとっても奇跡が何を意味するのか解らない。 やがて魔女はアメーリアを連れ、魔方陣を描く。]
今日は冷やかしでごめんなさいね。
[そうして、次なるステージへ―――]
(1497) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 02時頃
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(こわいの) (行かないで)
[赤と黒。 アーディアス。 ドナルド。
遠い過去、今、抱いた想いは 或いは恋と呼べるものであったのだろう]
(1498) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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消える寸前、少女の流す涙ひとしずく 静寂の、虚無の中に落ちて一輪の白い花になった。 「観測者」から見れば 取るに足らないノイズにもならない けれど「世界再生」のきっかけになりうる 最後のかけら。
ひらり、 透きとおるような白い花びら一枚―― Rebirthに落ちたのを知るものは居ただろうか。
――《栄光》は倒れた。だが《過去》の紡ぎし糸は 《秩序》と《混沌》を邂逅させるだろう。 かつて無い大破壊は これから始まる戦いに比べれば序曲にしか過ぎない。 果たして彼らが《小さき扉》の先に見るものは…?
*嗚呼、嘆きの雨が降り注ぐ*
―To be Continued―
(1499) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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……にいちゃんはねえちゃんだったか?
[よっこらせとヤニクの体を起こそうとして、別人になっている事を知る。
一瞬目を見張るが、変化による驚きではなく、意識の無い女性の体に触れて良いものかと思ったせいだ]
まともな客が来なくて困るな。
[金払いが悪かったり、人間に変化する狼だったり、海水ぶちまけたり、散々だな。
とぶつぶつ呟きつつ、紅フードの彼女をソファに横たえた]
(1500) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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[赤と黒の男は包まれていく光《ヒ》の中で
―――――――…確かに”その声”を聞いたのだ。]
[*to be continued*]
(1501) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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俺にとっての奇跡? 簡単だ。滅びるものだ。
[エフィの問い掛けに応えたのは獣。
終焉を与えるべき片割れの世界が滅びたのは少し口惜しい気もする。
だがそんな事は些細な事。
終焉を与える存在がある限り、滅ぼすのが獣の役割]
―酒場で目が覚めた後―
あ…そうだ…!
アックアッツォーネ…!
…アック…!
[彼と…そしてアリスの安否が気にかかり語り掛ける。
しかし、アックに彼女の言葉は届くかもしれないが、アックの「言葉」は彼女に届かない。
彼女自身は、そういった会話手段…声にならない言葉を受信する手段を有していないのだ。
ヤニクの力の影響や何らかの形でアックの「声」が強まっていれば彼女にも聞くことはできるかもしれないし、同じ場所に飛ばされていたなら、直接的に『言葉の記憶』によって得た人と同じく、空気を伝わる声で語りかければ、もちろんそれは聞こえただろう]
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 02時頃
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ほーい、お疲れさん。
頑張れよー。
[それだけ。
再び旅立つエフィに向けたのはたったそれだけだった]
(1502) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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※
訳:『彼女』のみでいる間は、『アック』の声を飛ばす力が強まっている等なければ、『彼女』には聞こえないかもしれません。
『言葉の記憶』で人語をしゃべれるようになっている(はず)なので、直接話しかけられればそれは当然聞くことができます。
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―酒場―
うああああああああああああっ!!!!!
[そのまま堕ちていた身体は床で強打した。 ところどころ酸に灼けた身体は小刻みに震えて。]
《星》がたくさん死んだ………。 なんで…関係ねぇのに……。
[酒場にダレがいるとかそんなことも気付かず呟く。]
(1503) 2011/06/06(Mon) 02時半頃
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