49 海の見える坂道
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思い出……?
[海に沈みゆく、大きな夕日のせいだろうか。 赤い顔の彼を見詰めながら、緩く首を傾げた時に伸ばされた手。]
不意打ちはするなって、言ったのにー…。
[引き寄せられて重ねられた唇に驚いて。 ほんの触れるだけの様な口付けの後、照れくさそうに笑う彼にそう言って。 でもやっぱり、彼女もまた照れ笑い。]
うん、行こ行こ。
[今日は星見酒もよさそうだね、なんて言いながら下りる坂。 握ってくれる手の温かさを、傍に居てくれる人の大切さを、ただ嬉しく想いながら。**]
(115) みう 2011/04/24(Sun) 23時半頃
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ラルフは、そそくさと奥にひっこむ(ry
よつば 2011/04/24(Sun) 23時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
綾野 2011/04/25(Mon) 00時頃
オスカーは、ラルフについてった
十六夜 2011/04/25(Mon) 00時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
綾野 2011/04/25(Mon) 00時頃
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[「テトラのランタン」を、「ジェミニのランタン」の横に並べて火を入れて。
あわててカメラを取りに戻った。急がなくても火は消えないし、まだ夜にもなっていないというのに]
よーし、とるぞー!
[元気な声はよく響いたことだろう。
ランタンの外枠の色は、それぞれの髪の色を思わせるようで。 いっしょにいることにした二人。これからどのように成長していくのだろうかと、思いをはせながらシャッターをきった]
そうだ、続きを読んだら、その感想をヴェスお兄さんのお墓の前でもお話しないとだね。
[ゾーイもまたヴェスお兄さんのお墓には足を運んでいない一人だった]
(116) Akatsuki-sm 2011/04/25(Mon) 00時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
Akatsuki-sm 2011/04/25(Mon) 00時頃
ベネットは、眠気でまた90度撃沈した(所でこの90度撃沈ってどんな撃沈…**)
綾野 2011/04/25(Mon) 00時頃
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[後ろに怒りと焦りが混じった声を聞き、 さすがに可哀想だと思ったのか、くると振り向いて]
あっはは、嘘だよ、嘘。 誰にも言ってないから、安心しな?
[にかっと笑みを浮かべる。 両手に持ったランタンの重みは既に感じていなかった。]
さ、これ並べるんだろ? 早くしないと間に合わないぞー
[言いつつも、歩くスピードはちゃっかりオスカーに合わせて 坂をゆっくりとのぼっていく。]
…あれ、どうやって並べるんだっけ。
[どこかしら抜けているけれど。]
(117) よつば 2011/04/25(Mon) 00時頃
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嘘……
[にか、と笑いながら掌を返されたら怒る事も出来ず 安堵と呆れが半々になったような溜息をついた]
ほら、この壁の前と。 あ、後ナタリア先生の家、軒先に置かせて貰って良いんだって。
端っこから端っこまで。
[相変わらず抜けている所のあるラルフに苦笑しながらも 覚えている分の場所にランタンを置いていき]
(118) 十六夜 2011/04/25(Mon) 00時頃
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……ね。ラルフ……
[ランタンを全て置き終えると、また新しいランタンを置く為 ラルフと二人で宿に戻るその坂道の途中]
実は一つ。 ……頼みたいこと、あるんだけど……
……その……
[少年が何時になく歯切れの悪い様子で。 隣を歩くラルフの服の裾を掴んで、挙動不審な様子で俯き加減]
(119) 十六夜 2011/04/25(Mon) 00時頃
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……あの……ね?
[彼に頼む行為そのものが恥ずかしく 珍しくもしどろもどろに少年が視線をあちこちに彷徨わせる]
……だから。 頼みたい事、なんだけど。
[自分の挙動の不審さに勝手に苛立って来て 子供っぽいと解りながらも彼をジト、と睨み付けながら
丸く曲げた手を持ち上げて]
……童は猫である。名前はまだない。 …………明日の命も知れぬ……捨て猫である……
………………にゃぁ……
(120) 十六夜 2011/04/25(Mon) 00時頃
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――っ、だからずっと隠し飼い出来ないから良い方法ないかって聞いてるんだよ察してよラルフの馬鹿っ!
[捨て猫の事を余りに真摯に考える自分が子供っぽく移ったか。 一息に捲し立てて、また彼を睨みつけてから ラルフの袖を引っ張る形でまた先を行こうとする
気恥ずかしさはさっきのアレである事は間違いないだろうが 笑わせて誤魔化そうと下手な事言ったのが間違いだった]
いい加減皆にバレはじめてきたし。 下手すればそろそろ父さんにバレちゃうんだ。
でも野良の子に還しちゃうのは可哀想だし。
……何か良い案無い……?
[またからかわれる事を承知で 多少見上げる彼の目をジト、と見た]
(121) 十六夜 2011/04/25(Mon) 00時頃
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お、ありがと。
[教えてもらった位置に、ランタンを置いていく。 箱から解き放たれたランタンは重さの通りの輝きを放っていて。 持っていた全てのそれを置き終えると、オスカーに連れ添って一旦宿へと足を運ぶ。…その途中だった。]
…ん? 頼みたいこと?
[いつもははっきりと物事を言う隣の少年が、 珍しく歯切れが悪い。服の裾を掴まれれば、くすりと笑い]
…なーに?
[顔をのぞきこむようにして、問うと>>121ようやく答えが帰ってきて]
(122) よつば 2011/04/25(Mon) 00時半頃
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…は、っははは!なーんだ、そんなことか。
[そんなこと、なんて失礼にも程があるけれど。 何の問題でもないと青年は言う。]
俺んとこに来れば良いんじゃない? ほら、ジジもいるしさ。
[至って真剣な顔で、そう提案した。]
(123) よつば 2011/04/25(Mon) 00時半頃
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――そうすれば、・・・ほら 俺もオスカーに会う機会増えるだろうし。
[なんて、服の袖を引っ張る少年に 聞こえたか聞こえないかくらいの小さい声で*呟いて*]
(124) よつば 2011/04/25(Mon) 00時半頃
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[二、三枚とり終えたところで、カメラを坂道に向けて適当にシャッターをきってみた。 もしベネお兄さんとヨーラお姉さんが近くを通りかかっていたなら、二人の仲良さげな姿はばっちり写せていただろうか。
それとも写真に写るのは他の面々か。はたまた、たまたま通りかかった猫さんか。
いずれにせよ、被写体に向かっていたずらっぽく笑ってみせると、]
もうすぐパーティーの時間ですよー!
[とびっきりの笑顔でそう言って、宿屋に戻るのだった。
そうして、『星の見える風景』の一番いいセリフが彫られた机に座って、その時を待つのだ――**]
(125) Akatsuki-sm 2011/04/25(Mon) 00時半頃
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そんな事って! 折角人が恥ずかしいのガマンして頼んでるのに!
[思わずと言った様子で笑った彼に、思わず憤慨した様に。 ただ、何の問題もないと言われれば眼を瞬かせ]
……良いの? あの子結構やんちゃだよ?拾うの苦労したもん。
……でも……
――・・・ありがと。
[トラ猫を預かると言った彼の言葉に 暫くの迷う様に逡巡したがやがて ぽつりとだけ呟いて]
(126) 十六夜 2011/04/25(Mon) 00時半頃
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でも暫くは僕もお世話するからね? あの子がラルフに懐かなかったら意味ないし。
家も変わったらたびたび脱走しそうだし。
[ただ任せきりには出来なかった様で 宿からランタンを提げて出て来る時、また彼を向いてそう言い出す]
ついでにご飯くらいなら作るから。 それとも、家今汚れてるの?
[少しだけ、年下なのに世話焼きを見せて。 悩みが解決したのが嬉しかったか、小さく笑った。
後暫くもすれば日がくれるだろう]
(127) 十六夜 2011/04/25(Mon) 00時半頃
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今夜は、二杯くらいなら奢るから。 猫のお礼と…… 口止め料に。
[もう直ぐこの坂道を照らす綺麗な光の道。 彼が最後にこの街に遺す景色はもう直ぐ]
――でも酔払わないでよ?
ミッシェルさんより凄いんだから。 酔払った時のラルフは。
……前みたいなことしないでよね……?
[さて。今夜は何人程。 そして彼は酔い潰れちゃうのだろうか。 酒が飲めるまでもう少し、介抱する立場を楽しもう**]
(128) 十六夜 2011/04/25(Mon) 00時半頃
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