204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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でもーーー顔 赤い
[フランシスの警戒の視線に くけっ と ルーツが小さく鳴いて羽を揺らす ルーツにとって 面白い対象のフランシスに向かいそうな姿勢 ……彼は それに気づいて ルーツの背中 手で押さえつ 大丈夫かなとフランシスとドナルド二人をみて ドナルドは何か愉快そうだった]
えっとーーーーその ……歌 聞いてもいいって…………
[何か 自分の要望を 強請るのは不得手で もう片手は 斜めにかかる荷入れの紐を掴みつつ 戸口に入ったところで しどろもどろ]
(91) 2014/11/25(Tue) 01時頃
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え……そこまで は駄目
だし 自分の分は自分で賄う
のはーーー前から
[冬服上一揃えは難しいうさぎの量に
何を優先すべきか思案しつつ]
ーーーだって……知らなかった
[微か笑う気配に 恥ずかしさを感じる]
フィリップは、ドナルドの言葉にこくりと頷き部屋の中には入った
2014/11/25(Tue) 01時頃
こどもはおとなに頼っていいンだよ。
手伝うことで返していけばいい。
ン、今知ったなら、それでいい。
俺はラルフもフィリップも好きだぜ。
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[>>89立て続けに質問した後、 返ってくる言葉にはゆっくりと、頷いて、咀嚼しようとする模様]
…… 先祖がえりって、…… 生まれつきだけじゃ、ないんだ……
……――そう か…… そんなに、苦しくないなら、いいんだけれど ラルフが――衝動を感じやすくなってる、みたいなこと、謂ってたから……
[あのときも、そうだったのか――と、一度目を閉じる。 フィリップにも、少し小言が必要かもしれないなどと思う。 咽喉鳴らして笑われ、怪訝そうな表情を浮かべるが]
……え、……駄々漏れ?
[――それは まずい気がする。口元を覆って首を横に振った。]
(92) 2014/11/25(Tue) 01時半頃
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……手伝えないよ 俺……音楽 全然わかんない……
[あれ いつの間にか 一緒に行くの
前提の話になってると
軽く 混乱しながら も
あ これ また 折れない気配と察し始めて]
………………
[そんなことを 考えていたから 虚をつかれた]
えっと…………うん 俺も……
[戸惑った その末 嬉しいのと くすぐったいのと
感じながら 笑ってそうかえせた]
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[>>91こほん、と一つ咳払い]
うた、…… ええと、ラルフが好きだった、うた。 ドナルドとラルフ以外に聞かせたこと あんまりないからな……
[実に久しぶりで、やや緊張気味だった。 ドナルドに倣うように手招きして]
(93) 2014/11/25(Tue) 01時半頃
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[小言対象に含まれかけているのも 彼自身は気がつかないまま 手招きされるままに ふたりに近づいた
こくんと フランシスの言葉に頷く 自分の知っている情報と 相手がわかる情報の切り分けは できていないので 唐突な彼の言葉に フランシスが ついて行けている そのことには気づいていないまま]
ーーー楽しみ
[ラルフはどんな歌を好んでいたのだろう もう ラルフからは聞けない それを 知る機会ができて 緊張した面持ちの フランシスに はにかんで]
(94) 2014/11/25(Tue) 01時半頃
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……たぶん。
[ラルフの遠吠えは聞こえなかった。 浮かぶ言葉を音にするのは寂しいと思い一言のみ綴る。 フランシスの言葉>>92に耳傾け、相槌をうち]
苦しくはないから大丈夫。
[そう言いながらも、 怒りのまま憎しみのまま喰い殺してしまいたい、と そんな風に思いもしていたのだが 今は問題ないだろうと考え、大丈夫と告げた。]
なんか考えてることだだ漏れに伝わる感じ?
[首を振るのを見ればカラと笑って]
伝わっちゃまずいことでもあるンだ?
[と口許覆うフランシスに首を傾げてみせた。]
(95) 2014/11/25(Tue) 01時半頃
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音楽、調律は俺も勉強中。
最初は荷物運ぶの手伝うところからでいいンじゃねぇかな。
あ、そこらへんもフランシスに確認しなきゃな。
[うんうん、と自らの考えに頷く。
俺も、と返る言葉にふと空気が緩む。]
あァ、それならよかった。
嬉しい。
[安堵と喜び滲む色は言葉のまま伝い]
調律……
[なにをどうするのか 全く想像出きない]
……荷物だったら うん
あと 食べ物 狩れるよ
[感じる心地よい感触に
照れるのと 嬉しいのと 暖かい]
暖かいのも ラルフとよく似てる
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……Guten Abend, gute Nacht,
mit Rosen bedacht,
mit Naglein besteckt,
schlupf' unter die Deck――
[ゆったりとした、優しい旋律、 透明感のある声で、ゆっくり、しずかに、うたいだす。]
(96) 2014/11/25(Tue) 02時頃
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[ぱちっと 目を瞬かせる 歌声に釣られたルーツの 嘴が開きかけて それを はしっと 手で掴み抑えながら
やさしい 明るく穏やかなーーーああ ラルフを思い出す ラルフが好きだった歌 ラルフが聴いていた歌 悲しいだけではないのに 視界が滲んで もう片手は 嗚咽 零れないように 自分の口を押さえて 最後まで 静かにフランシスの歌を聴いた]
(97) 2014/11/25(Tue) 02時頃
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[フランシスが緊張する気配>>93に微か笑み向けて 緊張ほぐそうと「いつも通り歌えばいい」と声掛ける。 フィリップが戸口から此方へと寄れば>>94軽く頷いた。
聞こえくる優しい旋律>>96にドナルドの表情が緩む。 僅か目を伏せ聴き入るは好んだフランシスの歌声。]
(98) 2014/11/25(Tue) 02時頃
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[おやすみ、おねむりなさい
ばらとなでしこに囲まれて
ふとんのなかに、おはいりなさい。
そんな、安らかな眠りを祈る子守唄。 「安らかに眠れ 夢の楽園の中で」
――やわらかな声で そう、締めくくられる子守唄。]
(99) 2014/11/25(Tue) 02時頃
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[もし 彼が楽曲の歌詞を知っていたならば 一番の歌詞を願いつつ 二番の歌詞に 寂しげに微笑んだのだけれど]
[外の雪が吸い取るように 静かになった室内 どこか 明るくなったような ひどく清浄なものにふれたような ……トレイルを死に至らしめたばかりの 自身が 聴くのはひどく申し訳ない 気持ちもあれど]
……ありがとう ございます ラルフがーーー好きだった 気持ち わかる
凄く 綺麗な歌でした
[音程に詳しくもない それどころか音楽に疎いけれど 歌い手の心の反映された 透き通る音楽に そう言って 泣きながらも*笑った*]
(100) 2014/11/25(Tue) 02時頃
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[>>95 歌いだすより少し前。 たぶんという一言に、それ以上重ねることはせず。 思い出すのはラルフの顔だ。 苦しくはない――とは、謂うけれど。心配そうに見るのは、致し方ないことだろう]
……それ、便利なのか不便なのか分からないな……
[ひとりごとも筒抜けなのだろうか。 遠吠えの全貌を捉えきれない。]
ま、まずいことって謂うか……! いや、……その、ひ、みつってあるだろう…?
[口元を押さえた手を少しずらして、 伝わってはいけないと思う心当たりの大きな要因たる同行者を、見遣ったのである。
――心配事や、不安が伝わるのも、よくないとは思っていたけれど。]
(101) 2014/11/25(Tue) 02時半頃
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[>>96ドナルドのアドバイスに頷いて、 ありがとう、と深呼吸を一つ。 >>97 フィリップがルーツを抑えるのに 眼を細めて笑みを浮かべながら――ここにラルフがいないことが、とても、悔しく、痛む。 彼の魂のある場所に届けばいいと、願いながら
うたを、終える。]
(102) 2014/11/25(Tue) 02時半頃
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[透明な歌声が止めばゆると隻眼をフランシスに向ける。 ぱちぱちと拍手するものの フィリップが泣き笑うを見れば少しだけ困ったように フランシスへと眼差しを戻した。]
――…ありがと。
[我儘をきいてくれた彼に感謝の言葉向けて]
なぁ、フランシス。 フィリップに、さ、ひとの生き方、教えてやって欲しいんだ。 俺やラルフに教えてくれたみたいに――。
[フィリップを導いて欲しい、とそう願う。]
(103) 2014/11/25(Tue) 03時頃
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[便利なのか不便なのかわからない、と 遠吠えについてフランシスが言うのを聞いて>>101 ドナルドはからりと笑って「今の所不便さはないかな」と 相変わらずの調子で紡ぐ。
ひみつに関しては僅か首を傾げて 何かあったか、と考える程度には ひみつを意識してはいないけれど よくよく考えてみれば言っていないこともあるように思う。]
(104) 2014/11/25(Tue) 03時頃
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……、
―――……
[>>100 泣きながら、笑う少年を前に。 瞬き、それから飾らない真っ直ぐな言葉に、 ――この歌が好きだったラルフを思い、 緩やかに眼を細めた。]
……そう、……よかった。 こちらこそ、ありがとう。
(105) 2014/11/25(Tue) 03時頃
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狩れる?
へぇ、すごいな、それ。
俺は狩りとかしたことねぇや。
ああ、だから、弓か。
[感心と納得を示し]
……似てる、か。
なんかそれ、くすぐったいな。
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……どういたしまして。
[>>103 ドナルドからの感謝と、 フィリップの涙と、とてもくすぐったい、 切ない気持ちになる。
わがままを謂われただなんて、 これっぽっちも想っていないフランシスだったが]
……、あぁ…… うん そうだね …… フィリップくんさえ、よければ。 ……ラルフも、……喜ぶんじゃないかな、なんて。
そう、思うんだ
[そう、静かな声で、つぶやいた。]
(106) 2014/11/25(Tue) 03時頃
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――…ン。 フランシスならそう言ってくれると思ってた。 ありがと。
[フランシスの応え>>106にそう言葉を紡ぐ。 安堵の息が漏れるは思うよりも好意的なものだったから。]
…………。
[ラルフも一緒ならどれほど良かっただろう。 そう思えば様々な感情が過り眉間には薄く皺が刻まれた。 ふる、と首を振りフィリップへと視線向けるが フィリップと目が合う前にルーツと目が合う。 フィリップの頭撫でる為に手を伸ばせば突かれるのだろうか。 そんな事を思えば半ばまで上がった手の動きが止まった。]
(107) 2014/11/25(Tue) 03時半頃
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そんなわけで。 フィリップもいいよな。
[同意求めるようにフィリップに声を向ける。]
(108) 2014/11/25(Tue) 03時半頃
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[不便さがない――>>104 と、そういうドナルドは隠し立てすることなど何もない、と謂うことだろう。確かに割りと考えなしにぽんと発言してくるところがある。
ひみつについて首を傾げられたが 「大人には色々在るんだ」、と そんなぼんやりとした言い訳をしたのだった。
――いろいろ、そう。いろいろだ。]
(109) 2014/11/25(Tue) 03時半頃
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ドナルドは、ベネットに甘えてばかりと思うけれど他に甘えられる相手は浮かばず。
2014/11/25(Tue) 03時半頃
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[バーナバスから与えられる、初めての快楽に酔う。]
ごめ、ん。
[バーナバスの耳元で囁き、肩に歯を立てる。
このまま噛み切ってしまいたい。 食い千切って、その肉を租借して、溢れる血を舐め取って。
それはダメだと何度も首を振って、バーナバスを抱き締める。 暖かいぬくもりと、感じる鼓動と。匂い。 もっと触って欲しい。 もっと。 何も考えないくらいに。]
(110) 2014/11/25(Tue) 03時半頃
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[食べたい食べたいたべたい。 食べて食べてたべてたべて。]
……抑えるから。 ちゃんと、覚えるから……。
[だから。]
置いてかないで。
[きちんと衝動を抑えることが出来るのなら、一緒にいることを許して欲しい。 守られる子どもではなく、共に居たい。
――ああでも、お守りは黒ずんだままだ。**]
(111) 2014/11/25(Tue) 03時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2014/11/25(Tue) 03時半頃
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[喰らいたい。 喰らえば失う。
幾度も揺れて言い聞かせて。
衝動とすり替えるようにプリシラの最奥を穿つ。 どろり、とその内側を汚して。 置いていかないで、と>>111願う声に誘われるように何度も口づけを繰り返した。]
(112) 2014/11/25(Tue) 03時半頃
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[肉を喰らわずとも、見境を無くしている。
そんな男を、脳裏で誰かが笑った。**]
(113) 2014/11/25(Tue) 04時頃
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[愛する者を喰らいたい衝動。 けれど遠吠え出来るようになって 愛する者でなくても喰らえば美味いだろうとも思うようになった。 は、と息が漏れる。 牙が疼くような気がして片方だけ晒す眸が揺れた。]
――…雪、はやく止むといいな。
[ちらと窓に目を向け呟く。 雪景色をみれど心落ち着く気配なく]
そういえば腹減ったな。 なんか食うもの探してくっか。
[貯蔵庫にあるもので紛らわせればと思い扉の方へ顔を向けた。**]
(114) 2014/11/25(Tue) 04時頃
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