7 百合心中
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[ローズマリーから。わからない、と。返される言葉。 一寸落胆するものの。 続く言葉>>87を聴けば 不思議そうに瞳を揺らし]
知りたいの――?
[問うては、くすくすと笑う]
リンダは――強引に口接けて呉れた。 でも優しかったわ。
―――とても嬉しかった。
積極的なくらいが、好いのかもしれない、わね。
(105) 2010/03/30(Tue) 01時頃
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歌い手 コリーンは、何気なく口ずさむ。「Cry fo me、 君の声がきこえてる叫んでる…」
2010/03/30(Tue) 01時頃
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…うん。知りたい。
[イリスの笑みに。 ぼぅ、と見つめるも]
積極的な、くらい、が。
…
でも。いや。って、言われるかも、しれない、よ?
[視線をおろすも、ふと、顔を上げれば]
…リンダさん、が? えっと。じゃあ、イリスさんと、リンダさん、って…?
その。女の子同士、で。 好きになるって…どんな、気持ち、なのかな。
(106) 2010/03/30(Tue) 01時半頃
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[そっと頬に触れ、パンくずを取って、ついでに頬に落ちかかる髪を肩にかけてから、手を戻す] 出来ないことがはっきりしたほうが……ですか。 参考になります。
[コリーンの歌声には、あら、と首を傾げ] この曲お好きなんですか? 初めて聞きましたけど、きれいなメロディー……。**
(107) 2010/03/30(Tue) 05時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/30(Tue) 05時半頃
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―住宅街:自宅― [車が停まる。]
ありがとう、タバサさん。 運転、じょうずなのね。
[うとうとするところだった、と 小さく笑った]
おはよう、モニカさん。 着いたのよ。
[肩を軽く揺らせばもとより浅い眠りからは緩やかに目覚めるだろう。 タバサ、モニカと共に食料を抱えて戻る。]
ただいま。 メール、どうもありがとう。
[微笑みを向け、食料を運び込む。 ケイトにも手伝ってもらえばすぐに済み。]
(108) 2010/03/30(Tue) 08時半頃
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[ゆる、とローズマリーに視線を向ければ 逡巡するような彼女が目に映り]
そんなネガティブな方向に考えないの。
[そっとリンダから手を離して立ち上がると ローズマリーに歩み寄り]
そう、私とリンダは恋人。 それは変え様の無い事実だわ。
――だけど 貴女に教えてあげることくらいは出来る。
[彼女の顎に手を添えると、そっと唇を近づけようと――]
……どきっとする? それが女性同士の恋愛のかたち。
[触れさせずに、離す。]
(109) 2010/03/30(Tue) 12時頃
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尤も。 私を恋愛対象に選ぶのは愚かね。 生きていればどうとでもなるけれど―――
[自らが発す、花の香り。 残された時間は、あとどのくらい?]
……私は此処で最期を待つわ。 必ず後を追うって―――約束した、から。
[逆だったけれど。 約束は変わらない。 リンダの亡骸の傍に座り込むと、 彼女の腕の中に収まるようにして、 そっと口接ける。
―――早く、早く終わってしまえばいい**]
(110) 2010/03/30(Tue) 12時頃
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[冷たい唇。
白い頬。
開かぬ眸。]
リン、ダ……
["あなたがころした"]
―――…
[タナトスの使者の声色が胸に刺さる]
わたしが ころし、た ……
[奈落に突き落とされるような気分に、なる]
どうして―――
[幾ら疑問を紡いでも、リンダが帰って来ることはない]
……ッ、
[唇を噛んだ。
ローズマリーに悟られないように、
気付かれないように、声を殺して]
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―住宅街:自宅―
これで、だいじょうぶね。 ありがとう、みなさん。
[胸の前で手を祈りの形に組み、 丁寧に頭を下げた。]
うたを、うたっていたの? あとで聴かせてくれると、うれしいの。
さあ、ケイトさんがつくってくれたごはん、 食べましょうか。
ほんとうにありがとう。
[ケイトに笑みを向けた]
(111) 2010/03/30(Tue) 13時半頃
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モニカさん、ねむい?
ねむいなら、ベッドをつかってくれていいのよ。 寝室は2階なの。
みんなも、 つかってくれてかまわないわ。 そうだ、案内しておきましょうか。
[部屋は幾つかあって、 もうあるじのない――それでいて 綺麗に片付けられている部屋が、2つ。 どうやらマルグリットが使っているらしき部屋が1つ、あった。]
(112) 2010/03/30(Tue) 13時半頃
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いつでも、 自由につかってね。
扉は開いているから。
(113) 2010/03/30(Tue) 13時半頃
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− 車内:回想 − >>95
どう……したの?
[瞼を開けば手の甲で雫を拭う姿が目に入る。 酷く緩慢な動きで上体を起こせば自身の指で涙の跡を拭う]
……?
[訝しげに見ているけれど 彼女がはぐらかし続ければ結局は疲労感に負けて彼女の膝元で眠りについてしまい、メールの事でも結局は目を覚まさなかった。]
(114) 2010/03/30(Tue) 14時半頃
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ん……っ。
[到着したとマーゴから肩を揺らされれば起きたく無いといった様子で彼女の腰にしがみつくけれど、結局は数分で目を覚まし、欠伸交りにトランクから食料品の搬出を始める。]
(115) 2010/03/30(Tue) 14時半頃
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>>107 参考…になるかな。 ふふ、目の見える君が、見えない私を参考にする事はないと思うけれど。 私は、良くも悪くも開き直っただけだしな。
[曲の事を聞かれると懐かしそうに、寂しそうに。 微笑みを向ける。]
うん。 思い入れのある曲なんだ。 私が書いた曲だし…な。 ふふ。
(116) 2010/03/30(Tue) 15時頃
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歌い手 コリーンは、受付 アイリス を投票先に選びました。
長老の孫 マーゴは、楽器職人 モニカが起きたくない、というような仕草を見せた時も、そっと髪を撫ぜた。
2010/03/30(Tue) 15時頃
楽器職人 モニカは、長老の孫 マーゴを見上げてまばたいた。
2010/03/30(Tue) 15時頃
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いえ……たぶんその、開き直るっていうのが、私に出来ていないところだと思います。 羨ましい、です。
え……! コリーンさんが作った曲なんですか? 後で……フルコーラスで、聞かせてもらってもいいですか? どこか切なくて……とってもきれい。 [コリーン本人も、何をしていても綺麗な人だなと見つめ……、しかし車のエンジン音を聞いて、慌てて立ち上がった**]
(117) 2010/03/30(Tue) 15時頃
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っと……。
ちょっと、バスルームをかりるね。
[搬出を終えて食事をすると言われれば、流石に精臭を漂わせたままテーブルにつくのは嫌で断りをいれてバスルームに向かう。
服を脱げば簡素に髪を洗った後、湯を浸したボディウォッシャーにボディーソープをつけ体を洗い始める。]
(118) 2010/03/30(Tue) 15時頃
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―バスルーム前―
ええ、どうぞ。
[モニカに頷いて、 タオルを2つほど持ってバスルームの前へ。 中に向けて呼びかける]
モニカさん、タオル、置いておくのよ?
(119) 2010/03/30(Tue) 15時頃
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うん。ありがとう。
……。
[マルグリットに礼をいえば片手で義肢の連結を解く。
鏡に写る歪な人型。 その姿を見て自虐的に笑みを浮かべながら断面部分をゆっくり丁寧に拭き始める。
何時も拭いてくれていた人も今は居らず 体のバランスが崩れている現状では酷く手間取る作業だがマイペースにそれをこなしてゆく。]
(120) 2010/03/30(Tue) 15時半頃
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>>117 ううん…。 そうだな、簡単に割り切れる人間は、そうはいないのかもな? 私だって、結構な時間がかかったよ。 立ち直るのに…。
[歌の事を聞かれると申し訳なさそうに]
声量も、高域も出せないよ? それでも良ければ、ううん、せめてメロディーくらいでも引いてあげられれば……?
[車の音、ケイトが発ちあがった音に首をかしげるが]
…ああ、帰ってきたのかな。 良かった。
(121) 2010/03/30(Tue) 15時半頃
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―バスルーム―
……、
…ね、へいき?
手伝いましょうか…?
[ごくごく遠慮がちに、バスルームのもモニカへそっと尋ねた。]
(122) 2010/03/30(Tue) 15時半頃
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>>122
ちょっとし辛いから 手伝ってくれると嬉しいかも……。
[マルグリットの助け船に乗るように彼女を招く。 バスルームでバスタブの縁に座る歪な人型。 ジュニアハイスクールの少女のように起伏の少ない体。 それとは対照的に「自分は成熟した大人」と主張するような陰部を隠す茂みが欠損した右側と合間りアンバランスな印象を与えた]
(123) 2010/03/30(Tue) 16時半頃
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楽器職人 モニカは、近づけば首筋、胸元、太股等に残る痕が解るだろうがそれを見られる事に対する羞恥心等は見せることはなかった×*
2010/03/30(Tue) 17時頃
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うん、それじゃあ、おじゃまします。
[長いワンピースの裾を上のほうで縛って上げて。 そっと扉を開けた。 歪な形、義肢が痛々しくも映る。 羽化しかけてそのまま時を止めたような―――。 少女然とした体に残る、噛痕や、傷や。 痛ましげに眉を寄せた。]
…いたくない?
[傍に跪いて髪を撫でる。 それから、えっと、と首を傾いで]
どうしたら、いいかしら?
(124) 2010/03/30(Tue) 17時頃
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―― 商業地区・喫茶店『眠れる森』 ――
―――っ、は……
[不意に息が、切れる。
どさり、と、リンダに覆い被さる様に、崩れ落ちる]
っ…――
[情報は得ていたけれど、実感するのは初めてだ。 Liliumの進行症状――身体が、動かなく、なる]
リ ンダ……
[それでもまだ、まだ唇は動く。 最期くらい。 誰か―ローズマリー―に、見守られて、 愛しい人―リンダ―の傍で、逝きたい。]
(125) 2010/03/30(Tue) 18時頃
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長老の孫 マーゴは、ふと、遠くから風が運ぶ花の香りに目を伏せて――
2010/03/30(Tue) 18時頃
長老の孫 マーゴは、受付 アイリス を投票先に選びました。
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罪も愛も花も穢れも、『生きて』いるから 重く深く感じられてたのね。
声も歌も日々の祈りも、『生きて』いたから その息吹は届いてたんだ、ね。
[弱く、わらう。 情けない笑みしか浮かべられない。 リンダに会える喜びと、 生を失う恐怖の狭間]
ねえ、聴いて。
世界の果てはもっと私に遠いモノだと、思っていたわ。 痛みから解放されたいと望んでいたのに……苦しくて…… これなら、もっと自分の物語を輝かせたくなる。
凍りつかせるならもう少し生きて、みたいって……思えたの。
[もう遅いね。と、やっぱり情けなく、笑った。]
(126) 2010/03/30(Tue) 18時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/30(Tue) 18時半頃
読書家 ケイトは、受付 アイリス を投票先に選びました。
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[コリーンの返答には、ぷるぷると首を振って] 私、そこまで音楽の違いが分かる人間じゃ、ありませんから。 むしろ、私なんかの為に歌ってもらうのが、申し訳ないくらいで……。 ただ、通して聴いてみたいなって、そう思っただけなんです。
[困った顔で言って、それからパタパタと駆けて行って。 荷物の運び込みを、顔を真っ赤にして手伝った]
(127) 2010/03/30(Tue) 18時半頃
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リンダと、
見たかったな…… 海。
[ロンドで食事し損ねたのはいつだったか。 数日前なのに随分遠い様に思う。]
ロンドで食事して。
でも見えるだけじゃつまらないから 素足で砂浜に行くの。
まだ早いかしら。 もう少し先のシーズンになったら、 波打ち際に足をつけて、リンダに水しぶきを掛けて。 そんな風に―――他愛の無い、幸せな時間。
(128) 2010/03/30(Tue) 18時半頃
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