142 紅月の村【人狼vs吸血鬼RP】
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[ただ、眼前に膝をつく。 本を読んでいたら、頭を撫でてくれた指先が、すきだった。 おすすめの本を用意してくれて、
――たまに、彼の口が紡ぐ物語を聞くのが、すきだった。]
(112) Shin 2013/09/05(Thu) 22時半頃
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[道を違えることがなければ、その日常にまだ甘んじていられたのだろうか。 やさしい彼の、優しさをそのまま、受け入れていられただろうか。
――死した獣は語らない。
ただ、白い牙は穿たれる日を待っている、]
(113) Shin 2013/09/05(Thu) 22時半頃
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[細い首に手をのばして、抱きしめて、みる。]
―― ばい、ばい。
[肉声で告げたさよならと、同時に。 その首筋に、牙を埋め込んだ]
(114) Shin 2013/09/05(Thu) 22時半頃
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[>>112青年は、サミュエルが自分の前に膝をつくのを昴と眺めていた。 涙を湛えた瞳はほんの少しだけ熱い。]
―…。
[>>114抱き締められ、告げられた言葉。 ―サミュエルの肉声を聞くのは久しぶりかもしれない。 首筋に息がかかれば、‘終わり’を感じて鉄色の目をゆっくりと閉じた。 溜まっていた涙が、目尻を伝う。]
(115) 蒼生 2013/09/05(Thu) 22時半頃
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[自分より先に身長の伸びが止まったベネットのために膝を屈めて、襟元のボタンを外して見せ、ベネットがランタンの灯りで首の傷を確認するに委ねる。
ベネットの身体を震わすものは、落胆や恐怖ではなく── やがて、受容の宣言に、ベネットの背へと腕を回す。]
わたしは、至るべくしてここにいる ──
[月の下で見出した恩恵。 自ら望んで受け容れた弱点。
これよりは新しい夜が始まる。]
(116) enju 2013/09/05(Thu) 22時半頃
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―さよなら。
[それはサミュエルには届かない言葉。
もしかしたら、仲間には届くかもしれないけれど。]
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[―首筋に吸血鬼の牙が付き立てられる。 走った鈍い痛み、血を吸われる感覚に喉が震え、口から呻き声が漏れた。]
う、ぁ…っ…。
[獣の本能は暴れ回ろうとする。
―宿敵に命を奪われる事を許すな、戦えと。
けれど青年は爪が食い込む程に拳を握りしめてそれを抑え込んだ。]
(117) 蒼生 2013/09/05(Thu) 23時頃
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[食い込ませた牙は、深く血脈を抉り。 滴る味は、――高揚を齎すには苦い。]
[獲物を前にして、敵を前にして。 背中に回した指先は、それでも"サミュエル"のまま。
このまま、もしも彼が反撃に転じて――結果、生命を落としたとしても構わなかった。 けれど、抑えこまれた拳が、サミュエルの身を引き裂くことはなく。]
(118) Shin 2013/09/05(Thu) 23時頃
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[そうして、 うごかなくなった。 ]
(119) Shin 2013/09/05(Thu) 23時頃
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―逃げて下さい。
少しでも遠くに。
この村は貴方の故郷ではないのだから。
[だから吸血鬼に捕らわれぬよう、早々に立ち去れ、と。
血が吸われて遠のき始める意識の中、仲間に声を飛ばす。
彼は生きているだろうか。
この声は届くだろうか。
―そこまで考える余裕はなかった。]
…生き、て。
[人狼の生は人間と同じく終わりあるもの。
それならば、彼の思う生を生きて欲しい。
何処まで形になったかは分からないが、青年は意識ある限り繰り返した。*]
―― もう、 人狼はいなくなったよ。
[同胞に告げて、口元を拭う。]
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[踵を返し、一路自宅への道を辿る。
―― ライジを失って、人々は何を思うのだろう。
その未来に、毛ほどの興味も抱かぬままで、]
(120) Shin 2013/09/05(Thu) 23時頃
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『生きて頂戴ね』
(121) Shin 2013/09/05(Thu) 23時頃
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……なんだかね。 もう、これ以上悪いことは起こらないような気がするんだ。
明日、ライジさんがもし、一緒にいられるようなアイデアを持ってきてくれたら、 彼を追放しなくてすむかもしれない。 サイモンが吸血鬼ならば、彼をちゃんと埋葬したら、きっとこの騒ぎも終わる。
きっと、また、平和なオクト村になるよね……。**
(122) karyo 2013/09/05(Thu) 23時頃
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―― わかってる。
[ゆるりと、青を取り戻すまえに、小さく呟いた*]
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― とある日・狼達の宴―
[ゴドウィンは悩んでいた。 それは、生まれたばかりの"孫"に、己と同じ兆候があったことに起因する。
ゴドウィンは群れを持たない、一匹狼だった。 ゴドウィンの血筋は群れることをしない。それは露見を招くからでもあり、元より同族と仲良く、といかぬ気質からでもあった。 同じ血を引く仲間たちは、闘争の末に命を落としたものばかり。 生来の長命を無駄にする気性の荒さが、この血筋の特徴だった。
その血筋に在りながら、ゴドウィンは異端であったと言える。 人の妻を娶り、生まれ持った長い生を全うしようとしている。 ――それが、裏目に出た。]
(123) Shin 2013/09/05(Thu) 23時頃
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[人である妻との間に生まれた子は、完全に人間だ。 肉を嫌い、菜食主義の青年に育ち、また人の妻を娶った。
生まれた孫に出た己の血を、少し恨めしく思う。 群れる性質になく、他の狼より長生きで、――このこを託せる仲間を、ゴドウィンは持たないのだ。]
[妻の生まれた村には他の血族が居るが、それがまたゴドウィンを焦らせる。 ――アルフレッドに信を置かぬわけではない、けれど。
彼には彼の、守るべき血族が居るのだ。 それに、孫は、サミュエルは――"人狼"としては、生きられない。]
(124) Shin 2013/09/05(Thu) 23時頃
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『サミュエル』
[声を、幼い孫の背中へ投げる。 絵本に没頭する背中は振り返らない。
人と生きることを疑いもせず、 生命を奪う側に立てもしない、弱い仔狼。
――どうか、振り返ってくれ、この声を聞け、と。
何度、願っただろう。]
(125) Shin 2013/09/05(Thu) 23時頃
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『 サミュエル……、 』
[ けれどあの子は、同族の声すら、親の声すらも聞けぬまま。 振り返ってはくれない。
確かに人狼に生まれた筈であるのに、本能は眠ったままだ、]
[声を聞いて欲しい、お前に理解させるには、其れしか無い。 人と馴れ合えど、いつかは其れを食い殺さねばならない、その理由を。
すべてを語るには、ヒトの声では届かない、]
(126) Shin 2013/09/05(Thu) 23時頃
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[気付かず涙を零した頬を、ちいさな手が拭う。 まあるい目で、不思議そうに、涙の理由も知らぬままに、]
『どうして、人間に生まれてくれなかったのだ、』
[抱きしめた幼子を、遺して朽ちねばならぬ身がもどかしい。 唐突に覚醒してしまったら? 今はまだ、幼く気配も希薄だからこそ守られている、 ――宿敵に出会い、生命の危機に本能を目醒めさせてしまったら。 一体この子は、何を指標に生きればいいのか、]
(127) Shin 2013/09/05(Thu) 23時頃
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< なかないで、 >
[ そのやさしさが、ただ胸を抉った。 そして、ゴドウィンは決意する。
己の生命がいよいよ朽ち果てるその日まで、手を尽くそう。 そうして焔が消える日までに――託すのだ、]
(128) Shin 2013/09/05(Thu) 23時頃
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[たとえ其れが、仇敵にであっても。]
(129) Shin 2013/09/05(Thu) 23時頃
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もうどこにもいかないで。
(130) karyo 2013/09/05(Thu) 23時頃
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