204 Rosey Snow-蟹薔薇村
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[もともと、ここには湧き出る湯の独特なにおいがある ノックスに掴まれた右の手が抉った赤も 左の手が擦った赤も においは、すぐに掻き消えてしまうだろう
傷跡は残る。 ラルフが急くように風呂を後にする。 フィリップが続く。 ノックスの発する音はラメンタービレか それとも、
トレイルは気の抜けたような顔でノックスを見上げた]
(320) 2014/11/18(Tue) 15時半頃
|
|
[壁際に下ろされ、背をつける。 ふ、と息を吐くと同時、彼の腕の中に包まれた。 音量の落ちた哀しい声 どうかしたか、と問われて
ラルフ
唇はそう、形を作る。 フィリップとのことは、内緒 こんな時でも、その約束は頭の中にあった。 ノックスが既に彼に忠告したとも知らないで。
ラルフに、顔を合わせないようにするのはどうして? ノックスは、大人なのに衝動を感じたの? ノックスも、ラルフがいいんだ?
じくじくと痛むところをそっと抑えた。 傷口から流れる血は隠れない]
(326) 2014/11/18(Tue) 17時頃
|
|
[傷口に触れられるのは、痛みを伴った。 近づいてくる、ビスケットいろの髪で視界が埋まる。 何をしているのか 気付いたのは、首にかけたチェーンが引かれてから。
父と母とのつながりは ぷつんと、切れて
深くに落ちる水音と共に消えた。
つと、頬を伝うのは透明なしずく。 どうしてほしかったのか―― それは、彼に言ってはいけない事だと思った。
フロスティブルーは全てを見透かしているよう]
(327) 2014/11/18(Tue) 17時頃
|
|
[その目から、逃れなくてはいけない。 そんな強迫観念。 故に、応えにならないよう答えを告げる
僕を食べて
音にならない音をこぼし、ぎゅうと自ら抱きついた。 鎖骨の噛み痕を広げた傷 流れる血をすする音は、テンポ・ルバート
紅い あかい
あの鳥の色に似ているな、と思いながら ゆっくり目を閉じた**]
(328) 2014/11/18(Tue) 17時頃
|
――……
[温泉に残してきた二人を思う。
じくり、痛むものを感じて。
瞳を伏せた。
衝動は、まだ――]
……そう、だ。
フィリップと、いっしょに、旅するなら。
ドナルドにも言わないと……
ドナルドも賛成してくれたら、フランシスも、説得できるかも。
[仲のよい二人を思う。
フランシスはどちらにも保護者として接していると思っているけれど。
ドナルドはフランシスのことをよく理解していると思うから。
そんなことを考えて。
ノックスたちから、意識をそらす]
ーーーーー…………っ
ラ…………ルフっ?
ぁ…………っ
[引き戻した 思い 痛い 何かが痛くて
先ほど触れた傷が あれは誰の?
痛みを感じるなら彼の? 彼とは?
痛むことが悲しくて そして 痛みは
理性を生む]
…………ラルフ……っ
[縋るラルフを抱きしめるように
ラルフに縋りつくかのように
心はラルフを求めて]
…………う……ん
お……れは……ラルフと 生きたい
[ふらと 崩れ落ちそうな脚
それでも 温泉から逃げた 衝動から逃げた
目の前は暗い だから ラルフの思いを導にして]
食べたい 食べたくない
食べたくない 食べたい
駄目だ ここを 一緒に
駄目だ 離れて ここから
フィリップ……
[伝わる。
その、衝動に。
手を伸ばして、治めることができるかと]
[痛い 痛む きしりと
暖かな 陽射し 思わせる
あそこに帰りたい そう 一緒に旅を]
[だから 一番
衝動を 向けてはいけない人]
ラル…………ふ……
[その温度は ラルフのもの
一番衝動を 向けては いけない 存在]
――
フィリップ、……
[食いつかれても、怖さはない。
ただ、フィリップが落ち着くように、呼びかけ続ける]
俺ーーーーなんてこと を
[薄い硝子が砕けるような そんな音が響く
衝動を抑えた 望みが絶たれる 音]
[痛い、熱い。
食われる感覚に、ぞくり、とする。
それもまた、一種の衝動をあおって。
気づいたフィリップに笑みを向けた]
……いいよ。
俺が、傍にいたせい、だから。
違う ラルフのせいじゃない 違う
………………
[ほと ほとと
滴が目からこぼれる]
一緒にいられなくなる
[どうして こんな獣と 大事なラルフを
一緒に旅をさせてくれようか?]
ーーー一緒にいられない
[どうして 今後 ラルフに一切衝動を向けないなんて
己を信じられようか?]
……一緒にいられないのは、悲しい、よ。
[涙止まらぬ様子に、悲しげな色がかえる]
――フィリップ。
けどーーーーけど
一緒にいたら いつか 食べてしまう
いつか 終わってしまう
いやだ 俺 ラルフ 食べたくない……っ
でも 食べたいって 思ってる
――――フィリップ。
[食べられたら、フィリップの一部になる。
けれど、声は聞こえないし。
温かさも、感じられるか、どうかわからなくて]
……たべなくても、いっしょにいたいのに、ね。
…………一緒にいたい ラルフと
痛いよ いたいけど…………
一緒に…………そばに
――うん。
いっしょに……それだけでいいのに。
[衝動の、抑えることのできない強さ。
それは、どうしようもないもので。
フィリップを、ただ案じている。
それと同時に――
同じものを感じてしまったら。
きっと、抑えることなどできないと、思う]
……それだけが できない
[獣であることも悪くないと思った
それが すぐに転じられる
一緒にいられない ラルフを傷つけた
それでも 大丈夫と 言ってくれる
ラルフといられない
きっと いつか抑えが効かなくなる
同調した感覚 何に?]
――……悲しい。
[傷つけられてもいいと、思えた。
食われるのも、悪くないと、一瞬。
それは、危険で。
たったひとり、フィリップを残したくなくて。
けれど、傍にもいられない、それが]
かなしい、ね……
うん…………
[ラルフは
逃げなかった 怯えなかった 避けなかった
牙を 受け入れてくれた
それは危険で
ラルフには笑って欲しい
傷つけたくない 痛いと思わせたくない]
ーーーーーーうん
[どうしようもない 感情だけがつもる
同じように思ってくれる けれど悲しい]
[どうしようもない。
悲しさだけが、つのる。
あんなに、暖かかったのに]
…………衝動を、抑えるすべを覚えたら。
そしたら……
[覚えるまで、
それまで、衝動に負けずに。
そうしたら、きっと。
そんな、夢を思う]
ーーーー………………
[そんな未来があるのだろうか?
そんなすべを身につけられるのだろうか?
向けてはいけない 衝動を
向けて傷つけてしまうような 己に
深く 深く 光のない 海の底に
沈んでいく感覚
冷たさで手足の感覚は痺れ
ラルフの言葉 信じたい
けれど 自分が信じられない]
…………寒い…………
[温もりが欲しい]
――……フィリップ
[案じるけれど、遠い。
止めることも、できない。
いつか、フィリップと同じようになるのが、わかる。
きっと、それはきっと、遠くない先の話で。
だからこそ、フィリップを案じている]
1
2
3
4
5
6
7
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る