人狼議事


18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜

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若者 テッドは、森番 ガストンに首を振った。

2010/07/03(Sat) 03時頃


【人】 若者 テッド

 ―――行くよ!

[一瞬だけ触れた手を、少年は強く握り締めて。
 まるで攫うように、森の方へと走り出した。]

 ごめんね、ガストンさん。
 ヨーランダさんと二人きりになりたいんだ。
 大丈夫。食らったりしないから。

[先を歩くガストンを楽々と追い抜く。 
 もう後ろは振り向かない。
 過去は、両親の手に託したのだから。]

(391) 2010/07/03(Sat) 03時頃


 アイリスは、アイリスは…

[違う――そう、言いたかったけれど。

そう言えるだけの、自信が、今の自分にはなかった。] 


 アイリスは……何だって?

[ 続けられるものなら続けてみればいい。
 覚めた目で続きを待つ。]


【人】 若者 テッド

 早いでしょ?飛んでるみたいでしょ?
 君は″見える人″だ。
 だから、バレちゃうかなぁと思って、先に教えておくよ。

 僕、―――魔法使いなんだよ。

 僕は、未来から来たんだ。
 父さんと母さんに逢いたくてね。
 大切な人が居るって言ったでしょ?
 
[疾風の如く走りながら、少年は全てを話した。
 未来で、たった一人、惚れた女に似ている彼女に。]

 ふふふ、内緒だよ。
 父さんと母さんにも話してない秘密。

(398) 2010/07/03(Sat) 03時半頃

【人】 若者 テッド

[やがて、森に辿り着けば歩を緩めた。
 深い霧が立つ森の中。
 ヨーランダの手を引いたまま、目的の場所を探す。]

 此処だ。

[目の前には、漆黒の扉。
 ヨーランダには見えないだろう、未来と過去を繋ぐもの。]

 来る時も帰る時も、導きの者が必要なんだ。
 つまりね、
 誰かに押して貰わないと帰れないんだよ。

[ガストンの誘いを断ったのは言うまでもない。
 自身の真の正体を明かさなければならなかったから。]

(399) 2010/07/03(Sat) 03時半頃

 ア、イリス、は……ち、が…

[目線から逃れるように、瞳を固く閉じて。腕にぎゅ、と。力がはいる。]


【人】 若者 テッド

 一時は処刑されてもいいって思ったのになぁ。

[少年は誰の姿を思い浮かべてるのだろうか。
 暗闇の中、ちらと傍らをみつめる。
 闇に光、双の瞳。]

 父さんが母さんを護ろうとしてるところ見てたらさ。
 俺も、女護りたいって思っちまったよ、くそっ、
 ちょっと触っただけで怒鳴る女。
 減るもんじゃねぇのに……

[つまらなそうに吐き捨てる。
 口の悪さも、女に対する振舞いも、父親譲り。]

(402) 2010/07/03(Sat) 03時半頃

「違う」……と思いたいだけなんだろう?
 自分を騙して安心したいだけだぜ、それは。

[ 唯一縋るものを砕くように呟く。]


【人】 若者 テッド

 俺、君のこと、結構好きだったよ。
 いつか、自分から触れるようになるといいな。

[少年は大きく息を吐いた。
 後は、背を押してくれるのを待つだけ。]

 そうそう。
 帰りは鳥に護衛させるよ。
 俺の相棒。結構頼りになるんだぜ。*

(405) 2010/07/03(Sat) 03時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 03時半頃


 ………。

[アイリスを見送って、ヤニクに言葉を返して。

ちらり、ドナルドを見る。

それは、本当かもしれない。

でも、本当にしたくなかったから。


何も、言わなかった。

何も、言えなかった。]


[ 黙りこくる同胞に、溜息をつく。]

 まあ、生きてりゃ、その内嫌でも思い知るさ。嫌でも、な。

[ アイリスが出て行くのを目で追う。
 結局は、止めなかった。
 もはや同族だと、心中でほくそ笑む。]


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