25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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…何の花が開くかと思えば
[まどろみの中に聞こえた聲に小さな欠伸が一つ。
気だるげな声は数拍置いてから]
見えるは"晩餐"の時にて。
……愉しませてもらおうか。
[低く、哂う]
[目覚めた花は、ふと思い出す]
――…して、晩餐に並ぶは
誰ぞ?
[時折歯にしっかりとした食感を寄せるのは
細かく刻まれた塩漬けの心臓。
悪くはないが、殺したての肉に比べれば鮮度が違う]
主から喰らうか。花から喰らうか。
…イビゼラ、だったか。
お前は誰を喰いたいと望む。
喰らいたい……私が?
[短く吐息を零す。
暫しの間]
種を植えるなら、育ててゆけぬものを
喰らうなら、財有るものを
[声の届く二人とは、間逆かもしれず
謡うように節をつけて囁く]
嗚呼 しかし
幼い肉は柔らかく美味と謂う
悩ましい
…柔い肉の味は霞に聞くがいい。
私は、あまり好まん。喰らわぬわけではないが。
[率先して子供を、とはあまり言い出さぬ口。
霞のほうは、誰を好むのであろうとは思いはすれど]
…――雛鳥は
[からかうような囁き]
さぞ、美味かろうや
…雛、ねえ。
[あまり興味はないのか、呟きもうつろ]
旨味はあるが、食感に欠ける。
まあ、初物に食うには好いかも知れんが。
先ずは前菜
幾つか挟んで漸くメイン
デザートは最後にとっておくもの
[さて雛鳥は何処に当てはまるか、と哂い]
ただ…――形式に拘らぬ晩餐であれば
好きなものを好きなだけ
皿を手に歩き回れば良い
[付け加える]
此度の晩餐は……どちら?
初物は傷みやすい。
喰らうなら早めが好かろうね。
[くつ、と小さく喉を鳴らすのは愉快さか。
それとも、憶える餓えによる期待か]
皿を持ち歩くも構わんが、食後の甘味ぐらいはゆっくりと味わいたいもの。
…そういうものは、取っておくが良いと思う。
皿を持って歩きまわってばかりでは、忙しなかろう。
喰らうて良いなら、今すぐにでも
[腹の底から込み上げる本能が
急かすように焦らすように蠢いている]
嗚呼……腹が空いた
糧として、喰らうのならば…
[そっと腹を撫でるのは、一夜の夢を見せた法師のことか。]
食べ頃ならば、若い桜の猫が盛りか。
だが、ようやく開く花のお目見えならば、先ずはどなたかに、一夜の夢でも魅せてごらんよ。
いくら美しくとも、徒花は要らぬ。
腹が空いて堪らんならば、一番食いでが有るのは小山のような肉饅頭では無いかえ?
[くく、と落とす揶揄。]
ああ、雛鳥は食後の水菓子に…
桜の猫は、其処に見えるが
嗚呼でもこれは……若しかしたら
これから、化けるやも。
[冬色の瞳が春を見る]
……私が、徒花と?
面白い
[薄く、哂った]
噂の花を咲かせてみせよう
一夜でなく、この日の下で
脂身が不味そうで食う気にもならん。
悪食のお前と一緒にされては困る。
[そも、元々の基準が違う立場。
好みの肉に困ったことがなければ
不味い肉を放り出すなど日常茶飯事]
…なるほど。
随分と面白い趣向だ。
[低く、喉が哂う。見せてみろ、とばかり。
丁度視認できる位置から鉄色は咲き始めの花を見下ろす]
肉饅頭は肉饅頭を喰らうているよ。
[今しがた伝えられたそれを聞かせ]
余程、執心の様子。
他所に懐いた雛鳥など、もう要らぬ
喰らうにしろ、あれは
人数分も無いようだ
[胸を押さえながら呟く。
テラスからの視線に気付き、つと目を伏せた]
此処ならば、置いてある筈
暫し間を。
流石に私は、ナイフ刺さる痛みに耐えて舞う気は無い故に
では…愉しませて貰おうか。
[微かに口元を歪めて、嗤う]
噂の主を、その目で見るといい
[艶を抑え、爽やかな春の音色を自在に操る。
小鳥の挨拶も木々の葉が甘く囁くさまも
確かに其処に映し出されていた**]
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―大広間から本邸渡り廊下、椿の間、表座敷―
[さて、男がそれからどうしたかというと、 食ったあとは折り詰め片手に酒瓶も拝借し、 庭に月がよく見えるところで、また飲みふけっていた。 うたたねと酔いの繰り返しに朝を見る。
ふと、折り詰めのことを忘れて、せっかくだからと、ふらり立ち上がり、椿の間までいくが、明はおらず、次に表座敷をガラリと開けると、イアンが寝ていたか。 おそらく、ロビンはもう去ってしまったあとで、よく寝てるイアンが口をぽかん、とあけていたので、よしよしとかんぴょう巻を突っ込んでおく。]
(547) 2010/08/04(Wed) 16時頃
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[それでもぐうぐう寝てるイアンによしよし、と満足気。きっと男もまだ酔っているのだろう。]
さて、寝なおすか?
[そんなことを言いつつ、またゆるり歩きはじめた。]
→本邸さまよい中。
(549) 2010/08/04(Wed) 16時頃
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…存外、普通だな。
[周りの噂如何ではなく。
随分な口を叩いて見せたように聞こえたので]
てっきり、猫を食らうつもりなのかと思っていたのだが。
おや、普通と謂うか
[苦笑を零す]
……朝日の下に相応しい音色を選んだ心算だったが
ひとつ、惑わしの歌でも奏でようか
猫を喰らうて欲しいなら
何、直前で喰う喰らう如何の話をしていただろう。
それゆえ。
[確か、あの花は種を植える云々とも言っていた気がするが
さてどうするつもりなのかとは思う]
私を惑わしたところで仕方なかろうに。
技巧だけは、かなりのものか。
[窓から漏れ聞こえるを耳にして。
ひと味足らぬは焦がれる思いか。
雛鳥の歌に加わった艶や、あの狂い咲きの笛の音のような。
何かするつもりなら、そっと窓から見守る所存。]
植えたいのなら、誘うて蒔いて構わぬのに。
その為の、祭りであろう?
っふ……
[微かな吐息を洩らす]
否
惑わしは、これへ。
流石に……聞かせる相手が夢の中では届かぬやも
[謡う相手が違うと、微かに視線を向け]
元より貴方がこの血に惑うとは思わぬけれど
戯れくらいは、如何?
[唇が笑みを浮かべる]
嗚呼、技巧は
物心付いたときより学んだ数だけ、この身にあるが
舞もうたも武芸も――
どれをとっても、風情が無いと師が。
[それ故少年は才が無いと塞ぎ
けれど技巧はあったものだから
やがて其れは形を変えながら人々の噂に上る。
いま奏でるその曲には情景を浮かべる色がつく。
それでも
誰を想った一芸には有らず]
眠る桜を誘うなら……急く事もあるまい
どの道これは、冬を恋うていたのだから
技巧だけは。
流石、花の言うことは違うな。
[く、と低く喉が鳴った。
思うことは他にもあれど]
何だ。
あれだけの大口を叩いておきながら、
夢の中まで惑わせて見せるとは言わなんだか。
まあいい。
[浮かんだ笑みを見たのは、テラスを下がるその少し前のこと。
向けた鉄色は冷ややかな温度のまま]
戯れ?
…気が向けば、付き合ってやっても構わんよ。
何時気が向くかは、知らんがね。
[唇歪めて、微かに嗤った]
花であれば――…技巧はあって当然のもの
凡才と思う定義は其々に
[視線が一度交わる。
温度はどちらも同じ]
嗚呼
意地の悪い
[歪む口元から視線を下げて、頬を染めた。
拗ねた口調で囁いて
やがて春のうたは終わりを告げる]
始末屋 ズリエルは、本屋 ベネットの姿を見かけた。
2010/08/04(Wed) 17時頃
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よう、本郷さん。 [扇と美麗な容姿。 朝光の中でさわやかに映る。 まぁ、向こうからは酒臭い男としか映らないだろうが…。]
なんだか、高嶺さんが二輪剪定したらしいが、本郷さんはどうかね。
あと、明はみなんだか?
(553) 2010/08/04(Wed) 17時頃
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