238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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はい!リッキィ……幸々戸理岐の弟です!
やっぱり神威さんなんですね! いつも話聞いていました!
[男>>79の答えに、ぱああぁぁっと笑顔が華やぐ。 姿形は似ていても、理岐ならば見せないであろう無邪気な笑顔だ。]
(80) simotuki 2015/09/23(Wed) 23時半頃
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[あの日。 12柱の使命を根底から変えてしまった戦いの最後に、炎天使がこの世界に救済と罰を齎し、燃え尽きた後。 幸々戸の幼い投手にも小さな『奇跡』が起こっていた。
生まれついての病弱で外出もできない身体。 それが不思議な事に、あの日を境に体調を崩す事が無くなった。
それでも変わらない一族の過保護な対応もなんのその。 屋敷を走り回り、抜け出し、異母兄の格好までも真似だして、最近では諦めが入ったのかある程度自由に動き回れている。]
(81) simotuki 2015/09/23(Wed) 23時半頃
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ずっとお礼を言いたかったんです。
そりゃあ、色々言う人もいるけど。 僕は変わってよかったと思うから。
[静かな言葉はもう無邪気なだけの子供ではないけれど。 裸足なのも構わずに庭に下りて、神威へと手を差し出す。]
……あの。
[一瞬、言い出しにくそうに言葉を止め。]
(82) simotuki 2015/09/23(Wed) 23時半頃
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リッキィに会ってくれますか?
兄はあの日からずっと。 眠ったままなんです。
(83) simotuki 2015/09/23(Wed) 23時半頃
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[暫く、そうしていただろうか。
天を見上げてもあの焔は無く、それでも、忘れる事の出来ない輝きは胸の奥に。 ふら付く身体を何とか立ち上がらせても足元はおぼつかない。 少し、頑張りすぎたか。
俺も歳かな。そう小さく笑っても、此方をからかいはしゃぐ白は、 居ない。]
…日向、幸々戸、
[そうだ、共に居た彼らはどうした? 瓦礫の中周囲を見回し、真っ先に飛び込んできたのは痣無しの金髪で。
あの真っ赤な上着は着て居なかったけれど、転がる色は確かに彼だ。>>41 走れぬ身体を揺らし近寄れば血色のいい顔が覗きはしたものの、それでも、触れた首筋に鼓動を感じる事は、結局、無かったのだけれども。]
(84) mzsn 2015/09/23(Wed) 23時半頃
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[何度、彼の名前を呼んだか。 幸々戸、痣無し、式使い、長男、 …理岐、
問いかけと共に身体を揺さぶっても返事は無く、 年相応に重い抜け殻を背負ったまま、悲痛な顔で探すのは、やっと知った自分の娘。*]
(85) mzsn 2015/09/23(Wed) 23時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
mzsn 2015/09/23(Wed) 23時半頃
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[“あの日”から。 病弱だった彼が変わり 動き回れる程には回復したのだという事を聞かされれば その“奇跡”を喜ぶように、男の表情にも笑みが戻るが]
礼なら、俺じゃ無くてリッくんに言うべきだぜ。 俺は、その………守られっぱなしだったからさ。
[そう言って頬をかく。 しかし、言ってから気付いた。 彼はもうこの世に――――――………]
(86) よつば 2015/09/23(Wed) 23時半頃
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え?
……眠ったまま?
[呆気にとられたように、男は繰り返す。 会ってくれないか、の返事には 何度も首を縦に振って。]
(87) よつば 2015/09/23(Wed) 23時半頃
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[何度も首を縦に振る男>>87に。 理央は嬉しそうにまた笑って、彼を嘗ては自室のあった離れ座敷へと案内する。]
"あの日"――。
三黒さんが兄を背負って帰って来てくれました。 でもその時には既に息も何も、していなくて。
[屋敷の中の酷いざわつきに。 出るなと言われた離れの部屋を抜け出し玄関へと走った。
兄の死など予期すらしていなかった子供は、泣いて、喚いて。 周囲が何度も死を告げて止めて、物理的に引き剥がそうとするのにさえ抵抗して、その病祓い――治癒の力を使った。]
(88) simotuki 2015/09/24(Thu) 00時頃
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傷は治ったんです。 心臓も動き出して。 息も吹き返した。
でも、でも……、目覚める事だけはなかったんです。
[離れの部屋の襖を開ける。 そこには和室に置かれたベッドの上、点滴を受けながら眠る理岐の姿。 髪はあの頃よりも少し長く。 染めていないのですっかり黒に戻っていた。]
(89) simotuki 2015/09/24(Thu) 00時頃
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足りないんです。
きっと僕だけじゃ。 リッキィを起こすには、『奇跡』には足りない。
[じっと神威の顔を見て。 邪魔はしないと、一歩入口の前から横へと退いた。*]
(90) simotuki 2015/09/24(Thu) 00時頃
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………クロちゃんが、か。
[>>88懐かしさすらも感じる名前。 今や自身の中に存在を感じない黒。 世話焼きな所は、きっと今でも変わってないんだろうなと 心の中で感傷に浸りながら、行き着く先は離れの部屋。]
リッくん。
[久しぶりに見た彼は。 出会ったあの頃と同じ、黒髪で。]
(91) よつば 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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ただいま。
[じわり、視界の黒髪が歪む。]
いやあ、あんなにしぶといリッくんが死ぬなんて ンな事あるわけないんだよな。
……勝負だって、決着付いてねーのにさ。
[明るく、繕ったような声色で。 しかし、男の頬を伝った涙は彼の頬に落ちる。 男が不死鳥《フェニクス》のままであれば、 目を覚ます事もあったんだろうか、とそんな事を思う。]
(92) よつば 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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………そうだ、これ。
[男は、分けて貰ったクレープを一つ取り出して]
俺の奢り、って訳じゃねーけど。 リッくん、腹、減ってるンじゃねえかって思ってさ。
[そっと、その枕元に置いた。]
(93) よつば 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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―数ヵ月後―
[人ごみのなかを女は歩く。 瞳は何度か忙しなく周囲を見、何かを探しているよう。]
……見つけた。
[そうして、黒衣の男に歩み寄る。]
おい、貴様。 あの時は、さんざ好き勝手ほざいてくれたな? だが――――
(94) reil 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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[ぎ、と睨み上げる。 そうして、目線を外し。]
……それだけだ。 あのあと、門の奥で知ったとはいえ、貴様のような者にしてやられた自分が口惜しいわ。 それを言うためだけに探した。 最早、これ以上貴様らに関わるつもりなど毛頭ない。
(95) reil 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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[そのまま、歩み去ろうとする。 そして、ふと立ち止まり]
あぁ、それと。 どこぞの馬鹿に伝えておけ。
(96) reil 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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――――不死鳥は、蘇るから不死なのだ、と。 そのうち、無くした羽もどうにでもなろうて。
[そう告げた女の顔は、どことなく、聖女と面影が似ていた。]
(97) reil 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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[そうして崩れた聖堂の中を見回す刹那、舞う光の粒>>29を視界にとらえる。
…何だ?
それは、先ほど見た不死鳥の聖なる輝きにも似ていた。が、それでいてどこか違う、しかしどこかで見た事のあるその輝き。 祭壇へと向かう光の粒子が形作るのは、一つの小さなシルエット。 横たわるそれは次第に形を取り戻し、呻き、起き上り、虚空に手を伸ばし、 温もりある皮膚の上に長い髪を揺らすのは――、]
(98) mzsn 2015/09/24(Thu) 01時頃
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…――仰九羅 璃紗…ッ!?
[先ほどまで対峙していた、倒した筈の女の顔を見るや否や、鋭い言葉と共に再び炎を身に纏う。 それでも疲労や負傷からか纏う炎は大人しく、燃えては静まり、静まってはまた燃やしてと力の出力にムラが見えるのは致し方なし。
たとえ女の目に涙が浮かんでいたとしても、刻まれた聖痕が光の中に消えたとしても、 熱風と火の粉を散らしながら、睨みつけた視線は殺気を孕む。 背負った幸々戸を焼かぬよう、消えかけの炎を揺らして。]
(99) mzsn 2015/09/24(Thu) 01時頃
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[背後の炎の気配にも、目を向けない。 ただひたすらに天を仰ぎ、祈りを捧げる]
……神威、様……っ
[その背に殺意どころか、負の感情は一切なく。 周囲の事は目に入らぬひたむきさだけがあった。]
(100) reil 2015/09/24(Thu) 01時頃
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――――……待って、エフ。
麗亞ねぇ、よーす、おかしい。
[>>99怒濤の展開に、ただ泣く他に出来ぬまま。 又従姉の気配に、しかし。それまでにない、何かを感じて。
傍ら。 ただ一人、共に残った男の裾を引っ張った。]
(101) yuo 2015/09/24(Thu) 01時半頃
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― 数ヵ月後:??? ―
おっと。
[人混みの中。 男は女と肩がぶつかる。 >>97それは、聖女に似た面影を持つ女だった。]
あー、やっと見つけた。 誰の仕業か分かんねーけど
“あの時代”の知り合いがいなくってさ。 けど安心した、これで―――――………
(102) よつば 2015/09/24(Thu) 01時半頃
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――――退屈しねーで済みそうだぜ。
[そう告げた男の顔は、どことなく、天使と面影が似ていた。]
(103) よつば 2015/09/24(Thu) 01時半頃
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―???―
……っち
[肩がぶつかり、僅かによろける。 小さく舌を打ちながら、普段はそのまま通り過ぎるはず
だが、その時ばかりは、何故か顔を見てしまった。]
…………っ、お前、は…………
[見開いた目。 そこに映るのは、紛れもなく――――]
(104) reil 2015/09/24(Thu) 01時半頃
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……っ!
[身を翻し、女は走った。 何故、こいつがここにいる。 自分以外に、転生を術を仕様した持ち主は、いないはずなのに。]
貴様になど……っ、会いたくなかったわ……っ
(105) reil 2015/09/24(Thu) 01時半頃
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……一ノ白………ッ!!
[息を切らせながら、それから逃げようと。]
(106) reil 2015/09/24(Thu) 01時半頃
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――ッ!
おい!仰九羅 璃紗! てめえ何でまだ生きてやがる!
おい!!
[何度その背に呼び掛けても返事は無く、天を仰ぐ女>>100は此方に見向きすらしない。 無視された事に激怒し火球を放ってもよかったが、そんな力は残念ながら残っておらず。
あちらの殺意の有無など知った事か。 あれだけやりあった相手をそのままにしておくなど、誰が出来よう。 何のつもりか。一体何をたくらんでいるのか。 どのようにして復活したのか。これから一体何をしようと言うのか。 浮かぶ疑問は数あれど、そのどれもが、今の自分に抑えきれる保証は無い。 二度ある事は三度あるってか?しぶとい奴め。
それでも傍らの存在>>101に服の裾を引かれれば、上がった熱も冷めると言う物。]
(107) mzsn 2015/09/24(Thu) 02時頃
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そうは言っても…!
[言われてみれば確かに、妙か。 日向の指摘に荒げていた声を抑え、耳を澄ませば女が口にするのは神威の名。 何だ?何に、祈って居る? 祈りか呪いか。判断のつかぬ物に僅かな動揺を揺らしながら、それでも確かめぬまでは油断はできない。
だが、一先ずは纏う炎を消そうか。 どの道これ以上は燃料切れだと、散らした火の粉を全て消して。 それでも何かあってはたまらぬと幸々戸の身体をその場に横たえ、黒銃を片手に下げると、 砕けたガラスを踏みしめながら祭壇へと近付いて行く。]
(108) mzsn 2015/09/24(Thu) 02時頃
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