8 DOREI品評会
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[無理やり飲んだ酒と、鉄錆の匂いにくらりと酔いを覚える。 血を流す男の姿を見ても何も心は動きはしなかったけれど]
―――… 、…っ
[冷たい言葉、黒い気配を滲ませる声に 金の瞳は一寸揺れた。 次に身動きが取れない体に向けられた鋭利な鋏にあっという間に全ての服を切られてしまえば、裸体を曝すだけ。 金の瞳に、見慣れない器具が飛び込んだけれどそれは一瞬の事。 機械の音と共に、両足が開かれて頭部は仰向けのまま下がりすぎる。その間も、拘束を解こうと足掻くが意味をなさない。 羞恥心が煽られ過ぎる体制、しかも相手が見えなければ尚の事。
こくりと、小さく喉を鳴らす。どくりどくりと全身に廻る血の音が聞こえてくるかのようだった。]
…なに する つもりだ、この変態野郎が…。
[なんとか声を出すも、震えた声になった。]
(77) 2010/04/08(Thu) 16時半頃
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[男は並べられた器具の中から、ボールギャグを手に取る。 くるりと振り返ると、使用人がキッチリ彼の両側に控え、客がそれを取り付ける準備の補助をしようとしている。 No,4の言葉は耳に入っていないのか、 男はただ不気味な笑いを漏らしながら近づいていく。 頭側から上下逆な彼の顔に手を伸ばし、ふと手を止める。 つい、と撫でるのは縦に顎から頬を経由して額。]
…誠心誠意を篭めて謝るなら、此れはやめてあげようか?
[目の前に口枷を良く見えるように、揺らす。]
(78) 2010/04/08(Thu) 16時半頃
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[身動きを取れないように体を固定されたまま 不気味な笑みを浮かべたままの、陰鬱な瞳を感じた。
視界に入るのは丸いボールがついた枷。 それが何かは、見れば解っていても]
――― …ハ
[鼻でひとつ笑ってから、顔に触れてくる手を 鬱陶しそうに小さく首を振る。]
てめぇに謝るなんて、死んでもやだね。
(79) 2010/04/08(Thu) 17時頃
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そういうと思ったよ。
[円いボールギャグを口に押し込んでNo,1へを視線を向ける。 彼の頭の後ろできっちりと締め付けてくれるように、と。 男が無理やりに口開けさせた時頬に少し紅い痕が残ったが、 どうやら傷にはなっていないようだった。]
(80) 2010/04/08(Thu) 17時半頃
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――ふふふふふふふ。
[男の甘い声は耳元で。 男が持って来たのは、勢い良く水の出るシャワー。 頭が下になった状態のNo,4の貌に向け、ノズルを捻る。 腕が疲れたらNo,1辺りに渡すかもしれない。
鼻から息を吸えばタイミングによっては水を吸い。 ボールギャグのせいで口を閉じることが出来ぬから、 口から息を吸うためには咥内の水を飲み干さねばならない。
男は、足を広げ股間を晒す男の其処に触れる事はしないが、 誰かが触れようとするならばそれを止める心算も無く。 水を飲みすぎる筈のNo,4の腹の上に置く重石を視線で探す*]
(81) 2010/04/08(Thu) 17時半頃
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――――っ
[からかわれているのか、 相手もこちらを嫌悪してるのか 自分の角度と墨色の長い髪で表情がうまく見えない。]
ン、…!
[頬に紅く痕があっても自分からは見えない。 かちりと歯に触れるまるい球体。 看護婦の格好をしたNO,1がそれを固定していく。]
っ、――― く。
[くらりと頭に血がのぼる。]
(82) 2010/04/08(Thu) 17時半頃
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―グロリアの寝室→舞台― [事を終えて、まだ抜き出されるも間もないか、背中から振ってくる声。 息は絶え絶えで、見上げることも出来ず、ただ、首をがくがくと震わせて、 漸くこくりと肯定できる様。まだ、痛みと絶頂の余韻が残る身体。 男を受け入れていた会陰から破瓜の血混じりのとろりとした粘液が零れて。 疲労と快楽の齎す熱が収まりきらない少女は羨望の眼差しで見られている ことも気づくことはなかった。]
[再び舞台に上がるまでの時間はあまりなく。シャワー室にはすでに先客が、 で絞ったタオルで、破瓜の跡が痛々しい局部を拭きとられるだけの処置。 まだ止まらぬ血の為に生理用ナプキンを装着したショーツは やはり白のレースつきのもの。 薄いナプキンからは赤が染み出しているのが分かりそう。
またしても白の薄いシルクのネグリジェはするするとまだ火照りの残る肌を 滑るように纏わりつきブラジャー装着を許されなかった、胸の果実は 先端のピンと張った尖りをあからさまに布越しに見せ付けている。 あからさまに行為の跡を物語る格好で舞台に立てさせられて 視線を全身に浴びて肌にぞくりと電撃が走った]
(83) 2010/04/08(Thu) 17時半頃
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…?
[耳元で聞こえる笑い声に、眼球を横に向けて 陰鬱な男を必死で睨むも目にはまだ涙が浮かぶ。]
グ ―――っ !!!!!
[勢いよく水が顔にかかって咄嗟に目を瞑り 顔を逸らそうとするが、首から上が抑えられていた。]
が、っ… ごぼ、
(84) 2010/04/08(Thu) 17時半頃
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[止めどなく水が口に入ってきて鼻で息をするにも 鼻で水を吸ってしまい、つんと痛みを感じた。 息苦しさが迫り、水の勢いを顔面に目一杯浴びる。
呼吸をするには水を飲むしかなく、無理やり喉を 動かして水を飲んでは息をしようとする。 ごぽぽと時折口の中から音を立てながら 息をするだけで今は必死になってしまう。]
ぐ、…ゲホ――― がふ
[水音に男が苦しむ声が混じる。]
(85) 2010/04/08(Thu) 17時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/08(Thu) 17時半頃
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[男は瞳の奥をとろりと溶かし、No.4が苦悶の表情を浮かべるのをただだだ眺める。 息出来ぬ期間が長い時は暫くだけ水を床に向け、彼の息が整いかけるギリギリで再び水を掛け始める。]
ふふ、ふふふふ。 気持ち良い事ばかりだと思ったら、おお間違いだよ?
[他の客や品物達からはどう見えるのか そんな事は男の思考の遥か彼方]
(86) 2010/04/08(Thu) 18時頃
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[視線で腹の上に乗せる重荷を探していたとも知らず とろりとした男の視線も水が顔の上に膜を張って見えなかった。
ぐらりと意識が離れるギリギリで引き戻される。 水を飲み続ける苦痛なんて知らなかった。 水が一時的に止まれば鼻からも酸素を吸い込む。]
――… うる、へぇ ッ
[口枷のせいで言葉はしっかりとした言葉にならない。 またすぐに、水が顔に、口に、鼻に掛かる。
徐々に飲み込めない水が口から溢れていく時間が増えていく。]
(87) 2010/04/08(Thu) 18時半頃
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そろそろ飲み過ぎた? 重石…彼女辺りちょうど良いのだけど…。
[くすしす笑いながら、シャワーをNo.1か使用人かに手渡すと、斜めに傾ぐ彼の腹に片方の肘をぐいとつき、頬杖。 男の顔をのぞき込む客の顔は、左目の端と左額から赤が縦に彩って居る。]
(88) 2010/04/08(Thu) 18時半頃
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[胃に冷たい水だけが満たされているのが解る。 シャワーの水が止まり、飲みきれない水はそのままで まずは鼻から呼吸しようと吸い込めば残っていた水を 鼻から吸う形になり、痛みに目をぎゅうと閉じた。
次に開けば、男の顔が近くにあり同時に腹部を肘で圧迫されれば]
…… …ッ が
[ごぽりと口の端からだらしなく水が逆流して流れ落ちた。 知らずのうちに流していた涙は水と混じりながら 左に血が彩る男の顔を見れば、僅かに口の端を上げて笑った。]
(89) 2010/04/08(Thu) 18時半頃
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謝ったら口のだけは外してあげるよ。
[出し続けるシャワーはどんどん温度が下がる。 びちゃぴちゃと跳ねる水飛沫は、同じ舞台に並ぶ品物も濡らすかもしれない。 男の顎からぽたり、落ちた紅は水たまりに広がり 首から下げた装身具の紅い石と同じ、温度**]
(90) 2010/04/08(Thu) 19時頃
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[謝るつもりはないと、水に濡れた瞳で訴える。 だが、手渡されたシャワーの温度が上がってくるのを感じて]
――… …っ、がばばごぼぽッッ
[水で満たされた口から泡も溢れ出す。 ぎちりと手足を革で拘束されたまま、椅子ごと体を揺らす。]
ごぼぼぼっ!!!
[声にならない抵抗する声は、勢いのよいシャワーの音に消され 腹部を刺す肘があるからか、これ以上湯も飲み込めない。]
(91) 2010/04/08(Thu) 19時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/08(Thu) 19時頃
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[全身に電撃が走ってふるりと身体が震えたのを ヨアヒムが見逃すはずはない。]
『ロストヴァージンの後がどうなっているか身体検査、するん、だな』
[疲労と残滓が色濃く残る身体は、抵抗しきれるはずもなく、あっという間に 手術台にがっちりと、両手両足を固定されて、 先ほどまでの体位以上に尻を持ち上げさせられて。 シルクのランジェリーはだらりと胸の果実が見え隠れするまでに 役立たずに垂れ下がり はっきりと鮮血がにじむナプキンが薄布越しに伺える状態]
(92) 2010/04/08(Thu) 19時半頃
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[これほどまでの恥辱、声をも楽しむつもりもあるのだろう。 態と猿轡はつけさせられない。 せめて出来るだけ声は出すまいとしようと唇は噛んで耐えようとした。]
真っ赤、なんだな。さぞかし赤い花が咲いているんだな。
[ショーツが取り払われて、赤い、花弁が露になる。上に咲く小さな菊花も 周りを覆う海草の様な恥毛も一本一本はっきりと見せる様に やや熱い光はちりりと血と粘液で濡れている局部を照らし出した。 熱さに耐えかねて桃尻が少し震える]
……んっ…ゃっ
[小さく悲鳴のような声が口の端から漏れた]
(93) 2010/04/08(Thu) 19時半頃
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何? 何言ってるか、判らないよ。
[がぼがぼと音を立てるNo,4に、くすくすと笑みを返す。 一度シャワーを止めるように言いながら、ぐりぐりと肘は埋めた侭。 甘い声に顔を上げれば、どうやらNo,7が客の指示で尻を上げて居るのが、見えて。]
…――此処に乗せてみようか? 別の娘でも良いけど。
[ヨアヒムに問う。 腹に埋める肘と別の手を、No,4の勃つ気配の無い棒に絡め、ぴこんと立てて見せた。]
(94) 2010/04/08(Thu) 20時頃
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ごぶっ… 〜〜っっ!!
[吐き切れもしない湯が熱湯に変わりつつある恐怖が次に襲ってくる。口からは水がボールの隙間からも流れ落ちていく。 呼吸困難になる寸前で、シャワーは止まりまた鼻でだけ息を繰り返す。酔いと、酸欠と頭が下がりすぎていて、意識がぼぉと遠のいている気がした。
ずず、と鼻の奥に水が入って痛みを与えるのも呼吸する事だと思えば耐えられるが、腹部をぐりと抉られれば
こぽり、ごぼぼ、と胃から水が逆流してきて咳き込むと同時に口からまた水が飛沫混じりで流れ出た。]
ッン がは…、 ぅ …―――
[声にならない声しか出て来ない。数時間の間に3度も射精した棒は勃つはずもなく男の手で遊ばれるだけ。]
(95) 2010/04/08(Thu) 20時頃
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痛いのも嫌、恥ずかしいのも嫌。 でも両方が堪えられるようになったら、 強くなれる気がする……。
[果たしてそこに、客の求める商品としての価値があるのかは分からないけれど。 今正に痛みを訴える両脚の間、未知の感覚をやり過ごしながら、照明に照らされた舞台へ。]
……!!
[先ほど散々イアンを罵倒したが、分娩椅子(少女はその存在を知らない)で斜めにされている青年の下半身に、思わず目を逸らした。咄嗟にイアンのそれと巨きさを比べていた自分に気付いて。 頭に血が上っているだろうに、強制的に水を飲まされている。助けたいのに、その術はない。そして、心の片隅で自分でなくてよかったと、ホッとしている卑怯な自分がいた。 でっぷり太った中年の餌食になっているマーゴにしても、それは同じ。]
……売りこまなきゃいけない、のに、 苦しいのも……恥ずかしいのも、やっぱり、
[ふるふると頭を振って拒否しようとする少女を、無慈悲に掴むのはスタッフの屈強な腕。「恥辱で人は殺せない」そう、パトリシアは教えてくれたけれど。]
(96) 2010/04/08(Thu) 20時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/08(Thu) 20時頃
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[青年の苦悶の声が聞こえる。 考えるより先に、痛みも越えて身体が動いていた。 台の下に駆け寄る。遅れて、下肢と左足首の枷から、また血が滲んだ。]
そんなこと、したら……死んでしまう!
(97) 2010/04/08(Thu) 20時頃
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[それから、No,1の腰を引きよせ耳朶を柔く噛む。 左に流れる赤が、彼女のブルネットを汚した。]
君は良く出来る子だ。 ボクが望む事も、判るね?
[言って、彼女の手をそっとNo,4の腹に置く。 男はNo,4の顔側へと行き彼の顔を逆様から覗き込み、シャワーを手に彼の顔を笑み含む顔を見詰める。]
言いたいことがあるなら、聞くけど?
[手のシャワーは彼の耳に当てられ、激しい水音と共に水をいれ込む。 水の恐怖を、少しでも深めようと。]
(98) 2010/04/08(Thu) 20時頃
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小僧 カルヴィンは、ランタン職人 ヴェスパタインをキッと強い瞳で睨みつけた。
2010/04/08(Thu) 20時半頃
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死なす筈ないじゃないか。 ボクを見くびってもらっちゃ、困るよ?
[駆けよってきたNo,2に、優しげな笑みを向ける。 伸ばした手は、ぴこぴこと彼の肉棒を弄った侭。]
(99) 2010/04/08(Thu) 20時半頃
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……ッ!
見くびっているわけじゃない。 でもあんな、苦しそうで……。
[見ていられない。今迄道端で野垂れ死ぬ者など、弱者だ敗者だと放置していた自分が、何故これしきで心動かされるのか。 つい気になってしまう、下半身の方は見ないようにしながら、逆立ったままびしょ濡れになった髪の張り付く彼の顔を見詰めた。]
口のアレ、外してあげられない?
…………僕に着けてくれていいから。
(100) 2010/04/08(Thu) 20時半頃
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小僧 カルヴィンは、「僕に口での奉仕を覚えさせたいなら、別だけど」と淡々と零す。足元に落ちた視線。
2010/04/08(Thu) 20時半頃
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[視線が仰向けのままなので、ライトばかり見える気がした。 時々見えるとしても、水の流れか笑う男の顔だ。 腹の圧が消えたと思えば、再び訪れてごぼりと水を吐く。 さかさまの状態で覗きこまれれば、胡乱な眼で睨んだ。 同時に、腹は違う誰かが押しているのだと解った。]
… ―― ハ、 … ひい かほに なったひゃ …
[いい顔になったじゃねぇか。 と、かちかちとボールに歯が当たるまま嘲笑を出来るだけ浮かべて言おうとした。口も長時間開きっぱなしで顎が痛みを覚え始める。 言葉が途中で途切れたのは、耳の中に勢い良く注がれた水のせい。水音が近すぎて、びく、と身体が小さく震える。誰かが近付いてくる気配がしてもそのせいで誰か解らないままだった。]
〜〜…… ぁぁあ あ゛ ――― !!
[耳の奥を水が突き破ってくる恐怖に、声を堪える事を許されない口から声が溢れた。]
(101) 2010/04/08(Thu) 20時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/08(Thu) 20時半頃
若者 テッドは、声と同時に喉に溜まった水がごぼごぼと音を立てているのも気付けない。
2010/04/08(Thu) 20時半頃
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[悲鳴にびくっと肩を竦ませ、ヴェスパタインが手にした凶器――シャワーノズルをひったくろうと慌てて手を伸ばす。真正面からだから、避けるのは簡単だろうが、矢張り考えるより先に手が出ていた。]
(102) 2010/04/08(Thu) 20時半頃
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んーん、何言ってるか判らないよ。 困ったなァ、言葉、判らなくなっちゃった?
[くすくす笑いはそのままに、耳元に近づけたシャワーを手で包むようにして耳に押しつけた。 水圧で鼓膜を破る事は無いだろうけれど、ただ、大音量の水音が彼を苛む事は知って居る。 そのまま彼の下肢に伸ばした手で自身の髪を掻き上げつつ、 身体の小さな少女の言葉>>100に僅か、眼を眇める。]
…――君も、No,6みたいなモノ? 彼に何か?
[首を傾けると、濡れた髪は肩を落ちない。 薄い赤が口唇に流れ、舌舐めずりをする様は絵本の醜い魔女の様。]
(103) 2010/04/08(Thu) 20時半頃
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…何、してるの?
[足元で踊るシャワーのホースを裸足の足で踏み。 No,2とつけられた少女を、上から冷たい瞳で見下ろした。]
(104) 2010/04/08(Thu) 20時半頃
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No.6がどうだか知らないけれど、 死にそうなのは見るに堪えない。 それだけのことだ。
[好悪というより、彼に感謝している部分はあるが、そう義理堅い性格でもない。 掴み損ねたシャワーは周囲に湯を撒き散らしながら、床にガツンと落ちる。少女の、そしてヴェスパタインやツィーの服といわず肌といわず飛沫がかかった。 ヴェスパタインの機嫌を損ねることに、底知れぬ怯えはあったが、それを見せぬよう威嚇するように睨めつけたまま、]
(105) 2010/04/08(Thu) 20時半頃
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[墨色の髪の男の言葉は片耳でしか聞こえない。 大音量の水音が、先刻までの行為を思い出させて]
っぐ、… がふ
[喉を鳴らせば水が上手く喉を通らず咽てしまう。 何とか口の中からぬるま湯は消えたけれど、腹を手で圧迫されれば、時折、胃から水が込み上げてボールと口の隙間から涎混じりで水が頬と髪を伝うようにして流れていく。]
ゲホッ…っ 。
[喉奥に残る水が嫌で咳を苦しそうに繰り返す。 棒を弄られても頭に血がのぼったままでもあり、勃つ様子はまだ見せないだろう。]
(106) 2010/04/08(Thu) 20時半頃
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